JPS6145874Y2 - - Google Patents
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- JPS6145874Y2 JPS6145874Y2 JP7536880U JP7536880U JPS6145874Y2 JP S6145874 Y2 JPS6145874 Y2 JP S6145874Y2 JP 7536880 U JP7536880 U JP 7536880U JP 7536880 U JP7536880 U JP 7536880U JP S6145874 Y2 JPS6145874 Y2 JP S6145874Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、化学変化とその量的関係において
液体の電気分解実験、気体と気体の反応実験、反
応物の質量と発生気体の定比例実験の3実験を行
い得る機能を有する化学反応実験器に関する。
液体の電気分解実験、気体と気体の反応実験、反
応物の質量と発生気体の定比例実験の3実験を行
い得る機能を有する化学反応実験器に関する。
上述の3実験は化学変化とその量的関係を理解
するにおいて極めて緊密な関連性があるにもかか
わらず、従来1機種でこの3実験を行うことので
きる機能を有する実験器はなく、電気分解実験に
は電解装置、反応実験にはユージオメータを用い
るなどそれぞれの実験器を用いて各実験を行つて
いた。すなわち上述の3実験を行うには3種類の
実験器が必要であり、化学変化とその量的関係を
よりよく理解するために電気分解実験で得られた
気体を用いて、分解の逆である反応実験を行うと
いつた場合、実験手順が複雑化し、非能率的なも
のとなるばかりでなく、気体の移換時などに空気
が混入し実験精度が低下するといつた欠点を有す
るものである。
するにおいて極めて緊密な関連性があるにもかか
わらず、従来1機種でこの3実験を行うことので
きる機能を有する実験器はなく、電気分解実験に
は電解装置、反応実験にはユージオメータを用い
るなどそれぞれの実験器を用いて各実験を行つて
いた。すなわち上述の3実験を行うには3種類の
実験器が必要であり、化学変化とその量的関係を
よりよく理解するために電気分解実験で得られた
気体を用いて、分解の逆である反応実験を行うと
いつた場合、実験手順が複雑化し、非能率的なも
のとなるばかりでなく、気体の移換時などに空気
が混入し実験精度が低下するといつた欠点を有す
るものである。
この考案は上述の欠点を解決し、3実験を行い
得る機能を有する化学反応実験器の提供を目的と
する。
得る機能を有する化学反応実験器の提供を目的と
する。
以下この考案の化学反応実験器の実施例を図面
にもとづいて詳述する。
にもとづいて詳述する。
第1図、第2図は気体合成用の反応管1と、液
体電解用でかつ気体生成用のH形管2とから成る
化学反応実験器を示している。
体電解用でかつ気体生成用のH形管2とから成る
化学反応実験器を示している。
上述の反応管1は耐圧性で透明な材質より形成
され、上方正面には体積目盛3が設けられ、上端
近傍には周知の圧電点火器(図示せず)の各極に
結線された放電電極4・4′が設置されている。
また反応管1の上端には適宜のスプレー(又は注
射器など)に接続される排気管5が形成され、下
端は開口しているとともに切欠き6・6′が形成
されている。そして排気管5の途中には排気管5
を開通あるいは閉鎖自在な開閉コツク7が設けら
れている。
され、上方正面には体積目盛3が設けられ、上端
近傍には周知の圧電点火器(図示せず)の各極に
結線された放電電極4・4′が設置されている。
また反応管1の上端には適宜のスプレー(又は注
射器など)に接続される排気管5が形成され、下
端は開口しているとともに切欠き6・6′が形成
されている。そして排気管5の途中には排気管5
を開通あるいは閉鎖自在な開閉コツク7が設けら
れている。
H形管2は耐酸性で透明な材質で形成され、一
対の垂直管8・8′とこの垂直管8・8′を下方で
連結する水平管9とにより構成されている。水平
管9の中央部にはH形管2内に液体を注入するた
めの注入管10が形成されており、この注入管1
0は適宜のロート(図示せず)に管11で接続さ
れている。また各垂直管8・8′の上方正面には
体積目盛12・12′が設けられ、下端には着脱
自在な蓋13・13′が液密に取付けられてい
る。この蓋13・13′中央には内部に導線1
4・14′を有する支柱15・15′が液密にかつ
上下方向に摺動自在に挿通されている。導線1
4・14′の外端は適宜の電源の各極に接続さ
れ、垂直管8・8′側内端は第3図に示すような
支柱15・15′の上端に固定され上方部が開口
した耐薬品性金属製篭型の電極16・16′に接
続されている。
対の垂直管8・8′とこの垂直管8・8′を下方で
連結する水平管9とにより構成されている。水平
管9の中央部にはH形管2内に液体を注入するた
めの注入管10が形成されており、この注入管1
0は適宜のロート(図示せず)に管11で接続さ
れている。また各垂直管8・8′の上方正面には
体積目盛12・12′が設けられ、下端には着脱
自在な蓋13・13′が液密に取付けられてい
る。この蓋13・13′中央には内部に導線1
4・14′を有する支柱15・15′が液密にかつ
上下方向に摺動自在に挿通されている。導線1
4・14′の外端は適宜の電源の各極に接続さ
れ、垂直管8・8′側内端は第3図に示すような
支柱15・15′の上端に固定され上方部が開口
した耐薬品性金属製篭型の電極16・16′に接
続されている。
上述した構成の反応管1とH形管2とは、H形
管2が反応管1の体積目盛3の最下部目盛より下
方に位置して適宜のスタンドに固定自在な支持具
17に一体的に保持されている。しかも反応管1
とH形管2とは、反応管1の体積目盛3の最下部
目盛近傍の側方とH形管2の垂直管8・8′上端
間に設けられた連通管18・18′により連通さ
れている。そして連通管18・18′の途中には
連通管18・18′を開通あるいは閉鎖自在な開
閉コツク19・19′が設けられている。
管2が反応管1の体積目盛3の最下部目盛より下
方に位置して適宜のスタンドに固定自在な支持具
17に一体的に保持されている。しかも反応管1
とH形管2とは、反応管1の体積目盛3の最下部
目盛近傍の側方とH形管2の垂直管8・8′上端
間に設けられた連通管18・18′により連通さ
れている。そして連通管18・18′の途中には
連通管18・18′を開通あるいは閉鎖自在な開
閉コツク19・19′が設けられている。
以上述べた化学反応実験器を用いてたとえば水
の電気分解実験を行う場合、開閉コツク19・1
9′を開き、適宜のロートによつて注入管10か
ら硫酸、硝酸、リン酸の希溶液をH形管2内に注
入充満させ開閉コツク19・19′を閉じる。こ
の希溶液注入作業は、H形管2内の空気が開閉コ
ツク19・19′を開くことによりすみやかに反
応管1中に排出できるので容易に行える。そして
各電極16・16′にそれぞれ適宜の電源の各極
を接続して分解電圧を加えると陽極16又は1
6′側で酸素ガスが発生し垂直管8又は8′に補集
され陰極16′又は16側で水素ガスが発生し垂
直管8′又は8に補集される。このようにして補
集された各ガスの体積を体積目盛12・12′で
読取ることにより水における酸素と水素の量的関
係(モル比)を知ることができる。
の電気分解実験を行う場合、開閉コツク19・1
9′を開き、適宜のロートによつて注入管10か
ら硫酸、硝酸、リン酸の希溶液をH形管2内に注
入充満させ開閉コツク19・19′を閉じる。こ
の希溶液注入作業は、H形管2内の空気が開閉コ
ツク19・19′を開くことによりすみやかに反
応管1中に排出できるので容易に行える。そして
各電極16・16′にそれぞれ適宜の電源の各極
を接続して分解電圧を加えると陽極16又は1
6′側で酸素ガスが発生し垂直管8又は8′に補集
され陰極16′又は16側で水素ガスが発生し垂
直管8′又は8に補集される。このようにして補
集された各ガスの体積を体積目盛12・12′で
読取ることにより水における酸素と水素の量的関
係(モル比)を知ることができる。
次に気体反応実験を行う場合であるが、上述の
電気分解実験で補集された酸素と水素を用いるこ
とにより極めて効率よくこの実験が行える。その
実験手順は化学反応実験器の下に水を入れた適宜
の水槽を置き、反応管1の下端をこの水槽水中に
入れる。この時開閉コツク7は開き、開閉コツク
19・19′は閉じておく。そして排気管5にス
プレー(又は注射器)を取付け水槽の水を反応管
1内に吸上げ充満させて後開閉コツク7を閉じ
る。次に硫酸、硝酸、リン酸の希溶液をH形管2
に注入充満させる。このとき開閉コツク19・1
9′は開いており連通管18・18′中の空気をも
反応管1中に排出して後開閉コツク19・19′
を閉じる。そして再度開閉コツク7を開きスプレ
ー(又は注射器)で反応管1中の空気を完全に外
部に排出し開閉コツク7を閉じる。このことによ
り反応管1は水、H形管2は希溶液で満たされる
ことになる。なお、これまでの作業は上述の電気
分解実験を行う前に予め行つておくものである。
電気分解実験で補集された酸素と水素を用いるこ
とにより極めて効率よくこの実験が行える。その
実験手順は化学反応実験器の下に水を入れた適宜
の水槽を置き、反応管1の下端をこの水槽水中に
入れる。この時開閉コツク7は開き、開閉コツク
19・19′は閉じておく。そして排気管5にス
プレー(又は注射器)を取付け水槽の水を反応管
1内に吸上げ充満させて後開閉コツク7を閉じ
る。次に硫酸、硝酸、リン酸の希溶液をH形管2
に注入充満させる。このとき開閉コツク19・1
9′は開いており連通管18・18′中の空気をも
反応管1中に排出して後開閉コツク19・19′
を閉じる。そして再度開閉コツク7を開きスプレ
ー(又は注射器)で反応管1中の空気を完全に外
部に排出し開閉コツク7を閉じる。このことによ
り反応管1は水、H形管2は希溶液で満たされる
ことになる。なお、これまでの作業は上述の電気
分解実験を行う前に予め行つておくものである。
以上の状態で前述の電気分解実験を行い垂直管
8・8′に補集された酸素と水素を任意の量だけ
開閉コツク19・19′の開閉により連通管を経
て反応管1中に送り任意比の混合気体を作る。そ
して放電電極4・4′により混合気体を爆発させ
ると水が合成されて余分の気体が残留する。そし
て水素と酸素の量をかえて同様に実験を繰返すこ
とにより、反応する気体の体積関係を知るに必要
なデータが得られる。
8・8′に補集された酸素と水素を任意の量だけ
開閉コツク19・19′の開閉により連通管を経
て反応管1中に送り任意比の混合気体を作る。そ
して放電電極4・4′により混合気体を爆発させ
ると水が合成されて余分の気体が残留する。そし
て水素と酸素の量をかえて同様に実験を繰返すこ
とにより、反応する気体の体積関係を知るに必要
なデータが得られる。
なお上述の気体反応実験の爆発による衝撃は反
応管1および水槽の水がすみやかに吸収するので
安全である。しかも反応管1の下端に形成した切
欠き6により下端が水槽底部で密封されることが
なく、反応管1中の水は確実に反応管1外へ流出
することができるので爆発による衝撃は確実に水
により吸収される。
応管1および水槽の水がすみやかに吸収するので
安全である。しかも反応管1の下端に形成した切
欠き6により下端が水槽底部で密封されることが
なく、反応管1中の水は確実に反応管1外へ流出
することができるので爆発による衝撃は確実に水
により吸収される。
以上のようにこの化学反応実験器は、電気分解
で得られた気体をすみやかに気体反応実験に使用
でき、これら2実験が極めて効率よく能率的に行
えるとともに、気体反応の逆である電気分解を前
提として行うものであり、化学変化とその量的関
係を理解するにあたり極めて効果が大きいもので
ある。
で得られた気体をすみやかに気体反応実験に使用
でき、これら2実験が極めて効率よく能率的に行
えるとともに、気体反応の逆である電気分解を前
提として行うものであり、化学変化とその量的関
係を理解するにあたり極めて効果が大きいもので
ある。
また反応物の質量と発生気体の定比例実験を行
う場合、まずH形管2から蓋13・13′を取外
し、各電極16・16′中に秤量した金属を入れ
て格納する。なお各電極16・16′に格納する
金属は同質のものであれば質量の異る量を格納
し、異物質のものであれば等量を格納するなど目
的に応じて選択するものである。そして蓋13・
13′をH形管2に取付け支柱15・15′を押し
上げて電極16・16′を各垂直管8・8′の上端
に位置させる。次に開閉コツク19・19′を開
いて、ロートからH形管2内に水を約1/2程度注
入し、その後稀酸をH形管2内に先に入れた水が
連通管18・18′に達しH形管2より空気が完
全に排出されるまで注入し、開閉コツク19・1
9′を閉じる。この際稀酸は水よりも重くH形管
2上部は水で満たされるので電極16・16′に
格納された金属は稀酸に触れることがなく反応を
起こさない。そこで支柱15・15′を下げて、
電極16・16′に格納された金属をH形管2の
下部にある稀酸に触れさせると反応して水素が発
生し、各垂直管8・8′上部に補集される。そし
て金属がなくなつたところで、H形管2の液面と
ロートの液面を合わせて気体の体積を測定する。
このことを繰返すことにより反応物の質量と発生
気体の関係を知るに必要なデータが得られる。
う場合、まずH形管2から蓋13・13′を取外
し、各電極16・16′中に秤量した金属を入れ
て格納する。なお各電極16・16′に格納する
金属は同質のものであれば質量の異る量を格納
し、異物質のものであれば等量を格納するなど目
的に応じて選択するものである。そして蓋13・
13′をH形管2に取付け支柱15・15′を押し
上げて電極16・16′を各垂直管8・8′の上端
に位置させる。次に開閉コツク19・19′を開
いて、ロートからH形管2内に水を約1/2程度注
入し、その後稀酸をH形管2内に先に入れた水が
連通管18・18′に達しH形管2より空気が完
全に排出されるまで注入し、開閉コツク19・1
9′を閉じる。この際稀酸は水よりも重くH形管
2上部は水で満たされるので電極16・16′に
格納された金属は稀酸に触れることがなく反応を
起こさない。そこで支柱15・15′を下げて、
電極16・16′に格納された金属をH形管2の
下部にある稀酸に触れさせると反応して水素が発
生し、各垂直管8・8′上部に補集される。そし
て金属がなくなつたところで、H形管2の液面と
ロートの液面を合わせて気体の体積を測定する。
このことを繰返すことにより反応物の質量と発生
気体の関係を知るに必要なデータが得られる。
しかも上述の実験はH形管2の形状を生かし、
一操作で2データが得られるので能率的な実験が
行える。
一操作で2データが得られるので能率的な実験が
行える。
以上述べたようにこの考案の化学反応実験器に
あつては、液体の電気分解実験、気体と気体の反
応実験、反応物の質量と発生気体の定比例実験の
3実験を行うことのできる機能を有するものであ
り、しかも各実験を極めて能率よく行えかつ電気
分解と気体反応の2実験を関連づけて行えるもの
であり、化学変化とその量的関係をよりよく理解
できるものである。さらに3実験を行う機能を一
体化したので、一実験あたりの実験器購入費の節
減が可能である。
あつては、液体の電気分解実験、気体と気体の反
応実験、反応物の質量と発生気体の定比例実験の
3実験を行うことのできる機能を有するものであ
り、しかも各実験を極めて能率よく行えかつ電気
分解と気体反応の2実験を関連づけて行えるもの
であり、化学変化とその量的関係をよりよく理解
できるものである。さらに3実験を行う機能を一
体化したので、一実験あたりの実験器購入費の節
減が可能である。
なお前述の実施例において電極16・16′は
上方が開口した篭型としたが、金属が微量になる
とき回りに水素が付着すると浮いてしまうことが
ありこの点を考慮して電極16・16′に蓋を取
付けてもよいし、第4図に示すように耐酸性樹脂
製の台座20に密着コイル状の耐酸性金属線で篭
21を形成し固定するとともに台座20と一体の
支柱22中に金属線21を挿通し、篭21に耐酸
性樹脂製の蓋23を着脱自在に設けて電極として
もよいし、第5図に示すように耐酸性金属板を十
字型に組んで電極板24を形成し、この電極板2
4を断面凹型の耐酸性樹脂製の台座25に嵌着
し、この台座25に耐酸性樹脂製の篭26を上方
より被着して電極としてもよい。
上方が開口した篭型としたが、金属が微量になる
とき回りに水素が付着すると浮いてしまうことが
ありこの点を考慮して電極16・16′に蓋を取
付けてもよいし、第4図に示すように耐酸性樹脂
製の台座20に密着コイル状の耐酸性金属線で篭
21を形成し固定するとともに台座20と一体の
支柱22中に金属線21を挿通し、篭21に耐酸
性樹脂製の蓋23を着脱自在に設けて電極として
もよいし、第5図に示すように耐酸性金属板を十
字型に組んで電極板24を形成し、この電極板2
4を断面凹型の耐酸性樹脂製の台座25に嵌着
し、この台座25に耐酸性樹脂製の篭26を上方
より被着して電極としてもよい。
第1図、第2図、第3図はこの考案の化学反応
実験器の一実施例を示し、第1図は正面図、第2
図は側面図、第3図は電極の拡大斜視図であり、
第4図、第5図は電極の他の実施例の斜視図であ
る。 1……反応管、2……H形管、4……放電電
極、5……排気管、8・8′……垂直管、9……
水平管、16・16′……電極、18・18′……
連通管。
実験器の一実施例を示し、第1図は正面図、第2
図は側面図、第3図は電極の拡大斜視図であり、
第4図、第5図は電極の他の実施例の斜視図であ
る。 1……反応管、2……H形管、4……放電電
極、5……排気管、8・8′……垂直管、9……
水平管、16・16′……電極、18・18′……
連通管。
Claims (1)
- 下端部には開口部を形成し、上端部には内部気
体排気用の排気管を設け、上方部には気体反応用
の放電電極を設けた反応管と、前記反応管の中間
部より下方に位置し、一対の垂直管を水平管によ
り連結して形成した電解用H形管と、開閉弁を有
し、前記反応管の中間部と電解用H形管の各垂直
管上端部とを連通する連通管と、前記電解用H形
管の各垂直管内に垂直管軸上下方向に摺動自在に
設けられるとともに垂直管に対し着脱自在に設け
られ、かつ試料を前記電解用H形管に注入された
反応液と接触可能に格納自在な格納部が形成され
た電極とを有する化学反応実験器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7536880U JPS6145874Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7536880U JPS6145874Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56176041U JPS56176041U (ja) | 1981-12-25 |
JPS6145874Y2 true JPS6145874Y2 (ja) | 1986-12-23 |
Family
ID=29438046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7536880U Expired JPS6145874Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6145874Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200139382A (ko) * | 2019-06-04 | 2020-12-14 | 김기원 | 기체 반응을 관찰할 수 있는 교육용 실험기구 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6131428B2 (ja) * | 2012-09-25 | 2017-05-24 | 日鉄住金テックスエンジ株式会社 | ガス爆発体験装置 |
WO2014077211A1 (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-22 | Sugiyama Masaaki | 水の電気分解実験用キット |
-
1980
- 1980-05-30 JP JP7536880U patent/JPS6145874Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200139382A (ko) * | 2019-06-04 | 2020-12-14 | 김기원 | 기체 반응을 관찰할 수 있는 교육용 실험기구 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56176041U (ja) | 1981-12-25 |
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