JPS6225195A - 炭化水素油供給原料を触媒により脱ろうする方法 - Google Patents

炭化水素油供給原料を触媒により脱ろうする方法

Info

Publication number
JPS6225195A
JPS6225195A JP61149846A JP14984686A JPS6225195A JP S6225195 A JPS6225195 A JP S6225195A JP 61149846 A JP61149846 A JP 61149846A JP 14984686 A JP14984686 A JP 14984686A JP S6225195 A JPS6225195 A JP S6225195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sapo
catalyst
silicoaluminophosphate
item
feedstock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61149846A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0631328B2 (ja
Inventor
スチーブン ジエイ.ミラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chevron USA Inc
Original Assignee
Chevron Research and Technology Co
Chevron Research Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chevron Research and Technology Co, Chevron Research Co filed Critical Chevron Research and Technology Co
Publication of JPS6225195A publication Critical patent/JPS6225195A/ja
Publication of JPH0631328B2 publication Critical patent/JPH0631328B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G45/00Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds
    • C10G45/58Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to change the structural skeleton of some of the hydrocarbon content without cracking the other hydrocarbons present, e.g. lowering pour point; Selective hydrocracking of normal paraffins
    • C10G45/60Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to change the structural skeleton of some of the hydrocarbon content without cracking the other hydrocarbons present, e.g. lowering pour point; Selective hydrocracking of normal paraffins characterised by the catalyst used
    • C10G45/64Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to change the structural skeleton of some of the hydrocarbon content without cracking the other hydrocarbons present, e.g. lowering pour point; Selective hydrocracking of normal paraffins characterised by the catalyst used containing crystalline alumino-silicates, e.g. molecular sieves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J29/00Catalysts comprising molecular sieves
    • B01J29/82Phosphates
    • B01J29/84Aluminophosphates containing other elements, e.g. metals, boron
    • B01J29/85Silicoaluminophosphates [SAPO compounds]

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔本発明の背景〕 〔本発明の技術分野〕 本発明は炭化水素油を触媒により脱ろう(dewax)
する方法に関する。特に本発明は炭化水素油供給原料を
中間的気孔孔径をもつシリコアルミノ燐酸塩分子篩(s
ilicoaluminophospl+aLe  m
olecularsieve)と少なくとも一種類の第
■族金属とからなる触媒と供給原料とを接触させること
により脱ろうすることに関する。
〔従来法についての記載〕
石油留出物を脱ろうする方法はよく知られている。脱ろ
うは、低温で、例えば潤滑油、加熱用油、ジェット燃料
を流動性に保つのに必要な製品中に高度にパラフィン性
の油を使用しなければならない時に必要になる。この種
の油中に存在する比較的大きな分子量の直鎖及びわずか
に分岐したパラフィンは油の高い流動点及び高い曇り点
の原因になる9 もし、適切な低い流動点を得たいなら
ば、これらのろうは完全に又は部分的に除去されなけれ
ばならない、従来種々の溶剤による除去法が用いられて
きており、例えばプロパン脱ろう、MEK脱ろうが用い
られてきているが、これらの方法はコストが高く、時間
のかかるものであった。触媒による脱ろう法は、もっと
経済的で蒸留によっであるものは除去できる低い分子−
量の生成物を生ずるように長い鎖のn−パラフィンを選
択的に分解することによってこの目的が達成される。
従来法の脱ろう触媒は、それらの選択性の故に、−mに
直り14n−パラフィン単独或はわずかに分岐した鎖の
パラフィンと一緒にとり込めるが、もっと高度に分岐し
たもの、脂環族及び芳香族は排除する孔径の気孔を有す
るアルミノ珪酸塩ゼオライトからなっていた。脱ろう法
におけるこの目的のためG、:、ZSM−5、ZSM−
11、ZSM−12、ZSM−23、ZSM−35及び
ZSM−38の如きゼオライトが提案されており、それ
らの使用は次の米国特許に記載されている: 3,70
0,585;3.894,938.4,176.050
;4,181.598;4,222,855:4.22
9,282及び4,247,388゜この種の脱ろう法
は分解(cracking)反応によって機能を発揮す
るので、数多くの有用な生成物が一層低い分子量の物質
へ劣化される0例えばろう質パラフィンはブタン、プロ
パン、エタン及びメタンに分解されることがあり、その
ためいずれにせよ油のワックス性に寄与しない一層軽い
n−パラフィンになることがある。これらの軽い生成物
は−mに大きな分子量の物質よりも価値が低いので触媒
により脱ろう中に行なわれる分解度を制限することが望
ましいことは明らかである。
脱ろう法て得られる生成物の性質に関して優れた選択性
をもつ脱ろう触媒が今度見出だされた。
脱ろう法であるシリコアルミノ燐酸塩分子篩触媒を用い
ることによって、炭化水素油供給原料は効果的に脱ろう
され、その場合得られる生成物は従来のアルミノ珪酸塩
ゼオライ°トを用いて得られるよりも大きな分子量をも
っている。又、特に潤滑油供給原料に関して、本発明の
脱ろう法で・得られる生成物は前述のアルミノ珪酸塩ゼ
オライトを用いた従来法に比較して、与えられた流動点
の一層良い粘度及び粘度指数を有する。
〔本発明の要約〕
本発明により、350°Fより高い沸点をもち、直鎖及
びわずかに分岐した鎖の炭化水素を禽む炭(ヒ水素油供
給原料を触媒により脱ろうする方法において、前記油供
給原料を中間的気孔孔径を6つシリコアルミノ燐酸塩分
子篩及び少なくとも一種類の第■族金属からなる触媒と
接触させることからなる改良法が発見された。
本発明の方法で用いられるシリコアルミノ燐酸塩分子篩
は米国特許第4.440,871.号に記載されており
、それはプ考のためここに記載されている。
本発明の方法はろう質n−パラフィンを非ろう質パラフ
ィンへ選択的に転化することが見出だされている。処理
中ろう質パラフィンは穏やかな分解反応を受け、従来の
ゼオライト触媒?用いて得られる生成物に比較して一層
大きな分子量をもつ、非ろう質生成物を生ずる。同時に
適度の異性化が行なわれ、上述の分解反応によって流動
点が低下するのみならず、更にローパラフィンが異性化
されてイソパラフィンになり、低い粘度及び低い流動点
生成物に寄与する液体範囲の物質を形成する。
本発明の方法で用いられる触媒の選択性のため、ガスの
生成が減少し、それによって供給原料の経済的価値が維
持される。
本発明の方法を用いた水素消費は慣用的な脱ろう触媒を
用いた従来の方法に比較して少ない、何故なら異性化は
水素を消費せず、液体範囲生成物l\の分解はガスへの
分解よりも消費する水素が少ないからである。
〔特定の具体例についての記載〕
九1L1 本発明は比較的軽い留分から高沸点の原料まで、例えば
未処理原油、改質原油、真空塔残渣、循環油、合成原油
(例えば頁岩油、タールサンド油等)、ガスオイル、真
空ガスオイル、 最底部油及び他の重油まで広い範囲の
供給原料を脱ろうするのに用いることが出来る。供給原
料は通常的350°Fより高い沸点を一般にもっC1゜
土供給原料である。何故ならもっと軽い油は通常多量の
ろう成分は含まないからである。しかし・本方法はガス
オイル、ケロセン、ジェット燃料、を含めた中間蒸留ス
トック(stock)、潤滑油ストック、加熱用油、及
び他の留出分で、その流動点及び粘度がある特定の範囲
以内に維持される必要がある留出分の如きろう質留出物
ストックに対して特に有用である。潤滑油ストックは一
般に230℃(450″F)、通常315℃(600″
F〉より高い温度で沸騰するであろう、水素処理された
ストックは、この種のストックの便利な供給源であり、
又それらはかなりの量のろう質n−パラフィンを通常含
むので他の留分の便利な供給源でもある0本発明の供給
原料は、通常パラフィン、オレフィン、ナフテン、芳香
族及び複素環化合物を含めたC1o+供給原料で、供給
原料のろう質性に寄与する実質的割合の高分子量n−パ
ラフィン及びわずかに分岐し′たパラフィンをもつもの
であろう、処理中、n−パラフィン及び、わずかに分岐
したパラフィンはいくらか分解或は水添分解を受け、低
い粘性の生成物に寄与する液体範囲の物質を形成する。
しかし起きる分解の程度は、生成するガスが減少するよ
うに制限され、それによって供給原料の経済的価値を維
持する。
典型的な供給原料には軽いガスオイル、重いガスオイル
及び350’ Fより高い沸点をもつ改質原油が含まれ
る。
本方法は供給原料が有機窒素(窒素含有不純物〉を含む
時にも有効に実施できるが、供給物の肴機窒素含有量は
好ましくは50ppmmより少なく、もっと好ましくは
10ppmmより少ない、触媒の活性度及びサイクルの
長さ (連続した再生の間の期間、即ち開始と最初の再
生の期間)に関連して、供給原料の含む有機窒素が11
01)pIIlより少ない時に特に良好な結果が得られ
ている。
シリコアルミノ  塩     SAPO)本発明の方
法で用いるのに速したシリコアルミノ燐酸塩分子篩(S
APO)はシリコアルミノ燐酸塩分子構造をもつ分子篩
で、中間的気孔孔径をもち、角を共有した(Sin、)
  四面体、〔A1o2〕四面体及び(P O2〕四面
体、〔即ち、し、有効な工程条件で供給原料を脱ろう生
成物へ変える機能を果たすどんな分子篩でもよく、それ
らには米国特許第4,440,871号に記載されたシ
リコアルミノ燐酸塩分子篩が含まれ、それは参考のため
ここに記載されている。
好ましい中間的気孔孔径のSAPOは 無水基準で次の
実験式をもつcsi02)、〔AlO2〕、〔PO□〕
 四面体単位からなる三次元微小気孔結晶枠構造を有す
ることを特徴とする: 糟R:(5iXAly Pz )02 〔“R”は結晶内気孔系に存在する少なくとも一つの有
機テンプレート剤(te論plapting  age
nt)(以下“テンプレート”としても言及する)を表
し、“翔”は(S!XAIyP z )02 (’) 
1分子当たり存在する“R”のモル数を表し、O〜約0
.3の値を有し、鵬の最大値は少なくとも一部、テンプ
レートの分子の大きさ及び特定のSAPOの結晶内気孔
系の空腔体積に関係しており、“X″、“y′及び“z
”はそれぞ−hryo而/斎面lし物品#r L lプ
肴介小フ壮専 マ9雷さニクム及び燐のモル分率を表し
、それらのモル分率は図面の第1図によって示された三
元組成図の点A、B、C,D及びEによって定義された
五角形の組成範囲以内に入り、それらの点A、B、C1
D及びEは次の“=+、“y”及び“nに対する値によ
って表される: A     O,010,470,52Ill    
 0.94  0.01  0.05CO,980,0
10,01 D     O,390,600,01E     O
,010,800,39上記式(1)のSAPOに入る
好ましい種類のものは合成したままの形で0.02の“
鋤”の最小値を有し、図面第2図の三元組成図の点a、
 b、c、 d、及びeによって定められた五角形の組
成領域内に入る“X”y”及び°゛2”の値を有し、そ
の場合それらの点a、 b、c、 d及びeは次のx″
“y”及び“2″の値によって表される: a     O,Q2  0.49  0.49b  
   O,250,370,38c     O,25
0,480,27d     O,130,600,2
7e     O,020,600,38用語r単位実
験弐」は、その一般的意味に従いシリコアルミノ燐酸塩
分子篩内の(SiOz)、〔A10□〕及び(po2)
四面体単位、を形成し、SAPO組成の分子構造を形成
する珪素、アルミニウム及び燐の相対的原子数を与える
最も簡単な式を指すものとしてここでは用いられている
。単位実験式は上記式(1)で示されているように珪素
、アルミニウム及び燐に関して与えられており、SAP
Oの製造の結果存在しているかも知れない他の化合物、
陽イオン或は陰イオン、或は分子構造として前記四面体
単位を含まない主要組成の中に存在する他の不純物或は
物質は含んでいない。
テンプレートRの量は合成したま゛まの単位実験式が与
えられている場合、組成の一部として報告されており、
水は無水系のものとして定義されていない限り報告され
ている。簡単のため、テンプレート°゛R′′のための
係数“臨”はRのモル数を珪素、アルミニウム及び燐の
合計のモル数で割ることによって標準化された値として
報告されている。水のモル数が報告されている場合、珪
素、アルミニウム及び畑のモル分率に対する水のモル数
は、水のモル数を珪素、アルミニウム及び燐の全モル数
によって割ることによって標準化された値として報告さ
れている* X、3’及び2の値は珪素、アルミニウム
及び燐のモル数をそれぞれ珪素、アルミニウム及び燐の
全モル数によって割ることによって決定されている。 
 。
SAPOのための単位実験式は合成したままの基準で与
えられているか、或は合成されたままのSAPO組成物
をある後処理工程、例えばか焼「合成したままの」 は
熱水結晶化の結果として形成されたSAPO組成物であ
るが、そのSAPO組成物をそこに存在する揮発性成分
を除去するための後処理にかける前のものを指すのに用
いられている。後処理されたSAPOの“論”の実際の
値はいくつかの因子く特定のSAPO、テンプレート、
SAPOからテンプレートを除去するための能力に関す
る後処理の厳しさ、SAPO組成物の提案された用途を
含む)に依存するであろうし、“−”の値は、合成され
たままのSAPO組成物について定義された値の範囲内
に入ることが出来るが、一般にそのような後処理が処理
されたSAPOにテンプレートを追加することにならな
い限り合成されたままのSAPOより小さい、か焼され
た或は他の後処理された形のSAPO組成物は一般に式
(1)によって表される実験式を有するが、但し“−”
の値は一般に約0.02より小さい、充分に厳しい後処
理条件、例えば空気中で高温で長い時間(1時間を越え
る)焼成するような条件では、°“m”の値は0になる
か戒は−いずれにせよテンブレートRは正常な分析法で
は検出することは出来ない。
上記シリコアルミノ燐酸塩は一般に珪素、アルミニウム
及び燐の反応性原料及び一種以上の有機テンプレート剤
からなる反応混合物から熱水結晶化によって合成される
。任意的にアルカリ金属を反応混合物中に存在させても
よい0反応混合物はポリテトラフルオロエチレンの如き
不活性プラスチック材料で好ましくは裏打ちされた密閉
加圧容器中に入れられ、少なくとも約100℃、好まし
くは100℃〜250℃の温度で、好ましくは自然発生
的な圧力でシリコアルミノ燐酸塩生成物の結晶が得られ
るまで通常2時間〜2週間の期間加熱される。
SAPO生成組成物の合成に本質的なことではないが、
反応混合物を一般に撹伴するか或は他の穏やかな撹伴を
し、且つ(又は)反応混合物に製造されるSAP○又は
位相同型的に同じ組成物の種子結晶を入れることにより
、結晶化工程が促進されることが見出だされている。生
成物は遠心分離或はろ過の如き従来の方法で回収される
結晶化後SAPOは分離し、水で洗浄し、そして空気中
で乾燥されてもよい、熱水結晶化の結果として、合成さ
れたままのSAPOはその結晶内気孔系にその形成で用
いた少なくとも一種類の形のテンプレートを含んでいる
。−最にテンプレートは分子物質であるが、立体的考察
を行うと、少なくともいくらかのテンプレートは電荷つ
り合い陽イオンとして存在することが可能である。一般
にテンプレートは形成されたSAPOの結晶内気孔系を
通って自由に動くことが出来ず、約り00℃〜約700
℃の温度でテンプレートを熱的に分解するようにか焼す
るか、或はSAPOからテンプレートを少なくとも一部
分除去するためのある他の後処理を用いるなどのような
、後処理法によって除去することが出来る。ある場合に
はSAPOの気孔はテンプレートの移動を可能にするの
に充分な大きさをもち、従ってその完全な除去或は部分
的な除去は、ゼオライトの場合に行なわれていたような
従来の脱着法によって達成することができる。
SAPOは、そのSAP○組成物の形成を阻害しない充
分低いアルカリ陽イオンのモル分率を有する反応混合物
から形成されるのが好ましい。
SAPO組成物は、もしアルカリ金属陽イオンが存在す
るならば形成されるであろうが、そのような反応混合物
は一般には好ましくない、酸化物モル比で表して、次の
主要な組成をもつ反応混合物が好ましい: aR20:(S!XAly P z )Oz:bH20
式中、“R”はテンプレートで、“a″は“R″の有効
な濃度を構成するのに充分な大きな値をもち、0より大
きく約3までの範囲にあり、“b”はO〜500の値で
あり、= x=+、y”及び“2′°はそれぞれ珪素、
アルミニウム及び燐のモル分率を表し、x、 y及び2
はそれぞれ少なくとも0.01の値を有する0反応混合
物は、珪素源を実質的に存在させずに反応性アルミニウ
ムと燐の源の少なくとも一部分を一緒にし、然る後アル
ミニウムと燐の源から°なる得られた反応混合物を珪素
源と一緒にすることにより形成されるのが好ましい、こ
の方法でSAPOを合成した時一式(1)中の鵠”の値
は一般に約0.02より大きい。
アルカリ金属陽イオンの存在は好ましくはないが、それ
らが反応混合物中に存在する場合、最初にアルミニウム
及び燐の源の各々の少なくとも一部分を珪素源を実質的
に存在させないで混合するのが好ましい、この方法によ
り燐の源が珪素及びアルミニウムの源を含む高度に塩基
性の反応混合物に添加されるのが回避される。
これらのSAPOが形成される反応混合物は一種以上の
有機テンプレート剤を含んでおり、それらテンプレート
は、殆んど従来アルミノ珪酸塩の合成で使うように提案
されていたものであることが出来る。テンプレートは好
ましくは周期律表第VA族の少なくとも一種類の元素、
特に窒素、燐、   ゛ひ素及び(又は)アンチモン、
−m好ましくは窒素又は燐・最も好ましくは窒素を含ん
でし゛る・テン    、。
プレートは少なくとも一種類のアルキル、アリール、ア
ラルキル又はアルキルアリール基を含んでいる。テンプ
レートは1〜8個の炭素原子を含むのが好ましいが、8
個より多くの炭素原子がテンプレート中に存在していて
もよい、窒素含有テンプレートが好ましく、それにはア
ミン及び第四級アンモニウム化合物が含まれ、後者は一
般に式R′4N+(式中R′はアルキル、アリール、ア
ルキルアリール、又はアラルキル基であり、R′がアル
キルである場合、1〜8個の炭素原子又はそれ以上の炭
素原子を含むのが好ましく、R′が前述の如くそれ以外
である場合、6個より多くの炭素原子を含むのが好まし
い)で表される。
((C+4H:12N 2)(OH)z) x (式中
”x”は少なくとも2の値をもつ)の如き重合体第四級
アンモニウム塩を用いてもよい、混合アミンを含めたモ
ノ−、ジー、及びトリーアミンも、単独で或は第四級ア
ンモニウム化合物或は他のテンプレートと一緒にテンプ
レートとして用いてもよい。
代表的なテンプレート、珪素、アルミニウム及び燐の源
は詳細な方法条件と同様に、米国特許第4.440,8
71号にもっと完全に記述されており、それは全く参考
のためここに記述されている。
ここで用いる「中間的気孔孔径」とは、分子篩がか焼さ
れた状態にある時、約5.3〜6.5人の範囲にある有
効な気孔の開きを意味する。この範囲の気孔の開きをも
つ分子篩は独特の分子篩特性と有する傾向がある。エリ
オナイト及びチャバザイトの如き小さな口径のゼオライ
トとは違って、それらはいくらかの分岐をもつ炭化水素
を分子篩の空腔空間中へ取り込むことが出来る。フォー
ンへ・サイト及びモルデナイトの如き大きな気孔をもつ
ゼオライトとは違って、それらは一方のn−アルカン及
びわずかに分岐したアルカンと、大きく分岐したアルカ
ン例えば第四級炭素原子を有するものとを区別すること
が出来る。
分子篩の有効な気孔孔径は、標準的な吸着方法及び既知
の最小運動直径をもつ炭化水素系化合物を用いて測定す
ることができる。 ブレツク、(B reak)ゼ −
イト   ’Zeolite Mo1ecularS 
1eves″1974年(特に第8章); アンダーソ
ン(Anderson)その他、J 、 Cataly
sis、 58.114(1979) 、及び米国特許
第4,440,871号を参照されたい、それらはすべ
て参考のためここに記載しである。
中間的気孔孔径分子篩は典型的には5.3〜6.5人の
運動直径を有する分子を殆んど妨害することなく取り込
むことができる。そのような化合物〔及びそれらの運動
直径(人)〕の例には、n−ヘキサン(4,3)、3−
メチルペンタン(5,5)、ベンゼン(5,85)及び
トルエン(5,8)がある、約6〜6,5人の運動直径
を有する化合物は特定の分子篩により気孔中へ入ること
ができるが、迅速には入れず、ある場合には効果的に排
除される。6〜6,5人の範囲の運動直径を有する化合
物にはシクロヘキサン(6,0)、2.3−ジメチルブ
タン(6,1)及びn−キシレン(6,1)が含まれる
。一般に約6.5人より大きな運動直径を有する化合物
は、その気孔の開きを入れず、従って分子篩格子の内部
に吸着されない。そのような大きな化合物の例には、0
−キシレン(6,8)、1.3.5− トリメチルベン
ゼン(7,5)及び゛トリブチルアミン(8,1)が含
まれる。
好ましい有効な気孔孔径範囲は約5.5〜6.2人であ
る。
気孔孔径を決定するために吸着測定法を行う場合、標準
的な方法を用いられる。もし約10分より理い時間で分
子篩に対し平衡吸着値の少なくとも95%に達しないな
らば、その特別な分子は排除されるものと考えるのが都
合が良い(p/po= 0.5; 25℃)。
本発明の方法で有用な好ましい中間的気孔孔径のシリコ
アルミノ燐酸塩分子篩には、SAPO−11、SAPO
−31及びSAPO−41が含まれ、米国特許第4,4
40,871号に記載されている。それらは参考のため
ここに記載しである。
特に、ここで言及するような5APC)−11は、無水
基準で次の実験式をもつCS i O2) 、CA 1
0z) 、(P Ox)四面体単位からなる三次元微小
気孔結晶枠構造を有するシリコアルミノ燐酸塩材料から
なる: mR:((5ixAly Pz  )02〔式中、′R
”は結晶内気孔系に存在する少なくとも一つの有機テン
プレート剤を表し、°゛m“は(Six A’y P 
z )02の1分子当たり存在する”R”のモル数を表
し、O〜約0.3の値を有し、“X″、“y”及び”z
”はそれぞれ珪素、 アルミニウム及び燐のモル分率を
表し、それらのモル分率は図面の第1図に示された三元
組成図の点A、B、C1D及びEによって定められた組
成範囲以内に入り、好ましくは第2図に示された三元組
成図の点a、 b、c、 d、及びeによって定められ
た領域内に入る〕。
前記シリコアルミノ燐酸塩は、少なくとも下の表1に記
載したd−間隔(合成したまま及びか焼したもの)を有
する特性X−線粉末回折像を有する。
SAPO−11が合成したままの形になっている場合、
++は0.02〜0.3の値を有するのが好ましい。
表1 2θ      dL!1JLL 9.4 −9.65         9.41−9.
17       論20.3−20.6    4.
37−4.31    輪21.0−21.3    
4.23−4.17    vs22.1−22.35
   4.02−3.99    m22.5−22.
9(二重>   3.95−3.92     t*2
3.15−23.35   3.84−3.81   
 ts−s今日までX−線粉末回折データーが得られて
いる合成したままのSAP・0−11組成物は、全て下
の表2に示した一般化した回折像の中に入る。
表2 ここで言及するようなSAPO−31は、無水基   
 ′準で次の実験式をもつ、Cp O2) 、(AIo
 2)および(SiO□〕四面体単位からなる三次元微
小気孔結晶枠構造を有するシリコアルミノ燐酸塩からな
る: i+R:(5iXAly Pz )02〔式中、“R”
は結晶内気孔系に存在する少なくとも一つの有機テンプ
レート剤を表し、パ輸″は(S i X A l y 
P z ) 02の1分子当たり存在する” R”のモ
ル数を表し、0〜0.3の値を有し、“X”、”y”及
び“Zo“はそれぞれ珪素、 アルミニウム及び燐  
  ゛のモル分率を表し、それらのモル分率は図面の第
1図に示された三元組成図の点A、B、C,D及びEに
よって定められた組成範囲以内に入り、好ましくは第2
図に示された三元組成図の点a、1)、c、d、及びe
によって定められた領域内に入る〕。
前記シリコアルミノ燐酸塩は、少なくとも下の表   
 ・3に記載したd−間隔を有する特性X−線粉末回折
像(合成したまま及びか焼したもの)を有する。
SAPO−31が合成したままの形になっている場合、
“−”は0602〜0.3の値を有するのが好ましい。
表3 28        d     l;目1鷹−8,5
−8,610,40−10,28+w−s20.2−2
0.3   4.40−4.37    醜21゜9−
22.1   4.06 − 4.02    w−m
22.6−22.7   3.93 − 3.92  
  vs31.7 − 31.8      2.82
3 −  2.814       w−一今日、X−
線粉末回折データーが得られている合成したままのSA
PO−31組成物は、全て下の表4に示した一般化した
回折像の中に入る。
表4 二二で言及するようなSAPO−41は、無水基準で次
の実験式をもつ、(PO2) 、(AlO2)および(
SiOz)四面体単位からなる三次元微小気孔結晶枠構
造を有するシリコアルミノ燐酸塩からなる: o+R: (SIX Aly P z ) Q 2〔式
中、“R”は結晶内気孔系に存在する少なくとも一つの
有機テンプレート剤を表し、“−′′は(Six Al
y P z )O□の1分子当たり存在する“R”のモ
ル数を表し、O〜0.3の値を有し、#X′°、′y′
及び“z”はそれぞれ珪素、 アルミニクム及び燐のモ
ル分率を表し、それらのモル分率は第1図に示された三
元組成図の点A、B、 C,D及びEによって定められ
た組成範囲以内に入り、好ましくは第2図に示された三
元組成°図の点a、 b、 c、 d、及びeによって
定められた領域内に入る〕。前記シリコアルミノ燐酸塩
は、少なくとも下の表5に記載したd−間隔を有する特
性X−線粉末回折像(合成したまま及びか焼したもの)
を有する。
SAPO−41が合成したままの形になっている場合、
Io、l−は0.02〜0.3の値を有するのが好まし
い。
表5 2θ          d        押刃JL
JL13.6−13.8   6.51−6.4220
.5−20.6   4.33−4.31     w
−…21.1−21.3   4.21−4.1722
.1−22.3   4.02−3.99     m
−522,8−23,03,90−3,8623,1−
23,43,82−3,80w−m25.5−25.9
   3.493−3.44     va−彌現在、
X−線粉末回折データーが得られている合成したままの
SAPO−41組成物は、全て下の表6に示した一般化
した回折像の中に入る。
表6 20           d       10犯」
JL−6,7−6,813,19−12,9915−2
49,6−9,79,21−9,1112−2513,
6−13,86,51−6,4210−2818,2−
18,34,87−4,858−1020,5−20,
64,33−4,3110−3221,1−21,34
,21−4,1710022,1−22,34,02−
3,9945−8222,8−23,03,90−3,
8743−5823,1−23,43,82−3,80
20−3025,2−25,53,53−3,498−
2025,5−25,93,493−3,4412−2
829,3−29,53,048−3,02817−2
331,4−31,62,849−2,8315−10
33,1−33,32,706−2,6905−737
,6−37,92,392−2,37410−1538
,1−38,32,362−2,3507−1039,
6−39,82,276−2,2652−542,8−
43,02,113−2,1035−849,0−49
,31,856−1,8481−851,51,774
0−8 シリコアルミノ燐酸塩は、本発明の方法で用いる場合、
少なくとも一種類の第■族金属例えば白金、パラジウム
の如き、貴金属と、任意にモリブ    □デン、バナ
ジウム、亜鉛等の如き他の触媒活性金属と混合して用い
られる。金属の量は分子篩の重量に付き約0.01〜1
0%、好ましくは0.2〜5%の範囲である。触媒活性
金属を分子篩に導入する方法は文献に記載されており、
活性触媒を形成する    □ための、前から存在する
金属配合法及び分子篩の処理が適切である0例えばイオ
ン交換、含浸或は分子篩製造中のとじ込めによる。 例
えば米国特許第3,236,761号、第3.226.
339号、第3,236,762号、第3,620,9
60号、第3,373,109号、第4,202,99
6号及び第4,440,871号を参照されたい、それ
らの特許は参照のためここに記載されている。
本発明の方法で用いられる第■族金属は、元素状態或は
硫化物又は酸化物及びそれらの混合物の如きある形での
一種以上の金属を意味する。触媒の分野では通常行なわ
れているように、活性金属   □(単数又は複数)と
いった場合、それは゛そのような    □金属が元素
状態或は上述の如き酸化物或は硫化物の如きある形で存
在することを含めるものであり、実際に金属成分が存在
する状態とは無関係に濃度は、それらが元素状態で存在
するものとして計算される。
シリコアルミノ燐酸塩触媒の物理的形態は用いられる触
媒反応器の形に依存し、粒状或は粉末の形になっていて
もよく、通常流動化法反応、或は錠剤、プリル(pri
ll)、球形物、押し出し物、或は適切な触媒と反応物
の接触を可能にする調節された大きさの他の形の物のた
めに、シリカ或はアルミナ結合剤と一緒に圧搾され、も
っと使い易い形(例えば大きな凝集物)にされているの
が望ましい。触媒は流動化触媒、或は固定床又は移動床
及び一つ以上の反応段階で用いてもよい。
二1東り 本発明の触媒による脱ろう工程は脱ろうすべき供給物を
希望に従い固定された動かない触媒床、固定された流動
化床、或は移動床と接触させるこ・とにより行なうこと
が出来る。簡単で、従って好ましい形態は、供給物を固
定された動かない床を通して、好ましくは水素の存在下
で少しずつ流す微流による体操作法である。触媒による
脱ろう条件は用いられる供給物及び希望の流動点に大き
く依存する。一般に温度は約500〜約475℃、好ま
しくは約500〜約450℃の間にあるであろう。
圧力は典型的には約15psig〜約3000psig
、好ましくは約200psig〜約3000psigで
ある。 液体空間時速(L、H3V)は好ましくは0.
1〜20、もっと好ましくは約0.2〜10であろう。
触媒による脱ろう方法中反応領域中に水素が存在するの
が好ましい、水素対供給物の比は約500〜約30,0
OOS CF /bbl(1バレル当たり標準立方フィ
ート)、好ましくは約1000〜約20,000S C
F /bblである。一般に水素は生成物から分離され
反応領域へ再循環されるであろう。
シリコアルミノ燐酸塩分子篩触媒は種々の物理   ′
的形態へ製造することが出来る。一般的にいって分子篩
は粉末、粒子、或は成型物、例えば2メツ   □シュ
 (タイラー)篩を通過するが40メツシユ(タイラー
)篩上に保持される充分な粒径をもつ押し出し物の形に
することが出来る。触媒が結合剤と一緒に押し出される
などして成型される場合、シリコアルミノ燐酸塩は乾燥
前に押し出すか、或は乾燥してから、或は部分的に乾燥
してから押し出しても良い。
分子篩は脱ろう工程で用いられる温度及び他の条件に対
し抵抗性のある他の材料と一緒に配合することができる
。そのようなマトリックス材料には活性及び不活性な材
料、合成或は天然産のゼオライト及び無機材料例えば粘
度、シリカ及び金属酸化物の如きものが含まれる。後者
は天然産でもよく、或はシリカ及び金属酸化物の混合物
を含んだゼラチン状沈澱物、ゾル或はゲルの形をしたの
でもよい。不活性材料は脱ろう工程中の転化量を調節す
る希釈剤として適切に働き、その結果生成物は反応速度
を調節するための他の手段を用いることなく経済的に得
ることができる。シリコアルミノ燐酸塩は天然産の粘土
、例えばベントナイト及びカオリン中に配合してもよい
、これらの材料即ち、粘土、酸化物等は、一部には触媒
のための結合剤としての機能を果たす。良好な粉砕強度
をもつ触媒を与えるのが望ましい、何故なら石油精製で
は触媒はしばしば粗い取り扱いを受けるからである。こ
れは触媒を粉末状の物質へ砕く傾向があり、それは処理
中に問題を起こす。
シリコアルミノ燐酸塩と一緒に配合することができる天
然産の粘土には、モルデナイト及びカオリン系のものが
含まれる。それらの系統のものには亜(sub−)ベン
トナイト、及びデキシー(D 1xie)、マクナミー
(N cN amee)、ジョーシア(G eorgi
a)、及びフロツグ(F jorida)粘土或は、主
な鉱物成分がハロイサイト、カオリナイト、ディツカイ
ト、ナクライト、或はアナウキサイトである他のものの
如<一般に知られているカオリンが含まれている。ハロ
イサイト、セビオライ1へ及びアタパルガイドの如き繊
維状粘土も支持体として用いることができる。そのよう
な粘土は原産状態のままの原料状態、或は最初にか焼、
酸処理或は化学的変性にかけた状態で用いることができ
る。
前記材料の他にシリコアルミノ燐酸塩は多孔質マトリッ
クス材料、及びマトリックス材料の混合物と一緒に配合
することができ、それら材料にはシリカ、アルミナ、チ
タニア、マグネシア、シリカ・アルミナ、シリカ・マグ
ネシア、シリカ・ジルコニア、シリカ・チオリア、シリ
カ・ベリリア、シリカ・チタニア、チタニア・ジルコニ
ア、及びシリカ・アルミナ・チオリア、シリカ・アルミ
ナ・チタニア、シリカ・アルミナ・マグネシア、及びシ
リカ・マグネシア・ジルコニアの如き三元組成物のよう
なものがある。マトリックスは混合ゲルの形で用いるこ
とができる。
本発明の方法で用いられるシリコアルミノ燐酸塩触媒は
合成及び天然のホージャサイト (例えばX及びY)、
エリオナイト及びモルデナイトの如き他のゼオライトと
一緒に配合してもよい、それらはZSM系の如き純粋に
゛合成したゼオラ°イトと一緒に配合しても良い、ゼオ
ライトの組み合わせは多孔質無機マトリックス中に配合
することもできる。
本発明の改良された方法を 次の実施例によって例示す
るが、それらは本発明を限定するものと考えてはならな
い。
実施例1 米国特許第4,440,871号に従って SAPO−
11が成長され、X線回折分析の如きものによって同定
された。か焼された分子篩の元素分析は、それが次の無
水モル組成を有することを示していた:0.16S i
o 2:A I□03:P 20 S。
この分子篩を35%キャタバル(CaLapal)アル
ミナと一緒にし、1716インチの押し出し物に作った
その押し出し物を250’ Fで4時間乾燥し、850
゜Fで4時間空気中でか焼L2、次に気孔充填法により
1重1%のP L  (P t(N H3)4 C!□
・11□Oとして〕を含浸させた。それを次に275°
Fで一晩乾燥し、850°Fで8時間空気中でか焼した
実施例2 実施例1のPL/SAPO−11触媒を+756F流動
点の潤滑油(その特性は表7に与えられている)をI 
 LHSV、2200ps it及び8M 、 SCF
/bblH2−回通しで脱ろうするために試験した。流
動点は640°Fの触媒温度で+15°Fに低下するこ
とが出来た。流動点の低下は触媒温度を上げることによ
って増大させることが出来た。第3図は本発明の触媒に
対する700°F十潤滑油収率と、35%キャタパル積
金剤を含む従来のZSM−5触媒で、同じ空間速度、圧
力、及びH2速度で実験したものに対するその収率との
比較を示している。
ここで700°F」−潤滑油収率は次の式によって定義
されている。
図はSAP○−11触媒についての一層大きな収率とし
て著しい利点を示し°ζいる。低い粘度(第5図)と同
様に大きな粘度指数(Vl)の利点も見出だされている
(第4図)。
表7 +75°F流動点の潤滑油 比重、”API         33.9アニリン点
、’ F       216.6硫黄、ppm   
        1.3窒素、ppm        
   O,3流動点、”F         +75粘
度、C8,100℃      3.610P/N/A
/S、LV%   27.6/61.6/10.810
擬似蒸留、LV%、°F S T / 5         347/64195
/E P          839/866実施例3 実施例1のPL/SAPO−11触媒を+115°F流
動点の潤滑油(その特性は表8に与えられている)をI
  LH3V、Z200psig及び8M  SCF/
bl+I  1−12で脱ろうするために用いた。
表9はこれらの結果と、実施例2に記載した同じZSM
−5触媒を用いた結果とを比較して示している。ここで
もSAPO−11触媒についての主な利点が示されてい
る。
表8 +115°F流動点の潤滑油 比重、’API         36.6硫黄、pp
m            1.5窒素、ppm   
        0.2流動点、°F        
+115粘度、CS、100℃      5.307
フラツシユ点、” F      435P/N/A/
S、LV%   37.4157.415.210擬似
蒸留、LV%、°F S T / 5        120/716Qζノ
ロ D 実施例4 っぎの触媒を、+100°F流動点の潤滑油(その特性
は表10に与えられている)をI  LH3V、220
0psig及び8M  SCF/bbl  H2で脱ろ
うすることについて比較した。
(a)実施例1のPL/SAPO−11触媒(b)実施
例2のZSM−5触媒 (e)実施例2のものと同様なZSM−5触媒であるが
、0.8重量%のptを含浸させたもの表10 +100°F流動点の潤滑油 比重、”API         34.0アニリン点
、’ F        244.0硫黄、 ppm 
                     O,4窒
素、ppm            O,1流動点、”
F        +100粘度、CS、100”C6
,195 フラッシュ点、’ F       420P/N/A
/S、LV%   25.0/62.1/12.810
擬似蒸留、LV%、°F S T / 5          313/770フ
O/90                     
908796B95/E P           9
98/1061表11は収率及び■の両方についてPL
/SAPO−11の利点を示している。それはこの触媒
が分解生成物中はるかに少ないC2−ガスを生ずること
も示している。
Pt SAPO−11 触媒温度、’F    690    725    
750流動点、”F     +ao     ÷15
+5粘度、CS、40℃  34.99   36.6
5   35.91粘度、C8,100℃  6.23
4   6.372   6.272Vl      
      128     125     125
800″F+潤滑油収率、 重量%       79.0   77.5   6
8.OP/N/A、 LV%  29.3/65.31
5.4P/N/A、 ndM   77.60/22.
3410.07擬似蒸留、LV%、 ”F ST15     718/769  731/775
  723/77095/E P      995/
1062 998/1064 995/1061060
ZS         Pt  ZSM−5+30  
    +5       +30      +54
5.66    50.33    46.72   
 49.837.124    7.491    7
.235    7.41914.3/78.8/6.
9 73.21/26.7910.00 表11(続き Pt SAPO−11 触媒温度”F     690    725    
750分解生成物選択性 重量% C410,7 Cs  350’ F    18.7350−550
°F    25.7 550−800’F    44.9 ZSM−5Pt ZSM−5 53,4 39,7 6,9 実施例5 他のSAPO−11のバッチを実施例1の場合と同様に
調製した。但し無水分子篩のモル組成は次の通りであっ
た。
0.4S io 2:A I□Os : P 20 s
 。
この分子篩をアルミナと一緒にし、実施例1と同様に、
1重量%のptを含浸させた。
実施例6 実施例5の触媒を表7の潤滑油を脱ろうするのに用いた
。結果(表12)は低い粘度と同様、高い潤滑油収率及
び■を得ることについてPt/SAPO−11の利点を
やはり示している。
実施例7 実施例5の触媒を表10の潤滑油を脱ろうするのに用い
た。結果を表13に示す。
−十 腓 11北≧≧シ≦
【図面の簡単な説明】
第1図は、米国特許第4,440,871号のシリコア
ルミノ燐酸塩の、珪素、アルミニウム及び燐のモル分率
で表した組成因子を示す三元組成図である。 第2図はシリコアルミノ燐酸塩の、珪素、アルミニウム
及び燐のモル分率で表した好ましい組成因子を示す三元
組成図である。 第3図は本発明で用いられる結晶質シリコアルミノ燐酸
塩触媒と、ZSM−5触媒とを、脱ろう法で、与えられ
た流動点での潤滑油生成率に関して比較して示したグラ
フである。 第4図は本発明で用いられる結晶質シリコアルミノ燐酸
塩触媒と、ZSM−5触媒とを、説ろう法で、与えられ
た流動点での粘度指数に関して比較して示したグラフで
ある。 第5図は本発明で用いられる結晶質シリコアルミノ燐酸
塩触媒と、ZSM−5触媒とを、脱ろう法で、与えられ
た流動点での粘度に関して比較して示したグラフである
。 OZSM−5” ・ρ曹/SAPO−11 −ラ嘗−hllQ、3う FIG、3 OZSM−5 I  ジ1勧ハえ3う ・PI/SAρ0−II FIG、4

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)350°Fより高い沸点をもち、直鎖及びわずか
    に分岐した鎖の炭化水素を含む炭化水素油供給原料を触
    媒により脱ろうする方法において、前記油供給原料を中
    間的気孔孔径をもつシリコアルミノ燐酸塩分子篩及び少
    なくとも一種類の第VIII族金属からなる触媒と接触させ
    ることからなる改良脱ろう方法。
  2. (2)シリコアルミノ燐酸塩分子篩がSAPO−11、
    SAPO−31、及びSAPO−41からなる群から選
    択される前記第1項に記載の方法。
  3. (3)シリコアルミノ燐酸塩がSAPO−11である前
    記第2項に記載の方法。
  4. (4)第VIII族金属が白金とパラジウムからなる群から
    選択される前記第1項に記載の方法。
  5. (5)金属が白金である前記第4項に記載の方法。
  6. (6)シリコアルミノ燐酸塩がSAPO−11であり、
    第VIII族金属が白金である前記第1項に記載の方法。
  7. (7)第VIII族金属が分子篩の重量に基づいて0.01
    %〜10%の範囲で存在する前記第1項に記載の方法。
  8. (8)約200℃〜475℃の温度、約15psig〜
    約300psigの圧力、約0.1hr^−^1〜約2
    0hr^−^1の液体空間時速、500〜約30,00
    0SCF/bblの水素循環速度で操作が行なわれる前
    記第1項に記載の方法。
  9. (9)供給原料が中間留出油である前記第1項に記載の
    方法。
  10. (10)供給原料が潤滑油である前記第1項に記載の方
    法。
  11. (11)供給原料が50ppmより少ない窒素を含む前
    記第1項に記載の方法。
  12. (12)供給原料が10ppmより少ない窒素を含む前
    記第1項に記載の方法。
JP61149846A 1985-06-28 1986-06-27 炭化水素油供給原料を触媒により脱ろうする方法 Expired - Lifetime JPH0631328B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US75038885A 1985-06-28 1985-06-28
US750388 1985-06-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6225195A true JPS6225195A (ja) 1987-02-03
JPH0631328B2 JPH0631328B2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=25017662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61149846A Expired - Lifetime JPH0631328B2 (ja) 1985-06-28 1986-06-27 炭化水素油供給原料を触媒により脱ろうする方法

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0209997B1 (ja)
JP (1) JPH0631328B2 (ja)
AT (1) ATE49228T1 (ja)
CA (1) CA1277938C (ja)
DE (1) DE3668002D1 (ja)
FI (1) FI89073C (ja)
IN (1) IN167718B (ja)
NO (1) NO171989C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009530090A (ja) * 2006-03-20 2009-08-27 アルベマール・ネーザーランズ・ベーブイ シリコアルミノホスフェート異性化触媒

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1275400C (en) * 1984-12-18 1990-10-23 Frank Peter Gortsema Dewaxing catalysts and processes employing non- zeolitic molecular sieves
US4960504A (en) * 1984-12-18 1990-10-02 Uop Dewaxing catalysts and processes employing silicoaluminophosphate molecular sieves
US4921594A (en) * 1985-06-28 1990-05-01 Chevron Research Company Production of low pour point lubricating oils
US4859312A (en) * 1987-01-12 1989-08-22 Chevron Research Company Process for making middle distillates using a silicoaluminophosphate molecular sieve
US4855529A (en) * 1988-04-25 1989-08-08 Shell Oil Company Isomerization process with preliminary normal paraffin and mono-methyl paraffin feed capture step
US5082986A (en) * 1989-02-17 1992-01-21 Chevron Research Company Process for producing lube oil from olefins by isomerization over a silicoaluminophosphate catalyst
JP2907543B2 (ja) * 1989-02-17 1999-06-21 シェブロン リサーチ アンド テクノロジー カンパニー シリコアルミノフオスフェイト・モレキュラーシープ触媒を用いるワックス状潤滑油および石油ワックスの異性化
WO1991013131A1 (en) * 1990-02-22 1991-09-05 Union Oil Company Of California Hydrodewaxing process
DE69131616T3 (de) * 1990-07-20 2007-02-15 Chevron U.S.A. Inc. Wachsisomerisierung unter verwendung von katalysatoren mit spezieller porengeometrie
KR19990067476A (ko) * 1995-11-07 1999-08-25 알. 더블류. 윌리암스 비제올라이트성 분자체를 위한 알루미나 공급원
US7279018B2 (en) 2002-09-06 2007-10-09 Fortum Oyj Fuel composition for a diesel engine
FI20055665L (fi) 2005-12-12 2007-06-13 Neste Oil Oyj Prosessi haarautuneen hiilivetykomponentin valmistamiseksi
US7850841B2 (en) 2005-12-12 2010-12-14 Neste Oil Oyj Process for producing a branched hydrocarbon base oil from a feedstock containing aldehyde and/or ketone
US7501546B2 (en) 2005-12-12 2009-03-10 Neste Oil Oj Process for producing a branched hydrocarbon component
EP3550001A1 (en) 2005-12-12 2019-10-09 Neste Oyj A branched hydrocarbon component
US8053614B2 (en) 2005-12-12 2011-11-08 Neste Oil Oyj Base oil
US7888542B2 (en) 2005-12-12 2011-02-15 Neste Oil Oyj Process for producing a saturated hydrocarbon component
US7998339B2 (en) 2005-12-12 2011-08-16 Neste Oil Oyj Process for producing a hydrocarbon component
CA2631847C (en) 2005-12-12 2012-01-24 Neste Oil Oyj Process for producing a branched saturated hydrocarbon base oil from a feedstock comprising an aldehyde and/or ketone
US20090300971A1 (en) 2008-06-04 2009-12-10 Ramin Abhari Biorenewable naphtha
US8581013B2 (en) 2008-06-04 2013-11-12 Syntroleum Corporation Biorenewable naphtha composition and methods of making same
US8231804B2 (en) 2008-12-10 2012-07-31 Syntroleum Corporation Even carbon number paraffin composition and method of manufacturing same
US9328303B2 (en) 2013-03-13 2016-05-03 Reg Synthetic Fuels, Llc Reducing pressure drop buildup in bio-oil hydroprocessing reactors
US8969259B2 (en) 2013-04-05 2015-03-03 Reg Synthetic Fuels, Llc Bio-based synthetic fluids
US11697111B2 (en) * 2021-02-03 2023-07-11 Uop Llc Selective hydroisomerization catalyst

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ178543A (en) * 1974-09-23 1978-04-03 Mobil Oil Corp Conversion catalyst, crystalline alumin osilicate zeolite containing phosphorus
US4456780A (en) * 1979-07-27 1984-06-26 Mobil Oil Corporation Extending zeolite catalyst life for disproportionation by treating with phosphorus and/or steam
US4440871A (en) * 1982-07-26 1984-04-03 Union Carbide Corporation Crystalline silicoaluminophosphates
EP0185329B1 (en) * 1984-12-18 1988-12-28 Union Carbide Corporation Dewaxing catalysts and processes employing silicoaluminophosphate molecular sieves

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009530090A (ja) * 2006-03-20 2009-08-27 アルベマール・ネーザーランズ・ベーブイ シリコアルミノホスフェート異性化触媒

Also Published As

Publication number Publication date
EP0209997A1 (en) 1987-01-28
FI862740A (fi) 1986-12-29
ATE49228T1 (de) 1990-01-15
NO171989C (no) 1993-05-26
NO862596L (no) 1986-12-29
CA1277938C (en) 1990-12-18
FI862740A0 (fi) 1986-06-26
IN167718B (ja) 1990-12-08
FI89073B (fi) 1993-04-30
FI89073C (fi) 1993-08-10
NO171989B (no) 1993-02-15
DE3668002D1 (de) 1990-02-08
JPH0631328B2 (ja) 1994-04-27
NO862596D0 (no) 1986-06-26
EP0209997B1 (en) 1990-01-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6225195A (ja) 炭化水素油供給原料を触媒により脱ろうする方法
US5149421A (en) Catalytic dewaxing process for lube oils using a combination of a silicoaluminophosphate molecular sieve catalyst and an aluminosilicate zeolite catalyst
US4859311A (en) Catalytic dewaxing process using a silicoaluminophosphate molecular sieve
US4689138A (en) Catalytic isomerization process using a silicoaluminophosphate molecular sieve containing an occluded group VIII metal therein
EP0458895B1 (en) Isomerization of waxy lube oils and petroleum waxes using a silicoaluminophosphate molecular sieve catalyst
US6150577A (en) Method for conversion of waste plastics to lube oil
AU599460B2 (en) Process for making middle distillates using a silicoaluminophosphate molecular sieve
US4710485A (en) Paraffin isomerization catalyst
US4921594A (en) Production of low pour point lubricating oils
AU640690B2 (en) Process for preparing low pour middle distillates and lube oil using a catalyst containing a silicoaluminophosphate molecular sieve
EP0458897A4 (en) A process for producing lube oil from olefins by isomerization over a silicoaluminophosphate catalyst
JPH0578598B2 (ja)
WO1986003694A1 (en) Hydrocracking catalysts and processes employing silicoaluminophosphate molecular sieves
US5741751A (en) Alumina source for non-zeolitic molecular sieves
EP0536325B1 (en) Wax isomerization using catalyst of specific pore geometry
JP4313436B2 (ja) 非ゼオライト系分子篩のためのアルミナ源
US4913798A (en) Hydrocracking catalyts and processes employing silicoaluminophosphate molecular sieves
US4857495A (en) Hydrocracking catalysts and processes employing silicoaluminophosphate molecular sieves
JP3045544B2 (ja) 第二段階の水素化分解のために中間細孔サイズのシリコアルミノ燐酸塩分子ふるい触媒及び水素化分解触媒の組合せを使用して中間留分を製造する方法
EP0189243A2 (en) A catalytic dewaxing process and a catalyst composition for use in the same
CA1299131C (en) Process for continuous dewaxing of hydrocarbon oils
Miller et al. Process for Making a Lubricating Composition