JPH0578598B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0578598B2
JPH0578598B2 JP86500284A JP50028486A JPH0578598B2 JP H0578598 B2 JPH0578598 B2 JP H0578598B2 JP 86500284 A JP86500284 A JP 86500284A JP 50028486 A JP50028486 A JP 50028486A JP H0578598 B2 JPH0578598 B2 JP H0578598B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
dewaxing
sapo
weight
crystalline
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP86500284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62501366A (ja
Inventor
Frank Peter Gortsema
Regis Joseph Pellet
Albert Raymond Springer
Jule Anthony Rabo
Gary Norman Long
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Union Carbide Chemicals and Plastics Technology LLC
Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Chemicals and Plastics Technology LLC
Union Carbide Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=24741880&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0578598(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Union Carbide Chemicals and Plastics Technology LLC, Union Carbide Corp filed Critical Union Carbide Chemicals and Plastics Technology LLC
Publication of JPS62501366A publication Critical patent/JPS62501366A/ja
Publication of JPH0578598B2 publication Critical patent/JPH0578598B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G45/00Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds
    • C10G45/58Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to change the structural skeleton of some of the hydrocarbon content without cracking the other hydrocarbons present, e.g. lowering pour point; Selective hydrocracking of normal paraffins
    • C10G45/60Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to change the structural skeleton of some of the hydrocarbon content without cracking the other hydrocarbons present, e.g. lowering pour point; Selective hydrocracking of normal paraffins characterised by the catalyst used
    • C10G45/64Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to change the structural skeleton of some of the hydrocarbon content without cracking the other hydrocarbons present, e.g. lowering pour point; Selective hydrocracking of normal paraffins characterised by the catalyst used containing crystalline alumino-silicates, e.g. molecular sieves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J29/00Catalysts comprising molecular sieves
    • B01J29/82Phosphates
    • B01J29/84Aluminophosphates containing other elements, e.g. metals, boron
    • B01J29/85Silicoaluminophosphates (SAPO compounds)

Description

請求の範囲 1 炭化水素供給原料を水素の存在において有効
な水素化脱ろう条件で触媒に接触させることを含
む炭化水素供給原料を水素化脱ろうしてその流動
点を低下させる方法であつて、触媒はニツケル−
タングステン−アルミナ触媒並びに焼成状態で圧
力500トル及び温度20℃においてイソブタンを少
なくとも2重量%吸着することを特徴とし、かつ
下記の通りのa)及びb)によつて規定される結
晶性シリコアルミノホスフエートの内の少なくと
も一種を含む方法: a) PO2 +、AlO2 -及びSiO2四面体単位の三次
元微孔質結晶骨組構造を有し、それらの必須実
験化学組成が、無水基準で下記式: mR:(SixAlyPz)O2 〔式中、「R」は結晶内気孔系に存在する少
なくとも一種の有機テンプレート化剤を表わ
し;「m」は(SixAlyPz)O21モル当り存在する
「R」のモルを示しかつ0〜0.3の値を有し;
「x」、「y」及び「z」はそれぞれ酸化物成分
に存在するケイ素、アルミニウム及びリンのモ
ル分率を表わし、該モル分率は第3図の三成分
図における点A,B,C,D及びEにより境界
を定められた組成領域内にある〕 で示されるシリコアルミノホスフエートであ
り、少なくとも下記の表に挙げるd−間隔を含
有する固有X線粉末回折図を有する:
【表】 b) PO2 +、AlO2 -及びSiO2四面体単位の三次
元微孔質結晶骨組構造を有し、それらの必須実
験化学組成が、無水基準で下記式: mR:(SixAlyPz)O2 〔式中、「R」は結晶内気孔系に存在する少
なくとも一種の有機テンプレート化剤を表わ
し;「m」は(SixAlyPz)O21モル当り存在する
「R」のモルを示しかつ0〜0.3の値を有し;
「x」、「y」及び「z」はそれぞれ酸化物成分
に存在するケイ素、アルミニウム及びリンのモ
ル分率を表わし、該モル分率は第3図の三成分
図における点A,B,C,D及びEにより境界
を定められた組成領域内にある〕 で示されるシリコアルミノホスフエートであ
り、少なくとも下記の表に挙げるd−間隔を含
有する固有X線粉末回折図を有する:
【表】 発明の分野 本発明は本明細書中以降に記載する通りの特定
の結晶性シリコアルミノホスフエートを用いる水
素化脱ろう方法方法に関する。 発明の背景 精製産業では、初留点が約350〓(177℃)を越
える石油留分を処理するのに脱ろう及び水素化脱
ろうプロセスを用いて流動点を向上させる。流動
点の改善は、通常パラフイン系炭化水素を選択的
に除いて行う。液体炭化水素燃料、例えばジーゼ
ル燃料、その他の軽質軽油の流動点は厳しく規制
されるので、かかる燃料を意図する用途において
用いるべき場合には、該燃料の流動点の規格を満
足させなければならない。 石油留分の流動点を低下させる必要性は、パラ
フイン系炭化水素を選択的に除いて石油留分の流
動点を低下させる数多くの脱ろう及び水素化脱ろ
うプロセスを発達させるに至つた。脱ろう及び水
素化脱ろうに関するプロセスは特許及び科学文献
の両方でよく知られている。該プロセスは結晶性
アルミノシリケートを触媒として用いてきた。例
えば、米国特許3140249号、同3140252号、同
3140251号、同3140253号、同3956102号、同
4440991号を参照。これらや他の特許は種々の結
晶性アルミノシリケートを脱ろうプロセス用触媒
として用いることを開示している。 多数のゼオライト物質が脱ろう及び水素化脱ろ
う触媒として使用し得るとして開示されたが、結
晶性非ゼオライト系モレキユラーシーブを使用す
ることは大きな注意を受けなかつた。この注意の
不足は結晶性アルミノシリケートと異るモレキユ
ラーシーブがまれなことに帰因する。結晶性アル
ミノシリケートに対して、結晶性シリケートを含
有する一つの発明が米国特許4441991号に開示さ
れている。 本発明は、炭化水素供給原料を本明細書中以降
に記載する通りの特定の結晶性シリコアルミノホ
スフエートを含む触媒に接触させることによる炭
化水素の接触脱ろう及び水素化脱ろうを提供す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は触媒A(SAPO−11)及び比較触媒C
(SAPO−34)の転化率の関数としての流動点
(〓)のプロツトである。 第2図は触媒B(SAPO−31)及び比較触媒C
(SAPO−34)の転化率の関数としての流動点
(〓)のプロツトである。 第3図は、本発明に従う結晶質シリコアルミノ
ホスフエートの三成分図である。 発明の要約 本発明は接触脱ろう及び水素化脱ろう(本明細
書中以降では、一緒にして「脱ろう」と言う)方
法及び該方法において用いる触媒に関する。触媒
は次を含む:1)本明細書中以降に記載する通り
の少なくとも1種の結晶性シリコアルミノホスフ
エート;2)ニツケル−タングステン−アルミナ
触媒;3)必要に応じて、炭化水素供給原料を有
効な脱ろう条件において脱ろう及び/又は水素化
脱ろうする触媒活性を有する慣用の脱ろう触媒の
粒子、例えばかかる脱ろう触媒において通常用い
られるタイプのゼオライト系アルミノシリケート
を含有する慣用の脱ろう触媒の粒子。本発明、す
なわち触媒及び方法において用いる結晶性シリコ
アルミノホスフエートは、焼成状態で、分圧500
トル及び温度20℃においてイソブタンを少なくと
も2重量%吸着することを特徴とする。慣用の脱
ろう触媒成分、例えばゼオライト系アルミノシリ
ケートは、在るとすれば、従来慣用的にハイドロ
プロセシングプロセスにおいて用いられているよ
うな脱ろう触媒成分であると特色付けられ、例え
ば種々の形のゼオライトY、シリカ−アルミナ、
水素化成分である。本発明において用いる結晶性
シリコアルミノホスフエートは従来技術において
従来用いられるようなゼオライト系アルミノシリ
ケートでなく、本明細書中以降に説明する通りの
特定の結晶性シリコアルミノホスフエートであ
る。
【発明の詳細な説明】
脱ろう及び水素化脱ろうプロセスは高沸点及び
高流動点のパラフイン系ワツクス及び炭化水素を
沸点及び流動点の一層低い生成物に転化すること
を含む。更に、水素化脱ろうは生成物中の不飽和
物を水素添加することを含む。本明細書中、「脱
ろう」なる用語は広く石油原料油からワツクスと
して容易に凝固する炭化水素を除くことを意味
し、かつ接触脱ろう及び水素化脱ろうを含む。 本発明の触媒は炭化水素生成物中のノルマルパ
ラフインを転化する。よつて、該生成物の流動点
を低下させる、すなわち脱ろう触媒として働くこ
とが観測された。留出生成物は容認し得る流動点
について厳密な規格を有するので、選択的ノルマ
ルパラフイン転化によるこの流動点の低下は商業
的に重要である。 本発明において用いる結晶性シリコアルミノホ
スフエートは、本明細書中以降に記載する結晶性
シリコアルミノホスフエート群から焼成状態で分
圧500トル及び温度20℃においてイソブタンを少
なくとも2重量%吸着することを特徴とするとし
て選定される。結晶性シリコアルミノホスフエー
トは、また好ましくは焼成状態で、分圧2.6トル
及び温度22℃においてトリエチルアミンを0〜5
重量%未満、好ましくは3重量%未満吸着するこ
とを特徴とする。 結晶性シリコアルミノホスフエート 本発明において用いる結晶性シリコアルミノホ
スフエートは、米国特許第4440871号(対応する
特開昭59−35018号公報)にSAPO−11及び
SAPO−31として記載されている微孔質結晶性シ
リコアルミノホスフエートである。米国特許
4440871号のSAPO−11及びSAPO−31はPO2 +
AlO2 -及びSiO2四面体単位の三次元微孔質骨格構
造を有し、それらの必須実験化学組成が、無水基
準として式: mR:(SixAlyPz)O2 〔式中、「R」は結晶内気孔系に存在する少な
くとも1種の有機テンプレート化剤を示し;「m」
は(SixAlyPz)O21モル当り存在する「R」のモ
ルを示しかつ0〜0.3の値を有し;「x」、「y」及
び「z」はそれぞれ酸化物成分に存在するケイ
素、アルミニウム及びリンのモル分率を表わし、
該モル分率は第3図の三成分図における点A,
B,C,D及びEにより境界を定められた組成領
域内にある〕 で示されるシリコアルミノホスフエートであり、
それぞれ少なくとも下記の表に挙げるd−間隔を
含有する固有X線粉末回折図を有する: a) SAPO−11
【表】
【表】 b) SAPO−31
【表】 有機テンプレート化剤は、同米国特許に記載さ
れている通りに、有機テンプレート化剤は炭素原
子1〜8及び周期律表の第A族の少なくとも一
種の元素、特に窒素、リン、ヒ素及び/又はアン
チモン、一層好ましくは窒素又はリン、最も好ま
しくは窒素を含有し、かつまた少なくとも1種の
アルキル、アリール、アラアルキル、或はアルキ
ルアリール基をも含有し、テンプレート化剤はモ
ノ−、ジ−及びトリアミン或はこれらのアミンの
混合物及び第四級アンモニウム化合物を含む。第
四級アンモニウム化合物は一般に式:R′4N+で示
され、ここで各々のR′はアルキル、アリール、
アルキルアリール或はアラアルキル基であり、
R′がアルキルである場合、R′は炭素原子1〜8
及びそれ以上を含有し、R′がその他及び 〔(C14H32N2)(OH)2x (式中、xは少なくとも2の値を有する)のよ
うな第四級アンモニウム塩である場合、6より多
い炭素原子を含有するのが好ましく、単独で又は
アミンと組合せて使用することができる。 代表的なテンプレート化剤は下記を含む:テト
ラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウ
ム、テトラプロピルアンモニウム又はテトラブチ
ルアンモニウムイオン;ジ−n−プロピルアミ
ン、トリプロピルアミン;トリエチルアミン;ト
リエタノールアミン;ピペリジン;シクロヘキシ
ルアミン;2−メチルピリジン;N,N−ジメチ
ルベンジルアミン;N,N−ジエチルエタノール
アミン;ジシクロヘキシルアミン;N,N−ジメ
チルエタノールアミン;コリン、N,N′−ジメ
チルピペラジン;1,4−ジアザビシクロ−(2,
2,2)オクタン;N−メチルジエタノールアミ
ン、N−メチルエタノールアミン;N−メチルピ
ペリジン;3−メチルピペリジン;N−メチルシ
クロヘキシルアミン;3−メチルピペリジン;4
−メチルピリジン;キヌクリジン;N,N′−ジ
メチル−1,4−ジアザビシクロ−(2,2,2)
オクタンイオン;ジ−n−ブチルアミン、ネオペ
ンチルアミン;ジ−n−ペンチルアミン;イソプ
ロピルアミン;t−ブチルアミン;エチレンジア
ミン;ピロリジン;及び2−イミダゾリドン。更
に、該結晶性シリコアルミノホスフエートは結晶
内気孔系に存在する有機テンプレート剤の少なく
ともいく分かを除く程に高い温度において焼成す
ることができる。 結晶性シリコアルミノホスフエート 本発明において用いる特定の結晶性シリコアル
ミノホスフエートは焼成状態において分圧500ト
ル及び温度20℃でイソブタンを少なくとも2重量
%吸着することを特徴とする。結晶性シリコアル
ミノホスフエートは好ましくは、また、焼成状態
において分圧2.6トル及び温度22℃でトリエチル
アミンを0〜5重量%未満、好ましくは3重量%
未満吸着することを特徴とする。 本発明において用いる結晶性シリコアルミノホ
スフエートの上記の特性表示は後合成処理、例え
ば焼成或は化学処理を行つて合成の結果として存
在するテンプレート「R」の相当部分を除いた結
晶性シリコアルミノホスフエートについて行う吸
着性表示に関する。本発明において特定の結晶性
シリコアルミノホスフエートはそのイソブタン或
はトリエチルアミンの吸着を焼成状態における結
晶性シリコアルミノホスフエートの吸着特性に関
連して述べることを特徴とするが、本発明は必ず
変性或いは焼成状態においてかかる吸着を特徴と
する非焼成或は変性結晶性シリコアルミノホスフ
エートを使用することを含む、というのはこのよ
うな非焼成結晶性シリコアルミノホスフエートを
本方法において有効な脱ろう条件で使用すれば、
結晶性シリコアルミノホスフエートは現位置で焼
成或は水熱処理され、それによりイソブタン或は
トリエチルアミンの特性吸着を有することになる
からである。すなわち、結晶性シリコアルミノホ
スフエートは現位置で上述した吸着特性を特徴と
する形にされよう。例えば、SAPO−11の焼成体
は上述したイソブタン吸着による特性を表示する
が、合成したままのSAPO−11は合成の結果とし
て存在するテンプレート「R」の存在により上述
したイソブタン吸着による特性を表示しない。こ
れより、焼成状態における特別の吸着特性を有す
る結晶性シリコアルミノホスフエートを引用する
ことは、現位置焼成、水熱処理及び/又は他の処
理、例えば適当な原子によるイオン交換によりか
かる吸着特性を有することになる合成されたまま
の状態における結晶性シリコアルミノホスフエー
トを使用することを排除するつもりではない。 本発明の結晶性シリコアルミノホスフエートは
慣用の脱ろう及び/又は水素化分解触媒と共に用
いることができ、よつて、必要に応じてゼオライ
ト系アルミノシリケート成分を結晶性シリコアル
ミノホスフエート含有触媒と共に用いることがで
きる。このような触媒のゼオライト系アルミノシ
リケート成分は、従来脱ろう触媒における成分と
して用いられる任意のアルミノシリケートにする
ことができる。慣用の脱ろう触媒の構成部分とし
て使用し得るとして従来開示されたゼオライト系
アルミノシリケートの代表はゼオライトY、蒸気
安定化ゼオライトY(超安定な(ultra−stabb)
Y)ゼオライトX、ゼオライトベータ(米国特許
3308069号)、シリカライト(米国特許4061724
号)、ゼオライトKZ−20(米国特許3445727号)、
ゼオライトZSM−3(米国特許3415736号)、ホー
ジヤサイト、LZ−10(1982年6月9日、英国特許
2014970号)、US−Y、ZSM−タイプゼオライ
ト、エリオナイト、モルデナイト、オフレタイ
ト、チヤバザイト、FU−1タイプゼオライト、
NUタイプゼオライト及びこれらの混合物であ
る。約1重量%未満のNa2O量を含有する慣用の
分解触媒が通常好ましい。 ゼオライトYは米国特許3130007号に開示され
ており、蒸気安定化Yゼオライト、例えば超安定
なYタイプゼオライトである。 本発明において使用し得る別のゼオライト系ア
ルミノシリケートは「LZ−210」であり、1983年
6月29日公表のE.P.C.公表第82211号に記載され
ており、本明細書に援用する。一実施態様におい
て、1983年5月2日に出願し、本明細書中に援用
する同時係属米国出願第490951号に開示されてい
るLZ−210含有水素化分解触媒を触媒の必要に応
じた成分として用いることができる。 「ZSMタイプ」ゼオライトなる用語は通常当
分野において「ZSM−n」(ここで、「n」は整
数である)なる命名法によつて表示されるそれら
のゼオライトを言うのに用いる。ZSMタイプの
アルミノシリケートはZSM−5、ZSM−11、
ZSM−12、ZSM−23、ZSM−35、ZSM−38、
ZSM−48及びその他の同様の材料を含み、これ
らに制限されない。 ZSM−5は米国特許3702886号及び再発特許
29948号に一層詳細に記載されている。それらの
特許の内に載つている全記載、特にそれらに開示
されているZSM−5のX線回折図を本明細書中
に援用する。 ZSM−11は米国特許3709979号に記載されてい
る。その記載、特に該ZSM−11のX線回折図を
本明細書中に援用する。 ZSM−12は米国特許3832449号に記載されてい
る。その記載、特に同特許に開示されているX線
回折図を本明細書中に援用する。 ZSM−23は米国特許4076842号に記載されてい
る。同特許の全内容、特に開示されているゼオラ
イトのX線回折図の規格を本明細書中に援用す
る。 ZSM−35は米国特許4016245号に記載されてい
る。該ゼオライトの記述、特に該ゼオライトのX
線回折図を本明細書中に援用する。 ZSM−38は米国特許4046859号に一層詳細に記
載されている。該ゼオライトの記述、特に該ゼオ
ライトの特定のX線回折図を本明細書に援用す
る。 ZSM−48は米国特許4423021号に一層詳細に記
載されている。同特記のゼオライトの記載、特に
該ゼオライトの特定のX線回折図を本明細書中に
援用する。加えて、シリカライト(米国特許
4061724号)等の結晶性シリカライトを本発明の
結晶性シリコアルミノホスフエートと共に使用す
ることができる。 結晶性シリコアルミノホスフエート脱ろう触媒の
配合 本発明の触媒は上に特性を表示した通りの少な
くとも1種の結晶性シリコアルミノホスフエート
を含み、かつ必要に応じて、また、ゼオライト系
アルミノシリケート成分を含む水素化触媒及び/
又は1種又はそれ以上の慣用の脱ろう触媒及び/
又は水素化分解触媒を含有してもよい。結晶性シ
リコアルミノホスフエート成分或は有る場合には
慣用のハイドロプロセシング成分の相対量は、少
なくとも一部において選定する炭化水素供給原料
に依存し及び生成物の所望の流動点に依存する
が、全ての場合において少なくとも1種の結晶性
シリコアルミノホスフエートの有効量を用いる。
慣用の脱ろう成分の一部としてゼオライト系アル
ミノシリケートを用いる場合、ゼオライト系アル
ミノシリケート対結晶性シリコアルミノホスフエ
ートの相対重量比は通常約1:10〜約500:1、
望ましくは約1:10〜約200:1、好ましくは約
1:2〜約50:1、最も好ましくは約1:1〜約
20:1である。ゼオライト系アルミノシリケート
及び結晶性シリコアルミノホスフエートは選択し
た陽イオンでイオン交換することができ、及び/
又は互いに混合する前か或は後に、或はそれらを
別々に或は並流に1種又はそれ以上の無機酸化物
マトリツクス成分に加えた後に熱処理することが
できる。結晶性シリコアルミノホスフエートをイ
オン交換する場合、該結晶性シリコアルミノホス
フエートを好ましくは水素生成陽イオン種、例え
ばNH4 +、H+、第四アンモニウム陽イオン等で
イオン交換する。結晶性シリコアルミノホスフエ
ートは好ましくはそれの陽イオンの少なくとも一
部を水素生成陽イオン種として有する。 水素化脱ろう触媒は必要に応じて脱ろう触媒に
通常用いられるタイプの水素化成分を含有するこ
とができる。水素化成分は第B族及び第族の
1種又はそれ以上の金属、それらの塩、該金属を
含有する複合体及び溶液から成る水素化触媒の群
から選ぶことができる。好ましい水素化触媒は白
金、パラジウム、ロジウム、イリジウム及びこれ
らの混合物の内の少なくとも1種或はニツケル、
モリブデン、コバルト、タングステン、チタン、
クロム及びこれらの混合物から成る群からの少な
くとも1種から成る群より選ぶ金属、塩及び複合
体の群の内の少なくとも1種である。当分野にお
いて認められているように、貴金属及び卑金属を
通常同じ触媒系に用いない。触媒的に活性な金属
についての言及は該金属を元素状態或はある形、
例えば酸化物、硫化物、ハロゲン化物、カルボン
酸塩等で含むつもりである。 水素化成分は有効な水素化脱ろう触媒とするの
に有効な量で存在する。水素化触媒が貴金属であ
る場合、貴金属は本明細書中以降で検討する通り
に存在し得るバインダー又はマトリツクス材料の
重量を含む脱ろう触媒の合計重量を基準にして通
常約0.05〜約1.5重量%の量で存在するが、この
範囲外の有効量を用いてもよい。1.5重量%を超
える有効量を用いてもよいが、貴金属水素化成分
の好ましい有効量は約0.3〜約1.2重量%である。
水素化触媒が卑金属である場合、有効量は通常脱
ろう触媒の全重量を基準にして酸化物として表わ
した卑金属約1.0〜約30重量%又はそれ以上にな
るが、この範囲外の有効量を採用してもよい。 本発明において、水素化成分の最終の形は挾く
限定しないが、金属酸化物、金属硫化物或はその
他の触媒的に活性な形にするのがよい。イオウは
典型的には処理する炭化水素供給原料中に存在す
るので、水素化成分の内のいくらの実際の形は、
現位置反応により少なくとも一部において硫化物
になるであろう。水素化成分として貴金属を用い
る場合、触媒を通常空気中で活性化し、次いで水
素雰囲気中で還元する。卑金属を用いる場合、卑
金属を通常イオウ化合物で処理する。 水素化成分は数多くの手順の内のいずれか1つ
によつて全触媒組成物中に加入させることができ
る。通常、水素化成分を結晶性シリコアルミノホ
スフエート成分のイオウ交換或は含浸によつて与
えるよりもむしろ水素化成分を別の成分として触
媒に加えるのが望ましいことが観測された。水素
化成分は結晶性シリコアルミノホスフエート成
分、有るとすればゼオライト系アルミノシリケー
ト成分に加えるか、或は金属酸化物に或はその組
合せにイオン交換、含浸等によつて加えることが
できる。別法において、複数の水素化成分(2つ
又はそれ以上)を粉末として触媒の配合において
加えることができる。水素化成分を共マリング
(Co−mulling)、含浸或はイオン交換によつて加
えることができ、それで1種又はそれ以上を結晶
性シリコアルミノホスフエート及び/又はゼオラ
イト系アルミノシリケートに含浸、共マリング或
は共沈によつて加えることができる。例えば、貴
金属或は卑金属の化合物、例えば硫化物、酸化物
或は水溶性塩を共マリング、含浸或は沈殿によつ
て加えた後に複合材料を最終的に焼成することが
できる。別法において、これらの成分は、可溶性
化合物或いは前駆動物質の水性、アルコール性、
炭化水素或はその他の非水性溶液で含浸させて完
成粒子に加えることができる。 水素化成分は結晶性シリコアルミノホスフエー
ト及び/又は有る場合にはゼオライト系アルミノ
シリケートに酸化物として結合させることができ
るが、それは通常実情ではない。水素化成分を通
常金属塩として加え、それを酸化雰囲気において
熱により対応する酸化物に転化させるか或は水素
又は他の還元剤で金属に還元することができる。
組成物をイオウ供与体、例えば二硫化炭素、硫化
水素、ハイドロカーボンチオール、元素イオウ及
び上記した同様の物と反応させて硫化させること
ができる。上記の酸化或は硫化プロセスは通常部
分乾燥し(所望の通りに)、タブレツトにし、ペ
レツトにし、押出し(バインダー又はマトリツク
スと共に)、或はその他の手段によつて成形し、
次いで例えば約600〓(316℃)を越える。通常
800〓(427℃)を越える温度で焼成した触媒組成
物について行う。 脱ろう触媒を通常バインダー材料と共に、或は
一般に言われている通りに不活性にすることがで
きるか或はままた触媒的に活性にすることができ
る無機酸化物マトリツクスと共に用いることは当
分野においてよく知られている。例えば、シリ
カ、アルミナ、シリカ−アルミナ、シリカ−ジル
コニウム、シリカ−マグネシア、アルミノ−ポリ
ア、アルミノ−チタニア等及びこれらの混合物等
の無機マトリツクスを用いることができる。無機
酸化物は結晶性シリコアルミノホスフエートを含
有するプレフオームの場合のように必ずしも用い
る必要はなく、或は脱ろう触媒の全重量を基準に
して約1〜約95重量%、好ましくは約10〜約80重
量%の量で用いることができる。 本明細書において、「原油供給原料」なる用語
は任意の原料供給原料或はそれの部分を呼ぶのに
用いられ、かつ通常の或は沖合の油田から一次、
二次或は三次回収から、それらから誘導される無
数の供給原料までの全範囲の原油を含む。「原油
供給原料」は、また、石炭、フイツシヤートロプ
シユ燃料生成物、けつ岩油、タールサンド、ビチ
ユーメンから誘導することができるもの等の「シ
ンクルード(syncrude)」にすることもできる。
原油供給原料はバージン(直留)にすることがで
き、或はブレンデイングによつて合成的に生成す
ることもできる。該原油供給原料は、塩化ナトリ
ウムが多くのハイドロプロセシング操作において
毒になることが知られているので慣習的に使用す
る前に脱塩する。更に、「原油供給原料」なる用
語は従来一般的に供給原料或は潜在的原料として
用いられたきた原油の構成部分を含むつもりであ
り、かつ留出軽油、重質バキユームガスオイル、
VGO、常圧蒸留及び真空蒸留残渣、シンクルー
ド、微粉砕石炭、通常約11より多い炭素原子を含
有する化合物を含むガソリン沸点範囲の慣習的終
点を越える沸点の留分及びこれらの組合せ等の原
料を含む。 脱ろう用の炭化水素供給原料は、典型的には
350〓(177℃)を越えて、好ましくは約400゜〜
1200〓(204゜〜649℃)の間で、一層好ましくは
約400゜〜約900〓(約204゜〜約482℃)の間で沸騰
する。炭化水素供給原料をハイドロトリーターで
前処理してイオウ及び/又は窒素を含有する化合
物を減小させる、すなわち除去することができ
る。炭化水素供給原料は硫化水素として存在する
0.1〜3重量%の範囲の有意のイオウ含量及びア
ンモニウムとして存在する20000ppmまでの量の
窒素含量を有し得る。温度、空間速度及び他のプ
ロセス変数を調節して窒素の脱ろう触媒活性への
影響を補うことができる。供給原料を脱ろう反応
域において脱ろう触媒に、必要に応じて水素含有
ガスの存在において接触させる。水素化脱ろうの
場合、水素が水素化脱ろうプロセスにおいて消費
されかつ典型的には過剰の水素を反応域内に保
つ。有利には、水素対油(原料)の比、原料1バ
レル当り少なくとも1000標準立方フイート
(SCFB)(180Sm3/Kl)の水素を用い、かつ水素
対油の比は20000SCFB(3600Sm3/Kl)までの範
囲になり得る。好ましくは、約4000〜
12000SCFB(71〜2100Sm3/Kl)を用いる。代表
的には、脱ろう及び水素化脱ろう条件は米国再発
行特許28398号、米国特許3852189号及び米国特許
4282085号に開示されている。 本方法は有効な接触脱ろう或は水素化脱ろう条
件下で行う。接触脱ろうは通常LHSV(液体毎時
空間速度)約0.2〜約50、温度約500゜〜約1200〓
(約260゜〜約649℃)、圧力ほぼ減圧〜約500気圧に
おいて行う。水素化脱ろうは通常LHSV約0.1〜
約15、温度約400゜〜約900〓(約204゜〜約482℃)、
圧力約10〜約2500psig(約0.7〜約176Kg/cm2G)
においてかつ水素対炭化水素供給原料のモル比約
1〜約100を用いて行う。 下記の例は発明の脱ろう触媒及び脱ろう方法の
使用を立証するために実施したもので発明の制限
するつもりではない。 例 1〜3 3つの触媒を脱ろう触媒として評価するために
調製しかつ触媒A、B及びCと名付けた。全ての
重量は特記しない限り無水の重量として挙げる。
触媒は下記の通りにして調製した: a) 触媒Aは発明による触媒であり、かつ
SAPO−11を用いて調製した。SAPO−11は熟
成時間が24時間である他は米国特許4440871号
の例17に従つて調製した。触媒AはSAPO−
11、80グラムをニツケル−タングステン−アル
ミノ触媒80グラム、シリカゾル(水中のシリカ
40重量%)100グラム、酢酸アンモニウム溶液
(水70cm3(c.c.)中酢酸アンモニウム4グラム)
とブレレンドして調製した。混合物を1/16イン
チ(1.6mm)の押出物として押出し、100℃にお
いて約16時間乾燥しかつ空気中500℃において
2時間焼成した。500℃における焼成は、触媒
を1時間の期間かけて室温から220℃に加熱し、
触媒を220℃において1.5時間加熱し、触媒を1
時間の期間かけて220℃から500℃に加熱し、次
いで触媒を500℃において2時間加熱すること
による段階方法で行つた。ニツケル−タングス
テン−アルミナ水素化成分は擬ベーマイト
(pseudo−boehmite)アルミナ85グラムをNi
(NO3)・6H2O 31.5グラム及びメタタングステ
ン酸アンモニウム33.7グラムを含有する水溶液
(119c.c.)で気孔充填(pore filling)して調製
した。混合物を、最終温度が500℃の代りに480
℃である他は触媒Aについて上述した通りにし
て乾燥した。触媒Aは酸化物重量%として表わ
してSAPO−11 35%、Al2O3 35%、SiO2 17
%、NiO 3%、WO3 10%になるように調製
した。触媒AのNiO及びWO3についての化学
分析はNiO 2.8重量%及びWO3 9.6重量%を与
えた。 b) 触媒Bは米国特許4440871号の例51に従つ
て調製したSAPO−31を用い本発明に従つて調
製した。SAPO−31(72グラム)をシリカ水溶
液(シリカ40重量%)46.5グラムとブレンドし
た。混合物を押出して1/16インチ(1.6mm)の
ペレツトにし、触媒Aについて上述した手順に
より100℃において乾燥しかつ500℃において焼
成した。焼成した押出物を(25℃において水を
飽和した)空気中で650℃において3時間処理
した。触媒の化学組成はSAPO−31 80重量%
及びSiO2 20重量%になるように調製した。 本発明で用いるSAPO−11及びSAPO−31
は、米国特許4440871号において記載されてい
る通りに、それぞれ下記として規定することが
できる: PO2 +、AlO2 -及びSiO2四面体単位の三次元
微孔質結晶骨組構造を有し、それらの必須実験
化学組成が、無水基準で下記式: mR:(SixAlyPz)O2 〔式中、「R」は結晶内気孔系に存在する少
なくとも一種の有機テンプレート化剤を表わ
し:「m」は(SixAlyPz)O21モル当り存在する
「R」のモルを示しかつ0〜0.3の値を有し;
「x」、「y」及び「z」はそれぞれ酸化物成分
に存在するケイ素、アルミニウム及びリンのモ
ル分率を表わし、該モル分率は第3図の三成分
図における点A,B,C,D及びEにより境界
を定められた組成領域内にある〕 で示されるシリコアルミノホスフエートであ
り、SAPO−11及びSAPO−31はそれぞれ少な
くとも下記の表及びに挙げるd−間隔を含
有する固有X線粉末回折図をを有する。本発明
に従う合成されたままの形態において、「m」
は0.02〜0.3の値を有する。
【表】
【表】
【表】 c) 触媒Cは比較触媒でありかつSAPO−34を
用いて調製した。SAPO−34は米国特許
4440871号の例32〜38の手順に従つて調製した。
SAPO−34は分圧500トル及び温度20℃におい
て少なくとも2重量%のイソブタン吸着の特性
を表示せず、他方SAPO−11及びSAPO−31は
そのような特性を表示する。触媒Cは、SAPO
−34 30グラムをコネチカツト州、スタンホー
ド在アメリカンシアナミドにより商品表示
「PA」で販売されているアルミノ50グラム及び
擬ボーマイトアルミノ20グラムと混合して調製
した。上記の混合物を濃硝酸3c.c.及び水50c.c.と
混合しかつ1/16インチ(1.6mm)の押出物とし
て押出した。混出物を触媒Aについて上述した
手順により100℃において乾燥しかつ500℃にお
いて焼成した。押出物(53グラム)をNi
(NO32・6H2O 10.7グラム及びメタタングス
テン酸アンモニウム20.9グラムを含有する溶液
(35c.c.)と混合して気孔充填した。次いで、押
出物を触媒Aについて上述した通りにして500
℃において乾燥した。触媒Cは酸化物重量%と
して表わしてNiO 3.5%、WO3 22%、SAPO
−34 22.4%及びアルミノ52.2%を与えるよう
に調製した。 例 4 選定した供給原料を水素に全圧2000psig(140
Kg/cm2G)、液体毎時空間速度(LHSV)0.25〜
0.8、水素流量10000SCFB(バレル当りの標準立方
フイート)(1800Sm3/Kl)、温度約700゜〜800〓
(371゜〜427℃)におい接触させることによつて、
例1〜3の触媒を水素化脱ろう及び炭化水素供給
原料の流動点の低下における使用について評価し
た。沸点が600〓(316℃)より低い生成物を集め
て評価し、かつ転化率をこれらの生成物に基づい
て与えた。本明細書中以降に記載する脱ろう例に
おいて用いた供給原料は、IBP(初留点)560〓
(293℃)、FBP(終留点)1148〓(620℃)(共に
ASTM試験法D−2887によつて求めた)、API比
較22.3を有し、かつ95〓(35℃)より高い流動点
を有するバキユームガスオイルであつた。供給原
料は下記の物理的及び化学的特性を特徴とするも
のであつた: 重量% パラフイン 24.1 モノナフテン 9.5 ポリナフテン 8.7 モノ芳香族 13.3 ジ芳香族 9.3 トリ芳香族 4.3 テトラ芳香族 2.7 ペンタ芳香族 0.7 反応装置流出物を集めかつ沸点が600〓(316
℃)より低い原料に転化した生成物の分率(重量
基準による「転化率」)をシミユレーテイツド蒸
留(ASTM試験法D−2887)によつて求めた。
転化率は沸点が600〓(316℃)より低い生成物に
転化した供給原料の重量%として報告する。流動
点は反応装置流出物について流出物を収集する間
約130〓(54℃)に保つた後にASTM試験法D−
97−66によつて求めた。表A、B、C、Dにおけ
る結果は、比較転化率において触媒A及びBが触
媒Cを用いて得たよりも優れた生成物の流動点低
下を与えたことを示す。表A及びCのデータは第
1図にグラフとして示し、かつSAPO−34(触媒
C)に比較してSAPO−11(触媒A)を用いて得
られる流動点の低下を生成物の転化率の関数とし
て示す。表B及びDのデータは第2図にグラフ7
として示し、かつSAPO−34(触媒C)に比較し
てSAPO−31(触媒B)を用いて得られる流動点
の低下を生成物の転化率の関数として示す。第1
及び2図は触媒Cに比較した場合の触媒A及びB
により得られる生成物の流動点の低下を立証す
る。更に、触媒A及びBを用いて流量を大きくす
れば流動点の低下が増加し、転化率を増大する、
このことは触媒A及びBが一層選択的な脱ろう触
媒であることを示す。
【表】 例 5 SAPO−11を用いて触媒を調製し、本発明の触
媒の水素化分解及び脱ろう機能を立証した。
SAPO−11はジ−n−プロピルアミン対Al2O3
最終モル比が1.0対1である他は米国特許4440871
号の例18に記載されている手順に従つて調製し
た。触媒は、SAPO−11 150グラムをカイザー
(Kaiser)中密度アルミノ100グラム及び十分な
量の水と混合して押出混合物(ペースト)を形成
することによつて調製した。混合物を押出して1/
16インチ(1.6mm)の押出物としかつ空気中で100
℃において16時間乾燥した。次いで、押出物を空
気中480℃において2時間焼成した。次いで、押
出物(153グラム)を、硝酸ニツケル6水和物
40.0グラム及びメタタングステン酸アンモニウム
48グラムを含有する水溶液150c.c.と混合した(水
溶液で気孔充填した)。次いで、混合物を100℃に
おいて16時間乾燥し、次いで480℃において2時
間焼成した。触媒は酸化物重量%として与えて
NiO 5重量%;WO3 23重量%;SAPO−11 36
重量%;Al2O3 36%を含有するように調製した。
NiO及びWO3についての化学分析はNiO 5.4重量
%及びWO323.0重量%を与えた。 触媒は、選定した供給原料を水素に全圧
2000psig(140Kg/cm2G)、液体毎時空間速度
(LHSV)1、水素流量10000SCFB(バレル当り
の標準立方フイート)(1800Sm3/Kl)、温度約
700゜〜840〓(371゜〜449Kg)において接触させる
ことによつて評価した。沸点が600〓(316℃)よ
り低い生成物を集めて評価し、かつ転化率をこれ
らの生成物に基づいて与える。本例において用い
た供給原料はIBP(初留点)560〓(293℃)及び
FBP(終留点)1148〓(620℃)(共にASTM試験
法D−2887によつて求めた)、API比較22.3を有
しかつ95〓(35℃)より高い流動点を有するバキ
ユームガスオイルであつた。供給原料は下記の物
理的及び化学的特性を特徴とするものであつた: 重量% パラフイン 24.1 モノナフテン 9.5 ポリナフテン 8.7 モノ芳香族 13.3 ジ芳香族 9.3 トリ芳香族 4.3 テトラ芳香族 2.7 ペンタ芳香族 0.7 反応装置流出物を集めかつ沸点が600〓(316
℃)より低い生成物に転化した原料の分率(重量
基準)をシミユレーテイツド蒸留によつて求め
た。転化率は沸点が600〓(316℃)より低い生成
物に転化した供給原料の重量%として報告する。
流動点は例4のようにASTM試験法D−97−66
に従つて求めた。 転化率及び流動点は下記の通りであつた:温度、〓(℃) 転化率 流動点、〓(℃) 700(371) 7.52 85(29) 724(384) 9.84 80(27) 749(398) 17.95 70(21) 769(409) 30.06 55(13) 788(420) 41.60 25(−4) 797(425) 36.64 35(2) 788(420) 29.89 40(4) 788(420) 33.74 45(7) 807(431) 43.64 30(−1) 821(438) 45.12 30(−1) 822(439) 45.50 30(−1) 840(449) 56.88 20(−7) 上記のデータは水素の存在において供給原料の
沸点が高い程沸点の低い生成物に転化することを
立証しており、かつ該生成物は初の供給原料より
流動点が低いことを特徴とする。
JP86500284A 1984-12-18 1985-12-17 非ゼオライト系モレキユラシ−ブを用いた脱ろう触媒及び方法 Granted JPS62501366A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US68294284A 1984-12-18 1984-12-18
US682942 1984-12-18
PCT/US1985/002475 WO1986003770A1 (en) 1984-12-18 1985-12-17 Dewaxing catalysts and processes employing non-zeolitic molecular sieves

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62501366A JPS62501366A (ja) 1987-06-04
JPH0578598B2 true JPH0578598B2 (ja) 1993-10-29

Family

ID=24741880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP86500284A Granted JPS62501366A (ja) 1984-12-18 1985-12-17 非ゼオライト系モレキユラシ−ブを用いた脱ろう触媒及び方法

Country Status (10)

Country Link
US (2) US4906351A (ja)
EP (1) EP0187308B1 (ja)
JP (1) JPS62501366A (ja)
CN (1) CN1004760B (ja)
AT (1) ATE80411T1 (ja)
AU (2) AU594659B2 (ja)
CA (1) CA1275400C (ja)
DE (1) DE3586626T2 (ja)
MX (1) MX168312B (ja)
WO (1) WO1986003770A1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4960504A (en) * 1984-12-18 1990-10-02 Uop Dewaxing catalysts and processes employing silicoaluminophosphate molecular sieves
US4724066A (en) * 1985-01-22 1988-02-09 Mobil Oil Corporation Composites of microporous aluminum phosphates and zeolites and conversions over these catalysts
US4686029A (en) * 1985-12-06 1987-08-11 Union Carbide Corporation Dewaxing catalysts and processes employing titanoaluminosilicate molecular sieves
EP0230005A3 (en) * 1985-12-23 1987-08-26 W.R. Grace & Co.-Conn. Cracking catalyst
DK0458895T3 (da) * 1989-02-17 1995-11-06 Chevron Usa Inc Isomerisering af voksagtige smøreolier og jordolievoks under anvendelse af en silicoaluminophosphat-molsi-katalysator
US5246566A (en) * 1989-02-17 1993-09-21 Chevron Research And Technology Company Wax isomerization using catalyst of specific pore geometry
US5082986A (en) * 1989-02-17 1992-01-21 Chevron Research Company Process for producing lube oil from olefins by isomerization over a silicoaluminophosphate catalyst
US5149421A (en) * 1989-08-31 1992-09-22 Chevron Research Company Catalytic dewaxing process for lube oils using a combination of a silicoaluminophosphate molecular sieve catalyst and an aluminosilicate zeolite catalyst
WO1991013131A1 (en) * 1990-02-22 1991-09-05 Union Oil Company Of California Hydrodewaxing process
US5091073A (en) * 1990-07-13 1992-02-25 Mobil Oil Corp. Crystalline molecular sieve compositions mcm-37
ES2136601T3 (es) * 1990-07-20 1999-12-01 Chevron Usa Inc Isomerizacion de ceras utilizando un catalizador de geometria de poros especifica.
JP3045544B2 (ja) * 1990-08-21 2000-05-29 シェブロン リサーチ アンド テクノロジー カンパニー 第二段階の水素化分解のために中間細孔サイズのシリコアルミノ燐酸塩分子ふるい触媒及び水素化分解触媒の組合せを使用して中間留分を製造する方法
FR2672282B1 (fr) * 1991-01-31 1993-04-23 Elf Aquitaine Solides microporeux synthetiques renfermant du gallium et du phosphore, leur synthese et leur utilisation comme catalyseurs et adsorbants.
US5565088A (en) * 1994-10-06 1996-10-15 Uop Hydrocracking process for enhanced quality and quantity of middle distillates
US5939349A (en) * 1996-01-26 1999-08-17 Chevron U.S.A. Inc. Method of preparing non-zeolitic molecular sieve catalyst
US6325833B1 (en) * 1997-09-12 2001-12-04 Exxon Research And Engineering Company Emulsion blends
CA2307725C (en) * 1997-10-28 2010-03-09 University Of Kansas Center For Research, Inc. Blended compression-ignition fuel containing light synthetic crude and blending stock
US6663768B1 (en) 1998-03-06 2003-12-16 Chevron U.S.A. Inc. Preparing a HGH viscosity index, low branch index dewaxed
US6294081B1 (en) 1998-05-26 2001-09-25 Exxonmobil Chemical Patents, Inc. Hydroprocessing with catalytic silicoaluminophosphates having an AEL structure
CN1264954C (zh) * 1998-11-16 2006-07-19 国际壳牌研究有限公司 催化脱蜡方法
CN101191082B (zh) * 2006-11-29 2010-05-12 中国石油天然气集团公司 一种非贵金属催化剂润滑油临氢异构脱蜡的方法
EP2027918A1 (en) * 2007-07-31 2009-02-25 Total Petrochemicals Research Feluy Mixtures of molecular sieves comprising MeAPO, their use in conversion of organics to olefins
US8114806B2 (en) 2008-04-10 2012-02-14 Shell Oil Company Catalysts having selected pore size distributions, method of making such catalysts, methods of producing a crude product, products obtained from such methods, and uses of products obtained
US8734634B2 (en) 2008-04-10 2014-05-27 Shell Oil Company Method for producing a crude product, method for preparing a diluted hydrocarbon composition, crude products, diluents and uses of such crude products and diluents
US20100029467A1 (en) * 2008-07-30 2010-02-04 Tomoyuki Inui Multiple zeolite catalyst
US8435909B2 (en) * 2010-02-18 2013-05-07 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Dual-zeolite catalyst for production of ethylbenzene

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US28398A (en) * 1860-05-22 Henry l
US3140249A (en) * 1960-07-12 1964-07-07 Socony Mobil Oil Co Inc Catalytic cracking of hydrocarbons with a crystalline zeolite catalyst composite
USRE28398E (en) 1969-10-10 1975-04-22 Marshall dann
US4213847A (en) * 1979-05-16 1980-07-22 Mobil Oil Corporation Catalytic dewaxing of lubes in reactor fractionator
US4239654A (en) * 1979-05-31 1980-12-16 Exxon Research & Engineering Co. Hydrocarbon cracking catalyst and process utilizing the same
US4327236A (en) * 1979-07-03 1982-04-27 Standard Oil Company (Indiana) Hydrocarbon-conversion catalyst and its method of preparation
US4683050A (en) * 1979-10-15 1987-07-28 Union Oil Company Of California Mild hydrocracking with a catalyst containing an intermediate pore molecular sieve
AU539269B2 (en) * 1979-10-15 1984-09-20 Mobil Oil Corp. Preparing a zeolite containing group 8 metal catalyst
US4360419A (en) * 1980-12-22 1982-11-23 Chevron Research Company Catalytic dewaxing
DE3261217D1 (en) * 1981-02-23 1984-12-20 Ici Plc Zeolites
US4443329A (en) * 1981-07-09 1984-04-17 Exxon Research And Engineering Co. Crystalline silica zeolite-containing catalyst and hydrocarbon hydroprocesses utilizing the same
US4434047A (en) * 1981-11-13 1984-02-28 Standard Oil Company (Indiana) Catalytic dewaxing-hydrotreating process
US4390414A (en) * 1981-12-16 1983-06-28 Exxon Research And Engineering Co. Selective dewaxing of hydrocarbon oil using surface-modified zeolites
US4440871A (en) * 1982-07-26 1984-04-03 Union Carbide Corporation Crystalline silicoaluminophosphates
US4431518A (en) * 1982-09-27 1984-02-14 Mobil Oil Corporation High nitrogen-containing oil processing
US4499327A (en) * 1982-10-04 1985-02-12 Union Carbide Corporation Production of light olefins
EP0111748B1 (de) * 1982-11-16 1987-03-25 Hoechst Aktiengesellschaft Aluminiumsilikate mit Zeolithstruktur und Verfahren zu ihrer Herstellung
US4500651A (en) * 1983-03-31 1985-02-19 Union Carbide Corporation Titanium-containing molecular sieves
US4512875A (en) * 1983-05-02 1985-04-23 Union Carbide Corporation Cracking of crude oils with carbon-hydrogen fragmentation compounds over non-zeolitic catalysts
US4567029A (en) * 1983-07-15 1986-01-28 Union Carbide Corporation Crystalline metal aluminophosphates
US4554143A (en) * 1983-07-15 1985-11-19 Union Carbide Corporation Crystalline ferroaluminophosphates
US4486296A (en) * 1983-10-13 1984-12-04 Mobil Oil Corporation Process for hydrocracking and dewaxing hydrocarbon oils
JPS60104028A (ja) * 1983-11-09 1985-06-08 Asahi Chem Ind Co Ltd 環状アルコ−ルの製造法
US4683217A (en) * 1984-04-13 1987-07-28 Union Carbide Corporation Iron-aluminum-phosphorus-silicon-oxide molecular sieves
DE3584905D1 (de) * 1984-04-13 1992-01-30 Uop Inc Molekularsiebzusammensetzungen.
US4684617A (en) * 1984-04-13 1987-08-04 Union Carbide Corporation Titanium-aluminum-phosphorus-silicon-oxide molecular sieves
CA1248080A (en) * 1984-04-13 1989-01-03 Brent M.T. Lok Quinary and senary molecular sieve compositions
US4935216A (en) * 1984-04-13 1990-06-19 Uop Zinc-aluminum-phosphorus-silicon-oxide molecular sieve compositions
US4758419A (en) * 1984-04-13 1988-07-19 Union Carbide Corporation Magnesium-aluminum-phosphorus-silicon-oxide molecular sieve compositions
US4686092A (en) * 1984-04-13 1987-08-11 Union Carbide Corporation Manganese-aluminum-phosphorus-silicon-oxide molecular sieves
CA1241628A (en) * 1984-04-13 1988-09-06 Brent M.T. Lok Molecular sieve compositions
US4744970A (en) * 1984-04-13 1988-05-17 Union Carbide Corporation Cobalt-aluminum-phosphorus-silicon-oxide molecular sieves
US4605790A (en) * 1985-05-21 1986-08-12 E. I. Du Pont De Nemours And Company Phenol from coal and biomass
IN167718B (ja) * 1985-06-28 1990-12-08 Chevron Res
US4710485A (en) * 1985-10-02 1987-12-01 Chevron Research Company Paraffin isomerization catalyst
US4686029A (en) * 1985-12-06 1987-08-11 Union Carbide Corporation Dewaxing catalysts and processes employing titanoaluminosilicate molecular sieves
US4695365A (en) * 1986-07-31 1987-09-22 Union Oil Company Of California Hydrocarbon refining process

Also Published As

Publication number Publication date
DE3586626D1 (de) 1992-10-15
US4906351A (en) 1990-03-06
EP0187308A1 (en) 1986-07-16
WO1986003770A1 (en) 1986-07-03
DE3586626T2 (de) 1993-04-08
EP0187308B1 (en) 1992-09-09
AU4761390A (en) 1990-05-03
CN1004760B (zh) 1989-07-12
AU594659B2 (en) 1990-03-15
ATE80411T1 (de) 1992-09-15
JPS62501366A (ja) 1987-06-04
CN85109629A (zh) 1986-09-10
AU5312186A (en) 1986-07-22
MX168312B (es) 1993-05-18
CA1275400C (en) 1990-10-23
US4880760A (en) 1989-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0578598B2 (ja)
US4960504A (en) Dewaxing catalysts and processes employing silicoaluminophosphate molecular sieves
US4686029A (en) Dewaxing catalysts and processes employing titanoaluminosilicate molecular sieves
AU599460B2 (en) Process for making middle distillates using a silicoaluminophosphate molecular sieve
JPH03501863A (ja) 低流動点潤滑油の製造法
AU593536B2 (en) Hydrocracking catalysts and processes employing non-zeolitic molecular sieves
JPH0472579B2 (ja)
AU5307686A (en) Hydrocracking catalysts and processes employing silicoaluminophosphate molecular sieves
JPH0631328B2 (ja) 炭化水素油供給原料を触媒により脱ろうする方法
AU6349190A (en) Process for preparing low pour middle distillates and lube oil using a catalyst containing a silicoaluminophosphate molecular sieve
EP0185329B1 (en) Dewaxing catalysts and processes employing silicoaluminophosphate molecular sieves
KR100700999B1 (ko) 파라핀 함유 원료의 유동점을 개선시키는 eu-1제올라이트 촉매 및 그 개선 방법
AU5202386A (en) Cracking catalysts and process using non-zeolitic molecular sieves
US4913798A (en) Hydrocracking catalyts and processes employing silicoaluminophosphate molecular sieves
US4857495A (en) Hydrocracking catalysts and processes employing silicoaluminophosphate molecular sieves
JP3045544B2 (ja) 第二段階の水素化分解のために中間細孔サイズのシリコアルミノ燐酸塩分子ふるい触媒及び水素化分解触媒の組合せを使用して中間留分を製造する方法
JP3045541B2 (ja) 結晶質シリコアルミノ燐酸塩の合成
US4804647A (en) Dewaxing catalysts and processes employing titanoaluminosilicate molecular sieves

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees