JPS62251565A - 自動変速機の油吸入装置 - Google Patents

自動変速機の油吸入装置

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Publication number
JPS62251565A
JPS62251565A JP9138886A JP9138886A JPS62251565A JP S62251565 A JPS62251565 A JP S62251565A JP 9138886 A JP9138886 A JP 9138886A JP 9138886 A JP9138886 A JP 9138886A JP S62251565 A JPS62251565 A JP S62251565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
level
temperature
oil level
suction opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9138886A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tanihara
博 谷原
Takahiro Kawamoto
河本 孝宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN AUTOM TRANSMISSION CO Ltd
JATCO Corp
Original Assignee
JAPAN AUTOM TRANSMISSION CO Ltd
JATCO Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JAPAN AUTOM TRANSMISSION CO Ltd, JATCO Corp filed Critical JAPAN AUTOM TRANSMISSION CO Ltd
Priority to JP9138886A priority Critical patent/JPS62251565A/ja
Publication of JPS62251565A publication Critical patent/JPS62251565A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動変速機の油吸入装置に関するものである
(ロ)従来の技術 −・般に自動変速機では、トルクコンバータの作動油、
クラッチ及びブレーキの作動油などを供給するために、
オイルポンプによりオイルリザーバ内の油を吸入するよ
うに構成される。オイルリザーバ内の油はストレーナの
吸入用開口部から吸入される。ストレーナの吸入用開口
部はオイルレベルが多少変動しても常にオイルレベルよ
りも下部に位置するように設定される。これにより常に
油の吸入が可能となる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、油の温度が非常に低い値となった場合には、油
が収縮してオイルレベルが低下するのに加えて、粘度が
増大するため吐出された油がケーシングの内壁などに付
着してオイルリザーバ内に戻りにくくなるため、更にオ
イルレベルが低下する。このため、場合によってはオイ
ルレベルがストレーナの吸入用開口部とほとんど等しく
なり、空気を吸い込むため油圧が大きく振動する。これ
は、オイルレベルと吸入用開口部との高さがほぼ一致し
た状態で油を吸い込んだり空気を吸い込んだりすること
を交互に繰り返すからである。このような状態になると
クラッチやブレーキなどの締結が行われず、自動変速機
は動力伝達ができない状態となる。本発明は、このよう
な問題点を解決することを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、オイルレベルが所定位置まで低下したときに
比較的少ない一定量の空気を吸入する小径穴を設けるこ
とにより、上記問題点を解決する。すなわち、本発明に
よる自動変速機の油吸入装置は、オイルリザーバ内の油
を吸入するための油通路に、油通路の内部とオイルリザ
ーバ側とを連通させる小径穴が設けられており、この小
径穴の高さ方向位置は変速機の定常的使用状態の油温に
おけるオイルレベルよりも低い位置でかつ油通路の吸入
用開口部よりも高い位置に配置されている。
(ホ)作用 定常的な使用状態における油温の場合には、オイルレベ
ルは小径穴よりも高い位置にあるため、小径穴は全く作
用を及ぼさない。油温が低い場合には、エンジンの始動
により油が吸入用開口部から吸入されオイルレベルが低
下してくる。オイルレベルが小径穴位置まで低下すると
、小径穴を通して空気が吸入される。小径穴を通して吸
入される空気は比較的少量であり油圧を低下させるほど
ではないが、これにより吸入抵抗が減少し定常的に吸入
が行われるため吸入用開口部から空気を吸い込むことが
防止され、オイルレベルは小径穴が設けられている位置
に保持される。これにより、小径穴よりオイルレベルが
低下することが防止される。この状態で運転を続行する
と、次第に油温が上昇しオイルレベルが上昇していき、
通常のオイルレベルの状態に達する。
(へ)実施例 第1図に本発明の実施例を示す。オイルリザーバlOの
内部に、バルブボディ12に取り付けられたストレーナ
14が設けられている。ストレーナ14は油を”ろ過す
るための網16を有している。また、ストレーナ14は
下方に伸びる筒状部18を有しており、その最下端部が
吸入用開口部20となっている。筒状部18の途中に内
外径を貫通する小径穴22が設けられている。ストレー
ナ14の内部側はオイルポンプ24に接続されている。
オイルポンプ24から吐出された油はコントロールバル
ブ26によって調圧され、変速機構28のトルクコンバ
ータ、クラッチ、ブレーキなどに配分されて使用され、
使用済みの油はオイルリザーバlO内に流れ落ちるよう
に構成されている。
次にこの実施例の作用について説明する。
通常の運転時には油の温度は例えば80℃前後となり、
オイルリザーバ10内のオイルレベルは例えば符号Aで
示す位置となる。このような状態では、吸入用開口部2
0はオイルレベルAよりも十分に深い位置となり、また
油の粘度も小さくなっているので、空気を吸い込むこと
なく油は吸入用開口部20から吸入され網16を通って
オイルポンプ24に吸引される。油はコントロールバル
ブ26から変速機構28に供給され、使用された後は円
滑にオイルリザーバlO内に戻ってくる。これにより常
にオイルレベルAの状態が保持される。この状態では小
径穴22は特別な作用又は副作用を発生しない。
変速機が非常に温度の低い状態に長時間放置されると、
油の温度が低下し、油は収縮すると共に粘度が増大する
。油の収縮によってオイルレベルはAよりも低下する。
この状態でエンジンを始動し、オイルポンプ24を回転
させると、油がコントロールバルブ26及び変速機構2
8側に送られるため、オイルレベルは更に低下する。油
の粘度が高いため変速機構2Bからオイルリザーバ10
への油の戻りが悪くなる。このため、オイルレベルは低
下し続けることになるが、オイルレベルが小径穴22の
位置まで低下すると、小径穴22が空気中に露出され、
一定量の空気を吸入する状態となる。小径穴22から吸
入される空気はオイルポンプ24によって吐出される油
圧を低下させない程度のものとしである。これによりオ
イルポンプ24の吸入抵抗が減少し、オイルポンプ24
は一定量の油と一定量の空気とを定常的に吸入する状態
となる。このため、急激にオイルレベルが低下すること
が防止され、第1図に示すオイルレベルBからはオイル
レベルの低下速度が遅くなる。
また、吸入用開口部20から断続的に空気を吸い込んで
油圧を振動させることもなくなる。
従って、この間は必要な油圧が保持されるためクラッチ
やブレーキを作動させることができ、動力伝達を続行す
ることができる。動力伝達が行われると、トルクコンバ
ータなどにおける発熱により油温が上昇するため、変速
機構28からオイルリザーバ10への油の戻りが良好と
なり、オイルレベルが上昇を開始し、また温度の上昇に
伴って油が膨張しオイルレベルを上昇させる。これによ
り、最終的にはオイルレベルAまで復帰する。
結局、低温の運転開始時から油温が上昇するまでの間、
オイルポンプ24は所定の油圧を発生させることが可能
となり、変速機構28が動力伝達不能となるといった事
態の発生を防止することができる。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、吸入用開口部
の上部に小径穴を設けたので、低温時におけるオイルレ
ベルの低下を防止し、低温時においても動力伝達を11
丁能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図である。 10・・・オイルリザーバ、14・・・ストレーナ、2
0・・・吸入用開口部、22・・・小径穴、24・・・
オイルポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. オイルリザーバ内の油を吸入するための油通路に、油通
    路の内部とオイルリザーバ側とを連通させる小径穴が設
    けられており、この小径穴の高さ方向位置は変速機の定
    常的使用状態の油温におけるオイルレベルよりも低い位
    置でかつ油通路の吸入用開口部よりも高い位置に配置さ
    れている自動変速機の油吸入装置。
JP9138886A 1986-04-22 1986-04-22 自動変速機の油吸入装置 Pending JPS62251565A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9138886A JPS62251565A (ja) 1986-04-22 1986-04-22 自動変速機の油吸入装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9138886A JPS62251565A (ja) 1986-04-22 1986-04-22 自動変速機の油吸入装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62251565A true JPS62251565A (ja) 1987-11-02

Family

ID=14024992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9138886A Pending JPS62251565A (ja) 1986-04-22 1986-04-22 自動変速機の油吸入装置

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JP (1) JPS62251565A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104848817A (zh) * 2015-05-26 2015-08-19 安徽江淮汽车股份有限公司 一种过滤器吸油口位置合适度试验装置和试验方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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