JPS62250126A - プレス成形性の優れた冷延鋼板の製造方法 - Google Patents
プレス成形性の優れた冷延鋼板の製造方法Info
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- JPS62250126A JPS62250126A JP9242386A JP9242386A JPS62250126A JP S62250126 A JPS62250126 A JP S62250126A JP 9242386 A JP9242386 A JP 9242386A JP 9242386 A JP9242386 A JP 9242386A JP S62250126 A JPS62250126 A JP S62250126A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はプレス成形性の優れた冷延鋼板の製造方法に関
するものである。とくに本発明はプレス成形性の優れた
超深絞り用冷延鋼板の製造方法に関するものである。
するものである。とくに本発明はプレス成形性の優れた
超深絞り用冷延鋼板の製造方法に関するものである。
(従来の技術)
超深絞り用鋼板は、Tiキルド鋼、Nbキルド鋼が知ら
れている。これらの鋼板は、極低炭素鋼にすることを前
提として、炭窒化物形成能の強いTiあるいはNbを添
加することにより連続焼鈍によっても箱焼鈍と同レベル
の製品を製造できる利点がある。特開昭58−1074
14号には、Ti。
れている。これらの鋼板は、極低炭素鋼にすることを前
提として、炭窒化物形成能の強いTiあるいはNbを添
加することにより連続焼鈍によっても箱焼鈍と同レベル
の製品を製造できる利点がある。特開昭58−1074
14号には、Ti。
Nbを複合添加することにより、NはTiによって T
iNとして仕上げ熱延前に析出させ、Cは主としてNb
によってNbCとして析出させることにより、Ti、N
bをそれぞれ単独に添加するよりも深絞り性がよいこと
が開示されている。
iNとして仕上げ熱延前に析出させ、Cは主としてNb
によってNbCとして析出させることにより、Ti、N
bをそれぞれ単独に添加するよりも深絞り性がよいこと
が開示されている。
(発明が解決しようとする問題点)
前記Tiキルド鋼、Nbキルド鋼、 Ti、 Nbを複
合添加した場合のm仮においても、リムド調オープン焼
鈍材に匹敵する高延性を得ることは困難であり、極めて
成形の厳しいクラオークパネル。
合添加した場合のm仮においても、リムド調オープン焼
鈍材に匹敵する高延性を得ることは困難であり、極めて
成形の厳しいクラオークパネル。
オイルパン等に対しては安定したプレス成形性を確保す
ることが困難であった。一方すムド鋼オープン焼鈍材は
、高延性を得ることができるが、Tiキルド鋼、Nbキ
ルド鋼並の高r値が得られず、歩留まり′低下、内部品
質劣化の問題があった。
ることが困難であった。一方すムド鋼オープン焼鈍材は
、高延性を得ることができるが、Tiキルド鋼、Nbキ
ルド鋼並の高r値が得られず、歩留まり′低下、内部品
質劣化の問題があった。
(問題点を解決するための手段)
本発明は超深絞り用鋼板の有する問題点あるいは欠点を
除去・改善した製造方法を提供することを目的とし、特
許請求の範囲記載の方法を提供することにより、前記目
的を達成することができる。
除去・改善した製造方法を提供することを目的とし、特
許請求の範囲記載の方法を提供することにより、前記目
的を達成することができる。
すなわち、c : o、oos%以下、 S i :
0.10%以下、Mn:0.5%以下、P:0.1%以
下、Al:0.01〜0.10%、N:60ρρ履以下
、 T i :4.00〔C〕 + 3.43 [N
)≦Ti≦0.08%、残部’feeよりなる基本成分
系の鋼、前記基本成分系にNb: 0.002%≦Nb
≦0.040%を含有する鋼、前記基本成分系にB :
0.0002〜0.0030%、Sb:0.005〜
0.020%のいずれか1種を含有する鋼。
0.10%以下、Mn:0.5%以下、P:0.1%以
下、Al:0.01〜0.10%、N:60ρρ履以下
、 T i :4.00〔C〕 + 3.43 [N
)≦Ti≦0.08%、残部’feeよりなる基本成分
系の鋼、前記基本成分系にNb: 0.002%≦Nb
≦0.040%を含有する鋼、前記基本成分系にB :
0.0002〜0.0030%、Sb:0.005〜
0.020%のいずれか1種を含有する鋼。
前記基本成分系にN b : 0.002%≦Nb≦0
.040%とB : 0.0002〜0.0030%に
、S b : 0.005〜0.020%のいずれか1
種を含有する鋼の何れか1種の鋼を熱間圧延した後、冷
間圧延時および/または冷間圧延後鋼板板面粗度調整を
施し、次いで700℃以上の温度で連続焼鈍を施す方法
および/または700℃以上の温度で連続焼鈍伸び率0
.5%以下の調質圧延を施すことを特徴とするプレス成
形性の優れた冷延鋼板の製造方法に関するものである。
.040%とB : 0.0002〜0.0030%に
、S b : 0.005〜0.020%のいずれか1
種を含有する鋼の何れか1種の鋼を熱間圧延した後、冷
間圧延時および/または冷間圧延後鋼板板面粗度調整を
施し、次いで700℃以上の温度で連続焼鈍を施す方法
および/または700℃以上の温度で連続焼鈍伸び率0
.5%以下の調質圧延を施すことを特徴とするプレス成
形性の優れた冷延鋼板の製造方法に関するものである。
超深絞り用鋼板は、一般に熱間圧延、冷間圧延。
焼鈍、調質圧延の工程により製造される。本発明者は、
Tiキルド鋼による超湖絞り用鋼板の製造方法につき多
くの研究を行った結果、原子量論的にC+Nlと等価以
上のTiを有する鋼では、焼鈍を箱焼鈍、連続焼鈍いず
れの方法においても焼鈍のままで降伏伸びが現れないこ
とを知見した。
Tiキルド鋼による超湖絞り用鋼板の製造方法につき多
くの研究を行った結果、原子量論的にC+Nlと等価以
上のTiを有する鋼では、焼鈍を箱焼鈍、連続焼鈍いず
れの方法においても焼鈍のままで降伏伸びが現れないこ
とを知見した。
これはTiC,TiNとして鋼中の固溶C,Nが完全に
固着されるためと推定される。すなわら原子量論的にC
+N量と等価以上のTiを含有する鋼であれば、降伏伸
び消去を目的とする調質圧延が不要である。原子量論的
にC十N量以上のTiを含有する鋼板の調質圧延伸び率
%と、伸び率E1%、降伏強さYSkg/mm2との関
係を示す。
固着されるためと推定される。すなわら原子量論的にC
+N量と等価以上のTiを含有する鋼であれば、降伏伸
び消去を目的とする調質圧延が不要である。原子量論的
にC十N量以上のTiを含有する鋼板の調質圧延伸び率
%と、伸び率E1%、降伏強さYSkg/mm2との関
係を示す。
第1図より調質圧延を施すと、調質圧延の伸び率に比例
して耐力は増加し、伸びは低下するから、原子量論的に
C+Nfit以上の7’iを含有する鋼板は焼鈍後調質
圧延が不要となるため低耐力、高延性のプレス成形性の
優れた冷延鋼板が得られる。
して耐力は増加し、伸びは低下するから、原子量論的に
C+Nfit以上の7’iを含有する鋼板は焼鈍後調質
圧延が不要となるため低耐力、高延性のプレス成形性の
優れた冷延鋼板が得られる。
従来の箱焼鈍法による場合は、箱焼鈍前の鋼板面粗度が
細かいと焼鈍時鋼板同志が焼付き、密着による表面疵不
良となるため箱焼鈍前に鋼板面粗度を粗くする必要があ
る。一方向動車、家電用など冷延鋼板の多くは塗装して
使用するため製品での鋼板面粗度は約1μm前後の細か
い粗度が必要とされるため、通常箱焼鈍後平坦度矯正、
降伏伸び消去を含め、伸び率1〜2%の調質圧延を施し
、板面粗度を調整し製造される。伸び率1〜2%の調質
圧延により、前記第1図に示したごとく耐力は増加し、
伸びが低下する。
細かいと焼鈍時鋼板同志が焼付き、密着による表面疵不
良となるため箱焼鈍前に鋼板面粗度を粗くする必要があ
る。一方向動車、家電用など冷延鋼板の多くは塗装して
使用するため製品での鋼板面粗度は約1μm前後の細か
い粗度が必要とされるため、通常箱焼鈍後平坦度矯正、
降伏伸び消去を含め、伸び率1〜2%の調質圧延を施し
、板面粗度を調整し製造される。伸び率1〜2%の調質
圧延により、前記第1図に示したごとく耐力は増加し、
伸びが低下する。
連続焼きもどし技術の発達は、平坦度が炉内ヒートフラ
ットニング効果により、連続焼きなましのままで、調質
圧延を施さなくても十分な平坦度を得られる技術が確立
されている。また非常に厳しい平坦度を要求されるもの
についても前記炉内ヒートフラットニング効果により、
伸び率0.5%以下の調質圧延でよい平坦度が得られる
。
ットニング効果により、連続焼きなましのままで、調質
圧延を施さなくても十分な平坦度を得られる技術が確立
されている。また非常に厳しい平坦度を要求されるもの
についても前記炉内ヒートフラットニング効果により、
伸び率0.5%以下の調質圧延でよい平坦度が得られる
。
前記箱焼鈍の場合には鋼板面粗度調整のため調質圧延を
必要とするが、連続焼鈍の場合は、箱焼鈍と異なり焼付
き、密着の問題がないため、冷間圧延時の最終スタンド
、または冷間圧延後0.5%以下の調質圧延を施し、最
終製品に要求される鋼板面粗度調整を施せばよい。
必要とするが、連続焼鈍の場合は、箱焼鈍と異なり焼付
き、密着の問題がないため、冷間圧延時の最終スタンド
、または冷間圧延後0.5%以下の調質圧延を施し、最
終製品に要求される鋼板面粗度調整を施せばよい。
以上から原子量論的にC+N量と等価以上のTiを含有
する鋼を用いて、連続焼鈍法で冷延鋼板を製造する方法
は、降伏伸びの消去、平坦度矯正、粗度調整を施すため
の7A質圧延が不要か、または施す場合伸び率0.5%
以下で十分であり、低耐力、高延性を有するプレス成形
性の優れた冷延鋼板を製造することができる。
する鋼を用いて、連続焼鈍法で冷延鋼板を製造する方法
は、降伏伸びの消去、平坦度矯正、粗度調整を施すため
の7A質圧延が不要か、または施す場合伸び率0.5%
以下で十分であり、低耐力、高延性を有するプレス成形
性の優れた冷延鋼板を製造することができる。
次に本発明において用いられる鋼の成分組成を限定する
理由を説明する。
理由を説明する。
Ti:原子量論的にC+Niと等価以上のTIを添加す
ることより、焼鈍のままの状態で降伏伸びを零とするた
め、Tiの下限を4.00 (C’l +3.43〔N
〕とした。一方Tiが0.08%より多くなると材質が
硬化するのみならずTiO□などに起因するスリバーな
どの表面欠陥が多くなるためTi 4.00 〔C〕
+3.43 〔N〕から0.08%の範囲内にする必要
がある。
ることより、焼鈍のままの状態で降伏伸びを零とするた
め、Tiの下限を4.00 (C’l +3.43〔N
〕とした。一方Tiが0.08%より多くなると材質が
硬化するのみならずTiO□などに起因するスリバーな
どの表面欠陥が多くなるためTi 4.00 〔C〕
+3.43 〔N〕から0.08%の範囲内にする必要
がある。
CTCが多くなるとT i C析出物が多くなり結晶粒
成長を阻害し、r値の低下、耐力の増加、延性の低下を
きたすためCは0.008%以下とする必要がある。
成長を阻害し、r値の低下、耐力の増加、延性の低下を
きたすためCは0.008%以下とする必要がある。
Si、Mn、P:Si、Mn、Pはいずれも多くなると
延性の低下、r値の低下をきたすため、それぞれ0.1
0%、0.5%、0.1%以下とする必要がある。
延性の低下、r値の低下をきたすため、それぞれ0.1
0%、0.5%、0.1%以下とする必要がある。
Al :AlはTi添加前の溶鋼脱酸剤として添加する
が、0.01%より少ないと脱酸が不十分となり、Ti
が脱酸剤として働(ためTiの歩留まりが低下する。一
方0.10%より多くなるとA 120 !介在物が増
加して加工性を悪(するため、AIは0.01%〜0.
10%の範囲内にする必要がある。
が、0.01%より少ないと脱酸が不十分となり、Ti
が脱酸剤として働(ためTiの歩留まりが低下する。一
方0.10%より多くなるとA 120 !介在物が増
加して加工性を悪(するため、AIは0.01%〜0.
10%の範囲内にする必要がある。
SUNはTiNとしてTiに固定されるが、Nが多いと
Ti添加量を多く必要とする、またTiN析出物は結晶
粒成長を阻害し、材質を硬化させるため、Nは60pp
m以下とする必要がある。
Ti添加量を多く必要とする、またTiN析出物は結晶
粒成長を阻害し、材質を硬化させるため、Nは60pp
m以下とする必要がある。
Nb:Nbは微量添加することにより材質の面内異方性
を改善できる。これはNbにより熱延時フェライト粒の
微細効果が働き、熱延鋼板(110)方位の発達を抑制
するためと推定される。Nbは0.002%より少ない
と前記効果が十分働かず、一方0.04%より多くなる
と面内異方性は小さくなるが、熱延時のフェライト粒微
細化効果が強すぎ延性を劣化させるため、Nbは0.0
02〜0.04%の範囲内にする必要がある。
を改善できる。これはNbにより熱延時フェライト粒の
微細効果が働き、熱延鋼板(110)方位の発達を抑制
するためと推定される。Nbは0.002%より少ない
と前記効果が十分働かず、一方0.04%より多くなる
と面内異方性は小さくなるが、熱延時のフェライト粒微
細化効果が強すぎ延性を劣化させるため、Nbは0.0
02〜0.04%の範囲内にする必要がある。
BIBはオイルパンなどで問題となるプレス時の二次加
工脆性割れを防止できる* 2pp+aより少ないとそ
の効果が発揮されず、30ppmより多くなるとその効
果が飽和するため、Bは59pH〜30ppmの範囲内
にする必要がある。
工脆性割れを防止できる* 2pp+aより少ないとそ
の効果が発揮されず、30ppmより多くなるとその効
果が飽和するため、Bは59pH〜30ppmの範囲内
にする必要がある。
Sb:SbはBと同様オイルパンなどで問題となるプレ
ス時の二次加工脆性割れを防止できる。
ス時の二次加工脆性割れを防止できる。
0.005%より少ないとその効果が発揮されず、0.
020%より多くなるとその効果が飽和するためsbは
o、oos%〜0.020%の範囲内にする必要がある
。
020%より多くなるとその効果が飽和するためsbは
o、oos%〜0.020%の範囲内にする必要がある
。
次に本発明を実施例について説明する。
(実施例)
第1表は本発明鋼および比較のために用いた比較網の化
学成分を示したものである。第1表に示した鋼を熱間仕
上げ温度900 ’c、 @取温度700 ”Cで板厚
3.5■lに熱間圧延し、0.7mmまで冷間圧延し、
最終スタンドで板面粗度調整を行った後、連続焼鈍ライ
ンで800℃X30secの焼鈍を行った。
学成分を示したものである。第1表に示した鋼を熱間仕
上げ温度900 ’c、 @取温度700 ”Cで板厚
3.5■lに熱間圧延し、0.7mmまで冷間圧延し、
最終スタンドで板面粗度調整を行った後、連続焼鈍ライ
ンで800℃X30secの焼鈍を行った。
焼鈍後、第1表綱紀号A、 Bについては、夫々調質圧
延を施さない焼鈍のままのものと、焼鈍後伸び率0.5
%、1.0%の調質圧延を施した3通りの試料を製作し
た。他の綱紀号C,D、E、Fは調質圧延を施さず焼鈍
のままの試料である。
延を施さない焼鈍のままのものと、焼鈍後伸び率0.5
%、1.0%の調質圧延を施した3通りの試料を製作し
た。他の綱紀号C,D、E、Fは調質圧延を施さず焼鈍
のままの試料である。
上記試料の材質試験結果を第2表に示す。第2表から本
発明鋼は従来の方法に比し、伸び率E1%が51.0%
〜54.6%であり高延性を示し、r値が2.06%〜
2.44%であり高rを示している。また引張強さTS
kg/龍2 も28.4kg/mm2〜30.3に+r
/霧−2であり低い値を示している。本発明鋼を用いる
ことにより従来の方法に比べ、プレス成形性の極めて優
れた材質特性を有する超深絞り用冷延鋼板を得ることが
できた。
発明鋼は従来の方法に比し、伸び率E1%が51.0%
〜54.6%であり高延性を示し、r値が2.06%〜
2.44%であり高rを示している。また引張強さTS
kg/龍2 も28.4kg/mm2〜30.3に+r
/霧−2であり低い値を示している。本発明鋼を用いる
ことにより従来の方法に比べ、プレス成形性の極めて優
れた材質特性を有する超深絞り用冷延鋼板を得ることが
できた。
(発明の効果)
本発明により、本発明鋼を用い、連続焼鈍法の特徴を生
かし、高延性、高r値のいずれの材質特性をも満足する
極めてプレス成形性の優れた冷延鋼板が得られ、その効
果は多大である。
かし、高延性、高r値のいずれの材質特性をも満足する
極めてプレス成形性の優れた冷延鋼板が得られ、その効
果は多大である。
第1図は、原子量論的にC+N量以上のTiを含有する
鋼板の調貿圧延伸び率%と、伸び率EN%、降伏強さY
S kg / am ”との関係を示したものである
。
鋼板の調貿圧延伸び率%と、伸び率EN%、降伏強さY
S kg / am ”との関係を示したものである
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、C:0.008%以下、Si:0.10%以下、M
n:0.5%以下、P:0.1%以下、Al:0.01
〜0.10%、N:60ppm以下、Ti:4.00〔
C〕+3.43〔N〕≦Ti≦0.08%を含有し、残
部Feよりなる鋼を熱間圧延した後、冷間圧延時および
/または冷間圧延後に鋼板板面粗度調整を施し、次いで
700℃以上の温度で連続焼鈍を施すことを特徴とする
プレス成形性の優れた冷延鋼板の製造方法。 2、C:0.008%以下、Si:0.10%以下、M
n:0.50%以下、P:0.1%以下、Al:0.0
1〜0.10%、N:60ppm以下、Ti:4.00
〔C〕+3.43〔N〕≦Ti≦0.08%を含有し、
残部Feよりなる鋼を熱間圧延した後、冷間圧延時およ
び/または冷間圧延後鋼板板面粗度調整を施し、次いで
700℃以上の温度で連続焼鈍を施した後、伸び率0.
5%以下の調質圧延を施すことを特徴とするプレス成形
性に優れた冷延鋼板の製造方法。 3、C:0.008%以下、Si:0.10%以下、M
n:0.5%以下、P:0.1%以下、Al:0.01
〜0.10%、N:60ppm以下、Ti:4.00〔
C〕+3.43〔N〕≦Ti≦0.08%、Nb:0.
002%≦Nb≦0.040%を含有し、残部Feより
なる鋼を熱間圧延した後、冷間圧延時および/または冷
間圧延後に鋼板板面粗度調整を施し、次いで700℃以
上の温度で連続焼鈍を施すことを特徴とするプレス成形
性の優れた冷延鋼板の製造方法。 4、C:0.008%以下、Si:0.10%以下、M
n:0.50%以下、P:0.10%以下、Al:0.
01〜0.10%、N:60ppm以下、Ti:4.0
0〔C〕+3.43〔N〕≦Ti≦0.08%、Nb:
0.002%≦Nb≦0.040%を含有し、残部Fe
よりなる鋼を熱間圧延した後、冷間圧延時および/また
は冷間圧延後に鋼板板面粗度調整を施し、次いで700
℃以上の温度で連続焼鈍を施した後、伸び率0.5%以
下の調質圧延を施すことを特徴とするプレス成形性に優
れた冷延鋼板の製造方法。 5、C:0.008%以下、Si:0.10%以下、M
n:0.5%以下、P:0.1%以下、Al:0.01
〜0.10%、N:60ppm以下、Ti:4.00〔
C〕+3.43〔N〕≦Ti≦0.08%、さらにB:
0.0002〜0.0030%、Sb:0.005〜0
.02%のいずれか1種を含有し、残部Feよりなる鋼
を熱間圧延した後、冷間圧延および/または冷間圧延後
に鋼板板面粗度調整を施し、次いで700℃以上の温度
で連続焼鈍を施すことを特徴とするプレス成形性の優れ
た冷延鋼板の製造方法。 6、C:0.008%以下、Si:0.10%以下、M
n:0.50%以下、P:0.1%以下、Al:0.0
1〜0.10%、N:60ppm以下、Ti:4.00
〔C〕+3.43〔N〕≦Ti≦0.08%、さらにB
:0.0002〜0.0030%、Sb:0.005〜
0.020%のいずれか1種を含有し、残部Feよりな
る鋼を熱間圧延した後、冷間圧延時および/または冷間
圧延後に鋼板板面粗度調整を施し、次いで700℃以上
の温度で連続焼鈍を施した後、伸び率0.5%以下の調
質圧延を施すことを特徴とするプレス成形性に優れた冷
延鋼板の製造方法。 7、C:0.008%以下、Si:0.10%以下、M
n:0.5%以下、P:0.1%以下、Al:0.01
〜0.10%、N:60ppm以下、Ti:4.00〔
C〕+3.43〔N〕≦Ti≦0.08%、さらにNb
:0.002%≦Nb≦0.040%、B:0.000
2〜0.0030%、Sb:0.005〜0.020%
のいずれか1種を含有し、残部Feよりなる鋼を熱間圧
延した後、冷間圧延時および/または冷間圧延後に鋼板
板面粗度調整を施し、次いで700℃以上の温度で連続
焼鈍を施すことを特徴とするプレス成形性の優れた冷延
鋼板の製造方法。 8、C:0.008%以下、Si:0.10%以下、M
n:0.50%以下、P:0.1%以下、Al:0.0
1〜0.10%、N:60ppm以下、Ti:4.00
〔C〕+3.43〔N〕≦Ti≦0.08%、Nb:0
.002%≦Nb≦0.040%、さらにB:0.00
02〜0.0030%、Sb:0.005〜0.020
%のいずれか1種を含有し、残部Feよりなる鋼を熱間
圧延した後、冷間圧延時および/または冷間圧延後に鋼
板板面粗度調整を施し、次いで700℃以上の温度で連
続焼鈍を施した後、伸び率0.5%以下の調質圧延を施
すことを特徴とするプレス成形性に優れた冷延鋼板の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9242386A JPS62250126A (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | プレス成形性の優れた冷延鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9242386A JPS62250126A (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | プレス成形性の優れた冷延鋼板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62250126A true JPS62250126A (ja) | 1987-10-31 |
Family
ID=14054013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9242386A Pending JPS62250126A (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | プレス成形性の優れた冷延鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62250126A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1929059A1 (en) * | 2005-08-25 | 2008-06-11 | Posco | Steel sheet for galvanizing with excellent workability, and method for manufacturing the same |
CN108728751A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-11-02 | 新余钢铁股份有限公司 | 一种改善冲压成形的if各向同性钢及其制造方法 |
-
1986
- 1986-04-23 JP JP9242386A patent/JPS62250126A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1929059A1 (en) * | 2005-08-25 | 2008-06-11 | Posco | Steel sheet for galvanizing with excellent workability, and method for manufacturing the same |
EP1929059A4 (en) * | 2005-08-25 | 2012-06-13 | Posco | STEEL PLATE FOR GALVANIZING WITH EXCELLENT WORKABILITY AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR |
CN108728751A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-11-02 | 新余钢铁股份有限公司 | 一种改善冲压成形的if各向同性钢及其制造方法 |
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