JPS6224887A - シ−ル溶接部の焼鈍方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタービン弁座ンール溶接部等の形状的に熱容量
が不足する場合の製品の局部焼鈍に適用される焼鈍方法
に関する。

〔従来の技術〕

第３図は従来例を示す要部の一部破断面図である。

陸用タービンの各種弁は、第３図に図示する様に弁室１
に弁座２を冷しばめし、かつシール溶接をする構造とな
っているが、第３図に図示のＡ部の様にシール溶接部１
２の形状が小さいため１局部焼鈍ではガス炎にて焼鈍を
行っていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところがガス炎での焼鈍では充分な応力除去や硬度低減
ができなかったり、シール溶接部１２は１か所ずつ焼鈍
を行っていたので２時間的なロヌが生じるなどの不具合
があった。

〔問題点を解決するための手段〕

そこで、補助予熱用に弁室の外側にインダクションコイ
ルを巻き付け、該弁室部を数百°Ｃに予熱すると共に、
弁座シール溶接部近くの弁室溝と弁座潴竹、ニクロム線
コイルを取付けて。

正規の温度までの昇温を同時に行うことにより従来の熱
容量不足を解消して、電気制御による局部焼鈍が可能に
なった。又、全弁座が同時に焼鈍できるので、シール溶
接部・の品質が向上でき、焼鈍時間のロスも少なくする
ことが出来る。

なお、弁室溝と弁座溝は、弁室と弁座の膨長及び収縮が
あるだめ両者にエキスパンション効果を持たせるだめに
設けたものであり２本発明法ではこれらの溝を利用する
ものである。

示す図である。

先ず、蒸気タービンの弁室１と弁座２とのクール溶接さ
れた弁室１の外側に予熱用のインダクションコイ／Ｖ　
３を巻着して、該インダクンヨ１２を正規温度に加熱し
て局部焼鈍を行なった。

〔発明の効果〕

本発明は従来のガス炎焼鈍に比べ、電気加熱制御により
シール溶接部の局部焼鈍を行うので焼鈍時の温度ムラが
少なく、シール溶接部の充分な応力除去と硬度低減が可
能となり１品質を向上出来る。又、数か所間時にシール
溶接部の焼鈍可能であるので作業能率も向上出来るなど
産業上の発達に寄与するところが大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図から第２図は本発明に係る１実施例を示ス図で、
第１図はインダクションコイルの取来例を示す断面図で
ある。 １・・・弁室、２・・・弁座、３・・・インダクション
コイル、４・・・ニクロ、ム線コイル、５，６・・・断
＝材。 ７・・・弁室溝、８・・・弁座溝、　１２・・・シール
溶接部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. タービン等の各種弁の弁室に弁座を装着して該弁室と該
   弁座とをシール溶接をした上記弁室の外部にインダクシ
   ョンコイルを巻き、該弁室内部のシール溶接部近くの上
   記弁室に刻設された溝と上記弁座に刻設された溝にニク
   ロム線コイルを装入して、上記インダクションコイルに
   て予熱を行うと共に、上記ニクロム線コイルにて加熱を
   行ない上記シール溶接部の局部焼鈍を行うことを特徴と
   するシール溶接部の焼鈍方法。