JPS6224849Y2 - - Google Patents
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- JPS6224849Y2 JPS6224849Y2 JP1982042852U JP4285282U JPS6224849Y2 JP S6224849 Y2 JPS6224849 Y2 JP S6224849Y2 JP 1982042852 U JP1982042852 U JP 1982042852U JP 4285282 U JP4285282 U JP 4285282U JP S6224849 Y2 JPS6224849 Y2 JP S6224849Y2
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- adjuster
- damping force
- orifice
- fixed orifice
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- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 26
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 12
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
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- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシヨツクアブソーバにおける減衰力調
整装置に関し、更に詳しくはピストンロツドに設
けたオリフイスを外部操作によつて可変にさせ、
これにより減衰力を何段階にも切換え出来るよう
にした型式のシヨツクアブソーバにおける減衰力
調整装置に関する。
整装置に関し、更に詳しくはピストンロツドに設
けたオリフイスを外部操作によつて可変にさせ、
これにより減衰力を何段階にも切換え出来るよう
にした型式のシヨツクアブソーバにおける減衰力
調整装置に関する。
この種従来のシヨツクアブソーバではピストン
ロツドに設けたオリフイスを外部操作で可変にす
る場合、ピストンロツド取り付け用のアイ基端部
に横方向に向けて孔もしくは空間を形成し、この
孔内に小さなアジヤスタを回転自在に挿入し、ア
ジヤスタを指等で回転すると、このアジヤスタと
連動する操作ロツドを回転させ、操作ロツド先端
のオリフイスの一つが選択されるようになつてい
る。
ロツドに設けたオリフイスを外部操作で可変にす
る場合、ピストンロツド取り付け用のアイ基端部
に横方向に向けて孔もしくは空間を形成し、この
孔内に小さなアジヤスタを回転自在に挿入し、ア
ジヤスタを指等で回転すると、このアジヤスタと
連動する操作ロツドを回転させ、操作ロツド先端
のオリフイスの一つが選択されるようになつてい
る。
しかしながら、上記従来のような小さなアジヤ
スタで操作する場合には操作がやりにくく、確実
性に欠けるものである。
スタで操作する場合には操作がやりにくく、確実
性に欠けるものである。
この為本出願人は上記の調整装置を改良し、ア
ジヤスタと連動する比較的大きなカバーを回転自
在に設け、このカバーを回動することによりアジ
ヤスタ及び操作ロツドが回転し、減衰力調整の操
作を容易にし、且つ確実に操作できるようにした
シヨツクアブソーバの減衰力調整装置を開発した
(実願昭54−132351号)。
ジヤスタと連動する比較的大きなカバーを回転自
在に設け、このカバーを回動することによりアジ
ヤスタ及び操作ロツドが回転し、減衰力調整の操
作を容易にし、且つ確実に操作できるようにした
シヨツクアブソーバの減衰力調整装置を開発した
(実願昭54−132351号)。
しかしながらこの調整装置はカバーをスナツプ
リングで固定しているが、スナツプリングの形状
が特異であり、外れ易いという問題が発生し、又
アツパーブラケツトにスナツプリングを取り付け
る溝を形成した為に強度が低下し、又スナツプリ
ングは外部に露出しているから目立ち全体の外
観、デザインを悪くしているものである。この為
本出願人はこれを更に改良しカバーの取り付け部
材が脱落せず、外部に露出せず、強度も保持でき
る改良したシヨツクアブソーバの減衰力調整装置
を開発しているが、この場合に於てもオリフイス
と対応する符号がカバーと連動して移動した時目
印に対向し、所定のオリフイスを外部から検出で
きるようになつているが、カバーを廻し過ぎた
時、符号が目印と対応しなくなり、減衰力がどう
なつているのか判断できず、乗車中に不安になる
おそれがある。
リングで固定しているが、スナツプリングの形状
が特異であり、外れ易いという問題が発生し、又
アツパーブラケツトにスナツプリングを取り付け
る溝を形成した為に強度が低下し、又スナツプリ
ングは外部に露出しているから目立ち全体の外
観、デザインを悪くしているものである。この為
本出願人はこれを更に改良しカバーの取り付け部
材が脱落せず、外部に露出せず、強度も保持でき
る改良したシヨツクアブソーバの減衰力調整装置
を開発しているが、この場合に於てもオリフイス
と対応する符号がカバーと連動して移動した時目
印に対向し、所定のオリフイスを外部から検出で
きるようになつているが、カバーを廻し過ぎた
時、符号が目印と対応しなくなり、減衰力がどう
なつているのか判断できず、乗車中に不安になる
おそれがある。
これに対し、本出願人は第1図に示す如きデイ
テント機構を持つた減衰力調整装置を提供してい
る。これはシリンダ上端のアツパーブラケツト1
にピストンロツド2の一端の固定孔3およびこの
固定孔3に連通する円板状の空間4を設け、この
円板状の空間4内に一端部がアツパーブラケツト
1外に突出するアジヤスタ5を回動自在に収容し
たものからなり、アジヤスタ5の中心部にはピス
トンロツド2の軸方向中心に回動自在な操作ロツ
ド6の一端が固定されている。また、ピストンロ
ツド2の他端には図示を省略したがピストンによ
つてシリンダ内を区画した2つの液室に連通する
固定オリフイスが設けられ、この固定オリフイス
に選択的に開口する複数の可動オリフイスを持つ
た回動体が前記操作ロツド6の他端に固定されて
いる。さらに、アジヤスタ5の一側面には前記可
動オリフイスの数に対応する複数のデイテント溝
7が設けられ、これらのデイテント溝7に、アツ
パーブラケツト1側に設けられ、かつスプリング
8に支持されたボール9が弾接するように構成さ
れている。
テント機構を持つた減衰力調整装置を提供してい
る。これはシリンダ上端のアツパーブラケツト1
にピストンロツド2の一端の固定孔3およびこの
固定孔3に連通する円板状の空間4を設け、この
円板状の空間4内に一端部がアツパーブラケツト
1外に突出するアジヤスタ5を回動自在に収容し
たものからなり、アジヤスタ5の中心部にはピス
トンロツド2の軸方向中心に回動自在な操作ロツ
ド6の一端が固定されている。また、ピストンロ
ツド2の他端には図示を省略したがピストンによ
つてシリンダ内を区画した2つの液室に連通する
固定オリフイスが設けられ、この固定オリフイス
に選択的に開口する複数の可動オリフイスを持つ
た回動体が前記操作ロツド6の他端に固定されて
いる。さらに、アジヤスタ5の一側面には前記可
動オリフイスの数に対応する複数のデイテント溝
7が設けられ、これらのデイテント溝7に、アツ
パーブラケツト1側に設けられ、かつスプリング
8に支持されたボール9が弾接するように構成さ
れている。
なお、10はスプリング8の脱出を防止する塞
板である。
板である。
かかるデイテント機構を持つた減衰力調整装置
では、減衰力を調整すべくアジヤスタ5を手動回
動操作すれば、当初、前記デイテント溝7をボー
ル9から離す力は大きくなるものの、ボール9が
アジヤスタ5の平らな側面に当接している間はそ
のアジヤスタ5の回動操作は軽く、かかる回動操
作によつて前記デイテント溝7に隣り合う他のデ
イテント溝7が前記ボール9に軽快に嵌まり込
む。このためアジヤスタ5はかかる嵌合状態で位
置が安定し、操作ロツド6の位置決め、すなわち
固定オリフイスに対する可動オリフイスの位置決
めが行われる。
では、減衰力を調整すべくアジヤスタ5を手動回
動操作すれば、当初、前記デイテント溝7をボー
ル9から離す力は大きくなるものの、ボール9が
アジヤスタ5の平らな側面に当接している間はそ
のアジヤスタ5の回動操作は軽く、かかる回動操
作によつて前記デイテント溝7に隣り合う他のデ
イテント溝7が前記ボール9に軽快に嵌まり込
む。このためアジヤスタ5はかかる嵌合状態で位
置が安定し、操作ロツド6の位置決め、すなわち
固定オリフイスに対する可動オリフイスの位置決
めが行われる。
しかしながら、かかるデイテント機構を持つた
減衰力調整装置にあつては、スプリング8、ボー
ル9および塞板10を用いるため部品点数が増大
するとともに、これらの取付作業が工数の増加に
よつて非能率になるという問題があつた。また、
ボール9、スプリング8は一般に金属材料で作つ
たものが使われるため、重量大かつコストアツプ
になるという欠点があつた。
減衰力調整装置にあつては、スプリング8、ボー
ル9および塞板10を用いるため部品点数が増大
するとともに、これらの取付作業が工数の増加に
よつて非能率になるという問題があつた。また、
ボール9、スプリング8は一般に金属材料で作つ
たものが使われるため、重量大かつコストアツプ
になるという欠点があつた。
本考案はこのような欠点を改善するものであ
る。従つて、本考案はブラケツトに一端を固定し
シリンダ内を2つの油室に区画するピストンを持
つたピストンロツドの他端に、両油室に通じる固
定オリフイスを設けるとともに、そのピストンロ
ツドの軸方向中心に回動自在に挿入された操作ロ
ツドに、前記固定オリフイスに選択的に開口され
る複数個の開口径が異る可動オリフイスをもつた
回動体を設け、前記操作ロツドの回動により前記
可動オリフイスの一つを選択して、その開口径に
応じた減衰力を得るようにした減衰力可変装置に
おいて、前記ブラケツトに空間部を設け、この空
間部に合成樹脂よりなる係止突起を持つた弾性部
材を取り付けるとともに、この弾性部材に接近し
て、前記係止突起に選択的に係合する複数のデイ
テント溝を持つたアジヤスタを回転自在に設け、
このアジヤスタの中心に前記操作ロツド端を固定
するように構成したことによつて、構成の簡素
化、組付け作業の能率化を図つたシヨツクアブソ
ーバにおける減衰力調整装置を提供する。
る。従つて、本考案はブラケツトに一端を固定し
シリンダ内を2つの油室に区画するピストンを持
つたピストンロツドの他端に、両油室に通じる固
定オリフイスを設けるとともに、そのピストンロ
ツドの軸方向中心に回動自在に挿入された操作ロ
ツドに、前記固定オリフイスに選択的に開口され
る複数個の開口径が異る可動オリフイスをもつた
回動体を設け、前記操作ロツドの回動により前記
可動オリフイスの一つを選択して、その開口径に
応じた減衰力を得るようにした減衰力可変装置に
おいて、前記ブラケツトに空間部を設け、この空
間部に合成樹脂よりなる係止突起を持つた弾性部
材を取り付けるとともに、この弾性部材に接近し
て、前記係止突起に選択的に係合する複数のデイ
テント溝を持つたアジヤスタを回転自在に設け、
このアジヤスタの中心に前記操作ロツド端を固定
するように構成したことによつて、構成の簡素
化、組付け作業の能率化を図つたシヨツクアブソ
ーバにおける減衰力調整装置を提供する。
以下に、本考案の実施例を図面について具体的
に説明する。
に説明する。
第2図および第3図は本考案の減衰力調整装置
の一実施例を具体的に示す断面図および分解斜視
図である。同図において、11はピストンロツド
12端に螺合一体化したブラケツトで、このブラ
ケツト11にはピストンロツド12用の螺孔13
に連通する円板状の空間14が形成されている。
この円板状の空間14内には一部がブラケツト1
1外に突出したアジヤスタ15が回転操作自在に
収容されていて、このアジヤスタ15の中心部に
は、ピストンロツド12の中心軸孔にガイドされ
た可動オリフイス回動用の操作ロツド16端が固
定されている。前記アジヤスタ15にはリング状
突起17が設けられ、第4図に示すように、この
突起17の内周面に所定角θで切り刻んだ複数の
デイテント溝18が形成されている。なお、この
デイテント溝18の数は前記可動オリフイスの数
に対応する。また、アジヤスタ15の外周には可
変オリフイスの大きさや位置を表示する四種類の
切込み19a,19b,19c,19dが第4図
および第5図に示すように設けられている。
の一実施例を具体的に示す断面図および分解斜視
図である。同図において、11はピストンロツド
12端に螺合一体化したブラケツトで、このブラ
ケツト11にはピストンロツド12用の螺孔13
に連通する円板状の空間14が形成されている。
この円板状の空間14内には一部がブラケツト1
1外に突出したアジヤスタ15が回転操作自在に
収容されていて、このアジヤスタ15の中心部に
は、ピストンロツド12の中心軸孔にガイドされ
た可動オリフイス回動用の操作ロツド16端が固
定されている。前記アジヤスタ15にはリング状
突起17が設けられ、第4図に示すように、この
突起17の内周面に所定角θで切り刻んだ複数の
デイテント溝18が形成されている。なお、この
デイテント溝18の数は前記可動オリフイスの数
に対応する。また、アジヤスタ15の外周には可
変オリフイスの大きさや位置を表示する四種類の
切込み19a,19b,19c,19dが第4図
および第5図に示すように設けられている。
また、前記空間14内には、ボス部20と、略
扇形のフランジ部21と、ボス部20とフランジ
部21との間に連設されて突出する係止片22
と、前記フランジ部21側とは反対側のボス部2
0に対称形に突設した2つのアーム23と、これ
らのアーム23端に設けた係止突起24とを備え
た合成樹脂製のデイテント部材25が第6図、第
7図および第8図に示すように設けられ、前記係
止片22が前記空間14に連続する係止孔に嵌め
込まれて、このデイテント部材25の空間14内
における回転が規制されている。なお、前記係止
突起24は略半球状の円滑面となつている。ま
た、これらの係止突起24はアジヤスタ15のい
ずれかのデイテント溝18に係合されて、アジヤ
スタ15の安定状態を保つている。また、この係
合は前記アーム23の弾撥力により保持されてい
る。
扇形のフランジ部21と、ボス部20とフランジ
部21との間に連設されて突出する係止片22
と、前記フランジ部21側とは反対側のボス部2
0に対称形に突設した2つのアーム23と、これ
らのアーム23端に設けた係止突起24とを備え
た合成樹脂製のデイテント部材25が第6図、第
7図および第8図に示すように設けられ、前記係
止片22が前記空間14に連続する係止孔に嵌め
込まれて、このデイテント部材25の空間14内
における回転が規制されている。なお、前記係止
突起24は略半球状の円滑面となつている。ま
た、これらの係止突起24はアジヤスタ15のい
ずれかのデイテント溝18に係合されて、アジヤ
スタ15の安定状態を保つている。また、この係
合は前記アーム23の弾撥力により保持されてい
る。
第9図は前記ブラケツト11の断面図であり、
第2図に示したものとは90゜偏つた位置で切断し
た場合を示す。これによれば前記のように回動操
作されるアジヤスタ15の一部を外方に突出する
切欠26が前記空間14に連続するように設けら
れている。また、27は前記係止片22を嵌め込
む係止孔、28はアジヤスタ15に当接して回転
を円滑化するピン挿入用のピン孔である。
第2図に示したものとは90゜偏つた位置で切断し
た場合を示す。これによれば前記のように回動操
作されるアジヤスタ15の一部を外方に突出する
切欠26が前記空間14に連続するように設けら
れている。また、27は前記係止片22を嵌め込
む係止孔、28はアジヤスタ15に当接して回転
を円滑化するピン挿入用のピン孔である。
次に、この減衰力調整装置の作用について述べ
る。
る。
いま、前記可動オリフイスの一つを固定オリフ
イスに開口すべく、アジヤスタ15の回動操作に
よつて操作ロツド16を回動する。これによりデ
イテント溝18に係合されているアーム端23の
係止突起24はそのデイテント溝18から脱け出
て突起17の平滑な内周面に摺接し、続く操作ロ
ツド16の回動により、前記アーム端23の係止
突起24は隣りの他のデイテント溝18に落ち込
むように係合する。この係合状態においては、ア
ーム23自身の弾撥力によつて、デイテント溝1
8内に係止突起24を押し当てているため、その
係合を解除するにはその弾撥力に応分の大きな回
動力を要する。すなわち、この係合状態では、そ
のままではアジヤスタ15は自由回動できないよ
うに安定保持され、アジヤスタの位置決めすなわ
ち可動オリフイスの固定オリフイスに対する位置
決めがなされる。
イスに開口すべく、アジヤスタ15の回動操作に
よつて操作ロツド16を回動する。これによりデ
イテント溝18に係合されているアーム端23の
係止突起24はそのデイテント溝18から脱け出
て突起17の平滑な内周面に摺接し、続く操作ロ
ツド16の回動により、前記アーム端23の係止
突起24は隣りの他のデイテント溝18に落ち込
むように係合する。この係合状態においては、ア
ーム23自身の弾撥力によつて、デイテント溝1
8内に係止突起24を押し当てているため、その
係合を解除するにはその弾撥力に応分の大きな回
動力を要する。すなわち、この係合状態では、そ
のままではアジヤスタ15は自由回動できないよ
うに安定保持され、アジヤスタの位置決めすなわ
ち可動オリフイスの固定オリフイスに対する位置
決めがなされる。
かくして、アジヤスタ15の廻り過ぎや各回動
オリフイスに対する表示や目印の位置合せが正し
く行え、その表示や目印に対応した開口面積を有
する可動オリフイスを選択して、所望の減衰力の
調整を行うことができる。
オリフイスに対する表示や目印の位置合せが正し
く行え、その表示や目印に対応した開口面積を有
する可動オリフイスを選択して、所望の減衰力の
調整を行うことができる。
また、この構成によれば、使用部品点数が少く
かつ組付けが容易であり、合成樹脂の成形品によ
りローコストに得られ、かつ軽量化を図ることが
できるものである。
かつ組付けが容易であり、合成樹脂の成形品によ
りローコストに得られ、かつ軽量化を図ることが
できるものである。
なお、前記実施例において、デイテント溝18
を突起17の内周面に設ける代わりに、突起17
の外周面あるいは側面に設けることができ、これ
に応じて前記アーム23や係止突起24の位置を
選択することができる。また、係止片22をフラ
ンジ部21上に植立したピンとすることもでき
る。
を突起17の内周面に設ける代わりに、突起17
の外周面あるいは側面に設けることができ、これ
に応じて前記アーム23や係止突起24の位置を
選択することができる。また、係止片22をフラ
ンジ部21上に植立したピンとすることもでき
る。
以上のように、本考案の構成は、ブラケツトに
一端を固定しシリンダ内を2つの油室に区画する
ピストンを備えたピストンロツドに、両油室に通
じる固定オリフイスを設けるとともに、そのピス
トンロツドの軸孔に挿入された操作ロツドに、前
記固定オリフイスに選択的に開口される、複数の
開口径が異る可動オリフイスを持つた回動体を設
け、前記操作ロツドの回動によつて前記可動オリ
フイスの一つを固定オリフイスに開口させ、その
可動オリフイスの開口径に応じた減衰力を得るよ
うに構成したシヨツクアブソーバの減衰力調整装
置において、前記ブラケツトに空間部を設け、こ
の空間部に係止突起を持つた弾性部材を取り付
け、この弾性部材の外周に設けたアジヤスタを前
記空間部内に回転自在に配置させ、アジヤスタの
内周には複数のデイテント溝を形成し、このデイ
テント溝の一つに前記係止突起を選択的に係止さ
せ、更にアジヤスタの中央に前記操作ロツド端を
固定したことを特徴とするものである。
一端を固定しシリンダ内を2つの油室に区画する
ピストンを備えたピストンロツドに、両油室に通
じる固定オリフイスを設けるとともに、そのピス
トンロツドの軸孔に挿入された操作ロツドに、前
記固定オリフイスに選択的に開口される、複数の
開口径が異る可動オリフイスを持つた回動体を設
け、前記操作ロツドの回動によつて前記可動オリ
フイスの一つを固定オリフイスに開口させ、その
可動オリフイスの開口径に応じた減衰力を得るよ
うに構成したシヨツクアブソーバの減衰力調整装
置において、前記ブラケツトに空間部を設け、こ
の空間部に係止突起を持つた弾性部材を取り付
け、この弾性部材の外周に設けたアジヤスタを前
記空間部内に回転自在に配置させ、アジヤスタの
内周には複数のデイテント溝を形成し、このデイ
テント溝の一つに前記係止突起を選択的に係止さ
せ、更にアジヤスタの中央に前記操作ロツド端を
固定したことを特徴とするものである。
この構成により、次のような特有の効果が得ら
れる。
れる。
弾性部材と、アジヤスタと、両者の間の係止
突起及びデイテント溝からなるデイテント機構
とが一つの空間部内に収容されているから部品
点数が少なく、構成が簡素化され、コンパクト
であり、ブラケツトの長さを短かく出来る。
突起及びデイテント溝からなるデイテント機構
とが一つの空間部内に収容されているから部品
点数が少なく、構成が簡素化され、コンパクト
であり、ブラケツトの長さを短かく出来る。
弾性部材とアジヤスタとを組み付けた状態で
空間部内に収容できるから組み付け性が容易と
なる。
空間部内に収容できるから組み付け性が容易と
なる。
係止突起は弾性部材の弾性でデイテント溝に
嵌合できるから、アジヤスタを積極的に回転し
ない限り係合状態が解消されず、車体からの振
動でアジヤスタの位置がずれることが防止され
る。
嵌合できるから、アジヤスタを積極的に回転し
ない限り係合状態が解消されず、車体からの振
動でアジヤスタの位置がずれることが防止され
る。
アジヤスタは空間部内に回転自在に配置さ
れ、弾性部材はブラケツトに取り付けられてい
るから、弾性部材を固定したまゝの状態でアジ
ヤスタのみを同一方向へくり返し回転できる。
又作業者によつては時計方向でも反時計方向で
も自由に回転操作でき、作業性が良好である。
れ、弾性部材はブラケツトに取り付けられてい
るから、弾性部材を固定したまゝの状態でアジ
ヤスタのみを同一方向へくり返し回転できる。
又作業者によつては時計方向でも反時計方向で
も自由に回転操作でき、作業性が良好である。
第1図は従来のシヨツクアブソーバにおける減
衰力調整装置を示す要部の断面図、第2図は本考
案の同じく減衰力調整装置を示す要部の断面図、
第3図は同じく分解斜視図、第4図はアジヤスタ
の正面図、第5図は第4図のA−A線に沿う断面
図、第6図および第7図はデイテント部材のそれ
ぞれ正面図および平面図、第8図は第6図のB−
B線に沿う断面図、第9図はブラケツトの断面図
である。 11……ブラケツト、12……ピストンロツ
ド、14……空間、15……アジヤスタ、16…
…操作ロツド、18……デイテント溝、23……
アーム、24……係止突起、25……デイテント
部材。
衰力調整装置を示す要部の断面図、第2図は本考
案の同じく減衰力調整装置を示す要部の断面図、
第3図は同じく分解斜視図、第4図はアジヤスタ
の正面図、第5図は第4図のA−A線に沿う断面
図、第6図および第7図はデイテント部材のそれ
ぞれ正面図および平面図、第8図は第6図のB−
B線に沿う断面図、第9図はブラケツトの断面図
である。 11……ブラケツト、12……ピストンロツ
ド、14……空間、15……アジヤスタ、16…
…操作ロツド、18……デイテント溝、23……
アーム、24……係止突起、25……デイテント
部材。
Claims (1)
- ブラケツトに一端を固定しシリンダ内を2つの
油室に区画するピストンを備えたピストンロツド
に、両油室に通じる固定オリフイスを設けるとと
もに、そのピストンロツドの軸孔に挿入された操
作ロツドに、前記固定オリフイスに選択的に開口
される、複数の開口径が異る可動オリフイスを持
つた回動体を設け、前記操作ロツドの回動によつ
て前記可動オリフイスの一つを固定オリフイスに
開口させ、その可動オリフイスの開口径に応じた
減衰力を得るように構成したシヨツクアブソーバ
の減衰力調整装置において、前記ブラケツトに空
間部を設け、この空間部に係止突起を持つた弾性
部材を取り付け、この弾性部材の外周に設けたア
ジヤスタを前記空間部内に回転自在に配置させ、
アジヤスタの内周には複数のデイテント溝を形成
し、このデイテント溝の一つに前記係止突起を選
択的に係止させ、更にアジヤスタの中央に前記操
作ロツド端を固定したことを特徴とするシヨツク
アブソーバの減衰力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4285282U JPS58146141U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | シヨツクアブソ−バの減衰力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4285282U JPS58146141U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | シヨツクアブソ−バの減衰力調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58146141U JPS58146141U (ja) | 1983-10-01 |
JPS6224849Y2 true JPS6224849Y2 (ja) | 1987-06-25 |
Family
ID=30053957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4285282U Granted JPS58146141U (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | シヨツクアブソ−バの減衰力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58146141U (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49135698U (ja) * | 1973-03-23 | 1974-11-21 | ||
JPS5629864Y2 (ja) * | 1975-03-20 | 1981-07-16 | ||
JPS5285096U (ja) * | 1975-12-22 | 1977-06-24 |
-
1982
- 1982-03-26 JP JP4285282U patent/JPS58146141U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58146141U (ja) | 1983-10-01 |
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