JPS62247945A - 自動車の盗難防止装置 - Google Patents

自動車の盗難防止装置

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Publication number
JPS62247945A
JPS62247945A JP61092562A JP9256286A JPS62247945A JP S62247945 A JPS62247945 A JP S62247945A JP 61092562 A JP61092562 A JP 61092562A JP 9256286 A JP9256286 A JP 9256286A JP S62247945 A JPS62247945 A JP S62247945A
Authority
JP
Japan
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time
circuit
activated
automobile
alarm
Prior art date
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Pending
Application number
JP61092562A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Hanajima
花島 良久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANJITSU KOGYO KK
Original Assignee
SANJITSU KOGYO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車の盗難防止装置に係り、本人の記憶能力
と時間長とを巧みに利用して他人によるドア開放等があ
ったときに強力な警報を発生させること等により自動車
の盗難を未然防止できるようしたものである。
(背景技術とその問題点) 自動車の盗難を未然防止することは、一種財産保全とい
う個人的、私的観点のみならず二次犯罪行為を引き起こ
させないという社会的、公的観点からも極めて重要なこ
とである。
従来、自動車の盗難防止手段としてはマスターキーによ
ってドアをロックする方法がとられ、自動車の密閉的構
造上それのみによっていたと言って過言でない。
しかしながら、かかる従来の盗難防止手段には次のよう
な問題があった。
すなわち、紛失、置き忘れのマスターキーあるいは合鍵
等によって時間長はともかく他人によりドアが開放され
てしまうという問題があった。また、マスターキー等が
なくともフロントガラス、ドアガラスを破損してドアロ
ックが脱されてしまうという欠点もあった。さらに、ド
アロックのまま自動車ごと盗搬されてしまうという問題
もあった。これらはいずれも他人によって行われても、
そのときに周囲の者が当該自動車に関する自他識別をす
ることができずそれら者の協力を得ることも、注意喚起
することもできないので盗難を未然に防止することがで
きなかった。然して、実用的盗難防止装置の開発が望ま
れていた。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来問題点に鑑みなされたもので、他人
がドアを開放等したときの異常状態を検知するとともに
本人の記憶能力と時間長との組み合わせによる間接的な
自他識別的機能を巧みに利用して確実な警報等を行い盗
難防止を図ることのできる実用性の高い自動車の盗難防
止装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段および作用〕(手段) 本発明は、運転席に人が座らなければ本来的機能が発揮
されないという自動車の特質に鑑み、その前提としてド
アの開放および/または窓ガラスの破…を検出し、自動
車の持主(本人)の記憶能力と時間長とを巧みに利用し
て間接的な自他識別的機能をもたせ、他人によるときは
高音等による警報等を行うことによって盗難を未然に防
止するようしてその問題点を解決しようとするものであ
る。
これがため、第1の発明は、ドアスイッチおよび/また
はガラス破損検出センサーからなる異常検出手段と、荊
記異常検千出手段が作動したときに駆動され所定の時間
Tが経過したときに停止する第1の時限回路と、前記異
常検出手段が作動したことを記憶するための記憶手段と
、前記記憶手段で記憶された前記異常検出手段の作動相
当信号が入力されたときに駆動され所定の時間t1が経
過したときに停止する第2の時限回路と、前記第1の時
限回路に基づく時間Tの経過前であって前記第2の時限
回路に基づく時間t1の経過後であることを条件に警報
手段を駆動させるための警報駆動回路と、前記記憶手段
の記憶内容を強制的に解除して初期状態に戻すための自
動車室内に設けられた解除手段と、自動車の補助ブレー
キを作動させたことを条件として前記第1および第2の
時限回路、記憶手段並びに警報手段をこれらを駆動する
ための電源装置に接続させるメインスイッチ回路とを備
え、前記異常検出手段が一旦作動したときには前記解除
手段を解除操作しない限り所定の時間だけ前記警報手段
が駆動されるよう構成したことを特徴とする自動車の盗
難防止装置。
また、第2の発明は、ドアスイッチおよび/またはガラ
ス破損検出センサーからなる異常検出手段と、前記異常
検出手段が作動したときに駆動され所定の時間Tが経過
したときに停止する第1の時限回路と、1111記異常
検出手段が作動したことを記(Qするための記4g手段
と、前記記ta手段で記憶された前記異常検出手段の作
動相当信号が入力されたときに駆動され所定の時間【l
 が経過したときに停止する第2の時限回路と、前記第
1の時限回路に基づく時間Tの経過後であることを条件
に警報手段を駆動させるための警報駆動回路と、前記警
報駆動回路が駆動されてから時間L2が経過したときに
出力する第3の時限回路と、前記第3の時限回路に基づ
く時間t2経過後に自動車のエンジンをストップさせる
ためのエンジン停止回路と、前記記憶手段の記憶内容を
強制的に解除して初期状態に戻すための自動車室内に設
けられた解除手段と、自動車の補助ブレーキを作動させ
たことを条件として前記第1.2および第3の時限回路
、記憶手段並びに警報手段をこれらを駆動するための電
源装置に接続させるメインスイッチ回路とを備え、前記
異常検出手段が一旦作動したときには前記解除手段を解
除操作しない限り所定の時間だけ前記警報手段が駆動さ
れかつ、前記異常検出手段が作動してから所定時間経過
後に自動車のエンジンをストップさせるよう構成したこ
とを特徴とする自動車の盗難防止装置。
(作用) 本発明は上記構成によるから、非常検出手段をドアを開
けたときにONするドアスイッチとした場合を例として
述べると次のように作用する。
第1の発明の場合、前記ドアスイッチは、本人、他人の
区別なくドアを開けたときにONとなるよう作動する。
すると記憶手段がその作動を記憶するとともにこの記憶
手段を介し第2の時限回路を駆動する。一方、第1の時
限回路は前記ドアスイッチがONとなると同時に駆動さ
れている。警報駆動回路は、第1の時限回路に基づく時
間Tの経過前であって第2の時限回路に基づく時間t1
の経過後であることを条件に警報手段を駆動する。
ところで、解除手段は記憶手段の記憶内容(上記の場合
にはドアスイッチがONしたこと)を解除して初期状態
に戻すためのものであって車内すなわち自動車の内側に
設置されているものである。
従って、第1の時限回路および記憶手段を介した第2の
時限回路は前記ドアスイッチがONされるとスタンバイ
はするものの上記時間1.の経過前に解除手段が解除操
作されると前記条件が満足されないことになる0反対に
解除手段を解除操作せずに上記時1g1tlが経過する
と前記条件が満足されるので警報駆動回路は警報手段を
駆動す名。
ここに、上記時間t1を5秒と設定したとすれば、本人
は解除手段の設置場所を記憶しているから5秒以内に解
除操作することができるので警報手段が駆動されること
はない。よって警報手段を高音を発するブザー等として
も本人も周囲人にも迷惑をかけることがない。
他方、他人は前記ドアを開けた瞬間から5秒以内に解除
手段の設置場所を発見しかつそれを所定の解除操作する
ことはできないはずである。よってその後に前記ドアを
開開するか否かにかかわらず警報手段は駆動される。こ
のように、本人の記憶能力を巧みに利用して機器と関与
させる時間差をもって自他識別的機能を発揮できるよう
しているから確実、迅速な非常警報ができるがら自動車
の盗難を防止することができる。
また、本人が車を離れるときには、補助ブレーキを作動
させればメインスイッチ回路によって本装置はセットさ
れ、記憶手段は初期状態に強制的にセットされ、かつド
アをその後に閉めてもドアスイッチはOFFになるだけ
であるから警報手段が駆動されることはなく問題はない
。また、補助ブレーキを作動させてメインスイッチ回路
を作動させれば、本装置がセフ)されるので、格別の操
作によって本装置をセットさせる手間も省けかつセット
することを忘れてしなうこともない。
また、第2の発明は、上記第1の発明の場合と同様に作
用するほか、さらに、解除手段の設置場所を発見しかつ
それを所定の解除操作することなく、他人が自動車を発
進させた場合には、補助ブレーキの解放に拘わらずエン
ジン停止回路によって所定時間後に自動的にエンジンを
ストンするよう作用する。したがって、その警報を無視
して逃走しようとしても、自動車自体が停止してしまう
ので、一層確実に盗難を防止することができる。
〔実施例〕
本発明に係る自動車の盗難防止装置の実施例を図面を参
照しながら詳細に説明する。
(第1実施例) この第1実施例による自動車の盗難防止装置は、第1図
に示され非常検出手段1、解除手段2、メインスイッチ
回路4、第1の時限回路20、記憶手段IO1第2の時
限回路30、警報駆動回路40および警報手段50とか
ら構成され、また、電源装置3が設けられている。そし
て、記憶手段10、第1の時限回路20、第2の時限回
路30および警報駆動回路40は電子回路100として
一体的に形成されている。
非常検出手段1は、図示しない自動車200のドアを開
いたときにONとなり、閉じたときにOFFとなるドア
スイッチ8とフロントガラスや窓ガラス等が破損された
ときに車内の紫外線の強度変化を検出し電路をONさせ
るセンサー9とから形成されてている。ここに、いずれ
かがONの状態を非常状態と定義する。
メインスイッチ回路4は、本盗難防止装置を電源回路3
に接近させていわゆるセットするためのもので、本実施
例ではサイドブレーキバンドルを引いたときに作動する
補助ブレーキ61の作動により励磁されるリレー62と
、このリレー62の補助接点63.64から形成されて
いる。したがって、補助ブレーキ61を作動させればリ
レー62が励磁され補助接点63をもって本装置をセッ
トすることができ、かつ、補助接点64でセルフホール
ドさせてセット状態を保持することができる。
解除手段2は、常時閉成のブツシュボタンPBから形成
され、ブツシュボタンPBをブツシュすることによって
電路を開き、前記メインスイッチ回路4のセルフホール
ド状態を解除させることができるものである。
第1の時限回路20は再入力端子が短絡されたナンド回
路21と時間Tを定める可変抵抗R32、コンデンサC
ZIと放電用の抵抗R0および抵抗R21、ダイオード
D2+を含み形成されている。従って、出力端子での信
号E2゜は常時ハイレベル(以下HLと称す。他の場合
にも同様とする。)であり、ドアスイッチ8または/お
よびセンサー9がONとなり電源装置3の正極が接続さ
れると第1の時限回路20が駆動され時間Tの経過後に
停止されてローレベル(以下LLと称す。他の場合にも
同様とする。)となる、この場合、解除手段2としての
ブツシュボタンPBはONである。なお、時間Tは3分
5秒とされている。
記憶手段IOは、フリップフロップ回路11、Q端子か
らの出力信号E、の時間【。を規制するための抵抗R1
1およびコンデンサC1の他抵抗R1□、R18、ダイ
オードDI3を含み形成されている。
端子KにはブツシュボタンPB、補助接点63を介し電
源装置3の正極が接続されており、端子Jにはドアスイ
ッチ8等を介しその正極が接続されている。また端子R
にはりセント信号としての解除手段またるブツシュボタ
ンPBを介し![装置3の負極が接続されている。従っ
て、フリップフロ、プ回路11が初期状態すなわちリセ
ット状態にあるときにドアスイッチ8等がONとされる
と端子JにHLが加わり端子Qから時間t0の信号E、
。が出力される。一方、ブツシュボタンPBが解除操作
されるとすなわちOFFとされると端子RはHLとなる
からフリップフロップ回路11はその記憶内容を喪失し
リセット状態となる。
また、第2の時限回路30は、両端子が短絡されたナン
ド回路31と一対のダイオードD3..  D、2およ
び時間1.を決める可変抵抗R11、コンデンサC31
を含み形成されている。なお、時間t1は5秒とされて
いる。従って、記憶手段10からのHLの信号E1゜を
受けて駆動され5秒後に信号E、。はHLとなり停止さ
れたことになる。しかし、5秒以内にブツシュボタンP
BがOFFされると中断された信号E、。がHLとなる
ことはない。
また、警報駆動回路40は、第2の時限回路30のナン
ド回路31に接続されたナンド回路41、第1の時限回
路20のナンド回路21に接続されたダイオードD41
.D4zから形成され全体としてアン1′回路を構成さ
れ、またダーリントン接続されたトランジスタ43を含
み形成されている。従って、信号EgoがHL 、信号
E:+oがHLのときに信号E5aがHLとなる。すな
わち、信号E、。は第1の時限回路20に基づく時間T
(3分5秒)の経過前であって第2の時限回路30に基
づく時間(l (5秒)の経過後を条件としてHLとな
り警報手段50を駆動する。つまり、時間3分(T−1
+)だけ駆動される。警報手段50は、種別、個数は問
わないがこの第1実施例では警報駆動回路40のダーリ
ントン)妾続されたトランジスタ43で駆動される13
0ホーンの強者を発するブザー52、自動車のクラクシ
ョン51、外部へ無線通報するための発信器53を含み
形成されている。
また、電源装置3は、この実施例においては、自動車の
バッテリーとされている。
次に、このように構成された第1実施例の作用について
説明する。
第2図(A)は、本人が自動車200から離れていると
きに他人がドアを開けて侵入する場合についての動作説
明図である0時刻T1において、他人によってドアが開
かれたとするとドアスイッチ8がONとなる。この非常
状態になると記憶手段IOのフリップフロップ回路11
の端子JがHLとなり端子Qから抵抗R,いコンデンサ
C+ + テ定められた時間t0のHLの信号E0が出
力される。従って、第2の時限回路30の信号E3aは
徐々に立ち上がり時間t1後すなわち時刻T2において
HLとなる。これによりナンド回路31.41を介し警
報駆動回路40の信号E4゜はHLとなる。この間、第
1の時間回路20の信号E2゜はHLのままである。よ
って、信号E、。がHLとなり、130ホーンの強者で
ブザー52が鳴り出し、クラクション51も鳴ると同時
に発信器53が作動して図示しない集中保安システムに
信号Sをもって告げる。従って、他人は虞れ戦き退去す
るに十分な状態を確立できる。しかし、この非常警報を
長時間継続させたのでは周囲に迷惑を及ぼすことになる
。そこで、第1の時限回路20に基づく時間T(3分5
秒)が経過したときすなわち時刻T4において第1の時
限回路20は停止され信号E□。がLLとなる。従って
警報駆動回路40の駆動条件は解除されるから警報手段
50の駆動は停止されるようしている。なお、第1の時
限回路20に基づく時間T(3分5秒)の経過前におい
ては、例えば、時刻T、において他人が車内に侵入した
ままドアを閉めてドアスイッチ8をOFFとしたとして
も警報手段50の駆動が停止されることはない。
なお、解除手段またるブツシュボタンPBを例えば時刻
T、においてOFFとすれば警報手段50を停止するこ
とができるので他人が退去してしまえば早目に高音等が
発せられないようすることができる。この場合メインス
イッチ回路4のセルフホールド状態が解除され補助接点
63が開成するのでブツシュボタンPBから手を離して
も再び警報手段50が駆動されてしまうということはな
い。
これに対し、自動車200に戻った本人がドアを開くと
きには、上記他人の場合と同様にドアスイッチ8、記(
1手段10、第1の時限回路20および第2の時限回路
30が駆動されるが、第2図(B)に見るように本人は
解除手段またるブツシュボタンPBの設置場所を記憶し
ているから第2の時限回路30で定まる時間t、(5秒
)以内に例えば時刻T、においてブツシュボタンPBを
OFFとすることができる。従って、警報手段50が駆
動されることがないのでブザー52等が発音等すること
がない。
すなわち、第1の時限回路20は、抵抗Rt t +R
23を介しコンデンサC21の電荷はデスチャージされ
て初期状態に戻り、また信号E2゜はHLとなったまま
である。記憶手段lOのフリップフロップ回路11はブ
ツシュボタンPBがOFFとされることによりリセット
され端子QはLLとなり第2の時限回路30も初期状態
に戻ることになる。
以上は、センサー9が単独でまたは/ドアスイッチ8と
同時にONとなったときにも同じ作用をする。
なお、上記の通り作用するが、本人が自動車200から
離れるときには警報手段50が駆動されないようしてい
る。これは第2図(C)に示され、本人がドアを開きド
アスイッチ°8を時刻T、においてONとし、ブツシュ
ボタンPBを時刻T6においてONとして本装置をセッ
トしたとしても第2の時限回路30で定める時間り、(
5秒)以内に、例えば時刻T、においで、ドアを閉めて
ドアスイッチ8をOFFしても、その後にドアを開けて
ドアスイッチ8をONとしない限り記憶手段10のフリ
ップフロップ回路11は駆動されないので第2の時限回
路30の信号E、。がHLになることはない。従って、
第1の時限回路20の信号E2゜がHLとしてスタンバ
イ状態にあったとしても警報駆動回路40での条件(E
 2゜およびE4゜がともにHL)が満足されないこと
から明らかである。
この第1実施例によれば、解除手段またるブツシュボタ
ンPBを車内に設けているので他人が車外から操作する
ことはできないから本盗難防止装置が切断されることが
なく確実な機能が保障される。また一般的にドアロック
された上で本装置が設置されるからダブルガード的作用
をなし盗難防犯の万全が図られるという効果もある。
また、ドアを開いたときには本人、他人の区別なく記憶
回路10、第1および第2の時限回路20.30等は駆
動されるが、これを解除すべき解除手段またるブツシュ
ボタンPBをOFFとすることによってそれらを停止す
ることができるよう構成されているから、他人はそのブ
ツシュボタンPBの設定場所を知るよしもなく、5秒と
いう短時間にそれを発見しかつ所定の手順による解除操
作をすることは事実上至難である。このように本人の記
憶能力と電子回路100との整合を図り、設置場所およ
び時間差によって間接的に自他識別を行うものであるか
ら他人の侵入時には確実に作動され非常警報による盗難
防止の実効を奏することができる。また、集中保安シス
テム等に信号を発するからオーナー、防犯責任者等への
通報もできる。
また、本人はそのブツシュボタンPBを5秒内に容易に
OFFとすることができるから警報手段50が駆動され
ない。従って、ブザー52を130ホーンという強者と
しても他人による非常時以外に発音することがないから
本人に不都合を及ぼすことがない。しかし、そのように
強者とすることができるから他人は相当のショックを受
は退去せざるを得なくなる。また、周囲の人々への注意
喚起と警報効果も抜群であり、完璧な非常警報効果を奏
することができる。
さらに、小型の電子回路100とドアの開閉により○N
−0FFする非常検出手段またるドアスイッチ8および
/またはセンサー9と解除手段またるブツシュボタンP
Bという簡単な構造であるから設置取扱が容易であり経
済的負担も小さくかつ車内に設けられているからその耐
久性もよい等実用的価値の高いものである。
さらにまた、記憶手段10はブツシュボタンPBをOF
FとすることによりリセットされかつブツシュボタンP
BがONの状態でドアが開かれたときにONとなるドア
スイッチ8等により記憶手段10を介し第2の時限回路
30が駆動されるよう構成しているから本人が出かける
ときに不用意にブザー52等の高音が発せられてしまう
ということはない。
また、第1の時限回路20と第2の時′限回路30の設
定時間Tとtl とは容易に可変することができるから
本人の能力に応した最適使用をすることができる。また
、プソソユボタンPBをOFFとすればただちに警報手
段50は停止されるし、本人が不在であっても第1の時
限回路20の時間T後には自動的にそれが停止されるの
で高音等が発せられたままとなる不都合を生じさせない
という社会的要請をも満足させることができる。
さらに、解除手段2をブツシュボタンPBとしかつ補助
ブレーキ61を作動させたときに閉成する補助接点63
.64をもって本装置をセントするとともにセルフホー
ルドを行うメインスイッチ回路4を設けているから、本
人が車から離れるときに慣行的に行われる補助ブレーキ
61を作動させれば本装置が自動的にセットされるので
セットを忘れてしまうということがない。
(第2実施例) 第2実施例は第3図に示され、前記第1実施例の場合と
異なるところは、第3の時限回路7oとエンジン停止回
路80とを設けるとともに解除手段2をカード読取方式
のスイッチ作動型とし、電源′Ai!!3を電池から形
成したこと並びに警報手段50を電子音声発生器54を
設は形成していることである。他の点については第1実
施例の場合と変えるところがないのでその詳細な説明は
省略する。
さて、第3の時限回路70は、警報駆動回路40より警
報手段5を駆動すべき信号が出力されてから、すなわち
第2の時限回路3oでの時間L1が経過した後に時間t
2 (3秒)を数えるタイマー71から形成されている
。また、エンジン停止回路80は、リレー81、ダイオ
ード82、抵抗83、トランジスタ84および補助接点
85から構成されている。リレー81は、時間tエ (
3秒)が経過したときにトランジスタ84がONとなる
ことによって駆動(励磁)され補助接点85を開成する
ものである。したがって、この第2実施例では、第1実
施例の場合と同様な条件のもとに警報駆動回路40によ
って警報手段5oが駆動されると電子音声発生器54が
「ドロボー、盗難車」と車外に向かって連呼発声する。
また、警報手段50を停止させるには解除手段またるカ
ード読取器に特定のカードを差し込まなければならない
一方、警報手段50が駆動されブザー52が鳴り、電子
音声発生器54とから連呼発生されているもにかかわら
ず、つまり第2の時限回路3oでの時間t1 (5秒)
が経過しているのになお他人が自動車を発進させた場合
には、第3の時限回路70に基づく時間t2 (3秒)
すなわち警報しはじめてから8秒後にリレー81が駆動
されるので補助接点85が開成されエンジン駆動回路3
00が遮断される。
従って、この第2実施例によれば、ブザー52のほか警
報手段50から音声が連呼発声されるので周囲の人々に
一層注意喚起させることができる。
また、他人がドアロックを外したとしてもかつ解除手段
2が目視可能な場所に設置されていたとしても特定のカ
ードを持たぬその他人には警報手段50の停止をするこ
とができないがら自動車2゜Oより退去せざるを得すこ
こに自動車の盗難防止が達成される。さらに、電源装置
3は電池としたから予めボンネットを開きバッテリーの
配線を遮断したとしても警報手段50の駆動が保障され
る。
さらに、解除手段2を操作することなく自動車を発進さ
せたとしても第3の時限回路7oとエンジン停止回路8
0とにより時間t2後にエンジンが停止されるので完璧
に自動車mlを防止することができる。
以上の実施例によれば、第1の時限回路2o、第2の時
限回路30および第3の時限回路7oの各時間はそれぞ
れ3分5秒と5秒と3秒とにされていたがその時間は本
人の能力等に応じ選択すべきであり、その時間長は限定
されない。
また、解放手段またるブツシュボタンPBと警報手段5
0たるブザー52とを個別的にそれぞれ設置する等その
機械的配置的事項は自由なものである。もとよりブザー
52の音量は状況により選定すべきもので上記の130
ホーンに限定されない。
非常検出手段lはドアスイッチ8とガラス破損検出のセ
ンサー9とされたがいずれか一方でもよく、また、光電
スイッチ、静電スイッチ等としてもよく種別および個数
等は不問である。またドアが開いたときまたはガラスが
破損されたときにONとなり閉としたときにOFFとし
たが、要は非常状態か否かを判別できればよいから逆作
動のものとしてもよい。同様に解放手段2を暗証カード
や数字ボタン組み合わせ指令方式等あるいは自動車のマ
スターキーとしてもよい。例えば、数字ボタン組み合わ
せ指令方式とすれば第2の時限回路30の時間1.を3
秒の如く短くすることもできる。また、設置場所を隠れ
た場所とする必要もなくなるばかりか一層の自他識別的
効果を助長することができる。
また、ドアスイッチ8等は上記の通り型を問わないがそ
の個数についても自由である。複数個を並列接続してお
けば一層の確実な非常状態検出ができる。
また、第1の時限回路20、第2の時限回路30、第3
の時限回路70等々は電子回路100として一体的に形
成するものとしたが、これを当該自動車の制御用マイク
ロコンビ二一夕の1つの機能として組込むよう構成して
もよい。
さらにまた、第3の時限回路70のタイマー71は警報
駆動回路40の出力により時間計数するものとしたが第
2の時限回路30と並列的に作動されるようすることも
可能である。この場合には、時間t□は常に時間1.よ
り長いものとすればよい。
さらに、本人が自動車を離れるときのため、記憶手段1
0をドアスイッチ8等が2回働いたときに作動するよう
構成してもよい。
なお、補助ブレーキ61はハンドル操作のサイドブレー
キとしたが、ノークラッチ型自動車の場合のペダル操作
方式などその型は不問である。
〔発明の効果〕
本発明は装置的時間差と本人の記憶能力とを巧みに利用
することによって自他識別的機能を帯有させたものであ
るから池大の侵入等があったときに確実に非常警報等を
できるから自動車の盗難を防止できるという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車の盗難防止装置の第1実施
例を示す全体構成図、第2図は同じく動作説明図であっ
て(A)は他人の侵入の場合、(B)は本人が戻った場
合、および(C)は本人が自動車から離れる場合を示す
もので、第3図は同じく第2実施例を示す全体構成図で
ある。 1・・・非常検出手段、2・・・解除手段、3・・・電
源装置、10・・・記憶手段、20・・・第1の時限回
路、30・・・第2の時限回路、40・・・警報駆動回
路、50・・・警報手段、70・・・第3の時限回路、
80・・・エンジン停止回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ドアスイッチおよび/またはガラス破損検出セン
    サーからなる異常検出手段と、前記異常検出手段が作動
    したときに駆動され所定の時間Tが経過したときに停止
    する第1の時限回路と、前記異常検出手段が作動したこ
    とを記憶するための記憶手段と、前記記憶手段で記憶さ
    れた前記異常検出手段の作動相当信号が入力されたとき
    に駆動され所定の時間t_1が経過したときに停止する
    第2の時限回路と、前記第1の時限回路に基づく時間T
    の経過前であって前記第2の時限回路に基づく時間t_
    1の経過後であることを条件に警報手段を駆動させるた
    めの警報駆動回路と、前記記憶手段の記憶内容を強制的
    に解除して初期状態に戻すための自動車室内に設けられ
    た解除手段と、自動車の補助ブレーキを作動させたこと
    を条件として前記第1および第2の時限回路、記憶手段
    並びに警報手段をこれらを駆動するための電源装置に接
    続させるメインスイッチ回路とを備え、前記異常検出手
    段が一旦作動したときには前記解除手段を解除操作しな
    い限り所定の時間だけ前記警報手段が駆動されるよう構
    成したことを特徴とする自動車の盗難防止装置。
  2. (2)前記特許請求の範囲第1項において、前記メイン
    スイッチ回路は、自動車の補助ブレーキを作動させたこ
    を条件として閉成しかつ前記解除手段を解除しない限り
    その閉成状態を維持できるよう形成されていることを特
    徴とした自動車の盗難防止装置。
  3. (3)ドアスイッチおよび/またはガラス破損検出セン
    サーからなる異常検出手段と、前記異常検出手段が作動
    したときに駆動され所定の時間Tが経過したときに停止
    する第1の時限回路と、前記異常検出手段が作動したこ
    とを記憶するための記憶手段と、前記記憶手段で記憶さ
    れた前記異常検出手段の作動相当信号が入力されたとき
    に駆動され所定の時間t_1が経過したときに停止する
    第2の時限回路と、前記第1の時限回路に基づく時間T
    の経過後であることを条件に警報手段を駆動させるため
    の警報駆動回路と、前記警報駆動回路が駆動されてから
    時間t_2が経過したときに出力する第3の時限回路と
    、前記第3の時限回路に基づく時間t_2経過後に自動
    車のエンジンをストップさせるためのエンジン停止回路
    と、前記記憶手段の記憶内容を強制的に解除して初期状
    態に戻すための自動車室内に設けられた解除手段と、自
    動車の補助ブレーキを作動させたことを条件として前記
    第1、2および第3の時限回路、記憶手段並びに警報手
    段をこれらを駆動するための電源装置に接続させるメイ
    ンスイッチ回路とを備え、前記異常検出手段が一旦作動
    したときには前記解除手段を解除操作しない限り所定の
    時間だけ前記警報手段が駆動されかつ、前記異常検出手
    段が作動してから所定時間経過後に自動車のエンジンを
    ストップさせるよう構成したことを特徴とする自動車の
    盗難防止装置。
  4. (4)前記特許請求の範囲第3項において、前記特許請
    求の範囲第1項において、前記メインスイッチ回路は、
    自動車の補助ブレーキを作動させたこを条件として閉成
    しかつ前記解除手段を解除しない限りその閉成状態を維
    持できるよう形成されていることを特徴とした自動車の
    盗難防止装置。
JP61092562A 1986-04-21 1986-04-21 自動車の盗難防止装置 Pending JPS62247945A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01289739A (ja) * 1988-05-16 1989-11-21 Kumahira Safe Co Inc 車輌の盗難防止装置
US5172093A (en) * 1990-11-22 1992-12-15 Fujitsu Ten Limited Alarming system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01289739A (ja) * 1988-05-16 1989-11-21 Kumahira Safe Co Inc 車輌の盗難防止装置
US5172093A (en) * 1990-11-22 1992-12-15 Fujitsu Ten Limited Alarming system

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