JPS6224792Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6224792Y2 JPS6224792Y2 JP10564982U JP10564982U JPS6224792Y2 JP S6224792 Y2 JPS6224792 Y2 JP S6224792Y2 JP 10564982 U JP10564982 U JP 10564982U JP 10564982 U JP10564982 U JP 10564982U JP S6224792 Y2 JPS6224792 Y2 JP S6224792Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- intake
- engine
- suction pipe
- cylinders
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 3
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は多気筒内燃機関の吸入管装置に関し、
各気筒毎にスロツトル・バルブを備える機関の吸
入管装置に関する。多気筒機関でスロツトル・バ
ルブを１個とする場合は、吸入多岐管内でのお互
の吸気干渉で、吸気負圧が上昇し吸排気バルブの
オーバーラツプの大きい高速回転用機関では、ア
イドリング時充分な掃気が行われず失火し易くな
る。そこで各気筒毎の吸入管に夫々スロツトル・
バルブを設けるのが好ましい。然しこの場合は例
えば４気筒機関を例にとり、その機関爆発順序を
一般の１，２，４，３番気筒とすると、アイドリ
ング運転時２番と３番が不整燃焼を起し、アイド
リング運転の不円滑を発生し勝ちである。これは
２，３番気筒が吸入空気量の減少状態を起し勝ち
になるためで、２，３番気筒のアイドリング運転
時のスロツトル開度を若干大きく調整すること
で、このアイドリング不円滑現象を防止してい
る。然しこのような調整方式では工作上も大変煩
わしく、又真に適正な調整はなかなか困難なこと
である。又機種毎に変えねばならない不便さもあ
る。本考案はこのような気筒毎の調整に頼ること
なく、機関のアイドリング運転時気筒により吸入
空気量の不足現象を起して、アイドリングの不整
運転を自動的に防止することを目的とするもの
で、アイドリング運転時に吸入空気量ゑ減少を生
じ勝ちの気筒の吸入管と他の気筒の吸入管とを、
一定の吸気圧以上において上記吸入空気量の減少
し勝ちの吸入管側に空気の流入を許すチエツク・
バルブを介して連結するもので以下図面を参照し
て説明する。
各気筒毎にスロツトル・バルブを備える機関の吸
入管装置に関する。多気筒機関でスロツトル・バ
ルブを１個とする場合は、吸入多岐管内でのお互
の吸気干渉で、吸気負圧が上昇し吸排気バルブの
オーバーラツプの大きい高速回転用機関では、ア
イドリング時充分な掃気が行われず失火し易くな
る。そこで各気筒毎の吸入管に夫々スロツトル・
バルブを設けるのが好ましい。然しこの場合は例
えば４気筒機関を例にとり、その機関爆発順序を
一般の１，２，４，３番気筒とすると、アイドリ
ング運転時２番と３番が不整燃焼を起し、アイド
リング運転の不円滑を発生し勝ちである。これは
２，３番気筒が吸入空気量の減少状態を起し勝ち
になるためで、２，３番気筒のアイドリング運転
時のスロツトル開度を若干大きく調整すること
で、このアイドリング不円滑現象を防止してい
る。然しこのような調整方式では工作上も大変煩
わしく、又真に適正な調整はなかなか困難なこと
である。又機種毎に変えねばならない不便さもあ
る。本考案はこのような気筒毎の調整に頼ること
なく、機関のアイドリング運転時気筒により吸入
空気量の不足現象を起して、アイドリングの不整
運転を自動的に防止することを目的とするもの
で、アイドリング運転時に吸入空気量ゑ減少を生
じ勝ちの気筒の吸入管と他の気筒の吸入管とを、
一定の吸気圧以上において上記吸入空気量の減少
し勝ちの吸入管側に空気の流入を許すチエツク・
バルブを介して連結するもので以下図面を参照し
て説明する。
添付図は本考案に係る吸入管装置の実施例を４
気筒機関を例にとつて平面図で示すもので、各機
関の爆発順序は第１，２，４，３とする。すると
第２気筒２と第３気筒３がアイドリング時吸入空
気量の減少を起し勝ちになる。１は第１気筒、４
は第４気筒で夫々の吸入管１１，１２，１３及び
１４に、夫々スロツトル・バルブ１５，１６，１
７及び１８を備える。上記吸入管１１と１２のス
ロツトル・バルブ１５と１６の下流側を連結管２
０で連結する。又上記吸入管１３と１４のスロツ
トル・バルブ１７と１８の下流側を連結管３０で
連結する。そして上記連結管２０及び３０には
夫々チエツク・バルブ２１，３１が介設される。
該チエツク・バルブ２１は吸入管１１から１２へ
の連通は行われるが、吸入管１２から１１への連
通は阻止されるものである。同様にチエツク・バ
ルブ３１は吸入管１４から１３への連通は行われ
るが、吸入管１３から１４への連通は阻止される
ものである。
気筒機関を例にとつて平面図で示すもので、各機
関の爆発順序は第１，２，４，３とする。すると
第２気筒２と第３気筒３がアイドリング時吸入空
気量の減少を起し勝ちになる。１は第１気筒、４
は第４気筒で夫々の吸入管１１，１２，１３及び
１４に、夫々スロツトル・バルブ１５，１６，１
７及び１８を備える。上記吸入管１１と１２のス
ロツトル・バルブ１５と１６の下流側を連結管２
０で連結する。又上記吸入管１３と１４のスロツ
トル・バルブ１７と１８の下流側を連結管３０で
連結する。そして上記連結管２０及び３０には
夫々チエツク・バルブ２１，３１が介設される。
該チエツク・バルブ２１は吸入管１１から１２へ
の連通は行われるが、吸入管１２から１１への連
通は阻止されるものである。同様にチエツク・バ
ルブ３１は吸入管１４から１３への連通は行われ
るが、吸入管１３から１４への連通は阻止される
ものである。
そして上記チエツク・バルブ２１，３１は一定
圧以上で開弁されるように設定されるが、その開
弁圧はこの機関のアイドリング吸入管負圧よりも
若干弱目にされ、又上記連結管２０及び３０には
吸入管負圧の高値のときのチエツク・バルブの振
動を抑えるように、夫々絞り用オリフイス２２，
２３が備えられる。このようにされるので機関の
アイドリング運転時には、吸入管１２，１３にお
ける吸入負圧が一定値を越すと、吸入管１２は吸
入管１１から、又吸入管１３は吸入管１４から吸
気が行われ、第２，３気筒の吸入空気不足を補う
のである。
圧以上で開弁されるように設定されるが、その開
弁圧はこの機関のアイドリング吸入管負圧よりも
若干弱目にされ、又上記連結管２０及び３０には
吸入管負圧の高値のときのチエツク・バルブの振
動を抑えるように、夫々絞り用オリフイス２２，
２３が備えられる。このようにされるので機関の
アイドリング運転時には、吸入管１２，１３にお
ける吸入負圧が一定値を越すと、吸入管１２は吸
入管１１から、又吸入管１３は吸入管１４から吸
気が行われ、第２，３気筒の吸入空気不足を補う
のである。
上記のように本考案に係る吸入管装置によれ
ば、各気筒毎にスロツトル・バルブを備える多気
筒機関において、特にスロツトル・バルブの調整
を必要とせずに、アイドリング運転時に気筒によ
り吸気不足現象を惹起するようなことがなく円滑
アイドリング運転を可能にするものである。
ば、各気筒毎にスロツトル・バルブを備える多気
筒機関において、特にスロツトル・バルブの調整
を必要とせずに、アイドリング運転時に気筒によ
り吸気不足現象を惹起するようなことがなく円滑
アイドリング運転を可能にするものである。
添付図は４気筒で爆発順序を第１，２，４，３
番気筒とした場合の機関について、本考案に係る
吸入管装置を施したものゝ実施例を平面図で示す
ものである。 １……１番気筒、２……２番気筒、３……３番
気筒、４……４番気筒、１１，１２，１３，１４
……吸入管、１５，１６，１７，１８……スロツ
トル・バルブ、２１，３１……チエツク・バル
ブ。
番気筒とした場合の機関について、本考案に係る
吸入管装置を施したものゝ実施例を平面図で示す
ものである。 １……１番気筒、２……２番気筒、３……３番
気筒、４……４番気筒、１１，１２，１３，１４
……吸入管、１５，１６，１７，１８……スロツ
トル・バルブ、２１，３１……チエツク・バル
ブ。
Claims (1)
- 各気筒毎にスロツトル・バルブを備える多気筒
機関において、そのアイドリング運転時に吸入空
気量の減少を生じ勝ちの気筒の吸入管と他の気筒
の吸入管とを、一定の吸気圧以上において上記吸
入空気量の減少し勝ちの吸入管側に空気の流入を
許すチエツク・バルブを介して連結させることを
特徴とする内燃機関の吸入管装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10564982U JPS5911152U (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 内燃機関の吸入管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10564982U JPS5911152U (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 内燃機関の吸入管装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5911152U JPS5911152U (ja) | 1984-01-24 |
| JPS6224792Y2 true JPS6224792Y2 (ja) | 1987-06-24 |
Family
ID=30247548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10564982U Granted JPS5911152U (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 内燃機関の吸入管装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911152U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4711141B2 (ja) * | 2006-10-24 | 2011-06-29 | 株式会社デンソー | 吸気装置 |
-
1982
- 1982-07-14 JP JP10564982U patent/JPS5911152U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5911152U (ja) | 1984-01-24 |
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