JPS6224670Y2 - - Google Patents

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JPS6224670Y2
JPS6224670Y2 JP1982012662U JP1266282U JPS6224670Y2 JP S6224670 Y2 JPS6224670 Y2 JP S6224670Y2 JP 1982012662 U JP1982012662 U JP 1982012662U JP 1266282 U JP1266282 U JP 1266282U JP S6224670 Y2 JPS6224670 Y2 JP S6224670Y2
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scaffold
mounting
mounting table
frames
engagement
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JP1982012662U
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JPS58115659U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は移動足場に係り、屋外はもとより屋
内の造作用の足場として好適であり、一人でも簡
単に組立し、分解ができ、しかも、踏板の高さの
調節、組立て後の移動も容易にできる移動足場に
関する。
(従来の技術) 従来、組立解体が容易な足場として、一対の縦
パイプに横パイプを連結して略コ字状の架台を形
成し、この架台を一対相対峙させて連結する連結
具を縦パイプの側面に着脱自在に設けたものが、
実開昭52−148528号公報に組立架台として記載さ
れている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述の如き足場は、定位置での組立
解体は容易であつても、足場組立後に、組立た状
態で移動させることができない不都合があつた。
それは、相対峙した一対の架台を連結具で連結す
る際に、縦パイプの側面に設けた接続管の中へ鉤
形状の屈曲した連結具両端を上方から差し込むこ
とによる。すなわち、仮に、この足場の縦パイプ
下側面に、従来周知の移動用車輪を設けたとして
も、一方の架台を持ち上げて車輪を接地させよう
とすると、連結具がゆがんだり、接続管から連結
具がはずれたりするからに他ならない。しかも、
この種の不都合は、架台を積み重ねて全体の重量
が嵩む程、顕著となる。
そこで、実公昭43−9560号公報に記載された布
わく用接手の如く、布わくの四隅から係合片を垂
設した踏板を、前述の架台に装着することで足場
の構造強化を図るような設計変更も考えられる
が、構造が強化されるのは、踏板を装着した架台
に限られる。したがつて、積層した架台全体を強
化させるには、全ての架台に踏板を装着しなけれ
ばならず、全体の重量が極めて重くなり、移動用
車輪を設けても移動し得なくなるばかりか、各架
台に踏板を装着すること自体が、コスト上非実用
的でもある。
また、従来の足場では、足場の高さを調節しよ
うとする際に、対を成した架台を、必要な高さに
なるまで何段も積み上げ、若しくは取はずす必要
があつた。このことは、また、足場を高く設置し
ようとする程、多くの架台を必要とすることにも
なる。そうすると、高く設置した従来の足場は、
それだけ足場の構成部品が多くなり、各構成部品
を分解した状態で運ぶにも多くの労力を要し、更
に、これを新たな位置で組立てるには極めて繁雑
な作業となるなどといつた問題があつた。
このように、足場として必要な高さに構成され
た従来のこの種の足場を組立てたままで移動させ
ることは極めて困難なものであり、また、危険で
もあつた。
そこで、この考案は上述の問題点を解消すべく
案出されたもので、所定の高さに組立てたままの
状態でも極めて安全に、且つ、容易に移動させる
ことができ、その上、足場の構成部品を少なくし
て、足場の組立てや解体が一人でも容易な移動足
場の提供を目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべくこの考案は、立設した
一対の支柱を連結杆で連結して架台を形成し、こ
の架台を相対峙せしめて杆体状の横枠で着脱自在
に固定した載置台と足場本体とで構成し、載置台
上に足場本体を着脱自在に載置する組立足場にお
いて、各架台の側面に設けた略角筒状の係合受部
に強制嵌入する楔状の係合片を横枠の長手両端に
設け、足場本体の支柱側面に係合受部と同形同大
で所定の踏板を高さ調節自在に係合せしめる複数
個の踏板受部を所定間隔で配設し、足場本体の支
柱と載置台の載置支柱との夫々下部側面適位置に
移動用車輪を装着したことを問題解決のための手
段とする。
(作用) この考案によれば、足場本体と載置台とが組合
うことで足場の高さが大きく二段階に調節され
る。そして、足場本体の支柱杆に設けた複数個の
係合受部が更に踏板の高さを微調整する。
また、横枠の長手両端に設けた楔状の係合片
が、各支柱に設けた係合受部に係合して足場全体
の構造を強化する。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
この考案は足場本体1とこの足場本体を載置す
べくした載置台2とから形成される。
3は足場本体1における一対の建枠であり、こ
の建枠3は、鋼製長杆を逆U字形に形成し、直立
部分の両支柱4を連結杆5で連結すると共に、支
柱4の高さ方向の両側面には、小鋼板を楔形に折
曲形成した複数の踏板受部6を適宜間隔に配設し
て踏板7を高さ調節自在に係合せしめる。しかし
て、この踏板受部6には、後述する踏板7及び横
枠8に設けた同径同大の係合片9,21が係合さ
れることになる。
係合片9,21は、下部が略楔形となるように
小鋼板を折曲形成して、踏板7及び横枠8の長杆
部分の先端を外嵌するように固着したものであ
り、その外形を係合受部19の内径と合致するよ
うに形成する。
そして、各載置支柱17の上部及び下部両側面
には、支柱4に配設される踏板受部6と同形同大
の係合受部19が配設されており、これは踏板7
の係合片9や横枠20の係合片21を係合せしめ
るものとして使用される。
また、支柱4下部側面には側面略J字形の掛止
片10が固着されており、これは載置台2に設け
られている建枠3固定用のフツク金具11を掛止
するために使用される。一方、支柱4の下端部に
は、滑止め用の弾性ベース12が外嵌されてい
る。
更に、一方の建枠3の支柱4下部側面にてネジ
止めして突出形成された支持部材13に、車輪1
4が回転自在に装着されている。この車輪14は
足場本体1を載置台2から切り離して使用する場
合に、その移動用として使われるものであり、相
対峙する一対の建枠3間に載置台2及び横枠8を
架設して使用する際に、車輪14の装着されてい
ない建枠3を持ち上げれば車輪14の接地と同時
に支柱4下端が浮上するような位置に装着するも
のである。また、この車輪14は、上述のように
一方の建枠3にのみ装着すれば十分であるが、両
建枠3に装着してもかまわない。
一方、載置支柱17の下部側面に、移動用の車
輪25が建枠3のそれと同じように装着されてい
る。また、載置支柱17の上端には、足場本体1
の支柱4を載置すべく長方形の皿状鋼製載置部2
2が設けられており、上部側面には、建枠3固定
用のフツク金具11を装着した掛止レバー23が
揺動自在となるように取り付けられ、下端部には
滑り止め用の弾性ベース24が外嵌される(第3
図参照)。
7は踏板であり、この踏板7は、所定長さの鋼
製杆を略梯子状に一体形成し、その片面に鋼製の
鋼板15を付設する一方、その長杆部分の両端に
所定の係合片9を垂設して成る。しかし、この考
案を実施するための踏台は、略方形板の各コーナ
ー部に係合片9が垂設され、且つそれ自身一定の
堅牢性を保持するものであればよく、この条件さ
え満されれば他の構造、形状とするも任意であ
る。
8及び20は前記建枠3の下部を支持するため
の横枠であり、この横枠8,20は、所定長さの
鋼製長杆の両端に踏板7と同形同大の係合片21
を固着して成る。この横枠8,20を一体形成し
なかつたのは組立、分解上の便利はもとより保
管、運搬上の便利をも図り、更には必要に応じて
足場本体1のみを載置台2と切り離して使用する
場合に、建枠3間の障害物を回避するために一方
の横枠8,20のみを段上の係合受部19間に架
設して使用できるようにするためでもある。
次に、足場本体1を載置すべく形成される前記
載置台2のうち、16は載置建枠であり、この一
対の載置建枠16、二本の鋼製の載置支柱17を
鋼製の連結杆18によつて所定間隔にて連結形成
して成る。図示するように、載置支柱17の下部
間隔が下方向に広幅となるように折曲形成させて
おくことで、足場本体1を載置する場合の全体の
安定性を確保でき、使用中における転倒防止を図
ることができるものである。
載置台2の他の構成部材である四本の横枠20
は、足場本体1のそれと全く同一であり、相対峙
される載置建枠16間に架設することで全体を支
持するものである。
次に、これが組立、使用を説明すると、一対の
載置建枠16を所定間隔にて相対峙せしめ、その
間に四本の横枠20を架設することで載置台2を
組立てると共に、一対の建枠3を各載置部22に
載置し、フツク金具11を掛止片10に掛止し、
掛止レバー23を下方に揺動せしめて建枠3を固
定し、しかる後に足場本体1下部を支持する横枠
8と踏板7とを架設して全体を組立てる。勿論、
二人で組立てるときは、足場本体1を組立ててか
ら載置台2に載置、固定せしめてもよい。
しかして、この考案は、作業個所の高さに応じ
て、踏板7の架設個所を変えて使用できるのは勿
論のこと、足場本体1のみを載置台2から切り離
して使用することも、あるいは載置台2の上部に
横枠20を架設しないで足場本体1の踏板7を架
設すればそれ自体一つの足場として使用できる。
また、第1図に示すように、必要に応じて踏板7
の継ぎ足しが可能であり、この場合の組立ては、
前記足場本体1及び載置台2の組立てと同じ要領
にて行なうものとする。
これを組立て後に移動するときは、車輪25の
装着されていない方の載置建枠16を持ち上げれ
ば、車輪25が接地すると同時に載置支柱17下
端が浮上するので、手押し車のように簡単に操作
できる。足場本体1を載置台2からきり離して使
用する場合も同じ要領で移動操作を行なう。
〔考案の効果〕
この考案は上述の如く構成したことで当所の目
的を達成する。
すなわち、立設した一対の支柱4,17を連結
杆5,18で連結して架台を形成し、この架台を
相対峙せしめて杆体状の横枠8,20で着脱自在
に固定した足場本体1と載置台2とで構成し、載
置台2上に足場本体1を着脱自在に載置する組立
足場において、各架台の側面に設けた略角筒状の
係合受部19に強制嵌入する楔状の係合片21を
横枠8,20の長手両端に設けことで、各架台は
横枠8,20で強固に連結される。
そして、足場本体1の支柱4と載置台2の載置
支柱17との夫々下部側面適位置に移動用車輪1
4,25を装着したことによつて、組立てられた
足場本体1及び載置台2は、積重した状態でも、
夫々別体にした状態でも、安全、且つ容易に移動
させることができる。また、足場本体1と載置台
2との夫々に車輪14,25を設けてあるから、
何れか一方を解体した状態にあつても、他方の組
立てられた足場本体1又は載置台2上に、その構
成材を載せて運ぶことが可能となり、移動作業に
も頗る都合が良い。
そして、足場本体1の支柱4側面に係合受部1
9と同形同大で所定の踏板7を高さ調節自在に係
合せしめる複数個の踏板受部6を所定間隔で配設
したから、従来の足場の如く、架台をひとつづつ
積重し、或いは解体せずとも、足場本体1の踏板
受部6を選択して踏板7を係合させるだけで高さ
調節を極めて容易に行なえる。しかも、踏板受部
6は、横枠8,20を係止する係合受部6と同形
同大に形成してあるので、踏板7を係合しない他
の踏板受部6に横枠8,20を連結して足場本体
1自体の構造強化を図ることも可能である。
このように、この考案によれば、所定の高さに
組立てたままの状態でも極めて安全に、且つ、容
易に移動させることができ、その上、足場の構成
部品を少なくして、足場の組立てや解体が一人で
も容易に行なえるなどといつた実用上の有益な
種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであり、第
1図は一部分解斜視図、第2図は載置部の側面
図、第3図は載置台の車輪装着部分の正面図であ
る。 1……足場本体、2……載置台、3……建枠、
4……支柱、5,18……連結杆、6……踏板受
部、7……踏板、8,20……横枠、9,21…
…係合片、21,10……掛止片、11……フツ
ク金具、12,24……弾性ベース、13……支
持部材、14,25……車輪、15……鋼板、1
6……載置建枠、17……載置支柱、19……係
合受部、22……載置部、23……掛止レバー、
F……床面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 立設した一対の支柱を連結杆で連結して架台を
    形成し、この架台を相対峙せしめて杆体状の横枠
    で着脱自在に固定した載置台と足場本体とで構成
    し、載置台上に足場本体を着脱自在に載置する組
    立足場において、各架台の側面に設けた略角筒状
    の係合受部に強制嵌入する楔状の係合片を横枠の
    長手両端に設け、足場本体の支柱側面に係合受部
    と同形同大で所定の踏板を高さ調節自在に係合せ
    しめる複数個の踏板受部を所定間隔で配設し、足
    場本体の支柱と載置台の載置支柱との夫々下部側
    面適位置に移動用車輪を装着したことを特徴とす
    る移動足場。
JP1266282U 1982-02-01 1982-02-01 移動足場 Granted JPS58115659U (ja)

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JP1266282U JPS58115659U (ja) 1982-02-01 1982-02-01 移動足場

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JPS58115659U JPS58115659U (ja) 1983-08-06
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ID=30025219

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS439560Y1 (ja) * 1964-02-06 1968-04-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52148528U (ja) * 1976-05-07 1977-11-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS439560Y1 (ja) * 1964-02-06 1968-04-25

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JPS58115659U (ja) 1983-08-06

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