JPS62246431A

JPS62246431A - 火薬力駆動式の打付装置

Info

Publication number: JPS62246431A
Application number: JP62038991A
Authority: JP
Inventors: フランツ・ビューヒエル
Original assignee: Hilti AG
Current assignee: Hilti AG
Priority date: 1986-02-22
Filing date: 1987-02-21
Publication date: 1987-10-27
Anticipated expiration: 2009-09-21
Also published as: EP0236265A2; US4708061A; AU582522B2; DE3605832A1; DE3773410D1; EP0236265A3; JPH0673823B2; EP0236265B1; AU6909187A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、ハウジングと、打込ピストンを具え、二〇打
込ピストンは打付方向の側にあるシャフトに面して径方
向に突出した肩をもち、更にケーシングに対して打込ピ
ストンの軸線に沿って変位自在の、打込ピストン用の案
内スリーブを具え、打込ピストンの軸線とほぼ直角に噛
合位置に移動できる掛金をハウジングに支持し、そして
噛合位置で掛金を少なくとも部分的に上から掴む支持肩
をもつ保持部材をハウジングが具えている如き火薬力駆
動式〇打付装置に関するものである。

打付けるべき固定部材に火薬力を伝える打込ピストンを
もった火薬力駆動弐〇打付装置においては、打込ピスト
ンは打込過程の終了後に次の打込過程を行うため案内ス
リーブ内で点火用意位置へ再び戻す必要がある。

既知の打込装置（ＣＩ−ＰＳ５５３０３７）では、打付
装置のハウジングに支持した掛金を具え、この掛金が打
込ピストンの径方向に突出する肩の軸方向移動の経路内
に突き出ている。打込過程の終了後に案内スリーブを前
方へ引く際打込ピストンは突出した肩を掛金に当てて案
内スリーブの後部にくるため、案内スリーブと一緒に再
び点火用意位置へ戻される。

この掛金はハウジング側の保持部材の支持肩によって突
き出た噛合位置に保たれる。例えば打込ピストンの交換
のためには掛金を外す必要がある。

これはねじとして形成した保持部材を取外すことによっ
て行うことができる。保持部材の取外しには補助具を使
用する必要があり、しかも保持部材を完全にねし外す必
要があるため操作労力が多くなる。このことは掛金の挿
入又は固定についても当嵌まる。

本発明の目的は、打込ピストンを復帰させるのに役立つ
噛合い自在の掛金をもった打付装置において、掛金の掛
合離脱を、補助具無しにそして多くの操作労力を使わず
に行うことができるようにすることにある。

本発明の上記目的は、保持部材が打込ピストンの軸線の
回りに回動自在であり、そして支持肩が少なくとも保持
部材の一部に沿って周方向に延在していることによって
達成される。

例えばリング形部材として形成した保持部材を打込ピス
トンの軸線の回りに回転可能とすることによって、保持
部材は異なった回転位置で支持肩として働く内側輪郭が
掛金を上から掴む位置や掴まない位置に補助具を必要と
すること無しにもって来ることができる。保持部材は夫
々の回転位置で例えば摩擦締付手段によって定位置に保
持される。

好適には、保持部材が支持肩をもつハウジングを取囲む
リングとして形成されると共に少なくとも上から掴まれ
る掛金部分の径方向突出部に一致する切除部によって中
断された内側輪郭を形成されている。リング状の保持部
材は特別の案内手段を必要としない。というのは、リン
グは本来ハウジングを同心状に取囲むからである。必要
なことはハウジングに対してリングを軸方向の動きを束
縛することだけである。

掛金を挿入又は離脱させるためにリングを回してリング
の開口部を掛金と重ならせ、又はハウジングの掛金用の
切除部と重ならせる。この掛金は実質的に例えば棒形を
なし、掛金の一端はハウジングに取付け、その反対端は
リングの支持肩を上にかぶせられて押さえつけられ、こ
うして掛金は噛合い位置に固定される。

掛金を下方へ付勢するばね部によって掛金は開口部が掛
金と重なったときに自動的に外されることができる。打
付装置の衝撃があっても保持部材を保持位置に確実に保
つために、保持部材の回転を止めるロック装置を具える
のが好適である。好適にはロック装置は球体、カム等の
如き掛止部材から成り、これらはばね力によって掛止く
ぼみに押込められる。

図につき本発明を説明する。

第１図に示す打付装置はｌで示すハウジングを具える。

このハウジング１は側方へ突き出た握り部３をもつ外殻
体２と、この外殻体２に固定した管状の内張部材４とか
ら成る。握り部材３には引金５を変位自在に支持し、こ
の引金は点火させるため図示していない点火機構に作用
する。

内張部材４内には６で示す案内スリーブを変位自在に支
持する。この案内スリーブは打付装置を押付けた状態に
おいては点火用意位置でハウジング側に固定した遊底部
材７に達するように移動する。案内スリーブ６のこの移
動はばね力に抗して起こり、案内ブシュ６内にある緊張
ビン８がハウジング１内で後方に突き出た点火機構の押
圧ばね（図示せず）に作用する。遊底部材７内に点火機
構の点火ビン９を変位自在に支持し、点火突起１１を遊
底部材７の前方正面に突き出した位置に打ち出すことが
できる。

点火突起１１の軸方向前面で案内スリーブ６内に発射火
薬袋てん用の円錐形の収容穴１２がある。この収容穴１
２は中心穴１３に通じる。この中心穴内に１４で示す打
込ピストンを支持する。打込ピストン１４は前部シャフ
ト１５と後部ヘッド１６から成る。シャフト１５の小断
面からヘッド１６の大断面への移行部分は肩１７を形成
している。シャフト１５は１８で示す銃口部材内を導か
れ、そして銃口穴内に突入する。銃口部材１８はスリー
ブ２１内で軸方向に一定限度だけ移動可能に挿入されて
おり、掛止用の突片２２が環状ばね２３によって銃口部
材１８の凹状切除部材２４に掛合して保持される。

スリーブ２１は内張部材４内を抜差自在に変位でき、そ
してその内部に案内スリーブ６の前部区域を受入れる。

スリーブ２１の内側にあるカム部材２５は案内ブシュ６
の軸方向のみぞ２６に掛合し、そして案内ブシュに沿っ
て止めビン２７の所まで移動する。

みぞ２６と正反対位置に案内スリーブ６は前方へ連続し
た縦スリット２８をもつ。噛合位置にある１８で示す掛
金は突起３１が内張部材４の開口部３２と縦スリット２
８を通って肩１７の軸方向に移動する経路内へ突き出て
いる。掛金２９は外側を棒形に形成され、そしてハウジ
ング１の凹所３４の後端３３に衝合する。掛金２９の反
対側の前端３５は内張部材４を取囲む３６で示すリング
によって径方向の上から掴まれ、このため、掛金２９は
図示の噛合位置に保たれる。板３７は掛金２９を径方向
外方へ付勢する。

リング３６の内側は掛金２９を支持するため部分的に延
在する支持肩３８を形成し、そして切除部３９によって
周方向で中断されており、この切除部の内径は掛金２９
の上から掴まれる前端３５の径方向突出寸法より僅かに
大きい。リング３６を回転させて、切除部３９を端３５
又は開口部３２に重ねることができる。このようにすれ
ば掛金２９を離脱させたり、挿入したりすることができ
る。

掛止法４１、ばねリング４２及び掛止くぼみ４３から成
るロック装置は支持肩３８で上から掴むようになす回動
位置を確実に保つようになす、第２図に示す如く、リン
グ３６は操作を用意にするために外側にローレット条溝
４４を付される。リング３６の軸方向の支持は内張部材
４に取付けた支持リング４５によって行う。

【図面の簡単な説明】

第１図は打込ピストンを戻し状態で示す本発明の打付装
置の部分縦断面図；第２図は第１図の矢印■の方向に見た打付装置の部分図
で゛ある。１・・・ハウジング　　　　　２・・・外殻体３・・・
握り部材　　　　　　４・・・内張部材５・・・引金　
　　　　　　　６・・・案内スリーブ７・・・遊底部材
　　　　　　８・・・緊張ビン９・・・点火ビン　　　
　　　１１・・・点火突起１２・・・収容穴　　　　　
　　１３・・・中心穴１４・・・打込ピストン　　　　
１５・・・前部シャフト１６・・・ヘッド　　　　　　
　１７・・・肩１８・・・銃口部材　　　　　　２１・
・・スリーブ２２・・・突片　　　　　　　　２４・・
・凹状切除部２５・・・カム部　　　　　　　２６・・
・みぞ２７・・・止めビン　　　　　　２Ｂ・・・縦ス
リット２９・・・掛金　　　　　　　　３１・・・突起
３２・・・開口部　　　　　　　３４・・・凹所３６・
・・リング　　　　　　　３７・・・板３日・・・支持
肩　　　　　　　３９・・・切除部４１・・・掛止法　
　　　　　　４２・・・ばねリング４４・・・ローレッ
ト条溝

Claims

【特許請求の範囲】１、ハウジング（１）と、打込ピストン（１４）を具え
、この打込ピストンは打付方向の側にあるシャフト（１
５）に面して径方向に突出した肩（１７）をもち、更に
ケーシング（１）に対して打込ピストン（１４）の軸線
に沿って変位自在の、打込ピストン（１４）用の案内ス
リーブ（６）を具え、打込ピストン（１４）の軸線とほ
ぼ直角に噛合位置に移動できる掛金（２９）をハウジン
グ（１）に支持し、そして噛合位置で掛金（２９）を少
なくとも部分的に上から掴む支持肩（３８）をもつ保持
部材（３６）をハウジング（１）が具えている如き火薬
力駆動式の打付装置において、保持部材（３６）が打込
ピストン（１４）の軸線の回りに回動自在であり、そし
て支持肩（３８）が少なくとも保持部材（３６）の一部
に沿って周方向に延在していることを特徴とする火薬力
駆動式の打付装置。２、保持部材が支持肩（３８）をもつハウジング（１）
を取囲むリング（３６）として形成されると共に少なく
とも上から掴まれる掛金部分の径方向突出部に一致する
切除部（３９）によって中断された内側輪郭を形成され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の打
付装置。３、保持部材（３６）の回転を止めるためにロック装置
（４１、４２、４３）を具えたことを特徴とする特許請
求の範囲第１項又は第２項記載の打付装置。