JPS62246368A - ガラス製バイアル瓶及びその製造法 - Google Patents

ガラス製バイアル瓶及びその製造法

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JPS62246368A
JPS62246368A JP61090967A JP9096786A JPS62246368A JP S62246368 A JPS62246368 A JP S62246368A JP 61090967 A JP61090967 A JP 61090967A JP 9096786 A JP9096786 A JP 9096786A JP S62246368 A JPS62246368 A JP S62246368A
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mouth
vial
glass vial
rubber stopper
top surface
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JP61090967A
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白井 則夫
隆幸 萩原
耕一 古田
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、粉末状物質等を収容し、使用時にゴム栓から
注射針を刺し込んで蒸留水を注入して溶解使用するため
のガラス製バイアル瓶及びそのWI造法に関するもので
あって、使用するゴム栓がフッ素樹脂等のラミネートゴ
ム栓を用いた場合にも、該ゴム栓の[゛1部密着、すな
オ)ち気密性の良化が図られるように成したことを特徴
とするものである。 (従来の技術) 従来のガラス製バイアル瓶は、舅n部’l> & 口部
型にて成形した後、容体部分をブロー成形に基づき形成
するものであった。 従って、成形されたバイアル瓶は
、第411ft及び第5121に示す如くその瓶口部分
には口部天面を含めて、溶融したガラスが固まる際に生
ずる温度むらに基づく粘性相違に依る型状の天筋Aが必
然形成されるものであった。 そして、該バイアル瓶に対する密栓は、ゴム製である栓
体の嵌入に基づき、該栓体の差し込み胴周面と版孔内面
との弾力的接触に基づき行なうことを通例とするもので
あった。 (発明が解決しようとする問題点) ブチル511等製の弾力性を具えたゴム栓で被層した際
、その密栓作用は、一部栓体の差し込み胴周面と版孔内
面との弾力的接触にJAづき行なわれるとはいえ1.に
述した如き瓶「1の口部天面に型状の天筋Aが形成され
たものであった場合、気密性が充分でないものが発生す
る。 また、特に、ゴム栓に対する内容物付着に基づく弊害解
消並びに微粒子の混入を防11−するために。 ブチルゴムの表面にフッ素樹脂等をラミネートしたゴム
栓を用いた場合、該ラミネート処理に3!づきゴム表面
が硬化するため、−1−記の如き栓体の差し込みJl)
1周面と版孔内面との弾力的接触にJAづき行なうと云
うような密栓71式が採九ず、従って、ゴム栓の上面に
形成しであるフランジ部F面と瓶の
【1部天面との密着
的接触に密栓作用を求めることとなるも、1ユ記した如
き瓶の口部天面に形成される型状の天筋Δの//”在は
、ゴム枠フランジ部の瓶口天面に対する密、n性を著し
く阻害し、気密性が損なわれると云うような問題点が必
然的に生ずることとなった。 換言すると、減)Eバイアル製剤の出現で、バイアル瓶
は特に!’6 %L密性が要求されるようになった。 −一方では、耐薬品性を有するラミネートゴム栓をはじ
めとして種々の目的に応じたゴム栓がIJH発されてい
る。 ところが、ゴム栓の種類に依っては気密性の点で
問題となるような不良品が数多く発生している。 この
Iにl因は、従来のバイアル瓶はそのL1部人血に16
4時に基因する型状の天筋が発生したものが含まれてお
り、該型状の天筋の存在はゴム栓によっては(を重不良
の原因と成ることを余儀無くされた。 処で、従来、ビ
ール瓶等にあっては5所謂「口焼き処理」が行なわれて
いたが、バイアル瓶にあっては在来の1口焼き処理Jを
施した場合、そのL1部天而面分が円弧化してしまい、
従って、施栓時の気密性が阻害されると言う弊害が必然
伴うため、バイアル瓶についてはこのようなrL1焼き
処理」を施さないのが通例であった。 本発明は、特定の条件下において口焼き処理を行なった
場合、1」部天面部分が円弧化することな型状末節の消
失化させる111が出来ることに着眼し。 依って、上記の如き従来に於ける問題点の解決化を図っ
たガラス製バイアル瓶の提供をii(細化したものであ
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、口部2を型締めにJAづき形成して成る公知
のガラス製バイアル瓶に於て、その溶融したガラスが固
まる際に生ずる温度むらに基づく粘性相違に依り形成さ
れる型状の天筋を有する口部天面3を、 Ill焼き処
理に基づき−1−記型状の天筋が不存在な鏡面如き艶光
沢性及び円滑性を具えかつ而−状の7平坦面を具えた形
状とする如く構成したことを特徴とするガラス製バイア
ル瓶に係るものである。 本発明に用いるゴム栓4であるが、これは上記し、た口
部天面;3に密着させるためのフランジ部4aを具えた
ものを用い、かつ該栓体4はブチルゴム製にしたもの、
或いはその表面全体にフッ素樹脂をラミネートして成る
ものである。 そして1本発明に係る方法は、口部2を型締めに」^づ
き形成して成る公知のガラス製バイアル瓶に於て、該バ
イアル瓶の所定の成形処理が施されかつ次行程である除
冷炉に依る除冷処理が施される直前に、その溶融したガ
ラスが固まる際に生ずる粘性の違いに75づき形成され
る型状の天筋を有する口部天而面に対し、該口部天面:
3と合致する11径を具えた焔噴出Jl目1を具えたバ
ーナーを用い。 そのJ二面から温度1500〜2000℃で0.3〜0
.5秒程度の瞬間的L1焼き処理を施す”Hにより、」
二記型状の天筋が不存在な鏡面如き艶光沢性及び円滑性
を共えかっ血−状の平坦面を具えた形状と成すための成
形処理を施すことを特徴とするガラス製バイアル瓶の1
1造法に係るものである。 (作用) 本発明は既存のバイアル瓶と全く同様にして使用に供す
るものである。 すなわち、粉末状物質を収容すると共
に、ゴム栓4を介して気密に密栓しておく、 そして、
利用に際しては、注射器の針をゴム栓4−L面から刺し
込みa留水を注入し。 収容物質を溶解させ、然る後、該注射器または他のF段
でこれを取り出すわけである。 そして1本発明に用いるゴム栓4は表面硬化が成されて
いるものであっても、その密栓時、ゴム栓4のフランジ
部4aの口部人面3に密接させた際、該口部天面3は天
筋が無くかつ面一状の平坦面であるため、良好なる密着
性が得られることとなる。 (実施例) 本発明に係るバイアル瓶の構成を図面に示す実施例につ
いて詳細に説明すれば次の通りである。 図において、1はガラス製バイアル瓶、2は該バイアル
瓶】の[1部であって、該L1部2は型締めに」みづき
成形されたものである。 ;3は、1:記1−1部20
天面であって、該天面:3は「1焼き処理を施すことに
依り、瓶成形時にその溶融したガラスが固まる際に生ず
る温度むらに基づく粘性相違に依り形成されしまう型状
の天筋を溶融消滅化させると共に鏡面如き艶光沢性及び
円滑性をJtえかつ面状の平坦面をJ(えた形状を具え
たものとなるように構成しである。 4は」−記バイアル瓶1の口部天面3にぴったりと密着
可能とするフランジ部4aを具えかつ口部2内に密栓状
に商人するためのゴt1栓であって、該ゴム栓4はブチ
ルゴム製にしてかつその表面全体にフッ素樹脂をラミネ
ートして成るものである。 尚、前述した如く口部人面を口焼き処理に」みづき1−
記謙状の天筋が不存在な鏡面如き艶光沢性及び円滑性を
」5えかつ而・状のilj坦而を面えたjb状とする如
く構成したのは、1:記ゴム桧−1のフランジ部4aと
良好なる面接触が成され、顕著な密着性がIニーられる
ようにしたためである。 従って、前述した11焼き処
理に基づく[1部形成は、a口部天前人の表面が曲面状
とならないような対処を採るものとする。 これはli
tなる口焼き処理であると。 天面部分に溶融ガラス材料の表面張力が作用し、該天面
部分を円彊状化してしまうからである。 尚、前述した
【]焼き処理に基づく口部形成の具体的手
段は、下記する本発明に係るM造方法の実施例に於て詳
記する。 次に1本発明に係るMi!!2法に関し、その几体的−
実施例を述べればF記の通りである。 第3図に於て、10はコンベアーであって、既存の成形
手段に基づき成形されかつ型抜きされた直後のバイアル
瓶1を徐冷炉11に送り込むためのものであり1本発明
に係る!li造法は、成形されかつヒ記徐冷炉11に送
り込む直前にド記の如き態様で11焼き処理を施すもの
である。 本発明に用いるl]焼き用バーナー12であるが。 これは、第二1図に示す如く、11焼き対象とするバイ
アル瓶lの[1前人面3の直径と合致する1:1径を1
しえた焔噴出用[1を有するように構成したものを使用
する。 これに依り、該バーナー12の噴出焔が、バイ
アル瓶1の[1前人面以外に吹き付けられないように制
限し、バイアル瓶1の口部天面3の外周縁が弧状化する
ことを良く回避させているわけである。 尚、成形直後のバイアル瓶lは600℃程度の高温状服
にあり、これを1−記徐冷炉11内に送り込むと共に、
該徐冷炉1菖を介して徐々に200℃程度まで温度を下
げることに依り、ガラスの爪を取り除くオ)けである。 処で、1)「述したバーナー+2に依る口焼き処理であ
るが、これは、I:記の如く成形直後であるため600
℃程度の、1“C湿状態にあるバイアル瓶1に対し。 その12面から1500〜2000℃程度の温度の焔を
0.3〜0.5秒間程度吹き付けて瞬間的に11焼き処
理を施すものである。 すなわち、該口焼き処理は。 このように高温状服にある成形直後のバイアル瓶1に対
し、高温かつ瞬間的に行なうため、その口部人面にある
天筋Aだけを瞬時に溶融除去することとなり、従って、
該「1前人面は、型状の天°筋が不存在な鏡面の如き艶
光沢性及び円滑性を具えかつ而−状の1部川面に成形さ
れることとなるオ】けである2 換、ioすると、バー
ナー12に依る焔噴出を。 1口部面3の直径以i−に吹き付け、かつ、1〕記の如
き瞬間的ではない11焼き処理を施した場合、バイアル
瓶1の1′■部天而は、過溶融を招き、その表面が円弧
化してしまうが1本発明に係るtJ Ii 法はl−記
した如き【I焼き方式を採用したため、このような円弧
化呪象の発生を良く回避することとなるオ)けである。 (発明の効果) 本発明は1口部天而コ3を、口焼き処理に」λづき型状
1!1凸が不存在のものと成すように成したから、11
;I述した如く使用するゴム栓4をフッ素樹脂等のラミ
ネートゴ11栓であっても、該ゴム栓4のフランジ部4
aが口部天面3に密着させる際、皴状凹凸の存在に基づ
く密着性阻害と云うような問題発生を絶無とする。 更
に本発明は、【−1焼ぎ処理を施してもその口部天面3
を鏡面の如き艶光沢性及び円滑性を具えか1而−状のt
lL坦面を具えた形状とする如く成したから、すなわち
、該口部前人面3は「1焼き処理に基づき内儀状化しな
いものであるから、ゴム栓4のフランジ部4Qの密着性
が面的均−性を保って達成される。 従って、111純
に口焼き処理を施した場合に生ずる表面張力に基づく口
部前人面分の円弧化に依るL記アランジ部48に対する
密着性の欠如と云うような問題発生は良く回避されるこ
ととなる。 本発明に依れば、1ユ述した如くフッ;IIJfM脂等
ラミネートゴム栓4の使用が、密栓上何等問題なく許容
化されることとなるから、該ゴム栓4の使用の許容化に
基づき、このようなラミネート処理のなされていないゴ
ム検使用の場合に生じた該ゴム栓に対する内容物付着艙
びに微粒子の混入と云うような問題を全く解消したバイ
アル瓶による粉末状物質等の保管目的が達成されること
となる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであって、第1図は本発
明の縦断面図、第2図は同上正面1図、第3図は本発明
方法に於ける口焼き処理行程を示す説明用略図、第4図
は従東瓶の口部を示す拡大正面図、第5図は同1:平面
図である。 Aol、層状天筋     100.バイアル瓶200
.1部       300.天面410.ゴム栓  
    4a、、、フランジ部10、、、コンベアー 
   口10.徐冷炉12、、、 n焼き用バーナー 特許出願人  武川薬品工業株式会社 第3図 第4図 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)口部2を型締めに基づき形成して成る公知のガラ
    ス製バイアル瓶に於て、その溶融したガラスが固まる際
    に生ずる温度むらに基づく粘性相違に依り形成される皴
    状の天筋を有する口部天面3を、口焼き処理に基づき上
    記皴状の天筋が不存在な鏡面如き艶光沢性及び円滑性を
    具えかつ面一状の平坦面を具えた形状とする如く構成し
    たことを特徴とするガラス製バイアル瓶。
  2. (2)口部2を型締めに基づき形成して成る公知のガラ
    ス製バイアル瓶に於て、該バイアル瓶の所定の成形処理
    が施されかつ次行程である除冷炉に依る除冷処理が施さ
    れる直前に、その溶融したガラスが固まる際に生ずる粘
    性の違いに基づき形成される皴状の天筋を有する口部天
    面3に対し、該口部天面3と合致する口径を具えた焔噴
    出用口を具えたバーナーを用い、その上面から温度15
    00〜2000℃で0.3〜0.5秒程度の瞬間的口焼
    き処理を施す事により、上記皴状の天筋が不存在な鏡面
    如き艶光沢性及び円滑性を具えかつ面一状の平坦面を具
    えた形状と成すための成形処理を施すことを特徴とする
    ガラス製バイアル瓶の製造法。
JP61090967A 1986-04-19 1986-04-19 ガラス製バイアル瓶及びその製造法 Granted JPS62246368A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016171197A1 (ja) * 2015-04-24 2016-10-27 ニプロ株式会社 医療用ガラス容器の製造方法及び回転装置を備えたファイアブラスト装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016171197A1 (ja) * 2015-04-24 2016-10-27 ニプロ株式会社 医療用ガラス容器の製造方法及び回転装置を備えたファイアブラスト装置
JPWO2016171197A1 (ja) * 2015-04-24 2018-03-29 ニプロ株式会社 医療用ガラス容器の製造方法及び回転装置を備えたファイアブラスト装置
US11572300B2 (en) 2015-04-24 2023-02-07 Nipro Corporation Method for manufacturing medical glass container and fire blast device provided with rotator

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JPH0588141B2 (ja) 1993-12-21

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