JPS622453Y2 - - Google Patents

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JPS622453Y2
JPS622453Y2 JP1981098300U JP9830081U JPS622453Y2 JP S622453 Y2 JPS622453 Y2 JP S622453Y2 JP 1981098300 U JP1981098300 U JP 1981098300U JP 9830081 U JP9830081 U JP 9830081U JP S622453 Y2 JPS622453 Y2 JP S622453Y2
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JP
Japan
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heat exchanger
groove
heat
exchange pipe
heat exchange
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JP1981098300U
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JPS587069U (ja
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  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、加熱流体が流通する熱交換器本体
と、該本体外壁に接触して設けられた被加熱流体
流通用の熱交換パイプとからなる熱交換器に関
し、特に前記熱交換パイプの構造の改良に関す
る。
一般の熱交換器における熱媒体としてのフロン
22を使用する場合は、万一このフロン22が加
熱流体としての燃焼ガス供給を行う燃焼装置の火
災に触れる等して高温になると有害ガスが発生す
る恐れがあるため燃焼空間とフロン22が流通す
る通路とは確実に隔離する必要がある。
このような点で優れた熱交換器として、従来第
1図に示す構成のものが知られている。
即ち、熱交換器本体1は、アルミニウム材料を
押し出し成形して筒状に構成され、その外周壁に
一体成形した溝部3に銅製パイプからなる熱交換
パイプ4挿入後拡管することにより嵌合密着させ
た構成であり、更に、前記熱交換器本体1の図の
上・下内壁には、伝熱面積を拡大するための伝熱
フイン2が通路方向に沿つて前記アルミニウム材
料の押し出し成形時に一体形成されている。
かかる熱交換器は熱交換器本体1内と熱交換パ
イプとが確実な隔離状態にある構造のため、安全
性が高く、しかも熱交換器本体1は、これを形成
する上でアルミニウム材料の押し出し成形法を適
用しているため、通常のアルミダイカスト品に比
べて安価であり、更に、銅パイプの拡管工程を施
すだけで熱交換パイプ4を熱交換器本体1外壁に
密着でき、耐食性も有するということでフロン2
2を熱媒体として使用する熱交換器に最適なわけ
である。
ところで、第1図に示した熱交換器において、
伝熱フイン2に前述した燃焼装置による火災が触
れたりすると、この火災が冷却され、一酸化炭素
が発生する等燃焼性に悪い影響を与えるため、熱
交換器本体1内には燃焼空間を特別に確保する必
要がある。
即ち、この場合には図に示す如く、伝熱フイン
2の熱交換器本体1内の加熱流体上流側に位置す
る部分を切除して切除部2Aを設けることによ
り、伝熱フイン2が存在しない空間5を設けるよ
うにする。
このような空間5を設けると、この部分の熱交
換器本体1内は伝熱面積が減少し、これに伴ない
熱交換量が減少する。
従つて、熱交換器本体1の外壁における熱交換
パイプ4側でも、上記減少した熱交換量に見合つ
て伝熱面積を減じるようにしないと熱のバランス
がうまくいかず、熱交換器本体1の温度が低くな
り過ぎたりして低温腐食の問題につながる恐れが
ある。
このため、従来は前記空間5部分に対応する熱
交換器本体1外壁の溝部3部分を一部図の1Aの
如く切除して伝熱面積を減少させる必要がある。
しかしながら、熱交換器本体1はアルミニウム
材料の押し出し成形によつて形成されるものであ
るため、長手方向に形状が一定であり、溝部3及
び伝熱フイン2は長手方向に連続した形状になつ
ており、溝部3の一部を切除した構成にするに
は、どうしてもこの溝部3に切削加工等の機械加
工を施す必要があるが、このような機械加工は面
倒であり、加工時間がかかる等の欠点があつた。
そこで、本考案は以上のような従来の実情に鑑
み、伝熱パイプの加熱流体上流側に位置する部分
に小径部を設けることにより、該小径部外周面と
溝部内面との間に隙間を設けた簡単な改良によ
り、熱交換器本体の加熱流体上流側溝部において
伝熱面積を減じ、溝部を切除する効果と同様の効
果を容易に得られ、従来の切削加工等の機械加工
による方法を解消して製作性に優れた熱交換器を
提供するものである。
以下、本考案の一実施例を第2図及び第3図に
基づいて説明する。
第2図において、1はアルミニウム材料の押し
出し成形体からなる筒状の熱交換器本体で、内部
には燃焼ガスが矢印の如く流通する通路1Bが形
成されている。
3は熱交換器本体1の相対向する一側の外壁に
通路1B方向に沿つて長手方向の端部から端部ま
で一体成形された溝部、2は熱交換器本体1の相
対向する一側の内壁に夫々一本成形された伝熱フ
インで、相対向するように内方に延びている。2
Aは熱交換器本体1内の通路1B上流側に位置す
る伝熱フイン2部分を切除して設けた切除部で、
これを設けることによつて該本体1内には図示し
ない燃焼装置の火災が形成される燃焼空間5が形
成される。
4はフロン22等の被加熱流体が流通する熱交
換パイプで、第3図に示す如く前記溝部3に密着
嵌合されるわけであるが、加熱流体上流側に位置
する部分には小径部4Aが形成され、該小径部4
A、外周面と溝部3内面との間には6の隙間が形
成される。
この場合、熱交換パイプ4として小径部4Aの
径を有したものを溝部3内に挿入し、その後この
パイプ4の加熱流体上流側に位置する部分をその
径のままにしてそれ以外を拡管して大径部4Bと
して、この部分を溝部3内に密着嵌合すれば良
い。
以上の構成によれば、熱交換パイプ4の加熱流
体上流部分に隙間6が形成されることにより、こ
の部分において、パイプ4と熱交換器本体1との
伝熱面積を減じることができ、従来のように溝部
3自体を切除した効果と同様の効果を得られる。
従つて、従来のように熱交換器本体1の加熱流
体上流側にける溝部3を切削等の機械加工により
切除する必要がなく、面倒で、加工時間のかかる
作業を廃止できるわけである。
以上説明したように、本考案によれば、熱交換
器本体外壁の溝部に密着嵌合される熱交換パイプ
の加熱流体上流側部分に小径部を設けることによ
り、この部分と溝部との間に隙間を形成するよう
にしたから、溝部をわざわざ切除して熱交換パイ
プとの密着嵌合状態を解消する部分を設けずとも
熱交換パイプと熱交換器本体溝部との伝熱面積を
減少させることができ、面倒で加工時間のかかる
切削等の機械加工を溝部に施すのを廃止でき、製
作性の向上が図れ、製作コスト低下を図れる実用
的効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の熱交換器の構造を示す図で、第
1図Aは平面図、第1図Bは第1図CのA−A矢
視断面図、第1図Cは第1図BのB−B矢視断面
図、第2図は本考案に係る熱交換器の平面図、第
3図は第2図のA部拡大断面図である。 1……熱交換器本体、2……伝熱フイン、3…
…溝部、4……熱交換パイプ、4A……小径部、
4B……大径部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 加熱流体が流通する通路を備えた金属材料の
    押し出し成形体からなる熱交換器本体と、該本
    体外壁に接触される被加熱流体流通用の熱交換
    パイプと、からなり、前記熱交換器本体は、通
    路内壁に伝熱フインを一体成形して突設してな
    り、該伝熱フインは加熱流体上流側に位置する
    部分が切除されてなる熱交換器において、前記
    熱交換器本体外壁に前記熱交換パイプを密着嵌
    合させる溝部を一体成形する一方、該熱交換パ
    イプの加熱流体上流側溝部に位置する部分に小
    径部を設け、該小径部外周面と前記溝部内面と
    の間に隙間を形成したことを特徴とする熱交換
    器。 (2) 熱交換パイプは、溝部に挿入後加熱流体上流
    側に位置する部分以外を拡管して該溝部に密着
    されせなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の熱交換器。 (3) 加熱流体が燃焼装置による燃焼ガスであり、
    熱交換器本体内通路の加熱流体上流側が前記燃
    焼装置の燃焼空間となる実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の熱交換器。
JP9830081U 1981-07-01 1981-07-01 熱交換器 Granted JPS587069U (ja)

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JPS587069U JPS587069U (ja) 1983-01-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5046155B2 (ja) * 2007-04-16 2012-10-10 株式会社トヨックス 冷暖房用パネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5924921Y2 (ja) * 1979-01-19 1984-07-23 松下電器産業株式会社 湯沸器用熱交換器

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JPS587069U (ja) 1983-01-18

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