JPS62244538A - 車輪にボルト及び中央案内孔を形成するための装置及び方法並びに車両用車輪 - Google Patents

車輪にボルト及び中央案内孔を形成するための装置及び方法並びに車両用車輪

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JPS62244538A
JPS62244538A JP62073943A JP7394387A JPS62244538A JP S62244538 A JPS62244538 A JP S62244538A JP 62073943 A JP62073943 A JP 62073943A JP 7394387 A JP7394387 A JP 7394387A JP S62244538 A JPS62244538 A JP S62244538A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の要約〕 車両用車輪(16,112) 、−特に装飾化されたデ
ィスクを有する車両用車輪において、ボルト及び中央案
内取付孔(36,30)を形成するための方法及び装置
である。予め形成されたリム及びディスクの組立体が、
ディスクの内側表面が下側ダイ組立体(82)上に載置
されるようにして、且つリム及びディスクに対する塑性
変形なしに、リムのビード座(20,22)の周囲で係
合され且つ固定される。ボルト孔を形成するために、ボ
ルト孔パンチ(56)の列を有する上側ダイ組立体(5
2)が、ディスクと穿孔−仕上げ係合するように移動さ
れる。上側ダイ組立体の継続しての移動は、ディスク及
び下側ダイ組立体を、中央案内孔を形成する中央のパン
チ(76、76a、 76b)との剪断係合へと押しや
る。ボルト孔及び/又は中央案内孔及び/又はビード座
の軸線(Bll、 C8,O5)は整列されるか、或い
は相互に離される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は車両用車輪の製造技術に関し、更に特定的には
、空気タイヤ及び車輪組立体における半径方向の振れ(
radial runout)及び/または半径方向の
力の変動に基づく変形の修正に関する。
〔従来の技術〕
上記技術における長年の問題は、車両に組み付けられて
作動する時、その回転軸の周りに正しく回転するような
空気タイヤと車輪を生産することにある。タイヤカーカ
スの円周方向における何等かの変形及び/又はタイヤ若
しくは車輪の非円形状態によって発生される力は振動を
引き起こす。この振動は顧客に不快感を及ぼすし、自動
車生産者に対する保証に関するクレームを増大すること
になる。燃料消費の経済性を図るためタイヤの膨張圧を
高くし車両を小型にしようとする製造業者の現在の傾向
は、この問題を更に重要なものとしている。そのため、
タイヤと車輪の組立体における半径方向の振れと力の変
動の均一性が従来より益々重要視されるようになった。
車両用の車輪は従来、車両へ車輪を取り付けるための取
付用スタッドを受は入れるに適したディスクボルト孔の
環状列と、車輪のハブの上に嵌め込まれる中央案内孔と
を有している。しかして完全かつ正確な回転車輪の製造
を目標として、ボルトの取付孔の列と中央案内孔とを相
互に、かつタイヤのリムビード座とも同軸に形成しよう
とする努力がこれまで本業界において払われてきており
、また今日でも払われている。
この目的を達成するため従来から多数の技術が提案され
てきている。その中には、ビード座から離して位置付け
して単一の工具を使って各ボルト孔と中心孔とを形成す
ること、前以っ−C形成された各ボルト取付孔から離し
て位置付けして中心孔を機械加工すること、さらには各
ボルト取付孔及び/または中心孔から離して位置付けし
てリムビード座を円周方向へ永久的に変形することなど
がある。
ブレツブの米国特許第3.688.373号は、車両用
車輪を円形にしそして形成するための装置を開示してい
る。そこでは予備形成されたボルト及び中央開口を有す
るディスクとリムの組立体が、そのボルト開口に嵌入さ
れるピンによってダイ上へと固定される。ボルト開口の
環状列がかくして位置決めされると、リムを丸めるため
のダイかリムビード座に対して往復動され、固定された
ボルト孔の環状列を基準として、当初は過大な寸法とさ
れていたビード座を塑性変形する。このようにして車輪
が変形されまたクランプされているところに、補助パン
チによる付加的なボルト孔の寸法取りが行われる。そし
てクランプされたリムとディスクを中央開口形成用の工
具へと導くことにより、中央開口が本来の寸法へと変形
されるのである。
上記のブレツブの特許に開示された装置及び方法は、理
論上及び実際上において、数多くの欠陥を有している。
何よりも先ず、そこで開示されたような特徴を有するリ
ム変形処理を採用して、現在の産業界の標準に特定され
ているような精度をもってビード座の軸を位置付けし、
及び/又はビード座の平均軸からの半径方向の振れを制
御することは不可能である。第二に、リム及びディスク
における弾性により、ビード座の平均軸に関してボルト
孔及び中央開口の両方の軸を正確に位置決めすることや
両方の軸を相互に位置決めすることは云うに及ばず、ビ
ード座の平均軸に関してボルト孔或いは中央開口の何れ
かの軸を正確に位置決めすることも阻止される。第三に
、ブレツブの特許に開示された製造装置においては、ビ
ード座、ボルト孔及び中央開口の軸を相互に位置決めす
ることが極めて困難である。
装飾用(styled)ハブキャップに似せるため、中
央開口即ち中央案内孔を取り巻くディスクの部分から一
体的に突出する深絞り頚部又は円錐部を備えたいわゆる
装飾用車輪(styled wheel)に関しては、
特別な問題がある。従来はそのような車輪を製造するに
あたり、中央開口とビード座の間の同心性を得るために
、ビード座から離して位置付けした状態で、装飾用の頚
部または円錐部の基底において内側表面または内径を機
械加工することが行われていた。しかし、そのような別
個の加工作業を行うことは高くつくのみならず、装飾用
の中心円錐部の基底においてディスクの構造を弱くする
傾向を有する。
本出願人に譲渡されたダウディ等の米国特許第4.27
9.287号と第4.354.407号は、正しく回転
する車輪を形成しようとする試みに関する従来の実施形
式とは異なり、車輪製造時にボルト取付孔及び/又は中
央案内孔を車輪のディスクに対し、車輪のリムのビード
座の平均軸線から偏心するよう離れた軸線に沿って意図
的に形成することにより、空気タイヤと車輪の組立体に
おける半径方向の振れ及び/又は半径方向の力の変動の
問題を解決しようと取り組んでいる。
この偏心は、車輪リム上のある選択された位置に対して
、ビード座の半径方向の振れの一次ハーモニックの低調
点または高調点を円周方向で隣接して位置付けるように
前以って決定した方向と量を有する。好ましい実施例に
おいては、ビード座の半径方向の振れの一次ハーモニッ
クの低調点は実質的に、リムの空気弁取付孔の辺りを中
心とする象限の内側に存在する。次いで半径方向の力の
変動に基づく一次ハーモニックの高調点の位置がマーク
された試験済みのタイヤが、それぞれのタイヤと車輪の
各ハーモニックが互いに補足的であり、従って互いに相
殺するようにして、車輪へと組み付けられる。
〔発明の解決しようとする問題点〕
上記したダウディ等の米国特許において開示された好ま
しい車輪形成装置においては、車輪がそのリムビード座
の周りを固定されることにより位置決めされている間に
、一台のパンチ組立体となるように固定的に取りつけら
れた別々の複数のパンチによって各ボルト取付孔と中央
案内孔が形成され、またこのパンチは車輪のディスクに
おける総ての孔を同時に形成する。このようにして形成
された車輪は勿論のこと、上掲の特許にふいて開示され
た方法及び装置は実質的に成功し、当業界にも喜んで受
容された。
けれども、ボルト孔の環状列と中央案内孔の相互的関係
はダイの製作時において固定され、それ以後において容
易に調節できないという点において問題が存在する。他
の問題は、ボルト取付孔を形成すると同時に装飾用ディ
スクの円錐部の基底にある中央案内面を形成することが
容易でないような二装飾用車輪を製造する場合について
上記の技術を適用する場合に関連して生ずる。
それ故に本発明の目的は、中央案内孔と各ボルト取付孔
が相互に、またリムビード座の平均軸線に対しても精確
且つ調節可能に位置決めされるような、前述の種類の車
両用車輪の製造方法を提供すると共に、そのような方法
を実施するための装置と、該装置によって生産される車
輪とを提供することである。
本発明の更に別のより特定的な目的は、中央案内孔及び
/またはリムビード座の軸線を経済的且つ精確に位置決
めする方法を提供すると共に、そのような方法を実施す
るための装置と、該装置によって生産される車輪とを提
供することである。
本発明の他の目的は、車両用車輪の大量生産において、
経済的に実施できる車輪製造方法及び装置を提供するこ
とである。
本発明の更に他の目的は、前述した特徴を備えた方法及
び装置であって、ボルト孔の環状列の中心位置、中央案
内孔の軸線、及びリムビード座の平均軸線がすべて相互
に調節できるというものを提供することである。かくし
て本発明による方法及び装置は、すべての軸線と中心と
が名目的に同心であって正しく回転する車輪を製造する
について適用できる。またビード座の半径方向の振れの
平均の一次ハーモニックの低調点または高調点が車輪デ
ィスクのボルト孔または中央案内孔の何れか一方または
双方に対して偏心的に離間していて、その離間がディス
クのリム上のある選択された位置とビード座の半径方向
の振れの一次ハーモニックの低調点または高調点とが円
周方向に隣接するよう予め定められた量及び方向におい
て行われるような、上記の特許による車輪の製造に対し
ても適用することができる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記した各目的とその他の目的は、概略的に云
うと、車輪のリムがビード座の周囲において固定されて
位置決めされ、しかし変形されていない間に、予め組み
立てられたリムとディスクの組立体のディスクに対する
連続的な機械加工動作中の別個の段階において、ボルト
孔と中央案内孔を形成することにより達成される。本発
明の好ましい実施態様の車輪形成装置によれば、予め組
み立てられたリムとディスクを固定的に保持することに
よってビード座の平均軸線を規定するため、リムのビー
ド座と係合するよう半径方向に往復動可能に取り付けら
れた平面状のチャックの円周方向列が含まれる。
好ましくは、チャックはビード座の周囲に対して、リム
の周縁の50%よりも少ない領域において係合する。こ
の固定を行う過程によって塑性変形が生じないという結
果が生ずることが重要である。これはそのような塑性変
形と同時に種々の軸を正確に位置付けるについての前述
の問題、及び周縁全体よりも少ない周囲領域での塑性変
形はビード座を傷つけて許容することのできないリムの
起伏を生ずることの両者によるものである。リム固定過
程の際にディスクと係合する形成装置の部分は、リムと
ディスクの組立体のある限界内での横方向の動きを収容
するように構成されており、それによってディスクに応
力をかけたり変形したりすることなしに、リムに係合す
るチャックによりビード座の平均軸が制御できるように
している。
上側ダイ組立体は上記平面状チャック列の上の方へ取り
付けられると共に、チャックによって固定された車輪へ
とボルト取付孔を穿孔して仕上げるための多数のパンチ
を備えている。下側ダイ組立体はチャック列の下方に取
り付けられ、ボルト孔が穿孔されるとき車輪のディスク
と係合し支持するようになっている。下側ダイ組立体と
円周方向チャック列は、車輪のディスクに対する上側ダ
イ組立体の連続的下降運動に基づく圧力によって固定さ
れた中心支柱の周囲で一緒に下降運動を行うように案内
される。各ダイ組立体によって挟持されたディスクがダ
イと共に下降する時、ディスクに係合して中央案内孔を
形成するために、上記した中心支柱の上端に据込みパン
チが取り付けられる。
中心支柱の軸線と上下の各ダイ組立体の共通する軸線は
、車輪のディスクに形成されるボルト孔環状列の軸線を
(名目的に)規定する。ビード座の平均軸線を位置付け
る各チャックはダイの軸線に対して個々に調節できるの
で、ビード座の平均軸線とボルト孔の軸線とを互いに整
合することもでき、また前掲ダウディ等の特許において
開示されたように横方向へ偏心させることもできる。同
様に、中心支柱上端の上記パンチの軸線も、中央案内孔
がビード座の平均軸線に対して同軸的に配置されるか、
及び/または各ボルト孔の軸線に対して整列されるか、
及び/またはその双方から偏心的に離間されるかの何れ
にも適用されるようにするため、上記中心支柱/ダイの
軸線に関して横方向に選定することができる。予め形成
されるリムとディスクとの組立体の好ましい実施例には
、据込みパンチによって剪断された、ディスク中央開口
の周囲の半径方向の変形即ち棚部が含まれる。ディスク
本体の変形及びそれによる中央開口の軸の誤った配置は
、これによって最小限のものとされる。剪断用のパンチ
の一つの実施例は、剪断した材料を取り除くためのス)
 IJツバ−を含んでいる。
しかして本発明の作動には一般的に、予め組み立てたデ
ィスクとリムをビード座の平均軸線を位置決めするよう
に固定する段階が含まれる。
多数のボルト孔形成用パンチを取り付けた第1の即ち上
側ダイ組立体は、第2の即ち下側ダイ組立体がディスク
の反対面へ係合して支持している間にディスクに対して
係合し、各ボルト孔を形成する。各ボルト孔が形成され
た以後も引き続いて上側ダイml立体が下降すると、下
側ダイ、ビード座位置決め部及び車輪は固定されたパン
チに対して下の方へと押し動かされ、その固定パンチが
車輪のディスクに対して係合して中央案内孔が形成され
る。形成装置においてロストモーションとして組み込ま
れるタイムラグは、連続的な固定及び形成作業の間に車
輪が位置決めされるのを可能ならしめる。
本発明はその追加的な目的、特徴及び利点と共に、下記
の詳細な説明、上記した特許請求の範囲、及び添付図の
各図面から最も良く理解さ −れるであろう。
〔実 施 例〕
第1図に示す空気タイヤと車輪の組立体10は空気タイ
ヤ12を含み、該空気タイヤ12は動的作動状態におけ
る半径方向の力の変動に関して予め試験済みであって、
タイヤの側壁には標識14で示された半径方向の力の変
動の一次ハーモニックのピーク値の円周方向の位置が表
示されている。このタイヤ12は車輪16上に設けられ
る。
第1図〜第3図及び第10図を総合的に参照すると、車
輪16には、タイヤ12の内側ビードの先端と外側ビー
ドの先端をそれぞれ通常の要領で嵌入するための内側ビ
ード座領域20及び外側ビード座領域22を有する車輪
リム18が含まれる。各ビード座領域20.22は、従
来通りの試験技法を使って位置決めされるビード座の平
均軸線を規定する。
車輪取付用のディスク24は、車両へ車輪16とその組
立体10を取り付けるため、リム18の内側全面にわた
って張設されるように固定される。
上記各図面に図示された装飾用の車両用車輪において、
ディスク24は半径方向に指向され且つ軸方向に盛り上
げられた、円周方向に一連のスポーク様部分26を含ん
でいる。スポーク様部分は、ディスクの周縁のフランジ
28からディスクの中央開口即ち中央案内孔30を取り
囲むハブキャップ様の円錐部32へと、半径方向内方に
延伸している。ディスク上で盛り上げられたスポーク様
部分26の各々は、やはりフランジ28から円錐部32
まで半径方向内方へ延伸すると共に軸方向内側へ凹入さ
れたディスクの部分34によって、相互に円周方向に離
間されている。各ボルト孔36は一連の環状列に形成さ
れると共に、凹入されたディスクの部分34のそれぞれ
の中に一つずつ、円錐部32に隣接し且つ僅かに隆起し
たボルト頭端係合面37を有して形成される。ボルト孔
36はボルト環状列の軸をもって円環状に配列されてい
る。凹入されたディスクの各部分34は何れも、第3図
において鎖線で示すようにして車軸38上へと車輪16
を案内し嵌入するための中央案内孔30を全体として規
定する、半径方向内側へ屈折した段差部40(第2図及
び第10図)でもって終端する。ハブキャップに似せた
円錐部32は、中央案内孔30を取り囲む各段差部40
から軸方向外方へ一体となって突出する。
本発明によると、半径方向内側へ屈折した弓形ランド4
2が各段差部40に形成される(第10図参照)。これ
らの各弓形ランド42は、中央案内孔30の実際の軸線
を画定する想像上の共通の回転シリンダ上に存在する。
弓形ランド42は、ビード座領域20.22の平均軸線
及び/またはボルト孔36の列の軸線に対し予め規定さ
れた関係で中央案内孔30の軸線を位置決めするように
、好ましくは車輪16の組み立ての次に形成される。
そのような案内軸線はビード座の平均軸線及び/または
各ボルト孔からなる円の軸線に対して名目的に同心また
は同軸であるか、または前記したダウディ等の米国特許
において開示された如くそのような各軸線の何れか一方
または双方から半径方向に偏心して離れている。中央案
内孔の軸線と各ボルト孔からなる円の軸線の一方または
双方がビード座の平均軸線から意識的に偏心される場合
には、車輪の空気弁取付孔44に隣接して半径方向の振
れの一次ハーモニックのピーク値を位置決めすることが
望ましい(第1図及び第3図)。この場合タイヤの標識
14は空気弁取付孔44に隣接して半径方向に整合して
配置されるように組み立てられるので、意識的に作り出
された車輪の半径方向の振れの一次ハーモニックは、タ
イヤの半径方向の力の変動に基づく一次ハーモニックを
消去または相殺しようとするように作用する。
第4図〜第7図は、第1−3図及び第10図に示した車
輪16へ各ボルト孔36及び中央案内孔30を形成する
ための装置50を示す。この装置50に含まれる上側ダ
イ組立体52は、この組立体52を垂直方向へ往復動す
るように駆動するための油圧式又は機械的駆動器(図示
せず)へ結合された基部54を有する。複数のボルト孔
形成用パンチ56が、垂直往復動の軸線と同心に、且つ
下方に突出した環状列でもって、基部54へと固定され
ている。パンチ56の各々には車輪のディスク24ヘボ
ルト孔を穿孔するための、実質的に円筒状の刃先58と
、ダイの基部に固定される茎部60と、刃先58による
ボルト孔の穿設に続いて穿孔されたボルト孔の外側縁を
仕上げるためにディスクに対し係合する、円錐状中間段
差部62とが含まれる。軸方向のロストモーションを得
るために、各パンチ56を取り囲むようにして、ダイヘ
ッド64即ち離脱器が基部54の下面へ取り付けられる
。複数のコイルばね66が、通常はダイヘッド64を基
部54の下の方へと、第4図で示す位置まで偏倚する。
ダイヘッド64の最下端部分68は隆起したボルト頭部
係合面37の各々を取り囲むディスクの部分に係合する
輪郭に形成されると共に、ディスクの円錐部32へと嵌
合してボルト孔形成パンチ56の各々が通過できるよう
に孔部が形成されている。
円筒状支柱74は固定された下側基部75へ取り付けら
れると共に、上側ダイ組立体52が往復動する垂直軸線
と同軸に基部75から−Lの方へ突出する。据込みパン
チ76が支柱74の上端へボルト77によって取り付け
られる。据込みパンチ76は支柱74の直径よりも小さ
な直径を有し、支柱74はダイの往復動軸線に直交する
平坦な上端面80を有していて、該上端面80の上へと
前記パンチ76が設けられている。下側ダイ組立体82
は、固定された中心の支柱74に対して軸方向に摺動可
能に案内されるように取り付けられる。下側ダイ組立体
82には、中心支柱74上に嵌装され中心貫通孔86を
有する下側ダイ基部84と、支柱74と摺動的に係合し
半径方向内方に突出する段差面88とが含まれる。下側
ダイ組立体82はダイの往復動軸線と直交する平坦な上
面90を有するが、この上面90は隆起したボルト頭端
係合面37の各々を取り囲む凹入した円形段差面39に
よって画定される車輪ディスクの取付表面を受容するよ
うに構成されている。第4図に示す下側ダイ組立体82
の初期位置において、ディスクと係合する上面90はパ
ンチ76の上面と同一平面にある。
ボタン92の円周方向の列が下側ダイ組立体82上に設
けられており、これらのボタンは上面90から上方に突
出していて、ディスクのボルト頭端係合面37によって
画定されているポケットの中へと、その内側方向から個
々に嵌合される。
環状段差部94がパンチ76と摺動可能に係合している
。プレート99が下側ダイ組立体82を取り巻き、また
支柱74の両側において一対の平行なレール98を支持
している。プレート99はアーム97の列(第4図及び
第12図)によって油圧バネ96(第4図及び第11図
)から懸架されており、油圧バネ96は通常は、パンチ
76の上面よりも上にレール98を有している。ダイの
基部54はピン95の列を支持しており、これらのピン
がバネ96を下方に付勢することにより、下側ダイ組立
体82に関してプレート99及びレール98が往復動さ
れる。
円周方向に配列した一連のチャック100は、中心支柱
74と直交する下側ダイ組立体の基部84の平面状上面
101に沿って一緒に半径方向へ往復動するように摺動
可能に設けられている。各チャック100には、組立済
みのリムとディスクの外側ビード座と内側ビード座へ半
径方向外方から係合する輪郭を有する、一対の突起面1
02゜104が含まれる。幾つか設けられたチャック1
00の車輪と係合する位置を個々に調節できるようにす
ることが最も好ましい。各チャック100 は、下側ダ
イ基部84上の半径方向ベアリング202に摺動可能に
嵌入された支持部材200(第11図及び第12図)に
よって支持されている。かくしてベアリング202は、
支柱74の半径方向における支持部材200及びチャッ
ク100の動きの案内路を形成する。軸204がピン2
06(第11図)によって支持部材200に固定されて
おり、基部84の上面に固定されたバネブロック208
を介して支持部材から半径方向に摺動可能に突出してい
る。軸204の半径方向外側の端部に螺着されたジャム
ナツト212 とバネブロック208 との間には、コ
イルバネ210が圧縮状態で備えられており、支柱74
に関して支持部材200を半径方向内方へと定常的に付
勢するようにしている。支持部材20Gの上方の半径方
向外端に隣接して、スロット218内の軸216上で一
対のカムローラ214が回転可能とされている。チャッ
ク100及びチャックの支持部材200は総て同じもの
である。
上側ダイ組立体52は、軸方向に往復動を行うように、
制御された機械的または油圧的なラム220(第11図
)へと結合されている。円周方向に連続したアクチュエ
ータリング222(第11図及び第12図)がキーパ2
24の円周方向の列によって軸方向に摺動可能に支持さ
れており、キーパはダイ基部84に固定され且つそこか
ら上方に突出している。アクチュエータリングはまた、
コイルバネ226の列によって、ダイ基部84に関して
上方に偏倚されている。キーパ224の各々は拡大され
た環状のヘッド228を有しており、このヘッドはリン
グ222にある対抗する開口230と共働し、基部84
に関してリング222の上方への動きを制限する。各バ
ネ226は、ボルト234によってリング222へと固
定されたバネキャップ232と、基部84上に螺着され
バネ22G中へと上方に突出しているバネ定置ピン23
6 との間に圧縮状態に配置されている。対角線方向に
離間したフィンガ240がリング222の本体から外方
へと一体に突出しており、リング222の動作を案内す
るために、コーナーボスト242を摺動可能に取り巻い
ている。ダイ基部84も同様に、コーナーボスト242
によって摺動可能に案内されている。コーナーボスト2
42は基部75に固定されており、上方へと突出してい
る。
円周方向に離間した複数のアクチュエータブロック24
4は、リング222によって摺動可能に支持され、且つ
幾つかのチャック支持部材200上のローラ214と各
々整合するように該リングから半径方向内方に突出する
シャンク246を有している。各々のブロック244は
、リング222の最初の下方移動の間に対応するローラ
214に係合し且つ関連する支持部材200及びチャッ
ク100を半径方向内方に付勢するための一対の角度を
なした即ち傾斜した下側内表面248と、内方及び外方
の何れにおけるチャック100の半径方向の動きをも生
ずることなしにリング222のさらなる下方への移動を
許容するための半径方向を向いた面250 とを有して
いる。螺子252がリング222 に固定されたブロッ
ク254を介して延伸しており、リング222に対して
の位置決め装置244の各々の半径方向の位置を調節す
るために、位置決め装置244のシャンク246内へと
螺着により受容されている。これにより各チャック10
0の半径方向内方の位置を、残りのチャック及び支柱7
4の軸に対して調節するようになっている。当接部25
6が、リング222と係合するために上側ダイ基部54
から固定的に懸垂されている。気体(窒素充填)バネ2
57が、固定された基部75及び停止部255に対して
ダイ基部84を上方へと偏倚している。当接支柱258
が基部84によって支持されており、下方に駆動される
リング222 と係合する。
〔作 用〕
作業に当って、内側ビード座領域20と外側ビード座領
域22とを有するリム18と、リム18の内側に設けら
れる車輪取付ディスク24とを含むように、車輪とディ
スクの組立体が予め形成される。図示のリムとディスク
は、図示のような輪郭を有するように、任意の適当な型
抜き、折り曲げ、圧延及び/または成形作業によってな
るべくなら別個に形成されると共に、車輪のディスク2
4のフランジ28がリム18の内面へ係合するように、
溶接等によって相互に結合される。このように前以って
結合されたリムとディスクの組立体は、各ボルト孔と中
央案内孔とを穿設する目的をもって手作業または自動作
業により装置50へと送給される。好ましくは第11図
及び第12図に示された実施例において、上側ダイ組立
体が完全に引っ込められている状態で、予め成形された
車輪の内側のリム端部をレール300に沿わせるように
して、レール98上へと滑らせて運搬する。上側ダイ組
立体52は次いで(図示されていない位置から)第4図
に示された位置を通って、第5図の位置へとむけて下方
に移動される。第4図においてはピン95がバネ96に
係合しており、プレート99及びレール98、並びにそ
れに支持された車輪を下側ダイ組立体82へと下方に付
勢し始めている。しかしながら本発明の重要な特徴によ
れば、この時点においてはダイヘッド64は車輪に接触
しておらず、従って車輪はレール98上を自由に摺動す
ることができる。
上側ダイ組立体52の継続的な下方への移動はディスク
の内側表面を下側ダイ組立体の上面90へと動かし、次
いでリング222に係合して(第11図及び第12図)
チャック100を閉鎖してリムビード座と係合し把持す
るようにする(第14図)。
かくして予め形成されたリムとディスクは、下側ダイ組
立体のボタン92がボルト頭端係合面37のポケットの
中へ嵌入した状態で、下側ダイ組立体の上面90へ配置
される。好ましくは第13図により詳細に示されている
ように、ダイヘッド64及びボタン92はディスクのボ
ルト頭端係合面37に関連して輪郭付けられていて、チ
ャック100が閉鎖されてリムビード座に係合した場合
に、所望とする許容範囲内においてディスクとリムの組
立体の位置決めを受は入れるための、適当なスペース即
ち間隙がそれらの間にあるようにされる。この場合各チ
ャック100が第5図〜第7図に示す位置にあるので、
その各突起面102、104はリムの各ビード座領域2
2.20へそれぞれ係合し保持する。幾つかあるチャッ
ク100は設定作業の間に螺子252を用いて予め調節
されており、チャックが係合する各ビード座領域によっ
て規定される平均ビード座軸線がダイの往復動軸線に対
して名目的に同軸であるか、または所定方向に所定量だ
け往復動軸線から偏心して離れているかの、いずれかの
関係を有するようにされている。各パンチ56によって
形成されるボルト孔による円の軸線は、ダイの往復動軸
線となるべくなら一致する方が望ましい。従って、幾つ
かあるチャック100は各ボルト孔による円の軸線と同
軸的に平均ビード座軸線を配置するか、または前述した
ダウディ等の米国特許の開示に基づき所定量及び所定方
向だけ各ボルト孔による円の軸線から偏心的に離隔した
位置へ平均ビード座軸線を配置するように機能する。車
輪を各位置決めチャック100によって上記のように固
定すると(第5図)、上側ダイ組立体52の下降運動が
第5図〜第7図において順次示す各位置を経由して、最
終位置まで中断されることなく続行される。
上側ダイ組立体52が第5図の位置から第6図の位置の
方へ下降するように進められるにつれ、上側ダイの頭部
即ちダイヘッド64の環状ボス即ち最下端部分68が、
ボルト頭端係合面37の周りにおいてディスクに係合す
る。これにより下側ダイ組立体82のボタン92と互い
に協同し、ボルト頭端係合面をその変形に抗して締め付
けると同時に、ディスクを下側ダイの上面90に対して
確実に保持するようになる。上側ダイのダイヘッド64
が車輪取付ディスクにこのように係合しているとき(第
5図)、上側ダイ組立体52による継続的な下降運動は
、コイルばね66の力に抗してのダイ基部54のダイヘ
ッド64−ヒへのロストモーションという結果を生ずる
。これによりパンチ56はダイヘッド64の開口を通過
して進められ、パンチの刃先58は固定されたディスク
へと当接して円形のボルト孔を穿設する。上側ダイ組立
体52のさらなる下降は、パンチの56の円錐状段差部
62が穿孔されたボルト孔の外周縁と係合せしめ、穿孔
されたボルト孔の各々を仕上げるようにする。幾つかあ
るボルト孔形成パンチ56は基部54に配置されている
ため、当接部256が支柱258に当接することは、穿
孔されたボルト孔に対する仕上げ作業の完成に相当する
ボルト孔の穿孔仕上げ作業の完了した第6図の位置から
上側ダイ組立体52が更に第7図の位置の方へと引き続
いて下降すると、その下降運動は、支柱258を介して
下側ダイ組立体82へと伝導される。下側ダイ組立体8
2と該組立体に取り付けられた位置決めチャック100
 とはこれにより、基部84が停止部255に係合する
まで(第11図)中央の支柱74に対して下降される。
そのような下降運動の間にディスクの段差部40はパン
チ76の上側外周縁を乗り越え、下の方へ圧延される。
パンチ76の外周縁の直径は予め形成された段差部40
の内径よりも大きく、実際には、使用時に車輪が車両へ
取り付けられるべき車輪取付軸(第3図の記号38)の
直径に相当する。
従って、パンチ76は各弓形ランド42を形成するため
にディスクの段差部40から材料を剪断するが、剪断さ
れた余分の材料は各隆起突子43を形成するように「掻
き寄せ」られる。このように剪断されて生じた四つの弓
形ランドによる断続的な円の内径は、中央案内孔30と
して作用するに適した精確な位置と寸法とを有する。剪
断パンチ76は、そのようなランドによる円の内径の軸
が名目的に中心支柱74の軸線と一致し従って各ボルト
孔による円とも一致し及び/または平均ビード座軸線と
も一致するか、あるいはその一方または双方から所定方
向へ所定量だけ偏心して離隔するかの何れかに設計され
る。そのような設計は、パンチ76を第15図のパンチ
76aの如く偏心させるか、中央案内孔の軸線を互いに
異なる幾つかの位置に配置できるようにするため、第8
−9図及び第16図のパンチ76b及びシム76Cの如
く、パンチを同心的とし且つ支柱74上で偏心的に調節
可能なシム上に設けるかによって達成される。上側ダイ
組立体52は第7図の位置から垂直に上の方へ引き上げ
られるが、この時下側ダイ組立体82は第4図〜第6図
に示す最初の設定位置へと戻される。チャック100が
半径方向外方へ引き戻され、プレート99によって車輪
が上昇される。この車輪は次いでこの成形装置50から
取り出される。
第8図と第9図はいわゆる廻り首中心車輪112を形成
するために改変された、本発明による改変型の装置11
0を示す。第8図と第9図に図示された車輪112にお
いて、前以って形成された中心孔を取り囲むと共にその
中心孔を規定するフランジ114の外端面は、各ボルト
孔周縁の外側面と概ね同一平面にあって、上記に説明し
た装飾用車輪のようにハブ円錐部を形成するよう外側へ
突出することはない。第9図においてよく判るように、
フランジ114は実質的に円形であって、半径方向内側
への凹入面115が各ボルト孔周縁と車輪の軸線との間
で円周方向に等間隔に形成されている。この装置110
の構造及びその作動原理は第4図〜第7図に関連し、て
以前に詳しく説明したものと同様であるから繰り返すに
は及ばない。第8図に示す装置において、第4図〜第7
図の装置では実施されていない一つの重要な特徴は、そ
の据込みパンチ76aの最も上方の端面へ向けて外方に
広がる中心貫通孔116からなる屑物排出シュートが形
成されることである。この貫通孔116は組み立てられ
た時中心支柱74aの中心貫通孔118と整合する。従
って第8図と第9図の実施態様においては、中心孔フラ
ンジの各凹入面115の内径から剪断された材料は、重
力によって各貫通孔116.118を通過するように落
下した後廃棄される。
第11図及び第12図は、これまでに説明した装置のだ
必のダイの構成全体を示すのに加えて、第1−3図の実
施例における四つのボルト孔を有する装飾用車輪とは区
別される、五つのボルト孔を有する実施例のための、修
正されたパンチ装置をも示している。第11図及び第1
2図の装置の構成要素であってこれまでに詳細に説明し
た構成要素に対応するものは、同じ参照符号を付されて
いる。第11図及び第12図の実施例のダイヘッド64
は、ディスク開口261 内へと受容され且つ予め組み
立てられたリム及びディスク内で離間している該開口2
61の角張った端部と係合するようにバネ262でダイ
基部54に関して下方へと偏倚されているピン260の
対の環状列を含み、それによって成形装置に対して予め
形成されたディスクを円周方向に位置決めし保持してい
る。据込みパンチ76aは該パンチ76aの据込み端部
の軸方向上方に固定されている環状のストリップリング
264を有し、ストリップリング264は据込みパンチ
の端部の直径よりも僅かに小さい直径を有している。ス
トリップリング264の目的は、リム及びディスクの組
立体がパンチ76aから上方へと引き離されるにつれて
ディスクIOから剪断された隆起突子43(第10図)
を除去し、またその材料をパンチ76a及び支柱74の
中央開口266を介して下方に送出することである。
第13図は第11図及び第12図の装置が完全に閉じた
位置(第7図に対応)にある状態を示す拡大図である。
ダイヘッド64の最下端部分68の輪郭は、ボルト頭端
係合面37を取り巻くディスク24の部分と線接触し、
半径方向内方及び外方の両方に”間隙を残すようになっ
ている。下側ダイ組立体82のボタン92が、同じ様に
してボルト頭端係合面37の内側表面と軸方向に係合し
ているが、しかしボタンはディスクの材料と半径方向に
間隙を置くように寸法取られている。また、このように
してダイヘッド64及びボタン92によって接触されて
いるディスク24の領域は、ディスクの軸線に対して垂
直に延伸している限られた平坦な面を少なくとも有して
いる。かくして40一 本発明の重要な特徴によれば、上側及び下側ダイ組立体
のディスクと係合する面は、リム及びディスク組立体の
全体としての半径方向の限られた動きを収容できる。即
ちチャック100を閉鎖した後に該チャック100の制
御の下にビード座の平均軸心の正確な位置決めを行うた
めに、リム及びディスクに応力を加えることなしに、ダ
イ組立体内におけるリム及びディスク組立体の横方向の
移動又は滑動に対処できるようになっているのである。
リム及びディスクの組立体に対する作業シーケンスを示
す流れダイヤグラムである第14図には、本発明の他の
重要な特徴が示されている。
それはつまり、リム及びディスク組立体に対する各工程
、即ちチャック100の閉鎖によるリムの把持即ち固定
(第5図)、ボルト孔の穿孔及び仕上げ(第6図又は第
11図)、及び中央案内孔の剪断(第7図又は第13図
)のそれぞれの間に、限られたアイドリング時間が存在
することである。このアイドリング時間は十分の−秒単
位のものであるが、次の作業工程に先立ってリム及びデ
ィスク組立体が安定することを可能ならしめる。第14
図に示されるようにしてアイドリング時間を含むことは
、種々の車輪の軸をこれまで述べたようにして正確に位
置決めする意味において、非常に利益があることが見出
されている。最も好ましくは、下側ダイ組立体に関する
上側ダイ組立体の連続的な移動におけるロストモーショ
ンとして、アイドリング時間は形成装置中に組み込まれ
る。
第15図は第11図の据込みパンチ76aの平面図であ
る。特に注記すべきことは、複数の据込み取付開口27
2の軸心即ち中央線270が、据込み端部274の軸心
273から横方向に所定量276だけ偏心即ち離間して
いることである。従って据込みパンチ76aが支柱74
上に設けられ且つリム及びディスクの組立体がこれに対
して下方へと進められるとき、中央案内孔の軸心は端部
274の軸心273に対応し、それゆえパンチ76a及
び支柱74の軸心270からは量276だけ偏心しズレ
ることになる。同時にチャック100の調節によって、
ビード座の平均軸心は支柱74の軸心から所定量だけ離
間しており、従ってビード座の平均軸心に対する中央案
内孔の偏心の全体は、これらの二つの偏心によって決定
される。支柱74に対して所望に応じて選択的に組み立
てられるように、異なる所定の偏心量276を有する多
くのパンチ76aが設けられるのが最も好ましい。
勿論、そのような多くのパンチの内生なくとも一つのパ
ンチ76aは、零の偏心量276を有すべきである。即
ちディスクの中央案内孔の軸心が支柱74及びディスク
のボルト孔の環状列の中心と一致するように、軸心27
0及び273が一致しているべきである。
第16図は、第8図及び第9図の据込みパンチ76bを
図示している。据込みパンチ76bにおいては、取付開
口272及び据込み端部274の軸心は中央開口278
の軸心と一致している。しかしながらパンチ76bと支
柱74の間に設けられたシム76cは、シムの中央開口
286の軸心284から所定量290離間即ち偏心して
いる中心282を有する共通の田土において、弓状の取
付スロット280の環状列を有している。据込みパンチ
76bは、シムの中央開口286に対して緊密に嵌合さ
れるよう摺動して受は入れられる、垂下した中央ボス2
88を有している(第8図)。従って、パンチ76bの
据込み端部274の偏心の角度及び量は、据込みパンチ
取付ボルト77(第8図)を緩めてシム76Cを支柱の
軸心に対して角度的に調節することによって、支柱74
の軸心に関して調節可能である。パンチ76bの取付開
口272は、ボルト77(第8図)及び支柱74aに関
してのパンチ76bの限られた横方向の動きを可能なら
しめるように、十分に大きな寸法となっている。
シム76cが半径方向の動きを防ぐために支柱74aの
上面の対応する孔部内に配置され、またボス288(第
8図)がシム76cの中央開口286と緊密に嵌合され
ることに注意すべきである。このような緊密嵌合が半径
方向の精密さを維持しているのであり、ボルト77は単
にパンチ76b及び−44= シム76Cを軸方向にクランプするために奉仕している
第17A図及び第17B図は、ボルト孔の環状列の軸心
及び中央案内孔の軸心をビード座の平均軸心に対して選
択的且つ調節可能に位置決めするための、本発明による
装置の作動を図示している。第17A図及び第17B図
はそれぞれ、多数の試験車輪について、ビード座の平均
軸心BSに対する中央開口の軸心CH及びボルト開口の
環状列の軸心BHの偏心度の大きさを示している座標の
ダイヤグラムである。第17A図及び第17B図はまた
、ビード座の平均軸心BSからディスクのバルブ孔Vl
lへ向けて引いた線に関して、そのような偏心度の角度
を示している。第17A図及び第17B図のいずれも、
第一の許容限界292に関して、多数の試験車輪につい
ての中央案内孔の軸心及びボルト孔の環状列の軸心の位
置を示している。この第一の許容限界292はゼネラル
・モータース社によって設定された産業用標準車輪の明
細書5.1.8に対応するものであり、また第二のより
厳しい基準294は本出願人によって設定されたもので
ある。第17A図においては、中央案内孔の軸心CH及
びボルト孔の環状列の軸心eHの両者とも、許容基準2
94内にプロットされている。ディスクの中央案内孔の
軸心をボルト孔の環状列の軸心へと近づけるために、シ
ム76C(第8図及び第16図)の角度方向を調節する
ことにより、或いは適当な唱込みパンチ76a(第11
図及び第15図)を選定することにより、ディスクの中
央案内孔の軸心は変化される。よって名目的には支柱7
4の軸心と同心であるボルト孔の環状列の軸心は調節さ
れず、支柱74に関して調節されたチャック100の位
置によって定められたビード座の平均軸心BSも変化し
ない。
しかして中央案内孔の軸心は支柱74の軸心に、従って
ボルト孔の環状列の軸心により近く配置されるようにな
る。その結果は第17B図に示されており、そこにおい
ては中央案内孔の軸心C1+及びボルト孔の環状列の軸
心BHの両者とも、ビード座の平均軸心BS及びバルブ
孔Vl(との角度方向に関して許容基準294内にあり
、また相互により近くなっている。
第18図から第20図は、中央案内孔の位置の正確性を
増すための、第1−3図の装飾用車輪の修正例を示して
いる。より詳しく云えば、ディスクのハブの円錐部32
の段差部40の各々の半径方向内側に、標識たる棚部2
96が刻設されている。車輪のディスクが据込みパンチ
上へと下方に進められるにつれ、中央案内孔の軸心を定
める共通の回転円筒上に肩部298(第20図)を形成
するように、据込みパンチは棚部296から材料を剪断
する。第1−3図及び第10の実施例におけるように段
差部40の本体を変形するのではなく、棚部296を剪
断変形することにより、据込み工程中における段差部の
弾性変形、従ってそれによるディスク中央案内孔の誤っ
た位置決めはかなり減少される。第8図及び第9図に示
されている廻り首中心車輪も、同様の役割を有する凹入
面115を含んでいる。
以上の説明は、各ボルト孔と中央案内取付孔とを「形成
」するための現在好ましい特別な方法、及びそのような
方法を実施するための装置の幾つかの実施例を教示して
いる。特に、各ボルト孔は穿設され且つ仕上げられ、中
央案内孔の内径は剪断によって形成される。しかし適当
である場合には、好ましさにおいて劣るとしても、「形
成」という言葉は錐揉み、フライス削り、または中ぐり
のような他の各種方法も包含するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明によって製造された車両用装飾用車輪を
含む車両用タイヤと車輪の組立体を示す部分的外側面図
; 第2図は第1図の車輪にふけるボルト孔と中央案内孔領
域を拡大して示す部分的内側面図;第3図は第1図の線
3−3に実質的に沿って切断した第1図の車輪を示す断
面図; 第4図〜第7図は第1図〜第3図の車輪に対してボルト
孔と中央案内孔を形成するための装置における形成作業
の順次的段階をそれぞれ示す部分断面図; 第8図は異なる形式の車輪に対してボルト孔と中央案内
孔を形成するために使用される本発明の改変型形成装置
を示す断面図; 第9図は第8図の線9−9に実質的に沿った部分断面図
; 第10図は第2図の線10−10に実質的に沿った部分
断面図; 第11図は本発明により車輪取付開口を形成するための
修正された装置を截断して示す断面図; 第12図は第11図の装置から上側ダイ組立体を除去し
て示す装置の部分的な平面図;第13図は第11図内の
rFIG、13」という円内の部分を拡大して示す部分
拡大図; 第14図は第11−12図の装置の作動を示す流れダイ
ヤグラム; 第15図は第4−7図の装置において採用されうる中央
開口パンチの平面図; 第16図は第8図に示された中央パンチ及び偏心シムの
構成の平面図; 第17A図及び第17B図は中央案内孔及びボルト孔の
環状列の軸心を相互に、そしてまたビード座の平均軸心
に対して位置決めするについて得られた結果を示すグラ
フ; 第18図は中央案内孔及びボルト孔の形成に先立って修
正された車輪及びディスク組立体のボルト孔及び中央案
内孔の領域を示す部分拡大断面図; 第19図は第18図の19という方向から取った部分的
な図; 第20図は中央案内孔及びボルト孔の形成の後を示す第
18図に類似の部分拡大断面図である。 10・・・組立体  12・・・空気タイヤ  14・
・・標識16・・・車輪  18・・・リム 20・・・内側ビード座領域 22・・・外側ビード座領域  24・・・ディスク2
6・・・スポーク様部分  28・・・フランジ30・
・・中央案内孔  32・・・円錐部36・・・ボルト
孔面  40・・・段差部42・・・弓形ランド  4
4・・・空気弁取付孔50・・・装置  52・・・上
側ダイ組立体  54・・・基部56・・・パン+  
 64・・・ダイヘッド74、748・・・支柱  7
6、76a・・・据込みパンチ82・・・下側ダイ組立
体  84・・・下側ダイ基部86・・・中心貫通孔 
 92・・・ボタン100・・・チャック  102.
104・・・突起面112・・・車輪  115・・・
凹入面200・・・支持部材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半径方向外方を向いたタイヤのビード座領域(20
    、22)を有するリム(18)と、軸方向に延伸するフ
    ランジ(40、114)によって囲まれており予め形成
    された中央案内孔(30)を有すると共に該リムの内側
    へ取り付けられた車輪ディスク(24)とを含み、前以
    って形成された車両用車輪(16、112)へボルト孔
    (36)と中央案内孔(30)とを形成するための装置
    (50、110)であって、 前記ビード座領域に対する塑性変形なしに、第一の軸線
    (BS)に中心を置いた該ビード座領域と選択的に半径
    方向に係合し且つ保持するための、平面的な列に配列さ
    れた位置決め手段(100)の環状列と、 前記第一の軸線の方向に往復動するように前記平面的な
    列の片側に設けられた第一のダイ組立体(50)と、該
    第一のダイ組立体は第二の軸線(BH)の周囲で前記列
    の方向へと軸方向に突出し固定されているボルト開口パ
    ンチ(56)の環状列を有するダイ基部(54)と、対
    面する車輪のディスクと当接係合するように前記パンチ
    を取り囲むダイヘッド(64)と、 前記ディスクが前記第一のダイ組立体から変位しないよ
    うに係合し保持するために前記平面的な列の反対側に設
    けられた第二のダイ組立体(82)と、前記第一及び第
    二のダイ組立のディスクと係合する部分は前記位置決め
    手段に係合された場合に前記予め形成された車輪が横方
    向に動くことを許容することと、 前記ディスクに対する前記第一のダイ組立体及び前記ボ
    ルト開口パンチの最初の係合によって、前記位置決め手
    段により前記第一の軸線上に係合され保持された車輪の
    ディスクに対し前記第二の軸線上で前記ボルト開口が形
    成されるように、前記第一のダイ組立体を前記列へと向
    けて推進するための手段(220)とからなり、 一端が固定的に定置され他端へと向けて前記第二のダイ
    組立体を通って延伸すると共に、第三の軸線(CH)上
    で前記ディスク中央孔を剪断パンチするための中央案内
    孔パンチ(76、76a、76b)が前記他端に設けら
    れている支柱(74)と、 前記支柱の軸方向で且つ前記支柱によって案内されて共
    同して移動するように、前記位置決め手段及び前記第二
    のダイ組立体を取り付ける手段とをさらに含み、 前記推進手段(220)が、前記中央案内孔を形成する
    ため前記第三の軸線上で前記フランジの内径を剪断する
    ように、前記中央案内孔パンチに対する前記第一及び第
    二のダイ組立体及び前記ディスクの共同しての移動を行
    わせるための手段(256、258)をさらに含んでい
    ることを特徴とする装置。 2 前記位置決め手段(160)は前記第一の軸線(B
    S)を前記第二の軸線(BH)に関して選択的に位置決
    めするための手段(204)を含み、前記中央パンチ(
    76、76a、76b)は前記第三の軸線(CH)を前
    記第二の軸線(BH)に関して選択的に位置決めするた
    めの手段(272、76c)を含むことを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項記載の装置(50、110)。 3 前記予め形成されたディスク中央孔(30)は半径
    方向内方へと突出しており角度をなして離間した凹入面
    (115、296)の列を有する、軸方向に延伸したフ
    ランジ(40、114)によって環状に取り囲まれてお
    り、前記凹入面は前記中央孔の周縁を画定しており、及
    び前記中央案内孔パンチ(76、76a、76b)は前
    記フランジ又は前記ディスクの塑性変形なしに前記凹入
    面から材料を剪断除去するように構成されていることを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の装
    置(50、110)。 4 タイヤのビード座領域(20、22)を備えたリム
    (18)と、予め形成された不十分な大きさの中央孔(
    30)を備え前記リムの内側に保持された車輪取付ディ
    スク(24)とを有する車両のディスク車輪(16、1
    12)に、ボルト孔及び中央案内取付孔(36、30)
    を形成するための方法であって、 (a)前記ビード座領域を係合し保持することによって
    、前記リム又はディスクに対する塑性変形なしに前記車
    輪をビード座の軸線上に位置決めし、 (b)前記ビード座の軸線に対して予め選択された関係
    にあるボルト孔の軸線に中心を置いてボルト孔が総て実
    質的に同時に形成されるように、前記ビード座の軸線と
    平行な方向において前記ディスクに対して移動する第一
    のダイ組立体に設けられた複数の第一のパンチ手段をも
    って前記ビード座の軸線と平行な一つの方向から前記デ
    ィスクに係合することにより、前記車輪が前記の如く位
    置決めされている間に前記ディスクに前記ボルト孔を形
    成し、次いで、 (c)前記車輪が未だ前記段階(a)により固定されて
    いる状態で、前記ボルト孔の軸線及び前記ビード座の軸
    線の両者に対して予め選定された関係にある中央案内孔
    の軸線上にある剪断パンチをもって前記ビード座の軸線
    と平行な反対の方向から前記ディスクに係合することに
    より、前記予め形成された中央案内孔を剪断することか
    らなる方法。 5 前記予め形成された中央孔(30)は半径方向上方
    へと突出しており角度をなして離間した凹入面(115
    、296)の列を有する、軸方向に延伸したフランジ(
    40、114)によって環状に取り囲まれており、前記
    凹入面は前記不十分な大きさの中央孔の周縁を画定して
    おり、及び前記段階(c)は前記フランジ又は前記ディ
    スクを塑性変形せずに前記凹入面から材料を剪断する段
    階を含んでいることを特徴とする、特許請求の範囲第4
    項記載の方法。 6 ビード座領域(20、22)を有する車輪のリム(
    18)及び該リムの内側に固定された車輪取付ディスク
    (24)を含む車両用車輪(16)であって、前記ディ
    スク(24)は該ディスクの軸方向に向けられた環状の
    フランジであって且つ該フランジから半径方向に延伸し
    ており角度をなして離間した凹入面(115、296)
    の列を有するフランジ(40、114)によって取り囲
    まれた中央孔(30)を含み、前記凹入面は前記中央孔
    の軸線を画定している共通の回転円筒上にあり半径方向
    内方に向けられた表面を有することを特徴とする車輪。
JP7394387A 1986-03-31 1987-03-27 車輪にボルト及び中央案内孔を形成するための装置及び方法並びに車両用車輪 Expired - Lifetime JPH0780027B2 (ja)

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US846365 1986-03-31

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EP0240403A2 (en) 1987-10-07
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