JPS622426Y2 - - Google Patents

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JPS622426Y2
JPS622426Y2 JP1981126658U JP12665881U JPS622426Y2 JP S622426 Y2 JPS622426 Y2 JP S622426Y2 JP 1981126658 U JP1981126658 U JP 1981126658U JP 12665881 U JP12665881 U JP 12665881U JP S622426 Y2 JPS622426 Y2 JP S622426Y2
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cooling
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば冷房機器、除湿器等の空気
調和機の運転時に生ずる凝縮水を強制的に排出す
るに適する排水装置に関する。
一般に室内居住者を対象とする冷房設備等のよ
うな室内空気をその露点温度以下に冷却する空気
冷却器を内蔵するフアンコイルユニツトやパツケ
ージエアコンでは、空気中の水分が凝縮して凝縮
水となるために、これを屋外その他適当な場所に
排除しなければならない。
そのため従来では、凝縮水の自然流出による重
力式排水配管方法がとられていた。
第1図にその一例であるパツケージエアコンに
よる冷房設備の冷却水と従前の排水配管の一例を
示してあり、図中1,1′が夫々異なる階に設置
したパツケージエアコンで1を1階に、1′を2
階に設置してある。2が屋上に設置した冷却塔
で、この冷却塔2と各パツケージエアコン1,
1′との間を冷却水往管3及び冷却水還管4によ
つて接続し、冷却水ポンプ5によつて冷却水を循
環させるようにしてある。6がパツケージエアコ
ンの空気冷却器(図示せず)から排出される凝縮
水を排除する排水管で重力式排水配管方式がとら
れており、図示しない排水溝に自然排水するよう
にしてある。この他第1図中7は冷却塔2に接続
した補給水用の配管である。
しかしこの従前方法には以下に示すような欠点
があつた。
(1) 重力式であるから凝出水の放出先は空気調和
機の凝縮水取出口よりも下方に位置しなければ
ならず、排水配管が途中で空気調和機の凝縮水
取出口よりも上部に施設することはできない。
即ち一貫して先下り順勾配の配管をしなければ
ならない。
(2) 重力式配管法であるから排水管を横引きする
ときは大きな配管勾配を要する。このため建物
内での横引配管の長さには制約がある。
(3) 重力式配管法では配管寸法を太くしなければ
ならない。
(4) 凝縮水は室内空気の露点温度以下であるか
ら、排水管には防露工事を要し、工事費が高く
なる。その結果次に示す通りの不便があつた。
(1) 効果的な冷房を行うためには空気調和機を、
吹出す冷風が室内にバランスよく分布するよう
な位置に設置しなければならないが、室内のそ
のような位置は、反面長い排水横引管を要する
位置であることが多く、前述のように排水横引
管の長さは、配管勾配と建物の天井高さ等構造
上とのかねあいから制約を受けることが多く、
結果として冷房効果を犠牲にして排水横引の可
能な距離の位置に空気調和機を設置せざるを得
なくなる。
(2) 室内天井吊型店舗用エアコン等のように、エ
アコン本体が薄型化など、外観向上が重視さ
れ、又室内デザインとの調和に意がはらわれて
いるにもかかわらず、従来の排水配管方法では
配管が室内に露出することを避けられず、この
ためのデザイン破壊は著しいものがある。
(3) 床下に排水ピツトや二重スラブ構造をもたな
い地下店舗や事務室では、排水配管ができない
ことが原因でフアンコイルユニツト方式やパツ
ケージ方式の冷房設備を設置できなかつた。
考案者は、上記の不都合に鑑み、冷房機器、除
湿器等の運転時に生ずる凝縮水を強制的に排出す
るに適する構造簡易で而も騒音のない排水装置を
提供することを目的として本考案装置を完成し、
冷房機器、除湿器等の空気調和機の設置場所の制
限をなくすようにすることも目的としてなしたも
のである。
この為に本考案では、ケース内に設けた水を受
ける水槽と、この水槽内の水位を検知する検知機
構と、一定水位を検知した検知機構の作動により
働らくスイツチと、該スイツチの開閉に連動して
作動、不作動が制御されるモータ及びこのモータ
により作動されるポンプとを含み、該モータ及び
ポンプをケースの不動部に防振ハンガを介して支
持した支持基板に支持させ、該ポンプを水槽内に
配置すると共に該ポンプの吐出口に吐出管を連結
してなることを特徴とする。
以下図面に示した好ましい実施例により本考案
装置の詳細を説明する。
第2図乃至第5図に本考案装置の好ましい実施
例が示してあり、図中11が水槽で、この水槽1
1に本考案装置のケース12を構成する左右側板
13,13及び前板14を固着し立上らせてあ
る。上記ケース12を構成する後板15と頂板1
6とは板材を屈曲することによつて構成してあ
る。17が冷房機器,除湿器等の凝縮水の為の流
入管で、上記頂板16を貫通させその下端を水槽
11内に開口させてある。図中18がポンプ、1
9が該ポンプ18を駆動する為のモータで、これ
らポンプ18及びモータ19は支持基板20に支
持させてある。
この支持基板20は、防振ハンガ21によつて
ケースの不動部である頂板16に懸架させてあ
り、ポンプ18及びモータ19の振動を吸収し、
ケース12に伝達しないようにして騒音を防止す
るようにしてある。この防振ハンガ21は捲バネ
によつて構成してもよいが、図示した実施例では
線バネによつて構成してある。即ち2本の線バネ
を〓形状に屈曲形成し、その中間部を頂板16と
この頂板16にねじ22,22によつて取付けた
挾持板23との間に挾持し、該線バネの自由端を
支持基板20の四隅にねじ止め24,24してあ
る。
ポンプ18は、第5図に示す通り吸入口25及
び吐出口26を有し、夫々に弁座27,28を設
けてスプリング弾力によつて弁座27,28に弾
圧される弁体29,30を有する一方、ピストン
31の往復作動によつて弁体29,30を開閉
し、吸入口25から水槽11中の水を吸入し、吐
出口26から吐出するようにしてある。
一方図中32がモータ19の回転軸で、この回
転軸32に偏心ピン33を連結し、この偏心ピン
33の外側に軸受金34を遊挿すると共に、この
軸受金34にリング35を固着し、その外側に後
述する連接棒を連結する為の締付帯金36を捲回
してある。37が連接棒で、例えばバネ用ステン
レス鋼線、ピアノ線、バネ鋼あるいは合成樹脂等
の可撓性を有する材料により構成してあり、その
一端を上記ポンプ18のピストン31に固着し、
他端を上記締付帯金36の自由端間に挾持し、締
付ネジ38によつて挾圧固定させてある。従つて
モータ19の作動による偏心ピン33の旋回回動
に伴つてピストン31を往復作動し、連接棒37
の偏心ピン側端の水平方向変位は、該連接棒37
の撓み運動によつて吸収するようにしてある。
更に図中39が水槽11中の水位を検知する検
知機構としてのフロートで、水槽11内の水位の
変動に伴つて上下に変位し、その支持棒40の変
動に連動してマイクロスイツチ41が開閉作動
し、それによりモータ19を発停作動させるよう
にしてある。又図中42がポンプ18に連結した
吐出管である。
第6図乃至第8図に本考案排水装置を冷房機器
に取付けた実施の態様を示してあり、図中51が
パツケージエアコンで、公知のそれと同様凝縮器
と圧縮器とを含む冷凍機52と空気冷却器53と
送風機54とを有し、空気冷却器53により冷却
した空気を送風機54によつて送風口55から送
り出すようにしてある。上記空気冷却器53の下
方位置に凝縮水受け56が設けてあり、空気冷却
器53に生ずる凝縮水を受ける。そして図中5
7,58が冷凍器52と冷却塔との間に設けた冷
却水往管と冷却水還管である。又図中Aが本考案
排水装置で、これを上記凝縮水受け56の下位に
固設し、これらの間を排水管59で接続して凝縮
水受け56中の凝縮水を本考案装置の水槽11中
に自重排水するようにしてある。即ち上記排水管
59の下端を流入管17の上端に連結してある。
更に60が上記吐出管42と冷却水往管57とを
接続した強制排出管で水槽11中の水をポンプ作
用により冷却水往管57中に圧入するようにして
ある。
第7図は第6図に示した実施態様の要部を図式
化して示した図で、同一符号は同一部材を示して
あるが、ここでは冷凍機52内の凝縮器を符号6
1で示してある。又第8図には空気冷却器53に
冷水を供給して冷房機能を働かせる他の実施態様
が示してあり、図中62が冷水往管、63が冷水
還管で本考案排水装置Aから排出される凝縮水を
強制排出管60を介して冷水還管63に圧入する
ようにしてある。
上記の通りの構成からなる本考案装置の作動に
つき以下説明する。
水槽11中に水がない場合には、フロート39
が実線で示す通り下位に位置し、マイクロスイツ
チ41が開成され、本考案装置は何ら作動しな
い。而して第6図乃至第8図の実施の態様に示す
冷房機器が作動し、空気冷却器53の凝縮水が排
水管59を通して本考案装置の水槽11内に貯留
され、該水槽11中の水位が上ると、この水位の
変動に伴ないフロート39が徐々に浮上する。そ
して該水位が一定水位となると、即ちフロート3
9が第2図上一点鎖線に達し、マイクロスイツチ
41が閉成され、モータ19が作動する。その結
果モータ19の回転軸32に連結した偏心ピン3
3が旋回回動し、連接棒37を介して連接したピ
ストン31を往復作動することによりポンプ18
を作動し、その吸入口25から水を吸入し吐出口
26から吐出管42を通して強制的に送り出す。
そして水槽11中の凝縮水の大部分を送り出し、
その水位が低くなるとフロート39が第2図上実
線位置に復帰し、マイクロスイツチ41を開成し
てモータ19の作動を停止する。そして再び水槽
11中の水位が一定水位となると同様にして作動
し、水を強制的に排除する。上記モータ19及び
ポンプ18が作動すると振動を生ずるが、該モー
タ19とポンプ18は同一支持基板20に支持さ
せてあるから、これらの間において相対的位置の
変動は行わないが、支持基板20は振動し、この
振動に基づく振動音及びモータ19,ポンプ18
の作動音を生ずるが、これらは防振ハンガ21に
よつて懸架している結果、これらの振動は防振ハ
ンガ21に吸収され、ケース12に伝達されな
い。従つてこれらの振動音がケースに共鳴するこ
となく、作動音を静粛に保ち得る。即ち騒音を出
すことはない。
叙上の如く本考案装置では、水を受ける水槽
と、この水槽内の水位を検知する検知機構と、一
定水位を検知した検知機構の作動により働らくス
イツチと、該スイツチの開閉に連動して作動、不
作動が制御されるポンプとにより構成されている
から、水槽内の水が一定水位になるとこれを強制
的に排出するもので、空気調和機に設置してその
凝縮水排除に用いれば、空気調和機の設置位置よ
り高い位置に凝縮水の強制排出を行うことができ
る。従つて冒頭に述べた空気調和機における凝縮
水の為の従前の重力式排水方法に基づく欠点並び
に不便を全て除去することができ、実用上の利点
多大である。そして特に本考案装置を用いれば、
空気調和機の設置場所の制約がなくなるから、空
調効果の最もよい位置に空気調和機を設置できる
きわめて大きな効果を有する。更に本考案ではモ
ータ及びポンプを支持する支持基板を、ケースの
不動部に防振ハンガを介して支持させてあるか
ら、これらが生ずる振動を防振ハンガが吸収し、
ケースに振動を伝達することなく、きわめて静粛
に作動し騒音を発する惧のない利点も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来行われているパツケージエアコン
による冷房設備の冷却水と排水配管の系統図であ
る。第2図は本考案排水装置の好ましい実施例を
示す正面図、第3図は第2図上−線に沿つて
示す一部切断側面図、第4図は水槽を除いた部分
の底面図、第5図はポンプ周りの要部を拡大して
示す一部切欠切断正面図、第6図は本考案排水装
置を使用した冷房機器周りの配管図であり、第7
図は第6図示の実施の態様の要部を図式化した図
であり、第8図は他の使用の態様を図式化した図
である。 11……水槽、12……ケース、16……頂
板、18……ポンプ、19……モータ、20……
支持基板、21……防振ハンガ、25……吸入
口、26……吐出口、31……ピストン、37…
…連接棒、39……フロート、40……支持棒、
41……マイクロスイツチ、42……吐出管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内に設けた水を受ける水槽と、この水槽
    内の水位を検知する検知機構と、一定水位を検知
    した検知機構の作動により働らくスイツチと、該
    スイツチの開閉に連動して作動、不作動が制御さ
    れるモータ及びこのモータにより作動されるポン
    プとを含み、該モータ及びポンプをケースの不動
    部に防振ハンガを介して支持した支持基板に支持
    させ、該ポンプを水槽内に配置すると共に該ポン
    プの吐出口に吐出管を連結してなる冷房機器、除
    湿器等の空気調和機に適する排水装置。
JP12665881U 1981-08-28 1981-08-28 冷房機器,除湿器等の空気調和機に適する排水装置 Granted JPS5833917U (ja)

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JP12665881U JPS5833917U (ja) 1981-08-28 1981-08-28 冷房機器,除湿器等の空気調和機に適する排水装置

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JP12665881U JPS5833917U (ja) 1981-08-28 1981-08-28 冷房機器,除湿器等の空気調和機に適する排水装置

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Publication Number Publication Date
JPS5833917U JPS5833917U (ja) 1983-03-05
JPS622426Y2 true JPS622426Y2 (ja) 1987-01-21

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JP12665881U Granted JPS5833917U (ja) 1981-08-28 1981-08-28 冷房機器,除湿器等の空気調和機に適する排水装置

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930902U (ja) * 1972-06-19 1974-03-16
JPS52106814U (ja) * 1976-02-10 1977-08-15
JPS5815756Y2 (ja) * 1978-05-22 1983-03-30 日産自動車株式会社 燃料ポンプの支持装置

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JPS5833917U (ja) 1983-03-05

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