JPS62242629A - 腫瘍壊死因子を含んで成る組成物 - Google Patents

腫瘍壊死因子を含んで成る組成物

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JPS62242629A
JPS62242629A JP62085887A JP8588787A JPS62242629A JP S62242629 A JPS62242629 A JP S62242629A JP 62085887 A JP62085887 A JP 62085887A JP 8588787 A JP8588787 A JP 8588787A JP S62242629 A JPS62242629 A JP S62242629A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、インターロイキン−2(IL−2)及び/
又はインターフェロン−β(IFN−β)及び腫瘍壊死
因子(TNF)の組合わせ、並びに抗腫瘍治療剤として
のこの組合わせの使用に関する。
l従来の技術〕 正常末梢血リンパ球により生産されそして植物レクチン
、抗原又は池の刺激剤への暴露の後抗原又はマイトジェ
ンにより刺激されたTl胞の増殖な誘導するリンホカイ
ンであるインターロイキン−2は、Mor)(an 、
 D、^0等、5cience(1976) 、 19
3:1007−1008により最初に記載された。刺激
されたTリンパ球の増殖を誘導するその能力のためにT
細胞増殖因子と呼ばれたが、現在ではこの増殖因子とし
ての性質に加えてインビトロ及びインビボで免疫系細胞
の種々の機能を調節することが認識され、インターロイ
キン−2(IL−2)と再命名されている。
IL−2は最初、ヒト末梢血リンパ球(PBL)又は池
のIL−2生産性セルラインを培養することにより製造
された。例えば、米国特許No。
4.401.756を参照のこと0組換DNA技法はI
L−2の生産のためのPBL及びセルラインの代替物を
提供した。 Ta++iguchi 、 T、等、Na
ture(1983) 、 302 : 305−31
0 ;及び口evos 、 R,、Nucleic^a
ids’ Re5earch(1983) 、 11 
: 430フー4323はヒトIL−23i!伝子のク
ローニング及び微生物中でのその発現を報告している。
米国特許No、 4,518,584は、野性型又は天
然の分子の125位に存在するシスティンがセリン又は
アラニンのごとき中性アミノ酸で置き換えられているI
 L−2のミューティンを記載しそしてクレームしてい
る。クロラミンT又は過酸化物酸化に対して感受性の各
メチオニンがアラニンのごとき保存的アミノ酸により置
き攬えられている、生物学的に活性なIL−2のごとき
酸化耐性を装造することができる。米国特許No、 4
,530,787及びNo。
4.569,790は、組換天然型IL−2及びそのミ
ューテ、インの精製方法、並びに精製された形態のIL
−2を開示しそしてクレームしている。
PCT WO35/ 04328は、微生物的に生産さ
れた酸化された組換IL−2を含んで成る、医薬として
許容される水性ビヒクル中に再溶解するために適当なI
L−2組成物を開示している。IL−2は、悪性疾患又
は前−悪性疾患治療における細胞毒性化学療法らしくは
照射又は外科手術との組合せにおいて直接療法的に又は
アジュバントとして、あるいは池の免疫調節剤、天然に
存在するリンホカイン類(例えば、IL−1、IL−2
、C3F−1及びIFNT:[)、又は悪性疾患の治療
における誘導性抗−細胞毒素との組合せにおいて有用で
あると記載されている。
S、 Rosenberg及び共同研究者(Mule等
、Sc 1ence ”(1984) 、 22旦:1
48フ;及びS、 Rosenberg等、町!En 
1ancl Journal of Medicine
(1985) 、 313 : 1485−1492を
参照のこと〕によりヒトIL−2の種々の療法的適用が
研究されそして報告されている。
インターフェロン(IFN)は、抗−ウィルス、抗−癌
及び免疫調節挙動を示すことが知られている天然蛋白質
の一群を構成する。IFNの2つのタイプ、すなわち夏
型及び■型が、それらの観察された生物学的性質及び分
子構造の差異に基いて同定されている。β−インターフ
ェロン(IFN−β)は、ウィルスのチャレンジにより
繊維芽細胞中で誘導され得、そして約165個のアミノ
酸を含有する夏型インターフェロンである。IFN−β
は白血球中で誘導される■型IFNであり、そしてIF
N−γは特異的マイトジェン刺激に反応してリンパ球中
で誘導されそして146個のアミノ酸を含有する■型I
FNである。
ヒトIFN−βは、例えば5uHano等の1981年
6月6日に公開されたEP 28,033、及びRev
e I等の1981年6fロ0日に公表された英国特許
No。
2063 、882に記載されている様にして、ff1
f*DNA技法により製造することができる。さらに、
IFN−βは、米国特許No、 4,588,585に
記載されている様に、生物学的活性に必須でないアミノ
酸が他のアミノ酸に置き換えられて安定性が増大してい
るミューティンであってもよい。マウスIFN−βもま
た組換DNA技法により製造することができる。
Paucker等、Virology 、 17 : 
324−334(1962)によりIFNがマウスL細
胞の増殖速度を抑制することが示された後、多くの研究
者がTFNによるマウスL細胞の処理、及びIFNによ
る腫瘍細胞増イ(の阻害を研究した0例えば[!ord
en、E、 C,。
Ann、 Intern、 Med、、 91 : 4
72−479(1979)を参照のこと。
腫瘍壊死因子(TNF)は最初Carswe l 1等
、PNAS(USA) (1975) 、 72 : 
3666−3670ニより、マウス中で増殖する場合に
化学的に形質転換された腫f′F、細胞の壊死を惹起す
る、エンドトキシンにより誘導される血清因子として記
載された。ネズミTNFの情製された調製物がネズミ及
びヒトセルラインに対してインビトロで試験されている
。K、IIaranaka及びN、Satomi 、 
Japan 、j、旦xp、Med、 (1981) 
、 51 :191゜正常細胞とは異り、両押からの腫
瘍セルラインはマウスTNFの細胞毒性活性に感受性で
あった。さらに、ネズミTNFはヌードマウス中のヒI
・及びマウスの移植された腫瘍に対して毒性であると報
告された。K、l1aranaka等、Int、J、C
ancer(1984) 、 34 : 263−26
7゜ヒトTNFも新生物細胞に対して毒性であることが
知られており、そして組換形でV!遺されている。Pe
nn1ca等、Nature(1984) 、 3−1
2 : 724−729 ; 5hirai笠、bハリ
(1985)、 313 : 803−806 、及び
l1lanH等、5cienc。
(1985) 、 22す: 149−154tr−参
照のこと。
ラビッl−T N Fのクローニングが、1985年6
月26日に公開されたEP 146,026(大日本製
薬)及び1985年7月17日に公開されたEP 14
8,311 (旭化成工業)に開示されている。151
個及び155個のアミノ酸(天然型より2個及び6個少
ない)を有するヒト T N Fのクローニングが19
85年9月25日に公開されたEl’ 155,549
(大日本製薬)に開示されており、そして155個のア
ミノ酸を有するヒ?−T N Fが1985年10月1
6日に公開されたEP 158,286及び1985年
11月20日に公告された対応するG[12,158,
829Aに開示されている。成熟T N F (157
個のアミノ酸)及びその種々の修飾形(ミューティン)
が1986年1月15日に公開されなEP 168,2
14(ゼネンテック)及び1985年10月3日に出願
されそして1986年4月に公fm サtLすPCT 
US85/ 01921 <シ9 X ・:7−ボレイ
ション)に開示されている。
ヒトの悪性腫瘍を治療するために2種類又はそれより多
くの抗癌剤を使用する組合せ療法が現在研究及び臨床に
おいて使用されている。抗癌剤は抗代謝剤、アルキル化
剤、抗生物質、一般毒等であることができる。はとんど
の癌、例えば癌腫、黒色腫、リンパ腫及び肉腫に対する
相乗効果を得るため、並びに薬剤耐性細胞の出現を低下
せしめ又は除去するため及び各薬剤に対する副作用を減
少ぜしぬるために、1つの試みとして薬剤の組合せが投
手される。
相乗的な生物学的効果を得るために■型インターフェロ
ン及び■型インターフェロンを組合わせることが知られ
ている。例えば、Flei’shman。
W、R,、Ca−n、c、er Res、(1982)
 、 4A: 869−875及びDeClercq 
 、E、  等、 Cancer  Letters(
1982)  、15 :223−228 (マウスI
FN)、並びに1984年5月2日に公開されたヨーロ
ッパ特許出願公開107,498(ヒt−IFN−γ及
びIFN−α又は−β)を参照のこと。Mark等(シ
タス・コーポレイション)の米国特許No、 4,51
8,584は、I L−2ミユーテインとγ−インター
フェロン、B細胞増殖因子、及びIL−1との組合せを
開示している。さらに、■し−2がIFN−γと共に、
腫瘍担持宿主を治療するために、相剰的結果をもって(
1985年7月240に公開されたヨーロッパ特許出願
No、 149,551(ゼネンテック)及び1985
年10月31日に公開された独国特許出願公開No、 
3411184(プント・ロテン・クロイツェス)〕、
又はナチュラルキラー活性の性の増強をもって[5ve
dersky等、J、lnmunol。
(1984) 、 133 : 714−718、及び
5halaby等、しInterferon Res、
(1985) 、 5 : 571−581 )使用さ
れることが開示されている。しかしながら、Lopez
 −Botet等、Eur、 J、 Immunol、
 (1984) 、 14 : 1137−1141は
、ヒトT細胞クローンにおいてナチュラルキラ一様活性
を誘導するためにIL−2及びIFN−γの組合せは十
分でないと報告した。
さらに、Dempsey等、J、Immun、(198
2) 、 12旦: 2504−2510から、ナチュ
ラルキラー細胞の活性化の惹起においてIFN−α又は
IL−2単独よりもIFN−α及びIL−2の組合せが
より効果的であることが知られる9さらに、Precl
inical Screen−ing Lab、 、 
BRMPのTal+sage博士は1986年に、マウ
スにおける転好疾患を治療するためにTNF及びIFN
−γを使用する効果の増強を報告した。
1985年1月23日に公開されたEP 131,78
9 (スローンケッタリングインスティテユート・フォ
ア・キャンサーリサーチ)、及び1986年1月15日
に公開されたEP 168,214(ゼネンテック)は
マウスにおける種々の腫瘍を治療するためのTNF及び
IFN−γの相乗効果を開示している。1985年6月
20日に公開されたEP 170.843は、癌の増殖
に対するTNFとIFN−α、−β及び/又は−γとの
相剰効果を開示している。さらに、ヒトTNF及びヒト
I F Nのインビボ効果について、Williams
on等、Proc、Natl、^cad、sci、 (
1983)50 : 5397−5401を参照のこと
腫瘍担持動物に対するIL−2及びTNFのみ、又はこ
れらとIFN−βとの組合せの効果は研究されていない
〔本発明の説明〕
従って、この発明は、TNF及びIL−2及び/又はI
FN−β(ここで、TNF、IL−2及びIFN−βは
哺乳類種に由来する)の混合物の相乗的有効果を含んで
成る癌の治療のために1甫乳類宿主に非経口的又は皮下
投与するために適当な組成物に関する。
他の観点において、この発明は、TNF及びIL−2及
び/又はIFN−β(ここで、TNF、IL−2及びI
FN−βは哺乳類種に由来する)の相乗的有効果を宿主
に投与し、TNF及びIL−2を逐次的に投与する場合
にはIL−2の投与の前にTNFを投与する、ことを含
んで成る哺乳類宿主における癌の治療方法を提供する。
好ましくはTNFはラビット又はヒトTNFであり、そ
してIL−2はヒトIL−2であり、そしてIFN−β
はヒト又はマウスIFN−βであり、そしてすべての蛋
白質は微生物的に組換生産された蛋白質である。
IL−2とTNFとの組合せが、黒色腫、白血病、肥満
細胞腫、及び肺癌のごとき種々の形の癌の治療において
驚くべき相乗作用を提供することが見出される。
この明細書において使用する場合、′°治療°”なる語
は、患者が癌を有するとなんらかの手段により決定され
た後の、INFとIL−2、TNFとIFN−β、又は
TNFとIFN−βとIL−2の患者への投与に関する
。処置の後に腫瘍が現われるか、又は存在する腫瘍負荷
が低下もしくは除去されない場合、その処置は療法的で
はないと考えられる。投与の効果は時間と共に低下し、
腫瘍が可視的となった後5〜7日が治療を与えることが
できる最大期間であり、主として腫瘍のタイプ及び投与
量に依存する。
この明細書において使用する場合、“癌”なる語は、あ
らゆる新生物疾患に関し、これには細胞性疾患を包含し
、例えば腎細胞癌、カポシ(Kaposi)肉腫、慢性
白血病、乳癌、肉腫、卵巣癌、直腸癌、咽喉筋、黒色腫
、結腸癌、膀胱癌、肥満細胞腫、肺癌、及び胃腸又は胃
癌を包含する。好ましくは、癌は白血病、肥満細胞腫、
黒色腫及びリンパ腫である。
この明細書において使用する場合、IL−2及びTNF
に適用される“相乗的有効量”なる語は、宿主の生存の
ために有効であり、そしてTNFの投与量対IL−2の
投与量対宿主の生存の投与量一応答プロットにおいてT
NF投与量軸及びIL−2投与量軸のいずれとも交差し
ない混合物中の各成分の量に関する。同じことがTFN
−β及びTNFにもあてはまる。IFN−β、IL−2
及びTNFがすべて存在する場合、3度分のために3軸
が使用される。この発明において相乗性を決定するため
に使用される投与応答曲線は、5ande等、the 
Pharm−acolo 1cal Ba5is of
 ’jherap、eutics、マクミラン出版、ニ
ューヨーク(1980) 、 1080−1105頁に
十分に記載されている。相剰作用決定のため、治癒は、
腫瘍を移植した日からMeth A腫瘍については14
日後、そして他のすべての腫瘍については60日後の宿
主の治癒として定義される。
最適相乗性は、95%信頼限界を用いて、投与量レベル
、スケジュール及び応答のごとき因子を変え、そしてI
 L−2とTNF、IFN−βとTNF、又はIL−2
とIFN−βとTNFとの種々の組合せについての応答
曲線からイソボログラムを生じさせるコンピューターに
より生じるモデルを使用することにより決定することが
できる。投与量応答曲線上の最高生存率は最適投与量レ
ベルと相関する。
この明1111書において使用する場合、“組換(体)
”なる語は組換DNA技法により生産されたTNF、I
L−2及びIFN−βに関し、この技法においては一服
に、既知の組換DNA技法によりTNF、IL−2又は
IFN−3をコードする遺伝子がクローン化される。例
えば、ヒトTNF又はIL−2のcDNAあるいはマウ
スIFN−βのcDNAを鋳型として使用してヒトIL
−2又はIL−2のcDNAあるいはマウスIFN−β
のcDNAに対する相補性を示す遺伝子を適当なりNA
ベクター、例えば細菌プラスミド、好ましくはE、コリ
([’、coli)プラスミドに挿入して組換プラスミ
ドを得、そしてこのプラスミドを使用して適当な宿主を
形質転換する。遺伝子を宿主中で発現せしめることによ
り組換蛋白質を得る。この目的のための組換プラスミド
の例にはpBR322、pCRl、2間9/及びpSC
lが含まれる。形質転換される宿主は真核性宿主又は原
核性宿主であり、好ましくは原核性宿主である。
この明細書において使用する場合、“医薬として許容さ
れる”なる語は、活性成分の生物学的活性の有効性を妨
害せず、且つ投与される宿主に対して毒性でないキャリ
ヤー媒体に関する。
この発明の方法は、相乗的有効量のTNFとIL−2、
TNFとIFN−β、又はTNFとIL−2とIFN−
βを哺乳類宿主、好ましくはヒト宿主に投与することを
含む、IL−2及び/又はIFN−β及びTNFは投与
前にインビトロで混合することができ、又は宿主に別々
に投与することができる。IFN−β及びTNFは同時
に又は一方の成分に続いて他方の成分を投与することが
でき、第二の投与は第一の投与が完了した後一般に約5
〜10分間以内、好ましくは約5分間以内に行う、IL
−2及びTNFを使用する場合、これらを同時に、又は
TNFに続いてIL−2を投与することができ、第二の
投与は一般に第一の投与が完了した後に行う、TNFの
投与前のIL−2の投与は相剰作用をもたらさず、そし
てIL−2はそれに続<TNF処置に対する腫瘍の感受
性を低下せしめる。
投与は適当な技法、例えば皮下投与又は非経口投与によ
り行うことができる。非経口投与の例には静脈内投与、
動脈内投与、筋肉的投与及び腹腔内投与が含まれ、ネズ
ミのモデルを使用する場合には腹腔内投与が好ましい(
便宜上)。
投与量及び投与方法は主として、IL−2、TNF及び
IFN−βが別々に又は同時に混合物として投与される
か否か、癌のタイプ、患者、及び患者の病歴に依存する
であろう。量は腫瘍の相乗的な減少を達成するために効
果的なものでなければならない、投与は単一投与でも多
数回投与でもよい。多数回投与が用いられる場合、好ま
しくは、投与の頻度は例えば宿主のタイプ、癌のタイプ
、投与量等に依存するであろう。幾つかのタイプの癌又
は癌セルラインのためには毎日の投与が効果的であり、
他方他の癌のためには隔日投与又は3日に1度の投与が
効果的であるが毎日の投与は効果的でない。臨床医は任
意の特定のケースについて、いかなる投与経路及び投与
頻度が最も効果的であるかを日常の実験の後に確認する
ことができよう。
この発明において最も効果的であると思われる投与量は
腫瘍を出現させず又は完全に消失させ、そして宿主に対
して毒性でない量である。この最適レベルは多くの因子
、例えば宿主のタイプ、癌のタイプ、投与の経路及びス
ケジュール、存在する腫瘍負荷、IL−2、IFN−β
及びTNFのタイプ、並びに毒性の定義に依存するであ
ろう。
宿主に対する毒性は副作用の程度及びタイプにより、又
は一定時間後の体重の減少量もしくは死により定義され
る0体重の減少が毒性の基準である場合、典型的には1
0〜20重量%の減少は許容され、20%より大きな減
少が毒性であると考えられるであろう。20%より多く
の体重の減少を毒性と考え、宿主がネズミでそして投与
経路がインビトロで調製される混合物の腹腔内投与であ
りそして毎日又は隔日投与であれば、微生物的に生産さ
れた組換TNF及びIL−2の各投与の投与レベルは、
宿主体重に、当り約230〜260μg(さらに好まし
くは約250μg)のTNF、及び宿主体重に、当り約
15.000〜15,000,000ユニット(さらに
好ましくは15.600〜625,000ユニット)の
IL−2であろう(ここで1000ユニットは1μgで
ある)。
非経口投与のため、IL−2、TNF及びIFN−βは
一最に、好ましくは本質的に非毒性でありそして非療法
的である医薬として許容されるキャリヤー媒体中の単位
投与注射形(溶液、懸濁液、エマルジョン)に製剤化さ
れるであろう。この様なビヒクルの例には、塩溶液、リ
ンゲル溶液、デキストロース溶液、マンニトール、及び
正常血清アルブミンが含まれる。硬化油及びオレイン酸
エチルのごとき非水性ビヒクルを使用することもできる
。キャリヤー媒体は少量の添加剤、例えば等張性及び化
学的安定性等を増強する物質、例えばM街剤、並びに防
腐剤を含有することができる。
IL−2、TNF及びIFN−βは典型的にはこの様な
キャリヤー中にそれぞれ約0.1mg/m1〜1100
ta/ra1の濃度、好ましくは各0.2〜1 mg/
 rtrlの濃度で配合される。
この方法に代り、IL−2、TNF及びIFN−βを無
菌の安定な凍結乾燥形に製剤化することができ、この製
剤中では精製されたIL−2、TNF及びIFN−βが
嵩を与えるマンニトールのごとき水溶性キャリヤー、並
びに組換IL−2及びIFN−βの水中への溶解性を保
証するのに十分な量のドデシル硫酸ナトリウムと混合さ
れている。この製剤は非経口投与のための水性注射液に
再溶解するために適当であり、そして安定でありそして
ヒトの患者においてよく許容される。製剤化方法はPC
T 1085104328にさらに完全に記載されてい
る。
他の態様においては、IL−2及びTNFの混合物は採
用される免疫療法において、医薬として許容されるキャ
リヤー中単離されたリンホカインで活性化されたリンパ
球と共に投与され、この場合リンパ球は、IL−2及び
TNFと共に腫瘍を有するヒトに投与された場合、腫瘍
に対して反応性である。この方法は、S、Rosenb
erg等、1En 1and Journal of 
Medicine(1985) 、 313 : 14
85−1492に記載されている。S、Rosenbe
rg等、針jμ徂、 233 : 1318−1321
(1986)に記載された他の方法においては、IL−
2中で拡大された腫瘍インフィルトレート(tutor
−ifiltrating)リンパ球(TIL)が、特
にシクロホスファミドとの組合せにおいて、治療のため
に移送される。Rosenberg等のTIL法も本発
明において使用することができる。
上記のように、この発明のIL−2、TNF及びIFN
−βは、組織培養から又は組換技法により、そして任意
の哺乳類源、例えばマウス、ラット、ラビット、霊長類
、ブタ、及びヒトから調製される任意のIL−2、TN
F及びIFN−βであることができる。好ましくは、T
NFはラビット又はヒトに由来し、さらに好ましくはヒ
トに由来し、IFN−βはマウスに由来し、そしてIL
−2はヒトに由来する。さらに好ましくは、IL−2、
IFN−β及びTNFは組換IL−2、組換IFN−β
及び組換TNFである。組換IL−2は、Tanigu
ehi等、Nature 、 302 : 305−3
10(1983)及びDevos 、 Nucleir
 Ac1ds Re5earch 、 11:4307
−4323 (1983)に記載されているように、天
然ヒトIL−2遺伝子をクローン化し、そしてこれを形
質転換された微生物中で発現せしめることにより得られ
る。これは、野性型又は天然の分子の125位に通常存
在するシスティンが除去されているか又はセリンもしく
はアラニンのごとき中性アミノ酸により置き換えられて
いる、米国特許No。
4.518,584に記載のIL−2ミユーテイン、あ
るいは野性型又は天然の分子の104位に通常存在する
メチオニンがアラニンのごとき中性アミノ酸により置き
換えられているIL−’2ミューティンであることがで
きる。
好ましくは、IL−2は、ヒf−cDNA配列により、
又は58位及び105位のシスティンのジスルフィド結
合を含む天然ヒトIL−2のアミノ酸配列と少なくとも
実質的に同じアミノ酸配列を有しそして天然ヒトIL−
2と共通の生物学的活性を有する蛋白質をコードするI
 L−2の変形されたヒトcDNA配列により形質転換
された微生物により生産される未グリコジル化蛋白買で
ある。
アミノ酸配列の実買的同−とは、配列が同一であるか、
又は合成蛋白質と天然ヒトIL−2との間の不都合な機
能的非類似性を惹起しない1又はそれより多くのアミノ
酸の変化(欠失、付加、置換)により異ることを意味す
る。このような性質を有するIL−2蛋白質の例には、
Tan1Huchi等、Nature(1983) 、
 302 : 305−310 ; Dcvos 、 
Nucleic Ac1dsResearch(198
3) 、 11 : 4307−4323 ;ヨーロッ
パ特許出願公開No、 91,539及び88,195
 、並びに米国特許No、4,518,584、前掲、
により記載されているもの並びにI L −2ala+
o<Ser+zsが含まれる。最も好ましくは、IL−
2は、最初の末端アラニンが除去されておりそして12
5位のシスティンがセリン残基に置き換えられているd
es−ala+ −I L −2set、□、ミューテ
ィン、並びに天然TL−2の最初の5個のN−末端アミ
ノ酸の少なくとも1個が欠けているIL−2である。
IL−2は1986年2月11日に発行された米国特許
No、4,569,790中に記載されている方法によ
り臨床的純度に精製することができる。
他の製剤において、IL−2は洗剤によってではなく、
IL−2をポリエチレングリコールホモポリマー又はポ
リオキシエチル化ポリオールから選ばれた活性化された
ポリマーと反応ぜしめることによって可溶化される。ポ
リマーは好ましくは300〜100,000ダルトン、
さらに好ましくは350〜40.000ダルトンの分子
量を有する。このポリマーは、IL−2のアミノ基又は
チオール基及びホモポリマーのヒドロキシ基の両者と反
応する末端基を有するカップリング剤との接合により活
性化される。このようなカップリング剤の例にはヒドロ
キシベンゼンスルホン酸エステル、シアヌル酸クロリド
、及びN−ヒドロキシサクシンイミドが含まれる。この
修飾により、生理的pHにおいてIL−2を可溶可する
なめに洗剤を添加する必要がない0次に、インターロイ
キンを水溶性キャリヤー及びM街液と上記のように配合
し、そして配合物を凍結乾燥し、そして凍結乾燥された
混合物を上記のように再溶解する。
この発明のIFN−βは、Metz 、 %勧」よ、 
10 : 101−156により教示されるように、ウ
ィルス又は二本鎖ポリリボヌクレオチドのごときインタ
ーフェロン誘導剤に暴露された細胞により自然に生産さ
れる。IFN−βはまた、1981年6月6日に公表さ
れたEP 28,033により開示されている方法のよ
うな組換手段によっても製造される。
IFN−βのミューティンはまた、米国特許No。
4.588,585に記載されているようにしても製造
される。特に、好ましいIFN−βミューティンは、グ
リコジル化されておらず、N−末端メチオニンを欠き、
そして天然IFN−βの17位のシスティン残基が部位
特異的変異誘発によってセリンで置き換えられているI
FN−β5eS17である。
IFN−βは米国特許No、4,462,940に記載
されている方法によって製造することができる。
さらに、この発明の好ましいIFN−βであるマウスI
FN−βは既知の組換技法により製造することができる
組換ヒトTNFは、Pann1ca等、Naturq−
(1984) 。
312 : 724−729 ; Yamada等、J
、[liotechnoloH(1985) 、 3 
: 141−153 ; WaB等、5cience(
1985) 4■8 : 149−154 ; 198
5年9月29日に公開されたEP155.549 ; 
1985年lO月16日に公開されたEP 158,2
86゜1986年1月150に公開されたEI) 16
8,214 、及び1986年4月ニ公開さiりPCT
 US85101921に記載されている様にして得る
ことができる。組換ラビッl−T N Fは、1985
年6月26日に公開されたEP146.026、及び1
985年7月17日に公開されたEP148.311に
記載されている様にして製造することができる。好まし
くは、TNFは最初の8個のアミノ酸残基が除去されて
いるヒトTNFであるか、又はTNFは米国特許No、
4,518,584に記載されているのと同様にしてy
J製されたシスティンが除去されたミューティンである
この発明の種々の観点を次の例によってさらに記載する
が、これによりこの発明の範囲を限定するものではない
。これらの例においては、特にことわらない限り、固体
についてのすべての重量により、そして液体及び気体の
すべての%は容量により、そしてすべての温度は℃で示
す。
例1゜ A、二求lμu1 マウス 雌性B D F 1 、C57B1及びBa1b/c?
ウス並びにCDラットをインビトロ試験に使用した。マ
ウスは処置群(5又は10匹)が平均20g±3gとな
る様に体重を一致させそしてランダム化した。すべての
動物を検疫観察のため到着t&7日間保持し、マイクロ
アイソレーターケージに保持し、そして水を自由に取ら
せながら標準実験室飼料を供与した。
IL−2 この例において使用した組換IL−2は−ang等、5
cience(1984)224 : 1431−14
33により記載されている。des  ala+  I
 L  2ser125である。このIL−2のアミノ
酸配列は、天然分子の最初のアラニンを欠いておりそし
て125位のシスティンがセリンに変っている点におい
て天然ヒトIL−2のアミノ酸配列と異る。このIL−
2を生産するE、コリのサンプルはシタス・コーポレイ
ションによりアメリカン・タイプ・カルチュア・コレク
ション、パークラウンドライブ12301 、ロックビ
ル、 Md 、米国に1983年9月26日に受託番号
No。
39.452として寄託され、そして1984年346
日受託番号No、 39,626としてブタベプト条約
に基き寄託された。
IL−2はTCT H085104328の明細書及び
第1図に記載されている様にして処理しそして精製した
。但し、0−ヨードソベンゾエートによってではなく米
国特許No、4,572,798に記載されている様に
して塩化銅を用いて酸化を行った。IL−2をクロマト
グラフィ一段階から回収した時、これを凍結乾燥し、そ
してIL−2を還元状態に保つなめに還元剤(DTT)
を含有しそしてそれを溶液状に保つために可溶化剤を含
有する中性水性HHR液中に再懸濁した。クロマトグラ
フィ一段階後の組換IL−2の純度は95%以上であり
、そしてこのIL−2はリムナス試験により決定した場
合的0.02ng/ml’未満のエンドトキシンを含有
した。
精製されなIL−2(3〜5X10’ユニット/mg)
を無菌バイアル中の凍結乾燥粉末として製造し、そして
使用前4日以内に無菌リン酸!!W化塩を用いて再溶解
し、そして50mg/mNマンニトールを伴う0.3m
g/m1の濃度に製剤化した。
これに代る製剤においては、N−ヒドロキシサクシンイ
ミドを用いて接合体化されたポリエチレングリコールと
の反応によりIL−2を製剤化した。接合体にされた蛋
白質(IL−2−PEGと称する)を水中に直接製剤化
した。
TNF N−末端から最初の8個のアミノ酸が除去されているヒ
トTNFのミューティンを、Hang等、Sc 1en
ce(1985)22旦: 149−153により記載
されている様にしで調製した。要約すれば、TNFをH
L−60Ja胞から誘導し、精製しそして配列決定した
0次に、富化されたmRNAを調製し、cDNAライブ
ラリーを造成し、プローブを選択し、そして該ライブラ
リーをプローブして配列を回収することによりヒトTN
Fをコードするイントロンを含まない配列を調製した0
次に、成熟蛋白質のN−末端バリンをコードするGTC
のすぐ前に部位特異的変異誘発によりATG開始コドン
を導入しな。クローンを選択し、そして鎖を発現ベクタ
ーに連結してミューティンの原核性発現を得た。次にミ
ューティンをカラム精製し、精製緩衝液中に回収し、そ
して無菌バイアル中凍結乾燥粉末として得た。最後に、
使用前4日以内にこれを無菌リン酸1118化塩溶液を
用いて再溶解し、4℃にて貯蔵した。このTNFは、製
造ロットに依存してo、oot〜0.006ng未満の
エンドトキシン/蛋白質を有していた。
乳−ttI、−547 使用した標的細胞はネズミ腫瘍L 1210(白血病)
、P388(白血病)、P815(肥満細胞腫)、及び
EL−4(リンパ腫)(これらはいずれもアメリカン・
タイプ・カルチュア・コレクション、ロックビル、MD
から得られる)、並びにFidlerセルラインの10
回のインビボ継代及びインビボ継代によって得られるF
idlerラインF10(黒色腫ネズミセルライン)の
サブクローンでありそしてWinkelhake等、す
1鱈L」川、 (1979)担: 3058−3064
により記載されている口16WlO(黒色腫)である。
すべてのセルラインは、移植の直前に凍結ストックから
組織培養(37℃、8%CO□、10%ウシ胎児血、清
及び2mM  L−Glnを含有するRPMl 164
0培地中)を2回通してた。すべての腫瘍及びセルライ
ンはマイコプラズマ及びマウス抗−ウイルス抗体生産に
ついての試験において陰性であった。
皮下−M1組セ引 腫瘍細胞を培養懸濁液又はモルレーヤーから収得した。
皮下腫瘍のため、細胞(5xlO5〜106)を肩甲骨
上領域に注射した。腹腔内(ip)腫瘍のため、105
細胞をマウスに接種しな、 816W10黒色腫静脈内
注射(肺、iv)転移モデルのため、細胞をトリプシン
−EDT^を用いて組織培養プレートから取り出し、リ
ン酸緩衝化塩溶液中で2回すすぎ、そして104a胞を
0.2mlの容量で側圧静脈に注射した。マウスがいず
れのリンホカインによっても処置されなかった場合、i
p、 iv又はsqのいずれの場合にも、接種後20〜
30日以内にすべて死亡した。
実lリハL 投与当り5匹のマウスから成る群を使用した。
但し、816W10  ivモデルについては群サイズ
を10とした。動物は特にことわらない限り0日に腫瘍
チャレンジを受け、そしてすべての処置はipであり、
腫瘍チャレンジの後爪された日に始め、そして1日1回
、14日間続けた。皮下モデルについては、各実験を通
じて同じ測定により直交する三方向において直線キャリ
バスを用いて腫瘍を測定した。この技法を適用する場合
個体間の差が存在したが、同じ個体により行われた反復
測定は5%未満の誤差を示した。検討されたすべての腫
瘍は約2cm’の体積に増殖することが許容され、この
点からその後の測定が困難となり、動物を殺した。
ip腫瘍については、動物を毎日生存について観察した
。試験されたすべての腫瘍は移植の約30日以内にネズ
ミにとって致死的となるので、延命の観察を60日間以
上行った。
iν投与されたB16モデルについては、細胞接種の後
17〜21日で動物を殺し、そして肺コロニーを計数し
た。
1、周一1 1、第1表は、TNF単独、IL−2単独、及びTNF
とIL−2との種々の混合物(インビトロ調製されたも
の)をマウス体重1kg当り示された址で、2X10’
のP81’Jl胞をsq移植された群当り5匹の雌性B
D2F1マウスに、腫瘍の移植の後1日日から始めて2
0日間続けて1日1回投与した。対照にはPBSのみを
20日間にわたり毎日1回注射しな。
表中、゛触知″は触知可能な腫瘍を意味する。
以下余白 第−1−人 0026偏2150  齢苓詩 0  39.062   3触知  ずべて 2900
   大きすぎて触 知      測定できず 0  156.250   3触知  すべて 200
5   奈朶苓γ手触知 0  625.000   1触知  すべて 125
0    5675角蜘 50    0  3触知  すべて 3300   
大きずぎ触知 25000触知 0触知 1触知  1,76950 
  625.000     0角蜘   2猷   
3.733     2905この結果によれば、皮下
P815肥大細胞腫モデル(これは1日目から144日
目で毎日1回250μg/kgのTNFをip投与した
ことに相当し、そしてIL−2を同じ方法で10,00
0,000ユニット/kgまで投与したことに相当しな
い)は、IL−2を同時に投与した場合、TNFの5倍
少い投与量に相当しな。さらに、TNF及びIL−2を
それぞれ250μg/kg及び625,000ユニツ)
・/kgで一緒に投与した場合、腫瘍が出現しなかっな
2、第2表は、TNFのみ、IL−2のみ、及びTNF
とIL−2との踵々の混合物(インビトロで調製したも
の)をマウス体重kg当り示された量で、106個のL
 1210細胞をsq移植された群当り10匹の雌性B
DFIマウス(体重24±3g)に、腫瘍の移植後1日
目から始めて13日間続けて一日1回投与した場合に得
られた結果を示す。
対照にはPBSのみを13日間毎日1回注射しな。
以下余白 1」し去 0   0 8触知  860  3879   大き
過ぎ0  39.062  7触知 1350  43
08   大き過ぎ250  39.062  0触知
 0触知 0触知 0触知250  19.981  
 0触知 0触知  1触知    12509・99
0   1+(1?)   405  −猛冒gf)g
れ、0触知 この結果は、L 12101!瘍が250μg/kgの
TNF単独(最大許容投与量)にも5,000,000
ユニット/に、のIL−2単独にも応答しながったこと
を示した。約260μg/kgより多くノTNF又ハ9
37,500ユニツ)/kgより多くのIL−2の投与
は20%を超える体重の減少をもたらし、毒性を示した
250μs/ kgf) T N Fを9 、900ユ
ニー ット/kgノIL−2と組合わせた場合を除き、
IL−2及びTNFを一緒に投与した場合腫瘍が生じな
かった。
3、第3表は、TNF単独、IL−2単独、及びTNF
とIL−2との種々の混合物(インビトロで調製された
もの)をマウスの体重kg当り示された量で、I X 
10’個の816細胞をsq移植された群当り5匹の雄
性BDFIマウスに、M瘍の移植の後1日目がら始めて
14日間続けて毎日1回腹腔内投与した場合に得られた
結果を示す。対照にはPBSを14日間毎日1回注射し
た。
以下余日 策−」二」及 0     0    161   612   大き
過ぎ250     0     90   277 
  大き過ぎ250   62.500      0
     0    0250  625.000  
    0     0    00  62.500
    65   177   大き過ぎ0  312
.500    27   133   大き過ぎTN
FとIL−2との組合わせはiI癌の増殖を防止したが
IL−2又はTNF単独はそれを防止しなかった。ネズ
ミB16黒色腫はヒトの黒色腫に非常に預似しており、
そしてそれ故にこのセルラインに対して多くの研究が行
われた。TNFとIL−2との組合わせはB 16a胞
に対して効果的であるという事実はそれがヒト黒色腫の
治療において有効であることを示す。
ネズミ腫瘍L12100. p388及びB16は、こ
れらの腫瘍が腹腔内にある場合でも皮下にある場合でも
、TNFにとって基本的に制御しがたいことが見出され
た。腫瘍サイズのわずかな減少がL 1210について
観察された。この制御の困難さは、TNF処置が腫瘍の
移植後1日間、5日間又は10日間のいずれにおいても
存在した。
4、 この実験は、IL−2とTNFとを組合わせて投
与するための最適スケジュール決定するために行われた
。腫瘍が出現しない最も苛烈なモデル(好結果の治療の
ための腫瘍移植後の最終日)を決定した。
この実験において、L 1210腫瘍細胞を動物の群に
移植し、そして処置を1.3,7,10、又は14日後
に開始した。
第4表は、250μg/kgのTNFと39,060ユ
ニット/kgIL−2の混合物を、5X10’個のL 
1zto細胞をsq移植された群当り5匹の雌性BDF
1マウスに、腫瘍の移植後1.3,7.10又は14日
から始めて最初の移植から200日目で毎日続けて腹腔
的投与した場合に得られた結果を示す6対照にはPBS
を19日間毎日注射した。
剃−生一民 3    7    249   大き過ぎ4    
10    243   大き過ぎ5    14  
  271   大き過ぎ群3〜5及びPBS対照は7
日目に触知可能な腫瘍を有していた。このデーターは、
最も苛烈なモデルが3日又は5日のそれであることを示
した(治療を腫瘍移植後7日目に開始した場合腫瘍の増
殖は防止できなかった)。
5、第5表は、TNF単独、IL−2単独、及びIL−
2とTNFとの種々の混合物をマウスの体重kg当り示
された量で、3X10’個のP388白血病細胞をsq
移植された群当り5匹の雌性BDF1マウスに、par
s移mf&1日目か日日めて14日間毎日続けて投与し
た場合に得られた結果を示す。
対照にはPBSを14日間毎日注射した。
策−1−夫 0  82.500   114   3060  3
12.500   129   3210  625.
000    43   288250  625.0
00   113   297250  62.500
   112   297すべての腫瘍が15日目から
漸進的に増殖し、21日目までに大き過ぎそして不規則
で測定できなくなった。従って、P388腫瘍モデルに
おいてはTNFとIL−2とを組み合わせた毎日の投与
は機能しなかった。
6、この実験においてはIL−2の代りにルー2− P
EGを使用し、そして毎日投与ではなく隔日投与を行っ
た。第6表に結果を示す。
策U 0  0 0 毎日 猷 271 0   312.500    0  1日3回  青
膨  330250   625.000    0 
 1,3.7日目  000     0  6250
  1癌 日   触知  138250   0 6
250  隔日  0121この結果は、IL−2及び
IFNによる1日目、30目及び7日目の処置が最も効
果的であり、毎日の処置は効果的でないことを示した。
7、第7表は、12,500ユニツl”/kgのIL−
2及び5μg/kgのTNF’の混合物(インビトロ調
製したもの)を、lXl0’個のEL−4マウスリンパ
腫細胞をsq移植された群当り5匹の雌性BDF1マウ
スに、腫瘍移植後1日目から始めて14日間続けて毎日
ip投与した場合に得られた結果を示す。対照にはPB
Sを14日間注射した。
策−二−表 EL−40000 TNF及びIL−2の組合わせがEL−4リンパ腫の腫
虐増殖を防止し、他方対照はそれを防止しなかった。
8、 第8表は、12,500ユニット/kgのIL−
2と5μg/kgのTNFとの混合物(インビトロ調製
したもの)を、lXl0’個の816細胞をSO移植さ
れた群当り10匹の雌性BDFIマウスに、腫瘍移植後
1,3.5.7、及び10日目から始めて20日間続け
て毎日ip投与した場合に得られた結果を示す。
暮−比二民 2  3   触知  56  326  22833
   5   触知  39  199  24594
  7   触知  92  356  3195この
結果は、組合せ療法が用いられた場合に小さい■瘍負荷
のみが治癒することを示している。
9、第9表は、125,000ユニット/kgのIL−
2と5 u g/ kgのTFNとの混合物(インビト
ロで調製したもの)を、lXl0’個の816W10細
胞を腹腔内(ip)又は静脈内(iv)移植された群当
り5匹又は10匹のBDF1マウスに、腫瘍移!f&1
日日から始めて少なくとも14日間にわたり毎日続けて
ip投与した場合に得られた結果を示す、対照には少な
くとも14日間毎日PBSをip又はiv注射した。1
4日後に、iv注射された動物を殺し、そしてそれらの
黒い小瘤としての肺コロニーを計数し、そして−セット
の肺当りの転移として示した。
以下余白 策−」し」友 5   1    ip   25日目に515生存5
2ip対照 11日目に115生存 10   3    i v   17日目にIl市転
移なしこれらの結果は、静脈内移植された腫瘍について
人工的肺転荘が存在しないことを示している。
腹腔内移植された腫瘍については対照に対する有意な延
命が存在する。従って、この実験は、IL−2及びTN
Fの投与が皮下以外の身体中のいずれに位置する腫瘍細
胞にも機能することを示している。
伊ドユ マウス宿主に移植された標的細胞がメチルコラントレン
で誘導された肉1i(Meth^)([1alb/c)
(Lloyd O1d博士、メモリアル・スローン・ケ
ツタリングから腹水経由腫瘍として入手し、スト・ツク
として凍結し、そして使用前に腹水を少なくとも2回経
由したもの)である場合、数日間にわたり毎日ip注射
された50μg/kgマウス体重のTNFのみ、又は1
5,625ユニット/kgマウス体重のIL−2のみは
腫瘍の完全な退化を惹起した。しかしながら、移植後6
0日以内に80%のマウスにおいて腫瘍が盛り返した。
これに対して、50μg/kgマウス体重のTNFと1
5,625ユニット/kgマウス体重のIL−2とのイ
ンビトロ調製された混合物を同じ日数にわたって毎日M
eth^マウスにip注射した場合、移植後60日以内
に腫瘍の盛り返しはなかった。例1において使用したの
と同じIL−2及びTNFを使用した。この結果が示す
ところによれば、TNFとIL−2の混合物は完全な治
癒をもたらし、他方いずれかの成分単独は、例1のモデ
ルに比べて療法剤に対して一般的に感受性であるMet
b−A退化モデルにおいてわずか20%の治癒をもたら
した。
rIAすユ 例1及び2の実験(但し、P2S5は使用しない)を数
回反復して投与群当り10〜50の動物についてデータ
ーを得た。これらの研究において、最大許容投与i(M
TD)を、死亡が起こらずそして療法中又はその後5日
間の体重の減少が5%未満であるように注射され得るリ
ンホカインの最大量として定義した。TNFについては
このMTDが250μg/kg(5μg/20gマウス
)であることが見出された。IL−2については、すべ
ての療法注射について0.1+111に維持された容量
において最大溶解量8 mg/社を使いた。従って、I
L−2の投与量は、14日間毎日500〜800μg/
kg(10〜16μg/20gマウス)のip投与であ
った。
この研究のため、ip腫瘍モデルについての゛有意な゛
′延命は、対照(P B S処M)群の150%より大
きい死亡までの時間として定義される。腫瘍獲得(tu
a+or Lake)の完全なブロック(“治癒”)は
sqモデルにおいて最初の腫瘍チャレンジの後60日間
に測定可能なM瘍が証明されないこととして定義される
この結果が示すところによれば、L 1210、P81
5.818110及びEL−4モデルにおいてすべての
動物が5qli瘍を生じさせ、他方動物の95%が一貫
してSQ Meth−^MfFjを生じさせた。2種類
のリンホカインを単−剤として療法効果について評価し
た場合、TNFがMTDにおいて投与されれば腫瘍チャ
レンジ後1ロ目に治療を始めた場合、TNF処置により
幾らかの初期増殖阻害が[察された(L1211びP8
15〕場合ffl著であツタ)。IL−2が単−剤とし
て14日間毎日投与された場合、治療が腫瘍移植の1日
以内に開始された場合にのみ、幾つかの非−Meth−
^腫瘍モデル(特にP815)について類似のわずかな
効果が見られた。
Meth−^モデルにおいてリンホカインは一層劇的に
効果的であった。なぜなら、TNFの単一投与が、治療
が開始される前10日まで増殖が許容された肝癌の退化
をもたらしたからである。高投与量のIL−2療法を用
いる場合、7〜10日のMetb−^腫瘍について類似
の結果が見られた。しかしながら、TNF又はIL−2
が単−剤として最初の14日間にわたりわずか1日の腫
瘍を担持する動物に反復投与した場合、Mesh−^腫
瘍の増殖が有意数の動物について治療終了後的30日開
運れたが、しかし大部分が455日目でに腫瘍を生じさ
せた。
非−Meth−^モデルの結果は、MTDのTNFを最
適(溶解する)量のI L−2と同時にI)i瘍のチャ
レンジの後1日以内に投与された動物は腫瘍を生じさせ
ないことを示した。興味あることには、組合せ中のIL
−2投与量は幾つかの場合において、It!Ti瘍の°
“獲得′°をブロックするために、最適量の1%に減少
せしめることができたが、混合物中のTNFの量は50
%を超えて減少せしめることができなかった9 IL−2+TNFの組合せを用いる種々のモデルについ
て可能な腫瘍獲得期間の決定のため、処置を1日目に開
始した場合に多部分のモデルにおいて腫瘍獲得をブロッ
クする固定された投与量(250μg/kgのTNF+
500μg/kgのIL−2)を用い、そして効果的な
組合せ療法を開始する前に各腫瘍タイプが増殖すること
が許容され得る時間を研究した。
効果的なTNF+IL−2療法のためになお許容される
腫#5獲得のための最大許容時間は平均3〜5日であり
、但し816110については1日目に治療を開始しな
ければならなかった。逆にMeth−^については、1
0日腫瘍は真に゛治癒可能°°であり、そして退化を示
しな。これらのモデルのそれぞれにおいて、最適腫瘍獲
得期間の後に始まる組合せ治療は腫瘍増殖の阻害をもた
らしたが治癒をもたらさなかった。興味あることには、
増殖阻害効果は2週間の処置期間の内1週中初期におい
てのみ見られ(言うまでもなく、退化及び増殖阻害が非
常に長く続(Mctb−八を除く)、そして全体的に有
効なTNF+TL−2の投与量より少い量を投与された
動物中の腫瘍は2及び3週中に対照レベルに急速に増殖
した65種類のネズミ腫瘍の腹腔内モデルについての単
−剤及び組合せ(TNF及びIL−2)蛋白質療法の結
果を検討した。すべてのケースにおいて、腫瘍細胞接種
後1日目に処置を開始した。TNF及びIL−2の組合
わせが皮下モデルにおける腫瘍獲得をブロックしたが、
これらのリンホカインを組合わせて又は単独で投与した
場合腹腔内モデルにおいて類似のブロックは存在しなか
った。しかしながら、皮下モデルにおいてM瘍獲得を全
体的にブロックするのと同じ方法を用いてIL−2とT
NFとの組合わせを投与した場合、腹腔816黒色脛、
EL−4リンパ腫、及びMeth−^腫瘍について有意
な延命が見られた。
最後に、IL−2とTNFの組合せ療法を、B16W1
0黒色fIm胞を静脈内接種された動物における単−剤
投与と比較した。皮下ff1f1fIについて腫瘍細胞
負荷獲得期間を試験するのと同様の研究を行って、治癒
療法を開始する前の腫瘍増殖のために許容され得る時間
をさらに明確に決定できるようにした。IL−2及びT
NFによる処置は、最適量で同時に投与された場合、処
置が腫瘍移植の後1日目に開始されたなら、相乗的であ
った。処置が移植f&3日目日日始された場合、肺転移
の数は対照に比べて有意に少なかったが、しかしすべて
の動物が腫瘍を有していた。
結論として、TNF+IL−2組合せ療法の相乗性は、
(a) R大許容日用量のTNFを必要とするが、毎日
投与におけるIL−2の量は99%削減することができ
、(b)腫瘍負荷、又は移植された細胞が治療の開始前
に取ることが許容される時間に拘束され、そしてこの時
間は腫瘍のタイプにより異り、そして(c)皮下腫瘍及
び肺腫瘍のためには効果的であるがしかし腹腔内腫瘍の
獲得のブロックをもたらさない、ことが見出された。
これらのモデルにおけるTNFとI L−2の相乗効果
はおそらく複雑な相互作用の結果であろう。
好結果の免疫療法の宿主の腫瘍負荷への見かけ上の依存
性に加えて、いずれかの理論に拘束されるわけではない
が、TNFとIL−2との間の相乗性は、(a)腫瘍細
胞へのTNFの直接作用、(b)細胞溶解性細胞の増加
〔おそらく不均一細胞集団(例えばマクロファージ)に
対するTNF作用の間接的結果としてのIL−2リセプ
ターの発現は他のリンホカイン(例えば、I L−2リ
セブターの発現に影響を与えるIL−1)の放出を生じ
させる〕、又は(c)IL−2及びTNFの両者による
細胞溶解性細胞の直接活性化により説明されるであろう
。事実、組合せがT細胞を過剰活性化(hyperac
tivate ) L、又はLAK様活性を開始する可
能性がある。それぞれCTL及びLAK及びCTL依存
性であるヌードマウス又はNtl+−3(ベージュ−ヌ
ード−XID)マウス中で増殖した場合にT N Fと
IL−2との同じ組合せがこれら同じ腫瘍について腫瘍
獲得をブロックしないという事実によって証明されるよ
うに、ここに報告される効果はそのようなエフェクター
細胞現象のためであろう。
鮮紅 この例においては、最適投与方法を決定するためにIL
−2及びTNFの投与を評価した6次の実験を行った。
A、混り]兜 1.7NF及びこれに続<IL−2 H瘍が皮下にあるMeth−^腫瘍モデルを使用して、
7日間にわたり(PBS+IL−2の1つのケースにお
いては11日間)腫瘍を担持する5匹ずつのBa1b/
Cマウスの群をランダム化し、耳に標識をし、そしてT
NFにより、IL−2により、TNF及びこれに続<:
1L−2により、PBSにより、又はPBS及びこれに
続< I L−2により処置した。
腫瘍偉績、体重及び腫瘍の重量の側定は通常14日日目
停止した。なお、これらの実験中の幾つかの群は43日
間維持して長期間治癒(すなわち、腫瘍が完全に根絶さ
れる場合)の頻度を評価した。
実験の方法を下に記載する。すべての薬剤は0.2ml
の容開で静脈内投与した(ku=キロユニットを示す)
以下全白 TNF(50μg/kg)        な  し3
日目毎に2回 TNF(50μs/ kg)      IL−2(5
ku/投与)3日目毎に2回      1週間に5日
、1日1回’Jシ酸緩街化塩溶液    な し 1週間に5日、1日1回 ■し一陥5ku/投与)    な し1週 に5日、
1日1回 IL−4i20ku/ F、与)    な し1週 
に5日、 日1回 結果を第10表に示す。ここで、ΔBWはマウスの1つ
の群内におけるO日日の平均体重と144日間おける平
均体重の比率を示し、そしてΔTWはマウスの1つの群
内のO日日における平均!瘍体積と144日間おける平
均腫瘍体積の比率である。
TNF(50μg/kg)  1.18 18.5 0
15015 −−  −−+IL−2(5ku)   
1.04 2.2015 015 −− −−+rL−
2(20ku)   1.01 0.5315 015
 3/3 115PBS(7日腫瘍)   1.19 
56.1 015 015 −−  −−)fL−2(
5ku)   1.22 44.6015015 −−
 −+IL−2(20ku)   1.1949.70
15015 −−  −−1’BS(11日腫瘍)  
1.25 63.3 −−  −−+rt、−z   
    1.36 39.9−115(腫瘍負荷)+I
L−21,1827,9−−−− [L−2(5ku)    1.3342.0 −− 
−−IL−2(20ku)    1.18 49.1
 −−  −−結論として、TNF及びこれに続<IL
−2の投与が、いずれかの薬剤単独と比較して抗−腫瘍
効果を有意に増強し、20ku/投与のIL−2により
処置された群において長期間治癒が得られた。
7日Ntg又は11日腫瘍に対する5及び20ku/投
与のIL−2の投与量において、IL−2又はTNF単
独は効果にほとんど又は全く影響を与えなかった。
2、  IL−2及びこれに続<TNF腫瘍が皮下にあ
るMeth−^腫瘍モデルを用いて、7日間(又はPB
S41L−2の場合には11日間)にわたるH瘍を担持
する5匹のBa1b/cマウスから成る群をランダム化
し、耳にW識をし、そしてTNFにより、IL−2及び
これに続<PBSにより、PBS及びこれに続<TNF
により、PBS/ SDSにより、又はIL−2及びこ
れに続(TNFにより処置した。腫瘍体積、腫瘍重量、
及び体重の測定は144日目停止した。これらの実験の
方法を下に示す。すべての薬剤は0,2社の容量で静脈
内投与した(kuはキロユニットを示す)。
IL−2(5ku/投与>     11BS1、tN
間に5日、1日1回   3日目毎に2回IL−2(2
0ku/投与)     PBS1週間に5日、1日1
回   3日目毎に2回r’[ls+0.1%SDS 
      TNF (50μg/kg)1週間に5日
、1日1回   3日目毎に2回I L −M 5k 
u /投与)     TNF(50μs/kg)1週
 に5日、1日1回   3日目毎に2回IL−2(2
0ku/投与)     TNF(50μs/ kg)
1週間に5日、1日1回   3日目毎に2回SDS 
(1%)   なし 結果を第11表に示す6表中ΔBW及びΔTWは第10
表に定義した通りである。
、以下余白 第1」j( IL−2(5ku)+PBS    1.26 59.
3  −−  −IL−2(20ku)十PBS   
1.19 54.7 −−  −−−62.(5憂、’
、”’  1.2758.3 −一 〜−IL−2(2
0ku)−ト丁NF    1.16   9.2  
 −−    −−(50μg/kg) PBS+TNF (50,g/kg)     1.14 9.7 0/
4 115SDS(0,1%)       1.23
 49.0  −−   −−この結果は、IL−2が
TNF’の前に投与された場合には効果の増強が観察さ
れないことを示している。いずれか1つの理論に限定さ
れないが、IL−2が最初に投与された場合に、腫瘍又
は1宿のTNFに対する感受性をIL−2が変化せしめ
、このことが腫瘍をTNFに対して耐性にするという、
TNFの殺作用の低下のヒントが存在した。
B、  L1210モール 1、 TNF及びこれに続<IL−2 例1に記載したL 1210腫瘍モデルを用いて、3×
106個のL 1210細胞を0日目に移植された5匹
ずつのnD2F1マウスから成る群を3日目にTNFと
IL−2により一緒に、TNF及びこれに続<IL−2
4:より、PBSにより、又はIL−2及びこれに続<
TNFにより腹腔的処置しな。結果を第12表に示す。
以下余白 一群エ −薬  びスケジュール 3  12.5ku/投与のrL−2を1日1回3日間
、次に5μg/kgのTNFを1日1回5日間4 2.
5μg/kgのTNFを3日目毎に2回注射次に200
ku/投与のIL−2を1日1回5日tri5 2.5
μs/kgのTNFを3日目毎に2回注射次に12.5
ku/投与のII、−2を1日1回5日曲° 活用1″
′:、、心冨昌俳Nぽ釉よ。。
7  12.5ku/投与のIL−2を1日1回5日間
、次に2.5μg7kgのTNFを3日目毎に2回注射
s   pus対照1日1回10日間 第12表 o     oo     o      。
触知  139  1456   大きな腫瘍負荷 殺
した27日間及び60日後に、この苛烈な腫瘍モデルに
おいて群2においてはなおpa瘍影形成証拠がなかった
。群1,2.4及び5の間の結果の差異は、スケジュー
ル及び投与量並びに投与の順序がL 1210モデルに
おいて良好な応答を得るために重要であることを示して
いる。
鮮り この例においては、前記のMeth−^腫瘍モデルを使
用して、クラス■インターフェロンの市販の誘導剤であ
るポリI/Cと前記TNFのミューティンとの組合わせ
を試験した。
この組合せを同時に投与した場合、各薬剤単独に比べて
相乗的抗−腫瘍効果が観察され、そして幾つかのケース
においては治癒が観察された。投与順序の効果を決定す
るための実験において、ポリI/C及びTNFの順序が
観察される相乗効果に影響を与えることは示されなかっ
た。いずれの順序も同様に良好に機能した。
これらの実験は、クローン化マウスIFN−β及びTN
Fを一緒に使用して相乗効果が期待されることを示して
いるや 例旺 14日間にわたり1日1回ip投与された、及び14日
間内で種々の順序で投与されたINF及びIL−2の組
合せがl316皮下腫瘍に対して効果を示している。こ
の実験は、°°臨床的°°スゲジュール(例えば週末休
み)での’I’NFとIL−2の投)7が同等の効果を
示すか否かを決定するために設計された。さらに、筋肉
内(in)投与されたIt、−2とip投与された′I
″N )?との組合せ(1日1回14[]間)の効果を
試験した。
この実験においては、群当り5匹ずつのB l) F1
M性マウスに、0日日にマウス当り5X10’個のBI
6細胞を皮下注射した。1日日に処置を開始した。特に
ことわらない限りすべての注射はipで行った。腫瘍の
測定は10日、14日、21日 28日、35日及び4
2日間に行った。
各群のマウスを次のスケジュールに従って処置し、この
場合0.25mg/kgの’T’ N )’及び1mg
/kgのIL−2を示された各時点で投与・した。
1   PBS1日1回 4   TNm−5i/、IL〜2(8−12日)。
残りの1  反復 5  1’NF(1−14日、 ip) + IL−2
(1−14日、 im)腫瘍内債が2000m+s’よ
り大になった時、又は60日過ぎても腫瘍が存在しなか
った時を終点とした。結果を第13表に示す。
蘇襲退 群 〜19丁1111    14F1目−−ハ、ロロ
ー −ヱ坦目−迦日日−2触知なし/1  前動■をし
/1   22/1    1579/1    殺し
た3  角V邪tし/2  角v■2L/2   29
/2    25°75/2    殺した4 青膨な
し/1  触知なし/1  12/l    1870
/2    殺したこの結果によれば、この研究におい
て使用した週末休みを模倣するTNF/1L−2投与ス
ケジユールはいずれもなんらの効果も示さなかった。l
316皮下腫瘍モデルにおいては、TNF、II、−2
又はfJ1合せの投与は、効果的であるためには、24
時間以内に行わなければならず、そして7日間より長期
間続けなければならないことを示している。
TNFのip投与及びI L−2のim投与を受けたマ
ウスはすべて第8投与により死んだ。さらに、同容量の
塩溶液をim投与された対照動物9回の注射の後死んだ
、従って、試験群は実際の注射に耐えられず、そして死
亡は被験物質とは無間係のようである。
倒7− この実験はすでに効果的である組合せを10日腫瘍負荷
に対して試験することにより一層苛烈なモデルにおける
それらの効果を決定した。
この例においては、0日日に5X10’個のB16+t
jll胞を皮下注射された群当り5匹ずつのBDFIM
性マウスを使用し、11日目に処置をim始した。すべ
ての注射はipで行い、そして腫瘍の測定は10日1]
、14日目、21日目及び28日目に行った。
各マウス群を次の投与量及びスケジュールに従って試験
した。
1 1’BS 2 ■凹)!iミニ761マ吉雷日・及び腫瘍体積が2
000ml11’より大きくなった時又は42日過ぎて
も腫瘍が存在しながった時に終止とした。
結果を第14表に示す。
以下余白 この結果が示すところによれば、1日腫瘍に対して効果
的であったT N F (0,25論g/kg、1−3
日)、及びI L −2(1rng/kg、4−14日
)の同じ投与量及び順序スケジュールは一層苛烈な10
日816皮下モデルにおいても効果的であった(群2)
。これに代るTNF及びIL−2スケジユール(群3)
は効果的でなかった。
最初の3日間及び次の11日間続けて同時に1日1回投
与された同じ量のIL−2及びTNFは1日又は3日の
腫瘍を担持するマウスにおいては有効であったが10日
腫瘍を担持するマウスにおいては有効でなかった(3日
後のIL−2及びTNFの混合物は逐次投与はど良くな
かった)。
このことは、逐次投与が混合物の投与より良いことを示
唆している。
倒jユ A、実験計画 1、種:ラットCD系 2、処置期間:1日1回14日間 3、投与経路:1.V。
4、投与レベル:TNFのみ50ノtg/kg:IL−
2のみ0.5又は1.0 mg/ kg ; TNF/
IL−2の組合わせ、TNF(50μg/kg)/IL
−2(0,5彌g/kg)、又はTNF(50μg/k
g)/ I L −2(1,0mg/kg)5、投与レ
ベル当り動物数=5匹の雄及び5匹の雌 6、評価パラメーター 死亡率 体重及び体重変化 臨床症状の観察 肉眼的壊死 血液状態 可能な組織病理学的評価 B、結果 TNF又はIL−2単独群と比較して両TNF/IL−
2組合せ群において体重増加が少なくなった。
TNF(50μg/ kg>/ IL −2(1,0m
g/ kg)のTNF/IL−2組合せ投与の1回の注
射の後に死亡した3匹の雌性ラットを除き、他のすべて
の試験ラツトは1日1回の14回の投与に対して生存し
た。死亡したことが見出される前に3動物の内の2動物
について゛血便/下痢゛′が認められ、そして3動物す
べてが死体解剖において°“流体に満たされたG、1.
管”(fluid−filled C,1,tract
)を有していた。゛血便/下痢”又は゛流体に満たされ
たG、I。
管°゛はラットにおけるTNF毒性の典型的な症状であ
るから、3動物すべてがTNF毒性により死亡した様で
ある。研究の14日日目で生存したすべての動物は研究
の1及び2日日においてのみ゛°血便/下痢°′のエビ
ンードを示し、そしてこれらは死体解剖においてIL−
2毒性及びTNF毒性の徴候を有さなかっな、TNF(
5Qμg/kg)/IL−2(0,5wIg/ kg)
、又はTNF(50μs/kg)/IL−2(1、Om
gl kg)の投与レベルのTNF/IL−2組合せに
おいて雄性ラット及び雌性ラットの両者に白血球の数、
好中球の数、リンパ球の数及び好エオシン球の数の上昇
が観察された。両TNF/IL−2組合せ投与レベルに
ついて雌性ラッI・及び雄ラットの両者において投与量
依存的に赤血球の数、ヘモグロビン濃度及びヘマトクリ
ッ?−(%)の有意な低下が認められた。
C1要約 この研究の結果に基き、最大許容投与mcMTD)は、
TNFとIL−2との組合せを14日間にわたり連日ラ
ットに静脈内投与する場合、TNF(50μg/ kg
)/ TL −2(0,5薗g/kg)であることが確
立された。このMTDはTNF単独で処置された場合の
MTDに匹敵し、そしてIL−2単独で処理された場合
より幾分低かった(IL−2単独のMTDは1.0+*
g/kgであった)。
TNF又はIL−2が単独で投与された場合と比べて、
TNF及びIL−2の組合せがこの試験条件下で投与さ
れた場合、異る毒性症状は観察されなかった。この研究
の結果からは真の“観察されない効果レベル“” (N
0EL)は確立されなかった。
体重増加の低下、白血球の上昇、白血球百分率、赤血球
数の減少、及び関連パラメーターのなめである。
要約すれば、この発明は、抗1!igfj活性を有しそ
してさらに哺乳類宿主において有意に増加した毒性を示
さない、TNF及びI L−2及び/又はIFN−βの
組合せを提供する。予想外のことには、インビトロでの
ヒト腫瘍モデルにおいて幾らかの細胞を殺すがしかしイ
ンビボにさかのぼるために試験されたそれらの細胞のヌ
ードマウス異種移植片モデルにおいてもインビボでの古
典的なネズミ腫瘍モデルにおいても細胞を殺さないTN
Fが、少量のIL−2及び/又はIFN−βと組合わさ
れた場合には、効果的な抗癌剤であった。さらに、予想
外のことには、TNF及びIL−2のサイトカイン混合
物は毒性の有意な増加を生じさせない(IL−2とIF
N−γとの組合わせはそれぞれ単独、Lりも有意に毒性
が高い)。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、腫瘍壊死因子(TNF)とインターロイキン−2(
    IL−2)との混合物、TNFとインターフェロン−β
    (IFN−β)との混合物、又はTNFとHL−2とI
    FN−βとの混合物(TNF、IL−2及びIFN−β
    は哺乳動物種に由来する)の相乗的有効量を含んで成る
    、癌の治療のために哺乳類種に非経口投与又は皮下投与
    するのに適する組成物。 2、TNF及びIL−2及び/又はIFN−βのための
    医薬として許容される担体をさらに含んで成る特許請求
    の範囲第1項に記載の組成物。 3、TNF及びIL−2が使用され、そしてTNFがヒ
    ト又はラビットのTNFであり、そしてIL−2がヒト
    IL−2である特許請求の範囲第1項又は第2項に記載
    の組成物。 4、TNFが最初の8個のアミノ酸が除去されたミュー
    ティンであり、そしてIL−2がdes−ala_1−
    IL−2ser_1_2_5である特許請求の範囲第3
    項に記載の組成物。 5、TNFの量が宿主の体重kg当り230〜260μ
    gであり、そしてIL−2の量が宿主の体重kg当り1
    5,000〜800,000ユニットである特許請求の
    範囲第4項に記載の組成物。 6、TNF及びIFN−βが使用され、そしてIFN−
    βがマウスIFN−βでありそしてTNFがヒトTNF
    である特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の組成物
    。 7、癌が白血病、黒色腫、肥満細胞腫又はリンパ腫であ
    る特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載
    の組成物。 8、腫瘍壊死因子(TNF)とインターロイキン−2(
    IL−2)、TNFとインターフェロン−β(IFN−
    β)、又はTNFとIL−2とIFN−β(TNF、I
    L−2及びIFN−βは哺乳類種に由来する)の相乗的
    有効量を投与することを含んで成り、ここでTNF及び
    IL−2を逐次的に投与する場合にはIL−2の投与の
    前にTNFを投与する、ヒトを除く哺乳類の癌の治療方
    法。 9、INF及びIL−2を別々に投与する特許請求の範
    囲第8項に記載の方法。 10、TNF及びIL−2をインビトロで混合した後に
    投与する特許請求の範囲第8項又は第9項に記載の方法
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