JPS62241819A - 高純度酸化リチウムの製造法 - Google Patents

高純度酸化リチウムの製造法

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JPS62241819A
JPS62241819A JP8721887A JP8721887A JPS62241819A JP S62241819 A JPS62241819 A JP S62241819A JP 8721887 A JP8721887 A JP 8721887A JP 8721887 A JP8721887 A JP 8721887A JP S62241819 A JPS62241819 A JP S62241819A
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lithium
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purity
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デニス ジヨセフ サーモン
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01DCOMPOUNDS OF ALKALI METALS, i.e. LITHIUM, SODIUM, POTASSIUM, RUBIDIUM, CAESIUM, OR FRANCIUM
    • C01D15/00Lithium compounds
    • C01D15/02Oxides; Hydroxides

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は低純度(85乃至95%)の過酸化リチウムか
らの99%より高い純度の酸化リチウム製造用の高温、
2段法に関する。
〈従来の技術〉 酸化リチウムは典型的には酸化リチウムを製造する原料
に由来する不純物を含有している。酸化リチウムは典型
的には少量の水酸化リチウム又は炭酸リチウムを含んで
いる。酸化リチウムの主要末端用途は医薬品、リチウム
電池の製造と熱核融合反応炉である。然し、熱核融合反
応では不純物、水酸化リチウム及び炭酸リチウムが余り
にも低い温度で融解するために高純度の酸化リチウムが
望ましい。リチウム電池の用途では、水酸化リチウム及
び炭酸リチウム不純物がリチウム電池の製造に使用され
る有機溶媒に溶けない。
過酸化リチウムから酸化リチウムを製造する方法が、R
,0,Baehによって米国特許第3.321.277
号で開示されている。この方法は225乃至250℃に
ゆっくりと不活性雰囲気中、好ましくは1乃至5wmH
gの真空下で24時間以下加熱することにより過酸化リ
チウムを酸化リチウムに分解する。
R,A、 5taufferに与えられた米国特許第2
.424.512号は珪wI塩又は燐酸塩鉱石からの酸
化リチウムの回収法を開示している。この方法は鉱石を
石灰とペレット化して、ペレットをlmHg以下の減圧
下900℃以上の温度に加熱して石灰と酸化リチウムの
置換を起こさせる。酸化物を蒸留して取り出して1I2
tIBさせる。
A、 J、 Cohenによるlnorgan+e 5
ynthesis、第5巻、第1A章、3〜4頁、Me
Graw−旧I1. Ne+w York(1957年
)は無水の水酸化リチウムを約675℃に真空下でμ時
間加熱する酸化リチウムの製造方法を報告している。
James A、 Anno及びHoward )[、
Bowingへの米国特許第4.221.775号は少
なくとも97%の純度を持った水酸化リチウムからの多
孔性酸化リチウムの製造を開示している。水酸化リチウ
ム・1水化物出発原料をその融点に加熱して結晶水を駆
逐して無水の水酸化ナトリウムをつくる。その融点以上
に無水の水酸化ナトリウムの連続加熱を次に不活性雰囲
気中、水酸化リチウムの酸化リチウムへの変換を抑制し
つつ実施した。不活性雰囲気で保護しつつ融解した無水
の水酸化リチウムを次に150℃以下の温度に冷却した
。冷却した水酸化リチウムを次に2μmHg以下の好ま
しくは1μ■Hgより低い圧力下で150乃至約200
℃に置き、その温度に酸化リチウムへの完全な転化が起
こる迄保った。生成物の純度は98.1%であった。
高純度Li2O製造用の実用的プロセスについてのたえ
ざる要求が多くの酸化リチウム製造法を産んだ。電池で
も融合産業でもより高純度の酸化リチウムが望まれてい
るが、99%又はそれ以上の純度の酸化リチウムは得ら
れていない。
〈発明の構成〉 本発明は、不純な過酸化リチウムを不純な酸化リチウム
に、350乃至450℃で、実質上水の無い不活性雰囲
気中で分解し、次に不純な酸化リチウムを約900℃以
上で酸化リチウムの融点以下の温度に真空下で加熱して
99%又はそれ以上の純度の酸化リチウムを製造するこ
とを特徴とする高純度の99%又はそれ以上の酸化リチ
ウム製造用の2段プロセスを提供する。
このプロセスの社となる特徴は、プロセスの工程1の低
温加熱時に活性酸素及び水分を無くすることである。こ
れはるつぼ材料の腐食、生成物の劣化及びシンターリン
グを減少し;それは更にるつぼに入れろ試料を代かの水
酸化リチウム及び炭酸リチウム不純物しか含んでいない
約90乃至95%の酸化リチウムのより高い検定物質を
確保する。不純物を減少したので高温では、るつぼの腐
食及び生成物のシンターリングが減少するか無くなって
しまう。本発明のプ四セス条件下では、生成物は容易に
容器から取り出すことのできろもろい、非焼結粉末とし
て得られる。
く態様の詳細〉 本発明の方法の第1工程は85%乃至95%純度の過酸
化リチウムを350乃至約450℃の温度で分解して、
不純物として残存量の炭酸リチウム及び水酸化リチウム
を含有している不純な酸化リチウムをつくる。450℃
前後で水酸化リチウムが融解し、生成物をシンター(焼
結)させるために450℃を越えろ温度は避けろ。35
0℃より低いと過酸化リチウムは極めて徐々に分解する
ため350℃より低い温度は使用しない。
工程1で過酸化リチウムは不活性雰囲気、例えばアルゴ
ン、窒素、ヘリウム、ネオン又はクリプトンの下ステン
レス鋼、アルミニウム、ニッケル又は耐熱ガラX (t
hermal g1ms!1)又は高い温度でリチウム
化合物に対して不活性であるその他の材料であっても良
い不活性容器中で加熱する。プロセスから水を排除する
ことは重要である。酸素を排除することは有効ではある
が必ずしも必要では無い。
第1工程からの酸化リチウム生成物は、これら汚染物質
として20%迄又はそれ以上の炭酸リチウム及び水酸化
リチウムのかなりの量を含有している、を中程度の真空
度の下約900℃又はそれ以上に、好ましくはるつぼ中
で(このるつぼは振動又は回転るつぼ、超音波エネルギ
ーで振動されろるつぼ又は何等かの回転又は攪拌手段を
有するるつぼであっても良い)加熱する。有用なるつぼ
はアルミナ、マグネシア、石墨、金属又は高温で不活性
なフィルム又はコーティングを有する金属製である。約
900℃より低い温度も使用出来るが低い純度の酸化リ
チウムが生成する。酸化リチウムの融点より低いより高
い温度が使用出来、そして微粉化した生成物を生ずる。
1000℃より高い温度は本発明の所望生成物をつくり
出すのに必要では無く、従って約900乃至1000℃
の加熱が充分であり好ましい。1200℃乃至1300
℃迄の加熱も使用出来るが、このような高温では酸化リ
チウム生成物るつぼ浸食が過度に増加する。
本発明の方法の第2工程は中程度の真空(度の)−の下
で実施する。中程度の真空(度)は酸素を排除し且つ第
1工程用の過酸化リチウム原料をそれから製造した少量
の炭酸リチウム及び/又は水酸化リチウムの分解生成物
の除去を助けろために必要である。約0.2kPa又は
それ以下の真空を発生できろ市販の真空炉でつくり出さ
れろ真空(度)で充分である。好ましい真空(度)は約
0.1kPa又はそれ以下の範囲である。
炭酸リチウム及び水酸化リチウムは800乃至1000
℃の範囲の温度で分解して酸化リチウムと水又は酸化リ
チウムと二酸化炭素を生ずる。この転化反応は不活性雰
囲気中900℃又は以上で常圧で部分的に達成出来るが
、真空下900℃又は以上で完全に進行する。1000
℃より高い温度ではるつぼのリチウム化合物による浸食
が低い温度よりも大である。酸化リチウム生成物中にろ
っぽ材料が入るのが望ましくないのでろっぽ浸食を避け
る。
先行技術の観点では驚くべきことに、高純度酸化リチウ
ム製造用の本発明の方法は、風食わり又は特別の装置又
は例外的な操業条件を必要としないプロセス条件を用い
て、これ迄到達できなかった純度を有する酸化リチウム
を製造する。
以下の例で本発明を更に説明する。
実施例 1 8%の水酸化リチウム及び2%炭酸リチウムを含んでい
ろ乾燥した90%過酸化リチウム試料の450℃をアル
ミニウム容器に入れtこ。次にアルゴン下、無水、非酸
化性条件下、425℃で試料を2時間加熱した。第1段
階加熱の生成物、12%の水酸化リチウムと3%の炭酸
リチウムを含んでいる85%酸化リチウムの300gを
高純度(99%)アルミするつぼに入れ約0.1kPa
の真空下で950℃に2時間加熱した。生成物(270
g)を分析し99.97%の酸化リチウムであることが
判明した。生成物は殆ど微細な粉末で、いくつかの生成
物の小塊が含まれろj!けであった。
比較例 A 第2段階の真空下の加熱時に850℃の加熱温度を用い
て実施例1を繰り返した。酸化リチウム生成物の純度は
97%であった。
比較例 日 第2段階の’1fiO℃加熱時に真空を用いず、アルゴ
ン下で加熱して実施例1を繰り返した。酸化リチウム純
度は95%であった。
比較例 C 真空下及びアルゴン下で900℃での一段加熱を別々に
試みた。だが過酸化リチウムの分Mが余り活発なので生
成物と反応物の両方がろっぽから激しく噴出した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)過酸化リチウムを350乃至450℃の温度
    で、不活性の、無水の雰囲気中で分解して不純な酸化リ
    チウムをつくり;次いで (b)不純な酸化リチウムを0.2kPa以下の圧力下
    で900℃以上に、少なくとも1時間加熱して99%又
    はそれより高い純度の高純度酸化リチウムを得ることを
    特徴とする高純度酸化リチウムを製造する方法。 2、工程(a)からの不純な酸化リチウムを工程(b)
    で、真空下、900℃乃至1000℃の温度に加熱する
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、工程(a)からの不純な酸化リチウムを工程(b)
    で0.1kPa以下の圧力下で加熱する特許請求の範囲
    第2項記載の方法。 4、工程(a)からの不純な酸化リチウムを工程(b)
    で0.1kPaの圧力下で加熱する特許請求の範囲第3
    項記載の方法。
JP8721887A 1986-04-11 1987-04-10 高純度酸化リチウムの製造法 Granted JPS62241819A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US85063786A 1986-04-11 1986-04-11
US850637 1986-04-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62241819A true JPS62241819A (ja) 1987-10-22
JPH0575694B2 JPH0575694B2 (ja) 1993-10-21

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JP8721887A Granted JPS62241819A (ja) 1986-04-11 1987-04-10 高純度酸化リチウムの製造法

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DE (1) DE3712141A1 (ja)
FR (1) FR2597086A1 (ja)
GB (1) GB2188917B (ja)

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Publication number Publication date
JPH0575694B2 (ja) 1993-10-21
GB8707609D0 (en) 1987-05-07
GB2188917B (en) 1989-11-22
DE3712141A1 (de) 1987-10-15
FR2597086A1 (fr) 1987-10-16
GB2188917A (en) 1987-10-14

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