JPS62241683A - マニピユレ−タ - Google Patents

マニピユレ−タ

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JPS62241683A
JPS62241683A JP62040486A JP4048687A JPS62241683A JP S62241683 A JPS62241683 A JP S62241683A JP 62040486 A JP62040486 A JP 62040486A JP 4048687 A JP4048687 A JP 4048687A JP S62241683 A JPS62241683 A JP S62241683A
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JP
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manipulator
ray
axis
mandrel
capture device
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JP62040486A
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English (en)
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チャールズ・ロバート・ウォジシエチョウスキー
ダグラス・スコット・スティール
ヘンリー・ジョンストン・スカダー,サード
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N23/00Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
    • G01N23/02Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by transmitting the radiation through the material
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は全般的に製造部品のマニピュレータ、更に具
体的に云えば航空機用機関のガスタービンの羽根を評価
する自動化ディジタル形X線検査装置用のマニピュレー
タに関する。
高性能で燃料効率の良い航空機用タービン機関の製造の
為に、羽根を冷却する為の複雑な内部通路及び羽根の表
面に至る開口を持つタービン羽根が開発される様になっ
た。羽根の性能と寿命は、こういう内部構造が仕様範囲
内で製造されているかどうかに由る。羽根の故障には、
機械の損傷、使命が達成されないこと並びに人員の危険
の点で、大きな蟻牲が伴なう。こういう理由で、タービ
ン羽根の100%の検査が公衆にとって重要であり、高
度に自動化されたディジタル形X線検査ステーション装
置が長い間型まれていた。
自動化X線検査装置はX線装置とX線作像装置を含む。
X線装置が部品を操作し、X線を発生し、X線を検出し
、X線装置内での部品の流れを制御する装置を含んでい
る。X線作像装置は、X線データを収集し、像を発生し
、記録し、表示し、計算を行ない、X線装置を制御する
為の計算機のハードウェア及びソフトウェアを持ってい
る。この装置はジェット機関のタービン羽根の内部のき
ずを検出し得る生産用自動検査モジュールである。
X線検査装置は、タービン羽根の様な一群の部品に対し
、次の様に作用する。オペレータが計算機システムから
検査計画として選択する必要がある情報を計算機コンソ
ールに入力する。その後、1番目の部品が入力ボックス
から取出され、部品の通し番号が計算機コンソールに入
力される。次にオペレータがこの部品を積取ステーショ
ンに配置されたコンベヤ捕捉装置に手作業で挿入する。
部品が位置ぎめされた後、オペレータが用意が出来た時
にコンベヤの始動釦を押す。この動作が全ての部品に対
して繰返される。コンベヤが部品を積取、検査及び積卸
ステーションの間で前進させる。
部品と捕捉装置が自動的に部品検査ステーションへ前進
する。部品捕捉装置は検査しようとする種々の部品を収
容する為の可変の保持形態を持っていて、これは部品材
料に比べてX線吸収率が一層小さい材料で作られている
。部品捕捉装置が検査ステーションに達すると、マニピ
ュレータが部品捕捉装置をコンベヤから取外し、部品と
捕捉装置をX線源及びX線検出器の間に位置ぎめする。
マニピュレータが、ディジタル形蛍光透視法及び計算機
式断層写真法の像を発生する為に、指向性を持つX線ビ
ーム内で部品を動かす。羽根を検査した後、マニピュレ
ータが捕捉装置と部品をコンベヤに戻す。その後コンベ
ヤが捕捉装置と部品を積卸ステーションへ移動する。
従って、この発明の目的は一部品検査ステージヲンでの
捕捉装置の位置ぎめを制御するマニピュレータを提供す
ることである。
この発明の目的は、2つの運動軸を持ち、一方の軸は指
向性を持つX線ビームに対して垂直な、垂直方向の並進
であり、2番目は垂直軸線の周りの回転である様なマニ
ピュレータを提供することである。
この発明の目的は、捕捉装置の中心軸線をマニピュレー
タの垂直軸線と中心合せし、且つ整合させるマニピュレ
ータを提供することである。
この発明の別の目的は、捕捉装置を指向性を持つX線ビ
ーム内で位置ぎめする間、捕捉装置を捕えてそれをしっ
かりと保持するマニピュレータを提供することである。
この発明の別の目的は、捕捉装置及び部品の運動に基づ
いて、計算機のハードウェアに対し、データ収集用のタ
イミング・パルスを発生するマニピュレータを提供する
ことである。
発明の要約 部品を複数個の位置に位置ぎめするマニピュレータが、
マニピュレータ心棒、マニピュレータ・アーム、空気圧
作動のボール・プランジャ、駆動モータ及び軸エンコー
ダを含む。駆動モータがサーボ制御の2軸を駆動する。
その一方は垂直に取付けられていて、その方向は指向性
を持つX線放射の平面に対して垂直であり、もう1つの
軸はその回転軸線が垂直であり、指向性を持つX線ビー
ムの平面に対して垂直である。モータの駆動軸には位置
ぎめ用エンコーダが取付けられていて、それが何れかの
軸に沿ったマニピュレータ心棒の移動を表わす符号化パ
ルスを発生する。その中心から外向きに伸びるフランジ
を持つ捕捉装置がマニピュレータ・アームと係合する。
マニピュレータ・アームがボール・プランジャに向かっ
て内向きに延び、捕捉装置を捕える。捕捉装置がボール
・プランジャを受入れる円錐形の中心合せ軸を持ってい
る。マニピュレータの心棒に装着されたボール・プラン
ジャは強制的に円錐形の中心合せ軸の中に押込められ、
捕捉装置をマニピュレータに保持する。マニピュレータ
が一定位置に取付けられた入れ子形空気シリンダを持っ
ていて、垂直軸線摺動機構及び回転軸線機構の重量を打
消す。
全体的な説明 第1図はX線検査装置2の基本的な部品を示す。
X線検査装置2がX線装置4及びX線作像装置6を含む
。X線装置4は、X線源12)X線検出器14、部品マ
ニピュレータ16、プログラム可能な制御装置20、工
業用制御装置21.6軸可動台30及びコンベヤベルト
装置22を有する。X線作像装置6がデータ収集装置2
4、像発生装置26、計算機システム28、オペレータ
・コンソール19、オペレータ表示装置18、キーボー
ド601、表示処理装置23、高解像度表示装置32及
びバーコード読取器34を持っている。
X線を用いて部品を検査する為の適当なX線検査装置が
、この出願と同日に出願された係属中の米国特許出願通
し番号節832,511号に記載されている。以下この
発明を特にX線検査装置について説明するが、以下の説
明の冒頭にわたって、この発明の装置と方法が、種々の
製造部品を捕捉する種々のマニピュレータに用いること
が出来ることを承知されたい。
航空機用機関の羽根の様な部品8が、コンベヤベルト装
置22によってX線装置4の中に運び込まれる。以下こ
の発明を特に羽根の場合について説明するが、以下の説
明の最初に、この発明の装置と方法がこの他のいろいろ
な製造部品を操作する為にも使うことが出来ることを述
べておきたい。
例えば、その中には、これに限らないが、圧縮機又はタ
ービン羽根、ベーン、ノズル、熱雷対等の様なタービン
機関の種々の部品がある。第2図は典型的な機関の羽根
を示す。第1図に戻って説明すると、オペレータが羽根
8を捕捉装置38に取付ける。捕捉装置38は、ローラ
42によってコンベヤ22に支持されたパレット40に
より、コンベヤ22に保持されている。
オペレータが羽根の部品番号と必要な検査の種類をX線
検査装置に知らせる。同時にオペレータが始動ボタン4
1.43を押す。コンベヤ22が羽根8を18個のステ
ーション又は位置を通って検査ステーション44まで、
矢印の方向に前進させる。検査ステーション44は鉛遮
蔽室(第2図に示す)の内側にある。数値制御のマニピ
ュレータ16が羽根8と共に捕捉装置38をコンベヤ2
2から取外し、それをX線源12とX線検出器14の間
の指向性を持つX線ビーム36内の適当な通路にそれを
位置ぎめする。
羽根検査計画に従って、X線作像装置6が、ディジタル
形蛍光透視法の像又は計算機式断層写真法の像を発生す
る。ディジタル形蛍光透視法の像(以下DF像と呼ぶ)
では、羽根8が一定の角度位置におかれ、マニピュレー
タ16によってX線ビームの中を垂直方向に移動させら
れる。第10図はDF像に対する運動を示す。計算機式
断層写真性の像(以下CT像と呼ぶ)では、羽根8を垂
直方向の一定位置に保ち、マニピュレータ16によって
360°まで回転させる。第11図はCT像に対する運
動を示す。第1図に戻って説明すると、1/60秒毎に
、データ収集装置24が、X線検出器14の636個の
水平検出素子から、透過したX線の強度を収集する。収
集されたデータがデータ収集装置24から像発生装置2
6へ送られ、そこでX線管の出力、チャンネルの利得の
変化及び感度の変動に対して正規化される。その後、こ
のデータがビーム硬化に対して補正される。
羽根8を垂直に操作するDF像の場合、データが計算機
システム28に貯蔵される。部品を回転するCT像の場
合、CT像を求める為の畳込み積分及び逆投影による一
層の処理が像発生器26で行なわれる。その後、CT像
が表示及び貯蔵の為に、計算機システム28へ転送され
る。計算機システム28によって全てのDF像及びCT
像が収集された後、マニピュレータ16が部品としての
羽根8をコンベヤ36に戻す。コンベヤ22が前進し、
羽根8が最後には3つの積卸ステーション46.48.
50の内の1番目へとX線室から出て来る。計算機シス
テム28がDF又はCT像を解析して、羽根にある廃棄
すべききずの場所を確認する。手動モードでは、オペレ
ータがきずの場所を決定して、きずを測定する。その後
、オペレータが部品の処分を決定するか、或いはCT像
の様な一層の解析が必要な場合、自動きず解析過程が羽
根を受理するか廃棄するか或いは更に検査を必要とする
かを決定する。きず報告書が作成され、積卸ステーショ
ンの灯を作動して、オペレータに羽根の処分を知らせる
X線作像装置6が、部品の流れ、計算機のタスクの調整
、オペレータの有効認定及び経過記録、X線のウオーム
アツプと経過記録、羽根の作像、データ収集、きずの検
出、品質管理計画の実行、部品像の記録、部品の流れの
解析及び部品報告書の作成を制御する。自動モードでは
、X線作像装置6が実時間で自動的な像の解析を行なう
。1つの羽根に対する像データが、羽根を操作している
間に実時間で得られる。
第3A図及び第3B図はコンベヤ22と鉛遮蔽室の略図
である。X線検査装置が物理的な部品コンベヤ22の要
求通りに、逐次的に羽根を処理する。X線作像装置の処
理量は、羽根の走査時間と羽根の処理時間によって制限
される。羽根の走査時間は羽根のX線撮影に要する機械
的な機構、データ収集装置24、羽根の寸法及び走査の
種類(DFかCTか)の関数である。羽根の処理時間は
、羽根の像の寸法、像に適用する処理、及び羽根に対す
る像の数の関数である。実時間動作を達成する為、X線
作像装置は、この羽根又は次の羽根の走査時間の間に羽
根を処理する。
X線検査装置は手動モード又は自動モードで動作する。
手動の時、装置はオペレータが羽根の像を作成し、像を
表示し、羽根を処分し、必要があればそれを繰返すこと
が出来る様にする。自動モードは自動的なきずの検出、
きずの解析及び羽根の処分を行なう。
X線源 第4図はX線装置4の電気機械的な構成を示す。
X線源が、X線制御装置52)xl電源54.75kV
逓昇変圧器56.2個の210kv高圧発生器58.6
0.X線管12及び油冷却器(図面に示してない)を含
む。線路の電力がX線電源54を介して75kV逓昇変
圧器に供給される。各々の高圧発生器(58及び60)
は75kV逓昇変圧器56から給電される。各々の高圧
発生器がその電圧をX線管に印加して、420kVの電
圧を発生する。
即ち、発生器58から210kVがX線管に印加され、
発生器60から210kVがX線管に印加されて、42
0kVの加速電圧を発生することは周知の通りである。
X線制御装置52がビーム電流、フィラメント電流及び
フィラメント電圧を調整する。X線制御装置52は、過
大温度、過大ワット数、又はX線装置のドアの開放が感
知された場合、X線源12を遮断する安全インターロッ
ク回路を持っている。
基本的には、X線制御装置52はフィラメント電圧及び
電流を制御し、冷却油の温度とその流れを監視し、温度
又は電流が予定の値を越えた場合に装置の運転を停止し
、X線装置の出入ドアの開放を監視する。油冷却器がX
線管のタングステン・ターゲットから熱を運び去る。油
冷却器は油から空気への熱交換器である。
X線管のキロボルト・レベルが手作業で設定されるか或
いはプログラム可能な制御装置20からの指令に応答し
て、D/A変換回路により、X線電源54内のX線制御
装置52によって設定される。プログラム可能な制御装
置の作用について詳しいことは、後で説明する。X線制
御装置からの電圧は、X線管が必要とするX線管のキロ
ボルト数に比例するが、それがX線電源54にあるサー
ボ装置を駆動する。このサーボ装置が電源54内のロー
ラを適当なタップ個所まで駆動する。X線管に対する一
定電圧を達成する為、電源54内のローラを動かすモー
タ駆動装置を不作動にする。
モータ駆動サーボ装置は、データを収集している門下作
動にする。サーボ装置は時定数が非常に長く、不足減衰
になっている。入力線路電圧の状態の変化に応答して、
X線管の入力には、大きな過剰補正又は不足補正電圧の
変化が起る。入力線路の変動を最小限に抑える為、出力
側に調和形フィルタを持つ線路安定化変圧器62を使う
。線路安定化変圧器62は、X線管に対する入力の電圧
変化を最小限に抑える。上に述べた工程により、X線管
には一定の電圧が得られる。
X線検査装置は工場用に開発されたものであるから、処
理量が重大な関心事である。生産速度に見合う様に、3
0秒毎に1枚のDF像を求める。
走査線1,800本の像では、この為には像の各々の走
査線を1/60秒に収集することが必要である。希望に
よっては、装置はデータ収集を電力線路周波数と同期さ
せることが出来ると共に、装置内の雑音の影響を最小限
に抑えることが出来る。
この装置に使われる4 20 kVPのX線管では、1
/60秒で妥当な信号対雑音比が得られる。更に良い結
果を得るには、1回より多くのデータ収集のデータを平
均することが出来る。
X線検出器 線形配列検出器 第4図にはX線装置4の走査装置も示されている。X線
源12がX線源の制限器65を通ってX線検出器14に
対し、Y軸に沿って指向性を持つX線ビームを発生する
。X線検出器14がビーム・コリメータ66を持ち、こ
れは散乱放射が線形配列検出器64に入射しない様にす
る。コリメータ66が検出器の前に伸びていて、X線源
からの背景放射を出来るだけ除く。線形配列検出器64
は、水平軸Xに沿って整合した636個の個別の検出素
子で構成される。検出器14は、ガス誘電体を用いた平
行極板コンデンサを含む電離室X線検出器と、高圧電源
と、電荷測定装置とで構成される。入射するX線が誘電
体材料を電離し、出来たイオンが印加された電界の作用
で、収集極板へ掃引される。測定される電流は入射する
X線束に比例し、広い電圧範囲にわたって、印加電圧に
は比較的無関係である。電離室及びX線検出器の配列に
ついて詳しいことは、係属中の米国特許出願通し番号箱
832,980号を参照されたい。
X線検出器は600個のデータ・チャンネルを有する。
X線検出器64にある600個のデータ・チャンネルの
他に、36個の基準チャンネルが設けられている。これ
は、主たる配列の夫々の側にある18個の基準チャンネ
ルであり、配列からは220ミルだけ離れている。基準
検出器は主に2つの作用をする。1番目は、X線源の強
度変動を考慮することである。更に、基準チャンネルは
部品の包絡線の外側にあり、従って源に至る直接的な空
気通路を持っている。即ち、X線源からは、羽根を通過
せずに、基準チャンネルに入射する。
これらのチャンネルの信号レベルに変化があれば、それ
は源の強度の変化と関係を有する。各々のデータ収集期
間の間、基準チャンネルの平均値に対してデータ・チャ
ンネルを正規化する。基準検出器について詳しいことは
、それを詳しく示す第12図について説明する。この図
はX線源12及び線形配列検出器64の平面図である。
全体を470で示した区域がミタービン羽根が占める区
域である。第1群の基準検出器472が、部品包絡線4
70の片側のX線レベルを標本化する。第2群の基準検
出器474が部品包絡線470の反対側に配置され、X
線源の線束レベルを測定する。
基準検出器の2番目の作用は、データ収集期間のサイク
ル毎の小さな違いを考慮に入れることである。60Hz
電力線路を基準クロック68とする時、この影響は大抵
の部品にとっては割合い小さいが、工場の環境では、電
力線路の周期がその公称速度から数十マイクロ秒だけ変
化することがある。6011zクロツク68を使う場合
、DFデータを収集する時の垂直方向の歩進寸法に変動
が起る。
これによって像の画素寸法が変化し、それが解釈に困難
を招く。その影響は割合い小さいが、時によっては(例
えば垂直方向の解像度の測定では)全ての歩進に対して
歩進寸法が同じであることを保証するのが好ましい。増
分の正確な寸法は重要ではない。重要なのは、増分が常
に同じであることである。その為、電力線路周波数68
以外の周波数基準を使うことが役に立つ。特に、プログ
ラム可能な制御装置20は、部品が略一定速度で動く様
に、部品を位置ぎめするマニピュレータを制御する。羽
根が約5ミル移動する度に、マニピュレータによって符
号化パルス70が発生される。
符号化パルス70がプログラム可能な制御装置20に供
給され、これが符号化クロック信号72を発生し、それ
をスイッチ74に送る。スイッチ74が工業用制御装置
21によって制御される。スイッチ74は、データ収集
装置に対してクロック信号を供給する像発生器26に、
符号化クロック72又は6011zクロツク68の何れ
かを加えることが出来る様にする。データ収集装置に対
するクロックが符号化クロック72から来る場合、デー
タ収集時間に若干の変動が起り得る。勿論、これによっ
て基準信号の振幅が変化する。こういう変化は、X線検
出器内のデータチャンネルを基準チャンネルと正規化す
ることによって考慮される。
この為、基準検出器はX線源からの信号レベルの変化と
共に、60Hzクロツク68又は符号化クロック72の
何れかの変動による変化を補償する。
10ミル程度の空間的な解像度を達成する為、標本化の
理論から、測定は中心間5ミルにすることが必要である
。線形配列検出器によって、羽根の幅にわたる全てのデ
ータが同時に求められるから、この為には個別の検出素
子が中心間5ミルの間隔であることを必要とする。DF
作像で垂直方向の分解能に同等の解像度を達成する為に
も、データを5ミルの歩進で求めて、10ミルの解像度
がやはり必要である。空間的な解像度がビーム・コリメ
ータ66によって達成される。このコリメータは入射ビ
ームを1/1000倍に減衰させる位に厚手の2個のタ
ングステン・ブロックを含んでいて、それらが電離室の
前側に11.5ミル離れている(作像装置の形状による
垂直方向の間隔)。検出器を形成するコンデンサの極板
は、収集極板に直接的に入射するX線を避ける様に隔た
っている。この間隔が、検出器の所望の応答時間を達成
するのに必要な検出器の電圧を決定する。
空間的な解像度の条件が11個別の検出素子の間隔及び
垂直方向の移動の増分の寸法を定める。
羽根の最大寸法が検出器14の全体的な寸法、個別の素
子の必要な数、及び完全なりF像を完成する為の垂直走
査の歩進の数を定める。典型的なタービン羽根は、幅3
吋、高さ9吋の包路線の中にはまる。素子の間隔が5ミ
ルで幅3吋の検出器では、600個の検出素子が必要で
ある。検出器配列の形状及び上に簡単に説明したX線源
及びX線検出器の形状について更に詳しいことは、DF
像及びCT像に対する形状を詳しく示した第10図及び
第11図について後で説明する。
検出器14は台30により、δ軸の内の任意の1つの方
向に沿って動かすことが出来る。台30はx、ySz方
向に移動するか、又は任意の1つの軸線の周りに回転す
るが、これは周知である。
検出器を整合させる方法 X線装置を使う前に、線形配列検出器64をX線源12
と整合させる。線形配列検出器64が、水平軸Xに沿っ
て整合した640個の個別の検出素子を含む。実際に使
う時、600個の検出素子がデータ・チャンネルであり
、36個の検出素子が基準チャンネルであり、4個のチ
ャンネルは予備である。各チャンネルからの信号をオシ
ロスコープの水平軸に供給して、各チャンネルがX線源
から受取った強度を表示する。オシロスコープの縦軸は
強度を表わす。各々の検出素子がX線源からの同じ強度
を測定する場合、一定のレベルがオシロスコープを横切
って現れる。ビーム制限器65は互いに約50乃至60
ミル離した2つのタングステン・ブロックで構成される
。6軸台30がZlX及びY方向に移動すると共に各々
の軸線の周りに回転し、線形配列検出器64を位置ぎめ
する。第5図はX線検出器14を整合させる方法を示す
フローチャートである。
最初に、ブロック100で示す様に、源と検出器の間の
じゃまのない通路を作る。整合手順の始めに、X線源の
ビーム制限器65が開放していて、ブロック102で示
す様に、検出器配列64で減衰がない様にする。その後
、ブロック104で示す様に、6軸台30が、各々の検
出チャンネルから可能な最大の信号が得られる様に、線
形配列検出器64を位置ぎめし、検出器配列を出来るだ
け水平にしようとする。各々の検出チャンネルからの最
大信号が達成されたとき、ブロック106で示す様に、
X線ビーム制限器の開口を半分に縮小する。X線源の強
度が下がらなければ、ブロック108で示す様に、制限
器65と信号との干渉が検出素子によって検出されるま
で、X線源のビーム制限器65の幅を減少する。その後
、ブロック110及び112で示す様に、制限器65を
垂直方向に移動し、X軸の周りに移動して制限器65の
干渉がない様にする。最大信号が得られる様に、制限器
65を差別的に上下に動かすことにより、制限器65が
X線源のビームに対して対称的に中心合せされる。ビー
ム制限器65の目的は、羽根に入る外来放射の量を少な
くすることである。羽根に入る外来放射の量を少なくす
れば、羽根から散乱され、X線検出器14に入る放射の
量が減少する。その後、ブロック114で示す様に、X
線ビーム制限器65をこの位置に固定する。検出器のコ
リメータ66がX線検出器14にしっがりと結合されて
いるから、コリメータ66と検出器14は一体として動
く。コリメータ66のY方向の奥行67は約750ミル
である。開口69は約12ミルである。こういう寸法に
より、検出器14に入る散乱放射の量が減少する。コリ
メータの奥行67及び高さ69が、散乱放射が減衰なし
に検出器に入り得る角度を小さくする。コリメータ66
の高さを大きくシ、開口69を減少することによって、
検出器14に入る散乱放射の量を減少すると、従来得ら
れたよりも一層高い品質の像が得られる。奥行67を長
くして開口69を減少すれば、Y軸と平行な放射だけが
検出器に入れる様になる。検出器14及びコリメータ6
6が、ブロック116で示す様に、最大信号が発生され
る様に、6軸台30によって動かされる。この時、検出
器配列64及びX線源12は最大信号が得られる様に整
合している。
検出器を整合させる時の最も重要な部分の1つは、検出
器配列の中心を、X線焦点スポットとマニピュレータの
心棒のZ軸の周りの回転軸線との間に引いた直線と一直
線上にすることである。この作用が、延長フランジを持
つ捕捉装置をX線ビーム内で回転させることによって達
成される。第6図は延長フランジ75を持つ捕捉装置3
9を示している。第4図に戻って説明すると、捕捉装置
39の中心の回転軸線は、マニピュレータの心棒76の
中心の回転軸線と同じである。捕捉装置39が、プラン
ジャ86を自己心合せ用空所9oに押込むことにより、
部品マニピュレータ76にしっかりと結合されると共に
それに対して中心合せされる。捕捉装置39及びマニピ
ュレータの心棒76の機能的な協働関係と部品について
詳しいことは、第9A図乃至第9C図を参照されたい。
オシロスコープのトレースを、データ検出器がオシロス
コープの面全体に及ぶ様に調節する。捕捉装置39をマ
ニピュレータの心棒76上に保持し、回転させて、延長
フランジを検出器配列の一方の縁の上に来る様にし、X
線ビーム13の流れの中へと上向きに移動させ、こうし
て延長フランジ75だけが、X線源12と検出器14の
間のビーム13と交差する様にする。フランジ75の交
差によって影響を受ける検出器のチャンネルが、他の大
部分の素子に比べて、信号の値の低下として、オシロス
コープ上に現れる。オシロスコープから、フランジ75
の縁から見て最初の縁の検出素子が正確に決定される。
その後、捕捉装置39を180′回転する。2番目の測
定による縁の検出素子が決定される。線形配列検出器6
4を左右に動かし、1番目及び2番目の縁の検出素子が
、オシロスコープのスクリーンの夫々の縁から相対的に
同じ位置に来る様にする。これは、捕捉装置を180’
回転し、1番目の縁の検出素子の位置に注目し、捕捉装
置を180°回転し、2番目の縁の検出素子の位置に注
目すれば、検査出来る。
これを繰返して、検出器配列の中心がマニピュレータの
Z軸を中心とする回転軸線と殆んど一致する様に、線形
配列検出器64を調節する。
次に精密級の真鍮の円筒を捕捉装置内に配列する。真鍮
の円筒は、X線源の焦点からマニピュレータの中心の回
転軸線までの距離(Yl)及び線形配列検出器64と部
品マニピュレータの中心の回転軸線の間の距tiffl
(Y2)を測定する為の面になる。パラメータY1及び
Y2を用いて、X線装置の倍率が決定される。倍率は(
Y1+Y2)/Y1に等しい。検出器の整合をすると、
散乱放射がX線像を劣化させることがなくなり、一層高
い解像度の像が得られ、信号対雑音比が改善される。
プログラム可能な制御装置 第4図はこの発明におけるプログラム可能な制御装置2
0の動作を示す基本的なブロック図である。プログラム
可能な制御装置20は計算機を用いた数値制御装置であ
って、マイクロコンピュータを含んでおり、これが周知
の形で、標準的な数値制御コードを実行する。プログラ
ム可能な制御装置20がマイクロコンピュータ(図面に
示してない)、制御パネル(図面に示してない) 、R
5232人カポ−ドア8、制御入力ポート8o1符号化
パルス出カポ−ドア2及びM機能出力ポート82を持っ
ている。プログラム可能な制御装置20が部品マニピュ
レータ16の位置を制御すると共に、モータ駆動装置及
び軸エンコーダ95,97を含むサーボ制御装置を介し
て、それをモータ駆動する。位置ぎめは直線と回転の両
方がある。
プログラム可能な制御装置20が外部入力(78及び8
0)を受取り、X線装置の機能を制御する出力を発生す
る。プログラム可能な制御装置が独立の処理装置である
から、タスクを行なう様にプログラムすることが出来る
。R5232人カポ−ドア8が計算機システム28から
、プログラム可能な制御装置20のプログラム(又は数
値コード)を受取る。こういうプログラムがプログラム
可能な制御装置20のコードで書かれており、例えば部
品マニピュレータ16又はX線制御装置52を制御する
。制御入力ボート80が、計算機システム28によって
発生されたプログラム可能な制御装置に対する指令を工
業用制御装置24から受取る。プログラム可能な制御装
置に対する指令は、プログラム可能な制御装置がR52
32人カボートのプログラムを読取り、メモリにあるプ
ログラムを実行するとかその他の周知の指令を実行する
と云う様な、プログラム可能な計算機20の正面パネル
の制御を模倣する。この発明で用いるプログラム可能な
計算機は、エアロチック・インコーホレイテッド社によ
って製造されるスマートICNC形である。従って、こ
の発明を実施する為に書かれたプログラムは、この処理
装置に適した言語で書かれている。簡単に云うと、プロ
グラム可能な制御装置20の指令は次の通りである。
F指令: マニピュレータの速度。これはZ軸及びθ軸
の速度を制御する。
G指令: 全ての軸の定位置。例えばG62及びG63
がZ輔及びθ軸を別々に定位置に送る。
G7が全ての軸を定位置に送る。
N指令: プログラム可能な計算機20のコープで書か
れたループ。Nコードはブロック又はサブルーチン番号
の逐次的な基準として使われる。
あるNコードは飛越し、繰返し及び特殊データ貯蔵区域
のアクセスが出来る様にする。
Z指令: Z軸をある位置に送る。
D指令: θ軸をある位置に送る。
M指令: 機能制御入力を供給する。
C指令: プログラム可能な計算機コードの実行を続け
る。
MO指令: プログラム可能な計算機20に対してプロ
グラムされた待ち。
MO指令がプログラム可能な制御装置20と計算機28
の間の接続手順として使われる。例えば、計算機は、部
品マニピュレータの心棒76をある位置に動かして待つ
様に、プログラム可能な制御装置20に知らせる。プロ
グラム可能な制御装置20がMO指令を実行すると、制
御装置は待ちになり、線84を高にし、それが工業用制
御装置21によって感知される。線84の感知された状
態が計算機システム28に送られる。工業用制御装置2
1及び計算機システム28の詳しいことは第8図を参照
されたい。計算機システムが線84に出るプログラム可
能な制御装置20の待ち状態を感知すると、計算機28
がプログラム可能な制御装置に継続する様にと云う継続
指令を出す。羽根を検査する時、この接続手順が使われ
る。羽根を検査する前に、X線作像装置によって空気基
準データが収集される。計算機は、マニピュレータ16
によって羽根が拾い上げられ、X線ビーム13の直ぐ下
の位置へ移動したことが判らなければならない。計算機
は、MO線線種4介してこれを感知する。計算機が、部
品がこの位置まで移動している間に、空気基準を求め、
MOを感知すると、羽根がどこにあるかが判り、その後
、プログラム可能な制御装置20に継続する様に命令す
る。
マニピュレータ20及びX線源12の制御がM指令を用
いて行なわれる。M指令がこれらの出力線を介してリレ
ーを制御する。リレーが種々のモータ駆動装置及びソレ
ノイドを付勢する。プログラム可能な制御装置2oには
、M機能によって制御される12本の出力82がある。
4本の出力線がX線源のキロボルト数の設定値を制御す
る。この4本の線がX線電圧を220kVがら420k
Vまで16レベルに定める。1本の出力線がX線源をタ
ーンオン及びターンオフする。1本の出力線が可変X線
電源54にあるモータ駆動装置を不作動にする。
可変X線電源に対するサーボ駆動モータを不作動にして
、サーボ装置によるX線源の線束の変動を最小限に抑え
る。1本の出力線が電流ポテンショメータを短絡して、
X線源に最大電流を供給する。通常の動作中、X線源は
最大の電圧及び電流で運転される。1本の出力線がX線
安全インターロック回路を付能する。1本の出力線がX
線ビーム制限器65を開閉する。1本の出力線が捕捉装
置のプランジャ86を作動する。1本の出力線がコンベ
ヤの割出しを付能する。
プログラム可能な制御装置20は、X線線形配列検出器
64からのデータ収集を作動する為の符号化クロック・
パルス72をも発生する。プログラム可能な制御装置2
0がマニピュレータ16がら符号化パルス70を受取る
。Z軸が0.0394ミル動く度に、符号化パルスが発
生される。CT定走査は、θ軸が符号化パルス毎にo、
oo。
00463°だけ移動する。プログラム可能な計算機2
0は、こういう符号化パルスを計数して、符号化クロッ
ク信号を発生する為に必要なハードウェアと論理回路を
持っている。図示の実施例では、符号化クロック周波数
は、Z軸の約5ミルの移動又はθ軸の0.24’の移動
に対して1個のタイミング書パルスである。
簡単に云うと、X線計算機システムのソフトウェアにあ
る走査過程がプログラム可能な制御装置20を監視し、
これが走査運動及びタイミング・パルスをデータ収集装
置及び像発生装置に対して発生する。この為、プログラ
ム可能な制御装置20及びデータ収集装置が同期してい
る。プログラム可能な制御装置20は、Z軸及び回転軸
を定位置に戻して待つ様に指令を受ける。走査過程が、
定位置への復帰の完了を感知する。プログラム可能な制
御装置20が定位置への復帰が完了したと云う応答をす
ると、走査装置はプログラム可能な制御装置20が走査
を開始出来る状態にあることが判る。この点で、走査過
程がプログラム可能な制御装置20に、そのプログラム
の実行を続ける様に知らせる。同時に、走査過程がクロ
ック・モードを6011zl路基準から、プログラム可
能な制篩装置20によって発生される符号化タイミング
・クロックに切換える。走査過程は、クロック・パルス
を受取るや否や、データ収集装置にデータ収集を開始す
る様に指令する。クロック・パルスの数は、データ収集
装置が収集すると予想される図の数と一致する。ディジ
タル収集装置が予想するよりも発生されるクロック・パ
ルスの数が少ない場合、ディジタル収集装置は時間切れ
になり、走査が停止する。この場合、X線計算機システ
ムは全テのハードウェアをリセットし、この羽根に対す
るあらゆる動作を終了する。走査が完了した時、ディジ
タル収集装置は、データ収集が完了するや否や、制御作
用を走査過程に戻す。走査過程がプログラム制御装置2
0に対してポーリングすることにより、走査が完了した
かどうかを決定する。走査が完了すると、プログラム可
能な制御装置は適当な指令で応える。この指令は、走査
が完了したことを走査過程に知らせる。その時、走査過
程はプログラム可能な制御装置20に対して定位置復帰
信号を出す。プログラム可能な制御装置20が部品マニ
ピュレータ16に指令を出して、定位置に戻る様にし、
羽根を開放して、コンベヤを付能する様にする。最後に
、プログラム可能な制御装置20が、過程が完了したこ
とを走査装置に知らせる。
マニピュレータ 第7図はDF及びCT像を作るのに使われるマニピュレ
ータ16の図である。マニピュレータが部品マニピュレ
ータの心棒76、マニピュレータ・アーム94,92)
ボール・プランジャ86、駆動モータ及び軸エンコーダ
95.97及び入れ子形空気シリンダ99を含む。部品
マニピュレータ16は、この発明に従ってこれらを移動
し且つ制御する為に必要なハードウェア及び論理回路を
周知の形で持っている。モータ95,97が2つのサー
ボ制御軸を駆動する。1つは垂直に取付けられ、その方
向はX線の平面に対して垂直であり、もう1つの回転軸
線は垂直であって、X線の平面に対して垂直である。夫
々のモータには駆動軸に位置ぎめエンコーダが取付けら
れていて、その軸が動く時、これらのエンコーダが線7
0に符号化パルスを発生する。回転軸に取付けられたプ
ランジャ86が、捕捉装置38を回転及び直線軸集成体
と結合する。心棒76はプランジャ86を含むアルミニ
ウム集成体である。プランジャが周知の方法で、垂直方
向に空気圧によって駆動される。
心棒76は頂部に溝孔を持ち、捕捉装置38が心棒の上
方の正しい位置に摺動する様になっている。
心棒の頂部は2つの平坦な基板アーム94.92を持ち
、その中へ捕捉装置が摺動する。アームにあって内向き
に引込んだ2つの肩200,201が、外向きフランジ
を持つ捕捉装置の疲労板と係合する。頂部に工具として
のボールを持つ空気圧駆動のプランジャが、捕捉装置の
基板96を基板アーム94.92に押付けることにより
、捕捉装置38を心棒76と係合させる。ボール・プラ
ンジャが円錐形開口の中に押込まれ。これが捕捉装置3
8を心棒76に対して中心合せする。マニピュレータ1
6が羽根8を持つ捕捉装置38を、DF定走査は、Z軸
方向に上下に移動し、CT走査では、Z軸の周りに羽根
8を回転させる。Z軸又はθ軸の運動がプログラム可能
な制御装置20により、指令運動線88を介してマニピ
ュレータ16に伝えられて制御される。
入れ子形空気シリンダ99は、垂直軸摺動機構及び回転
軸機構の′重量を打消す様な一定の上向きの力を心棒に
加える。シリンダ99が心棒より下方で床に取付けられ
ると共に、上側では回転軸機構の質量の中心に取付けら
れる。空気シリンダ99は、それが上向きに伸びる時、
入れ子実成体の全体にわたって、空気圧力源(図面に示
してない)からの空気圧力によって調整される。この空
気圧力が、心棒、捕捉装置、部品、回転軸機構及び垂直
軸摺動機構の重量に釣合う垂直方向の力を発生する。空
気シリンダ99は心棒にトルクが全く加わらない様にし
、速度制御及び部品の移動が一層よく出来る様にする。
マニピュレータ16が3つの重要な移動を制御する。1
番目の移動はZ軸方向の移動である。2番目の移動はZ
軸の周りの回転である。3番目の移動は、空気圧ボール
・プランジャ86を捕捉装置38の底にある中心合せ円
錐90に押込むことである。コンベヤベルト上の捕捉装
置38は、パレット40によって緩く保持されている。
捕捉装置38及びパレット40が検査ステーション44
に達すると、捕捉装置38がマニピュレータ16のアー
ム92.94の下からその間に摺動する。
部品マニピュレータ16は、プログラム可能な制御装置
20からの指令により、空気圧ボール・プランジャ86
を捕捉装置38の中心合せ円錐90に押しつける。この
動作により、捕捉装置38が直接的にZ軸と整合し、そ
の回転中心はZ軸を中心とする。捕捉装置の基板96が
プランジャ86によって、部品マニピュレータのアーム
94.92に押しつけられる。基板96とアーム94,
92の間の力が、羽根8がZ軸方向に移動するか又はZ
軸の周りに回転する間、捕捉装置をしっかりと所定位置
に保持する。羽根を中心合せする必要はなく、捕捉装置
だけを中心合せする。CT像では、羽根が約2.5吋の
直径の円内にあって、中心がZ軸の回転の中心である限
り、正確なCT像が再生される。
マニピュレータ16にあるエンコーダ95.97がタイ
ミング・パルス70を発生し、それがプログラム可能な
制御装置20に送られる。タイミング・パルス70はZ
軸方向に移動又はZ軸の周りの回転に対応する。プログ
ラム可能な制御装置20が符号化パルスを符号化クロッ
ク信号に変換して、データ収集装置を駆動する。データ
収集装置がA/D変換器を持ち、これが検出器配列から
のデータを、マニピュレータのモータの移動に応答して
、ある速度で変換し、このデータを像発生器に送る。こ
うして、データがZ方向の正確な増分で又はZ軸の周り
の回転で求められ、外部クロックによる同期の問題をな
くす。実質的に、タイミング信号がマニピュレータの心
棒76のZ軸方向の運動又はZ軸の周りの回転によって
発生される。
工業用制御装置 第8図は計算機システム28、工業用制御装置21及び
プログラム可能な制御装置20の間のデータ転送の詳し
い流れ図である。システム28が母線132を介して工
業用制御装置21と連絡する。工業用制御装置21がイ
ンターフェース装置130、母線受信モジュール120
、母線駆動モジュール122)プログラム可能な制御装
置モジュール124、出力モジュール126及び感知モ
ジュール128を含む。インターフェース装置130が
母線受信機及び母線駆動器、装置アドレス選択、複合論
理回路、及び割込みベクトル論理回路を持っていて、周
知の形で、計算機システム28と工業用制御装置モジュ
ールの間で情報を転送する。インターフェース・モジュ
ールはMDBシステムズ社によって製造されるMDB−
1710形汎用インターフエース装置にすることが出来
る。
インターフェース装置130が計算機28からの指令及
びデータを、母線受信モジュール120に対する内部母
線構造121に対して変換する。インターフェース装置
130は母線121からのデータを母線駆動モジュール
122を介して受取る。
母線受信モジュール120が16ビツト・データ(8デ
ータ/8指令)をプログラム可能な制御装置モジュール
124、出力モジュール126及び感知モジュール12
8に対する内部母線プロトコルに変換する。
プログラム可能な制御装置モジニール124がプログラ
ム可能な制御装置20に指令を送る。この指令はN指令
、G指令、Z及びD指令、F指令及びM指令を含む。こ
れらの指令がプログラム可能な制御装置の種々の機能を
制御する。別個の線を使って、継続指令を送る。プログ
ラム可能な制御装置20は別個の独立したマイクロコン
ピュータであるから、プログラム可能な制御装置20に
対するプログラムは、計算機28から、端末装置として
接続されたRS 232線路を介し、計算機28の端末
出力板から送られる。プログラム可能な制御装置と計算
機システムの間のインターフェースについて詳しいこと
は、第10図を参照されたい。
出力モジュール126が、各々の積卸ステーションにあ
る処分可表示装置を制御する。灯は、羽根が積卸ステー
ションに達した時、羽根の処分に対応する。出力モジュ
ールがデータ収集装置に対するタイミング・パルスを発
生する為の、60Hz又は符号化クロックの選択をも制
御する。更に、出力モジュール126がコンベヤの移動
を制御する。
感知モジュール128が、X線装置の種々のセンサから
の情報を受取る。これらのセンサにより、計算機28は
X線装置の状態を検出することが出来る。下記の状態が
感知モジュールによって感知される。
プログラム可能な制御装置のオン/オフ: プログラム
可能な制御装置で線路電力がオンに切換わっているかど
うかを検査する。
プログラム可能な制御装置のメモリ保:J: プログラ
ム可能な制御装置をオンに切換え、これによってそのメ
モリへの書込みを付能する。保護モードにあれば、計算
機28はR5232データをプログラム可能な制御装置
にダウンロードすることが出来ない。このスイッチは正
面パネルにある。
プログラム可能な制御装置の誤り状態: プログラム可
能な制御装置が、計算機28から首尾よ<R3230に
伝送を受信したかどうかに関する状態を送る。
プログラム可能な制御装置のZ輔限界の設定:これは、
Z軸の移動極限の表示である。Z軸には垂直方向の上側
及び下側の移動限界があり、Z軸でそれ以上移動すると
、Z軸ステージの不動部分の端に対して強い衝突が起る
。マニピュレータにある光学センサがプログラム可能な
制御装置によって検出され、その情報が1個のプログラ
ム可能な制御装置のZ軸限界として送出される。プログ
ラム可能な制御装置では、上側又は下側の限界の間の区
別がない。この誤りが検出された場合、Z軸は定位置に
復帰させる。
プログラム可能な制御装置のθ軸が定位置でないこと=
 θ軸の定位置になっているかどうかを監視する。羽根
を走査する為の装入の前に、θ軸を定位置にする。走査
の終りに、マニピュレータの心棒はコンベヤベルトのパ
レットより上方にある。羽根を下げて、それをパレット
にのせる前に、Z軸及びθ軸を定位置に駆動する。捕捉
装置は片側だけからしかパレットに正確にはまらないか
ら、θ軸を最初に定位置にする。捕捉装置の整合ビンが
パレットの切欠きにはまる。Z軸の定位置は、パレット
の表面より下方である。従って、θ軸を最初に定位置に
した時にだけ、捕捉装置がパレットに正しくはまる。コ
ンベヤを移動する前に、θ軸を定位置にしないと、次の
羽根及び捕捉装置はマニピュレータ・アームの中に摺動
せず、捕捉装置を壊すか又はマニピュレータの心棒を壊
す。この為、走査を表示する前又は割出し走査を開始す
る前に、θ軸を定位置にして、捕捉装置が部品マニピュ
レータ心棒の頂部の中に摺動出来る様にする。従って、
走査の終りに、θ軸を定位置にしてから、Z軸を定位置
にする。そうしないと、捕捉装置がパレットにはまらな
い。
プログラム可能な制御装置の摺動の電力オフ:プログラ
ム可能な制御装置にあるスイッチが摺動用の電力をオフ
にするが、全ての電子回路はオンにとゾまる。摺動はZ
軸及びθ軸である。スイッチが電力増幅器をターンオフ
し、これによってその軸に対するモータ駆動電流が発生
される。
プログラム可能な制御装置のZ軸が定位置でない: Z
軸が定位置がどうかを監視する。これによって、Z軸が
正しい位置にあってコンベヤを割出すことが出来ること
、並びに次の捕捉装置及びパレットが(θ軸が正しく定
位置になっていれば)ぶつからずに摺動することが出来
ることが保証される。割出しを開始する時に、マニピュ
レータの心棒がコンベヤの上方にあると、心棒又はコン
ベヤの損傷が起る。
コンソールの電力オフ: 全でのリレー、リー駆動器及
びその他の回路に対する主電力スイッチ。
これは電気機械的な装置に電力が印加されているかどう
かを知らせる。
干渉灯オンニ 検出器の前側にある導電フオームが回路
に接続されていて、この回路は、検出器にぶつかる様な
半径を越える羽根を、回転しない様に保護することが出
来る様にする。羽根の包絡線は直径3吋である。羽根が
3吋を越える場合、検出器にぶつかる惧れがある。導電
フオームが検出器の前側を覆い、羽根がそれにあたった
時、マニピュレータの運動を停止する。
X線電力オフ: X線制御装置の前側にあるキー・スイ
ッチを監視する。これは電力をターンオン又はターンオ
フすることが出来る様にする。
選択された焦点スポット二 大きい又は小さい焦点スポ
ットのどちらが選択されたかを感知する。
X線制御装置のスイッチは、大スポット、スポットなし
及び小スポットの3つの位置を持っている。
X線を遮断するスポットなし位置を経由しなければ、大
スポットから小スポットへのスイッチの変更は出来ない
。大焦点スポットはウオームアツプに使われ、小焦点ス
ポットは像に使われる。
X線制御装置が手動: X線制御装置がプログラム動作
であるか手動動作であるかを感知する。
プログラム動作は、X線制御装置が自動制御である時で
あって、キロボルト数を設定し、X線をターンオンし、
サーボ駆動装置を不作動にする。手動に切換えると、計
算機との相互作用を必要とせずに、オペレータがX線装
置を運転することが出来る。X線作像装置を作動する前
には、プログラム状態でなければならない。
手動クロック制御がオフ: 手動クロック・パルスが発
生される状態を感知する。これは装置の試験にだけ使わ
れる。
パレットが所定位置にない: パレットが正シい位置に
あるかどうかを感知する。機能的には、これは近接スイ
ッチであって、パレットの裏側にある1つの遊動輪のボ
ルト頭部を感知する。ボルト頭部の鋼塊が近接スイッチ
の状態を変える。これはパレットが割出しの間に移動し
たかどうかを検出する。
パレット高さセンサ: 部品がX線室の内側にはまるに
は高すぎるかどうかを感知する。逆反射センサが切換え
られると、コンベヤが移動の途中で停止され、コンベヤ
駆動モータに対する電力を切断する。
MO: プログラム可能な制御装置の待ち状態。
プログラム可能な制御装置が羽根の移動を終り、継続す
ると云う指令を待っていることを感知する。
部品が検査場所にある: 検査場所の上方にある赤外線
逆反射センサが部品がそのステーションにあるかどうか
を判定する。部品が存在しない時、X線装置が検査を実
施しない様にする。
部品が積卸場所にある: コンベヤの外側に3つの積卸
ステーションがある。赤外線逆反射センサが、部品が3
つのステーションの最後のステーションあるかどうかを
感知する。部品が最後の積卸ステーションにあれば、コ
ンベヤの割出しを禁止する。
オペレータ割出し指令なし: コンベヤ押釦を押したか
どうかを感知する。オペレータが始動釦を押せば、フリ
ップフロップがセットされる。コンベヤ・スイッチが自
動であれば、計算機がフリップフロップを感知し、コン
ベヤの移動が開始される。
キーシェイク: プログラム可能なIQ御装置の誤り機
能からの接続手順信号を感知する。この信号が出た時、
それはプログラム可能な制御装置が計算機28からの外
部指令信号を不作動にしたことを意味する。
符号化クロック: クロック信号を60Hzクロツクと
符号化クロックの間で制御するスイッチが、符号化クロ
ックに切換わったかどうかを感知する。
大スポット: X線管がウオームアツプ用の大スポット
状態にあるかどうかを感知する。
小スポット: X線管が作像用の小スポット状態にある
かどうかを感知する。
コンベヤ こ\で第3A図及び第3B図に戻って簡単に述べると、
コンベヤ22がX線装置内で羽根を移動させる。コンベ
ヤがチェーン37、駆動モータ、及び周知の形で羽根を
割出す論理ハードウェアを持っている。コンベヤの運転
は手動モード又は自動モードであり、キー・スイッチ4
5によって定められる。計算機制御の際、コンベヤは自
動モードで運転される。コンベヤの割出しがオペレータ
が始動釦41.43を押すことによって開始される。始
動釦41.43が工業用制御装置21によって感知され
る。これは、工業用制御装置21の感知モジュールで読
取られるフリップフロップをセットすることによって行
なわれる。フリップフロップがセットされると、計算機
28の制御ソフトウェアは、オペレータが釦を押して、
コンベヤを割出したいと思っていることを承知する。ソ
フトウェアは、工業用制御装置21を介して、コンベヤ
の前進を可視する為の信号を出力モジュールに送る。コ
ンベヤは1ステーシヨンだけ動く。オペレータが、一群
の羽根の処理の終りであると判断すると、オペレータが
終り指令をバーコード読取器で入力する。制御ソフトウ
ェアがこの指令を解釈して、コンベヤに装入すべき羽根
がもはやないと判断する。オペレータが最後の羽根の前
進用の釦を押すと、装置は、装入された最初の羽根が検
査ステーションに来るまで、自動的にコンベヤを前進さ
せる。各々の検査が完了した後、各々の羽根が続き、増
分的に最初の積卸ステーションに来る。各々の積卸ステ
ーションには5つの灯がある。これらの灯は部品の処分
(これはオペレータが下すか又は自動的なきず解析のソ
フトウェアによって定められる)を示す。この処分は、
受理、条件つき受理及び廃棄に分けられる。
灯に対応する部品の処分は次の通りである。
受理二 羽根が図面に対する品質管理検査手順の全ての
判断基準に合格している。
PY受理: 条件つき受理の分類。図面は新たしい検査
基準を反映する様に未だ変更されていない。従って、検
査手順自体を変更することが出来ない。図面変更の命令
が進行中である条件つきの形で、作業はこの条件つき受
理によって進めることが出来る。
DISPO:  この処分は、オペレータが検査のある
面の有効性について自分の判断に満足する気持ちになれ
ず、オペレータがこの像をだれが他の人に見て貰いたい
と思う場合に、この処分になる。DISPOは、上級の
人がこの像を検討して、最終的な処分を決めることを意
味する。
捕捉装置 第9A図乃至第9C図はこの発明の捕捉集成体を示す。
第9A図は捕捉装置38の正面図である。
捕捉装置38は不動のジョー142を持つ捕捉装置本体
140、摺動自在のジョー144、捕捉装置の基部14
6、疲労板96、調節ねじ148、円錐の形をした中心
合せ軸90、端板150及びカム152を持っている。
動作について説明すると、カム152を内向きに押すと
、摺動自在のジョー144が不動のジョー142から遠
ざかる向きに動く。調節ねじ148に当てて羽根をジョ
ーの間1;挿入する。カム152に対する圧力を開放す
ると、ばね154が摺動自在のジョー144を不動のジ
ョー142に向かって押し、羽根をジョーの間に保持す
る。ジョーは、そのX線減衰特性が検査すべき部品に較
べて小さい材料で作るべきである。そうすると、X線装
置は、ジョーの間にある部品材料のディジタル形蛍光透
視法及び計算機式断層写真法の像を撮影することが出来
、こうして部品全体の検査が出来る。捕捉集成体及びそ
の動作について更に詳しいことは、係属中の米国特許出
願通し番号第832,982号を参照されたい。
第9B図はマニピュレータ16の心棒16に挿入された
捕捉装置の側面図である。空気圧制御装置が、作動され
た時、ボール・プランジャ86を円錐形の中心合せ軸9
0に押込む。ボール・プランジャ86から円錐面90に
加えられる力により、捕捉装置38が強制的に回転の中
心に整合させられる。捕捉装置38の回転の中心がZ軸
と一致する。ボール・プランジャ86から円錐面9oに
加わる力により、マニピュレータの心棒76の動きが、
捕捉装置の疲労板96とマニピュレータ・アーム94.
92の間に働く摩擦力により、捕捉装置38に伝達され
る。心棒76が垂直方向(Z軸)に移動するか或いは垂
直軸線の周りの回転運動(θ軸)をすれば、捕捉装置3
8がそれに対応して動く。実質的にボール・プランジャ
86は、捕捉装置を回転中心の周りに中心合せしながら
、捕捉装置38をマニピュレータの心棒に固定する。
整合ピン15Gが捕捉装置38をコンベヤのパレット上
に位置ぎめする。
第9C図は積取ステーション47でパレット40に挿入
された捕捉集成体38を示す。パレット40がカードホ
ルダ160、ピン162)切欠き174、出入開口16
6及びローラ42を持っている。パレットはコンベヤ・
チェーン37に取付ける。チェーン37がX線装置4の
中でパレット40を運ぶ。チェーン37の動きがパレッ
ト40をそれに対応して動かす。チェーン37が、計算
機28によって制御される駆動モータに取付けられてい
る。捕捉装置38は出入間口166に緩くはまる。整合
ピン156がパレット40の切欠き164にはまり、捕
捉装置がパレット40内で回転しない様にする。
オペレータがジョーを開く助けとして、アーム172を
持つ捕捉工具170がカム152を押し品くする。動作
について説明すると、捕捉工具の溝孔174がピン16
2にはまる。オペレータが取手176を捕捉vt置38
の方へ押す。ピン162の周りの旋回作用により、アー
ム172が強制的にカム172に押付けられる。この旋
回作用により、カム152が内向きに押され、ジョーを
強制的に離す。その時、羽根を端板150に達するまで
ジョーの間に挿入する。オペレータが捕捉工具のアーム
176の圧力を離し、こうしてカム152を解放する。
カム152を解放すると、ジョーがばね154によって
押寄せられ、羽根をしっかりと所定位置に保持する。捕
捉工具170を取外す。羽根をしっかりと結合した捕捉
装置38が、パレット40にのせられてX線装置の中を
移動する。捕捉装置38が検査ステーション44に達し
た時、マニピュレータエ6が捕捉装置38に係合し、捕
捉装置38を中心合せし、捕捉装置を固定し、捕捉装置
をX線ビームの中に持上げる。マニピュレータの心棒7
6がパレットの開口166を通る。マニピュレータの心
棒76が、DF及び01作像の為、捕捉装置38と羽根
を垂直方向に、並びに垂直軸線の周りの回転方向に自由
に動かす。
上に述べたこの発明の実施例は例に過ぎず、当業者には
いろいろな変更が考えられることは云うまでもない。従
って、この発明はこ\に説明した実施例に制約されるも
のではなく、特許請求の範囲の記載のみによって限定さ
れることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図はX線検査装置の基本的な部品を示す見取図、 第2図は機関のタービン羽根を示す図、第3A図及び第
3B図はコンベヤ装置及び鉛遮蔽室の略図、 第4図はX線装置の電気機械的な構成を示す図、第5図
はX線源に対して検出器を整合させる方法を示すフロー
チャート、 第6図は線形配列検出器の中心の検出器を決定する為に
使われる延長フランジを持つ捕捉装置の図、 第7図はマニピュレータの略図、 第8図は計算機システム、工業用制御装置及びプログラ
ム可能な制御装置の間のデータ転送を示す詳しい流れ図
、 第9A図乃至第9C図はこの発明の捕捉装置及びマニピ
ュレータ・アームを示す図、 第10図はDF像を求める時の運動を示す図、第11図
はCT像を求める時の運動を示す図、第12図は基準検
出器の形式を示す図である。 主な符号の説明 8:部品 37:コンベヤ 7δ:心棒 86二ボール・プランジャ 90:中心合せ軸 92.94:アーム 96:基板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)部品輸送手段から繰返して部品を受取り、向きを定
    め、位置ぎめして部品輸送手段へ戻すマニピュレータに
    於て、 X線装置内に部品を位置ぎめする心棒と、 該心棒上に前記部品を保持する手段と、 前記部品を前記保持手段に対する一定の予定の位置に位
    置ぎめする手段とを有するマニピュレータ。 2)特許請求の範囲1)に記載したマニピュレータに於
    て、前記位置ぎめ手段が前記部品を前記一定の予定の位
    置に自動的に機械的に位置ぎめする手段を有するマニピ
    ュレータ。 3)特許請求の範囲1)に記載したマニピュレータに於
    て、前記位置ぎめ手段が、前記部品の所望の予定の位置
    を通る軸線に沿った向きの中心軸線を持つ垂直方向に作
    動されるボール・プランジャを有し、前記部品に円錐形
    の凹みが設けられ、前記ボール・プランジャは、該ボー
    ル・プランジャの垂直運動に応答して部品を軸方向の向
    きにする様に、前記凹みと協働関係をもって係合する様
    な寸法になっているマニピュレータ。 4)特許請求の範囲1)に記載したマニピュレータに於
    て、前記心棒が中心に定められた軸線の周りで相対的に
    垂直運動する垂直方向の向きの円筒を持つと共に、該心
    棒に結合された駆動手段を有し、該駆動手段が前記中心
    軸線の周りに前記心棒の相対的な回転を行なわせ、前記
    保持手段が前記心棒の上端に固着されているマニピュレ
    ータ。 5)特許請求の範囲1)に記載したマニピュレータに於
    て、前記保持手段が少なくとも第1及び第2のL字形ア
    ームを有し、各々のアームは前記ボール・プランジャに
    向かって伸びる内向きの部分を持っていて、前記部品の
    外向きに伸びる基部部材と係合するマニピュレータ。 6)特許請求の範囲1)に記載したマニピュレータに於
    て、前記心棒の相対的な垂直変位を感知すると共に、こ
    の相対的な垂直変位を表わす第1の出力信号を発生する
    第1の位置センサ、前記心棒の相対的な回転運動を感知
    して、該相対的な回転変位を表わす第2の出力信号を発
    生する第2の位置センサ、及び前記第1及び第2の出力
    信号を制御装置に伝達して、前記部品を前記予定の位置
    に位置ぎめする為の信号を供給する手段を有するマニピ
    ュレータ。 7)特許請求の範囲3)に記載したマニピュレータに於
    て、前記部品が捕捉装置に固定されており、前記円錐形
    の凹みが前記捕捉装置内に形成されているマニピュレー
    タ。
JP62040486A 1986-02-25 1987-02-25 マニピユレ−タ Pending JPS62241683A (ja)

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US06/832,974 US4802195A (en) 1986-02-25 1986-02-25 Device for method for manipulating a part

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EP0234538A2 (en) 1987-09-02
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