JPS6224076A - ダイヤフラムおよびその成形方法 - Google Patents
ダイヤフラムおよびその成形方法Info
- Publication number
- JPS6224076A JPS6224076A JP16283785A JP16283785A JPS6224076A JP S6224076 A JPS6224076 A JP S6224076A JP 16283785 A JP16283785 A JP 16283785A JP 16283785 A JP16283785 A JP 16283785A JP S6224076 A JPS6224076 A JP S6224076A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- fastened
- fastening
- face
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Actuator (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、各種弁装置等の7クチユエータあるいは空気
式の機器、装器等に用いられる受圧用のダイヤフラムお
よ′びその成形方法に関する。
式の機器、装器等に用いられる受圧用のダイヤフラムお
よ′びその成形方法に関する。
たとえば自動調節弁を始めとする各種弁装置などにおい
て、被制御体を自動的に遠隔操作するための作動機構と
しては、感圧素子としてのダイヤフラムを利用し、圧力
室に加わる空気圧によって前記ダイヤフラムに圧力変位
を与えることで、弁軸と一体的に連結されるロッドをヒ
、下動させるようにした、いわゆるダイヤフラム型の7
クチユエータが一般によく用いられている。
て、被制御体を自動的に遠隔操作するための作動機構と
しては、感圧素子としてのダイヤフラムを利用し、圧力
室に加わる空気圧によって前記ダイヤフラムに圧力変位
を与えることで、弁軸と一体的に連結されるロッドをヒ
、下動させるようにした、いわゆるダイヤフラム型の7
クチユエータが一般によく用いられている。
このようなダイヤフラム型の7クチユエータとしては、
概略t55図に示すような構成のものが従来から知られ
ている。これを簡単に説明すると、図中符号lは上、下
一対をなすカップ状ケース2.3からなるダイヤフラム
ケース、4はこのケース1内をL、下二室に画成するダ
イヤフラムで、このダイヤフラム4の外周縁4aは前記
一対のケース2,3間に圧接挟持された状態で固定側と
してのケース1に固定されるとともに、この外周縁4a
に断面路々くの字状を呈するように屈曲形成された円盤
状の受圧面4bを介して一連に形成されている中央部4
Cは、ダイヤフラムプレート5とダイヤフラム4の上方
への移動を規制するスト、ツバとしての役割を果たすダ
イヤフラム押え6とで挟持された状態で、図示しない弁
体と一連に形成された弁軸7側に連結されるロッド8の
先端ねじ部8aにナツト8bを介して固定されている。
概略t55図に示すような構成のものが従来から知られ
ている。これを簡単に説明すると、図中符号lは上、下
一対をなすカップ状ケース2.3からなるダイヤフラム
ケース、4はこのケース1内をL、下二室に画成するダ
イヤフラムで、このダイヤフラム4の外周縁4aは前記
一対のケース2,3間に圧接挟持された状態で固定側と
してのケース1に固定されるとともに、この外周縁4a
に断面路々くの字状を呈するように屈曲形成された円盤
状の受圧面4bを介して一連に形成されている中央部4
Cは、ダイヤフラムプレート5とダイヤフラム4の上方
への移動を規制するスト、ツバとしての役割を果たすダ
イヤフラム押え6とで挟持された状態で、図示しない弁
体と一連に形成された弁軸7側に連結されるロッド8の
先端ねじ部8aにナツト8bを介して固定されている。
そして、本例で示す正作動型の7クチユエータでは、上
述したケース1内でその上方室la側に制御用流体圧力
として圧力空気が供給口2aを介して導入されるように
構成されるとともに、下方室1bは大気口(図示せず)
を介して大気に開放されている。なお、図中9a、9b
は前記と、下ケース2.3を連結固定するためのボルト
およびナツト、lOは前記下ケース3の下側に連設され
、前記弁軸7と一体のロッド8をスリーブ10aを介し
てト下方向に摺動自在に支持するヨークである。また、
前記ケース1内でその下方室lb内には、複数の圧縮コ
イルばね11がダイヤフラムプレート5と下ケース3の
内側面との間で周方向に所定間隔おいて等配して配設さ
れている。ここで、図中12aはダイヤフラムプレート
5において打出し形成された突部、12bは下ケース3
をヨーク10に固定するためのボルトで、これらはばね
受けとしての役割を果たしている。さらに、前記ヨーク
10の下側には、ロッド8下端側に設けられた指針13
に対応して目盛板14が設けられている。
述したケース1内でその上方室la側に制御用流体圧力
として圧力空気が供給口2aを介して導入されるように
構成されるとともに、下方室1bは大気口(図示せず)
を介して大気に開放されている。なお、図中9a、9b
は前記と、下ケース2.3を連結固定するためのボルト
およびナツト、lOは前記下ケース3の下側に連設され
、前記弁軸7と一体のロッド8をスリーブ10aを介し
てト下方向に摺動自在に支持するヨークである。また、
前記ケース1内でその下方室lb内には、複数の圧縮コ
イルばね11がダイヤフラムプレート5と下ケース3の
内側面との間で周方向に所定間隔おいて等配して配設さ
れている。ここで、図中12aはダイヤフラムプレート
5において打出し形成された突部、12bは下ケース3
をヨーク10に固定するためのボルトで、これらはばね
受けとしての役割を果たしている。さらに、前記ヨーク
10の下側には、ロッド8下端側に設けられた指針13
に対応して目盛板14が設けられている。
そして、このような構成による弁アクチユエータでは、
第5図に示す状態からケース旧方室1aに所要の空気圧
を導入することで、ダイヤフラム。
第5図に示す状態からケース旧方室1aに所要の空気圧
を導入することで、ダイヤフラム。
4に圧力変位を与え、これによりロッド8を介して弁軸
7をその可動範囲内の全ストロークにわたって遠隔操作
で上下動させ得るもので、所要の弁作動状態を得ること
が可能となるものである。
7をその可動範囲内の全ストロークにわたって遠隔操作
で上下動させ得るもので、所要の弁作動状態を得ること
が可能となるものである。
なお、図中5aはダイヤフラム4の移動を規制するだめ
のストッパである。
のストッパである。
ところで、上述した構成による弁アクチユエータ等にお
いて、その感圧素子としてのダイヤフラム4は、従来ゴ
ム材や樹脂材等といった弾性材料により形成されている
が、この場合において若干の問題を生じている。
いて、その感圧素子としてのダイヤフラム4は、従来ゴ
ム材や樹脂材等といった弾性材料により形成されている
が、この場合において若干の問題を生じている。
すなわち、この種のダイヤフラム4において、被締結部
としての周縁部4aは、前記上、下ケース2.3により
両側から圧接して挟持された状態でポル)9aおよびナ
ツト9bで締結して固定されており、さらにその中央部
4Cもダイヤフラムプレート5およびダイヤフラム押え
6で圧接挟持された状態でロッド8先端のねじ部8aお
よびナラ)8bにより締結して固定されているが、この
締結時において、ダイヤフラム4の被締結部分がこれを
挟持する締結側部材に粘着して付着してしまうという不
具合を生じている。これは、上述したようなダイヤフラ
ム4は、繰返し変形に対する耐久性能上や、圧力流体中
に含まれる物質の付着を極力少なくするために、さらに
は締結部分での流体刺止上の観点から、その表面を滑ら
かな状態で形成されているが、比較的幅広な圧着締付は
面(4a、4C)から締付はボルトによる締上げにより
、締結側の部材との間から空気が追出されて真空状態と
なり、ダイヤフラム4表面の粘着性も加わって、各部材
同士が分解しにくくなるためであった。
としての周縁部4aは、前記上、下ケース2.3により
両側から圧接して挟持された状態でポル)9aおよびナ
ツト9bで締結して固定されており、さらにその中央部
4Cもダイヤフラムプレート5およびダイヤフラム押え
6で圧接挟持された状態でロッド8先端のねじ部8aお
よびナラ)8bにより締結して固定されているが、この
締結時において、ダイヤフラム4の被締結部分がこれを
挟持する締結側部材に粘着して付着してしまうという不
具合を生じている。これは、上述したようなダイヤフラ
ム4は、繰返し変形に対する耐久性能上や、圧力流体中
に含まれる物質の付着を極力少なくするために、さらに
は締結部分での流体刺止上の観点から、その表面を滑ら
かな状態で形成されているが、比較的幅広な圧着締付は
面(4a、4C)から締付はボルトによる締上げにより
、締結側の部材との間から空気が追出されて真空状態と
なり、ダイヤフラム4表面の粘着性も加わって、各部材
同士が分解しにくくなるためであった。
そして、このような粘着状態が生じると、アクチュエー
タの分解時や部品交換時等において一ヒ述したダイヤフ
ラム4の粘着部分を締結側の部材から分離させることが
困難となり、さらにこのような分離作業を無理に行なう
と、ダイヤフラム4の損傷等を生じてその再使用が困難
となり、作業時毎にダイヤフラム4をも交換しなければ
ならない等といった問題を生じるもので、これらの問題
点を一掃し得る何らかの対策を講じることが望まれてい
る。
タの分解時や部品交換時等において一ヒ述したダイヤフ
ラム4の粘着部分を締結側の部材から分離させることが
困難となり、さらにこのような分離作業を無理に行なう
と、ダイヤフラム4の損傷等を生じてその再使用が困難
となり、作業時毎にダイヤフラム4をも交換しなければ
ならない等といった問題を生じるもので、これらの問題
点を一掃し得る何らかの対策を講じることが望まれてい
る。
このような要請に応えるために、本発明に係るダイヤフ
ラムは、その両側から締結側の二部材によって圧接して
挟持される被締結部の少なくとも一方の締付は面を、梨
地状を呈する凹凸面で形成するとともに、この締付は面
の一部に、頂部が平滑面とされた円環#l帯状の突条部
を、周方向に沿って形成するようにしたものである。
ラムは、その両側から締結側の二部材によって圧接して
挟持される被締結部の少なくとも一方の締付は面を、梨
地状を呈する凹凸面で形成するとともに、この締付は面
の一部に、頂部が平滑面とされた円環#l帯状の突条部
を、周方向に沿って形成するようにしたものである。
また、本発明に係るダイヤフラムの成形方法は、ダイヤ
フラム成形用金型のダイヤフラム被締結部に該当する部
分で円環細帯状の突条部に対応する部分にマスキングを
施し、次でこのマスキング部分を除くダイヤフラム被締
結部に該当する部分に、ショツトブラスト法による鋼球
衝突痕を形成することで、梨地状を呈する凹凸面を形成
し、しかる後この金型を用いてダイヤフラムを成形する
ものである。
フラム成形用金型のダイヤフラム被締結部に該当する部
分で円環細帯状の突条部に対応する部分にマスキングを
施し、次でこのマスキング部分を除くダイヤフラム被締
結部に該当する部分に、ショツトブラスト法による鋼球
衝突痕を形成することで、梨地状を呈する凹凸面を形成
し、しかる後この金型を用いてダイヤフラムを成形する
ものである。
本発明によれば、ダイヤフラムの被締結部に形成される
梨地状の凹凸面によって、規定されている締付はトルク
で金属部材等の締結側部材間に圧接挟持して固定された
としても、従来のような粘着現象は生ぜず、必要に応じ
て簡単かつ適切に分解することが可能で、これによりダ
イヤフラムの再使用が可能となるものである。
梨地状の凹凸面によって、規定されている締付はトルク
で金属部材等の締結側部材間に圧接挟持して固定された
としても、従来のような粘着現象は生ぜず、必要に応じ
て簡単かつ適切に分解することが可能で、これによりダ
イヤフラムの再使用が可能となるものである。
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
する。
第1図(a)、(b)ないし第3図(a)、(b)、(
c)は本発明に係るダイヤフラムの一実施例を示すもの
であり、これらの図においては、その要部とするダイヤ
フラム部分のみを示しており、それ以外の部分は前述し
た第5図と同一で、その詳細な説明は省略する。
c)は本発明に係るダイヤフラムの一実施例を示すもの
であり、これらの図においては、その要部とするダイヤ
フラム部分のみを示しており、それ以外の部分は前述し
た第5図と同一で、その詳細な説明は省略する。
さて、本発明によれば、円盤状の受圧面4bを有するダ
イヤフラム4の円周方向に沿って形成されかつその両側
から締結側の二部材(2、3;6.5)で圧接して挟持
される被締結部(4a;4c)の少なくとも一方の締付
は面を、梨地状を呈する凹凸面20で形成するとともに
、この締付は面の一部に、頂部が平滑面とされた密封性
を確保するための円環細帯状の突条部21を1周方向に
沿って形成したところに特徴を有している。
イヤフラム4の円周方向に沿って形成されかつその両側
から締結側の二部材(2、3;6.5)で圧接して挟持
される被締結部(4a;4c)の少なくとも一方の締付
は面を、梨地状を呈する凹凸面20で形成するとともに
、この締付は面の一部に、頂部が平滑面とされた密封性
を確保するための円環細帯状の突条部21を1周方向に
沿って形成したところに特徴を有している。
そして、このような構成によれば、梨地状の凹凸面20
が、第3図(a)、(b)、(C)から〜明らかなよう
に、締結側部材(2、3)間に挟持され順次線上げられ
ることで圧着されたとしても、その一部には四部が残り
、その内部に空気を残留させるため、従来のような真空
状態は生ぜず、むしろ大気圧以上の圧力が封入ぎれるこ
とから1分解時においてその引離しが簡単に行なえるも
のである。特に、この引離し時においては、圧着時に押
しつぶされていた凹凸面20の突部は、第3図(b)に
示されるように、ポルト9aを緩めることで、圧着面積
が減少する方向に復元力を作用させるもので、その利点
は明らかであろう。
が、第3図(a)、(b)、(C)から〜明らかなよう
に、締結側部材(2、3)間に挟持され順次線上げられ
ることで圧着されたとしても、その一部には四部が残り
、その内部に空気を残留させるため、従来のような真空
状態は生ぜず、むしろ大気圧以上の圧力が封入ぎれるこ
とから1分解時においてその引離しが簡単に行なえるも
のである。特に、この引離し時においては、圧着時に押
しつぶされていた凹凸面20の突部は、第3図(b)に
示されるように、ポルト9aを緩めることで、圧着面積
が減少する方向に復元力を作用させるもので、その利点
は明らかであろう。
また、上述した梨地状凹凸面20を形成してなるダイヤ
フラム4の被締結部で密封性が要求されている締付は面
でのシール性は、その凹凸面20の一部に周方向に沿っ
て形成されている円環状の突条部21により簡単かつ適
切に得られるものであり、しかもこの突条部21は、た
とえば1.5m鵬程度の幅狭な細帯状を呈していること
から、上述したような梨地状凹凸面20と同様に、締結
側部材との引離しは、何ら支承なく簡単に行なえるもの
である。
フラム4の被締結部で密封性が要求されている締付は面
でのシール性は、その凹凸面20の一部に周方向に沿っ
て形成されている円環状の突条部21により簡単かつ適
切に得られるものであり、しかもこの突条部21は、た
とえば1.5m鵬程度の幅狭な細帯状を呈していること
から、上述したような梨地状凹凸面20と同様に、締結
側部材との引離しは、何ら支承なく簡単に行なえるもの
である。
さらに、上述した梨地状凹凸面20は、その表面がケー
ス等の締結側部材で強固に挟持されて覆われ、保護され
ることから、耐久性能は損なわれず、しかも圧力流体に
は接せず、動作的に何ら支承ないものである。
ス等の締結側部材で強固に挟持されて覆われ、保護され
ることから、耐久性能は損なわれず、しかも圧力流体に
は接せず、動作的に何ら支承ないものである。
ここで、本実施例では、ダイヤフラム4において、第5
図に示されるように、−ヒ、下ケース2゜3により両側
から圧接して挟持された状態でポルト9aおよびナラ)
9bで締結して固定される被締結部としての周縁部4a
、およびダイヤフラムプレート5およびダイヤフラム押
え6で圧接挟持された状態でaラド8先端のねじ部8a
およびナツト8bにより締結して固定される中央部4C
に、共に梨地状の凹凸面20を形成しているが、特に大
きな圧接力が作用するダイヤフラム周縁部4a部分にの
み形成するようにし、中央部40側は必要に応じて選択
的に形成するようにしてもよいものである。また、木実
雄側では、ダイヤフラム4の上方室la側の締付は面側
にのみ、シール性を確保する突条部?■を形成している
が、これは、第5図に示すアクチュエータでは、この上
方室1a側が圧力室として機能するためで、これに限定
されず、両側面に突条部21を形成するようにしてもよ
いことは言うまでもない。
図に示されるように、−ヒ、下ケース2゜3により両側
から圧接して挟持された状態でポルト9aおよびナラ)
9bで締結して固定される被締結部としての周縁部4a
、およびダイヤフラムプレート5およびダイヤフラム押
え6で圧接挟持された状態でaラド8先端のねじ部8a
およびナツト8bにより締結して固定される中央部4C
に、共に梨地状の凹凸面20を形成しているが、特に大
きな圧接力が作用するダイヤフラム周縁部4a部分にの
み形成するようにし、中央部40側は必要に応じて選択
的に形成するようにしてもよいものである。また、木実
雄側では、ダイヤフラム4の上方室la側の締付は面側
にのみ、シール性を確保する突条部?■を形成している
が、これは、第5図に示すアクチュエータでは、この上
方室1a側が圧力室として機能するためで、これに限定
されず、両側面に突条部21を形成するようにしてもよ
いことは言うまでもない。
なお、上述した梨地状の凹凸面20は、たとえば25〜
5OS程度の荒さをもつ荒肌模様となるように形成すれ
ばよいものであり、さらに図中22はダイヤフラム外周
縁4a部分において周方向に所定間隔おいて形成された
透孔、23はダイヤフラム中央部4Cに穿設されたロッ
ド8固定用の透孔である。
5OS程度の荒さをもつ荒肌模様となるように形成すれ
ばよいものであり、さらに図中22はダイヤフラム外周
縁4a部分において周方向に所定間隔おいて形成された
透孔、23はダイヤフラム中央部4Cに穿設されたロッ
ド8固定用の透孔である。
また、上述したような梨地状の凹凸面20を有するダイ
ヤフラム4は、第4図に示すようにして形成されるダイ
ヤフラム成形用金型30を用いることによって、簡単か
つ適切に成形されるものである。
ヤフラム4は、第4図に示すようにして形成されるダイ
ヤフラム成形用金型30を用いることによって、簡単か
つ適切に成形されるものである。
すなわち、ダイヤフラム成形用金型30のダイヤフラム
被締結P’[i (4a 、 4 c )に該当する部
分で円環細帯状の突条部21に対応する部分、さらには
ダイヤフラム被締結部以外の個所に対応する部分に、マ
スキング31.32を施し、次でこのマスキング31.
32部分を除くダイヤフラム被締結部(4a 、 4
c)に該当する部分に、図中矢印で示すようにしてショ
ツトブラスト法による鋼球衝突痕を形成することで、梨
地状を呈する凹凸面を形成し、そしてこのように形成さ
れた金型30(勿論図示しないが他方側も同様の処理を
行なう)でダイヤフラム4を加硫成形などで成形すると
よいものである。
被締結P’[i (4a 、 4 c )に該当する部
分で円環細帯状の突条部21に対応する部分、さらには
ダイヤフラム被締結部以外の個所に対応する部分に、マ
スキング31.32を施し、次でこのマスキング31.
32部分を除くダイヤフラム被締結部(4a 、 4
c)に該当する部分に、図中矢印で示すようにしてショ
ツトブラスト法による鋼球衝突痕を形成することで、梨
地状を呈する凹凸面を形成し、そしてこのように形成さ
れた金型30(勿論図示しないが他方側も同様の処理を
行なう)でダイヤフラム4を加硫成形などで成形すると
よいものである。
なお、本発明は上述した実施例構造に限定されず、各部
の形状、構造等を、ia宜変形、変更することは自由で
ある。たとえば本考案を特徴づけるダイヤフラムを適用
する機器、装置としては、上述した実施例で説明した弁
アクチユエータに限定されず、各種の空気式機器等に適
用してその効果を発揮し得るものであり、また本発明を
特徴づけるダイヤフラム形状等としても、種々の変形例
が考′えられるものである。
の形状、構造等を、ia宜変形、変更することは自由で
ある。たとえば本考案を特徴づけるダイヤフラムを適用
する機器、装置としては、上述した実施例で説明した弁
アクチユエータに限定されず、各種の空気式機器等に適
用してその効果を発揮し得るものであり、また本発明を
特徴づけるダイヤフラム形状等としても、種々の変形例
が考′えられるものである。
以に説明したように1本発明に係るダイヤフラムによれ
ば、その両側から締結側の二部材によって圧接して挟持
される被、締結部の少なくとも一方の締付は面を、梨地
状を呈する凹凸面で形成するとともに、この締付は面の
一部に、頂部が平滑面とされた円環細帯状の突条部を、
周方向に沿って形成するようにしたので、簡単かつ安価
な構成にもかかわらず、ダイヤフラム被締結部に形成さ
れる梨地状凹凸面によって、規定されている締付はトル
クで金属部材等の締結側部材間に圧接挟持して固定され
たとしても、従来のような粘着現象は生ぜず、必要に応
じて簡単かつ適切に引離して分解することができ、これ
によりダイヤフラムの再使用が可能となり、作業工数の
改善とダイヤフラムの耐用寿命を高めることができ、ま
たダイヤフラムの締結側部材に対する圧接面積は、実質
的に梨地状の突部および円膚状の突条部のみであるから
、シール効果がよくしかも締結時の締付は力も小さくて
よい等といった種々優れた効果がある。
ば、その両側から締結側の二部材によって圧接して挟持
される被、締結部の少なくとも一方の締付は面を、梨地
状を呈する凹凸面で形成するとともに、この締付は面の
一部に、頂部が平滑面とされた円環細帯状の突条部を、
周方向に沿って形成するようにしたので、簡単かつ安価
な構成にもかかわらず、ダイヤフラム被締結部に形成さ
れる梨地状凹凸面によって、規定されている締付はトル
クで金属部材等の締結側部材間に圧接挟持して固定され
たとしても、従来のような粘着現象は生ぜず、必要に応
じて簡単かつ適切に引離して分解することができ、これ
によりダイヤフラムの再使用が可能となり、作業工数の
改善とダイヤフラムの耐用寿命を高めることができ、ま
たダイヤフラムの締結側部材に対する圧接面積は、実質
的に梨地状の突部および円膚状の突条部のみであるから
、シール効果がよくしかも締結時の締付は力も小さくて
よい等といった種々優れた効果がある。
また、本発明によれば、ダイヤフラム成形用金型を、ダ
イヤフラム被締結部に該当する部分で円環細帯状の突条
部に対応する部分にマスキングをMjL、このマスキン
グ部分を除くダイヤフラム被締結部に該当する部分に、
ショツトブラスト法による#4球衝突痕を形成すること
で、梨地状を呈する凹凸面を形成するようにしているた
め、その成形加重がきわめて簡単に行なえるばかりでな
く、このような金型によるダイヤスラムの成形も容易に
しかも適切に行なえるという利点がある。
イヤフラム被締結部に該当する部分で円環細帯状の突条
部に対応する部分にマスキングをMjL、このマスキン
グ部分を除くダイヤフラム被締結部に該当する部分に、
ショツトブラスト法による#4球衝突痕を形成すること
で、梨地状を呈する凹凸面を形成するようにしているた
め、その成形加重がきわめて簡単に行なえるばかりでな
く、このような金型によるダイヤスラムの成形も容易に
しかも適切に行なえるという利点がある。
第1図(a)、(b)は本発明に係るアクチュエータ用
ダイヤフラムおよびその成形方法の一実施例を示すダイ
ヤフラムの要部分解図およびその一部省略平面図、第2
図(a)、(b)は第1図(a)におけるAおよびB部
の拡大断面図、第3図(a) 、 (b) 、 (c)
はダイヤフラム被締結部の要部拡大断面図および締付は
途中および締丑げ状態を示す要部断面図、第4図はその
成形用金型の成形状態を示す概略図、第5図は本発明に
係るダイヤフラムを適用するダイヤフラム型アクチュエ
ータを例示する全体の概略断面図である。 1・・参会タイヤフラムケース、2,3争会拳・上、下
ケース、4・・争・ダイヤフラム、4a・・・番外周縁
(被締結部)、4b・・・串受圧面、4c・・・・中央
部(被締結?B)、5−・・・ダイヤフラムプレート、
6・・・・ダイヤフラム押え、7・−・・弁軸、8・争
・・ロッド、8a・・・・ねじ部、8b@II+1・締
付はナツト、9a、9b番a・番ボルトおよびナツト、
20・・・・゛梨地状凹凸面、21・・11@円環細帯
状突条部、30−−・・成形用金型、 31゜32命
・・・マスキング。 特 許 出 願 人 山武ハネウェル株式会社株式会社
明治ゴム化成 代 理 人 山川政樹(ほか2名)第2図(a)
第2図(1))第3図(a) 第3図
(b) 第4図 第5図
ダイヤフラムおよびその成形方法の一実施例を示すダイ
ヤフラムの要部分解図およびその一部省略平面図、第2
図(a)、(b)は第1図(a)におけるAおよびB部
の拡大断面図、第3図(a) 、 (b) 、 (c)
はダイヤフラム被締結部の要部拡大断面図および締付は
途中および締丑げ状態を示す要部断面図、第4図はその
成形用金型の成形状態を示す概略図、第5図は本発明に
係るダイヤフラムを適用するダイヤフラム型アクチュエ
ータを例示する全体の概略断面図である。 1・・参会タイヤフラムケース、2,3争会拳・上、下
ケース、4・・争・ダイヤフラム、4a・・・番外周縁
(被締結部)、4b・・・串受圧面、4c・・・・中央
部(被締結?B)、5−・・・ダイヤフラムプレート、
6・・・・ダイヤフラム押え、7・−・・弁軸、8・争
・・ロッド、8a・・・・ねじ部、8b@II+1・締
付はナツト、9a、9b番a・番ボルトおよびナツト、
20・・・・゛梨地状凹凸面、21・・11@円環細帯
状突条部、30−−・・成形用金型、 31゜32命
・・・マスキング。 特 許 出 願 人 山武ハネウェル株式会社株式会社
明治ゴム化成 代 理 人 山川政樹(ほか2名)第2図(a)
第2図(1))第3図(a) 第3図
(b) 第4図 第5図
Claims (2)
- (1)円盤状の受圧面を有するダイヤフラムの円周方向
に沿って形成されかつその両側から締結側の二部材で圧
接して挟持される被締結部の少なくとも一方の締付け面
を、梨地状を呈する凹凸面で形成するとともに、この締
付け面の一部に、頂部が平滑面とされた円環細帯状の突
条部を、周方向に沿って形成したことを特徴とするダイ
ヤフラム。 - (2)ダイヤフラム成形用金型のダイヤフラム被締結部
に該当する部分で円環細帯状の突条部に対応する部分に
マスキングを施し、次でこのマスキング部分を除くダイ
ヤフラム被締結部に該当する部分に、ショットブラスト
法による鋼球衝突痕を形成することで、梨地状を呈する
凹凸面を形成し、しかる後この金型でダイヤフラムを成
形することを特徴とするダイヤフラムの成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16283785A JPS6224076A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | ダイヤフラムおよびその成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16283785A JPS6224076A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | ダイヤフラムおよびその成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6224076A true JPS6224076A (ja) | 1987-02-02 |
Family
ID=15762186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16283785A Pending JPS6224076A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | ダイヤフラムおよびその成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6224076A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011506863A (ja) * | 2007-12-07 | 2011-03-03 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー | リング密閉ダイヤフラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52103704A (en) * | 1976-02-27 | 1977-08-31 | Matsushita Electric Works Ltd | Construction made by connecting diaphragm plate and driving shaft |
-
1985
- 1985-07-25 JP JP16283785A patent/JPS6224076A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52103704A (en) * | 1976-02-27 | 1977-08-31 | Matsushita Electric Works Ltd | Construction made by connecting diaphragm plate and driving shaft |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011506863A (ja) * | 2007-12-07 | 2011-03-03 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー | リング密閉ダイヤフラム |
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