JPS62240249A - ダンサ−ロ−ラ装置 - Google Patents

ダンサ−ロ−ラ装置

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JPS62240249A
JPS62240249A JP8221486A JP8221486A JPS62240249A JP S62240249 A JPS62240249 A JP S62240249A JP 8221486 A JP8221486 A JP 8221486A JP 8221486 A JP8221486 A JP 8221486A JP S62240249 A JPS62240249 A JP S62240249A
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roller
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Akira Kataoka
片岡 晧
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Kataoka Machine Tools Manufacturing Co Ltd
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Kataoka Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は帯状シート巻取機等における帯状シートの走
行路に設けたダンサ−ローラ装置に関する。
(従来の技術) 従来のダンサ−ローラ装置は、たとえば実公昭60−1
9078号公報に開示されているように、ダンサ−ロー
ラの両端部を一点を中心に揺動可能な揺動支持体等によ
り自由回転可能に支持したものであった。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、イ1)状シートの走行に対応して従動回転する
ダンサ−ローラには以下のような問題が存在する。
すなわち、プラスチックフィルム、紙、金属箔等の帯状
シートや、特に表面にスリ傷が生じゃすく、その表面に
生じたスリ傷が製品価値を大きく左右する性質の帯状シ
ート、たとえば表面にアルミ蒸着を施したプラスチック
フィルム、写真用フィルムにあっては1分割巻取、ある
いはシート処理工程においてシート表面にスリ傷等をっ
けないことが必要とされ、そのためには帯状シートの走
行速度とシート走行路に設けたローラの周速とが一致し
ていることを要する。一方、周知のようにダンサ−ロー
ラは他の定1式の案内ローラと異なり、帯状シートの張
力変動によってたえず変位し、特に偏心した原反ロール
からの帯状シート引き出し走行路等の張力変動が大きい
個所に設けたものにあっては激しく変位を繰返す。した
がって、従来のダンサ−ローラでは慣性によりシートの
走行速度の急激な変化に追従して回転することができな
いことから帯状シートとの間で摩擦が生じ、これにより
帯状シートにスリ傷が発生して製品不良を招くことがあ
る。そして、上記問題は4j7状シートの送り出し速度
が高速化される現在にあって、特に顕著である。
これに対処するためには、ダンサ−ローラを帯状シート
の走行速度に応じて積極的に回転駆動すればよいのでは
あるが、ダンサ−ローラが変位すると、例え帯状シート
の送り出し速度が一定であっても変位分だけシート走行
路の長さが変化することから、その長さに追従して変位
中のダンサ−ローラを定位状態に比して僅かに早く、あ
るいは遅く回転する必要がある。したがって、単に帯状
シートの送り出し速度に対応する一定の周速でタンサー
ローラを回転駆動したとしても、先述の問題を解消する
ことができない。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明は、(1)状シートの走行路にあって、シ
ートの張力変動に応じて変位可イ赴に揺動支持体の一端
に支持されたダンサ−ローラと、定位状IEの上記ダン
サ−ローラを帯状シートの送り出し速度と同じ周速で回
転するよう駆動する駆動機構と、前記ダンサ−ローラと
駆動機構の間に介在し、変位中のダンサ−ローラの周速
を定位状態からの変位量に応じて加減して帯状シートの
走行速度に一致させる変速比を有する伝動機構とを備え
ることを特徴とする。なお、ここでの一致とは。
完全な一致のみならず、シートに製品価値を下げるスリ
傷等をつけない範囲での誤差を許容する近似的な一致を
も含む。
(作 用) したがって、本発明によればダンサ−ローラと、定位状
71.の上記ダンサーローラを帯状シートの送り出し速
度と同じ周速で回転駆動する駆動機構との間に介在し、
定位状態からの変位量に応じて前記ダンサ−ローラの駆
Ij!I′a度を所定の速度に加速、あるいは減速する
変速比を有する伝動機構により、変位中のダンサ−ロー
ラを帯状シートの走行速度と同じ周速で積極的に回転駆
動することができる。
(実施例) 以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。
まず、第1図及び第2図は本発明の第1実施例を示すも
のである。
ダンサ−ローラlは揺動支点Oaを中心に揺動回部な揺
動支持体2の一端に回転可能に支持されており、帯状シ
ートSの張力変動に応じて上下に変位可能である。上記
ダンサ−ローラlは揺動支持体2に一端を連結したバネ
3により上方に付勢されており、シート張力の変動が無
い場合には、たとえば第2図の位置Aに定位する。 4
aはダンサ−ローラlの上流側に設けた定置式の案内ロ
ーラ、4bはダンサ−ローラlの下流側に設けた定置式
の案内ローラであり、上記案内ローラ4a、4bは帯状
シー)Sの走行に対応して従動回転する周知の形式であ
る。イ1)状シートSはダンサ−ローラlの下流側に設
けられ、モータMにより回転駆動する送り出しローラ5
によって原反ロール、あるいは他のシート処理機等から
引出され、上記ダンサ−ローラ1を経て更に下流へと走
行する。上記ダンサ−ローラ1には、その回転中心Ob
と同心の伝動車(ベルト車)6を設けており、また、上
記揺動支持体2には、その揺動支点Oaと同心に伝動車
(ベルト車)7を設けである。8は上記往動支持体側の
伝動車7の回転をダンサ−ローラ側の伝動i1i 6に
伝達するためのベルトである。上記伝動車6と7は変位
中のダンサ−ローラの駆動速度を定位状態からの変位量
(揺動支持体2の揺動角の変化猜)に応じて加減して帯
状シートの走行速度と一致させるべく、所定の変速比を
有する。前記モータMは、伝動機構9を介して上記伝動
車7を回転駆動する。上記伝動機構9は、定位状態にお
けるダンサ−ローラ1の周速と送り出しローラ5の周速
とが一致するような変速比を有する。
したがって、たとえば位置Aで定位した状態における上
記ダンサ−ローラlは、シート送り出し速度と同じ速度
で駆動される。よって、ダンサ−ローラ1と帯状シート
S間でスリップ等が生じることはない。
一方、先述したように、ダンサ−ローラlは帯状シート
の走行中、上下に変位するものであるから、ダンサ−ロ
ーラ前後ローラ間の帯状シート長さが変化することによ
り帯状シートに追従して変位するダンサ−ローラに生じ
る回転角の変化量と、揺動支持体2が揺動したときにダ
ンサ−ローラ1に生じる回転角の変化量が同じになるよ
う前記伝動車6.7は変位量に応じた所定の変速比を有
するようにしである。以下、その詳細を第2図に基づい
て説明する。
第2図において、rはダンサ−ローラlの半径、Lは揺
動支持体2の長さく揺動支点Oaと回転中心Obの間の
距離)、raは揺動支持体2側に設けた伝動車7の半径
、 rbはダンサ−ローラl側に設けた伝動車6の半径
を示す、なお、伝動車7は送り出しローラ5と連動して
駆動されるので、等価的に帯状シートの送り出し速度を
零(固定状態)と仮定する。
ここで、送り出しローラが停止トしていると仮定して、
ダンサ−ローラ前後の案内ローラ間に上流側より帯状シ
ートが長さΔc(B−B’分)だけ余分に送り込まれ、
当該ダンサ−ローラ1が第2図に示すように位置Aから
位ZtA’まで下方に変位したとすると、上記ダンサ−
ローラの変位量Δhは、帯状シートの伸びが無いとする
と。
Δ6/2にほぼ等しくなる。
そして、上記ダンサ−ローラ1と帯状シートS間にスリ
ップがないと仮定すると、ダンサ−ローラ1は位lAか
ら位置A′に移動する間に、たとえば位置Aにおけるダ
ンサ−ローラ外周上の点aが点a′の位置に来るように
回転角度φ分だけ転動する。
そして、上記ダンサ−ローラlは、その前後の案内ロー
ラ間の帯状シート長さの変化に伴い回転しながら移動す
るので、前記回転角φ(単位;ラジアン)は帯状シート
長さの変化量ΔGをダンサ−ローラの半径rの2倍の値
(直径)で除した値に等しくなる。そして、上記値はダ
ンサ−ローラの変位量Δhをダンサ−ローラ1の半径で
除した値に近似的に等しい。
すなわち、 一方、この場合、送り出しローラ5は停止していると仮
定しているので、揺動支持体2の揺動中心Oaの伝動車
7もフレーム等に固定していると考えてよく、また、上
記揺動支持体2はダンサ−ローラが変位することによっ
て角度Δ0だけ揺動することになる。したがって、上記
伝動車7は相対的に角度Δ0だけ回転することになる。
そして、上記伝動lit 7の半径をra、伝動車6の
半径をrbとすると、上記伝動車7が角度Δ0だけ回転
することにより伝動車6、つまりダンサ−ローラlは伝
動車7の半径rdと角度Δ0の積を伝動車6の半径rb
で除した値に笠しい角度φ【だけ揺動支持体2に対して
相対的に反時計方向に回転することになる。そして、上
記揺動支持体2は角度ΔOだけ時計方向に揺動している
ので、ダンサ−ローラlはフレーム等に対しては、上記
ダンサ−ローラlと揺動支持体2の相対回転角φ!から
揺動支持体の揺動角Δ0を差し引いた角度φ′分第2図
において反時計方向に回転することになる。
すなわち、 φ′=(−−1)ΔO rb となる。
したがって、(+P状シートSとダンサ−ローラlの間
にスリップがない場合、ダンサ−ローラlの変位によっ
て生じるダンサ−ローラの回転角φと、揺動支持体が揺
動することにより伝ea構を介してダンサ−ローラに生
じる回転の角度φ′が等しくなるように伝動機構(伝動
車)の変速比を決定すればよい。
そして、ダンサ−ローラの変位量Δhと揺動支持体の揺
動角度ΔOは近似的に比例し、上記変位量Δhは揺動支
持体の長さLと揺動角Δ0の積にほぼ等しくなる。なお
、変位量Δhは Δh=2自La  5in(Δ0/2)として表すこと
ができるが、揺動角Δθが小さい場合には、 ΔhζL命Δθ としても誤差が小さいので実用上さしつかえない。
ここで、上記φとφ゛とが等しいとすると、となる、上
記の式のΔhを先述したように近似的にL・八〇として
、かつその両辺からΔθを消去すると、その関係式は、 となり、伝動車7の半径raと伝動車6の半径rbの比
、つまり画体動車における変速比ra/rbは、L+r r、1/rb=□ として近似的に求めることが可能になる。
そして、L記式に基づいて伝動車6.7の変速比を1圓
しておけば、上下に変位中のダンサ−ローラーの駆動速
度を変位量に応じて加減して帯状シートの走行速度に対
応させることが回走になる。
なお、この実施例における案内ローラ4a、 4bは駆
動ローラであってもよいし、さらにシート巻出軸(原反
ロール)と巻取軸(シートロール)の関係であってもよ
い、また、送り出しローラ5を回転駆動するシート巻取
軸に置換することも可能である。
一方、この実施例における揺動支持体はダンサ−ローラ
を帯状シートの走行方向の上流側から支持しており、ダ
ンサ−ローラが第1図において上方へ変位すると反時計
方向に揺動してダンサ−ローラの回転角を時計方向に増
加するが、その揺動支点が帯状シートの走行方向の下流
側にあると鼻は、ダンサ−ローラが上記と同様に変位し
た場合、ち該揺動支持体は時計方向に揺動する。したが
って、このような場合には、伝動車7の駆動を伝動車6
に伝えるベルト8をたすき掛けにして伝動機構の変速比
を4ii!!!+支持体の長さとダンサ−ローラの半径
の差をダンサ−ローラの半径で除した値に等しく選定す
ればよい。
第3.4図は、この発明の他の一実施例を示すものであ
って、この場合における帯状シートSは、揺動支持体2
に一端を連結したバネ3によって上方に付勢され、シー
ト張力の変動がない状態にあっては定位置でシート送り
出し速度と同速で回転駆動するダンサ−ローラ1の上流
側に位置する送り出しローラ5により原反ロール等から
引取られて前記ダンサ−ローラに送り出され、上記ダン
サ−ローラ及び案内ローラ4を経てシート処理装置や巻
取装置へ走行する。
この実施例においては、第2図と同様にシート送り出し
速度を零と仮定すると、ダンサ−ローラ1が帯状シート
Sの走行路長さを増大する方向(下向き)に変位すると
き、当該ダンサ−ローラ1とイ1″I状シートS間にス
リップを生じさせないようにするには、ダンサ−ローラ
を帯状シートSの走行方向とは逆の方向(図面上は時計
方向)に回転する必要がある。すなわち、揺動支持体2
の揺動に伴い生じるダンサ−ローラlの回転方向を先述
の第1実施例(第2図参照)とは逆にする必要がある。
このことは、シートをダンサ−ローラ1の上流側の送り
出しローラ5により送り出すことに基く。
そのため、この実施例は送り出しローラ5と連動して駆
動するための動力を上記ダンサ−ローラ1に伝える伝動
機構として、揺動支持体2の揺動中心Oaと同心な伝動
車としてのベルト車7、ダンサ−ローラの回転中心と同
心な伝動車としての歯車lO1前記歯車10と噛合う歯
車11.前記歯車11と同軸に設けられて一体的に回転
するベルト車12、上記ベルト車7,12に無端状に掛
けたベルト13を用いている。
上記ベルト車7と歯車lOは定位置から上下に変位中の
ダンサ−ローラ1の周速を加減してシート走行速度と一
致させるために、先の実施例と同様な手法により変速比
を調節しである。
ダンサ−ローラ1は帯状シートの両側に設けたフレーム
14に帯状シートの幅方向に平行な姿勢で回動自在に支
持された支点軸15の両端近くに一端′を夫々固定され
た腕状の揺動支持体2の他端に回転可使に支持されてい
る。上記支点軸15の右端はフレーム14を貫通してお
り、その端部には揺動支持体2に平行な補助腕16が固
定されている。そして、その更に外側にはベルト車7と
、送り出しローラ5と連動して回転駆動される歯車17
が一体的に組立てられており、上記ベルト車7と―車1
7は支点軸15と同心で回転可渣である。
歯車lOは上記補助腕16の一端の端部にダンサ−ロー
ラ1の軸線と同心に回転可能に支持された軸18に同軸
に固定されている。そして、前記ベルト車7からベル)
13を介して動力を伝達されるベルト車12と、上記ベ
ルト車12と同軸であって、歯車10と噛合う歯車11
は、上記補助腕16に固定された軸20に回転自在に、
かつ一体に組立てられて支持されている。上記軸18に
伝達された動力は継手19を介してダンサ−ローラlの
支持軸に伝達される。したがって、この実施例のダンサ
−ローラ1は、尚車17.ベルト車7.ベルト13.ベ
ルト車12、尚1jll、爾車10.軸1B 、31手
19を介して図示しない駆動機構により積極的に回転駆
動される。
以上少数の実施例によって本発明を説明したが、その実
施における態様が設計者等の周知技術により多様に変化
、応用されることは言うまでもない。
たとえば、ダンサ−ローラは一点を中心に揺動する揺動
支持体によって支持され揺動変位する形式のものであれ
ば2図示した実施例のものに限定されない、ダンサ−ロ
ーラは巻出し、あるいは巻取ロールの変形、その他によ
り帯状シート走行路に生じる張力変動を単に吸収するた
めの用途のみならず、特開昭60−167847号公報
で開示されているような帯状シートへの押付力を積極的
に調節して帯状シートの走行張力を制御するための用途
のものであってもよい、ダンサ−ローラのシートへの押
付力潤筆手段としては、実開昭60−141913号公
報に開示されたものを適用することもできる。
揺動支持体は回動自在に支持された支点軸に固定された
もののみならず、フレーム間に固定された支点軸に回動
自在に支持されるものでもよい、伝動機構は、実施例に
示したベルトや歯車を用いる 。
もののみならず、チェーン伝動やローブ伝動等多様に応
用し得る。伝動車として摩擦車、スプロケット等を用い
ることもできる。伝動機構として変速比の調節可艶なも
のを設けておき、装置完成前に実験等により変速比をt
Ag!するようにしてもよい。
なお、ダンサ−ローラは揺動支持体によって揺動案内さ
れているので、揺動支持体の揺動角とダンサ−ローラ前
後のシート走行長さの変化量は完全には比例しておらず
、厳密には帯状シートとダンサ−ローラ間にスリップを
生じさせないためのダンサ−ローラの伝動機構の変速比
は一定でないが、ダンサ−ローラが通常に変位する範囲
では厳密な、α味におけるダンサ−ローラの伝動機構の
変速比の変化量は非常に小さいので無視することがi’
H1である。そして、上述の厳密な意味における伝動機
構の所要変速比の変化はダンサ−ローラ装置の帯状シー
ト走行路がU字形、つまり走行帯状シートが前後平行状
態であるほど少ないが、上記理由によりダンサ−ローラ
装置の帯状シートの走行路がV字形、つまりダンサ−ロ
ーラへ向う帯状シートとダンサ−ローラから離れる帯状
シートが平行で無い状態であっても本発明を適用するこ
とができる。
この発明のダンサ−ローラ装置はダンサ−ローラと帯状
シートとの間のスリップを無くすための伝動機構の所要
変速比を、近似的に一定として選定することにより簡単
な機構によりダンサ−ローラ部での帯状シートのスリ傷
の発生を防止したものであって、厳密には帯状シートと
ダンサ−ローラの間にごく微小なスリップが生じるかも
しれないが、実用上の聞届となるスリ傷等が生じなけれ
ばI7!I題無い。したがって、たとえば、揺動支持体
の長さに比してダンサ−ローラの半径が小さい場合には
、その変速比を揺動支持体長さをダンサ−ローラ半径で
除した値としてもさしつかえない場合もあり得る。つま
り、この発明における一致とは、ダンサ−ローラの周速
を帯状シートの走行速度に完全に一致させる場合のみな
らず、スリ傷等が生じない範囲で近似的に一致する場合
をも含むのである。
(発明の効果) この発明によれば、従来、単に帯状シートの走行に従動
回転するだけであったダンサ−ローラをシート送り出し
速度に対応する周速で積極的に回転駆動させ、しかも、
変位中のダンサ−ローラに対しては、その変位量に応じ
て駆動速度をシート走行速度と一致するように加減する
ことができる。したがって、帯状シートを高速で送り出
したり、急加速、急減速したりしてもダンサ−ローラで
帯状シートの表面にスリ傷等をつけ、帯状シートの品質
を低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例におけるダンサ−ローラ装置の側面
説1iI図、第2図は第1実施例における伝動機構の変
速比に関する説明図、第3図は他の一実施例の側面説明
図、第4図はその平面説明図である。 S・・・(1′1状シート、M・・・モータ、l・・・
ダンサ−ローラ、2・・・揺動支持体、5・・・送り出
しローラ、6.7.12・・・伝動車(ベルト車)、8
.13・・・ベルト、10.11・・・歯車。 特許出願人  株式会社 片岡機械製作所同 代理人 
  弁理士  福田信行 同 代理人   弁理士  福田弐通 同 代理人   弁理士  福1)賢三第1図 第2図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 帯状シートの走行路にあって、シートの張力変動に応じ
    て変位可能に揺動支持体の一端に支持されたダンサーロ
    ーラと、定位状態の上記ダンサーローラを帯状シートの
    送り出し速度と同じ周速で回転するよう駆動する駆動機
    構と、前記ダンサーローラと駆動機構の間に介在し、変
    位中のダンサーローラの周速を定位状態からの変位量に
    応じて加減して帯状シートの走行速度に一致させる変速
    比を有する伝動機構とを備えることを特徴とするダンサ
    ーローラ装置。
JP61082214A 1986-04-11 1986-04-11 ダンサ−ロ−ラ装置 Expired - Fee Related JPH0712870B2 (ja)

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