JPS62238728A - 熱硬化性樹脂製曲管の製法 - Google Patents

熱硬化性樹脂製曲管の製法

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JPS62238728A
JPS62238728A JP61081769A JP8176986A JPS62238728A JP S62238728 A JPS62238728 A JP S62238728A JP 61081769 A JP61081769 A JP 61081769A JP 8176986 A JP8176986 A JP 8176986A JP S62238728 A JPS62238728 A JP S62238728A
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JP
Japan
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thermosetting resin
pipe
die
tube
molding
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JP61081769A
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Yasunari Ando
安藤 康徳
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、熱硬化性樹脂製曲管の製法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
熱硬化性樹脂は、加熱によって硬化するため、一般に押
出成形は不可能とされている。しかし、本発明者は、こ
のような従来の固定概念を打破し熱硬化性樹脂成形材料
を押出成形する押出成形装置を開発しすでに特許出願(
特願昭58−78652号〉している。このWZは、フ
ェノール樹脂等を主成分とする成形材料を連続的に押出
成形するもので、第4図に示すように構成されている。
すなわち、第4図において、■は基台であり、この基台
lにプレス下盤2が取付けられている。3はダイスであ
り、周囲にヒータ4が巻装されているダイス台5に、ダ
イス孔が略垂直になるように一体配設されている。この
ダイス3の上部には成形シリンダ6が同心的に配設され
、止め具7およびボルト8によりダイス3に固定されて
いる。この成形シリンダ6の内径は1.上記ダイス3の
ダイス孔径よりも大きく設定されており、かつ、ダイス
3との接続部となるダイス孔の上部がテーパ面9に形成
されていて、成形材料が成形シリンダ′6からダイス3
内へ移動するに際して徐々に圧力を加えるようになって
いる。なお、上記成形シリンダ6には、冷却装置(図示
せず)が付設されていて、シリンダ6内での成形材料の
溶融や硬化現象の発生を防止している。10は上記成形
シリンダ6内に、上下に摺動しうるよう、シリンダ6の
上部側から嵌挿されているプランジャで、その上端がプ
ランジャ取付盤11に取付固定されている。
このプランジャ取付盤11は、左右一対の連結部材12
を介してシリンダ取付盤13に連結されており、シリン
ダ取付盤13を駆動するピストンロッド14の上下方向
の運動により、上下に動くようになっている。15は押
出油圧シリンダで、支柱16を介して前記プレス下盤2
に対設されているプレス上盤17の上部に固定され、上
記ピストンロッド14を駆動する。18はガイド部材で
、一端固定部18aが連結部材12に固定されていると
ともに、他端摺動部18bが上記支柱16に沿って摺動
するようになっており、それによって、連結部材12.
シリンダ取付盤13およびプランジャ取付盤11の上下
移動の案内をするようになっている。19は左右一対の
マンドレル固定盤取付アームで、上端側が上記プレス上
盤17に固定され、他端2側がプレス上盤17から垂下
している。20はこの左右一対のアーム19の間に水平
に配設され、アーム19の下端取付部19aで固定され
ているマンドレル固定盤で、中央部に、前記成形シリン
ダ6、ダイス3と同心的にマンドレル取付孔が形成され
ている。マンドレル21は、上端部がそのマンドレル取
付孔内に位置決めされナツト22で固定され、他端側か
上記成形シリンダ6、ダイス3内に同心的に垂下され、
それらを貫通してさらに下方まで延びている。25は左
右一対の成形材料投入装置で、ホッパ26と、供給筒2
7と、ピストン28とを有しており、上記ホッパ26か
ら落下、供給された成形材料29を、上記供給筒27内
で往復摺動するピストン28の押出作用によって、前記
成形シリンダ6の上部の投入口6aから成形シリンダ6
内に投入するようになっている。
この装置は、ホッパ26から供給筒27を経てフェノー
ル樹脂成形材料29を成形シリンダ6内に送入し、プラ
ンジャ10を上下に移動させ、一定間隔で連続的に成形
材料29をプランジャ10からダイス3内に送入させ樹
脂パイプ31化する。そして、これを引取ローラ30に
よって下方に引き出し適宜の寸法でカッターによって切
断することにより製品化する。このようにして得られた
フェノール樹脂パイプは直線的なものであり、これを曲
管に形成しようとしても樹脂が完全硬化しているため不
可能である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、合成樹脂製曲管としては、熱可塑性樹脂成形
材料や熱硬化性樹脂成形材料を射出成形したものもしく
は熱可塑性樹脂製直管を後加工により曲成したものがあ
る。しかしながら、射出成形によっては、長尺の曲管の
製造が不可能であり、また連続生産ができないという難
点を有している。また、後加工により曲成したものは、
曲げ加工の精度が悪く、曲げ部分の肉厚が薄くなったり
真円度が低くなったりするという難点を有している。こ
のような欠点の解消は、前記熱硬化性樹脂成形材料を押
出成形によって直接、曲管に形成することができれば解
決することができる。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、曲
げ加工の精度がよく、しかも長尺の曲管を連続的に製造
することができる方法の提供をその目的とする。
c問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、この発明の熱硬化性樹脂製
曲管の製法は、押出成形用熱硬化性樹脂組成物からなる
成形材料を、出口にダイスを備えるとともに内部にマン
ドレルを同軸的に備えた成形シリンダに供給し加熱して
連続的に熱硬化性樹脂製管を押出成形し製造する方法で
あって、上記ダイスよりも下流側の位置に、成形された
熱硬化性樹脂製管を曲成させるよう案内するガイド手段
を設けるとともに、加熱領域を設け、上記ダイスから押
出された直後の熱硬化性樹脂製管の硬化率を80〜90
%の範囲内に抑制し、これを上記ガイド手段に掛け加熱
領域を経由させながら曲成すると同時に硬化を進め熱硬
化性樹脂製曲管を得るという構成をとる。
すなわち、この発明によれば、押出成形により熱硬化性
樹脂製曲管を直接製造することができるため、前記射出
成形曲管や後加工曲管の有する欠点のない曲管を連続的
に製造しうるようになる。
つぎに、実施例について説明する。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例の構成を示している。図に
おいて、一点鎖線Aで囲われた部分が第4図に示す熱硬
化性樹脂成形材料の押出成形装置であり、その押出成形
装置のダイス3の出口の下流側になかぼそロールからな
る左右一対の成形ロール50が4組所定間隔で、かつダ
イス3から押出された熱硬化性樹脂製管31を曲成しう
るように配設されている。51は加熱ボックスであり、
その内部でダイス3の出口から送出された直後の熱硬化
性樹脂製管31を第1の左右一対の成形ロール50で挟
んで曲げ加工しながら加熱するようになっている。
この装置を用いて熱硬化性樹脂製曲管を製造する場合は
つぎのようにして行う。すなわち、図示の鎖線Aで示さ
れた押出成形装置を駆動させて成形材料をダイス3の出
口から連続的に押出す。このとき、押出された直後の熱
硬化性樹脂製管31の硬化率を80〜90%の範囲内に
調節する。そして、これを直ちに加熱ボックス51内に
送入する。この加熱ボックス51内の温度は通常、10
0〜150℃に設定されており、熱硬化性樹脂製管31
がこの内部を10〜30分かかつて通過するように設定
されている。なお、上記熱硬化性樹脂製管31の押出速
度は一般に2〜20m/hに設定されている。このよう
にしてダイス3から押出された熱硬化性樹脂製管31は
、先に述べたように硬化率が80〜90%の範囲内であ
るが、この加熱ボックス51を通過する間に硬化率が9
5%程度まで上昇すると同時に管の曲成が進められる。
この加熱ボックス51を出た熱い状態の熱硬化性樹脂製
管31は順次下流に送られ第2.第3、第4の成形ロー
ル50を経由して曲成作用を受け、さらに下流に送られ
て放冷される。これにより熱硬化性樹脂製曲管が連続的
に製造される。
このように、押出成形装置のダイ3ス3から出た直後の
熱硬化性樹脂製管31の硬化率を80〜90%の範囲内
に抑制し、かつこれを加熱ボックス51に入れて曲成す
ると同時に硬化を進めることにより始めて熱硬化性樹脂
成形材料を用いて曲管が得られるようになるのであり、
これが大きな特徴である。
上記の装置を用い、フェノール樹脂を主成分とする成形
材料を用いて曲管を製造する具体例を示す。すなわち、
下記の組成のフェノール樹脂成形材料を準備した。
フェノール樹脂(ノボラックタイプ)  100重量部
硬化剤(ヘキサメチレンテトラミン)12〃ガラス繊維
             30〃白色フィラー(クレ
ー)30〃 グラファイト              ゛25〃ア
スベスト             10重量部硬化助
剤(Ca(Oll)z )          2  
〃加工助剤〔ステアリン酸亜鉛〕     3 〃そし
て、上記成形材料を第1図の装置に掛け、加熱温度を1
20〜180℃、プランジャ圧力10〜5Qkg/cm
、押出スピード10m/hの条件で押出し、かつ加熱ロ
ールの通過時間を15分に設定し■外径2ON、肉厚1
 am、■外径4ON、肉厚’l am、■外径6ON
、肉厚3 mm、■外径80龍、肉厚4鰭の管をそれぞ
れ曲率半径100鰭、200m5.300龍、400 
mmに設定してフェノール樹脂製曲管を連続的に得た。
得られた曲管の真円度はそれぞれ0.1■■以下であり
、極めて精度が高くなっていた。
このようにして得られたフェノール樹脂製曲管31aを
第2図に示す。
なお、上記の実施例では、断面が真円のフェノール樹脂
曲管31aを製造しているが、ダイスを変えることによ
り第3図(a)に示すような各種の形状の曲管を得るこ
とができる。また、押出成形装置のマンドレル21を除
くことにより第3図(b)に示すようなむく軸状の曲管
を製造することもできる。このように、この発明におけ
る曲管には中空管だけではな(、むく軸状の管も含まれ
る。またこの発明は上記のようなフェノール樹脂成形材
料だけを対象とするものではなく、ユリャ樹脂、メラミ
ン樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂成形材料も
対象としうるのである。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明は、押出成形装置のダイスより
も下流側にダイスから押出された熱硬化性樹脂製管を曲
成させるよう案内するガイド手段を設けるとともに加熱
領域を設け、ダイスから押出された直後の熱硬化性樹脂
製管の硬化率を80〜90%の範囲内に抑制し、これを
上記ガイド手段に掛け、加熱領域を経由させながら曲成
すると同時に硬化を進めて熱硬化性樹脂製曲管を製造す
るため、精度が高く曲率一定の製品を連続的に得ること
ができる。そして、押出成形により曲管を製造するため
、長尺ものの製造が可能であり、最大限数mの長さの長
尺品の製造も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に用いる押出成形装置の構
成図、第2図はそれによって得られた熱硬化性樹脂製曲
管の断面図、第3図は同じくその装置によって得られた
熱硬化性樹脂製曲管の変形例の説明図、第4図はこの発
明の基礎となる押出成形装置の説明図である。 3・・・ダイス 6・・・成形シリンダ 31・・・熱
硬化性樹脂製管 31a・・・熱硬化性樹脂曲管 50
・・・成形ロール 51・・・加熱ボックス 第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)押出成形用熱硬化性樹脂組成物からなる成形材料
    を、出口にダイスを備えるとともに内部にマンドレルを
    同軸的に備えた成形シリンダに供給し加熱して連続的に
    熱硬化性樹脂製管を押出成形し製造する方法であつて、
    上記ダイスよりも下流側の位置に、成形された熱硬化性
    樹脂製管を曲成させるよう案内するガイド手段を設ける
    とともに、加熱領域を設け、上記ダイスから押出された
    直後の熱硬化性樹脂製管の硬化率を80〜90%の範囲
    内に抑制し、これを上記ガイド手段に掛け加熱領域を経
    由させながら曲成すると同時に硬化を進め熱硬化性樹脂
    製曲管を得ることを特徴とする熱硬化性樹脂製曲管の製
    法。
JP61081769A 1986-04-09 1986-04-09 熱硬化性樹脂製曲管の製法 Granted JPS62238728A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5424023A (en) * 1993-06-03 1995-06-13 Crane Plastics Company Limited Partnership Apparatus and method of forming curved extruded products

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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