JPS62237974A - 超音波変換器駆動制御方法 - Google Patents

超音波変換器駆動制御方法

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JPS62237974A
JPS62237974A JP7938386A JP7938386A JPS62237974A JP S62237974 A JPS62237974 A JP S62237974A JP 7938386 A JP7938386 A JP 7938386A JP 7938386 A JP7938386 A JP 7938386A JP S62237974 A JPS62237974 A JP S62237974A
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ultrasonic transducer
differential
signal
frequency
differential circuit
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三代 祥二
晴司 浜田
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Taga Electric Co Ltd
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Taga Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、超音波変換器の共振周波数をP L L、周
波数追尾方式により自動的に追尾してその駆動周波数を
制御する二とのできる超音波変換器駆動制御方法であっ
て、Qの高い機械共振系を持つ超音波変換器を安定して
発振開始m[+動させるのに適した超音波変換器駆動制
御方法に関する。
従来の技術 超音波変換器は、電気機械変換効率が最もよいところの
基本共振周波数(機械的共振周波数)で駆動させるのが
一般的である。
しかるに、超音波変換器の共振特性はQが高く、その駆
動周波数が共振周波数から僅かに外れても振動発生効率
、即ち変換効率が著しく低下してしまう。そこで、通常
は、超音波変換器の共振状態を検知してその共振点を駆
動用発振器が追尾することにより安定して駆動させるい
才)ゆるP L I、(位相固定ループ)方式等の自動
追尾機能を持つ駆動装置を用いて駆動している。
このような自動追尾型駆動装置において、その性能を左
右するのは、超音波変換器の共振点を如何に正しくかつ
安定して検出するかが最大のポイントである。この点、
一般には共振系はその共振点にてレスポンスの位相関係
が大きく変化することを利用して、その位相関係が一定
となるように追尾することが多い。このような共振点の
検知方式としては、超音波変換器に流れる電流の内、差
動回路により制動電流成分を打消して動電流成分を振動
速度信号として取出すものがある。
第3図はその一例を示すものである。まず、超音波変換
器1はその軸方向に1/2波艮にて共振する共振周波数
を有し、電歪素−f−2,3が共振振動の応力最大位置
にN1ft列に設けられている。そして、差動トランス
4の一次巻線の一端は電歪素子2.3の対向する面の電
極に接続され、−次巻線の他端は補助キャパシタ5に接
続されている。又、この−次巻線の中点は駆動電源6の
高圧側端子に接続され、更には駆動電源6、補助キャパ
シタ5及び超音波変換器1の各々の他端側は共通に接続
されて接地されている。そして、差動トランス4の二次
巻線には検出抵抗7が並列に接続され、その一端が接地
されているとともに、他端より検出信号esが取出され
るように構成されている。
このような構成において、駆動電源6の周波数を共振周
波数として超音波変換器1を駆動させると、超音波変換
器1に流れる電流i H,は、第4図の等価回路に示す
ように各々の応力分布に応じた容量C、インダクタンス
丁、及び抵抗Rmの直列回路側に流れる動電流jmと、
制動容量Cd側に流れる制動電流jdとのベクトル和と
なる。この際、補助キャパシタ5の客数C0を等価回路
での制動容敬Cdと等しくなるようにすれば制動電流が
打消されて、差動l・ランス4の二次巻線側に発生する
検出信号esの電圧は動電流jmに比例した信号、即ち
振動速度信号となるというものである。
この第3図に示すような検出方式によれば、単に変換器
の駆動電圧又は駆動電流を振動速度信号として用いるも
のに比べると、その効果は著しいといえる。しかし、温
度変化、経年変化、駆動レベル変化、更には超音波変換
器の交換等を生じた場合には、補助キャパシタ5の容量
との差動バランスが崩れてしまい、位相差特性が劣化す
るという欠点がある。
しかして、このような第3図に示すものを更に改良した
ものもあり、これを第5図に示す。第5図において、超
音波変換器8はその軸方向に]/2波艮にて共振する共
振周波数を有し、その共振振動応力の異なる部分に電歪
素子9,10がその間に絶縁体11を挾持して中心ボル
ト(図示せず)等により一体化されている。ここで、電
歪素子9゜10の対向する面の電極には差動l・ランス
12の一次巻線の両端が、同じく中点タップには駆動電
源13の高圧側端子が各々接続されている。又、超音波
変換器8の共通側電極端子14は駆動電源13の他端側
に接続されて接地されている。なお、差動トランス】2
の二次巻線には検出抵抗15が並列に接続され、その一
端が接地されているとともに、他端より検出信号esが
取出されるように構成されている。
このような構成によ〕いて、駆動電源13により共振周
波数にて駆動すると、超音波変換器8の電歪素子9.】
Oには]L、]−jaなる電流が各々流れるが、それら
の差の信号を差動l・ランス]2により取出すと、制動
電流成分が打消され、各々の動電流の差に比例した信号
が振動速度信号esと6一 してそのニー次側に取出されるというものである。
二の第5図に示す検出方式によれば、超音波変換器8が
自分白身で持つ電歪素子9,10間で差動バランスをと
っているために、温度変化等の外部条件の変化に対して
は同様に作用して相殺されるので、バランスの安定性が
著しく向上したものとなる。そこで、信号特性について
、更に検討すると、差動l・ランス12の二次側に得ら
れた振動速度信号と駆動電圧又は駆動電流との相対位相
差の周波数特性は、例えば第6図(a)に示すような特
性となり、この時の動電法特性は同図(1))に示され
る。即ち、基本共振周波数F。を中心としてその近傍の
高低周波数帯域に多くの位相ゼロ点をクロスする副共振
点が発生する。これにλJして、P L L、自動追尾
用の周波数追尾範囲としては基本共振周波数(共振点)
r。を中心としてゼロクロスのない低域側周波数rI4
から高域側周波数f Hとの間の範囲f 7.に設定さ
れる。
又、第7図は共振系のQが更に高くなった場合について
の特性図であり、同図(a)は位相差特性図、同図(b
)はその動電法特性図を各々示す。この図によれば、Q
が高くなることにより有効な周波数追尾範囲fzが狭く
なるとともに、動電流成分の幅が狭くなることが判る。
発明が解決しようとする問題点 ところが、第6図や第7図にjバした特性は、制動電流
成分が差動回路により完全に打消された状態、即ぢ動電
流成分のみが検出された場合のものである。この点、実
際には共振系のQが高くなる程、僅かなアンバランスが
あっても位相差特性は悪化して有害なゼロクロスが共振
点f゛。の極く近くに現れる。
例えは、電歪素子9,10の各々の制動容量をCd++
 C(1゜とじた時に、Cd、 < C(+2であれば
第8図(a)に示すような位相差特性を示し、逆にCd
>Cd、であれば同図()))に示すような位相差特性
を示す。この第8図に示す特性を第7図の特性と対比し
て考察すると、周波数追尾範囲f 7.内に制動室1c
r+、、Cdzの差の方向によって狭いゼロクロス幅が
共振点f。より高い方(第8図(a))、又は低い方(
第8図(+)))に現れ、他方のゼロクロス幅は第7図
の場合より広がっていることが判る。これを、例えば基
本共振周波数f、 −20KHz、Q=2600の超音
波変換器8において、各電歪素子9,10の制動容量が
30009Pでその容量差が30pF (即ち、1%)
あった場合で考えると、そのゼロクロス幅の狭い方は共
振点f0に対して100〜150Hz程度にまで近づく
。つまり、第7図(a)に示すように周波数追尾範囲f
zを設定したとしても、この周波数追尾範囲fz内に共
振周波数f。の他に副共振周波数も存在することになり
、このような状態では厳密に共振点f0を自動追尾する
ことはできず、実用」二共振点駆動を安定して行なわせ
ることが不可能となるものである。即ち、Qの高い機械
共振系では駆動開始時に副共振点等の異常周波数の点に
発振点が移行して動作する等の不都合がある。
しかして、本発明は、このような点に鑑みなされたもの
で、Qが高くて超音波変換器の電歪素子の制動容量が異
なっているような場合、温度変化、経年変化があったよ
うな場合、更には補助キャパシタ差動方式において超音
波変換器を交換したような場合であっても、共振駆動時
には動電流成分のみによる純粋な振動速度信号を得て良
好なる位相差特性で安定して駆動させることができる超
音波変換器駆動制御方法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、差動回路による差動検出により制動電流成分
を打消して動電流成分を振動速度信号として取出し、こ
の振動速度信号を位相制御信号としてp r、 r、周
波数追尾を行なって超音波変換器を−】O− 駆動させる超音波変換器駆動制御方法において、駆動開
始前に超音波変換器をこの超音波変換器が共振動作をし
ない周波数で駆動し、この時の差動回路の差動出力信号
がゼロとなるようにこの差動回路の相対増幅度のバラン
スを制御した後に、超音波変換器のpr、■7周波数追
尾による駆動を開始させるものである。
作用 超音波変換器を共振レスポンスのない周波数で駆動させ
ると、共振せずに動電流成分を生じないため、電歪素子
の制動容量に比例した信号が差動回路側に出力される。
そこで、この時の差動回路の差動出力信号がゼロとなる
ようにすることにより、電歪素子の制動容量に差があっ
ても差動回路全体のトータルバランスが確保される。こ
のような設定後に超音波変換器の本来の共振駆動が行な
われるので、差動回路では制動電流成分が完全に相殺打
消しされて、動電流成分のみが取出され、純粋な振動速
度信号が得られて、共振周波数を追尾する駆動が行なわ
れる。
実施例 本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
まず、超音波変換器20はその軸方向の振動応力の異な
る位置に電歪素子21.22を絶縁体23を挾んで一体
的に設けたもので、これらの電歪素子21..22に流
れる電流を電流トランス24゜25により各々の電流成
分信号としてこれらの電流トランス24,25の二次側
に取出すように接続されている。そして、これらの電流
トランス24.25に取出された信号は差動増幅器26
に入力されるが、電流トランス24からの信号は増幅器
27を介して入力され、他方の電流)・ランス25から
の信号は電圧制御増幅器28を介して人力されている。
次に、前記差動増幅器26からの出力信号(差動検出信
号)はヌル検出器29に対して入力されているとともに
、位相比較器30にも入力されている。この位相比較器
30は差動検出信号を超音波変換器20の変換器電流信
号iもと比較するもので、比較後の出力信号は抵抗、コ
ンデンサによるローパスフィルタ31を経て電圧制御発
振器(VCO)32に入力されて発振周波数制御信号と
なる。この電圧制御発振器32は前記位相比較器30等
とともにP L L方式の周波数自動追尾回路を形成し
て前記超音波変換器20の駆動周波数を決定するもので
、この電圧制御発振器32からの出力信号Vo はスイ
ッチ33の通常端p34Nを介して電力増幅器35に入
力されている。
この電力増幅器35の出力は出カドランス36により変
圧された後、位相整合用インダクタ37及び前記電流l
・ランス24,25を経て超音波変換器20に印加され
る。この結果、超音波変換器20に流れる変換器電流は
抵抗38を通って出カドランス36側に還流するが、こ
の際、抵抗38に変換器電流信Vr’ ! 1.を生じ
て位相比較器30に入−13= 力されることになるものである。
ここで、前記電圧制御増幅器28の増幅度は制御電圧V
cにより変えられるものであり、その増幅度の変化幅は
、増幅器27の固定的な増幅度に対して例えば0.8〜
1.2程度の範囲で可変し得るように設定され、差動回
路全体の相λ1増幅度が制御されるように構成されてい
る。そして、この電圧制御増幅器28の増幅度を可変さ
せるために増幅器39、コンデンサ40及び定電流電源
41がスイッチ42.43とともに設けられている。
これらの回路は、通常はスイッチ43が閉じスイッチ4
2が開いているが、スイッチ43を開くとともにスイッ
チ42を閉じて定電流電源41からの定電流をコンデン
サ40に流し込むと、このコンデンサ40のチャージ電
荷量が制御電圧Vcとなり、電圧制御増幅器28の増幅
度を時間とともに変化させるものである。
又、前記スイッチ33のテスト端子3/ITにはテスト
信号電源44が接続されている。このテスト信号電源4
4の周波数は超音波変換器20の基本共振周波数をfo
 (例えば、20 K Hz )とした時、この周波数
fo とは大きく異なる周波数であって、超音波変換器
20の全く共振レスポンスのない周波数、例えば]、 
OK Hzに設定されたものである。
このような構成において、本実施例では、超音波変換器
20を駆動開始させる前にスイッチ33をテスト端子3
4T側に切換えてバランス設定するテスト動作を行なわ
せるものである。スイッチ33がテスト端子34T側に
あると、テスト信号電源44が電力増幅器35側に対し
て接続状態となり、超音波変換器20がテスト信号ST
に基づき駆動される。ここに、このテスト信号STは超
音波変換器20に対して共振レスポンスのない周波数で
あるので、超音波変換器20は共振動作を行なわず、動
電流成分を生ぜず、電歪素子21゜22の制動容量に比
例した信号が電流トランス25.24の二次側に取出さ
れる。
このような状態において、スイッチ43を開いてスイッ
チ42を閉じると、コンデンサ40は定電流電源41の
定電流により一定の増加率でチャージされて増幅器39
に入力されるので、増幅器39から出力される制御電圧
VcもOから次第に増加することになる。よって、電圧
制御増幅器28の増幅度が、増幅器27の固定増幅度に
対して例えば0.8から徐々に増加していく。この結果
、差動増幅器26の出力は徐々に減少する。このような
動作において、両槽幅器27.28の出力電圧が等しく
なった時に、差動増幅器26の出力をモニターしている
ヌル検出器29によりヌルが検出される。そして、この
ヌル検出器29からの検出信号によりスイッチ42が自
動的に開かれて増幅器39から出力される制御電圧Vc
はその時点の値に固定され、電圧制御増幅器28の増幅
度が固定される二とになる。
つまり、このような動作により超音波変換器20の電歪
素子21..22の制動容量を含めて電流トランス24
,25、増幅器27.28及び差動増幅器26による差
動回路45は、電歪素子21゜22の制動容量に違いが
あっても、増幅器27に対する電圧制御増幅器28の相
対増幅度の可変調整により、完全にバランスしたことに
なり、差動検出誤差のない動作が可能な状態となる。
このようにしてバランス調整した後、スイッチ33を通
常端子34N側に切換えることによりPLL回路構成と
し、PLL周波数追尾による超音波変換器20の駆動が
開始される。即ち、このようにスイッチ33を切換える
ことにより、差動増幅器26の差動出力電圧は超音波変
換器20の各電歪素子21.22に流れる電流の差に比
例した出力、即ち制動電流成分が打消されて動成分のみ
が取出された振動速度信号となる。そして、差動増幅器
26からの差動検出信号は変換器電流jtとの位相差が
位相比較器30により判別され、この位相比較器30の
出力はローパスフィルタ31を通って電圧制御発振器3
2の発振周波数が制御され、超音波変換器20はその共
振周波数にて駆動される。
このようにP L Lによる基本共振周波数追尾を行な
いながら超音波変換器20の駆動がなされる。
このような動作において、第8図(a)(b)に示した
ような電歪素子21.22の制動容量の違いによる位相
差特性」−のアンバランスがあったとしても、前述した
テスト動作により予め差動特性がトータルバランスする
ように制御・設定されているので、制動電流成分の相殺
打消しが正確になされ、第7図に示したように共振周波
数に対して対称的な理論値に近い位相差特性が得られる
。よって、基本共振周波数による安定した駆動を行なわ
せることができる。
つづいて、本発明の第二の実施例を第2図により説明す
る。この第2図は部分的に示すもので、第1図で示した
部分と同一部分は同一符号を用い、説明も省略する。本
実施例は、第3図に示したような補助キャパシタを用い
た差動方式のものに適用したものである。まず、超音波
変換器46は電歪素子47.48を並列に接続してなり
、かつ、電流l・ランス25の一次側がこれらの電歪素
子47.48の対向する面の電極に接続され、他方の電
流l・ランス24の一次側は補助キャパシタ49に接続
されて接地されている。
このような構成において、補助キャパシタ49の値が電
歪素子4.7.48の合成制動容量と等しくなるように
設定されていると、電流トランス25の二次側には超音
波変換器46の動電流と制動電流とのベクトル和に比例
した信号が得られるとともに、電流トランス24の二次
側には超音波変換器46の制動電流に等しい補助キャパ
シタ49に流れる電流に比例した信号が得られる。従っ
て、差動増幅器26からの差動検出出力としては両者の
差である動電流成分のみが取出される。ここに、温度変
化、経年変化、更には超音波変換器46の交換等により
制動容量が変化したとしても、前記実施例の場合と同様
にスイッチ33をテスト端子34、T側に切換えてテス
ト信−号’ S Tに基づきバランス調整を行なって電
圧調整増幅器28の増幅度を設定する二とにより、補助
キャパシタ49と超音波変換器46の制動容量を含めた
差動特性のl・−タルバランスをとることができる。よ
って、超音波変換器46の本来の駆動時には良好なる位
相差特性が得られることとなる。
発明の効果 本発明は、−ノニ述したようにP L L、方式による
駆動開始前に、超音波変換器を共振レスポンスのない周
波数で駆動して差動回路の差動出力信号がゼロとなるよ
うにバランス制御したので、電歪素子の制動容量が異な
っていたとしても制動電流成分が正確に相殺打消しされ
るようにバランス設定されて動電流成分のみの取出しが
可能となり、純粋な振動速度信号のみとすることができ
、位相差特性が良好となり、よって、例えば特にQの高
い機械共振系で従来多く発生した駆動開始時の異常周波
数での不安定動作等を防止でき、更には、Qの低い共振
系であっても温度変化、経年変化による差動回路のアン
バランスや補助キャパシタを用いた差動方式における超
音波変換器交換の場合に生じ得る異常発振などの誤動作
も防止され、更には、このようなバランス設定時に差動
回路の相対増幅度を時間とともに変化させて差動回路の
出力のヌルを検出することにより行なうので、調整設定
動作を細かくかつ容易に行なうことができるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す回路図、第2図は
本発明の第二の実施例を示す回路図、第3図は補助キャ
パシタ方式の従来例を示す回路図、第4図は超音波変換
器の等価回路図、第5図は改良された従来例を示す回路
図、第6図(a)は位相検出信号の特性を示すグラフ、
同図(b)は動電流成分の特性図、第7図(a)はQが
高い場合の位相検出信号の特性を示すグラフ、同図(1
))は動電流成分の特性図、第8図(a)(b)は制動
容量のアンバランス時の位相検出信号の特性を示すグラ
フである。 20・・・超音波変換器、45 ・差動回路、46・・
・超音波変換器 手続補正書(崎 昭和61年 5月14日 1、事件の表示 特願昭61−79383号 2、発明の名称 超音波変換器駆動制御方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 4、代 理 人 〒107 住所 東京都港区南青山5丁目9番15号特願昭61−
79383号補正書 この出願に関し、明細書中の記載を下記のように補正す
る。 記 1、第1頁第3行目ないし第2頁第3行目の特許請求の
範囲の記載を別紙のように補正する。 2、第11頁第4行目の「ゼロ」を「ヌル」に補正する
。 3、第11頁第13行目の「ゼロ」を「ヌル」に補正す
る。 2、特許請求の範囲 1、差動回路による差動検出により制動電流成分を打消
して動電流成分を振動速度信号として取出し、この振動
速度信号を位相制御信号としてPLL周波数追尾を行な
って超音波変換器を駆動させる超音波変換器駆動制御方
法において、駆動開始前に前記超音波変換器をこの超音
波変換器が共振動作をしない周波数で駆動し、この時の
前記差動回路の差動出力信号がヌルとなるようにこの差
動回路の相対増幅度のバランスを制御した後に、前記超
音波変換器のP L L周波数追尾による駆動を開始す
ることを特徴とする超音波変換器駆動制御方法。 2、差動回路の相対増幅度を時間とともに変化させてこ
の差動回路の出力がヌルになった時にその時点の相対増
幅度に固定することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の超音波変換器駆動制御方法。 手続補正書(絋) 昭和61年 6月27日 特願昭61−79383号 2、発明の名称 超音波変換器駆動制御方法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 4、代 理 人 〒107 昭和61年6月24日(発送日) 6、補正の対象 特願昭61−79383号補正書 この出願に関し、明細書中箱22頁第6行目ないし第1
0行目の[第6図(a)は・・・成分の特性図」を「第
6図は位相検出信号と動電流成分の関係を示す特性図、
第7図はQが高い場合の位相検出信号と動電流成分の関
係を示す特性図」に補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、差動回路による差動検出により制動電流成分を打消
    して動電流成分を振動速度信号として取出し、この振動
    速度信号を位相制御信号としてPLL周波数追尾を行な
    って超音波変換器を駆動させる超音波変換器駆動制御方
    法において、駆動開始前に前記超音波変換器をこの超音
    波変換器が共振動作をしない周波数で駆動し、この時の
    前記差動回路の差動出力信号がゼロとなるようにこの差
    動回路の相対増幅度のバランスを制御した後に、前記超
    音波変換器のPLL周波数追尾による駆動を開始するこ
    とを特徴とする超音波変換器駆動制御方法。 2、差動回路の相対増幅度を時間とともに変化させてこ
    の差動回路の出力がヌルになった時にその時点の相対増
    幅度に固定することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の超音波変換器駆動制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02885A (ja) * 1987-12-07 1990-01-05 Ricoh Co Ltd 半導体レーザユニツト

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JPH02885A (ja) * 1987-12-07 1990-01-05 Ricoh Co Ltd 半導体レーザユニツト

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