JPS62237921A

JPS62237921A - 空気清浄機

Info

Publication number: JPS62237921A
Application number: JP61079650A
Authority: JP
Inventors: Yoshikazu Tashiro; 義和田代
Original assignee: Matsushita Seiko Co Ltd
Current assignee: Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Priority date: 1986-04-07
Filing date: 1986-04-07
Publication date: 1987-10-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、粉塵や臭気等を除去する空気清浄機に関する
ものである。

従来の技術従来、この種の空気清浄機は集塵部と脱臭部とからなっ
ており、−・般的には集塵部はコロナ放電によって粉塵
を正イオン化し、負極板に捕集する静電方式を用いてお
り、脱臭部は活性炭等の脱臭剤によって悪臭を除去する
方式を用いている。このような空気清浄機により喫煙等
によって発生した粉塵や臭気で汚染された室内空気を浄
化している。

特に、冬季は石油ファンヒータ等の暖房機と併用して使
用することが多く、石油ファンヒータは密閉された部屋
で換気なしで長時間使用し続けると、高濃度のＣＯガス
やＮＯ２ガスが発生するので、これ等の除去に空気清浄
機が用いられる。

また、空気清浄機は壁掛けとして取付使用することによ
り、空気のサーキュレータとしての効果もある。

発明が解決しようとする問題点 −１−記のような従来の構成において、活性炭を使用し
た脱臭部では石油ファンヒータから発生するＣＯガスは
ほとんど除去できず、またＮＯ２ガスはある程度除去す
ることができるとはいうものの、人体にとってはＭＡＩ
Ｌ、ガスが１　ｐｐｍでも何らかの影響がある。そして
、一般の空気清浄機では、脱臭剤に及ぼす風星が少ない
ことによりＮｃＬ、ガスをＩＰＰＭ以下にすることは困
難とされている。

従って、従来の空気清浄機では、粉塵や臭気を除去する
ことができても、冬季にはよく併用される石油ファンヒ
ータから発生するＣＯガス、ＮＯ２ガス等の有害成分は
完全には除去できない。それにもかかわらず、ＣＯガス
は無衰でＮＯ２ガスは有臭でも１　ｐｐｍ程度であれば
ほとんと嗅覚には感じないことから、使用者においては
すべてを浄化しているものと錯覚し、換気をすることを
忘れがちとなり、中り事故を起こす恐れがあるという問
題を有していた。

本発明は−１−記問題点に鑑み、通常は粉塵や臭気を除
去する空気清浄機として運転し、室内のＣＯガス濃度、
ＮＯ２ガス濃度が高くなれば、外気を導入し換気する安
全性の高い空気清浄機を提供することを目的とするもの
である。

問題点を解決するための手段１−記問題点を解決するために本発明の空気清浄機は、
本体内部に粉塵を捕集する集塵部と、臭気を除去する脱
臭部とを備え、室内空気の吸込１１に配置したＣＯガス
およびＮＯ２ガス濃度を検知するセンサーと、このセン
サーからの信号により、外気の導入と室内空気導入とを
切換えるよう吸込口と外気吸込口との一方を閉塞可能と
したダンパーとを設けたものとした。

作用この構成により、通常は粉塵や臭気を除去する空気清浄
機として使用され、石油ファンヒータ等と共用する場合
でも、室内のＣＯガスやＮＯ，ガス濃度が高くなるとセ
ンサーがこれを検知すると共にダンパーの切換によって
外気を導入し、換気を行うものである。

実施例以下、本発明の−・実施例として示した図面を説明する
。

図において、空気清浄機の本体ｌは室内側Ａの壁２に設
置されている。本体ｌの内部に吹出口３側から活性炭等
の脱臭剤をフィルタとしている脱臭部４、コロナ放電に
よって粉塵を正イオン化し、負極板に粉塵を捕集する静
電方式等を用いた集塵部５、送風するファン６をそれぞ
配置している。吸込［］７の内側に室内Ａの空気中のＣ
Ｏガス濃度を検知するＣｏセンサー８、ＮＯ２ガス濃度
を検知するＮＯ２センサー９をそれぞれ設けている。

本体ｌの壁２側に空穴１０と連通する外気吸込口１１が
あり、吸込空気を室内Ａ側空気と室外Ｂ側空気を切換え
るダンパー１２が設けられており、制御部１３はＣｏセ
ンサー８、ＮＯ２センサー９からの信号を受けてダンパ
ー１２を切換えるようになっている。

−に記構成において、通常ダンパー１２は外気吸込「１
１１を塞ぎ、室内Ａ側空気を吸込む。ファン６を運転す
ると、タバコ等によって粉塵や臭気で汚染された室内Ａ
側空気を吸込ロアから吸込み、集塵部５で粉塵を捕集し
、脱臭部４で臭気を脱臭し、吹出口３から清浄空気を吹
出す。このようにして、室内Ａの空気を清浄する。

しかし、特に冬季、石油ファンヒータ等の石油燃焼機器
を暖房機として使用した場合、室内Ａの空気は、ＣＯガ
スやＮＯ，ガスの人体に有害な成分で汚染される。ＣＯ
ガスやＮＯ，ガスは密閉された空間や換気なしで使用す
ると高濃度で発生し、通常の脱臭部では除去しにくい成
分なので、空気清？４１機を運転しても、石油燃焼機器
を換気なしで長時間運転すると、中毒事故を起こす恐れ
がある。

従って、石油燃焼機器を使用した場合、必ず換気が必要
である。

ここで、Ｃｏセンサー８、Ｎｏ、センサー９によって室
内ＡのＣＯガス、ＮＯ２ガス濃度をそれぞれ検知する。

制御部１５では検知したＣＯガスやＮヘガスの濃度があ
る設定値より高くなれば、信号を発し、ダンパー１２を
切換え、吸込ロアを塞ぎ、外気吸込口を開くように制御
し、室外Ｂの新鮮な空気を室内Ａに入れることにより換
気を行ない、ＣＯガス、ＮＯ，ガスの濃度を低減する。

室外Ｂの空気が多少汚れていても集塵部５、脱臭？Ｂ４
によって清ｎ１空気として換気ができる。ここで、吸込
１−１７をダンパー１２によって完全に塞ぐとＣＯセン
サー８、ＮＯ，センサー９に全く室内Ａ空気が流れない
ので、多少隙間をあけて、室内Ａ空気が常にある程度流
れるようにして、室内Ａ空気のＣＯセンサー８、ＮＯ２
センサー９で常に室内濃度を検知する。

労働衛生許容濃度はＣＯガスは５０ｐｐｍ、ＮＯ２カス
は５　ｐｐｍと定められており、ＣＯガス、ＮＯ２ガス
の設定値はそれぞれ１１５のＣＣ０１Ｏｐｐ、ＮＯ，ｌ
ｐｐｍ程度が望ましいと考えられる。ここでＣＯガス、
ＮＯ２ガスの濃度が設定値の　１／１ｏの濃度になるま
で、ダンパー１２の切換えによって、換気を行い、設定
値の　１／１０になったら換気を停止にし、通常の空気
清浄機として運転を行う。

この設定イビ１は、低ければ低い程良いが、省エネルギ
ーとの関係で多少変化するが、常に許容濃度以下にする
ことが望ましい。

また、このダンパー１２は、ＣＯセンサー８、Ｎヘセン
サー９によりＣＯカスおよびＮＯ２ガス濃度を検知し制
御部１３で設定値以上になれば、信号を送り、モータ駆
動（図示せず）によってダンパー１２を開き外気吸込口
ｌＯから外気を導入し、設定値の　１／１０以下になれ
ばダンパー１２が閉じる構成となっている。

発明の効果１−記のように本発明によれば、ＣＯセンサー、ＮＯ，
センサーによって室内のＣＯガス、ＮＯ，ガス濃度を検
知し、ＣＯガス、ＮＯ２ガス濃度が設定値以上になれば
、ダンパーを開いて外気を導入し、換気を行う。又、Ｃ
Ｏガス、Ｎｏ、ガス濃度が設定（ｆｉ以下になれば、ダ
ンパーを閉じ通常の空気清浄を行うことにより、通常は
タバコ等の粉塵や臭気を取り除くことができ、石油燃焼
機器等と共用した場合にも室内の汚染は自動的に換気が
行われるようになった。従って、常に室内は粉塵や臭気
もなく、人体に有毒な成分も確実に除去でき、室内空気
の清浄化が一段と向上し、安全トの効果が得られるよう
になった。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示す空気清浄機の断面図であ
る。 ■・・・本体　　４・・・説臭部　　５・・・集塵部７
・・・吸込「Ｉ　　８・・・ＣＯセンサー９・・・ＮＯ
２センサー　　１１・・・外気吸込口１２・・・ダンパ
ー

Claims

【特許請求の範囲】

（１）本体内部に粉塵を捕集する集塵部と、臭気を除去
する脱臭部とを備え、室内空気の吸込口に配置したＣＯ
ガスおよびＮＯ＿２ガス濃度を検知するセンサーと、こ
のセンサーからの信号により、外気の導入と室内空気導
入とを切換えるよう吸込口と外気吸込口との一方を閉塞
可能としたダンパーとを設けたことを特徴とする空気清
浄機。
（２）ダンパーとして、外気の導入時室内空気の吸込口
を閉塞するダンパーに多少の隙間を設けるようにした特
許請求の範囲第１項記載の空気清浄機。