JPS62237036A - 小型ガスタ−ビンエンジンのオイルコ−キング防止装置 - Google Patents
小型ガスタ−ビンエンジンのオイルコ−キング防止装置Info
- Publication number
- JPS62237036A JPS62237036A JP7922486A JP7922486A JPS62237036A JP S62237036 A JPS62237036 A JP S62237036A JP 7922486 A JP7922486 A JP 7922486A JP 7922486 A JP7922486 A JP 7922486A JP S62237036 A JPS62237036 A JP S62237036A
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- Japan
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- engine
- gas turbine
- oil
- turbine engine
- calking
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- Pending
Links
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 title 1
- 238000004939 coking Methods 0.000 claims description 8
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 21
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 15
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 12
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、小型ガスタービンエンジンのオイルコーキ
ング防止装置に関する。
ング防止装置に関する。
従来の技術
従来の一般ガスタービンエンジンおよびその潤滑オイル
系統は、第3図において、ガスタービンエンジン1を構
成している燃焼器8の@部に空気Aを吸入して圧縮する
コンプレッサ9を配置し、その圧縮空気を該燃焼器内で
燃料と混合させて燃焼させることによって高温の燃焼ガ
スBを生成させ、その燃焼ガスを前記燃焼器の後部に配
置しであるタービン2に噴射させて回転させることによ
って該タービンおよびコンプレッサを直結しているエン
ジン回転軸10から有効動力を得るようになっており、
各回転支承部分には潤滑オイルタンク内の潤滑オイル5
を給油ポンプ6によって潤滑オイル配管15を経由させ
て送流して潤滑冷却してから、還油ポンプ4によって還
油循環させるようにしである。
系統は、第3図において、ガスタービンエンジン1を構
成している燃焼器8の@部に空気Aを吸入して圧縮する
コンプレッサ9を配置し、その圧縮空気を該燃焼器内で
燃料と混合させて燃焼させることによって高温の燃焼ガ
スBを生成させ、その燃焼ガスを前記燃焼器の後部に配
置しであるタービン2に噴射させて回転させることによ
って該タービンおよびコンプレッサを直結しているエン
ジン回転軸10から有効動力を得るようになっており、
各回転支承部分には潤滑オイルタンク内の潤滑オイル5
を給油ポンプ6によって潤滑オイル配管15を経由させ
て送流して潤滑冷却してから、還油ポンプ4によって還
油循環させるようにしである。
しかるに、前記タービン部の近傍の支承ベアリング3の
周囲の温度が400〜500°F、あるいはそれ以上に
なるので、通常、該ガスタービンエンジンを停止させる
と、肋記ベアリングの潤滑オイル5による冷却が失なわ
れるために、前記エンジンの作動時以上にベアリング部
分の温度が上昇することになる。その結果、該ベアリン
グ部分の潤滑オイル5が炭化してオイルのコーキング(
caking)現象が生起し、そのために、該ベアリン
グおよびその周辺の細い潤滑油路が閉塞することになっ
て支承ベアリング3が過熱してエンジン使用が不能とな
る。前述したオイルコーキング現象は、一般ガスタービ
ンエンジンに当然に発生するか、特に小型ガスタービン
エンジンにおいて顕著に発生ずる。その理由については
次述するように考えられている。すなわち、■ガスター
ビンエンジンが小型である程、エンジン自体の熱容量が
小さくてエンジン停止後のエンジン全体の温度の上昇が
激しく、また、■ベアリング部分および高温部分(燃焼
器8ならびにタービン2)間の間隔を小型エンジンであ
るために必然的に大きくとれないので、ベアリング部分
の温度の上昇が避けられない。したかって、一般ガスタ
ービンエンジンにおいてその設計段階から行なわれてい
るオイルコーキング現象の発生し易いベアリング部分を
高温部分からできるだけ離隔させるという方法は小型ガ
スタービンエンジンには適用することが困難である。
周囲の温度が400〜500°F、あるいはそれ以上に
なるので、通常、該ガスタービンエンジンを停止させる
と、肋記ベアリングの潤滑オイル5による冷却が失なわ
れるために、前記エンジンの作動時以上にベアリング部
分の温度が上昇することになる。その結果、該ベアリン
グ部分の潤滑オイル5が炭化してオイルのコーキング(
caking)現象が生起し、そのために、該ベアリン
グおよびその周辺の細い潤滑油路が閉塞することになっ
て支承ベアリング3が過熱してエンジン使用が不能とな
る。前述したオイルコーキング現象は、一般ガスタービ
ンエンジンに当然に発生するか、特に小型ガスタービン
エンジンにおいて顕著に発生ずる。その理由については
次述するように考えられている。すなわち、■ガスター
ビンエンジンが小型である程、エンジン自体の熱容量が
小さくてエンジン停止後のエンジン全体の温度の上昇が
激しく、また、■ベアリング部分および高温部分(燃焼
器8ならびにタービン2)間の間隔を小型エンジンであ
るために必然的に大きくとれないので、ベアリング部分
の温度の上昇が避けられない。したかって、一般ガスタ
ービンエンジンにおいてその設計段階から行なわれてい
るオイルコーキング現象の発生し易いベアリング部分を
高温部分からできるだけ離隔させるという方法は小型ガ
スタービンエンジンには適用することが困難である。
また、小型ガスタービンエンジンは航空機エン−回当た
りの使用時間が短小であるために、オイルコーキングを
除く目的のエンジン分解整備を比較的短い時間毎に行う
必要があって望ましくない。
りの使用時間が短小であるために、オイルコーキングを
除く目的のエンジン分解整備を比較的短い時間毎に行う
必要があって望ましくない。
発明が解決し上うとする問題点
この発明は、特に、小型ガスタービンエンジンのエンジ
ン停止後のベアリング部周辺の温度の上昇をできるだけ
小さくなるようにしてオイルコーキングを防止すること
にある。
ン停止後のベアリング部周辺の温度の上昇をできるだけ
小さくなるようにしてオイルコーキングを防止すること
にある。
問題点を解決するための手段
この発明は、エンジン停止後にエンジン回転軸のモータ
リング(空転)自在な駆動機構を該回転軸に係合装着さ
せてなるものである。
リング(空転)自在な駆動機構を該回転軸に係合装着さ
せてなるものである。
作用
したがって、この発明の構成によれば、エンジンの停止
後に、駆動機構によってエンノンを着火させないで再度
一定時間モータリングさせられるから、潤滑オイル系統
が作動してベアリング部分が冷却されるとともに、コン
プレッサも作動してその空気流がエンジンの高温部分を
冷却することになる。
後に、駆動機構によってエンノンを着火させないで再度
一定時間モータリングさせられるから、潤滑オイル系統
が作動してベアリング部分が冷却されるとともに、コン
プレッサも作動してその空気流がエンジンの高温部分を
冷却することになる。
実施例
つぎに、この発明の実施例を図面について説明すると、
第1図において、この実施例は小型ガスタービンエンジ
ンlを補助動力源に適用した場合であるが、前述した従
来ガスタービンエンジンと同様な燃焼器8の前後部のコ
ンプレッサ9およびタービン2を直結させてエンジン回
転軸10を配置するとともに、潤滑オイル5を給油ポン
プ6および還油ポンプ4を介装させた潤滑オイル配管1
5を経由して前記タービン部近傍の支承ベアリング3等
の回転支承部分に送流して潤滑冷却させるようにしてな
る前記ガスタービンエンジンのエンジン回転軸lOに該
回転軸の駆動回転自在な駆動機構7をその駆動軸16を
前記回転軸に係合させて装着させてなるもので、該駆動
機構の回転機構には電動、または油圧モータのいずれを
利用してもよく、前者の場合には電源17と制御スイッ
チ18を介設して電線19によって、あるいは、後者の
場合には油圧源20と制御弁21を介設して油圧管22
によって夫々接続させるとともに、前記制御スイッチ、
あるいは、制御弁をエンジン回転数に対応して作動自在
なコントローラ23に接続させている。
第1図において、この実施例は小型ガスタービンエンジ
ンlを補助動力源に適用した場合であるが、前述した従
来ガスタービンエンジンと同様な燃焼器8の前後部のコ
ンプレッサ9およびタービン2を直結させてエンジン回
転軸10を配置するとともに、潤滑オイル5を給油ポン
プ6および還油ポンプ4を介装させた潤滑オイル配管1
5を経由して前記タービン部近傍の支承ベアリング3等
の回転支承部分に送流して潤滑冷却させるようにしてな
る前記ガスタービンエンジンのエンジン回転軸lOに該
回転軸の駆動回転自在な駆動機構7をその駆動軸16を
前記回転軸に係合させて装着させてなるもので、該駆動
機構の回転機構には電動、または油圧モータのいずれを
利用してもよく、前者の場合には電源17と制御スイッ
チ18を介設して電線19によって、あるいは、後者の
場合には油圧源20と制御弁21を介設して油圧管22
によって夫々接続させるとともに、前記制御スイッチ、
あるいは、制御弁をエンジン回転数に対応して作動自在
なコントローラ23に接続させている。
いたがって、前述した補助動力源用小型ガスタービンエ
ンジン1が停止した際に、主エンノンは作動しているか
ら、これによる機体i源、または油圧源を利用できるの
で、前記小型ガスタービンエンジンが停止してエンジン
回転1dlIOが再度該エンジンを回転させてもよい回
転数まで低下したら、直ちに面記駆動機槽7を作動させ
て前記エンジンのモータリングを行うようになる。
ンジン1が停止した際に、主エンノンは作動しているか
ら、これによる機体i源、または油圧源を利用できるの
で、前記小型ガスタービンエンジンが停止してエンジン
回転1dlIOが再度該エンジンを回転させてもよい回
転数まで低下したら、直ちに面記駆動機槽7を作動させ
て前記エンジンのモータリングを行うようになる。
ついで、前述の実施例は小をガスタービンエンノンを補
助動力源として利用する場合についてであるが、第2図
に示した他の実施例は、主エンジン11として利用する
場合であり、この場合は、エンジン停止と同時に駆動源
がなくなるので、地上設備の電源車、あるいは油圧スタ
ンド14を使用してエンジン始動用に装着しである電気
、または油圧モータ【3を駆動させることによってモー
タリングが実現でき、したがって前述実施例と同様の効
果が得られる。
助動力源として利用する場合についてであるが、第2図
に示した他の実施例は、主エンジン11として利用する
場合であり、この場合は、エンジン停止と同時に駆動源
がなくなるので、地上設備の電源車、あるいは油圧スタ
ンド14を使用してエンジン始動用に装着しである電気
、または油圧モータ【3を駆動させることによってモー
タリングが実現でき、したがって前述実施例と同様の効
果が得られる。
発明の効果
上述したように、この発明は、エンジンの停止後にエン
ジン回転軸をモータリングさせることによって高温部分
のオイルコーキングの発生を防止できるから、特に小型
ガスタービンエンジンに適用して有効であり、その産業
上の利用価値には多大なものがある。
ジン回転軸をモータリングさせることによって高温部分
のオイルコーキングの発生を防止できるから、特に小型
ガスタービンエンジンに適用して有効であり、その産業
上の利用価値には多大なものがある。
第1図は、この発明の実施例を補助動力源として使用し
た小型ガスタービンエンジンに適用したした場合を示す
説明図、第3図は、従来の一般ガスタービンエンジンの
装置回路図である。 l・・ガスタービ、ンエンジン、2・・タービン、3・
・支承ベアリング、4・・還油ポンプ、5・・潤滑オイ
ル、6・・給油ポンプ、7・、・駆動機構、8・・燃焼
器、9・・コンプレッサ、lO・・エンジン回転軸、1
1・・主エンジンとして使用した小型ガスタービンエン
ジン、12・・欠番、13・・始動用電気または油圧モ
ータ、14・・電源車または油圧スタンド、15・・潤
滑オイル配管、16・・駆動機構の駆動軸、17・・電
源、18・・制御スイッチ、19・・電線、2o・・油
圧源、21・・制御弁、22・・油圧管、23(ほか1
名)
た小型ガスタービンエンジンに適用したした場合を示す
説明図、第3図は、従来の一般ガスタービンエンジンの
装置回路図である。 l・・ガスタービ、ンエンジン、2・・タービン、3・
・支承ベアリング、4・・還油ポンプ、5・・潤滑オイ
ル、6・・給油ポンプ、7・、・駆動機構、8・・燃焼
器、9・・コンプレッサ、lO・・エンジン回転軸、1
1・・主エンジンとして使用した小型ガスタービンエン
ジン、12・・欠番、13・・始動用電気または油圧モ
ータ、14・・電源車または油圧スタンド、15・・潤
滑オイル配管、16・・駆動機構の駆動軸、17・・電
源、18・・制御スイッチ、19・・電線、2o・・油
圧源、21・・制御弁、22・・油圧管、23(ほか1
名)
Claims (1)
- エンジン停止後にエンジン回転軸のモータリング自在な
駆動機構を該回転軸に係合装着させたことを特徴とする
小型ガスタービンエンジンのオイルコーキング防止装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7922486A JPS62237036A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 小型ガスタ−ビンエンジンのオイルコ−キング防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7922486A JPS62237036A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 小型ガスタ−ビンエンジンのオイルコ−キング防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62237036A true JPS62237036A (ja) | 1987-10-17 |
Family
ID=13683941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7922486A Pending JPS62237036A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 小型ガスタ−ビンエンジンのオイルコ−キング防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62237036A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02127748U (ja) * | 1989-03-30 | 1990-10-22 | ||
JP2006316815A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 油流動系 |
-
1986
- 1986-04-08 JP JP7922486A patent/JPS62237036A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02127748U (ja) * | 1989-03-30 | 1990-10-22 | ||
JP2006316815A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 油流動系 |
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