JPS62236924A - 電柱の自立植立方法 - Google Patents

電柱の自立植立方法

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JPS62236924A
JPS62236924A JP7928086A JP7928086A JPS62236924A JP S62236924 A JPS62236924 A JP S62236924A JP 7928086 A JP7928086 A JP 7928086A JP 7928086 A JP7928086 A JP 7928086A JP S62236924 A JPS62236924 A JP S62236924A
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Hikoitsu Watanabe
渡辺 彦逸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) イ、産業上の利用分野 本願発明は電柱の倒伏防止手段として従来より実施され
て居る支線係留方式、即ち電柱の上部と斜方向地表部に
設けられた支持点を支線に依って連結する方式に対して
、電柱の地中埋入部を強化して支線に依存せずして自立
し得る如き技術を追及せるものである。
口、従来の技術 この分野に於ける従来の技術は電柱の地中埋入部全量を
コンクリートに依って円筒状若しくは角筒状に膨出拡大
化して倒伏耐力を付与せしめる手段が考えられて居るの
であるが実施面で多くの難題に直面して未だ未解決であ
る。
ハ0発明が解決しようとする問題点 戦後に於いて急速に復興し且発展を遂げしかも狭隘国土
に厖大な人工を有する我国の場合、連年急上昇する電力
需要に対応するため配電線゛ 路の構成手段は最も簡便
にして且速効的な電柱に依る架空配電手段を以って充当
しつつ終に今日の経済大国となったのであるが、その結
果全国各地に無秩序に林立する電柱は今や都市美観上や
道路交通上やその他重大な妨害物となってその抜本的対
策が種々検討される事態となって来たのである。
かくして各種電柱の管理当事者と関係各省庁との協議に
依って各種架空線路の地下埋設方式が検討されることに
なったのであるが、このためには厖大な予算が必要とな
る等を以って仲々にして進展せず、漸くにして今後lO
年計画を以ってとりあえず1 、000kmを地下埋設
しせめてその区間のみにても電柱を除去することに決定
したのである。
処がこの程度では全国の架空路線延長量に比すれば全(
の微々たるものであって依然として電柱はその大半が存
続する事になるのである。
然し乍ら日々進歩する技術に於いて従来の電柱植立手段
をその侭装置することは最早許されず道路交通上の妨害
を極限するためより細径にして且強化し、更に最も重要
なるは電柱の上部より斜方向地面に連結される支線方式
の撤去改善策である。
電柱は自らの径を以って道路上に直立して居るのでこれ
は部分的な妨害性ではあるが斜方向を貫通する支線は電
柱以上の妨害性であり、又美観上は愈々許されない存在
であって今や支線に依存しない電柱自身の自立手段は喫
緊の課題と云われざるを得ないのである。
二0問題を解決するための手段 電柱の植立要領は電気設備の工事規準を以って全長の−
を地中に埋設することとしであるため例えば15m柱の
場合には地上高の12.5mに対して地中埋入量は僅か
に2.5mであり、しかも地表高の最上辺部に各種重量
電線が装備されるのであるから通常の配電線路でも地際
部に荷重される横力は優に10ton以上となるのであ
ってこれを2.5mの地中埋入部で支持するとなれば該
地中埋入部は少なくとも1.5m以上の径若しくは辺を
有するコンクリート体と一体化された膨出状態としなく
てはならず、これを電柱の地中部に造成するためには掘
削に要する作業空間を加算すると優に2m程度の径若し
くは辺の地面積を掘削しなくてはならないのであるが、
路面上をこの様に掘削することは例えば繁華街や住宅密
集地にありで一方通行路は完全に車輌進入が阻止され又
漸く対面通行が許される道路の交通妨害等を考慮すると
施工は列置不可能となるのである。
さて電柱の自立手段は上記の如く地中部を必要量膨出せ
しめる手段の他全く膨出せしめずして地中の埋入深度を
必要量増量せしめる手段と更に膨出と深度増量を併用す
る手段とが考えられるが、以上に於いて最も効果的なる
は膨出と深度増量の併用手段であって本願発明は該併用
手段を追及したものである。
ホ1作用及び実施例 本願発明は添付図面第1図に依る緊締体(A)及び第2
図並びに第3図に依る枠体(B)を用意して実施される
ものであって、先ず緊締体(A)は第1図の如く電柱(
1)と並立する補助柱(2)を緊締するため電柱(1)
の円形側面に合致した馬蹄形とした上両端をねじ加工し
た丸鋼に依る大径緊締環(3)と、補助柱(2)の円形
側面に合致せしめた上両端部を大径緊締環(3)のねじ
と逆方向ねじとなる如(にねじ加工して大径緊締環(3
)の両端部の伸長方向と一致する如くに工作せる小径緊
締環(4)とを以って、両者は夫々の端部をねじ?a 
t5)内に螺入結合して一体化し、ねじ筒(5)の回動
操作に依って互いに張引されるターンバックル方式とし
たものである。
続いて枠体(B)は第2図側面図及び第3国手面図の如
き構造としてこれは将来補助柱孔(12)内に緩く通入
される径と深度に見合った丈長を以って、先ず(6)は
枠体(B)の上辺と下辺並びにその間に適宜の間隔を以
って配置せる複数量の粋筋であり、該粋筋(6)の外周
面上には将来補助柱孔(12)に通入した場合周囲の土
壌が比較的侵入し憎(、且注入される急硬性液状セメン
トが支障なく流出する如き等間隔を以って複数量に分割
された遮蔽板(7)を固着一体化して筒状とした上、更
に粋筋(6)内側には4等分点上の全丈長に縦筋(8)
を固着一体化したものであって以上の緊締体(A)と枠
体(B)が用意されるのである。
以下本願発明の施工方法について説明をする。
本願発明は先ず第4図の如く施工地に対してガス管や水
道管を始めとする各種重要地下埋設物の有無を確認する
必要上一定深度迄人手作業にて床掘穴(9)として掘削
した上、該床掘穴(9)の穴底面より電柱(1)の径よ
りも若干大径にして且電柱(1)の深度に見合った電柱
孔り10)をオーガー掘削して第5図の如く該電柱孔(
10)と同一外径の鋼製パイプに依るガイドパイプ(1
1)を通入定置するのであるが、該ガイドパイプ(11
)の上辺は地表部辺部に達する程度の丈長とするのであ
る。
かくして本願発明は第6図の如くガイドパイプ(11)
に密接せしめてその一側に床掘穴(9)底面より補助柱
孔(12)を計画深度迄オーガー穿孔してこれに第7図
の如く枠体(B)を通入定置した上、これと対向する位
置のガイドパイプ(11)側面にも上記と同様な補助柱
孔(12)をオーガー穿孔して第8図の如くこれにも枠
体(B)を通入定置してガイドパイプ(11)を引抜撤
去して空洞(13)を造成するのである。
続いて本願発明は該空洞(13)内に第9図の如く電柱
(1)を通入定置した上、夫々の枠体(B)内に後刻注
入される急硬性液状セメントが容易に浸透し得る如き5
cm〜10cm径の大径砂利を投入しつつ充填せしめて
枠体(B)の耐圧強度を増強し、床掘穴(9)内の上辺
と下辺を緊締体(八)に依って電柱filの垂直樹立状
態を矯正確認しつつ枠体(B)  と緊締し、緊締を終
わった処で今度は床掘穴(9)内の枠体(B)及び電柱
filとの間隙空洞にも大径砂利を充填し、最終段階と
して夫々の枠体(B)内に急硬性液状セメントを注入す
るのであるが該注入急硬性液状セメントは大径砂利間の
大径間隙を以って極めて効果的に浸透して忽ち枠体内に
充満して横溢し、枠体(B)  と補助柱孔(12)並
びに電柱孔(10)と電柱(11との微量間隙をも充満
充填し、更に床掘穴(9)内にも充満充填されて注入後
約5分〜10分間にて硬化を開始して時間の経過を以っ
て完全硬化し、すべてをコンクリート体(14)として
枠体(B)を補助柱(2)に造成し、該補助柱(2)と
電柱(1)は床掘穴(9)内にて充分に緊締一体化され
てしかもこれをコンクリート体(14)に依って完全包
囲して硬化することになるのである。
向上記の如く施工せる平面状態は第11図の如く床掘穴
(9)内に於いて電柱(11の画側より補助柱(2)を
以って緊締一体化してこれをコンクリート体(14)に
依って包囲して居るのであるが、当該地質に於いて甚だ
しく軟弱であり且施工地形に於いて許されるものであれ
ば、第12図の如く電柱(11に対して周囲の4等分点
に補助柱(2)を配して緊締一体化した上、コンクリー
ト体(14)にて包囲することも可能であり或いは又電
柱(1)の周囲3ケ所に補助柱(2)を配することもあ
り得るのである。
そして又上記説明は施工地面積を極限する意を以って電
柱(1)に対して補助柱(2)を小径化して居るのであ
るが状況が許されれば第13図の如く補助柱(2)を大
径強化して1ケとして電柱(11と一体化すか、或いは
又第14図の如く大径強化された補助柱(2)を以って
両側より電柱(11を擁立する手段も本願発明の範喝と
されるべきものである。
へ0発明の効果 本願発明は施工地面を極限する意を以って電柱(1)の
地中部の膨出量を必要最少限とした上、電柱(11の底
部より土庄計算上必要とされる地下深部迄補助柱(2)
を造成し、しかも該補助柱(2)は電柱(1)と密接せ
しめて床掘穴(9)内にて緊締一体化すこととして居る
のであるから、何としても先行して掘削せる電柱孔(1
0)に密接せしめて補助柱孔(12)をオーガー穿孔し
なくてはならないのである。
処が何等の手段をせずして単に電柱孔(10)に密接し
て補助柱孔(12)を穿孔するとなると穿孔過程でオー
ガー刃は電柱孔(10)に吸引されて絶対に密接並行孔
は掘削し得ないのである。
そこで電柱孔(10)は当該土質以上硬質な他の物体で
完全充填しなくてはならないため本願発明はガイドパイ
プ(11)を以って電柱孔(10)を完全充填し、この
ため補助柱孔(12)穿孔のオーガー刃はガイドパイプ
(11)と摺動しつつ予定穿孔が行われるのである。
そして又枠体(B) はこれをコンクリート体(14)
を以って補助柱(2)に造成後は充分に強力であるが枠
体(B)単体では電柱fl)と緊締する対象物とはなり
得ない弱体である。
処が本願発明は補助柱(2)造成前に於いて枠体(B)
と電柱(1)とを緊締一体化して垂直状態を確立しなく
てはならないのであるから枠体(B)には緊締に耐え得
る強度を付与せしめなくてはならないのであってこれを
大径砂利充填に依って充分に処理したものであり、更に
又本願発明は補助柱(2)と電柱(1)とは終始して密
接状態にあってしかもこれを床掘穴(9)内に於いて2
ケ所以上を緊締した上コンクリート体(14)にて包囲
硬化せしめる完璧な一体化を以って実情に即して電柱(
1)を確実に自立化した技術としたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は緊締体(A)に係る平面図であり、第2図は枠
体(B)の側面図であり、又第3図は同じく枠体(B)
の平面図である。 第4図〜第1O図は本願発明の施工状態を示すものであ
る。 第11図及び第12図は夫々本願発明の平面図である。 第13図及び第14図は電柱+11と同一径の補助柱(
2)とた夫々の平面図である。 1、電柱        9.床掘穴 2、補助柱       10.電柱孔3、大径緊締環
     11.ガイドパイプ4、小径緊締環    
 12.補助柱孔5、ねじ筒       13.空洞 6、粋筋        14. コンクリート体7、
遮蔽板       A、緊締体 8、縦筋        B、枠体 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 施工地面を床掘穴(9)に掘削し、該床掘穴(9)の底
    面より電柱(1)よりも若干量大径となる電柱孔(10
    )をオーガー穿孔してガイドパイプ(11)を通入し、
    該ガイドパイプ(11)に密接した一側に床掘穴(9)
    底面より補助柱孔(12)をオーガー穿孔してこれに枠
    体(B)を通入し、必要に応じてガイドパイプ(11)
    の周囲に密接して複数量の補助柱孔(12)をオーガー
    穿孔して夫々枠体(B)を通入定置した後ガイドパイプ
    を撤去して空洞(13)として該空洞(13)に電柱(
    1)を通入定置し、続いて夫々の枠体(B)内には大径
    砂利を充填して耐屈強度を増強した上、床掘穴(9)内
    に於いても電柱(1)と枠体(B)を緊締体(A)に依
    って緊締一体化して電柱(1)の垂直状態を維持し、更
    に床掘穴(9)内にも大径砂利を充填しつつ電柱(1)
    の垂直状態を一層確立し、ここに於いて夫々の枠体(B
    )内に急硬性液状セメントを注入して枠体(B)内に充
    満せしめると共に横溢する急硬性液状セメントを床掘穴
    (9)内にも充満して硬化せしめ、枠体(B)を以って
    強力な補助柱(2)化せしめると共に枠体(B)と補助
    柱孔(12)との微量な間隙並びに電柱(1)と電柱孔
    (10)との微量間隙を始め床掘穴(9)内もすべてコ
    ンクリート体(14)として電柱(1)の自立性を確立
    することを特徴とした電柱の自立植立方法。
JP7928086A 1986-04-08 1986-04-08 電柱の自立植立方法 Granted JPS62236924A (ja)

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JPH0426366B2 JPH0426366B2 (ja) 1992-05-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011021342A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Sekisui Jushi Co Ltd 柱状体用の固定具及び柱状体用の固定具を埋設するための埋設孔の形成方法

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JP2011021342A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Sekisui Jushi Co Ltd 柱状体用の固定具及び柱状体用の固定具を埋設するための埋設孔の形成方法

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