JPS622367Y2 - - Google Patents

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JPS622367Y2
JPS622367Y2 JP13031884U JP13031884U JPS622367Y2 JP S622367 Y2 JPS622367 Y2 JP S622367Y2 JP 13031884 U JP13031884 U JP 13031884U JP 13031884 U JP13031884 U JP 13031884U JP S622367 Y2 JPS622367 Y2 JP S622367Y2
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JP
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valve
pressure
piston
valve body
liquid
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JP13031884U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔従来の技術〕 本考案は圧力調整弁に係り、例えば洗浄機など
の複数のノズルからそれぞれ定吐出量の液体が吐
出されるようにしたものに関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種圧力調整弁は、第2図に示すよう
に、弁体1をスプリング2にて弁室3の弁座縁4
に接触する方向に付勢し、弁体1にかかる液体圧
によつて弁体1は弁座縁4に接離し、液体圧が増
加した時には、弁体1はスプリング2に抗して押
圧されて開き液体を排出し、液体圧が減少した時
には、弁体1がスプリング2にて閉塞する構造が
採られていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の圧力調整弁では、スプリング2の圧
縮により、ばね定数が大きくなり、加重が水きく
なつて高い精度が得られない問題があつた。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、液
体圧と定圧空気との平衡によつて弁体を開閉させ
るようにし、さらに弁体の全開圧力と開き開始圧
力との差圧を小さくし、精度の高い負荷側の吐出
量が得られるようにした圧力調整弁を提供するも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の圧力調整弁は、弁本体15は導入口1
1と導出口12とを開口し中間に弁口13を形成
した弁室14を有しており、この弁本体15に、
この弁本体15の弁口13の周囲の弁座縁16に
接離して前記弁口13開閉する弁体17を設け、
この弁体17に連結して前記弁室14に摺動自在
に設けたピストン18は、前記弁口13から流入
した液体圧により前記弁体17が弁口13から離
反する方向に摺動されるように弁体17に連結
し、前記ピストン18に連結され前記弁室14か
ら突出したロツド19に、液体20を充填した液
体シリンダ室21に摺動自在に設けられたピスト
ン22を連結し、このピストン22にオリフイス
穴23を形成し、この液体シリンダ室21のピス
トン22にロツド24を介して連結されたピスト
ン25を、空気導口26,27を両端側に開口し
た空気シリンダ28に進退自在に嵌合し、この空
気シリンダ28の一方の導口26にレギユレータ
29を介して空気源30を連通させたことを特徴
とするものである。
〔作 用〕
本考案の圧力調整弁は、例えばポンプ31と複
数の負荷となるノズル32とを接続した導管33
の中間に分岐接続し、また空気シリンダ28の導
口26にはレギレータ29によつて一定の空気圧
で空気を供給する。そして、ポンプ31から圧送
された液体圧がノズル32の開閉数に応じて変化
し、液体圧が上昇すると弁体17にかかる圧力に
よつて弁体17は押圧され、弁体17にかかる液
体圧と空気シリンダ28のピストン25にかかる
空気圧とが平衡されるまで弁体17は弁座縁16
から離反し、弁口13を開口し、この弁口13の
開口で、ピストン18が弁口13から流入される
流体圧を受け、弁体17は急激に弁座縁16から
離反され、弁体17の開き開始時の圧力と全開圧
力との差圧が小さく、導入口11と導出口12と
は連通され、弁体17の全開圧力と開き開始圧力
との差圧が少なく導管33の液体の一部が排出さ
れ、ノズル32側の流量が少くなる。また負荷の
ノズル32が開き、液体圧が低下すると、液体圧
と空気圧との平衡がくずれ、弁体17に対する液
体による押圧力が低下し、空気シリンダ28のピ
ストン25にかかる空気圧で弁体17は弁座縁1
6側に液体圧と空気圧が平衡を保つまで接近し、
負荷のノズル32から吐出される液体圧は一定に
保持されてノズル32から吐出される液体は定圧
に保持される。そして弁体17に連結した空気シ
リンダ28のピストン25は空気圧により作動さ
れるため、スプリングのように液体圧の上昇で荷
重が大きくなることがなく、液体圧の精度が保持
される。また弁体17と空気シリンダ28のピス
トン25との間に介在させたオリフイス穴23を
形成したピストン22により、弁体17にかかる
液体圧の頻繁な変動を緩めている。
〔実施例〕
次にこの考案の一実施例の構成を図面第1図に
ついて説明する。
15は弁本体で、内部には下端に導入口11
を、上端に導出口12とがそれぞれ開口された弁
室14が形成されている。またこの弁本体15の
弁室14には導入口11と導出口12との間に弁
口13が開口され、この弁口13の開口周縁には
弁座縁16が形成されている。この弁本体15の
弁室14には、弁座縁16に接離して弁口13を
開閉する弁体17が進退自在に嵌合され、この弁
体17に弁室14内を摺動するピストン18が連
結されており、このピストン18は弁口13から
流入した液体圧を受て弁体17が弁口13を開く
方向に摺動されるようになつており、このピスト
ン18は弁体17が弁口13を閉塞していると
き、導出口12を絞り開口している。このピスト
ン18に一端を連結したロツド19は弁本体15
の上部から突出され、このロツド19の他端には
このロツド19より径大のピストンロツド34が
連結されている。このピストンロツド34には液
体シリンダ室21に進退自在に嵌合したピストン
22が連結されている。そしてこの液体シリンダ
室21は前記弁本体15の上部に支持体35にて
支持されている。また液体シリンダ室21に嵌合
したピストン22には両面に貫通開口した絞り穴
にてオリフイス穴23が形成され、またこの液体
シリンダ室21には油などの液体20が充填され
ている。
また前記液体シリンダ室21の上部には空気シ
リンダ28が設けられている。この空気シリンダ
28にはピストン25が摺動自在に嵌合されてい
る。このピストン25は前記液体シリンダ室21
に嵌合したピストン22に連結して空気シリンダ
28の上部から突出したロツド24の他端に連結
されている。この空気シリンダ28上端部と下端
部には空気導口26,27が開口されている。こ
の空気シリンダ28の導口26,27とには選択
的に供給空気の圧力を一定に保持するレギユレー
タ29が切換弁36を介して連結され、このレギ
レータ29にコンプレツサなどの空気源30が接
続されている。
なお、弁体17と空気ピストン25にかかる圧
力の平衡は、次の関係式で表わせる。ただし、液
体の圧力をP1とし、空気圧をP2とし、弁体17の
面積を1/2A1とし、ピストン25の面積を1/
2A2とする。
A1・P1=A2P2 となる。
次にこの実施例の作用を洗浄機のノズルから吐
出される液体の定量制御に用いる場合について説
明する。
例えばポンプ31と複数の負荷となる並列接続
のノズル32とを接続した導管33の中間に分岐
管37を介して弁本体15の導入口11を接続
し、また空気シリンダ28の導口26には切換弁
36を介してレギユレータ29によつて一定の空
気圧で空気を供給する。そして、ポンプ31から
圧送された液体圧がノズル32の開閉数に応じて
変化する。ポンプ31から圧送された液体例えば
洗浄液の液体圧が上昇すると弁体17にかかる圧
力によつて弁体17は押圧され、弁体17にかか
る液体圧と空気シリンダ28のピストン25にか
かる空気圧とが平衡されるまで弁体17は弁座縁
16から離反し、弁口13が開き、弁本体15の
導入口11と導出口12とは連通され、導管33
の液体の一部が排出される。このとき導出口12
はピストン18にて絞られているため、弁室14
の圧力が高まり、この弁口13から流入される液
体圧でピストン18が急激に押圧され、このピス
トン18にて絞られていた導出口12が開口さ
れ、ノズル32から吐出される液体の吐出量は一
定に保持される。また負荷のノズル32が開き、
液体圧が低下すると、液体圧と空気圧との平衡が
くずれ、弁体17に対する液体による押圧力が低
下し、空気シリンダ28のピストン25にかかる
空気圧で弁体17は弁座縁16側に液体圧と空気
圧が平衡を保つまで接近し、負荷のノズル32か
ら吐出される液体圧は一定に保持される。そして
弁体17に連結した空気シリンダ28のピストン
25は空気圧により作動されるため、ポンプ31
からの液体圧の上昇で荷重が大きくなることがな
く、しかも空気シリンダ28の空気は多少圧縮さ
れるので、急激な液体圧の変化でもノズル32か
ら吐出される液体は定圧に保持される。また弁体
17と空気シリンダ28のピストン25との間に
介在させたオリフイス穴23を形成したピストン
22により、弁体17にかかる液体圧の頻繁な変
動によつてもその液体圧の感度が鈍化されるた
め、ノズル32から吐出される液体は安定して定
圧で定量に保持される。
なお前記切換弁36は弁体17の作動またはレ
ギレータ29の圧力変化の検知動作に連動して切
換動作されるようにしてピストン25の動作を円
滑にできる。
また前記実施例では洗浄機の複数のノズルから
吐出される液体の定量制御について説明したが、
これに限定されるものではなく、各種の定量制御
に適用できるものである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、弁体17に対する液体の圧力
変化によつて弁体17にかかる液体圧と一定の空
気圧との平衡によつて弁体17が開閉されるの
で、スプリングのように液体圧の上昇によつてば
ね定数が変化することがなく、しかも弁体17に
は弁口13からの流体圧によつて作動するピスト
ン18を設けたので弁体17の全開圧力と開き開
始時の圧力との差圧を小さくでき、弁体17の全
開圧力を設定して弁体17の開き開始圧力を求め
ると、この開き開始圧力は全開圧力に近くなり、
従つて弁体17は全開圧力近くまで開口されず、
全開圧力になつて全量の液体が導出口から流出す
るため、高圧ポンプなどの流量調整が高効率に制
御でき、精度が高く確実な定量制御ができき、大
きな余裕のあるポンプを用いる必要もなく、この
ため高圧配管材の安全率を低くでき、さらに弁体
17にかかる液体圧と一定の空気圧との平衡で制
御するようにしたので、液体圧の急激な変化にも
空気の圧縮で円滑に作動し、さらに、弁体17と
空気圧によつて作動するピストン25との間にオ
リフイス穴23を形成したピストン22を介在さ
せたので、液体の頻繁な圧力変動にも安定した動
作となり、また起動時の無負荷運転にも支障がな
く、吐出開始時の前漏洩もないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す圧力調整弁の
断面図、第2図は従来の圧力調整弁の断面図であ
る。 11……導入口、12……導出口、13……弁
口、14……弁室、15……弁本体、16……弁
座縁、17……弁体、18……ピストン、19…
…ロツド、20……液体、21……液体シリンダ
室、22……ピストン、23……オリフイス穴、
24……ロツド、25……ピストン、26,27
……導口、28……空気シリンダ、29……レギ
ユレータ、30……空気源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導入口11と導出口12とを開口し中間に弁口
    13を形成した弁室14を有する弁本体15に、
    この弁本体15の弁口13の周囲の弁座縁16に
    接離して前記弁口13を開閉する弁体17を設
    け、この弁体17に連結されかつ前記弁口13か
    ら流入した液体圧により前記弁体17が弁口13
    から離反する方向に摺動されるピストン18を前
    記弁室14に設け、前記ピストン18に連結され
    前記弁室14から突出したロツド19に、液体2
    0を充填した液体シリンダ室21に摺動自在に設
    けられたピストン22を連結し、このピストン2
    2にオリフイス穴23を形成し、この液体シリン
    ダ室21のピストン22にロツド24を介して連
    結されたピストン25を、空気導口26,27を
    両端側に開口した空気シリンダ28に進退自在に
    嵌合し、この空気シリンダ28の一方の導口26
    にレギユレータ29を介して空気源30を連通さ
    せたことを特徴とする圧力調整弁。
JP13031884U 1984-08-28 1984-08-28 圧力調整弁 Granted JPS6145673U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13031884U JPS6145673U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 圧力調整弁

Applications Claiming Priority (1)

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JP13031884U JPS6145673U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 圧力調整弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6145673U JPS6145673U (ja) 1986-03-26
JPS622367Y2 true JPS622367Y2 (ja) 1987-01-20

Family

ID=30688933

Family Applications (1)

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JP13031884U Granted JPS6145673U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 圧力調整弁

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JPS6145673U (ja) 1986-03-26

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