JPS62235395A - 車両のブレ−キ液 - Google Patents

車両のブレ−キ液

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Publication number
JPS62235395A
JPS62235395A JP7759886A JP7759886A JPS62235395A JP S62235395 A JPS62235395 A JP S62235395A JP 7759886 A JP7759886 A JP 7759886A JP 7759886 A JP7759886 A JP 7759886A JP S62235395 A JPS62235395 A JP S62235395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake fluid
water
brake
fluid
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP7759886A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Iwamoto
岩本 信一
Takeshi Furukawa
武司 古川
Yoshishige Ooishi
大石 佳栄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP7759886A priority Critical patent/JPS62235395A/ja
Publication of JPS62235395A publication Critical patent/JPS62235395A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等の車両のブレーキ系に使用するブレ
ーキ液に関するものぐある。
(従来技術) 自動車等の車両のブレーキ配管にはブレーキ液が充填さ
れているが、このブレーキ液中に水分が混入すると、温
度の上昇に伴いこの水分が水蒸気となってブレーキ配管
中に気泡を生じ、ブレーキ液による圧力伝達をI害りる
ベーパロックの現象を引き起こす。最近のエンジンの高
速化や高出力化によりエンジンは従来以上のa編上の過
酷な条件で使用されて発熱量が増し、さらに、空力向上
などにより重両走行風によるブレーキ系統の冷Ul効果
が減少し、ブレーキ液の温度がまずます上界の傾向にあ
る。
従来より使用されているエヂレングリコール系のブレー
キ液は、吸湿性があって水分をJ:り溶かし込みやすく
、吸湿すると沸点iS!度が低下するためベーパロック
を起こしやすい。また、水分の混人によりプレー4−液
の耐金属腐食性がイ【(下し、ブレーキ系金属部品、特
に、ブレーキシリンダ内面の腐食が著しく、ビス1−ン
カツブの摩耗による液漏れやピストンの作動不良などブ
レーキ性能に影響を及ぼす。このため早期にブレーキ液
の交換が必要になる。
そこで、水分を溶かし込みにくいシリコン系ブレーキ液
が耐熱性、耐久性に優れているため、メンデナンスフリ
ーの1コングライフのブレーキ液として使用されようと
している。しかしながら、このシリコン系ブレーキ液は
、水分を分離しやずいため、前記エチレングリコール系
のものに比べ、はんの僅かでも水分がプレー4:′aに
入り込むと急激に沸点が低下し、ベーパロックを生じや
すいという欠点がある。したがって、この問題を解決し
ないと、シリコン系プレー4二液は使用できない。
なお、シリコン系ブレーキ液の水添加量に対するベーパ
ロック温度は、水添加量が(1,05%の時に260℃
以上であるのに対し、水添加量が0.1%になると 1
16℃に急激に低下し、水添加量が0.1%になると1
06℃に低下する。
上記プレー=1液への水分の混入は、摩擦熱が冷Wされ
る時に、ブレーキ液の体積の低下に伴う呼吸作用によっ
て生じたり、制動時にブレーキ液の移動により大気中の
湿気がリザーブタンクへ進入してこれとの接触にJ:り
生じたり、または、ブレーキホース等のゴム材料中に含
まれる水分により生じるものである。
そこで、例えば、特開昭59−23758号に見られる
ように、多孔性袋に収納したモレキュラーシーブにより
ブレーキ液中の水分を吸着させるようにした技術が知ら
れている。上記モレキュラーシーブはアルミニウムのケ
イ酸塩(シリカゲル)で硬質であり、粒子状にしてブレ
ーキ液中に分散含有させると、マスクシリンダのカップ
の粘f7J部分等に付着してこのカップの摺動による摩
耗を生起したり、ブレーキ配管通路中に目詰りを生じる
恐れがあることから、前記のようにフィルター室に設置
してブレーキ液の流通により接触させて水分を吸収する
ようにしている。
しかるに、上記モレキュラーシーブと接触する範囲の水
分の吸収はできても、ブレーキ液全体の水分を吸収する
のには多くの時間を要することになり、効率のよい水分
吸収が19られないことになる。
(発明の目的) 本発明は上記事情に鑑み、ブレーキ液中の水分を効率よ
く吸収してベーパロックの起きない車両のブレーキ液を
提供することを[I的とするものである。
(発明の構成) 本発明のプレー」二液は、ブレーキ液の中に吸水性高分
子材料からなる粒子を分散含有していることを特徴と1
6乙のである。
上記粒子の吸水性高分子材料としては、吸水性が高くか
つ柔軟なjrAf8Iであり、グラウト重合により親木
性軒高分子に親水性高分子をV)大したデンプン共重合
体(デンプングラ・り1・共、[’、a体)、セルロー
ズ共重合体等の天然高分子、または、水溶性高分子を架
橋反応にJ、り不溶化したカルボ−1−ジメチルセルロ
ース塩、ポリアクリル酸塩、ポリエチレンオギサイド、
ポバール等の水溶性高分子などを使用する。
また、ブレーキ液としては、シリコン系ブレーキ液が好
適であるが、エチレングリコール系ブレーキ液を使用し
ても、その吸湿性より吸水性高分子材料の吸水性が高く
ベーパロック防止に有効である。
(発明の効果) 本発明によれば、ブレーキ液中にデンプン共重合体等に
よる吸水性高分子材料からなる粒子を分散含有したこと
により、ブレーキ液全体で混入した水分の吸収分離を効
率よく行うことができる。
しか−b、吸収した水分は液漏が、ト昇しても保持して
いることにJ:す、ブレーキ液の沸点を高い状態に雑持
し、ベーパ[1ツクの発生を防止することができ、凍結
の問題もない。
また、吸水性高分子材料による粒子は、吸水性が高くか
つ柔軟な材料であり、ブレーキ液に分散含有しても、マ
スクシリンダのカップ等の摺動部分の摩耗、錆の発生も
しくはブレーキ系統の目詰りを促進することがなく、良
好なブレーキ性能を確保することができ、メンテナンス
フリーのロングライフブレーキ液が可能となるものであ
る。
(実施例) 以下、本発明の詳細な説明りる。第1図にプレーに系統
の仝体構成を示し、第2図に一部の断面図を承り。
マスクシリンダ1から車体側の金属製ブレーキバイブ2
,3を通ったブレーキ液は、フレ4−シブルなブレーキ
ホース6.7を介して前輪のディスクブレーキ4.4と
、後輪のドラムブレーギ5゜5へ供給される。
上記ブレーキ系統、例えば、プレー4:バイブ2を流通
するブレーキ液Bは、シリコン系プレー4:液8に、0
.1〜1.0WL%程度のデンプン共重合体ににる吸水
性高分子材料の粒子9を分散含有している。
前記デンプン共重合体は、自重の300倍以上の吸水性
を有し、しかも、吸収した水分を100℃の温度でも放
出することなく分離保持してJブリ、180℃の温度に
対してb耐久性を有している。
上記デンプン共重合体にJ:る粒子9は、ブレーキ液8
に対して最低0,1wL%程度の添加が必要であり、t
、owt%を越える添加にJ3いては吸水効果が飽和し
て不必要であり、この添加によりブレーキ液Bに混入す
る水分を完全に吸収するbのである。
上記デンプン共重合体ににる粒子9を分子ll混合した
ブレーキ液Bの性能を(i(f lしたテスト結果を、
第3図および第4図に示す。
第3図はシリコン系プレー4二液に2wt%の水を添加
したブレーキ液に、デンプン共重合体による粒子を0.
1wt%J3 にび1,0wt%添加した2種類のブレ
ーキ液を用意し、時間の経過に対する吸水率変化すなわ
ら吸水速度を求めたしのである。0,1wt%添加した
鎖線のものでは、  1.0wt%添加した実線のもの
より吸水率の上界は遅いが、240分経過した時点で略
100%の吸水率となり、添加した水分を完全に吸収し
ている。
一方、」4図は濡洩による吸水能力の変化を示し、シリ
コン系ブレーキ液中において、デンプン共重合体による
粒子に300+++g/りの水分を吸収ざV、このブレ
ーキ液をそれぞれ所定の調度に加熱して、時間の経過と
ともに吸水能力ずなわら吸収した水分の保持程度を求め
たものである。100℃の加熱温度では吸収水分の放出
はなく、温度が130°C1160°Cど畠くなるに従
って放出inが多くなっている。したがって、100℃
付近においては、ブレーキ液中の水分は完全に吸収分離
され、ベーパロックの発生はないbのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ブレーキ液を使用するブレーキ系統の一
例を示ザ概略図、 第2図はプレーギパイプ部分の断面図、第3図および第
4図は本発明プレー1=液における吸水性能を確認した
テスト結果をそれぞれ示すグラフである。 8・・・・・・ブレーキ液    9・・・・・・粒子
第3図 第4図 詩 聞 (憎

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブレーキ液の中に、吸水性高分子材料からなる粒
    子を分散含有してなることを特徴とする車両のブレーキ
    液。
  2. (2)前記吸水性高分子材料からなる粒子は、デンプン
    共重合体であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の車両のブレーキ液。
JP7759886A 1986-04-04 1986-04-04 車両のブレ−キ液 Pending JPS62235395A (ja)

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JPS62235395A true JPS62235395A (ja) 1987-10-15

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