JPS62235090A - 鋼製タンク内面の防蝕被覆 - Google Patents
鋼製タンク内面の防蝕被覆Info
- Publication number
- JPS62235090A JPS62235090A JP61075687A JP7568786A JPS62235090A JP S62235090 A JPS62235090 A JP S62235090A JP 61075687 A JP61075687 A JP 61075687A JP 7568786 A JP7568786 A JP 7568786A JP S62235090 A JPS62235090 A JP S62235090A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrosion
- tank
- steel
- sheet
- resistant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims description 15
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims description 15
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 title description 16
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 title description 15
- 239000011253 protective coating Substances 0.000 title 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 11
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 11
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 8
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000002987 primer (paints) Substances 0.000 description 4
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 3
- 239000003208 petroleum Substances 0.000 description 3
- 238000005488 sandblasting Methods 0.000 description 3
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 3
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000005536 corrosion prevention Methods 0.000 description 1
- 239000010779 crude oil Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 1
- 239000003502 gasoline Substances 0.000 description 1
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- 239000003209 petroleum derivative Substances 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は鋼製タンク（原油、重油、灯油、軽油、ガソリ
ン、水又は薬液等を貯蔵するタンク類）の内部表面防蝕
被覆に関するものである。
ン、水又は薬液等を貯蔵するタンク類）の内部表面防蝕
被覆に関するものである。
「従来の技術」
鋼製貯蔵タンクの腐蝕による漏洩事故防止のため、貯蔵
タンクの安全管理の一環として１０年に１回又は必要に
応じてタンクの開放検査が行われている。
タンクの安全管理の一環として１０年に１回又は必要に
応じてタンクの開放検査が行われている。
従来タンク内底板表面には新設時サンドブラスト後プラ
イマー塗装、中塗り、上塗り及び仕上げが施されている
ため、上記開放検査に際しては上記数層の塗膜をサンド
ブラストにより除去し、素地を露出させて目視或は機器
による腐蝕度のチェックを行った後、露出素地に上述の
塗装を行って復旧させたものである。即ち開放検査時に
サンドブラストによる塗膜除去工事、下地処理及び復旧
塗装工事等を必要とした。そのため高額な工事費及び工
事期間が長く長期間タンクを使用できないため給油その
他の作業に支障を与えな。
イマー塗装、中塗り、上塗り及び仕上げが施されている
ため、上記開放検査に際しては上記数層の塗膜をサンド
ブラストにより除去し、素地を露出させて目視或は機器
による腐蝕度のチェックを行った後、露出素地に上述の
塗装を行って復旧させたものである。即ち開放検査時に
サンドブラストによる塗膜除去工事、下地処理及び復旧
塗装工事等を必要とした。そのため高額な工事費及び工
事期間が長く長期間タンクを使用できないため給油その
他の作業に支障を与えな。
「発明が解決りようとする問題点」
本発明は鋼製タンクの開放検査時に生じる高額な工事費
及び工事日数を軽減し１目視、機器等による腐蝕度検査
を容易に行うことを目的とするものである。
及び工事日数を軽減し１目視、機器等による腐蝕度検査
を容易に行うことを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」
本発明は複数の耐水耐薬品性シートをタンク内の少くと
も底部表面に磁力によって密着させて同表面を被１ｆＬ
、かつ同被覆シートの周辺部及びシート間接続部を賄■
旬ボシールすることを特徴とする鋼製タンク内面の防蝕
被覆によって構成される。
も底部表面に磁力によって密着させて同表面を被１ｆＬ
、かつ同被覆シートの周辺部及びシート間接続部を賄■
旬ボシールすることを特徴とする鋼製タンク内面の防蝕
被覆によって構成される。
「作用」
従ってタンク内に石油等を貯蔵すると石油中の水分が底
面に下降し、底面を被覆している上記耐水耐薬品性シー
トに接触し、同水分は底面の鋼板素地に滲透接触するこ
とはないから鋼板素地の腐蝕は防止される。開放検査時
にはタンク内の石油や下層の水分を汲上げて同タンクを
空となし、かつ空気を送風して残留ガスを排除し、その
状態で上記シートをカッターで方形又は円形等に切込線
に沿って切断し切断片を除去すると除去部分に鋼板素地
が露出するから同露出部を目視或は機器によってその腐
蝕度を判定チェックすることができる。このチェック後
はカッターで除去した上記方形又Ｉ−１円形切断片を除
去部分に再び嵌合すると同切断片は磁力によって素地鋼
板に吸着し密着する。
面に下降し、底面を被覆している上記耐水耐薬品性シー
トに接触し、同水分は底面の鋼板素地に滲透接触するこ
とはないから鋼板素地の腐蝕は防止される。開放検査時
にはタンク内の石油や下層の水分を汲上げて同タンクを
空となし、かつ空気を送風して残留ガスを排除し、その
状態で上記シートをカッターで方形又は円形等に切込線
に沿って切断し切断片を除去すると除去部分に鋼板素地
が露出するから同露出部を目視或は機器によってその腐
蝕度を判定チェックすることができる。このチェック後
はカッターで除去した上記方形又Ｉ−１円形切断片を除
去部分に再び嵌合すると同切断片は磁力によって素地鋼
板に吸着し密着する。
そしてこの切断片と被覆シートとの切込線に沿って防蝕
剤を注入して同境界部をシールし開放検査を終る。
剤を注入して同境界部をシールし開放検査を終る。
「実施例」
石油類貯蔵用鋼製タンク２の底部内面即ち底部表面３に
耐薬品性の可撓マグネットシート又は可撓マグネットゴ
ムシートに耐薬品性樹脂、塗料又は金属等を貼付けてな
る耐水耐薬品性シート１を磁力によって吸着させて上記
表面３を被覆し被覆シート４を形成する。被覆するに当
っては上記シート１を長さ約１０１１１程度の復数の短
冊状シートに形成し第１図に示すように敷き並べる。上
記表面３の素地鋼板６は予めサンドブラストによって研
磨調整されその上に防錆プライマー７（無色透明変性エ
ポキシ樹脂プライマー）を塗布してあり、第２図に示す
ようにその上に上記シート１を並べるものである。各シ
ート１は磁力によって上記表面３の防錆プライマー７の
塗膜上に密着する。このようにした短冊状シート１．１
間の継目部は第２図及び第３図に示すように防蝕剤５で
接着しこれをシールする。又上記被覆シート４の外周辺
部４′と表面とを防蝕剤５で接着するものである。尚図
中８で示すものはカッター切込線、９は同切込ＩＩＪ８
によって除去すべき方形切断片である。
耐薬品性の可撓マグネットシート又は可撓マグネットゴ
ムシートに耐薬品性樹脂、塗料又は金属等を貼付けてな
る耐水耐薬品性シート１を磁力によって吸着させて上記
表面３を被覆し被覆シート４を形成する。被覆するに当
っては上記シート１を長さ約１０１１１程度の復数の短
冊状シートに形成し第１図に示すように敷き並べる。上
記表面３の素地鋼板６は予めサンドブラストによって研
磨調整されその上に防錆プライマー７（無色透明変性エ
ポキシ樹脂プライマー）を塗布してあり、第２図に示す
ようにその上に上記シート１を並べるものである。各シ
ート１は磁力によって上記表面３の防錆プライマー７の
塗膜上に密着する。このようにした短冊状シート１．１
間の継目部は第２図及び第３図に示すように防蝕剤５で
接着しこれをシールする。又上記被覆シート４の外周辺
部４′と表面とを防蝕剤５で接着するものである。尚図
中８で示すものはカッター切込線、９は同切込ＩＩＪ８
によって除去すべき方形切断片である。
従来の防蝕法と本発明の防蝕法との比較を第１表に示す
。
。
以下余白 奢（石油
タンク内底板の防蝕及びメンテ費用）従 来
発 明 工程 内訳 金額 内訳 金額 有利性ンド
サン 素地Ｇ１整ッ、Ｘ） ／’ 日２，８．
” Ｈフライ 防錆 材料代？に儒
目 、−、、、−−、−、−、１０尚、耐水耐薬品性
シート１に合成樹脂シートを用いこれを複数の永久磁石
１０（第４図）で押え、同磁石の磁力によって同シート
１を底部表面に密着させても良い。又底部表面はタンク
２の底面のみでも差支えないし、タンク２の内面全面を
上記被覆シート４で被覆しても良い。
タンク内底板の防蝕及びメンテ費用）従 来
発 明 工程 内訳 金額 内訳 金額 有利性ンド
サン 素地Ｇ１整ッ、Ｘ） ／’ 日２，８．
” Ｈフライ 防錆 材料代？に儒
目 、−、、、−−、−、−、１０尚、耐水耐薬品性
シート１に合成樹脂シートを用いこれを複数の永久磁石
１０（第４図）で押え、同磁石の磁力によって同シート
１を底部表面に密着させても良い。又底部表面はタンク
２の底面のみでも差支えないし、タンク２の内面全面を
上記被覆シート４で被覆しても良い。
「効果」
本発明は上述の方法によったので石油その他の液体の貯
蔵タンクの底部表面の腐蝕を防止し得るばかりでなくタ
ンクの開放検査時における塗装剥離作業を必要とせず簡
便に素地鋼板の表面を露出し得るしかつ簡便に同露出部
を元の状態に復旧被覆し得て腐蝕度検査工事費及び工事
日数を軽減し得る効果がある。
蔵タンクの底部表面の腐蝕を防止し得るばかりでなくタ
ンクの開放検査時における塗装剥離作業を必要とせず簡
便に素地鋼板の表面を露出し得るしかつ簡便に同露出部
を元の状態に復旧被覆し得て腐蝕度検査工事費及び工事
日数を軽減し得る効果がある。
第１図は本発明の鋼製タンク内面の防蝕被覆を示す切欠
斜視図、第２図は同被覆の一部縦断面図、第３図は第２
図の平面図、第４図は底面の他の実施例図である。 １・・耐水耐薬品性シート、２・・タンク、３・・底部
表面、４・・被覆シート。
斜視図、第２図は同被覆の一部縦断面図、第３図は第２
図の平面図、第４図は底面の他の実施例図である。 １・・耐水耐薬品性シート、２・・タンク、３・・底部
表面、４・・被覆シート。
Claims (1)
- （１）複数の耐水耐薬品性シートをタンク内の少くとも
底部表面に磁力によつて密着させて同表面を被覆し、か
つ同被覆シートの周辺部及びシート間接続部をシールす
ることを特徴とする鋼製タンク内面の防蝕被覆。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61075687A JPS62235090A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 鋼製タンク内面の防蝕被覆 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61075687A JPS62235090A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 鋼製タンク内面の防蝕被覆 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62235090A true JPS62235090A (ja) | 1987-10-15 |
Family
ID=13583357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61075687A Pending JPS62235090A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 鋼製タンク内面の防蝕被覆 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62235090A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020101033A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 大日本塗料株式会社 | 鋼構造物の溶接部を保護又は補修する方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5828187A (ja) * | 1981-08-14 | 1983-02-19 | 日産自動車株式会社 | 点火栓 |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP61075687A patent/JPS62235090A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5828187A (ja) * | 1981-08-14 | 1983-02-19 | 日産自動車株式会社 | 点火栓 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020101033A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 大日本塗料株式会社 | 鋼構造物の溶接部を保護又は補修する方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN107955531B (zh) | 一种阻燃型复层包覆防腐体系及其施工方法 | |
| US20220340357A1 (en) | Wall Structure Monitoring System | |
| JPS62235090A (ja) | 鋼製タンク内面の防蝕被覆 | |
| CN109760961A (zh) | 一种新型全接液浮盘及其实现方法 | |
| DE69309867D1 (de) | Äussere Schutzhülle für Metalllagerbehälter zur unterirdische Lagerung, insbesondere für Gasbehälter | |
| Geyer | Handbook of Storage Tank Systems: Codes: Regulations, and Designs | |
| JPH0426397Y2 (ja) | ||
| CA2431599C (en) | Oil tank protective coating | |
| RU2239119C1 (ru) | Устройство для ликвидации течи | |
| US1971308A (en) | Art of lining tanks | |
| ES8604656A1 (es) | Metodo para proteger de la corrosion a superficies metalicas libres, especialmente superficies de acero | |
| Smith et al. | Protection of Steel Bridges From Corrosion | |
| TR199802422T2 (xx) | Sıvılaştırılmış petrol gazının depolanması için depo. | |
| Oechsle | ASTM Safety Alert System | |
| Matanzo | Service Life Performance of marine coatings and paint systems | |
| JP2023043574A (ja) | 防食被覆構造および該防食被覆構造を備えた海洋構造物 | |
| Cowgill et al. | Solid Radioactive Waste Storage Technologies: Performance Of A Polymer Sealant Coating In An Arctic Marine Environment | |
| Delahunt | Linings for aboveground storage tanks | |
| Reinhart et al. | AVIATION FUEL STORAGE AND DISTRIBUTION SYSTEMS | |
| Reinhart et al. | Design for Corrosion Control of Aviation Fuel Storage and Distribution Systems | |
| Jacobson | NACE International’s Coating Inspector Program Celebrates 25 Years of Excellence | |
| MMTtn tlHHISIMIIOH | ADVISORY CIRCULAR | |
| GB2587035A (en) | Wall structure monitoring System | |
| Rajani | ZINC-RICH COATINGS FOR MARINE, OFFSHORE INSTALLATIONS AND INDUSTRIAL ENVIRONMENTS FOR CORROSION PROTECTION | |
| JPS5938463A (ja) | タンク天場の断熱工法 |