JPS62235012A - 長尺物の連続包装方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は長尺物の連続包装方法に関し、更に詳しくは積
層して長尺物としたもしくは長尺物の被包装物を１枚の
シートを中方向で折り曲げた該シート間または重合した
２枚のシート間に並列状態に介在位置づけして熱シール
により包装するに、該シートの一部が裂けることなく、
シートが被包装物の外面形状に沿って添着し、美麗に包
装しうるようにした連続包装方法に関する。

〔従来の技術〕

従来から積層して長尺物としたもしくは長尺物の被包装
物を機械的に多量かつ迅速に包装する方法として、１枚
のシートを巾方向で折り曲げた該シート間または重合し
た２枚のシート間に被包装物を複数列間隔をあけて並列
状態に介在位置づけし、該並列状態とした被包装物間及
び側端を同時に熱シールするとともに、被包装物の両端
部を熱シールし、熱シール中心部分を熱シール時または
後工程で切断して長尺物を個々に包装する方法がきわめ
て一般的である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながらこの方法では並列状態とした被包装物間を
％−シールしたときに、伸縮性に富んだ素材のものを用
いなければ被包装物の厚みから熱シール部分でシートが
裂けて包装後の長尺物の被包装物に不良品が多く発生す
るおそれがある。

とりわけ長尺物の被包装物の外面形状に起伏があるとぎ
等は顕著である。

これらの問題点に加えて、連続して効率よく長尺物の被
包装物を包装するには、シート並びに被包装物の連続的
な供給面から２、シート中方向に対して長尺物の被包装
物を直交方向に並列状態に位置づけることが望まれるが
、シートの素材としてロール状に巻き取るため巾方向の
強度が長さ方向の強度より劣るものが一般的である。

このような従来の問題点に濫みて発明されたものが本発
明の長尺物の連続包装方法であって、熱シール時にシー
ｉ・の一部が裂けることなく、シートが長尺物の被包装
物の外面形状に沿って添着し、美麗かつ良好な包装状態
をえられるようにすることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

かかる目的を達成するため、本発明では１枚のシートを
中方向で折り曲げるかもしくは２枚のシートを上下に重
合し；該上下シート間に、積層して長尺物としたもしく
は長尺物の被包装物または被包装物に外嵌して案内する
長尺筒状の被覆体を複数列間隔をあけて並列状態に介在
位置づけするとともに；被包装物間または被覆体間もし
くは側端の適所１箇所を長さ方向全体にわたって熱シー
ルして基準熱シール部を形成し、その後時間差をおいて
前記基準熱シール部側位の被包装物間または被覆体間も
しくは側端を順次熱シールしてなる長尺物の連続包装方
法を要旨とする。

〔作　用〕

この長尺物の連続包装方法により、積層して長尺物とし
たもしくは長尺物の被包装物を連続的に包装するには：
　１枚のシートを１１１方向で折り曲げるかもしくは２
枚のシートを上下に重合し、上下シート間に被包装物を
そのまままたは被包装物に被覆体を外嵌して、もしくは
被包装物を挿入しない被覆体を両側に間隔を残した状態
、または−例にのみ間隔を残した状態で複数列間隔をあ
けて並列状態に介在位置づけする。

しかして、−例にのみ間隔を残したときには、被包装物
または被覆体の間隔を残した対向側側端を、両側に間隔
を残したときには、略中央部に位置する被包装物間また
は被覆体間をそれぞれ長さ方向全体にわたって熱シール
して基準熱シール部を形成し、その後時間差をおいて該
基準熱シール部側位の被包装物間または被覆体間を順次
側端にいたるまで熱シールする。

ここで熱シール時に熱シール中心部分を切断してもよい
。

上下シート間に被包装物をそのまま介在位置づけしたと
きには、更に両端を熱シールして包装後の被包装物を個
々に分離すればよく、被包装物に被覆体を外嵌したとき
には、被覆体を残したままもしくは取除いたのち、前記
と同様にすればよい。

また被包装物を挿入しない被覆体を上下シート間に介在
位置づけしたときには、該被覆体内に被包装物を挿入し
て、被覆体を残したままもしくは取除いたのち、前記と
同様にすればよい。

このように包装された長尺物は、段ボール節円に収納す
る等して、運搬、保管に供されるものである。

〔実施例〕

以下添付の図面にもとづき本発明の長尺物の連続包装方
法の詳細を更に説明する。

ここで図示した実施例では長尺物の被包装物Ａとしてカ
ップ１を積層して長尺物としたものを連続包装する場合
を例示している。

適宜なシート供給装置により上下に２枚のシート２．２
を上下に重合し、該上下シート２．２間にカッブト・・
を位置しうる長さまで積層して長尺物の被包装物Ａを第
２図（イ）に示したように両側に間隔を残した状態で４
列間隔をあけて並列状態に介在位置づけする。

しかして、シート２．２の略中央部の被包装物Ａ、Ａ間
を長さ方向全体にわたって、シーラー３により熱シール
して基準熱シール部４を形成する。

その後時間差をおいて前記ｙＩＥ準熱シール部４両側の
被包装物Ａ、Ａ間即ら第２図（イ）中ａ、ａとして示す
部分を長さ方向全体にわたって、同じくシーラー３によ
り熱シール５．．５．する。

更にその後時間差をおいて側端即ち第２図（イ）中すと
して示す部分を長さ方向全体にわたって、同しく熱シー
ル５□、５□する。

このとき熱シールと同時に熱シール中心部分を切断して
おいてもよい。

このように順次時間差をおいて熱シールするため図示し
た実施例では基準熱シール部４をまず熱シールし、両側
の第２図（イ）中ａ、更にｂを熱シール５すべく、上方
の前記熱シールずべく間隔に被固定部材６に設けられた
シーラー３・・・に対して、下方対向側に設けられた受
は部７・・・のうち、基準熱シール部４に対応する部分
を最上位に位置づけ、ａに対応する部分をその下方に、
ｂに対応する部分を更にその下方に位置づけるとともに
受は台８に固定し、他の基準熱シール部４に対応する受
は部７並びにａに対応する受は部７，７については上方
へ向けて弾性附勢されており、もって固定部材６を下降
動または受は台８を上昇動もしくは固定部材６並びに受
は台８をそれぞれの方向へ向けて移動させて、シーラー
３・・・により前述のように時間差をおいて順次熱シー
ルすることができるようにしている。

どののち、被包装物Ａ・・・両端を熱シール５３゜５３
するとともに、被包装物Ａ、Ａ間にあっては熱シール中
心部分を長さ方向全体にわたって切断し、被包装物Ａの
両側端、両端にあっては熱シール中心部分もしくは外側
を長さ方向全体にわたって切断して、包装後の被包装物
Ａ・・・を個々に分離する。

このように包装されたカッブト・・は、例えば段ボール
箱内に収納する等して、運搬、保管に供されるものであ
る。

〔発明の効果〕

以上のようになる本発明の長尺物の連続包装方法にあっ
ては、重合した上下２枚のシート間に、長尺物の被包装
物または被包装物に外嵌して案内する長尺筒状の被覆体
を複数列間隔をあけて並列状態に介在位置づけするとと
もに、被包装物間または被覆体間もしくは側端の適所１
箇所をまず長さ方向全体にわたって熱シールして基準熱
シール部を形成し、その後時間差をおいて前記基準熱シ
ール部側位の被包装物間または被覆体間もしくは側端を
順次熱シールしてなるから、基準熱シール部を熱シール
したのら、次に時間差をおいて基準熱シール部側位を熱
シールするときには、上位のシートもしくは下位のシー
トの基準熱シール部に対する該熱シール部分側端は基準
熱シール部へ向けて移動することが可能であるから、５
４％熱シール部と基準熱シール部側位の熱シール間に位
置する上下シートは被包装物の外面形状に沿って添着で
きて、熱シール時にシートの一部が裂けることなく美麗
かつ良好な包装状態かえられる。

また被包装物の外面形状に起伏があっても充分対処が可
能である。

更に長尺物の被包装物を連続して効率よく包装するに、
シート並びに被包装物の連続的な供給の上で有効とされ
ているシート「１１方向に対して長尺物の被包装物を直
交方向に並列状態に位置づけるごとも可能となって、連
続的に効率よく長尺物を包装することが可能となるばか
りか、シー）　Ｉ１１方向の強度が乏しいものであって
も使用可能となり、シートの素材をとねないことから素
材の選定が容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は被包装物の実施例を示す説明図、第２図（イ）
は本発明の長尺物の連続包装方法を実現するための装置
の概略を示す説明図、（ロ）は被包装物を上下シート間
に位置づけして基準熱シール部を形成した状態を示す正
面図、第３図は被包装物を上下シート間に位置づけして
基準熱シール部を形成したのち、更に熱シールして包装
した状態を示す平面図である。 Ａ：被包装物、 ■：カノプ、　　　　　２：シート、 ３：シーラー、　　　　４：基串熱シール部、５：熱シ
ール、　　　　（ｊ：固定部材、７：受は部、　　　　
　８；受は台。 第２図 （イ） （ロ） 第　１　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １枚のシートを巾方向で折り曲げるかもしくは２枚のシ
   ートを上下に重合し、 該上下シート間に、積層して長尺物としたもしくは長尺
   物の被包装物または被包装物に外嵌して案内する長尺筒
   状の被覆体を複数列間隔をあけて並列状態に介在位置づ
   けするとともに、 被包装物間または被覆体間もしくは側端の適所１箇所を
   長さ方向全体にわたって熱シールして基準熱シール部を
   形成し、その後時間差をおいて前記基準熱シール部側位
   の被包装物間または被覆体間もしくは側端を順次熱シー
   ルしてなる長尺物の連続包装方法。