JPS62233527A - 油圧クラツチの衝撃接続防止構造 - Google Patents
油圧クラツチの衝撃接続防止構造Info
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- JPS62233527A JPS62233527A JP61077953A JP7795386A JPS62233527A JP S62233527 A JPS62233527 A JP S62233527A JP 61077953 A JP61077953 A JP 61077953A JP 7795386 A JP7795386 A JP 7795386A JP S62233527 A JPS62233527 A JP S62233527A
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明はトラクター等のクラッチ装置や変速装置として
用いられる油圧クラッチ装置の、接合時における急激な
衝撃を回避する為の構成に関するものである。
用いられる油圧クラッチ装置の、接合時における急激な
衝撃を回避する為の構成に関するものである。
(ロ)従来技術
従来から油圧クラッチ式変速装置に関する技術は公知と
されており、また接合時の急激な接合によるショックを
防止する技術は、公知とされているものである。例えば
実開昭58−106677号公報の如くである。
されており、また接合時の急激な接合によるショックを
防止する技術は、公知とされているものである。例えば
実開昭58−106677号公報の如くである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は、該従来の油圧クラッチ装置の衝撃接合
防止装置においては、ディレィリリーフバルブの付勢バ
ネやバネ受けスプール3が固定式であった為に、油圧の
立ち上がり曲線が常に同じ曲線しか出来ず、油圧クラッ
チ装置により動力を伝達して、駆動する作業機の大きさ
や回転体の重量等が変化すると、これに対して対応出来
ないという不具合いが有ったのである。
防止装置においては、ディレィリリーフバルブの付勢バ
ネやバネ受けスプール3が固定式であった為に、油圧の
立ち上がり曲線が常に同じ曲線しか出来ず、油圧クラッ
チ装置により動力を伝達して、駆動する作業機の大きさ
や回転体の重量等が変化すると、これに対して対応出来
ないという不具合いが有ったのである。
本発明の実施例においては、油圧クラッチ装置はPTO
軸11を駆動するものであるが、該PTO軸11により
駆動する作業機はトラクターに付設する作業機が多種に
渡っている為に大きさや駆動力が一定しないのである。
軸11を駆動するものであるが、該PTO軸11により
駆動する作業機はトラクターに付設する作業機が多種に
渡っている為に大きさや駆動力が一定しないのである。
例えば、作業機としては、牧草収穫機械のヘーベーラー
やヘーローダー等は、接合時の負荷が大であり、徐々に
接合してやる必要があるのである。これに対してロータ
リー耕耘装置等は圃場端回行時には上昇して爪を土中空
引き上げてから回行するので、負荷が掛からず油圧クラ
ッチ装置の接合を速くしても、衝撃はそれほど発生しな
いのである。
やヘーローダー等は、接合時の負荷が大であり、徐々に
接合してやる必要があるのである。これに対してロータ
リー耕耘装置等は圃場端回行時には上昇して爪を土中空
引き上げてから回行するので、負荷が掛からず油圧クラ
ッチ装置の接合を速くしても、衝撃はそれほど発生しな
いのである。
このように、作業機の種類により油圧クラッチ装置の接
合速度と接合にようする時間を変更してやることが必要
なのである。
合速度と接合にようする時間を変更してやることが必要
なのである。
本発明によれば、該作業機の相違による油圧立ち上がり
曲線の変更を自由に行うことができるように構成したも
のである。
曲線の変更を自由に行うことができるように構成したも
のである。
(ニ)問題を解決するための手段
本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的う達成す
る為の構成を説明すると。
る為の構成を説明すると。
油圧クラッチ装置への圧油の流入初期において、油圧ク
ラッチ装置のシリンダー内における急激な圧力上昇をさ
けるべく、圧力の立ち上がりを遅らせるディレィリリー
フバルブ5を設けると共に、該ディレィリリーフバルブ
5を絞り孔19より流入する圧油により、圧力上昇側へ
移動させるバネ受けスプール3と対向して、アキュムレ
ーターピストン4をバネ7により付勢して配置し、油圧
クラッチ装置のシリンダーの圧油立ち上がり曲線を2段
階に上昇させたものである。
ラッチ装置のシリンダー内における急激な圧力上昇をさ
けるべく、圧力の立ち上がりを遅らせるディレィリリー
フバルブ5を設けると共に、該ディレィリリーフバルブ
5を絞り孔19より流入する圧油により、圧力上昇側へ
移動させるバネ受けスプール3と対向して、アキュムレ
ーターピストン4をバネ7により付勢して配置し、油圧
クラッチ装置のシリンダーの圧油立ち上がり曲線を2段
階に上昇させたものである。
また、ディレィリリーフバルブ5とバネ受けスプール3
とアキュムレーターピストン4を、前後のケースに挟持
したセンタープレート15内に配置したものである。
とアキュムレーターピストン4を、前後のケースに挟持
したセンタープレート15内に配置したものである。
また、アキュムレーターピストン4を付勢するバネ7の
付勢力を変更可能としたものである。
付勢力を変更可能としたものである。
(ホ)実施例の構成
本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明すると。
面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図はトラクターの後部を示す側面図、第2図はセン
タープレート15の上部の前面一部所面図、第3図は第
2図のA−A断面矢視図、第4図は本発明の衝撃接続防
止構造による油圧立ち上がり曲線を示す図面である。
タープレート15の上部の前面一部所面図、第3図は第
2図のA−A断面矢視図、第4図は本発明の衝撃接続防
止構造による油圧立ち上がり曲線を示す図面である。
第1図において、トラクターのクラッチハウジング14
とミッションケース13の間に、本発明の要部であるセ
ンタープレート15を挟持介装している。そして該セン
タープレート15の直ぐ後部の位置に、PTO軸11へ
の動力を断接する油圧クラッチ装置12が配置されてい
る。
とミッションケース13の間に、本発明の要部であるセ
ンタープレート15を挟持介装している。そして該セン
タープレート15の直ぐ後部の位置に、PTO軸11へ
の動力を断接する油圧クラッチ装置12が配置されてい
る。
本実施例においては、油圧クラッチ装置12はPTO軸
11の断接の為に使用しているが、該油圧クラッチ装置
を複数個並べて、該油圧クラッチ装置を選択的に断接す
る油圧クラッチ式変速装置において、本発明の油圧クラ
ッチの衝撃接続防止構造を実施しても良いものである。
11の断接の為に使用しているが、該油圧クラッチ装置
を複数個並べて、該油圧クラッチ装置を選択的に断接す
る油圧クラッチ式変速装置において、本発明の油圧クラ
ッチの衝撃接続防止構造を実施しても良いものである。
次に第2図・第3図において、本発明の要部の構成を説
明すると。
明すると。
センタープレート15は前述の如くクラッチハウジング
14とミッションケース13の間に介装されており、該
センタープレート15内に油圧クラッチ装置12用の油
圧ポンプ19と油圧制御バルブ2と低圧リリーフバルブ
20と慣性空転防止ブレーキバルブ22等も、一体重に
構成されているのである。慣性空転防止ブレーキバルブ
22はギア摺動式変速装置のシフター21に連動してお
り、ギアシフトシて変速する場合には、慣性空転防止ブ
レーキが作動しないように構成している。
14とミッションケース13の間に介装されており、該
センタープレート15内に油圧クラッチ装置12用の油
圧ポンプ19と油圧制御バルブ2と低圧リリーフバルブ
20と慣性空転防止ブレーキバルブ22等も、一体重に
構成されているのである。慣性空転防止ブレーキバルブ
22はギア摺動式変速装置のシフター21に連動してお
り、ギアシフトシて変速する場合には、慣性空転防止ブ
レーキが作動しないように構成している。
また低圧リリーフバルブ20は油圧クラッチ装置用の作
動油のドレーン回路を低圧を掛けて閉鎖することにより
、該ドレーン油を油圧クラッチ装置12内の潤滑油路に
導いて、内部から潤滑するものである。必要以上のドレ
ーン油は該低圧リリーフバルブ20よりミッションケー
ス1−3内に還流するものである。
動油のドレーン回路を低圧を掛けて閉鎖することにより
、該ドレーン油を油圧クラッチ装置12内の潤滑油路に
導いて、内部から潤滑するものである。必要以上のドレ
ーン油は該低圧リリーフバルブ20よりミッションケー
ス1−3内に還流するものである。
第3図において、26はクラッチハウジング14内の後
部を閉塞して内部に構成したギア摺動式の主変速装置の
軸であり、27も該主変速装置用の固設ギアである。2
8は油圧クラッチ装置12により断接されたPTO動力
を変速したあとでPTo軸11に伝えるPTO変速軸で
ある。
部を閉塞して内部に構成したギア摺動式の主変速装置の
軸であり、27も該主変速装置用の固設ギアである。2
8は油圧クラッチ装置12により断接されたPTO動力
を変速したあとでPTo軸11に伝えるPTO変速軸で
ある。
油圧ポンプ19の駆動軸18はセンタープレート15に
片持ち支持されており、該駆動軸18にポンプギア17
が固設されて、センタープレート15の後部のミッショ
ンケース13内に構成された副変速装置のギアの1枚と
噛合して動力を得て回転している。
片持ち支持されており、該駆動軸18にポンプギア17
が固設されて、センタープレート15の後部のミッショ
ンケース13内に構成された副変速装置のギアの1枚と
噛合して動力を得て回転している。
油圧制御バルブ2はロータリーバルブに構成さており、
該油圧制御バルブ2をミッションケース13の上部に突
出したPTOクラッチレバ−により回転することにより
、断接するものである。
該油圧制御バルブ2をミッションケース13の上部に突
出したPTOクラッチレバ−により回転することにより
、断接するものである。
第3図において、ポンプポートPに油圧ポンプ19より
の圧油が送油されており、シリンダーポートCより圧油
が油圧クラッチ装置12のシリンダーポートCに送油さ
れている。該油圧制御バルブ2がクラッチ接側へ切り替
わると、圧油はポンプポートPからシリンダーポートC
を送油され、油圧制御バルブ2がクラッチ断側へ切り替
わると、圧油は低圧リリーフバルブ20の配置されたド
レーンポートDへ流れるのである。
の圧油が送油されており、シリンダーポートCより圧油
が油圧クラッチ装置12のシリンダーポートCに送油さ
れている。該油圧制御バルブ2がクラッチ接側へ切り替
わると、圧油はポンプポートPからシリンダーポートC
を送油され、油圧制御バルブ2がクラッチ断側へ切り替
わると、圧油は低圧リリーフバルブ20の配置されたド
レーンポートDへ流れるのである。
次に第2図において、ディレィリリーフバルブ5とバネ
受けスプール3とアキュムレーターピストン4の構成に
ついて、説明すると。
受けスプール3とアキュムレーターピストン4の構成に
ついて、説明すると。
従来の構成においては、ディレィリリーフバルブ5とバ
ネ受けスプール3のみの構成により、油圧クラッチの衝
撃接続防止構造が構成されていたのである。これに対し
て本発明においては、更にバネ受けスプール3を戻し摺
動させるクラッチの油路に対向して、アキュムレーター
ピストン4を配置したものである。そして、該アキュム
レーターピストン4の背面を押圧する付勢バネ7・8を
、バネケース6を取り外すことにより簡単に取り替え可
能としているものである。
ネ受けスプール3のみの構成により、油圧クラッチの衝
撃接続防止構造が構成されていたのである。これに対し
て本発明においては、更にバネ受けスプール3を戻し摺
動させるクラッチの油路に対向して、アキュムレーター
ピストン4を配置したものである。そして、該アキュム
レーターピストン4の背面を押圧する付勢バネ7・8を
、バネケース6を取り外すことにより簡単に取り替え可
能としているものである。
即ちミッションケース13とタラソチハウジング14の
間に、挟持されたセンタープレート15の上面には、前
後にわたりオペレーターが足を載せることのできるフロ
アプレー1〜33が構成されており、該フロアプレート
33にバネケース6を取り外し操作可能な、操作開口3
3aを設けているのである。該操作開口33aの上部に
敷かれたフロアマントを取り外して、操作開口33aを
露出し、バネケース6を外すことにより付勢バネ7・8
を簡単に取り替えすることができるものである。
間に、挟持されたセンタープレート15の上面には、前
後にわたりオペレーターが足を載せることのできるフロ
アプレー1〜33が構成されており、該フロアプレート
33にバネケース6を取り外し操作可能な、操作開口3
3aを設けているのである。該操作開口33aの上部に
敷かれたフロアマントを取り外して、操作開口33aを
露出し、バネケース6を外すことにより付勢バネ7・8
を簡単に取り替えすることができるものである。
バネケース6内には、ポンプポートPの圧油をアキュム
レーターピストン4の背面に導入する油路6aが刻設さ
れており、該アキュムレーターピストン4は通常は該ポ
ンプポートPの圧油と付勢バネ7・8により押圧されて
、下方のストッパー面34に押圧されて、停止されたポ
ペット弁を構成しているものである。
レーターピストン4の背面に導入する油路6aが刻設さ
れており、該アキュムレーターピストン4は通常は該ポ
ンプポートPの圧油と付勢バネ7・8により押圧されて
、下方のストッパー面34に押圧されて、停止されたポ
ペット弁を構成しているものである。
(へ)実施例の作用
次に第2図と第4図の図面に基づいて、本発明の油圧ク
ラッチの衝撃接続防止構造の作用を説明すると。
ラッチの衝撃接続防止構造の作用を説明すると。
ディレィリリーフバルブ5には、前述のポンプポートP
とタンクポートTが開口しており、8亥デイレイリリー
フバルブ5がクラッチの接合初期において、−気に流入
する圧油によりバネ受けスプール3の方向へ押されると
、ポンプポートPの圧油は、タンクボートTとポンプポ
ートPが連通することにより、タンクポートTに流出し
てしまうのである。
とタンクポートTが開口しており、8亥デイレイリリー
フバルブ5がクラッチの接合初期において、−気に流入
する圧油によりバネ受けスプール3の方向へ押されると
、ポンプポートPの圧油は、タンクボートTとポンプポ
ートPが連通することにより、タンクポートTに流出し
てしまうのである。
即ち、PTOクラッチレバ−を接側へ回動すると、ディ
レィリリーフバルブ5が第2図の上方へポンプポートP
の圧油に押されて摺動し、ポンプポートPとタンクボー
トTが連通して、ポンプポートPの圧油は殆どがタンク
ポートTに逃げることにより、初期圧POが発生する。
レィリリーフバルブ5が第2図の上方へポンプポートP
の圧油に押されて摺動し、ポンプポートPとタンクボー
トTが連通して、ポンプポートPの圧油は殆どがタンク
ポートTに逃げることにより、初期圧POが発生する。
その後、ポンプポートPと連通した絞り孔9より、ポン
プポートPの圧油が遅れて徐々に流入し、該絞り孔9よ
り流入した圧油により付勢ハネ7・8の方が、ディレィ
リリーフバルブ5の付勢バネ10・16よりもバネ力が
弱い為に、先に押されて後退し、該アキュムレーターピ
ストン4の付勢バネ7・8のバネが収縮して、付勢バネ
10・16のバネ力より大となるまでの間、油圧立ち上
がり曲線は立ち上がらず、油圧波形P1が発生する。
プポートPの圧油が遅れて徐々に流入し、該絞り孔9よ
り流入した圧油により付勢ハネ7・8の方が、ディレィ
リリーフバルブ5の付勢バネ10・16よりもバネ力が
弱い為に、先に押されて後退し、該アキュムレーターピ
ストン4の付勢バネ7・8のバネが収縮して、付勢バネ
10・16のバネ力より大となるまでの間、油圧立ち上
がり曲線は立ち上がらず、油圧波形P1が発生する。
そしてアキュムレーターピストン4が十分に後退して、
ハネ受けスプール3の付勢バネ10・16に優るバネ力
成った時点から、徐々にバネ受けスプール3が付勢バネ
10・16に抗して、第2図の下方へ摺動して、付勢バ
ネ10・16のうち外バネ10により、ディレィリリー
フバルブ5を押して、ディレィリリーフバルブ5を戻し
、ポンプボートPとクンクボートTの連通を徐々に閉鎖
し、油圧波形P2が発生する。最終的には、外バネ10
と内バネ16の両者におり、ディレィリリーフバルブ5
を押して、油圧波形P3となるのである。
ハネ受けスプール3の付勢バネ10・16に優るバネ力
成った時点から、徐々にバネ受けスプール3が付勢バネ
10・16に抗して、第2図の下方へ摺動して、付勢バ
ネ10・16のうち外バネ10により、ディレィリリー
フバルブ5を押して、ディレィリリーフバルブ5を戻し
、ポンプボートPとクンクボートTの連通を徐々に閉鎖
し、油圧波形P2が発生する。最終的には、外バネ10
と内バネ16の両者におり、ディレィリリーフバルブ5
を押して、油圧波形P3となるのである。
油圧クラッチ装置12は、油圧波形P2と、P3の曲線
を描く間に徐々にアキュムレーターを作動させてクラッ
チ摩擦板を接合状態とするものである。
を描く間に徐々にアキュムレーターを作動させてクラッ
チ摩擦板を接合状態とするものである。
以上の作用において、バネケース6内の付勢バネ7・8
のをバネ力の異なるものに変更することにより、第4図
の如く油圧立ち上がり曲線を平行移動したものを得るこ
とができるものである。
のをバネ力の異なるものに変更することにより、第4図
の如く油圧立ち上がり曲線を平行移動したものを得るこ
とができるものである。
このように、油圧立ち上がり曲線を平行移動することに
より、油圧クラッチ装置12の接合時間と接合時の圧力
を変更することができるものである。
より、油圧クラッチ装置12の接合時間と接合時の圧力
を変更することができるものである。
(ト)発明の効果
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
するものである。
第1に、トラクターの場合において、PTO軸により駆
動する作業機は多種多様であり、ヘーベーラーやヘーロ
ーグーの如く、回転初期に大きな回転力を有するものや
、ロータリー耕耘装置の如く回転初期は上昇回動してい
る為に、軽い回転力で駆動することのできる作業機もあ
るのである。
動する作業機は多種多様であり、ヘーベーラーやヘーロ
ーグーの如く、回転初期に大きな回転力を有するものや
、ロータリー耕耘装置の如く回転初期は上昇回動してい
る為に、軽い回転力で駆動することのできる作業機もあ
るのである。
これらの多種多様の作業機の接合時の衝撃の緩和を、従
来の如き、一定住様のディレイリリーフバルブにより全
て満足させることは出来ず、本発明に寄れば、付設した
アキュムレータースピストン4の部分の付勢バネ7・8
を交換することにより、簡単に油圧立ち上がり曲線の配
置・形状を変更することが可能となり、トラクターの使
用目的に応じて、それにマツチした油圧クラッチ装置1
2の接合速度を得ることができるものである。
来の如き、一定住様のディレイリリーフバルブにより全
て満足させることは出来ず、本発明に寄れば、付設した
アキュムレータースピストン4の部分の付勢バネ7・8
を交換することにより、簡単に油圧立ち上がり曲線の配
置・形状を変更することが可能となり、トラクターの使
用目的に応じて、それにマツチした油圧クラッチ装置1
2の接合速度を得ることができるものである。
第2に、ディレィリリーフバルブ5とバネ受けスプール
3とアキュムレータースピストン4を、全てセンタープ
レート15内に収納配置したことにより、油圧関係の部
品を全てセンタープレート15に集中配置することが可
能となり、従来の装置の如く油圧用のパイピングを巡ら
ず必要が無くなったものである。またこれによりアキュ
ムレータースピストン4の部分が、フロアプレート33
の上面に突出しないので、オペレーターの前部をフラツ
トなデツキとすることが出来たものである第3に、アキ
ュムレータースピストン4の付勢バネ7・8の交換を行
う為のバネケース6を、フ0アブレート33の操作開口
3a部に配置したことにより、オペレーターや技術者が
簡単に付勢バネ7・8の交換を行うことが出来たもので
ある。
3とアキュムレータースピストン4を、全てセンタープ
レート15内に収納配置したことにより、油圧関係の部
品を全てセンタープレート15に集中配置することが可
能となり、従来の装置の如く油圧用のパイピングを巡ら
ず必要が無くなったものである。またこれによりアキュ
ムレータースピストン4の部分が、フロアプレート33
の上面に突出しないので、オペレーターの前部をフラツ
トなデツキとすることが出来たものである第3に、アキ
ュムレータースピストン4の付勢バネ7・8の交換を行
う為のバネケース6を、フ0アブレート33の操作開口
3a部に配置したことにより、オペレーターや技術者が
簡単に付勢バネ7・8の交換を行うことが出来たもので
ある。
第1図はトラクターの後部を示す側面図、第2図はセン
タープレート15の上部の前面一部所面図、第3図は第
2図のA−A断面矢視図、第4図は本発明の衝撃接続防
止構造による油圧立ち上がり曲線を示す図面である。 2・・・油圧制御バルブ 3・・・バネ受けスプール 4・・・アキュムレータースピストン 5・・・ディレィリリーフバルブ 6・・・バネケース 7.8・・・アキュムレータースピストンの付勢バネ 9・・・・絞り孔 10.16・・・バネ受けスプールの付勢バネ11・・
・・・・PTO軸
タープレート15の上部の前面一部所面図、第3図は第
2図のA−A断面矢視図、第4図は本発明の衝撃接続防
止構造による油圧立ち上がり曲線を示す図面である。 2・・・油圧制御バルブ 3・・・バネ受けスプール 4・・・アキュムレータースピストン 5・・・ディレィリリーフバルブ 6・・・バネケース 7.8・・・アキュムレータースピストンの付勢バネ 9・・・・絞り孔 10.16・・・バネ受けスプールの付勢バネ11・・
・・・・PTO軸
Claims (3)
- (1)、油圧クラッチ装置への圧油の流入初期において
、油圧クラッチ装置のシリンダ−内における急激な圧力
上昇を避けるべく、圧力の立ち上がりを遅らせるディレ
ィリリーフバルブ5を設けると共に、該ディレィリリー
フバルブ5を絞り孔9より流入する圧油により、圧力上
昇側へ移動させるバネ受けスプール3と対向して、アキ
ュムレーターピストン4をバネ7により付勢して配置し
、油圧クラッチ装置のシリンダーの圧油立ち上がり曲線
を2段階に上昇させたことを特徴とする油圧クラッチの
衝撃接続防止構造。 - (2)、特許請求の範囲第1項記載のディレィリリーフ
バルブ5とバネ受けスプール3とアキュムレーターピス
トン4を、前後のケースに挟持したセンタープレート1
5内に配置したことを特徴とする油圧クラッチの衝撃接
続防止構造。 - (3)、特許請求の範囲第1項記載のアキュムレーター
ピストン4を付勢するバネ7の付勢力を変更可能とした
ことを特徴とする油圧クラッチの衝撃接続防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61077953A JPS62233527A (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 油圧クラツチの衝撃接続防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61077953A JPS62233527A (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 油圧クラツチの衝撃接続防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62233527A true JPS62233527A (ja) | 1987-10-13 |
Family
ID=13648372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61077953A Pending JPS62233527A (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 油圧クラツチの衝撃接続防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62233527A (ja) |
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1986
- 1986-04-03 JP JP61077953A patent/JPS62233527A/ja active Pending
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