JPS62230770A - N,n′−ジハロ−2−イミダゾリジノン類 - Google Patents

N,n′−ジハロ−2−イミダゾリジノン類

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JPS62230770A
JPS62230770A JP62070123A JP7012387A JPS62230770A JP S62230770 A JPS62230770 A JP S62230770A JP 62070123 A JP62070123 A JP 62070123A JP 7012387 A JP7012387 A JP 7012387A JP S62230770 A JPS62230770 A JP S62230770A
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    • A01N43/48Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/501,3-Diazoles; Hydrogenated 1,3-diazoles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D233/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノ
ン誘導体に関し、より詳しくはそのような化合物の水性
媒質、殊に工業水系、飲料水、水泳プール、温槽、廃水
処理設備における、および衛生化用途における微生物の
防除および予防に対する使用に関する。
工程および冷却目的に水に対する工業による需要の増加
は系中の利用できる水供給の再使用例えば再循環冷水塔
および閉鎖空気調節系を生じた。
苛酷なスケーリングおよび腐食の問題にさらされるだけ
でなく、開放再循環冷却系は多くの型の微生物の成長に
対する理想的な環境である。大型空気調節装置中の微生
物、レジオネラ・ニューモフィラ(Legionell
a pneuo+ophila)の成長が実証された。
藻類汚染の問題もまた配水塔、空気調節装置、水貯槽お
よびタンク、農地上の池および濡液溝、沈殿池、ぶどう
醸造装置、製紙工場中の廃水堰、下水処理設備、トイレ
ットのタンク、並びに水の使用および貯蔵を含む他の用
途に関連して非常にしばしば生ずる。
都市給水系、水泳プールおよび温槽もまた微生物例えば
藻類、細菌および原生動物の成長に適する環境を与える
。例えば、都市水処理系中のランブル鞭毛虫(Giar
dia lamblia)の存在が居住区域への飲料水
の供給の中断を生じた。都市給水系は通常塩素を殺菌剤
として使用する。私設水泳プールおよび温槽は種々の市
販薬品例えば、塩素含有化合物例えば次亜塩素酸カルシ
ウムで処理して細菌、藻類および、そのような水性媒質
中で繁殖する傾向がある他の微生物を防除および(また
は)排除する。他の毒物例えば硫M銅(冷水塔)および
クロラミンもまた微生物の成長の防除に使用された;し
かじ、多くの系において、これらの化学薬品の使用はそ
の使用の結果生ずる有害な副作用のために望ましくない
レンナー(C,A、 Renner)ほかによる論文「
ジアジリジノン!(2,3−ジアザシクロプロパノン類
)」、ジャーナル・オブ・オルガニック・ケミストリー
(J、Org、Chem、) 41巻、17号、281
3〜2819頁(1976)、には非ハロゲン化イミダ
ゾリジノンと次亜塩素酸t−ブチルとの反応による1−
クロロ−4,4,5,5−テトラメチル−2−イミダゾ
リトンおよび1,3−ジクロロ−4,4゜5.5−テト
ラメチル−2−イミダゾリトンの製造が記載されている
。そのような化合物の用法は記載されていない。ここに
記載するN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノン誘導
体は水および硬質表面の殺菌に使用される。これらの有
機化合物はそれらを前記目的に対する所望の陽性(po
sitive)ハロゲン源にする性質を有する。多くは
室温で固体であり、乾燥形態で、および水中で、ともに
良好な安定性を示す。それらは取扱いが安全であり、比
較的高割合のハロゲンを含有する。
本発明の目的は新規なN、N’−ジハロ−2−イミダゾ
リジノン誘導体を提供することである。
他の目的はハロゲン感受性微生物を含む水性媒質の殺菌
および上記微生物で汚染された領域の衛生化をする方法
を提供することである。
本発明の目的は特許請求の範囲第(1)項記載のイミダ
ゾリジノン類および特許請求の範囲第(16)項〜第(
32)項記載の方法の利用により達成される。
サブクレームは発明の好ましい態様を示す。
発明の詳細な説明 ここに記載するN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノ
ン類は次の弐■: 〔式中、XおよびX′はそれぞれ塩素および臭素の群か
ら選ばれるハロゲンであり、R1,R2、R3およびR
4はそれぞれ水素、C1〜C4アルキル、C1〜C,ア
ルコキシ、ヒドロキシおよび置換フェニル、殊にp−置
換フェニル(ただし前記フェニル置換基はそれぞれC3
〜C4アルキル、ClNC4アルコキシおよびヒドロキ
シからなる群から選ばれる)からなる群から選ばれるが
、しかし置換基R1〜R4の多くても1つが水素であり
、さらにXおよびX′がともに塩素であるときに置換基
RいR2、R3およびR4の多くても3つがメチルであ
る〕 により現わすことができる五員環化合物である。
XおよびX′がともに塩素であるときに、本発明の新規
なN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノンには(a)
R1、RfおよびR3がそれぞれ水素、01〜C4アル
キル例えば02〜C4アルキル、01〜C4アルコキシ
、ヒドロキシおよび置換フェニル(ただし前記フェニル
置換基はC2〜C4アルキル、Cl−C4アルコキシま
たはヒドロキシの群から選ばれる)の群から選ばれ、R
4が水素、02〜C4アルキル、ClNC4アルコキシ
、ヒドロキシおよび置換フェニル(ただし前記フェニル
置換基は01〜C4アルキル、C0〜C4アルコキシま
たはヒドロキシの群から選ばれる)の群から選ばれ、(
b)置換基R2〜R4の多くても1つが水素である化金
物が含まれる。より特定的には、XおよびX′がともに
塩素であるときに、(a)置換基R3〜R4はそれぞれ
水素、C3〜C4アルコキシ、ヒドロキシおよび置換フ
ェニル例えばp−置換フェニル例えばp−置換フェニル
(ただし前記フェニル置換基は前に規定されている)の
群から選ばれ、山)置換基R1〜R4の多くても1つが
水素である。
2−イミダゾリジノン化合物の環またはフェニル基に結
合したアルキル置換基は1〜4個の炭素原子を含む、す
なわちメチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよび
ブチル例えばn−ブチル、イソブチルおよびS−ブチル
であることができる。
同様に、環またはフェニル基に結合したアルコキシ置換
基は1〜4個の炭素原子を含む、すなわちメトキシ、エ
トキシ、プロポキシ、イソプロポキシおよびブトキシ例
えばn−ブトキシ、イソブトキシおよびS−ブトキシで
あることができる。
本発明の新規なN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノ
ンには環の4および5位置における炭素原子上の4置換
基(すなわちR1〜R4)中の少(とも3W換基が前記
アルキル、アルコキシ、ヒドロキシまたは置換フェニル
置換基から選ばれるものが含まれる。好ましくは4置換
基すべてが前記群の置換基から選ばれる。従って意図さ
れる新規N、N′−ジハロ−2−イミダゾリジノン誘4
体はトリーおよびテトラ置換N、N′−ジハロ−2−イ
ミダゾリジノンである。より好ましくは、R+〜R4置
換基およびフェニル置換基はC5〜C2アルキル基、す
なわちメチルおよびエチル基である。
なおさらに好ましくはR1〜R4はメチル基である。
前記有機化合物の例には:1−クロロー3−ブロモ−4
.4,5.5−テトラメチル−2−イミダゾリジノン;
1,3−ジクロロ−4,5,5−トリメチル−2−イミ
ダゾリジノン;1,3−ジクロロ−4−メトキシ−4,
5,5−トリメチル−2−イミダゾリジノン;1,3−
ジブロモ−4゜4.5.5−テトラメチル−2−イミダ
ゾリジノン;1,3−ジクロロ−4−ヒドロキシ−4,
5゜5−トリメチル−2−イミダゾリジノン;1,3−
ジクロロ−4−エチル−4,5,5−トリメチル−2−
イミダゾリジノン;1,3−ジクロロ−4,4−ジエチ
ル−5,5−ジメチル−2−イミダゾリジノン;および
1.3−ジクロロ−4,4゜5.5−テトラエチル−2
−イミダゾリジノンが含まれるが、しかしそれらに限定
されない。
Rl−R4に対する他の名称の置換基、例えば上記名称
のトリメチルまたはテトラメチル誘導体の1つまたはよ
り多くに対するエチル、プロピノペブチノペメトキシ、
エトキシ、プロポキシ、ヒドロキシ、パラメチルフェニ
ルなどの置換による他の相当する名称のN、N’−ジク
ロロ−、ジブロモ−またはクロロブロモ−2−イミダゾ
リジノン誘導体を挙げることができる。
本発明のN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノン透導
体は相当する非ハロゲン化2−イミダゾリジノンと塩素
源または臭素源、あるいはN−クロロ、N′−ブロモ誘
導体の場合には初めに塩素源次いで臭素源との反応によ
り調製することができる。元素塩素および臭素を使用で
きるけれども、より穏やかな塩素化/臭素化剤を用いる
ことができる。その例にはN−クロロスクシンイミド、
N−ブロモスクシンイミド、次亜塩素酸カルシウム、次
亜塩素酸す) IJカム、次亜塩素酸t−ブチル、トリ
クロロイソシアヌル酸、N−クロロアセトアミド、N−
クロロまたはプロモーアミン類などが含まれる。非ハロ
ゲン化2−イミダゾリジノン類のハロゲン化は水と普通
の不活性有機溶媒例えば塩化メチレン、クロロホルムお
よび四塩化炭素との混合物中で室温で行うことができる
。不活性有機溶媒は単独でN−ハロアミンハロゲン化剤
とともに使用することができる。非ハロゲン化テトラア
ルキル置換2−イミダゾリジノンは初めに相当する2、
3−ジアルキル−2,3−ジニトロブタン例えば2,3
−ジメチル−2,3−ジニトロメタンを2,3−ジアル
キル−2,3−ジアミノブタン例えば2,3−ジメチル
−2,3−ジアミノブタンに還元し、次いで2,3−ジ
アルキル−2゜3−ジアミノブタンをホスゲンと塩基性
溶液中で反応させることにより2−イミダゾリジノンを
形成させることにより製造することができる。そのよう
な還元段階はベワド(J、Bewad)により論文「対
称t−α−ジニトロパラフィン」、ベリヒテ(Ber、
)、1主、1231〜1238  (1906)に記載
された方法により行なうことができる。2−イミダゾリ
ジノンはセイレ(R,5eyre)により論文「ヘイル
バーン(Heilpern)の“ピナコリルチオ尿素の
原料および基準2−チオノ−4,4,5,5−テトラメ
チルイミダゾリジンの製造」、ジャーナル・オブ・ジ・
アメリカン・ソサイエティ−(J、 Am。
Chem、Soc、) 、ユニ、  6689〜669
0(1955)に記載された方法により合成することが
できる。
他の記載される2−イミダゾリジノン誘導体は相当する
1、2−置換−1,2−ジアミノエタンからか、または
当業者に知られた他の有機合成経路により製造できるこ
とが意図される。例えば、1゜3−ジクロロ−4−メト
キシ−4,5,5−)サメチル−2−イミダゾリジノン
は2−メチル−3−メトキシ−2,3−ジアミノブタン
を環化し、生じた4−メトキシ−4,5,5−1−サメ
チル−2−イミダゾリジノンを塩素化することにより製
造できることが意図される。同様に、1.3−ジクロロ
−4−ヒドロキシ−4,5,5−トリメチル−2−イミ
ダゾリジノンは2−メチル−3−ヒドロキシ−2,3−
ジアミノブタンを環化し、生じた4−ヒドロキシ−4,
5,5−トリメチル−2−イミダゾリジノンを塩素化す
ることにより製造できることが意図される。
N、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノン誘導体は、望
ましくない微生物、殊にハロゲン感受性微生物を含む水
性媒質を、2−イミダゾリジノン化合物の生物学的に有
効な量で水性媒質を処理することにより殺菌するのに使
用することができる。
意図する殺菌および衛生化に有用なN、N’−ジハロ−
2−イミダゾリジノンは式: 〔式中、XおよびX′はそれぞれ塩素および臭素の群か
ら選ばれるハロゲンであり、R1、R2、R1、R4は
それぞれ水素、C1〜C4アルキル、01〜C4アルコ
キシ、ヒドロキシおよび置換フェニル例えばp−置換フ
ェニル(ただし前記フェニル置換基はそれぞれ01〜C
4アルキル、C1〜C,アルコキシおよびヒドロキシか
らなる群から選ばれる)からなる群から選ばれるが、し
かし置換基R1〜R4の多くても1つが水素である〕 により表わすことができる。
望ましくない微生物を含む水性媒質の殺菌に用いるため
のここに記載するN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジ
ノン誘導体は他の活性ハロゲン、例えば塩素および臭素
、源と組合せて使用することができる。そのような追加
の活性ハロゲン源は前記2−イミダゾリジノン類の使用
の前、後または同時に用いることができる。そのような
他のハロゲン源の例には元素塩素、元素臭素、アルカリ
金属次亜塩素酸塩例えば次亜酸素酸ナトリウムまたはカ
リウム、次亜塩素酸カルシウム、次亜塩素酸t−ブチル
、および水に接触すると活性ハロゲン例えば塩素を遊離
するN−ハロゲン化有機化合物例えばN−ハロアミン化
合物例えばN−クロラミンまたはN−ブロモアミン化合
物が含まれるが、しかしそれらに限定されない。N−ハ
ロゲン化有機化合物の、他の例にはクロロおよびブロモ
誘導体のN−ハロスクシンイミド、N、N’−ジハロ−
ジメチルヒダントイン例えばN、N’−ジクロロ−ジメ
チルヒダントインアルカリ金属例えばナトリウムまたは
カリウム、N、N’−ジハロシアヌル酸塩例えばN、N
’−ジクロロシアヌル酸ナトリウム、トリハロイソシア
ヌル酸例えばトリクロロイソシアヌル酸、N−ハロ−2
−オキサゾリジノン類例えばN−クロロ−またはN−ブ
ロモ−2−オキサゾリジノン類およびハログリコールウ
リル類例えばブロモおよびクロログリコールウリル類例
えばテトラクロログリコールウリルおよび1゜3.4.
6−テトラクロロ−3a、6a−ジメチルグリコールウ
リル、が含まれる。
本発明の他の態様において、水性媒質中へ(a)図式H
の化合物に相当する非ハロゲン化2−イミダゾリジノン
、すなわち式■: 〔式中、R1、R2、R3、R4はそれぞれ水素、C1
〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ヒドロキシお
よび置換フェニル例えばp−置換フェニル(ただし前記
フェニル置換基はC!〜C,アルキル、01〜C4アル
コキシおよびヒドロキシからなる群から選ばれる)から
なる群から選ばれるが、しかし置換基R1〜R2の多く
ても1つが水素である〕により表わされる化合物、およ
び(b)少なくとも化学量論量の、塩素および臭素から
なる群から選ばれるハロゲン源を導入し、それにより現
場に殺生物量の相当するN、N’−ジハロ−2−イミダ
ゾリジノン誘導体を生成させることにより水性媒質を殺
菌できることが意図される。使用できる塩素および臭素
源には元素塩素、元素臭素、次亜塩素酸ナトリウム、次
亜塩素酸カルシウム、次亜塩素酸t−ブチルおよび水に
接触してそのハロゲンを遊離し、殺菌の条件(温度およ
びpH)下にその場に形成されるN、N’−ジハロ−2
−イミダゾリジノンよりも安定でないN−ハロゲン化有
機化合物(N−ハロアミン)が含まれるが、しかしそれ
らに限定されない。そのようなN−ハロゲン化有機化合
物の例は後記される。
一般に、水性媒質百方部当り約0.3〜約10部の潜在
陽性ハロゲン例えば塩素、好ましくは水性媒質百方部当
り約1〜3部の潜在陽性ハロゲンを与えるのに十分な図
式■のN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノン誘導体
(予め形成されたかまたはその場に形成された)が使用
される。そのような量の前記2−イミダゾリジノン誘導
体は水性媒質中に殺生物効果を与えるために典型的に十
分である。N、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノン誘
導体により供給される潜在陽性ハロゲン例えば塩素の量
は用いたN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノン誘導
体から利用可能な理論量のハロゲンに相当する。他の方
法で示すと通常水性媒質百方部当り1〜30部のN、N
’−ジハロ−2−イミダゾリジノン誘導体が殺生物量を
与えるために使用される。
水性媒質中、または衛生化を必要とする表面上に存在す
る望ましくない微生物には藻類、真菌、細菌、原生動物
、ウィルスおよび他のそのような生物が含まれる。一般
に前記化合物または方法の使用により水性媒質から防除
または排除できる生物はハロゲンまたはハロゲン含有化
合物による防除または破壊に感受性のものである。より
著名な生物にはレジオネラ・ニューモフィラ(Legi
onellapneurnoph i Ia)、シゲラ
・ボイディイ(Shigellaboyd i i)、
スタヒロコッカス・アウレウス(Staphylo−c
occus aureus) 、エシェリキア・コリ(
Escher ich 1acoli)、タレブシエラ
’ニューモ=x (Klebsiellapneumo
n 1ae)、プロテウスーオウルガリス(Prote
usoulgaris)、サルモネラ・コレレスイス(
Salmonellacholeraesuis)、サ
ルモネラ・チア4ムリウム(Salmonella t
yphimurium)、セラチア0マルセツセンス(
Serratia marcescens)、エンテロ
バクタ−°クロアカニ(8nterobacter c
loacae)、スタヒロコッカス・エビデルミゾイス
(Staphylococcusepidermidi
s)、シュードモナス・エルジノーサ(Pseudom
onas aeruginosa)およびスフエロチラ
ス0ナタンス(Sphaerotilus natan
s ;原生動物例えばランブル鞭毛虫(Giardia
 lamblia)およびエントアメーバ・インバデン
ス(Bntamoeba 1nvadens);真菌例
えばカンジダ・アルビカンス(Condidaalbi
cans) 、oドトルラ・ルブラ(Rodotoru
larubra) 、セラトシスチス・コエルレスセン
ス(Cerotosystis coerulesce
ns)、ファネロカエテ・クリソスポリウム(Phan
erochaete chrysosporium)、
クラドスポリウム・タラドスポロイデス((:1ado
s−porium cladosporoides);
藻類例えばセレナストルム・カブリコルヌッム(Sel
enastrumcapr icornutum)、タ
ラミドモナス・レインハルドチイ(Chlamydom
onas reinhardtii)、クロレラ・ピレ
ノイドサ(Chlorella pyrenoidos
a)、オスシラトリア・プロリフエラ(Oscilla
toria prolifera)、オスシラトリア−
ルテア(Oscillatoria Iutea)、お
よびアナベナ・シリンドリカ(Anabaenacyl
indrica) ;並びにウィルス 例えばヘルペス
ウィルス(herpesv 1rus)、ロタウィルス
(rotavirus)およびポリオウィルス(pol
iovirus)をあげることができる。
本発明の1態様によれば、ここに記載の方法により細菌
の生息地を、記載のN、N’−ジハロ−2−イミダゾリ
ジノン誘導体の殺菌量で処理することにより、ハロゲン
感受性細菌は殊に除去されやすい。同様に、微生物が原
生動物、ウィルスまたは真菌であるときに、必要なN、
N’−ジハロ−2−イミダゾリジノン誘導体の量は殺原
生動物、殺ウィルスまたは殺真菌量として表わすことが
できる。藻類の場合に、必要なN、N’−ジハロ−2−
イミダゾリジノン誘導体の量は制藻量(algaest
atic amount)として示すことができる。
記載したN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノン誘導
体は種々の漂白、殺菌、衛生化および他の殺生物用途に
用いることができる。これらのN。
N′−ジハロ−2−イミダゾリジノン誘導体は比較的高
いハロゲン含量を有し、水性媒質中または固体対象物の
表面上の微生物の安全水準への数の減少または防除を必
要とする用途に使用できる。
それらはまた種々の生物活性組成物例えば殺真菌剤、殺
藻剤、殺菌剤、殺ウイルス剤および殺原生動物剤中に補
助剤として使用できる。殊に興味あるものの1つは微生
物例えば細菌、藻類、ウィルスおよび原生物の水泳プー
ル、工業冷水塔、閉鎖回路空気調節系および水泳プール
中の成長を抑制するため、またはこれらの生物の数を健
康および衛生の基準に関する許容限界内に制御するため
にこれらの化合物を利用することである。
もちろん、記載するN、N’−ジハロ−2−イミダゾリ
ジノン誘導体は微粉砕粉末および粒状物質、液体例えば
溶液、濃厚液、乳化性濃厚液、スラリーなどの物理的状
態における配合物を含めて種々の液体および固体配合物
に使用できることが理解されよう。配合および物理的状
態は意図用途に依存する。これらの化合物は単独で、ま
たは他の公知の生物活性物質と組合せて使用できる。
従って、記載するN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジ
ノン誘導体はそのような化合物を必須成分として含む生
物活性組成物の形成に使用でき、その組成物はまた種々
の粘土、リン酸塩、ケイ酸塩、ケイソウ土、タルク、ア
ルミナ−シリカ物質、水および種々の有機液体、例えば
塩素化ベンゼン、アセトン、シクロヘキサノン、キシレ
ン類、塩素化キシレン、二硫化炭素、四塩化炭素、二塩
化エチレンおよびそれらの種々の混合物を含めて液体増
量剤、溶剤、希釈剤などを含む微粉砕固体または液体希
釈剤、増量剤、充填剤、調節剤を制限なく含むことがで
きる。
記載するN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノン誘導
体の最も有利な用途の1つは漂白、滅菌および洗剤用途
に有用な組成物中である。従って、前記化合物が、水お
よび一定の場合に他の液体と混合して漂白、滅菌および
殺菌に例えば食品容器例えばミルク、クリームなどのよ
うな食品の輸送に使用する金属および他の型の容器の処
理に、病院および他の場所例えば皿洗いなど比較的高い
有効ハロゲン含量を有する製品が望ましいホテルおよび
レストランに使用する洗剤中に、並びに硬質表面洗浄剤
または衛生化剤例えば病院の床および机、並びに便器洗
浄剤として使用する組成物中に適する物質を生成させる
ときに有用であることが理解されよう。
液体配合物、または液体形態で用いる調製された乾燥物
質を用いるとき、一定の場合に配合物の使用を容易にす
るためにさらに湿潤剤、乳化剤または分散剤を使用する
ことが望ましい。そのように薬剤にはアルキルアリール
スルホン酸塩例えばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、アルキルフェノキシエチレンアルカノール、アル
キルアリールポリエーテルアルコール、あるいは他の類
似の湿潤剤または界面活性物質が含まれる。石けん、充
填剤、研暦剤、および有機または無機型の水軟化剤を所
望すれば混合して個々の用途に必要な特定の性質を与え
ることができる。
記載するN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノン誘導
体は水泳プールの衛生化剤として有利に使用できること
が殊に意図される。該化合物は化合物の補充なしで長時
間にわたって衛生化効果を与える。水泳プール衛生化剤
として、N、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノン誘導
体は潜在的に有効な陽性ハロゲンの十分な殺菌水準、例
えば水百万部当り0.3〜1.0部の範囲内のハロゲン
例えば塩素、好ましくは水百万部当り約0.4〜約0.
8部の範囲内の潜在的に有効な陽性ハロゲン例えば塩素
(ppm)を与える量で使用できる。N、N’−ジハロ
−2−イミダゾリジノン誘導体により供給された潜在的
陽性塩素は長時間有効であり、そのような化合物により
与えられる殺菌および消毒活性はその時間中連続的に有
効である。
水泳プール適用において、N、N’−ジハロ−2−イミ
ダゾリジノン誘導体は他のプール添加剤例えばプールの
所望pH水準を維持するために加えることができる緩衝
剤例えば炭酸ナトリウムと組合せて用いることができる
。2−イミダゾリジノン誘導体はまた従来の水泳プール
衛生化剤例えば次亜塩素酸カルシウムおよびハロゲン化
インシアヌラートと相客性であり、組合せて用いること
ができる。そのような衛生化剤と組合せて用いると、N
、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノン誘導体は次亜塩
素酸塩の急速衛生化効果の後、長く継続する殺菌および
消毒活性を与える。
本発明は以下の実施例中に一層詳細に記載され、それら
の実施例は多くの変更および変形が当業者に明らかであ
るので単に例示として意図される。
実施例1 4.4,5.5−テトラメチル−2−イミダゾリジノン
の製造 2.3−ジメチル−2,3−ジニトロブタン17.6g
(0,1モル)および濃塩酸150mj2を反応フラス
コ中で混合し、50〜60℃に維持した水浴中へ浸漬し
た。20メツシュ粒状スズ75g(0,63モル)を反
応フラスコに2時間にわたって徐々に加えた。反応フラ
スコの内容物を還流下に15分間加熱し、次いでl0N
−水酸化ナトリウム150mnの添加により反応混合物
を強アルカリ性にした。水100m1をアルカリ性反応
混合物に加え、次いでそれを水蒸気蒸留した。生成物す
なわち2.3−ジメチル−2,3−ジアミノブタンは初
めの350mj!の留出物中に留出した。
2.3−ジメチル−2,3−ジアミノブタンを含む留出
物350n+jl!に1’ON−水酸化ナトリウム溶液
20m1を加え、生じたアルカリ性混合物を、溶液中に
約3泡毎秒の速度でホスゲンを通すことにより弱酸性に
なし、その間反応混合物は室温、すなわち約25℃でか
くはんした。4,4゜5.5−テトラメチル−2−イミ
ダゾリジノンが反応混合物から白色固体として沈殿した
。固体生成物を濾過により回収し、水からの再結晶によ
り精製した。生成物は288〜289℃の融点範囲を有
するとS忍められた。
実施例2 1.3〜ジクロロ−4,4,5,5−テトラメチル−2
−イミダゾリジノンの製造 4.4,5.5−テトラメチル−2−イミダゾリジノン
3gを水120mj2に溶解し、溶液を密閉ガラス容器
に入れた。塩素ガスを容器中へ、容器中の圧力が103
〜138kPa(15〜20ポンド毎平方インチ)の範
囲になるまで導入した。反応容器を水浴中で、すなわち
約5℃に、2〜3時間維持した。白色結晶質固体4gが
反応混合物がら沈殿した。白色固体を液体反応混合物か
ら濾過により回収し、乾燥し、ヘキサンからの再結晶に
より精製した。生成物(1,3−ジクロロ−4゜4.5
.5−テトラチメルー2−イミダゾリジノン)の元素分
析で次の結果が得られた:(計算値/測定値)%炭素3
9.83 / 39.98 、%水素5.73015.
735.%窒素13.27 / 13.24 。
%塩素33.59 / 33.48 、%酸素7.58
 /7.25゜生成物は4℃で水100m1中に0.0
58g〜32℃で水100mA中に0.111gの範囲
の水中溶解度を有すると認められた。生成物は100±
2℃の融点を有した。プロトンNMRおよび赤外分光法
による生成物の分析で次の結果が得られた:’HNMR
(CD(lz)δ=1.29(S、12H);IR(K
Br)2988.1735.1390.1286.11
59cm−’。精製生成物を開放容器中で300日間、
および閉鎖容器中で560日間室温(22℃)で貯蔵し
た。両方の場合に試験期間にわたる全塩素の明らかな減
量は試験誤差(ヨウ素滴定に対する±5%)内で存在し
なかった。
実施例3 オルガ−’−7クデマンド(Organic dema
nd)のない水中の1,3−ジクロロ−4,4,5,5
−テトラメチル−2−イミダゾリジノン(化合物A)の
溶解度を22℃で4.5.7.0および9.5のpH値
;並びに37℃で7.0および9.5OpH値で測定し
、結果を遊離塩素(次亜塩素酸カルシウムにより供給)
と比較した。オルガニックデマンドを含まない水(DF
W)は蒸留し脱イオンした水を塩素および日光で処理し
、水中に存在する有機物負荷を完全に除去することによ
り調製される。これらの試験において、化合物Aおよび
次亜塩素酸カルシウムを個々にDFW (適当なpHに
緩衝した)中にIOB毎リットルの潜在陽性塩素の濃度
で溶解した。試験溶液は別個のフラスコに入れ、それを
多孔性無菌綿栓で栓をした。試料の一部を毎週とり出し
てパーセント残留陽性塩素を標準ヨウ素滴定により3重
複測定した。結果は表■に示される。
b、  0.05モル酢酸塩緩衝液 c、   0.01モルホウ酸塩/NaOH緩緩衝d、
6週 プラス1日 e、  1週 プラス1日 A=1.3−ジクロロ−4,4,5,5−テトラメチル
−2−イミダゾリジノン B=次亜塩素酸カルシウム ND=測定せず 表Iのデータは22℃および37℃の両方で、試験した
pHのすべてにおいて化合物Aが次亜塩素酸カルシウム
より安定であることを示す。
実施例4 合成オルガニックデマンド水を次の試薬とオルガニック
デマンドのない水(DFW)とを混合することにより調
製した:無機塩、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、
塩化カリウムおよび塩化ナトリウム各375mg/j!
;ベントナイト粘土50mg/l;フミン酸30mg/
 12 H熱処理ウマ血清最終濃度0.01%および黙
殺サツカロミセス・セレビシェ(Saccharoa+
yces cerevisiae) 5 X 10 ’
細胞/1゜上記合成オルガニックデマンド水(WCW)
を容れた個々の容器に潜在陽性塩素10mg毎リットす
の濃度を与える量で化合物Aおよび次亜塩素酸カルシウ
ムを加えた。WCWは0.01モルホウ酸塩/水酸化ナ
トリウム緩衝液でpH9,5に緩衝し、4℃に冷却した
。試料の一部を定期的にとり出し、パーセント残留陽性
塩素を標準ヨウ素滴定により3重複測定した。結果は表
Hに示される。
温度=4℃、;  pH=9.5 時間(時)  (化合物)A     BO,598,
151,5 1,096,846,4 2,096,3ND 2.5             ND   39.6
4.0           93.6    ND4
.2             ND   39.67
.0           92.6    ND7.
5             ND   36.224
.0           89.9  31.348
.0             ND   25,44
9.0           83.OND73.0 
          80.9    ND76.5 
            ND   21.5ND=測
定せず 表■のデータは化合物Aが合成オルガニックデマンド水
中で約3日の期間にわたって次亜塩素酸カルシウムより
非常に安定であることを示す。
実施例5 4.4,5.5−テトラメチル−2−イミダゾリジノン
1.42 g (0,01モル)を、ガラス反応容器に
入れた1モル水酸化ナトリウム溶液32ml中に懸濁さ
せた。懸濁液を短時間温ためて溶解度を高め、水浴中で
0℃に冷却し、液体臭素3.49g(0,0218モル
)をかくはん下に0℃で15分間滴崩した。反応混合物
を水浴温度でさらに2〜3時間かくはんした。淡黄色固
体生成物が生じ、それを濾過により回収し、冷水で洗浄
し、乾燥した。生成物の精製はシクロヘキサンからの結
晶化により行った。1.3−ジブロモ−4,4,5゜5
−テトラメチル−2−イミダゾリジノン1.9gが得ら
れた。生成物の元素分析により次の結果が得られた= 
(計算値/測定値)%炭素28.00/2 B、 11
、%水素4.00/4.04、%窒素9.33/9.2
3、%臭素53.33 / 53.29゜精製生成物は
淡黄色結晶質固体であり、水溶解度は4℃における水1
00ml中に0.130g〜32℃における水100m
l中に0.225 gの範囲内にあった。生成物の水溶
液は無色無臭であった。精製生成物は119〜121℃
の融点範囲を有すると認められた。プロトンNMRおよ
び赤外分光分析で次の結果が得られた:’HNMR(C
DC13)δ=1.23 (S、 12H)  ; I
R(KBr ) 2977.1715.1391.12
88.1157cm−’。
精製生成物を開放容器中で300日、および密閉容器中
で560日間室温で貯蔵した。両方の場合に、試験期間
にわたり全臭素の明らかな減量は試験誤差(ヨウ素滴定
に対する±5%)内で存在しなかった。
実施例6 実施例3の手順に従い、DFW中の1.3−ジブロモ−
4,4,5,5−テトラメチル−2−イミダゾリジノン
(化合物C)の22℃で3つのpH条件における安定性
を測定し、次亜塩素酸カルシウムと比較した。この試験
で、化合物CはDFW中に22.5 mg毎リットルの
潜在陽性臭素の濃度で溶解した。次亜塩素酸カルシウム
はDFW中に10mg毎リットすの潜在陽性塩素の濃度
に溶解した。前記濃度は各化合物に対し同モルのハロゲ
ン濃度に相当する。試験溶液はフラスコ中に入れ、多孔
性無菌綿栓で栓をした。毎週試料の一部をとり出して場
合により残留する陽性臭素または陽性塩素の割合を電流
滴定により三重複測定した。結果は表■に示される。
化合物  CBCBCB 時間、週 1     95.0 91.8 96.6 91.8
 96.5”  88.92     94.9 86
.2 95.1 85.OND   79.03   
  94.2 80.8 87.6 79.6 92.
0 71.24     90.9 76.4 95.
4 70.6 89.6 60.35      B9
.9 71.5  B1.7 63.4 87.1 5
0.16     88.8 65.0’77.3 5
4.7’82.3 38.5’a、0.05モル酢酸塩
緩衝液 す、0.05モルリン酸塩緩衝液 c、0.01モルホウ酸塩/ N a OH緩衝液d、
 6週プラス1日 e、1週プラス1日 C=1.3−ジブロモ−4,4,5,5−テトラメチル
−2−イミダゾリジノン B=次亜塩素酸カルシウム ND=測定せず 表■のデータはDFW中、22℃で4.5.7.0およ
び9.5のpH値において測定期間にわたって化合物C
が次亜塩素酸カルシウムより有意に安定であることを示
す。37℃において、化合物CはDMF中で、この高い
温度および前記3pHで次亜塩素酸カルシウムよりも安
定でないと認められた。
合成オルガニックデマンド水(WCW)中で化合物Cは
次亜塩素酸カルシウムからの遊離塩素と安定性がほぼ等
しく、約60分の半減期を有する。
上記データおよび実施例3および4のデータから化合物
Cは高温例えば37℃で化合物Aよりも安定でないこと
が明らかである。さらに化合物Cはを搬物負荷の存在下
に相当する塩素化化合物(化合物A)よりも反応性であ
ると思われる。
実施例7 塩化メチレン12m1および次亜塩素酸t−ブチル0.
24 g (2,21ミルモル)を入れた反応フラスコ
に4.4,5.5−テトラメチル−2−イミダゾリジノ
ン0.3g(2,11ミリモル)を加えた。生じた懸濁
液を室温、すなわち約25℃、で3時間か(はんした。
フラスコを不透明材料で巻くことによりそれから光を排
除した。試料の小部分を薄層クロマトグラフィープレー
ト上にスポットし、塩化メチレンで溶離することにより
塩素化反応の進行をモニターした。ジクロロ類似体、す
なわち1.3−ジクロロ−4,4,5,5−テトラメチ
ル−2−イミダゾリジノンに相当するスポットが初めに
現われたときに塩素化反応を終えた。
次いで反応混合物を濾過して未反応出発物質を除き、濾
液を回転蒸発器上で蒸発させるとモノクロ口誘導体、す
なわち1−クロロ−4,4,5,5−テトラメチル−2
−イミダゾリジノン0.312gが得られた。粗生成物
をシリカゲルカラムに通し、カラムを塩化メチレンで溶
離することによりジクロロ類似体を分離することにより
ジクロロ類似体から精製した。モノクロロ8491体は
カラムからジエチルエーテルを用いて溶出させることが
できる。
モノクロロ誘導体の前記合成を繰返して次の合成を続け
る十分な量を得た。
モノクロロ誘導体0.50 g (2,83ミリモル)
を塩化メチ175ml中のN−ブロモスクシンイミド0
.51 g (2,86ミリモル)に加えた。反応混合
物を室温(約25℃)で2〜3時間かくはんした。反応
混合物の小部分を薄層クロマトグラフィープレート上に
スポットし、塩化メチレンで溶離することにより反応の
進行をモニターした。反応が終った後、溶媒を回転蒸発
器で蒸発させた。
粗生成物、1−ブロモ−3−クロロ−4,4,5゜5−
テトラメチル−2−イミダゾリジノンはカラムクロマト
グラフィー(シリカゲルカラム−塩化メチレン溶離剤)
を用いることによりN−ブロモスクシンイミドから精製
した。生じた生成物をさらにシクロヘキサンから結晶化
することにより精製し、元素分析にかけると次の結果が
得られた:(計算値/測定値)、%炭素32.94/3
2.90、%水素4.70/4.75、%窒素10.9
8 /11.00、%臭素31.37/31.37、%
塩素13.92/13、84゜生成物は淡黄色結晶質固
体であり、22℃で水100n42当り0.183 g
の水溶解度を有した。水溶液は無色無臭である。生成物
は102〜104℃の融点範囲を有する。プロトンNM
Rおよび赤外分光法で次の結果が得られた:’ HN 
M R(CD Cj! ! )δ=1.23 (S、 
6H)、δ=1.28 (S、 6H)  ; IR(
KBr ) 2982.1709.1387.1289
.1158C11−’。
実施例8 実施例3の手順により1−ブロモ−3−クロロ4.4,
5.5−テトラメチル−2−イミダゾリジノン(化合物
D)および次亜塩素酸カルシウムの安定性を22℃で、
3pH値すなわち4.5.7.0および9.5において
比較した。この試験において次亜塩素酸カルシウムは緩
衝DFW中に全陽性塩素10mi毎リットルの濃度に溶
解し、化合物りは緩衝DFW中に全酸化剤(潜在陽性塩
素および潜在陽性臭素)16.27B毎リツトルの濃度
に溶解した。これらの濃度は緩衝DFW中の各化合物に
対し同モルのハロゲン濃度に相当する。溶液をフラスコ
中に貯蔵し、それを多孔性無菌綿栓で栓をした。試料の
一部を毎週とり出し、パーセント陽性塩素(次亜塩素酸
カルシウムの場合)、またはパーセント陽性塩素および
パーセント陽性臭素(化合物りの場合)を、次亜塩素酸
カルシウムに対して電流滴定またはヨウ素滴定により、
化合物りに対してヨウ素滴定により、三重複測定した。
結果は表■に示される。
表−ヱー pH4,5m・7. Ob・9.5 c・化合物  D
BDBDB 時間、週 1     74.4 91.8 96.6 91.8
 94.3 88.92     74.5’86,2
 95.6 85.0 92.2 79.03    
 73.3”80.8  ND  79.6 87.7
’  71.24     71.5 76.4 85
.6 70.6 83.4 60.35     70
.2 71.5 85.4 63.4 80.6 50
.16     67.3’65.0’84.5 54
.7’73.4 38.5’a、0.05モル酢酸塩緩
衝液 す、0.05モルリン酸塩緩衝液 c、0.01モルホウ酸塩/NaOH緩衝液d、2週プ
ラス1日 e、2週プラス3日 f、6週プラス1日 g、  3週プラス3日 D=1−ブロモ−3−クロロ−4,4,5,5−テトラ
メチル−2−イミダゾリジノンB=次亜塩素酸カルシウ
ム ND=測定せず 表■のデータはpH4,sにおいて化合物りが初めに次
亜塩素酸カルシウムよりも安定でないこと、しかし、そ
の安定性が速やかに安定化されることを示す。高pl(
、すなわち7.0または9.5のpHにおいて化合物り
は次亜塩素酸カルシウムよりも有意に安定である。
実施例9 実施例4の手順に従って、しかし化合物りおよび次亜塩
素酸カルシウムのpH9,5および4℃の温度における
安定性を重有機物負荷含有水(WCW)中で測定した。
結果は表Vに示される。
唐−二■ 温度=4℃、;  pH=9.5 0.5            68.3    51
.51.0            64.2    
46.44.2              ND  
   39.66、0            56.
 I      N D24、OND     31.
3 24、2            53.5     
 N D76.5              ND 
    21.599、0            5
0.3      N DND=測定せず 表■のデータは試験条件で化合物りが次亜塩素酸カルシ
ウムより有意に安定であることを示す。
実施例10 1.3−ジクロロ−4,4,5−トリメチル−2−イミ
ダゾリジノンの製造 化学量論過剰の無水2−メチル−2−ブテンを入れた反
応フラスコ中へ反応フラスコの内容物をアセトン−氷ス
ラリーにより約−8〜−5℃に維持しながら塩化ニトロ
シルを徐々に密入させた。
反応溶液は淡青色になり、白色結晶質固体が溶液から沈
殿した。反応混合物を一5℃で約2時間放置し、次いで
アセトン−ドライアイススラリーで約−20℃に冷却し
た。白色固体生成物、2−クロロ−2−メチル−3−ニ
トロソブタン、を予冷フィルターで除き、冷メタノール
で数回洗浄し、真空下に乾燥した。
2−クロロ−2−メチル−3−ニトロソブタン・を飽和
無水メタノール・アンモニア溶液に0℃で徐々に加えた
。混合物をQ’Cで一夜放置し、次いで室温に加温した
。反応混合物を12時間還流し、その間アンモニアの連
続流を溶液に通した。液体反応混合物を真空下に蒸発乾
固すると固体が生じた。この固体を沸騰S−ブチルアル
コールで抽出することにより塩化アンモニウム不純物か
ら分離した。S−ブチルアルコール抽出の残留物は生成
物2−アミノ−2−メチル−3−ブタノンオキシム塩酸
塩を含有した。
還流冷却器を備えた11丸底フラスコ中に入れた乾燥ブ
タノール中に2−アミノ−2−メチル−3−ブタノンオ
キシム塩酸塩t5.25gを溶解し、生じた溶液を加熱
沸騰させた。ナトリウム26gを小片で還流溶液に加え
た。反応混合物を2時間還流してナトリウムをすべて溶
解させた。冷却すると固体ナトリウムブトキシドが沈殿
した。水300mJを液体反応混合物に加え、次いでそ
れを留出物がもはやアルカリ性でなくなるまで水蒸気蒸
留した。次いで、濃塩酸30mAを留出物に加え、酸性
化した留出物を70mlに濃縮した。
濃縮物は生成物2.3−ジアミノ−2−メチルブタンを
塩酸塩として含有した。
1ON水酸化ナトリウム30m&を濃縮留出物中へ導入
し、溶液が約7.0のpHに達するまで2時間溶液にホ
スゲンを徐々に通した。粗面体生成物(4,4,5−1
−ジメチル−2−イミダゾリジノン)を濾過し、乾燥し
、塩化メチレンから結晶化した。
ガラス反応容器に4.4.5−トリメチル−2−イミダ
ゾリジノンIg(0,0078モル)の2、35 N水
酸化ナトリウム溶液10m1を装入した。ガラス反応容
器を密閉し、次いで塩素ガスを8〜10ポンド毎平方イ
ンチの圧力まで装入し、反応容器を水浴温度で30〜4
5分間その圧力で保持した。その後反応混合物を室温に
なし、生成物を塩化メチレンで抽出した。有機層を短時
間無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、塩化メチレン溶媒を
回転蒸発器を用いて除去した。生成物(1,3−ジクロ
ロ−4,4,5−トリメチル−2−イミダゾリジノン)
は無色油状物質であり、それを冷凍して凝固させた。生
成物の精製は液体生成物をシリカゲルカラムに通し、塩
化メチレンで溶離することにより行なった。
精製生成物は室温付近に融解温度を存し、水に可溶性で
あった。生成物の水溶液は無色、無臭であった。生成物
の元素分析で次の結果が得られた=(計算値/測定値)
、%炭素36.54/35.78、%水素5.0715
.17、%窒素14.21 /14.17、%塩素36
.04/36.31゜生成物のプロトンNMRおよび赤
外分光分析で次の結果が得られた:’HNMR(CDC
1,)  δ=1.22 (U、3H)、δ=1.33
 (u、 6H) 、δ=3.43 (q、LH);I
R(KBr)2985.2940.1748.1285
cm−’。
実施例11 実施例3記載の手順に従って、1.3−ジクロロ−4,
4,5−トリメチル−2−イミダゾリジ 。
ノン(化合物E)の安定性を22℃でDMF中3pH値
で試験した。安定性を次亜塩素酸カルシウムの安定性と
比較した。これらの試験において、化合物はフラスコ中
で潜在陽性塩素10n+g毎リットルの濃度にDFW水
中に溶解し、それを多孔性無菌綿栓で栓をした。試料の
一部を毎週とり出してパーセント残留陽性塩素を標準ヨ
ウ素滴定により3重複測定した。結果は表■に示される
表−j− pH4,5”     7.0 b・9.5 ”化合物
  DBDBDB 時間、週 1     98.7 91,8 94.1”91.8
 88.2 88.92     97.9  B6.
2 91.3 85,0 78.4 79.03   
  97.1 80,8 88.0  ?9.6 73
.1 71.24     97.3 76.4 86
,9 70,6 67.8 60.35     95
.7 71.5 82.4 63.4 58.6 50
.16     93.6 65.0’ 80.1 5
4.7’ 53.6 38.5’a、0.05モル酢酸
塩緩衝液 す、0.05モルリン酸塩緩衝液 c、0.01モルホウ酸塩/NaOH緩衝液d、  6
週プラス1日 e、1週プラス1日 E=1.3−ジクロロ−4,4,5−トリメチル−2−
イミダゾリジノン B=次亜塩素酸カルシウム 表■のデータは試験したpH値のすべてにおいて22℃
で合成オルガニックデマンドを含まない水中で化合物E
が次亜塩素酸カルシウムより安定であることを示す。
実施例12 次亜塩素酸カルシウムおよび化合物Eを実施例4記載の
手順に従って合成オルガニックデマンド水中でpH9,
5において4℃で測定した。結果は表■に示される。
表■ pH=9.5;温度=4℃ 時間(時)  (化合物)E      BO,593
,051,5 1,093,046,4 4、087,5N D 4.2           ND    39.62
4.0         76.5   31.373
、4         65. ON D76.5  
         ND    21.5ND=測定せ
ず 表■のデータは試験条件で化合物Eが次亜塩素酸カルシ
ウムより非常に安定であることを示す。
実施例13 実施例2.5.7および10の2−イミダゾリジノン誘
導体化合物:すなわち化合物A、C,DおよびEを種々
の生物に対する毒剤として試験した。細菌に対する試験
の手順において、オルガニックデマンドを含まない緩衝
水溶液(DFW)または合成オルガニックデマンドを含
む緩衝水溶液(WCW)50mj!を125+nj!フ
ラスコ中に入れ、次いで試験する生物で生物の最終密度
が約1×10’ cfu/m1 (コロニー形成単位毎
ミリリフドル)であるように接種した。接種した溶液を
サーモスタット調温水浴中にたえずかくはんしながら1
5分間浸漬することにより試験温度に平衡させた。次い
で同じ試験温度に維持した試験2−イミダゾリジノン化
合物を含む水溶液の適当量を接種溶液に加えて混合物中
のイオン化性陽性ハロゲンすなわち塩素、臭素または塩
素と臭素の全濃度を予定水準にした。(個々の試験手順
に用いた濃度は化合物Aおよび已に対して10ppm 
、5 ppm。
2、5 pprr+、および1 ppmであり、化合物
CおよびDに対して全ハロゲンモル当量であった)。種
々の予定時間に1mn部を試験混合物からとり出し、無
菌0.02 Nチオ硫酸ナトリウムlll11部により
失活させた。試料の一部の一連の希釈を無菌塩水中へ行
なった。次いで生じた希釈度のそれぞれの25μm3部
を試験下゛の生物の平板培養に適する成長培地を含むペ
トリ皿の乾燥表面に適用した。
各希釈度について3反復計数して平均した。この平均値
を個々の試料部分に対するcfu/mlの算出に用いた
。生物の不活性化はチオ硫酸塩失活部分試料中にコロニ
ーが検出されなかったときに少くとも99.999%で
あるとみなした。種々の生物の完全殺作用に対するCT
積(陽性塩素の試験濃度mg/Itと殺作用時間、分、
との積)を決定した。原生動物に対する試験のプロトコ
ルはNTl5から入手できるワーレイ (S、D、 W
orley)ほかによる報告「水に対する新殺苗剤(N
ew DisinfectionAgents For
 Water)  J 、レポートm A D −14
9537に見出すことができる。結果は表■に示される
膿  ヘロ へ           (へ)          
           へ実施例14 pH7,0および22℃の温度を有するDFWに潜在陽
性塩素の2mg毎リットルの濃度を与える十分な量の化
合物Aを加えた。この溶液をスタヒロコフカス°アウレ
ウス(Staphylococcus aureus)
菌10 ’ cfu /mllで攻撃させ(0時)、次
イテ96時間、264時間、432時間、744時間、
1080時間および1416時間のときに繰返し再攻撃
した。溶液の殺菌に必要な時間、すなわち生存生物の6
対数減数に対する完全殺菌に必要な時間は90〜240
分であった。1416時間後、それ以上生物による攻撃
を行なわなかったが、しかし化合物Aによる全殺菌がな
おその時間で生じた。対照的に次亜塩素酸カルシウムは
潜在陽性塩素1mg毎リットルの濃度水準で前記温度お
よびpH条件下に0および72時間における攻撃にのみ
残存し、その殺菌能力を72〜96時間に失なった。
実施例15 実施例14記載の手順に従って化合物Cを用いた。溶液
は潜在陽性臭素2.25mg毎リットすを含有し、細菌
スタヒロコッカス・アウレウス(3,aureus) 
 で0.72.96.120および144時間のときに
攻撃させた。溶液は120〜144時間の間に殺菌に対
するその有効性を失なった。
実施例16 実施例14記載の手順に従って化合物Eを用いた。溶液
は潜在陽性塩素1mg毎リットルを含有し、スタヒロコ
ッカス・アウレウス(S、aureus) l Q 6
cfu /+++j!で0.96.264.432.7
44.1080および1416時間のときに繰返して攻
撃させた。溶液は1080時間の攻撃後までその殺菌能
力を失なわなかった。対照的に次亜塩素酸カルシウムか
らの潜在陽性塩素の1mg/β溶液は同様の試験条件下
に72〜96時間の間に殺菌剤として有効でなくなる。
1、事件の表示   昭和62年特許願第70123号
3.補正をする者 事件との関係  出願人 名 称   ピーピージー インダストリーズインコー
ホレーテッド 4、代理人 5、補正命令の日付  自 発 6、補正の対象    明細書の特許請求の範囲の瀾お
よび発明の詳細な説明の欄 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり訂正する。
(2)明細占の記載を下記のとおり訂正する。
特許請求の範囲 (11式 〔式中、XおよびX′はそれぞれ塩素および臭素の群か
ら選ばれるハロゲンであり、R+、R2、R3、R4は
それぞれ水素、01〜C4アルキル、CI”’ C4ア
ルコキシ、ヒドロキシおよび置換フェニル(ただし前記
フェニル置換基はそれぞれC1〜C4アルキル、C1〜
C4アルコキシ  ・およびヒドロキシからなる群から
選ばれる)からなる群から選ばれるが、しかし置換基R
,〜R4の多くても1つが水素であり、さらにXおよび
X′が塩素であるときに置換基R1〜R4の多くても3
つがメチルである〕 により表わされるN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジ
ノン。
(2)XおよびX′が臭素であり、置換基Rl−Raが
それぞれC1〜C2アルキル、C3〜C3アルコキシ、
ヒドロキシおよびp−置換フェニル(ただし前記p−フ
ェニル置換基はそれぞれCI〜C4アルキル、01〜C
4アルコキシおよびヒドロキシの群から選ばれる)の群
から選ばれる、特許請求の範囲第(1)項記載のN、N
’−ジハロ−2−イミダゾリジノン。
(3)RいR2、R1およびR4がそれぞれメチルおよ
びエチルの群から選ばれる、特許請求の範囲第(2)項
記載のN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノン。
、(41化合物、1,3−ジブロモ−4,4,5,5−
テトラメチル−2−イミダゾリジノン。
(5)Xが塩素であり、X′が臭素であり、置換基R2
〜R4がそれぞれ01〜C,アルキル、01〜C3アル
コキシ、ヒドロキシまたはp−置換フェニル(ただし前
記p−フェニル置換基はC3〜C4アルキル、C1〜C
4アルコキシおよびヒドロキシの群から選ばれる)の群
から選ばれる、特許請求の範囲第(11項記載のN、N
’−ジハロ−2−イミダゾリジノン。
(6)RいR2、R3およびR4がそれぞれメチルおよ
びエチルの群から選ばれる、特許請求の範囲第(5)項
記載のN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノン。
(7)化合物、1−ブロモ−3−クロロ−4,4゜5.
5−テトラメチル−°2−イミダゾリジノン。
(8)XおよびX′が塩素であり、置換基RI−Raが
それぞれ水素C1〜C,アルコキシ、ヒドロキシおよび
p−置換フェニル(ただし前記p−フェニル置換基はそ
れぞれC3〜C4アルキル、CI〜C4アルコキシまた
はヒドロキシの群から選ばれる)の群から選ばれ、ただ
し前記置換基R1〜R4の多くても1つが水素である、
特許請求の範囲第(1)項記載のN、N’−ジハロ−2
−イミダゾリジノン。
(9)化合物、1,3−ジクロロ−4,4,5−トリメ
チル−2−イミダゾリジノン。
αの 化合物、1.3−ジクロロ−4−メトキシ−4,
5,5−トリメチル−2−イミダゾリジノン。
αυ XおよびX′が塩素であり、R1、R,およびR
3がそれぞれ水素、C1〜C4アルキル、C5〜C4ア
ルコキシ、ヒドロキシおよび置換フェニルの群から選ば
れ、R4が水素、02〜C4アルキル、C1〜Caアル
コキシ、ヒドロキシおよび置換フェニル(前記フェニル
置換基はC1〜Caアルキル、CI”” Caアルコキ
シまたはヒドロキシの群から選ばれる)の群から選ばれ
、しかし置換基のR1〜R4の多くても1つが水素であ
る、特許請求の範囲第(1)項記載のN、N’−ジハロ
−2−イミダゾリジノン。
(J3R1、R2およびR1がC1〜C,lアルキル、
C1〜C3アルコキシ、ヒドロキシおよびp−置換フェ
ニルである、特許請求の範囲第00項記載のN、N’−
ジハロ−2−イミダゾリジノン。
(至) R1、R2、R3およびR4がCI” C4ア
ルキルである、特許請求の範囲第01項記載のN、N’
−ジハロ−2−イミダゾリジノン。
C4)R1、R2およびR1がCI−wc、フルキルテ
あり、R4がC!〜C4アルキルである、特許請求の範
囲第00項記載のN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジ
ノン。
α9 化合物、1.3−ジクロロ−4−ヒドロキシ−4
,5,5−トリメチル−2−イミダゾリジノン。
αe 望ましくないハロゲン感受性微生物を含む水性媒
質を有機クロラミン類による処理により殺菌する方法に
おいて、水性媒質を式: 〔式中、XおよびX′はそれぞれ塩素および臭素の群か
ら選ばれるハロゲンであり、R+−Rz、R3およびR
4はそれぞれ水素、CI”” Caアルキル、CI””
’ C4アルコキシ、ヒドロキシおよび置換フェニル(
ただし前記フェニル置換基はそれぞれC1〜C4アルキ
ル、C8〜c4アルコキシおよびヒドロキシの群から選
ばれる)からなる群から選ばれ、しかし置換基R+−R
aの多くても1つが水素である〕 によって表わされるN、N’−ジハロ−2−イミダゾリ
ジノンの殺生物有効量で処理することを特徴とする方法
αη R6、R2、R3およびR4がそれぞれメチルお
よびエチルの群から選ばれる、特許請求の範囲第Q[9
項記載の方法。
CI  R1、R2,R,およびR4がそれぞれメチル
である、特許請求の範囲第00項記載の方法。
α!IN、N’−ジハロイミダゾリジノンが1,3−ジ
ブロモ−4,4,5,5−テトラメチル−2−イミダゾ
リジノン、1.3−ジクロロ−4゜4.5.5−テトラ
メチル−2−イミダゾリジノン、1−クロロ−3−ブロ
モ−4,4,5゜5−テトラメチル−2−イミダゾリジ
ノン、または1,3−ジクロロ−4,5,5−)ツメチ
ル−2−イミダゾリジノンである、特許請求の範囲第α
0項記載の方法。
(至)水性媒質が水泳プーノペ空気調節系、冷却塔、温
槽、水処理設備または飲料水源中に見出される、特許請
求の範囲第00項記載の方法。
(21)  水性媒質がまた、元素塩素、元素臭素、ア
ルカリ金属次亜塩素酸塩、次亜塩素酸カルシウム、次亜
塩素酸t−ブチルおよび、水に接触するとハロゲンを遊
離するN−ハロゲン化有機化合物からなる群から選ばれ
る活性ハロゲン源で処理される、特許請求の範囲第00
項記載の方法。
(22)  N−ハロゲン化有機化合物がN−ハロスク
シンイミド、N、N’ −ジハロ−ジメチルヒダントイ
ン N 、  N ’ −ジハロシアヌル酸ナトリウム
またはカリウム、トリハロインシアヌル酸、N−ハロ−
2−オキサゾリジノンおよびハログリコルリルのクロロ
−およびブロモ−誘導体からなる群から選ばれる、特許
請求の範囲第(21)項記載の方法。
(23)水性媒質中のハロゲン感受性微生物がレジオネ
ラーニューモフィラ(Legionella pneu
mo−phila)、ランブル鞭毛虫(Giardia
 lamblia)、エントアメーバ・インバデンス(
En tamoebainvadens) 、シゲラー
ボイディイ(Shigellaboydii)およびス
タヒロコッカス・アウレウス(Staphyloccu
s aureus)からなる群から選ばれる、特許請求
の範囲第00項記載の方法。
(24)望ましくないハロゲン感受性微生物を含む水性
媒質を殺菌する方法であって、水性媒質中へ C81式 (R1、R2、R3およびR4がそれぞれ水素、01〜
C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ヒドロキシおよ
び置換フェニル(ただし前記置換フェニル置換基はそれ
ぞれC1〜C4アルキル、C1〜C,アルコキシまたは
ヒドロキシの群から選ばれる)からなる群から選ばれ、
しかし置換基RI= Raの多くても1つが水素である
〕 により表わされるイミダゾリジノン化合物、および (bl  少なくとも化学量論量のハロゲン源(ただし
前記ハロゲンは塩素および臭素からなる群から選ばれる
)、 を導入し、それにより相当するN、N’−ジハロ−2−
イミダゾリジノン誘導体の殺生物量を現場に生成させる
ことを含む方法。
(25)  R1、R2、R3およびR4がそれぞれメ
チルまたはエチルである、特許請求の範囲第(24)項
記載の方法。
(26)水性媒質が水泳プール、空気調節系、冷却塔、
温槽、廃水処理設備または飲料水源中に見出される、特
許請求の範囲第(25)項記載の方法。
(27)  イミダゾリジノン化合物が4.4.5,5
−テトラメチル−2−イミダゾリジノンまたは4.5.
5−)ツメチル−2−イミダゾリジノンである、特許請
求の範囲第(26)項記載の方法。
(28)ハロゲン源が元素塩素、元素臭素、次亜塩素酸
ナトリウム、次亜塩素酸カルシウム、次亜塩素酸t−ブ
チルまたは、水に接触すると活性ハロゲンを遊離し、現
場に形成されるN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジノ
ン誘導体より安定でないN−ハロゲン化有機化合物であ
る、特許請求の範囲第(24)項記載の方法。
(29)細菌の生息地を式: n 〔式中、XおよびX′はそれぞれ塩素および臭素からな
る群から選ばれるハロゲンであり、R1、R2、R3お
よびR4はそれぞれ水素、C。
〜C4アルキル、01〜C4アルコキシ、ヒドロキシお
よび置換フェニル(ただし前記フェニル置換基はそれぞ
れC1〜C4アルキル、C0〜C4アルコキシおよびヒ
ドロキシの群から選ばれる)からなる群から選ばれ、し
かし置換基R8〜R4の多くても1つが水素である〕 により表わされるN、N’−ジハロ−2−イミダゾリジ
ノンの殺菌量で処理することを含むハロゲン感受性細菌
を除去する方法。
(30)  R1,Rz、R3およびR4がそれぞれメ
チルまたはエチルである、特許請求の範囲第(29)項
記載の方法。
(31)  N、  N’−ジハロイミダゾリジノンが
1゜3−ジブロモ−4,4,5,5−テトラメチル−2
−イミダゾリジノン、1,3−ジクロロ−4,4,5,
5−テトラメチル−2−イミダゾリジノン、1−クロロ
−3−ブロモ−4,4゜5.5−テトラメチル−2−イ
ミダゾリジノンまたは1,3−ジクロロ−4,5,5−
トリメチル−2−イミダゾリジノンである、特許請求の
範囲第(29)項記載の方法。

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、XおよびX′はそれぞれ塩素および臭素の群か
    ら選ばれるハロゲンであり、R_1、R_2、R_3、
    R_4はそれぞれ水素、C_1〜C_4アルキル、C_
    1〜C_4アルコキシ、ヒドロキシおよび置換フェニル
    (ただし前記フェニル置換基はそれぞれC_1〜C_4
    アルキル、C_1〜C_4アルコキシおよびヒドロキシ
    からなる群から選ばれる)からなる群から選ばれるが、
    しかし置換基R_1〜R_4の多くても1つが水素であ
    り、さらにXおよびX′が塩素であるときに置換基R_
    1〜R_4の多くても3つがメチルである〕 により表わされるN,N′−ジハロ−2−イミダゾリジ
    ノン。
  2. (2)XおよびX′が臭素であり、置換基R_1〜R_
    4がそれぞれC_1〜C_3アルキル、C_1〜C_3
    アルコキシ、ヒドロキシおよびp−置換フェニル(ただ
    し前記p−フェニル置換基はそれぞれC_1〜C_4ア
    ルキル、C_1〜C_4アルコキシおよびヒドロキシの
    群から選ばれる)の群から選ばれる、特許請求の範囲第
    (1)項記載のN,N′−ジハロ−2−イミダゾリジノ
    ン。
  3. (3)R_1、R_2、R_3およびR_4がそれぞれ
    メチルおよびエチルの群から選ばれる、特許請求の範囲
    第(2)項記載のN,N′−ジハロ−2−イミダゾリジ
    ノン。
  4. (4)化合物、1,3−ジブロモ−4,4,5,5−テ
    トラメチル−2−イミダゾリジノン。
  5. (5)Xが塩素であり、X′が臭素であり、置換基R_
    1〜R_4がそれぞれC_1〜C_3アルキル、C_1
    〜C_3アルコキシ、ヒドロキシまたはp−置換フェニ
    ル(ただし前記p−フェニル置換基はC_1〜C_4ア
    ルキル、C_1〜C_4アルコキシおよびヒドロキシの
    群から選ばれる)の群から選ばれる、特許請求の範囲第
    (1)項記載のN,N′−ジハロ−2−イミダゾリジノ
    ン。
  6. (6)R_1、R_2、R_3およびR_4がそれぞれ
    メチルおよびエチルの群から選ばれる、特許請求の範囲
    第(5)項記載のN,N′−ジハロ−2−イミダゾリジ
    ノン。
  7. (7)化合物、1−クロロ−3−ブロモ−4,4,5,
    5−テトラメチル−2−イミタゾリジノン。
  8. (8)XおよびX′が塩素であり、置換基R_1〜R_
    4がそれぞれ水素、C_1〜C_3アルキル、C_1〜
    C_3アルコキシ、ヒドロキシおよびp−置換フェニル
    (ただし前記p−フェニル置換基はそれぞれC_1〜C
    _4アルキル、C_1〜C_4アルコキシまたはヒドロ
    キシの群から選ばれる)の群から選ばれ、ただし前記置
    換基R_1〜R_4の多くても1つが水素である、特許
    請求の範囲第(1)項記載のN,N′−ジハロ−2−イ
    ミダゾリジノン。
  9. (9)化合物、1,3−ジクロロ−4,5,5−トリメ
    チル−2−イミダゾリジノン。
  10. (10)化合物、1,3−ジクロロ−4−メトキシ−4
    ,5,5−トリメチル−2−イミダゾリジノン。
  11. (11)XおよびX′が塩素であり、R_1、R_2お
    よびR_3がそれぞれ水素、C_1〜C_4アルキル、
    C_1〜C_4アルコキシ、ヒドロキシおよび置換フェ
    ニルの群から選ばれ、R_4が水素、C_2〜C_4ア
    ルキル、C_1〜C_4アルコキシ、ヒドロキシおよび
    置換フェニル(前記フェニル置換基はC_1〜C_4ア
    ルキル、C_1〜C_4アルコキシまたはヒドロキシの
    群から選ばれる)の群から選ばれ、しかし置換基のR_
    1〜R_4の多くても1つが水素である、特許請求の範
    囲第(1)項記載のN,N′−ジハロ−2−イミダゾリ
    ジノン。
  12. (12)R_1、R_2およびR_3がC_1〜C_3
    アルキル、C_1〜C_3アルコキシ、ヒドロキシおよ
    びp−置換フェニルである、特許請求の範囲第(11)
    項記載のN,N′−ジハロ−2−イミダゾリジノン。
  13. (13)R_1、R_2、R_3およびR_4がC_2
    〜C_4アルキルである、特許請求の範囲第(11)項
    記載のN,N′−ジハロ−2−イミダゾリジノン。
  14. (14)R_1、R_2およびR_3がC_1〜C_3
    アルキルであり、R_4がC_2〜C_4アルキルであ
    る、特許請求の範囲第(11)項記載のN,N′−ジハ
    ロ−2−イミダゾリジノン。
  15. (15)化合物、1,3−ジクロロ−4−ヒドロキシ−
    4,5,5−トリメチル−2−イミタゾリジノン。
  16. (16)望ましくないハロゲン感受性微生物を含む水性
    媒質を有機クロラミン類による処理により殺菌する方法
    において、水性媒質を式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、XおよびX′はそれぞれ塩素および臭素の群か
    ら選ばれるハロゲンであり、R_1、R_2、R_3お
    よびR_4はそれぞれ水素、C_1〜C_4アルキル、
    C_1〜C_4アルコキシ、ヒドロキシおよび置換フェ
    ニル(ただし前記フェニル置換基はそれぞれC_1〜C
    _4アルキル、C_1〜C_4アルコキシおよびヒドロ
    キシの群から選ばれる)からなる群から選ばれ、しかし
    置換基R_1〜R_4の多くても1つが水素である〕 によって表わされるN,N′−ジハロ−2−イミダゾリ
    ジノンの殺生物有効量で処理することを特徴とする方法
  17. (17)R_1、R_2、R_3およびR_4がそれぞ
    れメチルおよびエチルの群から選ばれる、特許請求の範
    囲第(16)項記載の方法。
  18. (18)R_1、R_2、R_3およびR_4がそれぞ
    れメチルである、特許請求の範囲第(16)項記載の方
    法。
  19. (19)N,N′−ジハロイミダゾリジノンが1,3−
    ジブロモ−4,4,5,5−テトラメチル−2−イミダ
    ゾリジノン、1,3−ジクロロ−4,4,5,5−テト
    ラメチル−2−イミダゾリジノン、1−クロロ−3−ブ
    ロモ−4,4,5,5−テトラメチル−2−イミダゾリ
    ジノン、または1,3−ジクロロ−4,5,5−トリメ
    チル−2−イミダゾリジノンである、特許請求の範囲第
    (18)項記載の方法。
  20. (20)水性媒質が水泳プール、空気調節系、冷水塔、
    温槽、水処理設備または飲料水源中に見出される、特許
    請求の範囲第(16)項記載の方法。
  21. (21)水性媒質がまた、元素塩素、元素臭素、アルカ
    リ金属次亜塩素酸塩、次亜塩素酸カルシウム、次亜塩素
    酸t−ブチルおよび、水に接触するとハロゲンを遊離す
    るN−ハロゲン化有機化合物からなる群から選ばれる活
    性ハロゲン源で処理される、特許請求の範囲第(16)
    項記載の方法。
  22. (22)N−ハロゲン化有機化合物がN−ハロスクシン
    イミド、N,N′−ジハロ−ジメチルヒダントイン、N
    ,N−ジハロシアヌル酸ナトリウムまたはカリウム、ト
    リハロイソシアヌル酸、N−ハロ−2−オキサゾリジノ
    ンおよびハログリコルリルのクロロ−およびブロモ−誘
    導体からなる群から選ばれる、特許請求の範囲第(21
    )項記載の方法。
  23. (23)水性媒質中のハロゲン感受性微生物がレジオネ
    ラ・ニューモフィラ(Legionella pneu
    mo−phila)、ランブル鞭毛虫(Giardia
     lamblia)、エントアメーバ・インバデンス(
    Entamoeba invadens)、シゲラ・ボ
    イディイ(Shigella boydii)およびス
    タヒロコッカス・アウレウス(Staphyloccu
    s aureus)からなる群から選ばれる、特許請求
    の範囲第(16)項記載の方法。
  24. (24)望ましくないハロゲン感受性微生物を含む水性
    媒質を殺菌する方法であって、水性媒質中へ(a)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔R_1、R_2、R_3およびR_4がそれぞれ水素
    、C_1〜C_4アルキル、C_1〜C_4アルコキシ
    、ヒドロキシおよび置換フェニル(ただし前記置換フェ
    ニル置換基はそれぞれC_1〜C_4アルキル、C_1
    〜C_4アルコキシまたはヒドロキシの群から選ばれる
    )からなる群から選ばれ、しかし置換基R_1〜R_4
    の多くても1つが水素である〕 により表わされるイミダゾリジノン化合物、および (b)少なくとも化学量論量のハロゲン源(ただし前記
    ハロゲンは塩素および臭素からなる群から選ばれる)、 を導入し、それにより相当するN,N′−ジハロ−2−
    イミダゾリジノン誘導体の殺生物量を現場に生成させる
    ことを含む方法。
  25. (25)R_1、R_2、R_3およびR_4がそれぞ
    れメチルまたはエチルである、特許請求の範囲第(24
    )項記載の方法。
  26. (26)水性媒質が水泳プール、空気調節系、冷水塔、
    温槽、水処理設備または飲料水源中に見出される、特許
    請求の範囲第(25)項記載の方法。
  27. (27)イミダゾリジノン化合物が4,4,5,5−テ
    トラメチル−2−イミダゾリジノンまたは4,5,5−
    トリメチル−2−イミダゾリジノンである、特許請求の
    範囲第(26)項記載の方法。
  28. (28)ハロゲン源が元素塩素、元素臭素、次亜塩素酸
    ナトリウム、次亜塩素酸カルシウム、次亜塩素酸t−ブ
    チルまたは、水に接触すると活性ハロゲンを遊離し、現
    場に形成されるN,N′−ジハロ−2−イミダゾリジノ
    ン誘導体より安定でないN−ハロゲン化有機化合物であ
    る、特許請求の範囲第(24)項記載の方法。
  29. (29)細菌の生息地を式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、XおよびX′はそれぞれ塩素および臭素からな
    る群から選ばれるハロゲンであり、R_1、R_2、R
    _3およびR_4はそれぞれ水素、C_1〜C_4アル
    キル、C_1〜C_4アルコキシ、ヒドロキシおよび置
    換フェニル(ただし前記フェニル置換基はそれぞれC_
    1〜C_4アルキル、C_1〜C_4アルコキシおよび
    ヒドロキシの群から選ばれる)からなる群から選ばれ、
    しかし置換基R_1〜R_4の多くても1つが水素であ
    る〕 により表わされるN,N′−ジハロ−2−イミダゾリジ
    ノンの殺菌量で処理することを含むハロゲン感受性細菌
    を除去する方法。
  30. (30)R_1、R_2、R_3およびR_4がそれぞ
    れメチルまたはエチルである、特許請求の範囲第(29
    )項記載の方法。
  31. (31)N,N′−ジハロイミダゾリジノンが1,3−
    ジブロモ−4,4,5,5−テトラメチル−2−イミダ
    ゾリジノン、1,3−ジクロロ−4,4,5,5−テト
    ラメチル−2−イミダゾリジノン、1−クロロ−3−ブ
    ロモ−4,4,5,5−テトラメチル−2−イミダゾリ
    ジノンまたは1,3−ジクロロ−4,5,5−トリメチ
    ル−2−イミダゾリジノンである、特許請求の範囲第(
    29)項記載の方法。
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