JPS62230500A - 圧縮成型機用臼 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は圧縮゛成型機用臼である。抜口は医薬。

食品等の粉粒体を圧縮成型する際、用いられる。

且迷ｐ退迷及旦月１羞 従来、医薬品、菓子等の食品の粉粒体を成型する装置と
して、第１．２図に示さ□れるような臼を上杵と下杵と
を組合わせた第７図に示すような圧縮成型する装置は知
られている。

この装置で臼孔に供給された粉粒体は、上杵と下杵の上
部及び下部からの移動によって成型されるが、成型に際
して、キャッピング現象（錠剤の表面が帽子状に薄くは
がれる現象）が生ずる。この現象は粉粒体の空隙率が大
きい程生じ易く、解決が望まれている。

問題点を解決するための手段 本発明によれば臼の孔の表面と臼の外表面とを貫通させ
た孔を有する臼が提供される。圧縮成型に際して、抜口
を容易に臼孔から外へ排出できる。

本発明の臼としては、臼の孔の表面と臼の外表面とを貫
通させた孔を有するものであれば、いずれも用いられる
。貫通させる孔の大きさとしては、成型の際、粉粒体中
の空気が良く抜け、粉粒体が外に出ない程度の大きさで
あれば任意である。具体的には孔の直径が１．５ｍ＋ａ
以下であることが好ましい。

臼孔の内表面における開孔部は成型圧縮したときの下杵
の上部表面から０〜１０ｍａ＋の間もしくは上杵の下部
表面から０〜１０ｍｍの間に設けるのがより好ましい。

臼の外表面開口部は臼を装置に組みこんだときに外気と
接触している部分に設けることが好ましい。

以下に、本発明の臼を従来の臼と併せて説明する。

第、ｌ及び２図は、従来の臼の上斜視図及び断面図であ
る。

第３〜６図は、本発明の口側の断面図である。

第３図の臼２は臼２の上部の片側に横孔４と、この横孔
４に連結する縦孔５を有し、第５図の臼は臼２の上部の
両側に横孔４とこの横孔４に連結する縦孔５を有する。

第４図の臼２は臼２の中央部の片側に横孔４とこの横孔
４に連結する縦孔５を有し、第６図のものは臼２の中央
部の両側に横孔４とこの横孔４に連結する縦孔５を有す
る。

第７図は、臼固定ブロック１０に固定された従来の臼２
を用いて粉粒体７を圧縮成型したときの状態を示す。空
気は上杵６又は下杵８と臼２の孔の表面の間隙から抜け
るだけである。

第８及び１０図は本発明の臼２を用い、粉粒体７を圧縮
成型した際の状態を示し、粉粒体充填量の関係から下杵
８の先９が臼固定溝３の上部レベルにある場合であり、
この際、横孔４だけでは臼固定ブロック１０の壁面によ
り空気抜きが十分できず、空気は主に縦孔５から抜ける
。

第９及び１１図は本発明の臼２を用い、粉粒体７を圧縮
成型した際のものであり、粉粒体充填量の関係から下杵
８の先９が臼固定溝３の中央部と同レベルにある場合で
あり、この際、空気は横孔４を通り臼固定ブロック１０
と臼２とを固定する為に用いられている臼固定溝３の空
間及び縦孔５の両方から抜ける。

発明の効果 本発明の臼を用いることにより、空隙率の高い粉粒体も
キャッピング現象を起こすことなく成型することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の臼の上斜視図である。 第２図は、従来の臼の断面図である。 第３〜６図は、本発明の口側の断面図を示す。 第７図は従来の臼を用いて、粉粒体を圧縮成型した断面
図を示す。 第８〜１１図は、本発明の口側を用いて粉粒体を圧縮成
型した断面図を示す。 第１〜１１図中　；　１：臼孔、２：臼、３：臼固定用
溝、４：横孔、５：縦孔、６：上杵、７：粉粒体、８：
下杵、９：下杵の先、１０：臼固定ブロック 特許出願人（１０２）協和醗酵工業株式会社　、−第１
図 第３図　　　　第４図 第５図　　　　第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 臼孔中に充填された粉粒体を上杵を下杵にて圧縮成型す
   る成型機の臼の孔の表面と臼の外表面とを貫通させた孔
   を有する圧縮成型機用臼。