JPS62229179A

JPS62229179A - 表示装置

Info

Publication number: JPS62229179A
Application number: JP7072686A
Authority: JP
Inventors: 義晃熊林
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-03-31
Filing date: 1986-03-31
Publication date: 1987-10-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明はプラズマディスプレイ装置やＣＲＴディスプ
レイ装置等のように、駆動回路から信号を与えられて情
報を表示する表示器を具備し、ＥＭＩ（不要輻射による
電磁波障害）対策を施した表示装置に関するものである
。

（従来の技術）近年、上記の如き、表示装置であるＶＤＴ（Ｖｉｓｕａ
ｌ　　Ｄｉｓｐｌａｙ　丁ｅｒｍｉｎａｌ　）に用いら
れる表示器としては、ＣＲＴ、ＬＣＤ、Ｆ）ＤＰ、ＥＬ
等、種々のものが知られている。この種の表示器を用い
た表示装置のＥＭＩ対策としては、駆動回路から出力さ
れる信号の立上り部分または立下り部分を鈍らせるよう
にし、高調波の発生を抑止したり、最近では、表示面に
、透光性の電磁波シールド板等を設け、表示面から射出
される電磁波が上記シールド板にて遮蔽されるようにし
たりしている。

第３図に、−例としてシールド板による遮蔽を行ったＬ
ＣＤ、’　ＦＤＰ等のフラットパネル型の表示装置の要
部断面図を示し、第４図に、第３図の要部への拡大図を
示す。これらの図において、２０は表示器を示す。この
表示器２０の下方には、駆動回路が実装された印刷配線
板３０が設けられている。

また、表示器２０の表示面周縁はケース１０で覆われて
いる。表示器２０の表示面には、透光性のシールド板４
０が設けられる。シールド板４０は、その上層部が導電
膜４１で形成され、下図部がプラスデックシート４２で
形成されたものとなっている。また、表示器２０は、そ
の周囲壁面が、例えば、ガラス等の透明体２１で封止さ
れ、この透明体２１によって封止された内部には、表示
器が、ＦＤＰであるときにはネオンガスが封入され、Ｌ
ＣＤであるときには液晶が封入されるように、一般的に
は表示媒体２２か封入される。また、必要によっては、
シールド板４０の導電膜４１とケース１０（金属性）と
が導線５０で接続される。この場合、一般的に、ケース
１０はアース電位が与えられている。

このような表示装置によると、表示器２ｏの表示面側に
放出された電磁波は、シールド板４０により遮蔽される
から、外部へ漏れることはない。

しかしながら、上記のような構造の表示装置では、シー
ルド板４０を固定するための構成が必要となる。この場
合、シールド板４０を固定するための構成は、表示器２
０を目視する側からの美感を損うものであってはならず
、通常、ケース１０の内側に設けられる。従って、取付
は作業が煩雑になったり、複雑な構成となる欠点があっ
た。また、シールド板４０は、表示器２０の表示面に密
着されて設けられるのであるが、シールド板４０と表示
器２０との間に空気が入り込むと、干渉縞が生じ、表示
された情報が児にくくなる欠点もあった。

（発明が解決しようとする問題点）上記のように、従来のＥＭＩ対策された表示装置では、
シールド板を固定するための構成が必要で、しかも、こ
の構成が複雑になったり、シールド板の固定取付は作業
が煩雑になったり、シールド板による干渉縞で画面が見
づらくなるという問題があった。

本発明は、このような問題を解決せんとしてなされたも
ので、その目的は、ＥＭＩ対策のために、新らたな固定
数構等の増加が不要であり、また、表示された情報が見
づらくなるという弊害のない、ＥＭＩ対策された表示装
置を提供することである。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）そこで本発明では、駆動回路から信号を受取って情報を
表示する表示器の表示面上に透光性導電膜を形成し、か
つ、この透光性導電膜に所定電位を与えるようにして表
示装置を（育成したものて必る。

（作用）これによると、表示面上に形成された透光性導電膜で必
るから、新らたな固定の構成が不要であり、また、干渉
縞が生じることもない。

（実施例）第１図は本発明の一実施例を示す図であり、第２図は第
１図の要部Ｂの拡大図でおる。

２０は、表示器を示す。この表示器２０は透明のガラス
またはプラスチック等の透明体２１で封止された内部に
、ネオンガス、液晶等の表示媒体２２が封入された構成
となっている。また、透明体２１の内壁には、表示器２
０の駆動に必要な透明電極等が設けられる。一方、表示
器２０の表示面（上側の透明体２１の上面部）には、蒸
着、スパッタリング等の薄膜技術によって、透光性導電
膜２３が形成されている。表示器２０の裏面側には、駆
動回路が実装された印刷配線板３０が設けられている。

表示器２０の電極は、印刷配線板３０の駆動回路から信
号を受取るように構成されている。また、印刷配線板３
０には、透光性導電膜２３に所定電位を与えるための電
極２７が形成されている。ここで、所定電位とは、表示
装置にて表示を行っているときに、シールド効果が最も
大となるような電位であって、アース電位ヤフローティ
ング電位を含むものである。電極２７は、配線パターン
２８、接続端子２６、導線２４、接続端子２５を介して
、透光性導電膜２３と接続されている。表示器２０の表
示面周縁には、表示装置のケース１０によって覆われて
いる。

以上のように構成された表示装置では、印刷配線板３０
に実装された駆動回路から送出される方形波等が原因と
なって、表示器２０から電磁波が放出される。一方、透
光性導電膜２３は、電極２７を介して与えられる電圧に
より所定電位となっており、上記放出されたＮ磁波は、
この所定電位となった透光性導電膜２３により大きく減
衰され、遮蔽か行われるのである。

このように、本実施例では、蒸着等により表示器２０の
表面に形成された透光性導電ｖ２３でＥＭＩ対策を行う
ので、シールド板の固定のための構成が不要で、部品点
数を少なくでき、シールド板の煩雑な取付作業が不要と
なる。また、上記のように透光性導電膜２３は、蒸着等
の薄膜技術によって表示面に形成されているため、干渉
縞が生じることがなく、表示された情報か見づらいとい
うこともなくなる。更に、透光性導電膜の形成は薄膜技
術によって、膜厚の制御を適確に行うことができるため
、透光性導電膜２３の厚さを薄くして、画面の明るさに
与える影響を少なくすることかてきる。

尚、本実施例では、透光性導電膜２３を所定霞位とする
ために印刷配線板３０から電圧を与えたが、特にこの例
に限られず例えば、ケース１０等から電圧を与えるよう
にしても良い。

また、本実施例では透光性導電膜を蒸着、スパッタ等の
薄膜技術を用いた方法により形成したか、表示器の表面
上に透光性導電膜が形成できれば良く、特にこの方法に
限定されない。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、ＥＭＩ対策のため
に、シールド板の固定機構等の新らたな構成を付加する
必要がなく、また、表示される情報か見づらいというこ
とのない表示装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示した断面図、第２図は第
１図の要部Ｂの拡大図、第３図は従来のＥＭＩ対策によ
る表示装置を示す断面図、第４図は第３図の要部Ａの拡
大図である。１０・・・ケース　　　　　　２０・・・表示器２１・
・・透明体　　　　　　２２・・・表示媒体２３・・・
透光性導電膜　　　２７・・・電極３０・・・印刷配線
板代理人　弁理士　　則　近　憲　缶周　　山王　−

Claims

【特許請求の範囲】

透光性導電膜が表示面上に形成され、駆動回路から与え
られる信号に基づいて情報を表示する表示器を具備し、
前記透光性導電膜に所定電位が与えられていることを特
徴とする表示装置。