JPS62228B2 - - Google Patents
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- JPS62228B2 JPS62228B2 JP1897283A JP1897283A JPS62228B2 JP S62228 B2 JPS62228 B2 JP S62228B2 JP 1897283 A JP1897283 A JP 1897283A JP 1897283 A JP1897283 A JP 1897283A JP S62228 B2 JPS62228 B2 JP S62228B2
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Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ホツト法によつて被覆をかぶせる技
術、特に圧延製品に保護被覆をする装置に係る。
術、特に圧延製品に保護被覆をする装置に係る。
本発明は、L字形、T字形、I字形、U字形等
の断面を有する長尺の圧延製品に被覆するのに用
いられるが、このような製品は一般に、柱、冷却
塔、送電線構造物、はしご、ガードレール、線
路、パイプラインを作るのに用いられる。
の断面を有する長尺の圧延製品に被覆するのに用
いられるが、このような製品は一般に、柱、冷却
塔、送電線構造物、はしご、ガードレール、線
路、パイプラインを作るのに用いられる。
更に本発明は、機械製造、造船、自動車製造、
農業機械製造、その他において、腐食からフレー
ム要素を保護するために利用することができる。
農業機械製造、その他において、腐食からフレー
ム要素を保護するために利用することができる。
通常、保護被覆は、長尺物を熔融金属、例えば
亜鉛の垂直槽の中へ、交互に一方の端部からつけ
ることによつてかぶせる。水平槽に比較して垂直
槽は金属の熱をむだに使わないですむ。
亜鉛の垂直槽の中へ、交互に一方の端部からつけ
ることによつてかぶせる。水平槽に比較して垂直
槽は金属の熱をむだに使わないですむ。
しかしながら、亜鉛は貴重でかつ高価であるた
め、他の金属、特にアルミニウム及びその合金が
被覆材料として使用され始めた。
め、他の金属、特にアルミニウム及びその合金が
被覆材料として使用され始めた。
アルミニウム及びアルミニウム合金は高い融点
を有し、したがつてアルミニウム被覆は720〜750
℃の温度で行われる。一方、亜鉛被覆は465℃と
480℃の間の温度で行われる。
を有し、したがつてアルミニウム被覆は720〜750
℃の温度で行われる。一方、亜鉛被覆は465℃と
480℃の間の温度で行われる。
アルミニウム及びアルミニウム合金の高い処理
温度、高い侵略性、及びそれらの酸化傾向によ
り、亜鉛メツキする金属片に、実質的な処理効果
を落とすことなく、アルミニウムを被せることは
今まではばまれてきた。
温度、高い侵略性、及びそれらの酸化傾向によ
り、亜鉛メツキする金属片に、実質的な処理効果
を落とすことなく、アルミニウムを被せることは
今まではばまれてきた。
金属チユーブや同種の長尺の被加工品を被覆す
るプラントが知られている(米国特許第3877975
号CI.427−345、1975年発行参照)。この中におい
て、熔融金属で満たされているため槽の下に設け
た鉢の中を被加工品が通過する。熔融金属は動い
ている被加工品の上へ流れるようになつており、
その後ケトルの中へ落ちてそこから再びため槽の
中へポンプで揚げられる。
るプラントが知られている(米国特許第3877975
号CI.427−345、1975年発行参照)。この中におい
て、熔融金属で満たされているため槽の下に設け
た鉢の中を被加工品が通過する。熔融金属は動い
ている被加工品の上へ流れるようになつており、
その後ケトルの中へ落ちてそこから再びため槽の
中へポンプで揚げられる。
ため槽には溶融メツキ金属を所望の温度に保つ
ための加熱要素が設けられている。このプラント
においては、熔融金属を被加工品のまわりに一様
に流すためにはね返し板を使用する。
ための加熱要素が設けられている。このプラント
においては、熔融金属を被加工品のまわりに一様
に流すためにはね返し板を使用する。
上記のメツキプラントの欠点は、被覆工程が、
はね返し板の配置と選択、及び処理中のはね返し
板の調節方法に大きく依存すると言うことに有
る。
はね返し板の配置と選択、及び処理中のはね返し
板の調節方法に大きく依存すると言うことに有
る。
また、被加工品をアルミニウムで被覆する場
合、ケトルとため槽の中及び熔融金属ポンプ装置
の中の温度を高温に維持しなければならないの
で、このメツキプラントは経済的ではなく、更に
この高温により固体のFeAl3の金属間化合物が形
成される。
合、ケトルとため槽の中及び熔融金属ポンプ装置
の中の温度を高温に維持しなければならないの
で、このメツキプラントは経済的ではなく、更に
この高温により固体のFeAl3の金属間化合物が形
成される。
更に連続被覆装置が知られている(フランス特
許第2229782号参照)。この装置においては、被加
工品は所定のレベルの熔融金属を含む槽を通して
水平に送られる。
許第2229782号参照)。この装置においては、被加
工品は所定のレベルの熔融金属を含む槽を通して
水平に送られる。
槽は被加工品が熔融金属を通るようになつてい
る開口を有している。また、槽からのもれを防ぐ
ための磁気力学ゲートを有する入口通路及び出口
通路が設けられている。槽の開口は熔融金属でカ
バーされているが、その熔融金属のレベルは連続
的に維持されている。
る開口を有している。また、槽からのもれを防ぐ
ための磁気力学ゲートを有する入口通路及び出口
通路が設けられている。槽の開口は熔融金属でカ
バーされているが、その熔融金属のレベルは連続
的に維持されている。
しかしながら、この装置は、電力中断のような
緊急時に熔融金属が開口を通してもれる可能性が
あるので、十分に信頼することができない。
緊急時に熔融金属が開口を通してもれる可能性が
あるので、十分に信頼することができない。
また、熔融金属のレベルを連続的に維持しなけ
ればならず、その一方磁気力学ゲートを被覆工程
の間連続的に付勢しなければならないので、この
装置は十分には経済的ではない。
ればならず、その一方磁気力学ゲートを被覆工程
の間連続的に付勢しなければならないので、この
装置は十分には経済的ではない。
その上、プラントが連続的に作動する時、槽の
中の熔融金属は酸化物や他の化合物によつてよご
れやすくなるので、被覆の質は悪い方へ影響され
る。
中の熔融金属は酸化物や他の化合物によつてよご
れやすくなるので、被覆の質は悪い方へ影響され
る。
本発明は、槽の中の熔融金属のレベルを変え
て、種々の動作モードでの被覆工程を自動的に制
御できるようにして、特に緊急時の装置の信頼性
を高めた、圧延製品に保護被覆をする装置に関し
ている。
て、種々の動作モードでの被覆工程を自動的に制
御できるようにして、特に緊急時の装置の信頼性
を高めた、圧延製品に保護被覆をする装置に関し
ている。
これは、熔融金属を通して被覆すべき被加工品
を通すための入口開口及び出口開口を有する熔融
金属の槽、及び開口を通して槽に連通している入
口導管及び出口導管であつて磁気力学ゲートを設
けてあるものからなる圧延製品被覆装置におい
て、本発明により被覆装置の種々の動作モードの
下で被加工品に保護被覆を形成する工程を自動的
に制御するため、金属中に精製ガスを供給するた
めのチユーブ、及び槽中の熔融金属のレベルを変
化させるための手段によつて得られ、熔融金属の
レベルを制御するための前記手段は、槽内で入口
導管及び出口導管の一方の側に対して取り付けら
れていて、熔融金属中を被加工品が通れるように
なつているブロツクからなり、ブロツクは、巻揚
げ機構に運動学的に連動されていて槽内で垂直方
向へ動くようになつており、かつ槽から熔融金属
を排出する通路を有しており、更にその下部に槽
の長手方向に延びているトレイであつて被加工品
に被覆をする工程の間にそのトレイの上に被加工
品が位置するように設けられているトレイを有し
ており、トレイは熔融金属をきれいにするフイル
ターを有しており、また槽へ精製ガスを供給する
チユーブがトレイの底に設けられているようにす
ることが望ましい。
を通すための入口開口及び出口開口を有する熔融
金属の槽、及び開口を通して槽に連通している入
口導管及び出口導管であつて磁気力学ゲートを設
けてあるものからなる圧延製品被覆装置におい
て、本発明により被覆装置の種々の動作モードの
下で被加工品に保護被覆を形成する工程を自動的
に制御するため、金属中に精製ガスを供給するた
めのチユーブ、及び槽中の熔融金属のレベルを変
化させるための手段によつて得られ、熔融金属の
レベルを制御するための前記手段は、槽内で入口
導管及び出口導管の一方の側に対して取り付けら
れていて、熔融金属中を被加工品が通れるように
なつているブロツクからなり、ブロツクは、巻揚
げ機構に運動学的に連動されていて槽内で垂直方
向へ動くようになつており、かつ槽から熔融金属
を排出する通路を有しており、更にその下部に槽
の長手方向に延びているトレイであつて被加工品
に被覆をする工程の間にそのトレイの上に被加工
品が位置するように設けられているトレイを有し
ており、トレイは熔融金属をきれいにするフイル
ターを有しており、また槽へ精製ガスを供給する
チユーブがトレイの底に設けられているようにす
ることが望ましい。
小寸法及び中寸法の断面を有する大量生産の被
加工品に保護被覆をつけるためには、槽はその底
に槽の内部を2つの領域に分けている突起を有し
ており、そのうちの1つの領域はその中で被加工
品に被覆をかぶせる加工領域であり、槽はまたそ
の底に2つの通路を有しており、これら通路は槽
の領域に通じており、また、槽の中の熔融金属の
レベルを変える手段は導管を有し、この導管のま
わりには熔融金属を加熱しその方向性を有する流
れを与える誘導コイルが設けられており、この導
管は槽の底に設けられている通路と連通してお
り、また前記手段は油圧シリンダを有し、この油
圧シリンダの可動部分は加工領域の側部において
槽に運動学的に連結しており、更に前記手段は気
圧油圧アクチユエータを有し、この気圧油圧アク
チユエータは油圧シリンダに連通しており、また
電磁弁を介して空気供給装置へ接続されており、
更に別の電磁弁を介して大気中へ連通するように
なつていることが望ましい。
加工品に保護被覆をつけるためには、槽はその底
に槽の内部を2つの領域に分けている突起を有し
ており、そのうちの1つの領域はその中で被加工
品に被覆をかぶせる加工領域であり、槽はまたそ
の底に2つの通路を有しており、これら通路は槽
の領域に通じており、また、槽の中の熔融金属の
レベルを変える手段は導管を有し、この導管のま
わりには熔融金属を加熱しその方向性を有する流
れを与える誘導コイルが設けられており、この導
管は槽の底に設けられている通路と連通してお
り、また前記手段は油圧シリンダを有し、この油
圧シリンダの可動部分は加工領域の側部において
槽に運動学的に連結しており、更に前記手段は気
圧油圧アクチユエータを有し、この気圧油圧アク
チユエータは油圧シリンダに連通しており、また
電磁弁を介して空気供給装置へ接続されており、
更に別の電磁弁を介して大気中へ連通するように
なつていることが望ましい。
1つの槽動作モードから他のモードへ迅速に転
換し、一定の標準寸法の被加工品を被覆し、また
この被覆装置を長時間の激務動作に使用するため
には、槽の中の熔融金属のレベルを変える手段
は、槽からため槽を分離している隔壁の中に設け
られている通路によつて槽に流体力学的に連通し
ているため槽と、通路を通る熔融金属の流れを調
節するために取り付けられた制御可能ゲートと、
槽の外側に設けられていて入口がため槽の中に設
けられ出口が槽の中に設けられている熔融金属導
管と、誘導コイルと、導管に設けられている磁気
流体力学ポンプとからなることが望ましい。
換し、一定の標準寸法の被加工品を被覆し、また
この被覆装置を長時間の激務動作に使用するため
には、槽の中の熔融金属のレベルを変える手段
は、槽からため槽を分離している隔壁の中に設け
られている通路によつて槽に流体力学的に連通し
ているため槽と、通路を通る熔融金属の流れを調
節するために取り付けられた制御可能ゲートと、
槽の外側に設けられていて入口がため槽の中に設
けられ出口が槽の中に設けられている熔融金属導
管と、誘導コイルと、導管に設けられている磁気
流体力学ポンプとからなることが望ましい。
有利なものとしては、槽の中の熔融金属のレベ
ルを変える手段は、熔融金属導管の入口に固定さ
れたフイルターを有している。
ルを変える手段は、熔融金属導管の入口に固定さ
れたフイルターを有している。
望ましくは、各制御可能磁気力学ゲートは油圧
シリンダにロツドによつて接続されている締切り
弁として形成されており、締切り弁は2枚の固定
板の間で垂直に動くようになつており、この固定
板はスリーブによつて通路の中間部分に固定され
ており、スリーブの穴は通路を形成しその穴を通
つて熔融金属がため槽から槽へ通れるようになつ
ている。
シリンダにロツドによつて接続されている締切り
弁として形成されており、締切り弁は2枚の固定
板の間で垂直に動くようになつており、この固定
板はスリーブによつて通路の中間部分に固定され
ており、スリーブの穴は通路を形成しその穴を通
つて熔融金属がため槽から槽へ通れるようになつ
ている。
第1図及び第2図を参照すると、圧延製品被覆
装置は熔融金属槽1を有している。槽1の一方の
壁には槽1の中へ製品又は被加工品3を導入して
その中を通すための開口2がある。
装置は熔融金属槽1を有している。槽1の一方の
壁には槽1の中へ製品又は被加工品3を導入して
その中を通すための開口2がある。
槽1の中の熔融金属のレベルを制御するための
手段が槽1の中に入つており、この手段はブロツ
ク4からなり、ブロツク4は巻揚げ機構に運動学
的に連結していて槽1内でブロツク4が垂直に動
くようになつている。ブロツク4の下部には槽1
の長手方向に延びているトレイ5が設けてあり、
処理中に被加工品3の下に位置するようになつて
いる。トレイ5は金屎を集めるための凹部6と、
アルミニウムのような熔融金属に精製ガスを供給
するための穴あきチユーブ7とを有しており、チ
ユーブ7は腐食を防ぐために多孔体で内張りされ
ている。トレイ5の底部には、例えばガラスフア
イバーから作られていて熔融金属をきれいにする
ためのフイルター8が配されている。
手段が槽1の中に入つており、この手段はブロツ
ク4からなり、ブロツク4は巻揚げ機構に運動学
的に連結していて槽1内でブロツク4が垂直に動
くようになつている。ブロツク4の下部には槽1
の長手方向に延びているトレイ5が設けてあり、
処理中に被加工品3の下に位置するようになつて
いる。トレイ5は金屎を集めるための凹部6と、
アルミニウムのような熔融金属に精製ガスを供給
するための穴あきチユーブ7とを有しており、チ
ユーブ7は腐食を防ぐために多孔体で内張りされ
ている。トレイ5の底部には、例えばガラスフア
イバーから作られていて熔融金属をきれいにする
ためのフイルター8が配されている。
ブロツク4は断熱した取外し可能なカバー板9
を有し、カバー板9には加熱要素10が固着して
ある。
を有し、カバー板9には加熱要素10が固着して
ある。
槽1には断熱したふた11が設けてあり、これ
はピン12を中心として旋回する。
はピン12を中心として旋回する。
ブロツク4の下部には、熔融金属をタツプ穴1
4を通して槽1から循環させて排出させるための
通路13が設けてある。
4を通して槽1から循環させて排出させるための
通路13が設けてある。
気圧シリンダ15、電磁弁16、プーリ装置1
7、ケーブル18から成る巻揚げ機構により、ブ
ロツク4は槽1から完全に引き上げられたり、部
分的に引き上げられ、金屎を取り除いたり修理す
るために槽1の熔融金属のレベルを調節する。
7、ケーブル18から成る巻揚げ機構により、ブ
ロツク4は槽1から完全に引き上げられたり、部
分的に引き上げられ、金屎を取り除いたり修理す
るために槽1の熔融金属のレベルを調節する。
被覆装置は更に、槽1内の熔融金属を加熱し循
環させるための装置を有しており、この装置は取
入通路19とワークコイル20とからなる磁気流
体力学ポンプを含んでいる。取入通路19にはコ
イル21が設けられている。
環させるための装置を有しており、この装置は取
入通路19とワークコイル20とからなる磁気流
体力学ポンプを含んでいる。取入通路19にはコ
イル21が設けられている。
槽1のハウジングの下部には熔融金属に精製ガ
スを供給するための穴あきチユーブ22が設けら
れている。
スを供給するための穴あきチユーブ22が設けら
れている。
槽1の内側の熔融金属の所定のレベルを第1図
では23で示してあり、一方、引き下げたレベル
は24で示してあり、25は保護融剤を示してい
る。
では23で示してあり、一方、引き下げたレベル
は24で示してあり、25は保護融剤を示してい
る。
槽1(第2図)のハウジングの入口開口2とは
反対側の壁には出口開口26が設けられており、
ブロツク4(第1図)は入口導管27及び出口導
管28の被加工品移動方向に見て一方の同じ側、
第1図の場合は左側に設けられている。これらの
導管の槽1の外側の部分には誘導コイル29の形
の磁気流体力学ゲートが設けられている。
反対側の壁には出口開口26が設けられており、
ブロツク4(第1図)は入口導管27及び出口導
管28の被加工品移動方向に見て一方の同じ側、
第1図の場合は左側に設けられている。これらの
導管の槽1の外側の部分には誘導コイル29の形
の磁気流体力学ゲートが設けられている。
磁気流体力学ポンプには取入通路19の間に中
央通路30が設けられている。
央通路30が設けられている。
熔融金属に接触する被覆装置の全ての要素、す
なわち、槽1、トレイ5を有するブロツク4、タ
ツプ穴14、取入通路19、中央通路30、入口
導管27、出口導管28は、スチールパワー枠で
強化した耐火性コンクリートのような耐熱材料で
内張りされている。
なわち、槽1、トレイ5を有するブロツク4、タ
ツプ穴14、取入通路19、中央通路30、入口
導管27、出口導管28は、スチールパワー枠で
強化した耐火性コンクリートのような耐熱材料で
内張りされている。
槽1内の熔融金属のレベル23は、入口開口2
及び出口開口26に対して、特殊な機構を用いて
槽1を傾斜させることによつて変えることができ
る。そのような場合、槽1(第3図)の底には突
起31が設けてあり、突起31は槽1の内側を2
つの領域32と33に分けており、領域32は加
工領域であつて被加工品の表面を被覆する場所で
ある。また、槽1の底には2つの通路34,35
が有り、それぞれ槽1の領域32と33とへ開い
ている。通路35の開口は例えばガラスフアイバ
ーから作られたフイルター36でおおわれてい
る。
及び出口開口26に対して、特殊な機構を用いて
槽1を傾斜させることによつて変えることができ
る。そのような場合、槽1(第3図)の底には突
起31が設けてあり、突起31は槽1の内側を2
つの領域32と33に分けており、領域32は加
工領域であつて被加工品の表面を被覆する場所で
ある。また、槽1の底には2つの通路34,35
が有り、それぞれ槽1の領域32と33とへ開い
ている。通路35の開口は例えばガラスフアイバ
ーから作られたフイルター36でおおわれてい
る。
この実施例においては、槽1のふた11は槽の
ハウジングに固定的に固着されており、領域33
側に穴37を有している。加熱要素38がふた1
1の下側に設けられている。
ハウジングに固定的に固着されており、領域33
側に穴37を有している。加熱要素38がふた1
1の下側に設けられている。
槽を傾斜させる機構は一般に槽1の熔融金属の
レベルを変えるための手段であるが、導管39を
含んでおり、導管39は槽1の底部に設けられた
通路34と35とを連通するようになつている。
導管39にはフレーム41に取付けられた誘導コ
イル40が設けられている。傾斜機構には更に油
圧シリンダ42が含まれ、そのピストン棒43は
槽のハウジングの加工領域32側に枢着されてい
る。ホース45が油圧シリンダ42を気圧油圧ア
クチユエータ44へ連結しており、このアクチユ
エータ44はパイプ46によつて電磁弁47を経
て空気供給装置48連結されており、また電磁弁
50を有するパイプ49によつて空中へ連結され
ている。
レベルを変えるための手段であるが、導管39を
含んでおり、導管39は槽1の底部に設けられた
通路34と35とを連通するようになつている。
導管39にはフレーム41に取付けられた誘導コ
イル40が設けられている。傾斜機構には更に油
圧シリンダ42が含まれ、そのピストン棒43は
槽のハウジングの加工領域32側に枢着されてい
る。ホース45が油圧シリンダ42を気圧油圧ア
クチユエータ44へ連結しており、このアクチユ
エータ44はパイプ46によつて電磁弁47を経
て空気供給装置48連結されており、また電磁弁
50を有するパイプ49によつて空中へ連結され
ている。
槽1は加工領域32側ではポスト51の上にの
つており、一方他の側ではポスト52に旋回でき
るように連結されている。
つており、一方他の側ではポスト52に旋回でき
るように連結されている。
さて第4図と第5図に示された被覆装置の変形
例を参照すると、これは、槽1からため槽53を
分離している隔壁55に設けられた通路54を通
して、槽1に流体力学的に連通しているため槽5
3を有している。
例を参照すると、これは、槽1からため槽53を
分離している隔壁55に設けられた通路54を通
して、槽1に流体力学的に連通しているため槽5
3を有している。
この装置はまた槽1の外側に位置していて入口
57(第4図)がため槽53内にあり出口90が
槽1内にある熔融金属導管56(第5図)を有し
ている。
57(第4図)がため槽53内にあり出口90が
槽1内にある熔融金属導管56(第5図)を有し
ている。
通路54にはコントロールゲートが設けられて
おり、各ゲートにはロツド60によつて油圧シリ
ンダ61に連結している締切り弁59を有してい
る。締切り弁59は、スリーブ要素64,65に
よつて通路54の中間に固定されていて耐熱材料
からなる2枚の固定平滑板62,63の間で垂直
に動くようになつている。締切り弁59、板6
2,63及びスリーブ64,65は通路66を形
成する開口を有し、熔融金属がそれを通つて槽1
からため槽53へ流れるようになつている。
おり、各ゲートにはロツド60によつて油圧シリ
ンダ61に連結している締切り弁59を有してい
る。締切り弁59は、スリーブ要素64,65に
よつて通路54の中間に固定されていて耐熱材料
からなる2枚の固定平滑板62,63の間で垂直
に動くようになつている。締切り弁59、板6
2,63及びスリーブ64,65は通路66を形
成する開口を有し、熔融金属がそれを通つて槽1
からため槽53へ流れるようになつている。
隔壁55には、スリーブ64,65に堅くはま
つた耐火インサート67を受け入れる溝が設けら
れている。
つた耐火インサート67を受け入れる溝が設けら
れている。
熔融金属導管56の入口57には例えばガラス
フアイバーから作られたフイルターが設けられて
いる。
フアイバーから作られたフイルターが設けられて
いる。
ふた11と69は上から槽1とため槽53を閉
じており、槽1とため槽53の壁の上には熔融金
属と融剤を供給するため及び熔融金属をきれいに
するための開口70,71が設けられている。槽
1とため槽53の壁の下部には熔融金属を排出す
るためのタツプ穴72,73が設けられている。
じており、槽1とため槽53の壁の上には熔融金
属と融剤を供給するため及び熔融金属をきれいに
するための開口70,71が設けられている。槽
1とため槽53の壁の下部には熔融金属を排出す
るためのタツプ穴72,73が設けられている。
槽1とため槽53の底部には熔融金属に精製ガ
スを供給するための穴あきチユーブ22が設けら
れている。
スを供給するための穴あきチユーブ22が設けら
れている。
隔壁55は通路74を有し、この通路74はレ
ベル24が規定の高さ以上になつた時に過剰な熔
融金属をため槽53内へあふれ出させるためのも
のである。
ベル24が規定の高さ以上になつた時に過剰な熔
融金属をため槽53内へあふれ出させるためのも
のである。
磁気流体力学ポンプ75は熔融金属導管88
(第5図)に嵌合していてこの導管を通して金属
の流れを誘導する。この導管には更に誘導コイル
76が入口57及び出口58付近に設けられてい
て熔融金属がため槽53から槽1へ流れる時にこ
れを加熱するようになつている。
(第5図)に嵌合していてこの導管を通して金属
の流れを誘導する。この導管には更に誘導コイル
76が入口57及び出口58付近に設けられてい
て熔融金属がため槽53から槽1へ流れる時にこ
れを加熱するようになつている。
第1図を参照すると、熔融金属のレベルを制御
するための機械的手段を設けた圧延製品被覆装置
は次の様に動作する。
するための機械的手段を設けた圧延製品被覆装置
は次の様に動作する。
槽1を保護融剤で充たした後装置の作動を開始
させる。誘導コイル29(第2図)を付勢させ
る。巻揚げ機構の気圧シリンダ15を動作させて
空気を排出し、プーリ装置を通るケーブル18が
ブロツク4(第1図)を最も低い位置へ下げるよ
うにする。
させる。誘導コイル29(第2図)を付勢させ
る。巻揚げ機構の気圧シリンダ15を動作させて
空気を排出し、プーリ装置を通るケーブル18が
ブロツク4(第1図)を最も低い位置へ下げるよ
うにする。
その結果、槽1内の熔融金属のレベル23は出
口開口2及び出口開口26より上にあるのが、こ
れらの開口は誘導コイル29によつて封止されて
いる。
口開口2及び出口開口26より上にあるのが、こ
れらの開口は誘導コイル29によつて封止されて
いる。
ワークコイル20,21(第1図)は槽1、取
入通路19及び中央通路30(第2図)の中で熔
融金属の流れに方向を与える作用を行う。
入通路19及び中央通路30(第2図)の中で熔
融金属の流れに方向を与える作用を行う。
熔融金属は取入通路19を流れる間にワークコ
イル21(第1図)の作用により加熱される。
イル21(第1図)の作用により加熱される。
槽1内の熔融金属の温度は、更にブロツク4の
内側に固定されている加熱要素10、槽1の断熱
性のふた11及びブロツク4のカバー板9によつ
て維持される。
内側に固定されている加熱要素10、槽1の断熱
性のふた11及びブロツク4のカバー板9によつ
て維持される。
槽1の中で熔融金属を720〜750℃の温度、すな
わちアルミニウム又はアルミニウム合金に必要な
温度に加熱する時、被加工品3(第1図)を400
〜850℃に予加熱し、入口導管27(第2図)を
通して槽1へ導入する。
わちアルミニウム又はアルミニウム合金に必要な
温度に加熱する時、被加工品3(第1図)を400
〜850℃に予加熱し、入口導管27(第2図)を
通して槽1へ導入する。
被加工品3は槽1の熔融金属中を通過し、通路
29を経て出口開口26(第2図)を通つてそこ
から引きぬかれる。
29を経て出口開口26(第2図)を通つてそこ
から引きぬかれる。
被加工品3に保護被覆を付ける間に形成された
Al2O3のような軽い化合物は表面へうかぶように
なり、一方FeAl3、Fe2Al3のような重い金属間化
合物は底へしずみ、ブロツク4のトレイ5の凹部
6(第1図)の中に集められる。
Al2O3のような軽い化合物は表面へうかぶように
なり、一方FeAl3、Fe2Al3のような重い金属間化
合物は底へしずみ、ブロツク4のトレイ5の凹部
6(第1図)の中に集められる。
熔融金属をきれいにすることを促進するため
に、乾いた精製ガスを穴あきチユーブ7,22
(第1図)を経て槽1へ供給する。
に、乾いた精製ガスを穴あきチユーブ7,22
(第1図)を経て槽1へ供給する。
被覆プロセスを終了すると、スイツチを切り換
えて装置を動作アイドリングモードにする。この
状態は、熔融金属が固化する温度以上にその温度
を自動的に維持して熔融金属を熔融状態にしてお
く作動モードであり、この温度は選択した被覆合
金に依存する。この場合熔融金属の所定のレベル
23は入口開口2及び出口開口26より低く維持
される。
えて装置を動作アイドリングモードにする。この
状態は、熔融金属が固化する温度以上にその温度
を自動的に維持して熔融金属を熔融状態にしてお
く作動モードであり、この温度は選択した被覆合
金に依存する。この場合熔融金属の所定のレベル
23は入口開口2及び出口開口26より低く維持
される。
装置をアイドリング状態にスイツチを切り換え
ると、巻揚げ機構の電磁弁16が開いて圧縮空気
が気圧シリンダ15へ入り、ケーブル18がブロ
ツク4を上昇させる。したがつて、熔融金属のレ
ベルは開口2と26(第2図)よりも下にさが
り、その後に誘導コイル29の付勢が切れる。
ると、巻揚げ機構の電磁弁16が開いて圧縮空気
が気圧シリンダ15へ入り、ケーブル18がブロ
ツク4を上昇させる。したがつて、熔融金属のレ
ベルは開口2と26(第2図)よりも下にさが
り、その後に誘導コイル29の付勢が切れる。
槽1内の熔融金属は、ブロツク4が上昇する間
にフイルター8によつてきれいにされる。
にフイルター8によつてきれいにされる。
ふた11をピン12の周りで回転させて開け
て、金屎を取り除く。
て、金屎を取り除く。
ポツト穴14を開けて槽1から熔融金属を引き
ぬくことができる。熔融金属の一部はブロツク4
の通路13を通つて通れる。
ぬくことができる。熔融金属の一部はブロツク4
の通路13を通つて通れる。
以上と同じ様なことが緊急時に実質的に起る。
その時には電力供給が切れるか、電磁ゲートのい
ずれかがシヨートによつてだめになる。
その時には電力供給が切れるか、電磁ゲートのい
ずれかがシヨートによつてだめになる。
第3図を参照すると、槽1(第3図)を傾斜さ
せて、槽1内の熔融金属の入口開口2及び出口開
口26(第2図)に対するレベルを変化させる場
合、アイドリングの間にその傾斜位置をとり、熔
融金属のレベルは23の位置にある。誘導コイル
29(第2図)を付勢した後に電磁弁50(第3
図)を開いて、気圧油圧アクチユエータ44から
パイプ49を経て空中へ空気を放出させ、気圧油
圧アクチユエータ44、パイプ45、油圧シリン
ダ42からなる油圧系の圧力を低下させる。油圧
シリンダ42のピストン棒43が動いて、槽1は
ポスト52の周りで旋回してポスト51の上に載
置され、水平位置をとる。
せて、槽1内の熔融金属の入口開口2及び出口開
口26(第2図)に対するレベルを変化させる場
合、アイドリングの間にその傾斜位置をとり、熔
融金属のレベルは23の位置にある。誘導コイル
29(第2図)を付勢した後に電磁弁50(第3
図)を開いて、気圧油圧アクチユエータ44から
パイプ49を経て空中へ空気を放出させ、気圧油
圧アクチユエータ44、パイプ45、油圧シリン
ダ42からなる油圧系の圧力を低下させる。油圧
シリンダ42のピストン棒43が動いて、槽1は
ポスト52の周りで旋回してポスト51の上に載
置され、水平位置をとる。
熔融金属は領域33から加工領域32へ一部あ
ふれて、熔融金属のレベルは入口開口2及び出口
開口26(第2図)より上にあがり、被加工品3
がその中を通過するようになる。
ふれて、熔融金属のレベルは入口開口2及び出口
開口26(第2図)より上にあがり、被加工品3
がその中を通過するようになる。
フレーム41に固定されている誘導コイル40
は、領域33からフイルター36を通して通路3
5、パイプ39、通路34を経て熔融金属が加工
領域32へ流れ、そして再び元の領域33へもど
るようにする。熔融金属はフイルター36を通る
間に不純物がきれいに取り除かれる。詰まつたフ
イルター36は新しいのと取り替えられる。
は、領域33からフイルター36を通して通路3
5、パイプ39、通路34を経て熔融金属が加工
領域32へ流れ、そして再び元の領域33へもど
るようにする。熔融金属はフイルター36を通る
間に不純物がきれいに取り除かれる。詰まつたフ
イルター36は新しいのと取り替えられる。
熔融金属は、槽のふた11の下に取り付けられ
た加熱要素38と誘導コイル40とによつて、所
望の温度に維持される。
た加熱要素38と誘導コイル40とによつて、所
望の温度に維持される。
熔融金属の損失分は穴37から金属を追加する
ことによつて補充する。
ことによつて補充する。
被覆工程が終ると、スイツチを切り換えて装置
をアイドリングにする。この目的のために電磁弁
47を開く。圧縮空気が装置48からパイプ46
を経て気圧油圧アクチユエータ44へ流れ、そこ
から油がホース45にそつて油圧シリンダ42へ
送られる。油圧シリンダ42のピストン棒43に
よつて槽1はポスト52の枢軸中心に傾斜し、そ
のため熔融金属は加工領域32から領域33へ流
れる。そして誘導コイル29(第2図)の付勢を
解く。
をアイドリングにする。この目的のために電磁弁
47を開く。圧縮空気が装置48からパイプ46
を経て気圧油圧アクチユエータ44へ流れ、そこ
から油がホース45にそつて油圧シリンダ42へ
送られる。油圧シリンダ42のピストン棒43に
よつて槽1はポスト52の枢軸中心に傾斜し、そ
のため熔融金属は加工領域32から領域33へ流
れる。そして誘導コイル29(第2図)の付勢を
解く。
最後に第4図と第5図に示した本装置の変形例
を参照すると、槽1(第4図)の中の熔融金属の
レベルを制御する手段は、磁気流体力学ポンプ7
5(第5図)を作動させること、誘導コイル29
(第2図)の付勢に続いて誘導コイル76を付勢
することと連動している。熔融金属は、ため槽5
3、フイルター68、熔融金属導管56、槽1及
び通路66を含む閉サイクル内で動かされてため
槽53へもどることになる。
を参照すると、槽1(第4図)の中の熔融金属の
レベルを制御する手段は、磁気流体力学ポンプ7
5(第5図)を作動させること、誘導コイル29
(第2図)の付勢に続いて誘導コイル76を付勢
することと連動している。熔融金属は、ため槽5
3、フイルター68、熔融金属導管56、槽1及
び通路66を含む閉サイクル内で動かされてため
槽53へもどることになる。
ポンプ75、誘導コイル76及び制御ゲートを
調節すると、槽1内の熔融金属のレベル23は第
4図に24で示した所望のレベルを越えることが
ある。その時には余分な金属は通路74を通して
ため槽53へ流れる。
調節すると、槽1内の熔融金属のレベル23は第
4図に24で示した所望のレベルを越えることが
ある。その時には余分な金属は通路74を通して
ため槽53へ流れる。
通路66を通る熔融金属の流れは、油圧シリン
ダ61にロツド60によつて連結している締切り
弁59により制御する。油圧シリンダ61を働か
せることによつて、締切り弁は固定板63,66
に対して動き、通路66を部分的に又は完全に閉
じ、こうして槽1からため槽53への熔融金属の
流れを制御する。耐火インサート67は、挿入物
64と65の外面上に形成されてしまうギヤツプ
を通して熔融金属が漏れるのを防ぐ役目をしてい
る。
ダ61にロツド60によつて連結している締切り
弁59により制御する。油圧シリンダ61を働か
せることによつて、締切り弁は固定板63,66
に対して動き、通路66を部分的に又は完全に閉
じ、こうして槽1からため槽53への熔融金属の
流れを制御する。耐火インサート67は、挿入物
64と65の外面上に形成されてしまうギヤツプ
を通して熔融金属が漏れるのを防ぐ役目をしてい
る。
槽1とため槽53の中の熔融金属は誘導コイル
76(第5図)によつて所望の温度に維持され
る。熔融金属の温度を所望の値まであげ、続いて
その温度を一定のレベルに調節した後、開口70
と71を通じて槽1及びため槽53の中へ保護融
剤を供給し、そして被加工品3(第4図)を熔融
金属の中を通す。
76(第5図)によつて所望の温度に維持され
る。熔融金属の温度を所望の値まであげ、続いて
その温度を一定のレベルに調節した後、開口70
と71を通じて槽1及びため槽53の中へ保護融
剤を供給し、そして被加工品3(第4図)を熔融
金属の中を通す。
以上に説明した圧延製品被覆装置を工業的に利
用することにより、種々の動作形態で被覆工程を
自動的に制御することが可能になる。この装置は
簡単にアイドリングから加工モードに切り換える
ことができ、そのため使用不可時間が減り、手入
れがしやすくなり、全体の信頼性が向上する。
用することにより、種々の動作形態で被覆工程を
自動的に制御することが可能になる。この装置は
簡単にアイドリングから加工モードに切り換える
ことができ、そのため使用不可時間が減り、手入
れがしやすくなり、全体の信頼性が向上する。
また、槽の中の熔融金属のレベルが自動的に制
御されることにより、装置の作動に安全性の高さ
と言う貴重な特徴が付け加わる。さらに、このこ
とにより、また通常の作動からアイドリングに切
り換えた時に多くのユニツトが係合から外れるよ
うになつていることにより、他の場合なら消費さ
れてしまう多量の電力が節約される。更に、装置
がアイドリングにある間に、金属の一部を排出
し、その後槽を金属で満たす前に金属を熔かすと
言うようなことをしないで、被覆金属全体を熔融
状態に維持することにより、電力消費をカツトす
ることができる。
御されることにより、装置の作動に安全性の高さ
と言う貴重な特徴が付け加わる。さらに、このこ
とにより、また通常の作動からアイドリングに切
り換えた時に多くのユニツトが係合から外れるよ
うになつていることにより、他の場合なら消費さ
れてしまう多量の電力が節約される。更に、装置
がアイドリングにある間に、金属の一部を排出
し、その後槽を金属で満たす前に金属を熔かすと
言うようなことをしないで、被覆金属全体を熔融
状態に維持することにより、電力消費をカツトす
ることができる。
以上に説明した装置によつて、圧延スチール製
品に高質の被覆をすることができる。被覆にはア
ルミニウム及びアルミニウム合金以外に、亜鉛、
スズ、インジウム、カドミウム等の材料が含まれ
る。この装置により圧延製品に種々の厚さの被覆
をすることができる。
品に高質の被覆をすることができる。被覆にはア
ルミニウム及びアルミニウム合金以外に、亜鉛、
スズ、インジウム、カドミウム等の材料が含まれ
る。この装置により圧延製品に種々の厚さの被覆
をすることができる。
第1図は、槽の中の熔融金属のレベルを機械的
に制御する手段を有する、本発明による圧延製品
被覆装置を示しており、第2図は、第1図の直線
−にそつた断面図であり、第3図は、槽の中
の熔融金属のレベルを槽を傾斜させることによつ
て変える、本発明による圧延製品被覆装置を示し
ており、第4図は、槽の中の熔融金属のレベルを
制御するために磁気力学装置を有する、本発明に
よる圧延製品被覆装置の他の変形を示しており、
第5図は、第4図の直線−にそつた断面図で
ある。 1…槽、2…槽の入口開口、3…被加工品、4
…槽内で熔融金属レベルを制御するためのブロツ
ク、5…ブロツクのトレイ、6…トレイの凹部、
7…熔融金属に精製ガスを供給するための穴あき
チユーブ、8…熔融金属をきれいにするためのフ
イルター、9…ブロツクのカバー板、10…加熱
要素、11…槽のふた、12…ピン、13…槽か
ら熔融金属を排出させるための通路、14…タツ
プ穴、15…巻揚げ機構の気圧シリンダ、16…
電磁弁、17…プーリ装置、18…巻揚げケーブ
ル、19…磁気流体力学ポンプの取入通路、20
…磁気流体力学ポンプのワークコイル、21…取
入通路に設けた誘導コイル、22…熔融金属に精
製ガスを供給するチユーブ、23…槽内の熔融金
属の下側レベル、24…槽内の熔融金属の上側レ
ベル、25…保護融剤、26…槽の出口開口、2
7…入口導管、28…出口導管、29…磁気力学
ゲートの誘導コイル、30…磁気流体力学ポンプ
の中央通路、31…槽の底の突起、32,33…
槽の領域、34,35…槽の底部の通路、36…
フイルター、37…槽のふたの穴、38…加熱要
素、39…槽傾斜機構の導管、40…導管に取付
けられた誘導コイル、41…フレーム、42…油
圧シリンダ、43…シリンダのピストン棒、44
…気圧油圧アクチユエータ、45…ホース、46
…パイプ、47…電磁弁、48…空気供給装置、
49…パイプ、50…電磁弁、51,52…ポス
ト、53…ため槽、54…通路、55…隔壁、5
6…熔融金属導管、57…熔融金属入口、58…
熔融金属出口、59…コントロールゲートの締切
り弁、60…ロツド、61…油圧シリンダ、6
2,63…固定板、64,65…スリーブ、66
…通路、67…耐火インサート、68…フイルタ
ー、69…ふた、70,71…槽とため槽のカバ
ー板及びふたの開口、72,73…タツプ穴、7
4…熔融金属のあふれ出し用の通路、75…磁気
流体力学ポンプ、76…誘導コイル。
に制御する手段を有する、本発明による圧延製品
被覆装置を示しており、第2図は、第1図の直線
−にそつた断面図であり、第3図は、槽の中
の熔融金属のレベルを槽を傾斜させることによつ
て変える、本発明による圧延製品被覆装置を示し
ており、第4図は、槽の中の熔融金属のレベルを
制御するために磁気力学装置を有する、本発明に
よる圧延製品被覆装置の他の変形を示しており、
第5図は、第4図の直線−にそつた断面図で
ある。 1…槽、2…槽の入口開口、3…被加工品、4
…槽内で熔融金属レベルを制御するためのブロツ
ク、5…ブロツクのトレイ、6…トレイの凹部、
7…熔融金属に精製ガスを供給するための穴あき
チユーブ、8…熔融金属をきれいにするためのフ
イルター、9…ブロツクのカバー板、10…加熱
要素、11…槽のふた、12…ピン、13…槽か
ら熔融金属を排出させるための通路、14…タツ
プ穴、15…巻揚げ機構の気圧シリンダ、16…
電磁弁、17…プーリ装置、18…巻揚げケーブ
ル、19…磁気流体力学ポンプの取入通路、20
…磁気流体力学ポンプのワークコイル、21…取
入通路に設けた誘導コイル、22…熔融金属に精
製ガスを供給するチユーブ、23…槽内の熔融金
属の下側レベル、24…槽内の熔融金属の上側レ
ベル、25…保護融剤、26…槽の出口開口、2
7…入口導管、28…出口導管、29…磁気力学
ゲートの誘導コイル、30…磁気流体力学ポンプ
の中央通路、31…槽の底の突起、32,33…
槽の領域、34,35…槽の底部の通路、36…
フイルター、37…槽のふたの穴、38…加熱要
素、39…槽傾斜機構の導管、40…導管に取付
けられた誘導コイル、41…フレーム、42…油
圧シリンダ、43…シリンダのピストン棒、44
…気圧油圧アクチユエータ、45…ホース、46
…パイプ、47…電磁弁、48…空気供給装置、
49…パイプ、50…電磁弁、51,52…ポス
ト、53…ため槽、54…通路、55…隔壁、5
6…熔融金属導管、57…熔融金属入口、58…
熔融金属出口、59…コントロールゲートの締切
り弁、60…ロツド、61…油圧シリンダ、6
2,63…固定板、64,65…スリーブ、66
…通路、67…耐火インサート、68…フイルタ
ー、69…ふた、70,71…槽とため槽のカバ
ー板及びふたの開口、72,73…タツプ穴、7
4…熔融金属のあふれ出し用の通路、75…磁気
流体力学ポンプ、76…誘導コイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熔融金属中に被覆すべき被加工品3を通すた
めの入口開口及び出口開口2,26を有する熔融
金属の槽1、及び開口2,26を通して槽1に連
通している入口導管及び出口導管27,28であ
つて磁気力学ゲートを設けてあるものからなる圧
延製品被覆装置において、この装置には槽1の中
の熔融金属のレベル23を変えて、種々の動作モ
ードにおいて処理する被加工品に保護被覆を与え
る工程の自動制御を確保する手段が含まれてお
り、この手段は、槽1内で入口導管及び出口導管
27,28の被加工品移動方向に見て一方の同じ
側に配置されていて、熔融金属中を被加工品3が
通れるようになつているブロツク4を備えてお
り、ブロツク4は、巻揚げ機構に運動学的に連結
されていて槽1内で垂直方向へ動くようになつて
おり、かつ槽1から熔融金属を排出するための通
路13を有しており、更にその底部に槽1の長手
方向に延びているトレイ5であつて被加工品3に
被覆する工程の間にそのトレイ5の上方に被加工
品3が位置するように設けられているトレイ5を
有しており、トレイ5はその底部に熔融金属をき
れいにするフイルター8を有しており、かつ更
に、槽1の中の熔融金属のレベルを変えるための
手段はトレイ5の底部に設けられた槽1の中へ精
製ガスを供給するためのチユーブ7を有している
ことを特徴とする圧延製品被覆装置。 2 熔融金属中に被覆すべき被加工品3を通すた
めの入口開口及び出口開口2,26を有する熔融
金属の槽1、及び開口2,26を通して槽1に連
通している入口導管及び出口導管27,28であ
つて磁気力学ゲートを設けてあるものからなる圧
延製品被覆装置において、槽1はその底に槽1の
内部を2つの領域32,33に分けている突起3
を有しており、そのうちの一方の領域はその中で
被加工品3に被覆をかぶせる加工領域であり、槽
1はまたその底に2つの通路34,35を有して
おり、これらの通路34,35は槽1の領域3
2,33に通じており、この装置には槽1の中の
熔融金属のレベル23を変えて、種々のモードに
おいて保護被覆を与える工程の自動制御を確保す
る手段が設けられており、この手段は導管39を
備えており、この導管39のまわりには熔融金属
を加熱しその方向性を有する流れを与える誘導コ
イル40が設けられており、導管39は槽1の底
に形成されている通路34,35と連通してお
り、また前記手段は油圧シリンダ42を有し、こ
の油圧シリンダ42の可動部分は槽1の加工領域
32の側部において槽1に運動学的に連結してお
り、更に前記手段は気圧油圧アクチユエータ44
を有し、この気圧油圧アクチユエータ44は油圧
シリンダ42に連通しており、また電磁弁47を
介して空気供給装置48へ接続されており、更に
電磁弁50を介して大気中へ連通していることを
特徴とする圧延製品被覆装置。 3 熔融金属中に被覆すべき被加工品3を通すた
めの入口開口及び出口開口2,26を有する熔融
金属の槽1、及び開口2,26を通して槽1に連
通している入口導管及び出口導管27,28であ
つて磁気力学ゲートを設けてあるものからなる圧
延製品被覆装置において、この装置には槽1の中
の熔融金属のレベル23を変えて、種々のモード
において保護被覆を与える工程の自動制御を確保
する手段が設けられており、この手段は、槽1か
らため槽53を分離している隔壁87の中の通路
54によつて槽1に流体力学的に連通しているた
め槽53と、通路54を通る熔融金属の流れを調
節するために通路54に配置された制御可能ゲー
トと、槽1の外側に設けられていて入口57がた
め槽53の中に設けられ出口58が槽1の中に設
けられている熔融金属導管56と、導管56に配
置された誘導コイル76及び磁気流体力学ポンプ
75とからなることを特徴とする圧延製品被覆装
置。 4 特許請求の範囲第3項の装置において、槽1
の中の熔融金属のレベル23を変える手段は、熔
融金属導管56の入口57に配置されたフイルタ
ー68を含むことを特徴とする圧延製品被覆装
置。 5 特許請求の範囲第3項の装置において、各制
御可能ゲートは油圧シリンダ61にロツド60に
よつて接続されている締切り弁59として形成さ
れており、この締切り弁は2枚の固定板62,6
3の間で垂直に動くようになつており、この固定
板62,63はスリーブ64,65によつて通路
54の中間部分に固定されており、前記締切り弁
59、板62,63、及びスリーブ64,65は
通路66を形成する穴を有しており、この通路6
6は熔融金属をため槽53から槽1へ通すための
ものであることを特徴とする圧延製品被覆装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1897283A JPS59145773A (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 圧延製品被覆装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1897283A JPS59145773A (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 圧延製品被覆装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59145773A JPS59145773A (ja) | 1984-08-21 |
JPS62228B2 true JPS62228B2 (ja) | 1987-01-06 |
Family
ID=11986552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1897283A Granted JPS59145773A (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 圧延製品被覆装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59145773A (ja) |
-
1983
- 1983-02-09 JP JP1897283A patent/JPS59145773A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59145773A (ja) | 1984-08-21 |
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