JPS62228270A - パン酵母の増収法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパン酵母の増収法に関するものである。

更に詳細には、本発明は、原料水などを磁力処理するこ
とによってパン酵母を増収する方法に関するものである
。

一般に、パン酵母の培養については、長い間の研究と実
績からほとんど最高の収率まで高められているといって
もよい程である。

本発明者らは、このように高められた収率のノ（ン酵母
生産をより高めるために種々検討した結果パン酵母の生
産に関連するものを磁力処理することによって、パン酵
母の収率をより高めることに成功したのである。

本発明はパン酵母の培養に際し、原料水、培地、培養液
、通気空気のいずれか一つ以上を磁力処理することを特
徴とするパン酵母の増収法である。

本発明において磁力処理するのは、パン酵母培養に関連
している原料水５ｗＩ密などの培地、通気する空気、流
下する培養液、培養している培養液などのいずれか、又
は２つ以上の組合せでもよい。

磁力処理は、永久磁石、電磁石のいずれを用いてもよく
、また両方同時に用いることもできる。

磁力処理に際しては、原料水の導管の周囲に永久磁石を
テープで巻いて固定する程度でよい。また、通気のため
の空気導管の周囲に電磁石を固定され、通気は通電して
空気を磁力処理すればよい。

また、原料糖蜜や流下培養液の導管の周囲に永久磁石や
電磁石を固定し、糖蜜や培養液が流れている間磁力処理
するだけでよい。更に、培養槽の側壁の一部に電磁石を
固定し、培養中通型して培養液を磁力処理する方法があ
る。

また、原料水の導管、空気導管、糖蜜や培養液の導管、
培養樒などの２ケ所以上に電磁石、永久磁石を適宜とり
つけたり、更に、全部にとりつけて、２ケ所以上又は全
部を磁力処理してもよい。

磁力処理は、弱い磁力でも長時間処理すれば効果は認め
られるが１強い磁力の方がより高い効果が得られる。

磁力の強さは装着する場所によってその効果を異にする
が、導管では２００ガウス以上のものが好ましく、糖蜜
や培養液の貯槽や培養槽では１００ガウス以上であれば
効果が認められる。

磁力処理によるパン酵母製造によって、パン酵母は５〜
１０％増収される。

また収得した酵母の品質に関しても、発酵力、耐久力、
製パン試験結果は対照区と比較して良くはなっても悪く
はならない方向でその差はなかった。

次に本発明の実施例を示す。

実施例 糖蜜貯槽、仕込水槽、通気装置を備えたＩＯＲジャーフ
ァメンターを用いてパン酵母を培養した。

糖蜜貯槽、仕込水槽、通気パイプ、ジャーファメンター
のそれぞれには表１に示す通りに、電磁石、永久磁石を
つけて粘着テープで固定した。

使用培地は糖蜜を用い糖濃度３３％とし、初発培地２Ｑ
に種酵母を５０ｇ添加し、流加培養により３０℃通気攪
拌培養し、最終４Ｑ培養液になるまで４０時間培養した
。

それぞれの培養結果は表１にパン酵母の対糖収率で示し
た。

表１から明らかなように、培地などを磁力処理した場合
はパン酵母の対糖はかなり上昇しているのが分る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）パン酵母の培養に際し、原料水、培地、培養液、
   通気空気のいずれか一つ以上を磁力処理することを特徴
   とするパン酵母の増収法。