JPS62224412A - 熱間タンデム圧延機の板クラウン制御方法 - Google Patents
熱間タンデム圧延機の板クラウン制御方法Info
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- JPS62224412A JPS62224412A JP61068115A JP6811586A JPS62224412A JP S62224412 A JPS62224412 A JP S62224412A JP 61068115 A JP61068115 A JP 61068115A JP 6811586 A JP6811586 A JP 6811586A JP S62224412 A JPS62224412 A JP S62224412A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 35
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/28—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates
- B21B37/38—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates using roll bending
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/24—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process
- B21B1/26—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process by hot-rolling, e.g. Steckel hot mill
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1川ム貝仰
[産業上の利用分野]
本発明は、アルミニウム熱延コイルの板クラウン制御に
有効な、熱間タンデム圧延機の板クラウン制御方法に関
する。
有効な、熱間タンデム圧延機の板クラウン制御方法に関
する。
[従来の技術]
従来より、非鉄金属の熱延コイル形状制御方法として、
例えば、熱間タンデム圧延機の最終スタンドから送出さ
れる熱延コイルの板クラウンを実測し、該実測値に応じ
て上記圧延機の各スタンドにおいて板クラウンを修正す
る方法が知られている。すなわち、最終スタンド出側の
熱延コイルの幅方向端部と中央部との板厚を実測して板
クラウンを求め、該板クラウンが目標板クラウンとなる
ように各スタンドにおけるペンディング力を算出し、該
ペンディング力を各スタンドのインクリースベンダもし
くはデクリースベンダに加えてワークロールを湾曲させ
るものである。
例えば、熱間タンデム圧延機の最終スタンドから送出さ
れる熱延コイルの板クラウンを実測し、該実測値に応じ
て上記圧延機の各スタンドにおいて板クラウンを修正す
る方法が知られている。すなわち、最終スタンド出側の
熱延コイルの幅方向端部と中央部との板厚を実測して板
クラウンを求め、該板クラウンが目標板クラウンとなる
ように各スタンドにおけるペンディング力を算出し、該
ペンディング力を各スタンドのインクリースベンダもし
くはデクリースベンダに加えてワークロールを湾曲させ
るものである。
[発明が解決しようとする問題点]
かかる従来技術には、以下のような問題があった。すな
わち、 (1) 圧延開始に伴う、熱延コイルとワークロール間
の発熱により、ワークロールにヒートクラウンが発生し
成長する。該ヒートクラウンは所定時間経過して熱平衡
状態に移行するとほぼ一定となる。ところで、圧延開始
後、テンションリールに熱延コイルが巻き取られて該熱
延コイルに所定の張力が加わる定常圧延状態に移行後で
ないと、従来性なわれていた板クラウンの測定は出来な
い。
わち、 (1) 圧延開始に伴う、熱延コイルとワークロール間
の発熱により、ワークロールにヒートクラウンが発生し
成長する。該ヒートクラウンは所定時間経過して熱平衡
状態に移行するとほぼ一定となる。ところで、圧延開始
後、テンションリールに熱延コイルが巻き取られて該熱
延コイルに所定の張力が加わる定常圧延状態に移行後で
ないと、従来性なわれていた板クラウンの測定は出来な
い。
したがって、圧延開始後、板クラウンの測定が可能とな
るまでの間は、特に上記ヒートクラウンの影響により熱
延コイルの板クラウンは変化するが、このような板クラ
ウンの変化を目標板クラウン範囲内に制御できないとい
う問題点があった。
るまでの間は、特に上記ヒートクラウンの影響により熱
延コイルの板クラウンは変化するが、このような板クラ
ウンの変化を目標板クラウン範囲内に制御できないとい
う問題点があった。
(2) また、圧延材長手方向に亘って温度差があり、
特に後端部は先端部に比較して低温のため、変形抵抗も
大きい。このため、特に圧延材の後端部付近では圧延荷
重も増大し、これに伴い板クラウンも増加する。ところ
が、上述のような圧延材の塩度差に起因する板クラウン
の変動は、圧延機の最終スタンド出側において始めて検
出されるため、特に熱延コイル)多端部では上記のよう
な板クラウンの変化を目標板クラウン範囲内に制御でき
ないという問題もあった。
特に後端部は先端部に比較して低温のため、変形抵抗も
大きい。このため、特に圧延材の後端部付近では圧延荷
重も増大し、これに伴い板クラウンも増加する。ところ
が、上述のような圧延材の塩度差に起因する板クラウン
の変動は、圧延機の最終スタンド出側において始めて検
出されるため、特に熱延コイル)多端部では上記のよう
な板クラウンの変化を目標板クラウン範囲内に制御でき
ないという問題もあった。
本発明は板クラウン測定値のみに基づく制御では修正が
困難な、ヒートクラウンまたは圧延荷重変動に起因する
板クラウンを好適に補正する熱間タンデム圧延機の板ク
ラウン制御方法の提供を目的とする。
困難な、ヒートクラウンまたは圧延荷重変動に起因する
板クラウンを好適に補正する熱間タンデム圧延機の板ク
ラウン制御方法の提供を目的とする。
■服五璽感
E問題点を解決するための手段]
上記問題を解決するためになされた第1発明は、第1図
に例示するように、 熱間タンデム圧延機のスタンドから送出される熱延コイ
ルの板クラウンを定常圧延開始後に測定しくSl)、ス
タンドに配設された板クラウン修正手段の制御量を上記
測定値に応じて算出しくS2)、該制御量により板クラ
ウンの変動を所定範囲内とするよう上記板クラウン修正
手段をフィードバック制御する熱間タンデム圧延機の板
クラウン制御方法において、 上記板クラウンの測定開始前には上記板クラウン修正手
段に初期制御量を設定しくS3)、定常圧延開始からの
経過時間および圧延速度に基づいて上記板クラウン修正
手段の熱的補償量を算出しくS4)、 上記スタンドの圧延荷重の変化に応じて上記板クラウン
修正手段の荷重補正量を算出しくS5)、前記初期制御
量を上記熱的補@量および荷重補正量により補正する(
S6)ことを特徴とする熱間タンデム圧延機の板クラウ
ン制御方法を要旨とするものである。
に例示するように、 熱間タンデム圧延機のスタンドから送出される熱延コイ
ルの板クラウンを定常圧延開始後に測定しくSl)、ス
タンドに配設された板クラウン修正手段の制御量を上記
測定値に応じて算出しくS2)、該制御量により板クラ
ウンの変動を所定範囲内とするよう上記板クラウン修正
手段をフィードバック制御する熱間タンデム圧延機の板
クラウン制御方法において、 上記板クラウンの測定開始前には上記板クラウン修正手
段に初期制御量を設定しくS3)、定常圧延開始からの
経過時間および圧延速度に基づいて上記板クラウン修正
手段の熱的補償量を算出しくS4)、 上記スタンドの圧延荷重の変化に応じて上記板クラウン
修正手段の荷重補正量を算出しくS5)、前記初期制御
量を上記熱的補@量および荷重補正量により補正する(
S6)ことを特徴とする熱間タンデム圧延機の板クラウ
ン制御方法を要旨とするものである。
また、第2発明は第2図に例示するように、熱間タンデ
ム圧延機のスタンドから送出される熱延コイルの板クラ
ウンを測定しく511)、スタンドに配設された板クラ
ウン修正手段の制御量を上記測定値に応じて算出しく5
12)、該制御量により板クラウンの変動を所定範囲内
とするよう上記板クラウン修正手段をフィードバック制
御する熱間タンデム圧延機の板クラウン制御方法におい
て、 上記スタンドの圧延荷重の変化に応じて上記板クラウン
修正手段の荷重補正量を算出しくS15入前記制御量を
上記荷重補正量により補正する(316)ことを特徴と
する熱間タンデム圧延薇の板クラウン制御方法を要旨と
するものである。
ム圧延機のスタンドから送出される熱延コイルの板クラ
ウンを測定しく511)、スタンドに配設された板クラ
ウン修正手段の制御量を上記測定値に応じて算出しく5
12)、該制御量により板クラウンの変動を所定範囲内
とするよう上記板クラウン修正手段をフィードバック制
御する熱間タンデム圧延機の板クラウン制御方法におい
て、 上記スタンドの圧延荷重の変化に応じて上記板クラウン
修正手段の荷重補正量を算出しくS15入前記制御量を
上記荷重補正量により補正する(316)ことを特徴と
する熱間タンデム圧延薇の板クラウン制御方法を要旨と
するものである。
ここで熱延コイルの板クラウンを測定するとは、例えば
X線板厚計により熱延コイルの幅方向端部と中央部との
板厚を検出し、その差を算出することにより測定できる
。
X線板厚計により熱延コイルの幅方向端部と中央部との
板厚を検出し、その差を算出することにより測定できる
。
板クラウン修正手段とは、例えば、各スタンドのワーク
ロールを湾曲させるインクリースベンダおよびデクリー
スベンダにより実現できる。
ロールを湾曲させるインクリースベンダおよびデクリー
スベンダにより実現できる。
制御量とは、例えばワークロールのペンディング力であ
ってもよい。初期制御量とは、例えばワークロールのペ
ンディング力のプリセット圧力であってもよい。
ってもよい。初期制御量とは、例えばワークロールのペ
ンディング力のプリセット圧力であってもよい。
定常圧延開始とは、例えば、熱間タンデム圧延機の最終
スタンドから送出される熱延コイルがテンションリール
に巻き取られ、所定の張力が加えられる状態である。
スタンドから送出される熱延コイルがテンションリール
に巻き取られ、所定の張力が加えられる状態である。
圧延速度とは、例えば上記最終スタンドにおける圧延速
度であってもよい。
度であってもよい。
熱的補償量とは、ワークロールに生じるヒートクラウン
が板クラウンに及ぼす影響を抑制するものである。例え
ば、ワークロールのペンディング力であってもよい。
が板クラウンに及ぼす影響を抑制するものである。例え
ば、ワークロールのペンディング力であってもよい。
圧延荷重の変化とは、例えば、定常圧延開始時において
実測される基準圧延荷重からの8差であってもよい。
実測される基準圧延荷重からの8差であってもよい。
荷重補正量とは、圧延荷重の変化によるワークロールの
湾曲に起因して生じる板クラウンの変動を抑制するもの
である。例えば、ワークロールのペンディング力であっ
てもよい。
湾曲に起因して生じる板クラウンの変動を抑制するもの
である。例えば、ワークロールのペンディング力であっ
てもよい。
第1発明において補正するとは、例えば、初期制御量に
熱的補@逆および荷重補正量を加減算することでもよい
。また第2発明において補正するとは、例えば、制御量
に荷重補正量を加減算することでもよい。
熱的補@逆および荷重補正量を加減算することでもよい
。また第2発明において補正するとは、例えば、制御量
に荷重補正量を加減算することでもよい。
[作用]
第1発明の熱間タンデム圧延機の仮クラウン制御方法は
、第1図に例示するように、熱間タンデム圧延機のスタ
ンドから送出される熱延コイルの板クラウンを定常圧延
開始後に測定しくSl)、該測定値に応じて板クラウン
修正手段の制御量を算出する(S2)が、一方、板クラ
ウン測定開始前には上記板クラウン修正手段に初期制御
量を設定しくS3)、定常圧延開始からの経過時間と圧
延速度とに基づいた熱的補償量を算出しくS4)、さら
に、圧延荷重の変化に応じた荷重補正量を算出しくS5
)、前記初期制御量を上記熱的補償量と荷重補正量とに
より補正する(S6)よう働く。
、第1図に例示するように、熱間タンデム圧延機のスタ
ンドから送出される熱延コイルの板クラウンを定常圧延
開始後に測定しくSl)、該測定値に応じて板クラウン
修正手段の制御量を算出する(S2)が、一方、板クラ
ウン測定開始前には上記板クラウン修正手段に初期制御
量を設定しくS3)、定常圧延開始からの経過時間と圧
延速度とに基づいた熱的補償量を算出しくS4)、さら
に、圧延荷重の変化に応じた荷重補正量を算出しくS5
)、前記初期制御量を上記熱的補償量と荷重補正量とに
より補正する(S6)よう働く。
すなわら、板クラウン測定開始前には板クラウン修正手
段の初期制御量が、圧延中に予測されるワークロールの
ヒートクラウンによる影響を抑制する熱的補償量および
圧延中の圧延荷重変動の影響を防止する荷重補正量によ
り補正されるのである。
段の初期制御量が、圧延中に予測されるワークロールの
ヒートクラウンによる影響を抑制する熱的補償量および
圧延中の圧延荷重変動の影響を防止する荷重補正量によ
り補正されるのである。
また、第2発明の熱間タンデム圧延機の板クラウン制御
方法は、第2図に例示するように、熱間タンデム圧延機
のスタンドから送出される圧延板の板クラウンを測定し
く511)、該測定値に応じて板クラウン修正手段の制
御量を算出しく312)、ざらに、圧延荷重の変化に応
じた荷重補正量を算出しく$15)、前記制御量を上記
荷重補正量により補正する(316)よう働く。
方法は、第2図に例示するように、熱間タンデム圧延機
のスタンドから送出される圧延板の板クラウンを測定し
く511)、該測定値に応じて板クラウン修正手段の制
御量を算出しく312)、ざらに、圧延荷重の変化に応
じた荷重補正量を算出しく$15)、前記制御量を上記
荷重補正量により補正する(316)よう働く。
すなわら、板クラウン修正手段の制御量が、圧゛延終了
後の熱延コイルの仮クラウン実測値に基づいて調整され
ると共に、圧延中の圧延荷重変動の影響を防止する荷重
補正量により補正されるのである。
後の熱延コイルの仮クラウン実測値に基づいて調整され
ると共に、圧延中の圧延荷重変動の影響を防止する荷重
補正量により補正されるのである。
従って第1および第2発明の熱間タンデム圧延機の板ク
ラウン制御方法は、板クラウン測定値だけをパラメータ
としたフィードバック制御では修正が困難な板クラウン
を補正して目標板クラウン範囲内に制御するよう動く。
ラウン制御方法は、板クラウン測定値だけをパラメータ
としたフィードバック制御では修正が困難な板クラウン
を補正して目標板クラウン範囲内に制御するよう動く。
以上のような両発明の各作用により、両発明の技術的課
題が解決される。
題が解決される。
[実施例]
次に、第1および第2発明の好適な一実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。両発明の方法が適用される熱間
タンデム圧延機のシステム構成を第3図に示す。
づいて詳細に説明する。両発明の方法が適用される熱間
タンデム圧延機のシステム構成を第3図に示す。
熱間タンデム圧延機1は、4重のロールを備えた第1ス
タンド2.第2スタンド3.第3スタンド4を直列に設
けて構成されている。アルミニウムスラブ等の圧延材5
は、上記第1〜第3スタンド2,3.4を同図に矢印A
で示す方向に通過して徐々に圧延され、第3スタンド4
の出側に配設されたテンションリール6に熱延コイルと
して巻き取られる。
タンド2.第2スタンド3.第3スタンド4を直列に設
けて構成されている。アルミニウムスラブ等の圧延材5
は、上記第1〜第3スタンド2,3.4を同図に矢印A
で示す方向に通過して徐々に圧延され、第3スタンド4
の出側に配設されたテンションリール6に熱延コイルと
して巻き取られる。
上記各スタンド2,3,4.の下部には、オペレータ側
(同図手前側)と、その反対側のドライブ側とに各々圧
延荷重を計測するロードセル110 (11D>、12
0 (12D)、130 (13D)が配設されている
。また、第3スタンド4の出側には、熱延コイルを幅方
向に走査してその両端部の板厚を検出するX線板厚計1
4、上記熱延コイルの中央部板厚を検出するX線板厚計
15が設けられている。ざらに、第3スタンド4のワー
クロール16の回転速度を検出する回転速度セン゛す1
7、テンションリール6に熱延コイルが巻き付いたか否
かをその負荷により検出するロードリレー18も備えら
れている。
(同図手前側)と、その反対側のドライブ側とに各々圧
延荷重を計測するロードセル110 (11D>、12
0 (12D)、130 (13D)が配設されている
。また、第3スタンド4の出側には、熱延コイルを幅方
向に走査してその両端部の板厚を検出するX線板厚計1
4、上記熱延コイルの中央部板厚を検出するX線板厚計
15が設けられている。ざらに、第3スタンド4のワー
クロール16の回転速度を検出する回転速度セン゛す1
7、テンションリール6に熱延コイルが巻き付いたか否
かをその負荷により検出するロードリレー18も備えら
れている。
上記各検出器からの検出信号はプロセスコントローラ2
0に入力され、該プロセスコン1〜ローラ20は上記熱
間タンデム圧延機1を制御する。
0に入力され、該プロセスコン1〜ローラ20は上記熱
間タンデム圧延機1を制御する。
上記各スタンド2,3.4の構造は全て同一のため、第
1スタンド2を例として説明する。第1スタンド2は、
対向する一対の圧延用ワークロール31a、31bと該
’7−’70−ル31 a、 3 lbに圧力を加える
一対のバックアップロール32a、32bとを備え、ス
クリュ33によりハウジング34に対して上記ワークロ
ール31a、バックアップロール32aを位置決めする
ことにより、対向するワークロール31a、3Ib間の
間隔を圧延に必要な間隔に設定するよう構成されている
。
1スタンド2を例として説明する。第1スタンド2は、
対向する一対の圧延用ワークロール31a、31bと該
’7−’70−ル31 a、 3 lbに圧力を加える
一対のバックアップロール32a、32bとを備え、ス
クリュ33によりハウジング34に対して上記ワークロ
ール31a、バックアップロール32aを位置決めする
ことにより、対向するワークロール31a、3Ib間の
間隔を圧延に必要な間隔に設定するよう構成されている
。
対向するワークロール31a、31b間には、オペレー
タ側、ドライブ側の両側に、そのチョック(!Fall
受)間隔を油圧により変更するインクリースベンダ35
0 (35D>が配設されている。また、互いに密接し
ているワークロール31aとバックアップロール32a
との間およびワークロール31bとバックアップロール
32bとの間には、オペレータ側、ドライブ側の両側に
、そのチョック間隔を油圧により変更するデクリースベ
ンダ360(36D>が配設されている。インクリース
ベンダ350 (35D>が対向するワークロール31
a、31bのチョック間隔を油圧により拡大すると、該
ワークロール31a、31bの間隔は、その幅方向両端
部で広がり中央部で狭くなるよう調整される。一方、デ
クリースベンダ360 (36D>が互いに密接するワ
ークロール31a、バックアップロール32aおよびワ
ークロール31b、バックアップロール32bの各チョ
ック間隔を油圧により拡大すると、上記ワークロール3
1a、31bの間隔は、その幅方向両端部で狭くなり中
央部で広くなるよう調整される。このようにインクリー
スベンダ35とデクリースベンダ36との油圧により生
じるペンディング力を変更してワークロール31a、3
1b間の間隔を調整することにより熱延コイルの板クラ
ウンを制御できる。
タ側、ドライブ側の両側に、そのチョック(!Fall
受)間隔を油圧により変更するインクリースベンダ35
0 (35D>が配設されている。また、互いに密接し
ているワークロール31aとバックアップロール32a
との間およびワークロール31bとバックアップロール
32bとの間には、オペレータ側、ドライブ側の両側に
、そのチョック間隔を油圧により変更するデクリースベ
ンダ360(36D>が配設されている。インクリース
ベンダ350 (35D>が対向するワークロール31
a、31bのチョック間隔を油圧により拡大すると、該
ワークロール31a、31bの間隔は、その幅方向両端
部で広がり中央部で狭くなるよう調整される。一方、デ
クリースベンダ360 (36D>が互いに密接するワ
ークロール31a、バックアップロール32aおよびワ
ークロール31b、バックアップロール32bの各チョ
ック間隔を油圧により拡大すると、上記ワークロール3
1a、31bの間隔は、その幅方向両端部で狭くなり中
央部で広くなるよう調整される。このようにインクリー
スベンダ35とデクリースベンダ36との油圧により生
じるペンディング力を変更してワークロール31a、3
1b間の間隔を調整することにより熱延コイルの板クラ
ウンを制御できる。
上記のようなペンディング力の変更は、既述したプロセ
スコントローラ20の指令に従い実現される。
スコントローラ20の指令に従い実現される。
次に上記プロセスコントローラ20の構成を第4図に基
づいて説明する。プロセスコントローラ20は、CPU
20a、ROM20b、RAM20Cを中心に論理演算
回路として構成され、コモンバス20dを介して入力部
20e、出力部20fに接続されて外部との入出力を行
なう。既述した各検出器からの信号は、入力部20eを
介してCPU20aに入力される。また、CPU20a
は出力部2Ofを介して、上述した各インクリースベン
ダおよびデクリースベンダを駆動する。
づいて説明する。プロセスコントローラ20は、CPU
20a、ROM20b、RAM20Cを中心に論理演算
回路として構成され、コモンバス20dを介して入力部
20e、出力部20fに接続されて外部との入出力を行
なう。既述した各検出器からの信号は、入力部20eを
介してCPU20aに入力される。また、CPU20a
は出力部2Ofを介して、上述した各インクリースベン
ダおよびデクリースベンダを駆動する。
次に、上記プロセスコントローラ20により実行される
板クラウン制御処理を、第5図のフローチャートに基づ
いて説明する。
板クラウン制御処理を、第5図のフローチャートに基づ
いて説明する。
本板クラウン制御処理は、テンションリール巻き取り開
始後に開始される。ペンディング力は、各スタンドのロ
ードセルオンにて、プリセット圧力に設定される。
始後に開始される。ペンディング力は、各スタンドのロ
ードセルオンにて、プリセット圧力に設定される。
従って、通板開始後所定時間経過すると熱延コイル先端
がテンションリール6に巻き付き、板クラウン制御が開
始される。まず、ステップ130では、X線板厚計14
による幅方向走査が2回行なわれたか否かが判定される
。板クラウンは、熱延コイル中央部の板厚と両端部板厚
の平均値との差を取ることにより算出される。ところが
、1回の走査では熱延コイルのオペレータ側もしくはド
ライブ側の一端部板厚しか検出できない。このため、走
査を2回以上行なわないと板クラウンを測定できない。
がテンションリール6に巻き付き、板クラウン制御が開
始される。まず、ステップ130では、X線板厚計14
による幅方向走査が2回行なわれたか否かが判定される
。板クラウンは、熱延コイル中央部の板厚と両端部板厚
の平均値との差を取ることにより算出される。ところが
、1回の走査では熱延コイルのオペレータ側もしくはド
ライブ側の一端部板厚しか検出できない。このため、走
査を2回以上行なわないと板クラウンを測定できない。
したがって、ステップ130では板クラウンの測定が可
能か否かの判定が行なわれる。
能か否かの判定が行なわれる。
いまだ走査回数が2回に満たない場合にはステップ14
0に進む。
0に進む。
ステップ140では、ヒートクラウン補償用のベンディ
ング力補正量を次式(1)のように算出する処理が行な
われる。
ング力補正量を次式(1)のように算出する処理が行な
われる。
ΔPBt−Ii =F (V、 T> ・
(1)但し、ΔpaHt・・・ヒートクラウン補償用ペ
ンディング力補正回 ■・・・第3スタンドにおける圧延速度T・・・テンシ
ョンリール巻き付は後からの圧延時間i・・・スタンド
番号 上記式(1)は、圧延時間と圧延速度とに基づきピー1
〜クラウンの増加を予測し、その板クラウンへの影響を
防止するにうなベンディング力補正量を算出する。
(1)但し、ΔpaHt・・・ヒートクラウン補償用ペ
ンディング力補正回 ■・・・第3スタンドにおける圧延速度T・・・テンシ
ョンリール巻き付は後からの圧延時間i・・・スタンド
番号 上記式(1)は、圧延時間と圧延速度とに基づきピー1
〜クラウンの増加を予測し、その板クラウンへの影響を
防止するにうなベンディング力補正量を算出する。
続くステップ150では、圧延荷重変動に応じたベンデ
ィング力補正量を次式(2)、(3)のように算出する
処理が行なわれる。
ィング力補正量を次式(2)、(3)のように算出する
処理が行なわれる。
ΔPBPi =
KiX(αPi/α[3i)xΔPi ・・・(2
)ΔPi =PAi −PLi ・・・
(3)但し、ΔPBPi・・・圧延荷重変動に応じたベ
ンディング力補正量 Ki・・・ゲイン αPi・・・圧延荷重による板クラウンへの影響係数α
B1・・・ペンディング力による板クラウンへの影響係
数 PAi・・・圧延荷重測定値 PLi・・・圧延荷重基準値 i・・・スタンド番号 上式(2)、(3)では、今回検出された圧延荷重と圧
延荷重基準値との偏差に応じて、該偏差が板クラウンに
与える影響を抑制するようなベンディング力補正量を算
出する。
)ΔPi =PAi −PLi ・・・
(3)但し、ΔPBPi・・・圧延荷重変動に応じたベ
ンディング力補正量 Ki・・・ゲイン αPi・・・圧延荷重による板クラウンへの影響係数α
B1・・・ペンディング力による板クラウンへの影響係
数 PAi・・・圧延荷重測定値 PLi・・・圧延荷重基準値 i・・・スタンド番号 上式(2)、(3)では、今回検出された圧延荷重と圧
延荷重基準値との偏差に応じて、該偏差が板クラウンに
与える影響を抑制するようなベンディング力補正量を算
出する。
次にステップ160に進み、上記ステップ140.15
0にて算出されたヒートクラウンおよび圧延荷重変動に
対する両袖正量を現在のペンディング力に加減算するこ
とによりペンディング力を補正した後、ステップ120
へ進む。ステップ120では、設定されたペンディング
力に対応する指令値を各スタンドのインクリースペンタ
35゜45.55およびデクリースペンタ36,46゜
56に出力した後、rNEXTJへ扱ける。ここで指令
値の出力は500 [m5ecl毎に行なわれる。
0にて算出されたヒートクラウンおよび圧延荷重変動に
対する両袖正量を現在のペンディング力に加減算するこ
とによりペンディング力を補正した後、ステップ120
へ進む。ステップ120では、設定されたペンディング
力に対応する指令値を各スタンドのインクリースペンタ
35゜45.55およびデクリースペンタ36,46゜
56に出力した後、rNEXTJへ扱ける。ここで指令
値の出力は500 [m5ecl毎に行なわれる。
一方、X線板厚計14による走査が2回以上行なわれて
板クラウンの測定が可能になると、上記ステップ130
からステップ170に進む。ステップ170では、板ク
ラウン測定値に基づくベンディング力補正量を算出する
処理が行なわれた後、既述したステップ150からステ
ップ160に進む。なお、この場合ステップ160では
、上記ステップ170,150において算出された板ク
ラウン測定値および圧延荷重変動に対する両袖正量によ
り前回のペンディング力が補正される。その後、ステッ
プ120を経てrNEXTJへ扱ける。
板クラウンの測定が可能になると、上記ステップ130
からステップ170に進む。ステップ170では、板ク
ラウン測定値に基づくベンディング力補正量を算出する
処理が行なわれた後、既述したステップ150からステ
ップ160に進む。なお、この場合ステップ160では
、上記ステップ170,150において算出された板ク
ラウン測定値および圧延荷重変動に対する両袖正量によ
り前回のペンディング力が補正される。その後、ステッ
プ120を経てrNEXTJへ扱ける。
以後、本板クラウン制御処理は、圧延材の通仮に伴い繰
り返して実行される。
り返して実行される。
次に、上記制御の様子の一例を第6図のタイミングチャ
ートに従い説明する。通板開始以前の時刻To〜T2の
間はペンディング力はバランス圧力に設定されている。
ートに従い説明する。通板開始以前の時刻To〜T2の
間はペンディング力はバランス圧力に設定されている。
時刻T2において通板開始に伴い圧延荷重が発生し、熱
延コイルには板クラウンが生じる。また、時刻T2にお
いて、ペンディング力はプリセット圧力に変更される。
延コイルには板クラウンが生じる。また、時刻T2にお
いて、ペンディング力はプリセット圧力に変更される。
時刻T3に至ると、熱延コイル先端がテンションリール
6に巻き付けられる。同時刻T3より、プリセット圧力
に設定されているペンディング力をヒートクラウン予測
値および圧延荷重変動に応じて補正する処理が開始され
る(ステップ130,140゜150.160)。時刻
T4においてX線板厚計14の第1回目の走査により熱
延コイルオペレータ側の端部板厚が検出される。時刻下
5においてX線板厚計14の第2回目の走査により熱延
コイルドライブ側の端部板厚が検出される。このように
、熱延コイル幅方向両端部の板厚が検出されたので、板
クラウン測定が可能となり、同時刻T5において板クラ
ウン測定値に基づくペンディング力の補正制御が開始さ
れる(ステップ130,170)。一方、ヒートクラウ
ンにもとづく熱的補償は、実測板クラウンにもとづくフ
ィードバック制御が開始されれば必要ない。このため、
ヒートクラウン予測値に応じたベンディング力補正制御
は終了する。なお、圧延荷重変動に応じたベンディング
力補正制御は継続される(ステップ150゜160)。
6に巻き付けられる。同時刻T3より、プリセット圧力
に設定されているペンディング力をヒートクラウン予測
値および圧延荷重変動に応じて補正する処理が開始され
る(ステップ130,140゜150.160)。時刻
T4においてX線板厚計14の第1回目の走査により熱
延コイルオペレータ側の端部板厚が検出される。時刻下
5においてX線板厚計14の第2回目の走査により熱延
コイルドライブ側の端部板厚が検出される。このように
、熱延コイル幅方向両端部の板厚が検出されたので、板
クラウン測定が可能となり、同時刻T5において板クラ
ウン測定値に基づくペンディング力の補正制御が開始さ
れる(ステップ130,170)。一方、ヒートクラウ
ンにもとづく熱的補償は、実測板クラウンにもとづくフ
ィードバック制御が開始されれば必要ない。このため、
ヒートクラウン予測値に応じたベンディング力補正制御
は終了する。なお、圧延荷重変動に応じたベンディング
力補正制御は継続される(ステップ150゜160)。
以後、各時刻T6.T7.T8.T9において、X線板
厚計14による走査が行なわれ、ある時刻の走査により
検出された端部板厚とその1回前の走査により検出され
た端部板厚との平均値と中央部板厚とから板クラウンが
測定され、該測定値に基づくペンディング力の補正制御
が時刻T9まで行なわれる。やがて時刻T11において
、圧延荷重に応じたベンディング力補正制御が終了し、
ペンディング力はバランス圧力に設定される。
厚計14による走査が行なわれ、ある時刻の走査により
検出された端部板厚とその1回前の走査により検出され
た端部板厚との平均値と中央部板厚とから板クラウンが
測定され、該測定値に基づくペンディング力の補正制御
が時刻T9まで行なわれる。やがて時刻T11において
、圧延荷重に応じたベンディング力補正制御が終了し、
ペンディング力はバランス圧力に設定される。
その後、時刻T12において熱延コイル最後端部が第3
スタンドから送出され、1コイル分の圧延が終了する。
スタンドから送出され、1コイル分の圧延が終了する。
以後、圧延材の通仮に伴い、上述のような各制御が繰り
返して実行される。
返して実行される。
以上説明したように本実施例は、熱延コイルがテンショ
ンリール6に巻き付いた時刻からX線板厚計14が2回
目の走査を行なう時刻までは、ヒートクラウン予測値お
よび圧延荷重変動に応じてペンディング力を補正制御し
、その後は、板クラウン測定値および圧延荷重変動に応
じてペンディング力を補正制御す、るよう構成されてい
る。このため、ワークロールのヒートクラウン成長の予
測および通板時の圧延荷重変動に基づいてペンディング
力を補正制御するので、板クラウンを測定できない熱延
コイル先端部の板クラウンを目標板クラウン近傍に制御
することができる。
ンリール6に巻き付いた時刻からX線板厚計14が2回
目の走査を行なう時刻までは、ヒートクラウン予測値お
よび圧延荷重変動に応じてペンディング力を補正制御し
、その後は、板クラウン測定値および圧延荷重変動に応
じてペンディング力を補正制御す、るよう構成されてい
る。このため、ワークロールのヒートクラウン成長の予
測および通板時の圧延荷重変動に基づいてペンディング
力を補正制御するので、板クラウンを測定できない熱延
コイル先端部の板クラウンを目標板クラウン近傍に制御
することができる。
また、荷重変動に応じてペンディング力を補正制御する
ので、板クラウン測定値に基づくフィードバック制御で
は修正できない、熱延コイル後端付近の板クラウンも制
御可能となる。
ので、板クラウン測定値に基づくフィードバック制御で
は修正できない、熱延コイル後端付近の板クラウンも制
御可能となる。
ざらに、最終段の第3スタンド4出側で測定された板ク
ラウンだけでなく、各スタンド2,3゜4における圧延
荷重の変動に応じてペンディング力を補正制御するので
、板クラウン制御の応答性および制御精度が共に向上す
る。
ラウンだけでなく、各スタンド2,3゜4における圧延
荷重の変動に応じてペンディング力を補正制御するので
、板クラウン制御の応答性および制御精度が共に向上す
る。
また、上述した各効果により、熱延コイル全長に亘って
仮クラウンを目標板クラウン近傍に制御できるので、熱
延コイルの歩留りが向上するという利点も生じる。
仮クラウンを目標板クラウン近傍に制御できるので、熱
延コイルの歩留りが向上するという利点も生じる。
以上筒1および第2発明の実施例について説明したが、
両発明はこのような実施例に何等限定されるものではな
く、両発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々なる
態様で実施し得ることは勿論である。
両発明はこのような実施例に何等限定されるものではな
く、両発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々なる
態様で実施し得ることは勿論である。
■皿匹液里
以上詳記したように第1発明の熱間タンデム圧延機の板
クラウン制御方法は、板クラウン修正手段の初期制御量
を熱的補償mおよび荷重補正聞により補正するよう構成
されている。このため、板クラウンが測定できない圧延
初期時においても、ピー1〜クラウンの影響による板ク
ラウンの変動および圧延中の荷重変動に起因する板クラ
ウンの変動を共に抑制することができるという優れた効
果を奏する。
クラウン制御方法は、板クラウン修正手段の初期制御量
を熱的補償mおよび荷重補正聞により補正するよう構成
されている。このため、板クラウンが測定できない圧延
初期時においても、ピー1〜クラウンの影響による板ク
ラウンの変動および圧延中の荷重変動に起因する板クラ
ウンの変動を共に抑制することができるという優れた効
果を奏する。
また、第2発明の熱間タンデム圧延機の板クラウン制御
方法は、板クラウン修正手段の制御量を荷重補正量によ
り補正するよう構成されている。
方法は、板クラウン修正手段の制御量を荷重補正量によ
り補正するよう構成されている。
このため、圧延中の荷重変動に起因する板クラウンの変
動を、熱延コイルの板クラウン測定以前に圧延荷重変動
に基づいて検出して抑制する板クラウン制御が可能にな
ると共に、上記板クラウン測定値に基づくフィードバッ
ク制御ができない熱延コイル後端部における板クラウン
制御も可能になるという優れた効果を奏する。
動を、熱延コイルの板クラウン測定以前に圧延荷重変動
に基づいて検出して抑制する板クラウン制御が可能にな
ると共に、上記板クラウン測定値に基づくフィードバッ
ク制御ができない熱延コイル後端部における板クラウン
制御も可能になるという優れた効果を奏する。
第1図は第1発明の内容を例示した基本的構成図、第2
図は第2発明の内容を例示した基本的構成因、第3図は
両発明−実施例のシステム構成図、第4図は同じくその
プロセスコン1−ローラの構成を説明するためのブロッ
ク図、第5図は同じくその制御を示すフローチャート、
第6図は同じくそのタイミングチャートである。 1・・・熱間タンデム圧延機 2・・・第1スタンド 3・・・第2スタンド 4・・・第3スタンド 11.12.13・・・ロードセル 14.15・・・X線板厚計 17・・・回転速度センサ 18・・・ロードリレー 20・・・プロセスコントローラ 20 a ・CP Ll 31・・・ワークロール 32・・・バックアップロール 35・・・インクリースベンダ 36・・・デクリースベンダ
図は第2発明の内容を例示した基本的構成因、第3図は
両発明−実施例のシステム構成図、第4図は同じくその
プロセスコン1−ローラの構成を説明するためのブロッ
ク図、第5図は同じくその制御を示すフローチャート、
第6図は同じくそのタイミングチャートである。 1・・・熱間タンデム圧延機 2・・・第1スタンド 3・・・第2スタンド 4・・・第3スタンド 11.12.13・・・ロードセル 14.15・・・X線板厚計 17・・・回転速度センサ 18・・・ロードリレー 20・・・プロセスコントローラ 20 a ・CP Ll 31・・・ワークロール 32・・・バックアップロール 35・・・インクリースベンダ 36・・・デクリースベンダ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱間タンデム圧延機のスタンドから送出される熱延
コイルの板クラウンを定常圧延開始後に測定し、スタン
ドに配設された板クラウン修正手段の制御量を上記測定
値に応じて算出し、該制御量により板クラウンの変動を
所定範囲内とするよう上記板クラウン修正手段をフィー
ドバック制御する熱間タンデム圧延機の板クラウン制御
方法において、 上記板クラウンの測定開始前には上記板クラウン修正手
段に初期制御量を設定し、 定常圧延開始からの経過時間および圧延速度に基づいて
上記板クラウン修正手段の熱的補償量を算出し、 上記スタンドの圧延荷重の変化に応じて上記板クラウン
修正手段の荷重補正量を算出し、 前記初期制御量を上記熱的補償量および荷重補正量によ
り補正することを特徴とする熱間タンデム圧延機の板ク
ラウン制御方法。 2 熱間タンデム圧延機のスタンドから送出される熱延
コイルの板クラウンを測定し、スタンドに配設された板
クラウン修正手段の制御量を上記測定値に応じて算出し
、該制御量により板クラウンの変動を所定範囲内とする
よう上記板クラウン修正手段をフィードバック制御する
熱間タンデム圧延機の板クラウン制御方法において、 上記スタンドの圧延荷重の変化に応じて上記板クラウン
修正手段の荷重補正量を算出し、 前記制御量を上記荷重補正量により補正することを特徴
とする熱間タンデム圧延機の板クラウン制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61068115A JPS62224412A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 熱間タンデム圧延機の板クラウン制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61068115A JPS62224412A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 熱間タンデム圧延機の板クラウン制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62224412A true JPS62224412A (ja) | 1987-10-02 |
Family
ID=13364419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61068115A Pending JPS62224412A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 熱間タンデム圧延機の板クラウン制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62224412A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112007956A (zh) * | 2019-05-30 | 2020-12-01 | 上海梅山钢铁股份有限公司 | 一种热轧精轧变凸度控制方法 |
-
1986
- 1986-03-25 JP JP61068115A patent/JPS62224412A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112007956A (zh) * | 2019-05-30 | 2020-12-01 | 上海梅山钢铁股份有限公司 | 一种热轧精轧变凸度控制方法 |
CN112007956B (zh) * | 2019-05-30 | 2022-04-15 | 上海梅山钢铁股份有限公司 | 一种热轧精轧变凸度控制方法 |
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