JPS62223948A - シヤドウマスク組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シャドウマスク形カラーブラウン管における
シャドウマスク組立体の改良に係り、特に、シャドウマ
スクとこれを支持するサポートフレームとの溶接作業性
の向上、溶接強度の向上並びにドーミングの低減に好適
なシャドウマスク組立体の構造に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のシャドウマスク形カラーブラウン管のシャドウマ
スク組立体、特に内張リマスク型のシャドウマスク組立
体においては、第２図に示すように、シャドウマスク１
のスカート部１ｂをサポートフレーム２の側壁部２ａの
内側面に内接させ、シャドウマスク１とフレーム２との
溶接を、溶接点Ｗｉで示す如く、フレームの内側から行
っていた。このような構成は、例えば特開昭５５−１３
００４５号公報の第３図に見られる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前述した従来の内張リマスク形のマスク組立体は、シャ
ドウマスク１とフレーム２との溶接作業性が悪く、溶接
強度の点で問題があると共に、マスク１とフレーム２と
の間の間隔については全く配慮がされておらず、その結
果溶接点はがれやドーミング発生の問題があった。

したがって、本発明は、溶接の作業性と溶接強度を向上
し、かつドーミング軽減を目的としてなされたものであ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明においては、フレームの側壁部に切り込みをいれ
て、この切り込み部をフレームの内側に押出して、マス
ク溶接のための切り起し部を形成し、この切り起し部と
本来のフレーム側壁との間にマスクのスカート部がはさ
み込まれるようにし。

マスクスカート部をこの切り起し部の外面にフレーム外
側より溶接する。

〔作用〕

このように構成することにより、マスクとフレームの溶
接作業をフレームの外側から行うことができるので１作
業性が向上するとともに、それに伴って溶接強度が向上
する。また、マスクのスカート部とフレームの側壁部内
面との間に間隔ができるため、ドーミング軽減対策にも
なる。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１図に示す。本発明においては、
フレームの側壁部に部分的に切り込みを入れて、この部
分をフレーム内側に張り出させることにより、切り起し
部２ｃを形成し、この切り起し部２ｃと本来のフレーム
の側壁２ａとの間にマスクのスカート部１ｂをはさみ込
み、フレーム外側より、切り込みによる開口部を通して
、マスクのスカート部１ｂを切り起し部２ａの外面に溶
接する。

〔発明の効果〕

以上詳述したとおり、本発明によれば、マスクをフレー
ム外側より溶接することができるので。

作業性が向上し、ひいては溶接強度の向上ができ。

また、マスクのスカート部とフレームの側壁との間に適
宜の間隔を設けることができるため、ドーミング軽減の
効果も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例になるシャドウマスク組立
体の構造を示すもので、同図（ａ）は要部断面図、同図
（ｂ）はそのＸ方向から見た側面図、第２図は、従来の
シャドウマスク組立体の一構造例を示す要部断面図であ
る。 １・・・シャドウマスク、１ａ・・・マスク有孔部、１
ｂ・・・マスクスカート部、２・・・サポートフレーム
、２ａ・・・フレーム側壁部、２ｂ・・・フレーム底部
、２ｃ・・・フレーム切り起し部。 第２図 Ｗ・・・溶接部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、シャドウマスク形カラーブラウン管における内張り
   マスク型のシャドウマスク組立体において、サポートフ
   レームの側壁部にフレームの内側に向けて切り起し部を
   設け、この切り起し部とフレーム側壁との間にシャドウ
   マスクのスカート部を挿入し、切り起し部の外側面にス
   カート部を溶接してなることを特徴とするシャドウマス
   ク組立体。