JPS62223868A - リフタ−及び磁気デイスクカ−トリツジ - Google Patents
リフタ−及び磁気デイスクカ−トリツジInfo
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- JPS62223868A JPS62223868A JP6484186A JP6484186A JPS62223868A JP S62223868 A JPS62223868 A JP S62223868A JP 6484186 A JP6484186 A JP 6484186A JP 6484186 A JP6484186 A JP 6484186A JP S62223868 A JPS62223868 A JP S62223868A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
a、産業上の利用分野
本発明は磁気ディスクカートリッジに用いられる改良さ
れたリフター及び磁気ディスクカートリッジに関する。
れたリフター及び磁気ディスクカートリッジに関する。
更に詳しくは、磁気ディスクを内在せしめかつライナー
を内張すした硬質ケースにおいて、ライナー・と磁気デ
ィスクとを弾接させるための特定形状のリフターを備え
てなる磁気ディスクカートリッジに関する。
を内張すした硬質ケースにおいて、ライナー・と磁気デ
ィスクとを弾接させるための特定形状のリフターを備え
てなる磁気ディスクカートリッジに関する。
b、従来技術
情報記録密度が高い3インチあるいは3.5インチ径等
のフロッピーディスクにおいては、塵埃。
のフロッピーディスクにおいては、塵埃。
指紋等の付着または機械的損傷を防止するために、情報
の記録/再生用のヘッドを挿入するためのディスクカー
トリッジの間口部に自動シャッター襞構を設けた硬質ケ
ースが使用される。第1図は例として3.5インチフロ
ッピーディスクの構造を図示したものであり、上部シェ
ル(サイド1側)1および下部シェル8(サイドO側)
から構成される硬質ケース内に、ドライブ側からの回転
を可能とならしめるメタルハブ4を接着剤により装着し
た磁気ディスク7.6を組み込む。磁気ディスク6と上
下シェル1及び8の間に、クリーニング用のライナー3
A及び3Bが介在し、リフター7の弾力性によってライ
ナーを磁気ディスタの表面に押し当て(弾接す)ること
により、磁気ディスク表面のクリーニングを行う。
の記録/再生用のヘッドを挿入するためのディスクカー
トリッジの間口部に自動シャッター襞構を設けた硬質ケ
ースが使用される。第1図は例として3.5インチフロ
ッピーディスクの構造を図示したものであり、上部シェ
ル(サイド1側)1および下部シェル8(サイドO側)
から構成される硬質ケース内に、ドライブ側からの回転
を可能とならしめるメタルハブ4を接着剤により装着し
た磁気ディスク7.6を組み込む。磁気ディスク6と上
下シェル1及び8の間に、クリーニング用のライナー3
A及び3Bが介在し、リフター7の弾力性によってライ
ナーを磁気ディスタの表面に押し当て(弾接す)ること
により、磁気ディスク表面のクリーニングを行う。
磁気ディスクカートリッジをドライブに装着する時には
、シャッター9が開き、ヘッド挿入口11A、IIBに
ヘッドが挿入され、ドライブから取外し時にはシャッタ
ースプリング10により、シャッター9から自動的に閉
まる機構になっている。
、シャッター9が開き、ヘッド挿入口11A、IIBに
ヘッドが挿入され、ドライブから取外し時にはシャッタ
ースプリング10により、シャッター9から自動的に閉
まる機構になっている。
最近のフロッピーディスクでは、各種の苛酷な条件下、
例えば、温度、湿度、塵埃下で高い信頼性が要求され、
この為にソフトエラーの低下が重要な課題となってきて
いる。ソフトエラー発生の原因の1つには磁気ディスク
に付着するゴミがあり、ディスクの回転により、ライナ
ーとディスクが適度に接触し、ディスク上のゴミが効率
的に除去される構成になっている。
例えば、温度、湿度、塵埃下で高い信頼性が要求され、
この為にソフトエラーの低下が重要な課題となってきて
いる。ソフトエラー発生の原因の1つには磁気ディスク
に付着するゴミがあり、ディスクの回転により、ライナ
ーとディスクが適度に接触し、ディスク上のゴミが効率
的に除去される構成になっている。
3.5インチ等の硬質ケースを使用する場合には、第3
図に示した様なリフターにより、ライナーをディスク表
面上に強制的に弾接させる方法が一般的に用いられてい
る。このリフターには厚さ約75μ瓦のポリエチレンテ
レフタレート(を主成分とするポリエステル)フィルム
を用いる例が多い。
図に示した様なリフターにより、ライナーをディスク表
面上に強制的に弾接させる方法が一般的に用いられてい
る。このリフターには厚さ約75μ瓦のポリエチレンテ
レフタレート(を主成分とするポリエステル)フィルム
を用いる例が多い。
リフターの一端は硬質ケースに接着剤74等で固定(固
着)し、他端を折り曲げ角度(α)でもって立上げて自
由端(71)として、ライナーに弾接させる。この折り
曲げ角度(α)は15°〜45°の間が用いられ、自由
端部71の大きさは大略20# X 20mm程麿が用
いられる。
着)し、他端を折り曲げ角度(α)でもって立上げて自
由端(71)として、ライナーに弾接させる。この折り
曲げ角度(α)は15°〜45°の間が用いられ、自由
端部71の大きさは大略20# X 20mm程麿が用
いられる。
このリフターの作用は、磁気ディスク表面上に発生する
異物を除去せしめることにあり、もしリフターがなかっ
た場合には、ライナーが磁気ディスクに弾接せず、ディ
スク表面の異物除去が不充分となり、ソフトエラーの増
大をきたす。
異物を除去せしめることにあり、もしリフターがなかっ
た場合には、ライナーが磁気ディスクに弾接せず、ディ
スク表面の異物除去が不充分となり、ソフトエラーの増
大をきたす。
しかるに、第3図に示した従来のリフターでは、リフタ
ーの自由端部の端でライナーと弾接するため、ライナー
と磁気ディスクとの接触面積が小さく、ディスク面のク
リーニング゛1)果が不充分となる欠点を有し、その結
果ソフト1ラーの増大をきたしていた。更に、クリーニ
ング効果を上げるべく、折り曲げ角度を有しながらリフ
ターのフィルム厚みを75μmから 125μ7A、
150μmと厚くする方法も試みられている。厚いフ
ィルムからなるリフターの場合にはクリーニング効果に
ついてはその目的を果すが、逆に回転トルクの上昇を伴
い、ドライブのモーターにかかる負荷が大きくなり、実
用上トラブルの原因となっていた。
ーの自由端部の端でライナーと弾接するため、ライナー
と磁気ディスクとの接触面積が小さく、ディスク面のク
リーニング゛1)果が不充分となる欠点を有し、その結
果ソフト1ラーの増大をきたしていた。更に、クリーニ
ング効果を上げるべく、折り曲げ角度を有しながらリフ
ターのフィルム厚みを75μmから 125μ7A、
150μmと厚くする方法も試みられている。厚いフ
ィルムからなるリフターの場合にはクリーニング効果に
ついてはその目的を果すが、逆に回転トルクの上昇を伴
い、ドライブのモーターにかかる負荷が大きくなり、実
用上トラブルの原因となっていた。
クリーニング効果を向上させる他の方法として、初期弾
性率の高い材質のリフターを使用する事が挙げられる。
性率の高い材質のリフターを使用する事が挙げられる。
かかる例としてメタルの薄片を使用することが試みられ
たものの、この方法も回転トルク上昇が著しく、実用に
供し得なかった。
たものの、この方法も回転トルク上昇が著しく、実用に
供し得なかった。
かような状況にあることから、硬質ケースを使用した3
、5インチ等のマイクロフロッピーディスクにおいては
、回転トルクの上昇を伴わずに、クリーニング効果を上
げて、ソフトエラー低減を図ることが課題である。
、5インチ等のマイクロフロッピーディスクにおいては
、回転トルクの上昇を伴わずに、クリーニング効果を上
げて、ソフトエラー低減を図ることが課題である。
C1発明の目的
かかる状況に鑑み、3.5インチ等の硬質ケースを用い
たフロッピーディスクにつきソフトエラーの低減を図り
、高い信頼性のフロッピーディスクを開発することが解
決課題である。従って、本発明の目的は、従来の折り曲
げ角度を有しているすフターと同程度の回転トルクを維
持しながら、リフターとライナーとの接触面積を増大さ
せることによる、ライナーの磁気ディスクに対するクリ
ーニングを用いた高い信頼性を有する磁気ディスクの提
供にある。
たフロッピーディスクにつきソフトエラーの低減を図り
、高い信頼性のフロッピーディスクを開発することが解
決課題である。従って、本発明の目的は、従来の折り曲
げ角度を有しているすフターと同程度の回転トルクを維
持しながら、リフターとライナーとの接触面積を増大さ
せることによる、ライナーの磁気ディスクに対するクリ
ーニングを用いた高い信頼性を有する磁気ディスクの提
供にある。
d2発明の構成
本発明は、不織布からなるライナーを磁気ディスク表面
に弾接せしめる磁気ディスクカートリッジ用リフターに
おいて、該リフターが熱可塑性樹脂から成型され、厚さ
100〜200μmの範囲にあるフィルムであって、ラ
イナーを磁気ディスク表面に弾接せしめるための折り曲
げ角度を実質的に有さない磁気ディスクカートリッジ用
リフターおよび磁気ディスクを回転可能に内在せしめ得
る長方形状の硬質ケースからなる磁気ディスクカートリ
ッジにおいて、クリーニング用のライナーとケースの間
に、前記のリフターを少くとも1箇所介在させ、ディス
クの表面にライナーを弾接せしめたことを特徴とする磁
気ディスクカートリッジである。
に弾接せしめる磁気ディスクカートリッジ用リフターに
おいて、該リフターが熱可塑性樹脂から成型され、厚さ
100〜200μmの範囲にあるフィルムであって、ラ
イナーを磁気ディスク表面に弾接せしめるための折り曲
げ角度を実質的に有さない磁気ディスクカートリッジ用
リフターおよび磁気ディスクを回転可能に内在せしめ得
る長方形状の硬質ケースからなる磁気ディスクカートリ
ッジにおいて、クリーニング用のライナーとケースの間
に、前記のリフターを少くとも1箇所介在させ、ディス
クの表面にライナーを弾接せしめたことを特徴とする磁
気ディスクカートリッジである。
本発明を説明する。本発明にいう実質的に折り曲げ角度
を有ざないリフターとは、ライナーに弾接せしめる事を
目的とした折り目を有さないリフターである。この本発
明の一部をなすリフターを第2図に示しである。
を有ざないリフターとは、ライナーに弾接せしめる事を
目的とした折り目を有さないリフターである。この本発
明の一部をなすリフターを第2図に示しである。
すなわち、本発明のリフターは通常のポリエステルフィ
ルム等を所望の大きさに切断するだ【プで、第1図に示
す様な特別の折り曲げ加工を必要とせず、きわめて容易
にリフターを製造する事ができる。
ルム等を所望の大きさに切断するだ【プで、第1図に示
す様な特別の折り曲げ加工を必要とせず、きわめて容易
にリフターを製造する事ができる。
通常フィルムはコアに巻かれている状態で供給されるの
で、そこから切断させたリフターは第2図に示す如くカ
ールを有する。カールの程度が強いリフターをディスク
・カートリッジに組み込んだ場合に、回転トルクの上昇
を伴い実用に供し得ない。すなわち、リフターの一端を
基準面75に接着剤等で固着した場合、基準面からフィ
ルム厚みを含んだ最高点までの距離(第2図のH)が0
.15 m以上3wn以下になることが好ましい。更に
好ましくはHが、0.158以上2#以下になる様に切
断前のフィルムを選定する必要がある。
で、そこから切断させたリフターは第2図に示す如くカ
ールを有する。カールの程度が強いリフターをディスク
・カートリッジに組み込んだ場合に、回転トルクの上昇
を伴い実用に供し得ない。すなわち、リフターの一端を
基準面75に接着剤等で固着した場合、基準面からフィ
ルム厚みを含んだ最高点までの距離(第2図のH)が0
.15 m以上3wn以下になることが好ましい。更に
好ましくはHが、0.158以上2#以下になる様に切
断前のフィルムを選定する必要がある。
距離Hの測定はリフターを金属等からなる基準面に固定
した後に、顕微鏡あるいは投影器等で測定する事ができ
る。
した後に、顕微鏡あるいは投影器等で測定する事ができ
る。
Hが0.15m以下になるとライナーと磁気ディスクと
の接触が不充分となり、クリーニング効果が充分に発現
しない。またHが3M以上になると、回転トルクの増加
を生じ、実用に供し得ない。
の接触が不充分となり、クリーニング効果が充分に発現
しない。またHが3M以上になると、回転トルクの増加
を生じ、実用に供し得ない。
本発明のリフターの厚みは100μ雇以上200μm以
下になる様にフィルムを選定する必要がある。
下になる様にフィルムを選定する必要がある。
厚みが100μm以下ではリフターとライナーの接触が
不充分となり充分なりリーニング効果を達成し得ない。
不充分となり充分なりリーニング効果を達成し得ない。
また厚みが200μ雇以上では回転トルクの上昇を伴い
、ドライブの回転不良をきたす。
、ドライブの回転不良をきたす。
本発明のリフターに用いるフィルムは一般に用いられる
各種のフィルムを用いることができる。
各種のフィルムを用いることができる。
かかるフィルムの例としては、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレート等を主成分とするポリ
エステル、ポリサルホン、ポリエーテル→ナルホン、ポ
リカーボネート、ポリフェニレンサルファイド等のフィ
ルムを使用することが出来るが、その初期弾性率が20
0〜1000に9/−の範囲にあるフィルムを使用する
事が好ましい。
ート、ポリエチレンナフタレート等を主成分とするポリ
エステル、ポリサルホン、ポリエーテル→ナルホン、ポ
リカーボネート、ポリフェニレンサルファイド等のフィ
ルムを使用することが出来るが、その初期弾性率が20
0〜1000に9/−の範囲にあるフィルムを使用する
事が好ましい。
リフターの大きさは硬質ケースに固定するための接着部
を除いた自由端部の大きさで、大略20mm×20間程
度が、磁気ディスクの全トラックをカバーする為に必要
であるが、目的に応じて、硬質ケースの大きさの範囲内
で自由に選定することができる。
を除いた自由端部の大きさで、大略20mm×20間程
度が、磁気ディスクの全トラックをカバーする為に必要
であるが、目的に応じて、硬質ケースの大きさの範囲内
で自由に選定することができる。
本発明のリフターを用いた磁気ディスクカートリッジは
、3.5インチ、3インチ等の磁気ディスクに用いられ
る硬質ケースに本発明のリフターを固定し、リフターで
ライナーを磁気ディスクに弾接せしめて製造する事がで
きる。
、3.5インチ、3インチ等の磁気ディスクに用いられ
る硬質ケースに本発明のリフターを固定し、リフターで
ライナーを磁気ディスクに弾接せしめて製造する事がで
きる。
カールを有するリフターを硬質ケースに固定する場合に
は、ケースに対してリフターが凸部を形成する様に固定
する必要がある。また固定手段は接着剤、溶着等の従来
公知の方法を用いることができる。
は、ケースに対してリフターが凸部を形成する様に固定
する必要がある。また固定手段は接着剤、溶着等の従来
公知の方法を用いることができる。
本発明の磁気ディスクカートリッジに用いられるライナ
ー不織布の素材の例としては、レーヨン。
ー不織布の素材の例としては、レーヨン。
ポリエステル等をあげることができる。またライナーの
厚さは0.13〜0.30 trtm (2H/ cr
i荷重)の範囲にあることが好ましい。使用するリフタ
ーの厚み、初期弾性率に応じ、回転トルクを下げ、かつ
クリーニング性を向上させる様にライナーの厚みを選定
することができる。
厚さは0.13〜0.30 trtm (2H/ cr
i荷重)の範囲にあることが好ましい。使用するリフタ
ーの厚み、初期弾性率に応じ、回転トルクを下げ、かつ
クリーニング性を向上させる様にライナーの厚みを選定
することができる。
e0発明の効果
本発明のリフターによるクリ−・ニング効果向上の理由
については明確ではないが、従来のリフターが折り曲げ
角度を有するため、リフターとライナーとが点で弾接す
るのに対し、本発明のリフターでは、実質的に折り曲げ
角度を有さないため、面で弾接し、クリーニング効果の
向上をもたらしたものと考えられる。
については明確ではないが、従来のリフターが折り曲げ
角度を有するため、リフターとライナーとが点で弾接す
るのに対し、本発明のリフターでは、実質的に折り曲げ
角度を有さないため、面で弾接し、クリーニング効果の
向上をもたらしたものと考えられる。
「、実施例
本発明を実施例により以下に詳述するが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。
らの実施例に限定されるものではない。
実施例1
厚さ 175μmのポリエヂレンテレフタレート二軸配
向フィルムから、巾21馴、長さ25mの長方形のリフ
ターを打ち抜き、長さ方向で5#の、硬質ケースとの接
着端部を設け、長さ20調の、ライナーと弾接するため
の自由端部を設けた。接着端部の角を切断してリフター
とした。本文中に定義したHは約0.9#であった。
向フィルムから、巾21馴、長さ25mの長方形のリフ
ターを打ち抜き、長さ方向で5#の、硬質ケースとの接
着端部を設け、長さ20調の、ライナーと弾接するため
の自由端部を設けた。接着端部の角を切断してリフター
とした。本文中に定義したHは約0.9#であった。
このリフターの端部を硬質ケースの下部シェルに接着・
固定した。ライナーとして市販のレーヨンとポリプロピ
レン繊維からなる厚さ0.25 mの不織布を用いて、
3.5インチ用磁気ディスクを用いた磁気ディスクカー
トリッジを得た。
固定した。ライナーとして市販のレーヨンとポリプロピ
レン繊維からなる厚さ0.25 mの不織布を用いて、
3.5インチ用磁気ディスクを用いた磁気ディスクカー
トリッジを得た。
回転トルクはへラドアンロードの状態でドライブからの
モーターの電流値を測定した。カートリッジ装着前の電
流値に対する装着後の電流値の比率で示した。
モーターの電流値を測定した。カートリッジ装着前の電
流値に対する装着後の電流値の比率で示した。
ソフトエラー発生割合を示すエラーレートは以下の方法
で測定した。イニシャライズしたディスクカートリッジ
に“D B 6 ”の信号パターンを用いて書き込み及
び読み取りを1パスとして、10万バスで発生するCR
Cエラーセクター数を求めた。
で測定した。イニシャライズしたディスクカートリッジ
に“D B 6 ”の信号パターンを用いて書き込み及
び読み取りを1パスとして、10万バスで発生するCR
Cエラーセクター数を求めた。
トラックは1〜79トラツク、磁気ディスクのサイドは
、0および1のランダムテストで行った。
、0および1のランダムテストで行った。
回転トルク及びエラーセクター数は表1に示した如く、
トルクが低くかつエラー発生もなく良好な結果を示した
。
トルクが低くかつエラー発生もなく良好な結果を示した
。
比較例1
リフターの厚みが75μm、折り曲げ角度30°を有す
る第3図の如きリフターを作成した以外は実施例1と同
様にして、磁気ディスクカートリッジを作った。回転ト
ルクとエラーセクター数を表1に示した。トルクは良好
であったが、エラーが多く発生した。
る第3図の如きリフターを作成した以外は実施例1と同
様にして、磁気ディスクカートリッジを作った。回転ト
ルクとエラーセクター数を表1に示した。トルクは良好
であったが、エラーが多く発生した。
実施例2
リフターの厚みが200μmで折り曲げ角度がないリフ
ターを用いた以外は、実施例1と同様にして磁気ディス
クカートリッジを作り、回転トルク及びエラーセクター
数を測定した。表1に示した如く良好な結果を示した。
ターを用いた以外は、実施例1と同様にして磁気ディス
クカートリッジを作り、回転トルク及びエラーセクター
数を測定した。表1に示した如く良好な結果を示した。
実施例3
折り曲げ角度のない厚さ100μmのポリイミドからな
るリフターを用いた以外は、実施例1と同様にして磁気
ディスクカートリッジを作成して、トルク及びエラーセ
クター数を求めた。表1に示した如く良好な結果を得た
。
るリフターを用いた以外は、実施例1と同様にして磁気
ディスクカートリッジを作成して、トルク及びエラーセ
クター数を求めた。表1に示した如く良好な結果を得た
。
比較例2
折り曲げ角度のない厚さ250μmのポリエステルから
なるリフターを用いて、実施例1と同様にして、磁気デ
ィスクカートリッジを作成した。この磁気ディスクを用
いて、エラーテスト行ったが、ディスクの回転不良をき
たしテストを中止した。
なるリフターを用いて、実施例1と同様にして、磁気デ
ィスクカートリッジを作成した。この磁気ディスクを用
いて、エラーテスト行ったが、ディスクの回転不良をき
たしテストを中止した。
比較例3
折り曲げ角度のない厚さ75μmのリフターを用いて実
施例1と同様にして磁気ディスクカートリッジを作った
。結果を表1に示した如く、回転トルクが低く、エラー
セクター数も多かった。
施例1と同様にして磁気ディスクカートリッジを作った
。結果を表1に示した如く、回転トルクが低く、エラー
セクター数も多かった。
比較例4
折り曲げ角度のない厚さ 175μ′mのリフターで本
文中に定義したH(基準面よりフィルム厚みを含んだリ
フターまでの距離)が4姻であるカールを有するリフタ
ーを作成し、磁気ディスクのカートリッジに組み込み、
実施例1と同様にして、トルクの測定及びエラーテスト
を行ったが、トルクが高く、ディスクの回転不良をきた
し、テストを中止した。
文中に定義したH(基準面よりフィルム厚みを含んだリ
フターまでの距離)が4姻であるカールを有するリフタ
ーを作成し、磁気ディスクのカートリッジに組み込み、
実施例1と同様にして、トルクの測定及びエラーテスト
を行ったが、トルクが高く、ディスクの回転不良をきた
し、テストを中止した。
表 1
1)本文中に規定した、フィルム厚みを含んだリフター
と基準面との距離。
と基準面との距離。
1fMJを営理基準として、長短で表示したもの。
第1図は3.5インチ磁気ディスクカートリッジの1例
を示す組立図、第2図は本発明に用いられるリフターの
断面図、及び第3図は従来のリフターを示す断面図であ
る。図面において 1・・・上部シェル 2・・・センタープレー
ト3A、3B・・・ライナー 4・・・メタルハブ5
・・・接着剤 6・・・磁気ディスク7・
・・リフター 8・・・下部シェル9・・・
シャッター 10・・・シャッター・スプリング 11A、11B・・・磁気ヘッド挿入ロア1A、21B
・・・自由端部 72・・・接着端部73・・・折り
目 74・・・折り曲げ角度75・・・基
準面 α・・・折り曲げ角度H・・・リフ
ターと基準面の距離 特許出願人 帝 人 株 式 会 社 代 理 人 弁理士 前 1) 純 薄筒
1図 第3図 第?図
を示す組立図、第2図は本発明に用いられるリフターの
断面図、及び第3図は従来のリフターを示す断面図であ
る。図面において 1・・・上部シェル 2・・・センタープレー
ト3A、3B・・・ライナー 4・・・メタルハブ5
・・・接着剤 6・・・磁気ディスク7・
・・リフター 8・・・下部シェル9・・・
シャッター 10・・・シャッター・スプリング 11A、11B・・・磁気ヘッド挿入ロア1A、21B
・・・自由端部 72・・・接着端部73・・・折り
目 74・・・折り曲げ角度75・・・基
準面 α・・・折り曲げ角度H・・・リフ
ターと基準面の距離 特許出願人 帝 人 株 式 会 社 代 理 人 弁理士 前 1) 純 薄筒
1図 第3図 第?図
Claims (4)
- (1)不織布からなるライナーを磁気ディスク表面に弾
接しせめるリフターであって、熱可塑性樹脂から成型さ
れ、厚さが100μm乃至200μmのフィルム状のも
のであって、かつ前記磁気ディスク表面に弾接せしめる
ための折曲げ部分を実質的に有さない磁気ディスクカー
トリッジに供するリフター。 - (2)磁気ディスク、該磁気ディスクを回転可能に収納
し得る硬質ケース、該硬質ケースの内側に設けられたク
リーニング用のライナー、及び該硬質ケースと該ライナ
ーとの間に設けられたリフターからなる磁気ディスクカ
ートリッジにおいて、前記リフターからなる磁気ディス
クカートリッジにおいて、前記リフターが熱可塑性樹脂
から成型された厚さ100μm乃至300μmのフィル
ムであって、その一端が硬質ケースの内表面に固着され
かつその他端部分は湾曲して前記ライナーを弾接する状
態にあって、前記ライナーが前記磁気ディスク表面に接
触するようになしたことを特徴とする磁気ディスクカー
トリッジ。 - (3)リフターが硬質ケース内面に固着された部分近傍
において、該リフターが折曲げられずに他端部分が湾曲
してなる特許請求の範囲第2項記載の磁気ディスクカー
トリッジ。 - (4)硬質ケースの内面に一端を固着されたリフターが
少くとも1箇設けられてなる特許請求の範囲第2項記載
の磁気ディスクカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6484186A JPS62223868A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | リフタ−及び磁気デイスクカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6484186A JPS62223868A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | リフタ−及び磁気デイスクカ−トリツジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62223868A true JPS62223868A (ja) | 1987-10-01 |
Family
ID=13269855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6484186A Pending JPS62223868A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | リフタ−及び磁気デイスクカ−トリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62223868A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63231776A (ja) * | 1987-03-19 | 1988-09-27 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 磁気デイスク装置用リフタ− |
-
1986
- 1986-03-25 JP JP6484186A patent/JPS62223868A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63231776A (ja) * | 1987-03-19 | 1988-09-27 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 磁気デイスク装置用リフタ− |
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