JPS6222314Y2 - - Google Patents

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JPS6222314Y2
JPS6222314Y2 JP4463585U JP4463585U JPS6222314Y2 JP S6222314 Y2 JPS6222314 Y2 JP S6222314Y2 JP 4463585 U JP4463585 U JP 4463585U JP 4463585 U JP4463585 U JP 4463585U JP S6222314 Y2 JPS6222314 Y2 JP S6222314Y2
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JP
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chute
rollers
foreign matter
supply chute
sieve residue
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JP4463585U
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JPS61162394U (ja
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  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は下水処理工程において発生する篩渣
を効率よく圧縮、脱水するとともに、異物を自動
的に取出すようにした下水篩渣脱水機に関するも
のである。
従来技術 下水処理工程において発生する篩渣を脱水する
装置としては、従来種々のものが知られている
が、これらはそれぞれ以下のような欠点がある。
例えば、実公昭56−53270号公報に記載するもの
は、筒内でプランジヤにより篩渣を圧縮して脱水
するようにしており、脱水効率は良いが筒内への
被処理物の供給およびプランジヤによる圧縮の各
工程が間欠的となるために全体的な処理効率が悪
いという欠点がある。またスクリユー式脱水機も
知られており、この場合は脱水効率はよいが、ス
クリユーの羽根と脱水用穴を有するケーシングと
の間で篩渣を圧縮して脱水するために、篩渣の中
に木片等の異物が混入している場合にはスクリユ
ーの羽根を損傷するという欠点がある。
さらに特公昭55−38238号公報に記載されてい
る装置は、上下のローラ間に篩渣を通して圧縮、
脱水するようにしており、この装置では篩渣がロ
ーラ間に食い込まれれば確実に圧縮、脱水され、
かつその水分は下部ロータの外周を伝わつて落下
するため、圧縮した篩渣に再び吸収されることが
防止されて脱水効率は高い。しかしながら、ロー
ラ間への供給部はシユートを湾曲させているだけ
であつて下水篩渣の自重によつてローラ間に送り
込まれるようにしているために、篩渣が食い込ま
れにくく、また食い込まれずにシユートの先端部
に滞留した篩渣を取除くのは手作業によつている
ために非常に手間がかかる。またローラ間に食い
込まれずに滞留した篩渣を放置して運転を続ける
と、篩渣が徐々に増大してシユートから溢れ出す
おそれがある。また上記ローラ間への食い込みを
促進するために、シユートを揺動させたり、ロー
ラに爪を設けたりすることも提案されているが、
篩渣は種類、性状、形状、大きさ等が種々雑多で
あるために、上記手段によつては食い込みを良く
する効果は小さい。
考案の目的 この考案は、このような従来の欠点を解消する
ためになされたものであり、ローラ間に篩渣を確
実に食い込ませることができるようにし、しかも
篩渣中に異物が発生した場合でも容易に除去する
ことができる下水篩渣脱水機を提供するものであ
る。
考案の構成 この考案は、上下一対のローラと、このローラ
間に向つて延びる供給シユートと、この供給シユ
ート上の被処理物を上記ローラ間に押込むプツシ
ヤーと、上記供給シユート上に被処理物を供給す
る投入ホツパーと、上記ローラの出口側に配置さ
れた篩渣排出口と、上記ローラの下側に形成され
た排水シユートと、上記供給シユートの下側に形
成された異物排水シユートと、上記供給シユート
上の異物を異物排出シユートに送り出す送り出し
手段とを有するものである。このように上下一対
のローラ間に被処理物を強制的に送り込ませる手
段を具備させるとともに、異物の排出手段を具備
させることにより効率のよい処理が行われるよう
にしている。
実施例 第1図において、上下一対のローラ1,2の前
方にはこのローラ1,2間に向つて延びる水平の
供給シユート3が配置され、ローラ1,2の反対
側(出口側)には篩渣排出シユート6が形成さ
れ、また上記供給シユート3の上側には被処理物
用の投入ホツパー5が設けられている。上記供給
シユート3上にはプツシヤー4が設けられ、この
プツシヤー4は油圧シリンダ等からなる駆動装置
40により前進、後退移動して供給シユート3上
の被処理物(篩渣)を上記ローラ1,2間に押込
むように構成されている。また上記ローラ2の下
側には排水シユート7が形成され、その側部には
異物排出シユート9が形成され、この異物排出シ
ユート9は通常は切替えダンパー8によつて閉じ
られている。この切替えダンパー8が異物排出シ
ユート9を閉じるb位置にあるときには排水シユ
ート7が開かれ、a位置にあるときには異物排出
シユート9が開かれる。
上記供給シユート3は枠10に保持されてロー
ラ1,2間に向つて進退可能に構成され、油圧シ
リンダ等からなる駆動手段30により進退する。
そしてこの供給シユート3が仮想線に示すように
後退した際には、上記切替えダンパー8がa位置
に移動して異物排出シユート9を開くようにして
いる。供給シユート3が後退するのは、供給シユ
ート3上にローラ1,2間に食い込まれない異物
が存在する場合であり、この場合に異物を下方に
落下させて異物排出シユート9へ送り出すためで
ある。このような送り出し手段としては、供給シ
ユート3を後退させて異物を落下させる手段の他
に、供給シユート3は固定させておいてプツシヤ
ー等の押圧手段によつて供給シユート3上から押
出すようにしてもよい。しかし、この場合異物が
供給シユート3とローラ1,2との間に食い込ま
れた状態となつている場合には、ローラ1,2を
一旦逆転させてから押出し手段で押出す必要があ
り、この点上記供給シユート3を後退させるよう
にした場合はローラ1,2を逆転させなくても異
物を排出することができるという利点がある。
なお、ローラ2を伝わる水分を排水シユート7
へ落下させるために、通常は切替えダンパー8は
b位置に配置させておくが、切替えダンパー8を
多孔板で構成して水が通過できるようにすれば、
切替えダンパー8を常にa位置に配置させておく
ようにしてもよい。
第2図はこの考案の別の実施例を示し、供給シ
ユート31は上下一対のローラ1,2間に延び、
この供給シユート31上の篩渣を進退可能なプツ
シヤー4でローラ1,2間に押込むようにしてい
る点は上記実施例と同じであるが、この構成では
供給シユート31は軸32周りに回転可能に構成
され、駆動手段33によつて軸32周りに回転す
ることにより仮想線に示す位置まで後退して供給
シユート31上の異物を落下させるようにしてい
る。またローラ2の下側には排水シユート70
と、脱水篩渣および異物を排出させる排出シユー
ト69と、それらの間に配置された多孔板80と
が設けられている。
上記第1図の構成において、図示しない駆動手
段によりローラ1,2は矢印方向に回転し、また
供給シユート3上には被処理物である篩渣が投入
ホツパー5から供給される。そして駆動手段40
によりプツシヤー4が前進してその篩渣をローラ
1,2間に押込み、強制的に食い込ませる。ロー
ラ1,2間を通過した篩渣は圧縮されることによ
り脱水され、篩渣排出シユート6から排出され
る。一方、脱水による水分はローラ2の表面を伝
わつて下方に落下し、排水シユート7から排出さ
れる。排出された脱水篩渣は焼却処分され、また
異物は埋立てまたは焼却処分される。
上記操作において、プツシヤー4は前進、後退
を繰返し、投入ホツパー5からの篩渣を間欠的に
ローラ1,2間に埋込むが、ローラ1,2の回転
は連続してなされるために、脱水処理は連続して
行われる。この操作中に、篩渣中にローラ1,2
間に食い込ませることができない木片等の異物が
発生した場合には、図示しない検知手段によつて
それを検知し(例えばプツシヤー4がある程度以
上前進しないことを検知し)、駆動手段30によ
つて供給シユート3を後退させるとともに、切替
えダンパー8をb位置からa位置へ切替え、これ
によつて異物を供給シユート3上から異物排出シ
ユート9へ排出させる。
なお、ローラ1,2はそれらの間に食い込まれ
た篩渣を脱水して反対側へ送り出すとともに、水
分は下側のローラ2を伝わつて下向きに落下させ
ることにより脱水篩渣と水分とを分離させるよう
にしているので、ローラ1とローラ2とは上下関
係に配置させることが必要である。しかし、厳密
に鉛直上下関係でなくてもよく、上側のローラ1
が第1図においてやや右寄りに配置されていて、
篩渣が下側のローラ2の最も高い部分を乗り越え
た後に上下のローラ1,2間に食い込まれるよう
にしてもよく、この場合には篩渣が下側のローラ
2の最も高い部分を通過する前にも脱水が行われ
るという利点がある。
また第2図の構成においても作用効果は上記の
ものとほぼ同じであるが、この構成では異物を脱
水篩渣とともに焼却処分する場合に適するよう
に、両者を同時に取出すようにしており、このた
め構成が簡単であるという利点がある。
上記のように、脱水処理は連続して行われると
ともに篩渣を強制的にローラ1,2間に食い込ま
せるために食い込みは確実に行われ、またローラ
1,2間に食い込ませることができない異物が発
生した場合には自動的にかつ迅速にそれを除去す
ることができ、このため脱水を非常に効率よく行
なうことができる。
考案の効果 以上説明したように、この考案は上下一対のロ
ーラにより下水篩渣を圧縮、脱水する装置におい
て、ローラ間に向つて被処理物を強制的に押込む
押込み手段を設けるとともに、異物を自動的に排
出する異物排出手段を設けたものであり、ローラ
への食い込が確実になされ、効率よく脱水処理さ
れるとともに、異物が発生した場合でも容易に排
出することができるために篩渣の脱水を効率よく
行うことができ、全体の操業効率も優れたもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す装置の全体説
明図、第2図は別の実施例を示す説明図である。 1,2……ローラ、3……供給シユート、4…
…プツシヤー、5……ホツパー、6……篩渣排出
シユート、7……排水シユート、9……異物排出
シユート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下一対のローラと、このローラ間に向つて延
    びる供給シユートと、この供給シユート上の被処
    理物を上記ローラ間に押込むプツシヤーと、上記
    供給シユート上に被処理物を供給する投入ホツパ
    ーと、上記ローラの出口側に配置された篩渣排出
    口と、上記ローラの下側に形成された排水シユー
    トと、上記供給シユートの下側に形成された異物
    排出シユートと、上記供給シユート上の異物を異
    物排出シユートに送り出す送り出し手段とを有す
    ることを特徴とする下水篩渣脱水機。
JP4463585U 1985-03-27 1985-03-27 Expired JPS6222314Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4463585U JPS6222314Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4463585U JPS6222314Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61162394U JPS61162394U (ja) 1986-10-08
JPS6222314Y2 true JPS6222314Y2 (ja) 1987-06-06

Family

ID=30557388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4463585U Expired JPS6222314Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6222314Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61162394U (ja) 1986-10-08

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