JPS6222260Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6222260Y2 JPS6222260Y2 JP1984021459U JP2145984U JPS6222260Y2 JP S6222260 Y2 JPS6222260 Y2 JP S6222260Y2 JP 1984021459 U JP1984021459 U JP 1984021459U JP 2145984 U JP2145984 U JP 2145984U JP S6222260 Y2 JPS6222260 Y2 JP S6222260Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punching
- head
- fitting
- punching head
- grip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 23
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 16
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は事故等で破損変形したボデーの外板表
面を元通りの形状に修復させる作業において用い
られる車体板金用打ち出し工具の改良に関するも
のである。
面を元通りの形状に修復させる作業において用い
られる車体板金用打ち出し工具の改良に関するも
のである。
従来用いられている車体板金用打ち出し工具と
しては板金ハンマーがあるが、この板金ハンマー
ではドアー部分の様に外板と内板とが一体になつ
た個所では内板の存在によつて外板の打ち出し作
業ができず、このため従来は板金ハンマーが使用
できる様にまず内板を切り取つてしまい、打ち出
し作業が終つた時点でこの内板を溶接して元通り
にするという極めて煩雑な作業を必要とし、その
作業のために多くの時間と労力とを要していると
いう問題がある。
しては板金ハンマーがあるが、この板金ハンマー
ではドアー部分の様に外板と内板とが一体になつ
た個所では内板の存在によつて外板の打ち出し作
業ができず、このため従来は板金ハンマーが使用
できる様にまず内板を切り取つてしまい、打ち出
し作業が終つた時点でこの内板を溶接して元通り
にするという極めて煩雑な作業を必要とし、その
作業のために多くの時間と労力とを要していると
いう問題がある。
そこで本考案ではドアーの内板には通常大小複
数の穴が開設されている点に着目し、この穴を利
用することにより内板を切り取ることなしに外板
の打ち出し作業を能率的に行うことができる自動
車車体板金用打ち出し工具の構造を提供せんとす
るものであり、その要旨とするところは握り部を
備えた柄体と、打ち出し用ヘツド金具との組み合
わせより成り、握り部の下端延長線上には略コ字
状折曲片を介して打ち出し用ヘツド金具を着脱自
在に装着する正多角形状の取付穴を開設すると共
に、打ち出し用ヘツド金具には前記取付穴に対し
任意のヘツド方向にて装着可能な正多角形状取付
軸を備えて成ることを特徴とする自動車車体板金
用打ち出し工具にある。
数の穴が開設されている点に着目し、この穴を利
用することにより内板を切り取ることなしに外板
の打ち出し作業を能率的に行うことができる自動
車車体板金用打ち出し工具の構造を提供せんとす
るものであり、その要旨とするところは握り部を
備えた柄体と、打ち出し用ヘツド金具との組み合
わせより成り、握り部の下端延長線上には略コ字
状折曲片を介して打ち出し用ヘツド金具を着脱自
在に装着する正多角形状の取付穴を開設すると共
に、打ち出し用ヘツド金具には前記取付穴に対し
任意のヘツド方向にて装着可能な正多角形状取付
軸を備えて成ることを特徴とする自動車車体板金
用打ち出し工具にある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図〜第3図はライン出し用の打ち出し用ヘ
ツド金具を装着した場合の一実施例を示すもの
で、図においてAは柄体、Bは打ち出し用ヘツド
金具を示す。
ツド金具を装着した場合の一実施例を示すもの
で、図においてAは柄体、Bは打ち出し用ヘツド
金具を示す。
打ち出し用ヘツド金具Bは打ち出すべき部分の
形状に応じたヘツド面1と断面形状を正多角形状
となした取付軸2により構成され、本実施例では
ライン出しに用いるためヘツド面1の断面形状を
タガネ状となしており、又取付軸2の断面形状を
正六角形となした場合を示している。
形状に応じたヘツド面1と断面形状を正多角形状
となした取付軸2により構成され、本実施例では
ライン出しに用いるためヘツド面1の断面形状を
タガネ状となしており、又取付軸2の断面形状を
正六角形となした場合を示している。
柄体Aは握り部3と略コ字状折曲片4により構
成される。即ち握り部3は略コ字状折曲片4の上
方自由端部より上方へ向けて垂直に連設されると
共に、略コ字状折曲片4の下方自由端部には前記
打ち出し用ヘツド金具Bを着脱可能に装着するた
めの装着部5を備え、この装着部5の下面には握
り部3の延長線上にほぼ一致する様に断面形状を
正多角形状となした取付穴6が開設されている。
この取付穴6が前記打ち出し用ヘツド金具Bにお
ける取付軸2と同じ正六角形状であれば柄体Aに
対するヘツド面1の取り付け角度の変更が一応可
能となるが、その角度変更が60度ごとにしか行え
ない。このため本実施例では2つの正六角形を互
いに30度ずらして重合した状態の断面形状となす
ことによつて30度ごとの角度変更が行える様にな
している。
成される。即ち握り部3は略コ字状折曲片4の上
方自由端部より上方へ向けて垂直に連設されると
共に、略コ字状折曲片4の下方自由端部には前記
打ち出し用ヘツド金具Bを着脱可能に装着するた
めの装着部5を備え、この装着部5の下面には握
り部3の延長線上にほぼ一致する様に断面形状を
正多角形状となした取付穴6が開設されている。
この取付穴6が前記打ち出し用ヘツド金具Bにお
ける取付軸2と同じ正六角形状であれば柄体Aに
対するヘツド面1の取り付け角度の変更が一応可
能となるが、その角度変更が60度ごとにしか行え
ない。このため本実施例では2つの正六角形を互
いに30度ずらして重合した状態の断面形状となす
ことによつて30度ごとの角度変更が行える様にな
している。
なお、ヘツド面1の形状としては第5図イ〜ハ
にその一例を示すが、その他打ち出すべき部分の
形状や作業工程に応じた各種の形状のものが用い
られる。
にその一例を示すが、その他打ち出すべき部分の
形状や作業工程に応じた各種の形状のものが用い
られる。
又、図中7は取付穴6内に装着された取付軸2
の抜け落ち防止用球体、8は同押圧用スプリング
を示す。
の抜け落ち防止用球体、8は同押圧用スプリング
を示す。
本実施例では上記構成より成るため第4図に示
す様に事故等により内側にへこんだドアーCの外
板9を打ち出す場合に、同へこみ部分と対応する
内板10に穴がない場合であつても、その近辺に
ある穴11を利用してへこんだ外板9の打ち出し
作業が行えるものである。即ち柄体Aに備える略
コ字状折曲片4を利用することにより打ち出し用
ヘツド金具Bを近くの穴11から挿入して内板1
0を迂回させ、もつてへこみ部分に打ち出し用ヘ
ツド金具のヘツド面を当てがつた状態でその垂直
延長線上に柄体Aの握り部3を位置せしめること
ができ、従つて内板10の外部において握り部3
の頭部をハンマー等で打撃することによりその直
下に位置する外板9の打ち出し作業が容易に行え
るものである。なお、この場合において打ち出す
べき外板9のへこみ部分と内板10における穴1
1の位置関係はへこみ個所や車種の相違によつて
多種多様であるが、柄体Aに対する打ち出し用ヘ
ツド金具Bの取付角度を変更することによりヘツ
ド面1が最適の方向に向く様に当てがうことがで
きるわけである。
す様に事故等により内側にへこんだドアーCの外
板9を打ち出す場合に、同へこみ部分と対応する
内板10に穴がない場合であつても、その近辺に
ある穴11を利用してへこんだ外板9の打ち出し
作業が行えるものである。即ち柄体Aに備える略
コ字状折曲片4を利用することにより打ち出し用
ヘツド金具Bを近くの穴11から挿入して内板1
0を迂回させ、もつてへこみ部分に打ち出し用ヘ
ツド金具のヘツド面を当てがつた状態でその垂直
延長線上に柄体Aの握り部3を位置せしめること
ができ、従つて内板10の外部において握り部3
の頭部をハンマー等で打撃することによりその直
下に位置する外板9の打ち出し作業が容易に行え
るものである。なお、この場合において打ち出す
べき外板9のへこみ部分と内板10における穴1
1の位置関係はへこみ個所や車種の相違によつて
多種多様であるが、柄体Aに対する打ち出し用ヘ
ツド金具Bの取付角度を変更することによりヘツ
ド面1が最適の方向に向く様に当てがうことがで
きるわけである。
なお、上記実施例では本案をもつぱら打ち出し
用として用いる場合につき説明したが、その他ド
リーとして用いうることはもとよりである。又、
ハンマー等による打撃に代えて油圧等により押圧
する様にしてもよいものである。
用として用いる場合につき説明したが、その他ド
リーとして用いうることはもとよりである。又、
ハンマー等による打撃に代えて油圧等により押圧
する様にしてもよいものである。
以上詳細に説明した如く本考案によれば、略コ
字状折曲片の存在とヘツド金具の取付角度を変更
可能となしたことにより、面倒な内板の切り取り
作業及び板金後の溶接作業等を全く行うことな
く、内板の穴を有効に利用して板金作業を迅速か
つ能率的に行うことができ、作業能率を大幅に向
上し得るだけでなく、内板部分の仕上りが美し
く、しかも内板の溶接時における位置ずれによる
ウインドガラス開閉機構の作動不良等を生ぜしめ
ることもない等の多くの効果を発揮するものであ
る。
字状折曲片の存在とヘツド金具の取付角度を変更
可能となしたことにより、面倒な内板の切り取り
作業及び板金後の溶接作業等を全く行うことな
く、内板の穴を有効に利用して板金作業を迅速か
つ能率的に行うことができ、作業能率を大幅に向
上し得るだけでなく、内板部分の仕上りが美し
く、しかも内板の溶接時における位置ずれによる
ウインドガラス開閉機構の作動不良等を生ぜしめ
ることもない等の多くの効果を発揮するものであ
る。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は第1図−線における拡大断面図、第3図
は第2図−線における断面図、第4図は使用
状態を示す断面説明図、第5図イ,ロ,ハは打ち
出し用ヘツド金具の他の例を示す拡大斜視図であ
る。 図中、A:柄体、B:打ち出し用ヘツド金具、
2:取付軸、3:握り部、4:略コ字状折曲片、
6:取付穴。
図は第1図−線における拡大断面図、第3図
は第2図−線における断面図、第4図は使用
状態を示す断面説明図、第5図イ,ロ,ハは打ち
出し用ヘツド金具の他の例を示す拡大斜視図であ
る。 図中、A:柄体、B:打ち出し用ヘツド金具、
2:取付軸、3:握り部、4:略コ字状折曲片、
6:取付穴。
Claims (1)
- 握り部を備えた柄体と、打ち出し用ヘツド金具
との組み合わせより成り、握り部の下端延長線上
には略コ字状折曲片を介して打ち出し用ヘツド金
具を着脱自在に装着する正多角形状の取付穴を開
設すると共に、打ち出し用ヘツド金具には前記取
付穴に対し任意のヘツド方向にて装着可能な正多
角形状取付軸を備えて成ることを特徴とする自動
車車体板金用打ち出し工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2145984U JPS60136814U (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 自動車車体板金用打ち出し工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2145984U JPS60136814U (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 自動車車体板金用打ち出し工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60136814U JPS60136814U (ja) | 1985-09-11 |
JPS6222260Y2 true JPS6222260Y2 (ja) | 1987-06-06 |
Family
ID=30512873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2145984U Granted JPS60136814U (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 自動車車体板金用打ち出し工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60136814U (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48800U (ja) * | 1971-05-24 | 1973-01-08 | ||
JPS4883495U (ja) * | 1972-01-12 | 1973-10-11 |
-
1984
- 1984-02-16 JP JP2145984U patent/JPS60136814U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60136814U (ja) | 1985-09-11 |
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