JPS62221324A - 手洗機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業ヒの利用分野〉 本発明は手洗水を吐出して手の洗浄を行う手洗機に関す
る。

〈従来の技術〉 従来、この種の手洗機としては、手動により手洗水吐出
装置から手洗水を吐出させて手を洗うもの、手洗機を使
用する人を感知して手洗水吐出装置から自動的に手洗水
を吐出するもの等積々の構造が知られているが、例えば
後者の代表的なものとして第６図に示す実開昭５０−６
０２４３号公報のものがある。

この第６図のものについて説明すると、手洗水吐出装置
（１０１）　、水石けん吐出装＠（１０２）　、乾燥装
置（１０３）をケーシング（１０４）内に収容して手洗
器本体（ｉｏｓ）の１方に配設し、感知部（１０６）に
よる使用者感知により手洗水吐出装置（１０１）　、水
石けん吐出装置１１ｉ（１０２）　、乾燥袋′ｃｉ（１
０３）　ヲ’ｌ気的に：制御して所定の順序で断続的に
作動させるものである。

しかし、この第６図のものは、殺菌装置を備えていない
ため、手の殺菌や手洗器本体（１０５）のボール部の殺
菌をすることができず、ボール部内面に汚れが付着した
場合には、雑菌が繁殖し、手の洗浄中に誤って該ボール
部内面に接触づると手に雑菌が付着する恐れがある。

そこで、本願出願人は手及び手洗器本体のボール部の殺
菌のために手及びボール部を照射するＪ：うに紫外線ラ
ンプを装備した手洗機を開発しようとしている。

しかし乍ら、紫外線ランプは使用者の手に長時間に亙っ
て照！ｌＦＩすると皮膚に悪影響を与える恐れがあると
いう問題がある。

〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明が解決しようとする問題点は、紫外線が手に照射
されないようにボール部を殺菌することである。

く問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解消するために本発明が講する技術的手段
は、手洗器本体の上方に設けた紫外線ランプと、使用者
を感知する感知部と、この感知部の作動に基づいて上記
紫外線ランプへの通電をＯＮ・ＯＦＦする制御部とを備
え、前記感知部が使用者を感知して出力がある時は紫外
線ランプへの通電を停止せしめたことを特徴とするもの
である。

〈作用〉 本発明は感知部が使用者を感知した時のみ紫外線ランプ
への通電を停止して消灯させ、使用者を感知していない
時は紫外線ランプに通電して点灯させるものである。

〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

この実施例は第１図に示す如く手洗器本体（１）を取付
枠（２）に載置固定してこれらをケーシング（３）で覆
い、該手洗器本体（１）の上方に位置する取着プレート
（２ａ）に紫外線ランプ（５）を配備した場合を示すも
のである。

手洗器本体（１）は陶１１器や合成樹脂等により略すり
林状に形成して内部にボール部（１ａ）を形成すると共
に、その上面から前面中途部に亙って斜め上向きに開口
し、底面には排水口（図示せず）を開穿してこれに排水
管（１ｂ）を接続する。

ケーシング（３）は取付枠（２）の外側面に取付けられ
、その前面部には手洗器本体（１）のボール部（１ａ）
開口に対応して手差し込み用の開口部（３ａ）を開設す
る。

手差し込み用の開口部（３ａ）はボール部（１ａ）の開
口より小さく、その開口縁には内方へ折曲されて通水リ
ム（１Ｃ）内側に延び、ケーシング（３）と手洗器本体
（１）との隙間を隠す筒状部（３ｂ）が形成され、該筒
状部（３ｂ）に感知部（４）を構成する光電検出器をそ
の投射光線が開口部（３ａ）を横断し、手洗いのために
開口部（３ａ）からボール部（１ａ）内に挿入される手
に当るように装着する。

また、上記取付枠（２）は上部が手洗器本体（１）の背
後を通って手洗器本体（１）上方迄伸びており、その上
端部に取着プレート（２ａ）を手洗器本体（１）の上方
に位置して略水平状に設け、該取着プレート（２ａ）の
下面には紫外線ランプ（５）を固着する。

上記紫外線（５）はボール部（１ａ）に紫外線を照射し
てボール部（１ａ）内面を殺菌するもので、両端に電極
ビン（ＳａＨ５ａ）を備えた棒状のランプに形成され、
取着プレート（２ａ）下面に支持体（５ｂ）（５ｂ）を
介して設けられる一対のソケット（５Ｃ）（５ｃ）間に
上記電極ビン（５ａ）（５ａ）を挿入して架装され、ボ
ール部（１ａ）に臨む。

ソケット（５ｃ）（５ｃ）はその外面を覆ってキャップ
状の防水カバー（５ｄ）（５ｄ）を装着し、該カバー（
５ｄ）（５ｄ）により紫外線ランプ（５）の電極部を被
覆する。

また、ソケット（５ｃ）（５ｃ）に接続するコード（５
ｅ）（５ｅ）は防水カバー（５ｄ）（５ｄ）の底壁部を
挿通して該カバー（５ｄ）（Ｓｄ）外に引き出され、こ
れらの先端をＦ記取付枠（２）の下部前面に固着した制
御部（６）に連結する。

制御部（６）は上記感知部（４）及び紫外線ランプ（５
）に夫々電気的に連絡すると共に電源とも電気的に連絡
し、感知部（４）の感知信号に基づいて所定の信号を発
生し、紫外線ランプ（５）への通電を自動的に制御して
いる。

また、υ制御部（６）には紫外線ランプ（５）への通電
を０Ｎ−ＯＦＦする手動スイッチ（６ａ）を設け、該手
動スイッチ（６ａ）は一旦ＯＮ状態に操作するとそのＯ
Ｎ状態を自己保持するようになっている。

即ち、紫外線ランプ（５）は第４図に示すブ０ツク図の
如く制御され、先ず通常は制御部（６）に設けた手動ス
イッチ（６ａ）で点灯回路（６ｂ）を作動させることに
より紫外線ランプ（５）に通電し続けて点灯させている
。この状態でボール部（１ａ）内に挿入された手を感知
部（４）が感知すると、オンディレー回路（６Ｃ）へ感
知信号を出力し、これがＴ１時間例えば１秒以内の場合
キャンセルされ、紫外線ランプ（５）の無用な消灯を防
止している。

上記感知信号がＴ１時間以上オンディレー回路（６Ｃ）
に入力されると、メモリー回路（６ｄ）に出力し該メモ
リー回路（６ｄ）からの出力で上記点灯回路（６ｂ）を
リセットすることにより紫外線ランプ（５）への通電を
停止して消灯させる。

その後、使用者がボール部（１ａ）内より手を引き出ず
と、感知部（４）からオフディレー回路（６ｅ）へ出力
しこれが１２時間例えば１秒以内の場合はキャンレルさ
れ、オフディレー回路（６ｅ）への人力がＴ２時間以上
ある時には上記メモリー回路（６ｄ）にリセット信号を
出力して該メモリー回路（６ｄ）から点灯回路（６ｂ）
へのリセット信号を停止させることにより紫外線ランプ
（５）に通電して点灯させる。

尚、紫外線ランプ（５）制御のブロック図は第４図に示
されるものに限定されず、例えば第５図に示す如く感知
部（４）からの感知信号で直接点灯回路（６ｂ）をリセ
ットすることにより紫外線ランプ（５）への通電を停止
して消灯させるようにしても良い。

一方、上記紫外線ランプ（５）の前方には該ランプ（５
）から照射される紫外線が直接使用者の目に入らないよ
うに遮蔽板（５ｆ）を設けて前方への照射される紫外線
を遮蔽する。

更に、前記ケーシング（３）内には紫外線ランプ（５）
と同様に、上記感知部（４）による使用者の感知に基づ
いてその作動を制御部（６）により電気的に制御される
手洗水吐出装置（ア）、ボール洗浄装置（８）、石けん
液吐出装置（９）及び乾燥装置（１０）を配備している
。

手洗水吐出装置（７）は給水源に連絡する手洗水供給管
（７ａ）と、この手洗水供給Ｗ（７ａ）の中途部に設け
た電磁フラッシュバルブ（７ｂ）と、加熱タンク（７Ｃ
）と、手洗水供給管（７ａ）先端に接続された手洗水吐
出用シャワーノズル（７ｄ）とからなり、上記電磁フラ
ッシュバルブ（７ｂ）の作動によりシャワーノズル（７
ｄ）から温水を吐出して手洗用に供するものである。

ボール洗浄装置（８）は、手洗器本体（１）のボール部
（１ａ）開口内周面に環状に形成した通水リム（１Ｃ）
に給水する洗浄水供給管（８ａ）と、この洗浄水供給管
（８ａ）中途部に設けられ電磁フラッシュバルブ（８ｂ
）とからなり、上記フラッシュバルブ（８ｂ）の作動に
より通水リム（１Ｃ）の底面に多数開穿した流水孔（１
ｄ）・・・からボール部（１ａ）内面に洗浄水を流して
洗浄するものである。

石けん液吐出装Ｕ（９）は石けん液容器（９ａ）と、石
けん液吐出ノズル（９ｂ）と、これら容器（９ａ）とノ
ズル（９ｂ）とを連絡する石けん液供給管（９Ｃ）と、
該石けん液供給管（９Ｃ）中途に配備した電磁ポンプ（
９ｄ）からなり、上記電磁ポンプ（９ｄ）の作動により
、石けん液を容器（９ａ）からノズル（９ｂ）に送り、
これを該ノズル（９ｂ）から吐出して手洗用に供するも
のである。

乾燥装置（１０）は送風ファン（１０ａ）及び加熱ヒー
ター（１０ｂ）を内装した従来周知の温風発生機（ｉｏ
ｃ）と、これに連絡した温風吹き出しノズル（１０ｄ）
とからなり、該ノズル（１０ｄ）から温風を吹き出し、
手洗後の濡れた手の乾燥に供するものである。

尚、上記手洗水吐出装置（７）、ボール洗浄装置（８）
、石けん液吐出装置（９）及び乾燥装置（１０）は手動
スイッチにより任意に作動停止するようにしても良い。

（発明の効果〉 本発明は上記の構成であるから、以下の利点を有する。

■　感知部が使用者を感知した時のみ紫外線ランプへの
通電を停止して消灯させ、使用者を感知していない時は
紫外線ランプに通電して点灯させるので、手に紫外線が
照射されず皮膚に悪影響を与えることがないと共にボー
ル部内面は殺菌され、手の洗浄中に誤って接触したとし
ても手に雑菌が付着することがなく清潔である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す手洗機の縦断正面図、
第２図は同縦断側面図で一部切欠して示し、第３図は要
部を拡大して示す縦断正面図、第４図は紫外線ランプ制
御の１０ツク図、第５図は紫外線ランプ制御のブロック
図の変形例を示し、第６図は従来の手洗機の一例を示す
正面図で一部切欠して示しである。 １・・・手洗器本体　　　４・・・感知部５・・・紫外
線ランプ　　６・・・制御部将　許　出　願　人　　　
東陶機器株式会社第３図 つ３ 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 手洗器本体の上方に設けた紫外線ランプと、使用者を感
   知する感知部と、この感知部の作動に基づいて上記紫外
   線ランプへの通電をＯＮ・ＯＦＦする制御部とを備え、
   前記感知部が使用者を感知して出力がある時は紫外線ラ
   ンプへの通電を停止せしめてなる手洗機。