JPS622212A - 導波路型光学素子 - Google Patents

導波路型光学素子

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JPS622212A
JPS622212A JP14048785A JP14048785A JPS622212A JP S622212 A JPS622212 A JP S622212A JP 14048785 A JP14048785 A JP 14048785A JP 14048785 A JP14048785 A JP 14048785A JP S622212 A JPS622212 A JP S622212A
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JP
Japan
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thickness
layers
glass
thin film
light
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Pending
Application number
JP14048785A
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English (en)
Inventor
Yasuo Hiyoshi
日良 康夫
Hidemi Sato
秀己 佐藤
Aizo Kaneda
金田 愛三
Shigeharu Tsunoda
重晴 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、シングルモードの光通信に使用される導波路
型光学素子に関するものである。
〔発明の背景〕
カルコグナイドガラスの一種であるAl1183ガラス
は、近赤外領域の光透過性が良好であるため、光通信用
導波路用材料として検討されてきている。
また上記ガラスは、電子ビームを照射すると、照射され
た部分に構造変化が生じ、その結果として屈折率が上昇
することから、各種薄膜導波路型光学素子への応用が検
討されている。この光学素子の構成は、第3図に示すよ
うに、シリコン単結晶の基板(1)とSin、薄膜(2
)から成るバッファ層とこの上に形成したAl183が
ラメ薄膜導波路(3)から成っている。上記構成の光学
素子の最大の欠点として、シングルモード発振の発光素
子(半導体レーデ)または、シングルモードの光ファイ
バーから出た光を効率良(As1S3ガラス薄膜導波路
に入射させることがきわめて難しいことが挙げられる。
その理由は、As SBガラス薄膜導波路の場合、シン
グルモードの光のみが導波される厚みが通常1μm程度
と薄いため、これに直接光を導波させるのが困難である
からである。この解決策として従来よシ通常使用されて
いる方法は、ルチル(Tie、)などのプリズムを薄膜
導波路上に設置し、これを介して光を入射させるもので
ある。しかるにこの方法は、ルチルプリズムを薄膜導波
路に対して所定の荷重で押えつけて、プリズムと薄膜導
波路との間に隙間を発生しないようにしなければ、光の
結合効率が良くならないため、素子の形状が大形化する
。また導波される光の量は、入射光に対して60チ程度
で、結合効率が低下する。さらにルチルプリズムは高価
であるため、素子自体の価格が高価になるなどの欠点を
有する。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、シングルモードの光のみが導波され、
かつ入射光の結合効率の高いAs1S3ガラス薄膜導波
路およびこれを用いた光学素子を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は前記の目的を達成するため、光導波路層となる
AalSlがラス薄膜の厚さを3〜lOμmと厚くし、
これにより入射光の結合効率を高め、かつ上記光導波路
に導波される光がシングルモードになるようにAs1S
3よりも屈折率の稍小さいAltss + x(x=0
.2〜2.0)ガラス薄膜をバッファ層として構成した
ことを特徴とするものである。なお上記XはAs+とS
との比のパラメータである。すなわち、光導波路の厚さ
を大きくすれば、半導体レーデおよび光ファイバと直接
結合()々ツドジオイント)することができるので、結
合効率を向上することができるが、その反面光導波路層
の厚みを大きくすると、前記のようにシングルモードの
光を入射しても光導波路内に種々のモードの光が発生し
やすくなる欠点がある。そこで本願発明者は種々実験の
結果、As2S3に対してSの含有率を増加したAs1
S1+ x (x=0.2〜2.0 )ガラスを使用す
ることにより上記Aa!S3よシも屈折率が稍小さくな
ることを見い出したので、これを導波路形光電素子に応
用するため、バッファ層として光導波路層の上部および
下部に形成し、これによシ種々のモードの光の発生を防
止してシングルモールドになるように構成したことを特
徴とするものである。
なお上記Xを0.2〜2とした理由は、たとえば第2図
に示す如く、横軸にAs18gにおσるXのパラメータ
とし、縦軸に屈折率としたときの波長を0.6328μ
m、温度を3℃におけるAs2 s、 + x ガラス
の屈折率から明らかな如く、AalSlにおけるXが0
.2以下のときには、屈折率の差が小となシ、光のとじ
込め効果がなくなってもはやAs1S3がラス薄膜が光
導波路としての機能をしなくなるので、上記Xの最小値
を0.2にしたのである。またXの最大値を2.0とし
た理由は、仮にXが2.0よシ大きい場合には、光導波
路層に種々のモードの光が導波されてシングルモードの
導波路としての機能をしなくなるためである。ざらに上
記光導波路層を挾持する上下のバッファ層の組成すなわ
ち、As1S3におけるXは同一であっても良いし、異
なる組成でも良いが、モードの単一性をよシ完全なもの
とするためには、両者を同一組成することが好ましい0 〔発明の実施例〕 以下本発明の実施例について詳細に説明する。
(実施例1) 第2図は本発明を2次元導波路に実施した場合を示す断
面図である。同図において、4はシリコン単結晶の基板
、5,6は・ぐツファ層にして2SとAsとを所定の割
合で混合し、これを石英がラスチューブに入れて真空状
態にする。ついで、 500〜SOO℃で加熱串混合・
溶融したのち、急冷して作成し、これを真空蒸着−ス・
ぐツタリングなどの方法によシ下方のバッファ層5を上
記基板4上に成膜する。また上記バッフ1層5,6の厚
さは、とくに限定するものでないが、これらの間に介挿
される光導波路層7の光のとじ込め効果が十分に得られ
るように最小0.02μm以上にすることが望ましい。
一方厚さの上限に関しては、該バッファ層5.6を作成
する上での作業性を考慮して2μm以下にするのが妥当
である。さらに上記バッファ層5.6の上記以外の構成
としては、光導波路層7および該バッファ層5,6を水
分あるいはその他の汚染から保護するため、該バッファ
層5,6上に有機物、無機物あるいは金属物の薄膜を形
成する方法。または、金属のケース、fラスチックのケ
ース内に収納する方法など使用目的に応じて適正な方法
を選定することが好ましい。
つぎに本発明の応用して本実施例における上方のバッフ
ァ層6を成膜する前に光導波路層7に電子ビームを照射
して照射した部分の屈折率を高めて3次元の光導電路を
形成したシ回折格子あるいは薄膜レンズを形成したりす
ることができる。すなわち、ティ、スハラ、エトアール
二二しクトロンーピームーインデュウストソフラクディ
プーインデックスチェンジオプアモルファスセミコンダ
クター7+#ニジエイ、アブルフィズ、ゲル14.ナン
バ7、ピー1079(1975)  (T、 5uha
ra、 atal :F:1ectron −Beam
 −1nduasd Rafractive −Ind
ex Changeof  Asorphous  S
em1conductors  :  J、Appl、
Phya 、  vol。
14、、 No、 7 、 P 1079 (1975
) )  にはAg2 BB薄膜に電子ビームを照射す
ると、照射された部分の屈折率が高くなることが記載さ
れている。上記3次元光導波路の形成、回折格子、薄膜
レンズの形成は、基本的には上記の文献に記載されてい
る現象を応用したものである。なお、3次元光導波路、
回折格子、薄膜レンズなどを形成したのち、前記Asβ
3+Xがラス薄膜のバッファ層を形成することによシ本
発明の光学素子が得られる。
(実施例2) 3次元光導波路の作成 シリコン単結晶基板(31nchφ、厚さ0.8m+)
を40℃に加熱し、真空蒸着法にてAs1S3.5がラ
ス薄膜から成るバッファ層を形成した。真空蒸着の条件
は真空度2.5 X 10−’鴫Hg、膜成長速度s0
1/s。
得られたAt2 S3,5の膜厚は0.5μmであり、
その屈折率は2.385であった。上記バッファ層材き
シリコン基板上にAs1Ssガラス光導波路層を上記真
空蒸着条件で形成した。得られたAsl5.が2ス光導
波路の膜厚は8μmであり、その屈折率は2.40であ
った。この様にして得た基板上に電子ビームを照射した
。電子ビーム照射条件は、加速電圧15kV、電荷量1
0−3クーロンで巾5μm、長さ31nch電子ビーム
を照射した。しかるのちこの基板上に前記したのと同一
組成、同一厚さのバッファ層を同一蒸着条件で形成しシ
ングルモード化3次元光導波路を作成した。
ファイバコアから上記導波路中に光をバットジ3インド
して1.3μmのシングルモード光を導入した。結合効
率65チで通過損失の小さいシングルモード光導波路で
あることが確認された。なお、本実施例におけるファイ
バコアの径は8μmで、導波路の厚さはこれと略同−の
8μmである。
(実施例3) 回折格子の作成 シリコン単結晶基板(31nchφ、厚さ0.8m)を
40℃に保持り、アルゴンイオンのス/4’ツタリング
法にてAs1S、4.fラス薄膜から成るバクレア層を
形成した。ス・ぐツタリング条件は真空度5 X IF
”mm上。
膜成長速度は50X/s、得られたAs2544の膜厚
は0.7μmであり、その屈折率は2.310であった
。上記バッフ7層付きシリコン基板上にAs1S1ガラ
ス光導波路層を上記スパッタ条件で形成した。得られた
As2S3 jfシラス導波路の膜厚は、4μmであシ
、その屈折率は、2.40であった。この様にして得た
基板上に電子ビームを照射して、回折格子を作成した。
電子ビームの照射条件は、加速電圧25kV、 電荷量
10−3クーロンで、0.5μm巾の格子を500本作
った。しかる后にこの基板上に前記したのと同一組成、
同一厚さのバッファ層を同一ス・9ツタリング条件で作
成し、シングルモード化導波路型回折格子を作成した。
上記ファイバコアから上記回折素子に光をノ々ットノヨ
イントして1.3μmのシングルモードのレーデ光を導
入した結果、回折格子によシ回折されることが確認され
た。なお、ファイバコアの径は約4μmで、導波管の厚
さはこれと略同−の4μmである。
〔発明の効果〕
本発明により、シングルモードの光通信に必要な光導波
路が容易に得られる。とくに本発明ではバッファ層と光
導波路層の組成がきわめて類似しているため、界面の接
着性が良好であシ、信頼性の高い光学素子が得られる。
本発明を応用すると、実施例に示した素子以外に、各種
のシングルモード光用の薄膜レンズ、カッグラ、分岐器
2分波合波器が生産性良く得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す2次元光導波路の断面図
、第2図は硫化砒素ガラスの組成と屈折率との関係を示
す図、第3図は従来の光導波路の断面図である。 1.4・・・光学素子用基板、2,5.6・・・バッフ
ァ層、3,7・・・光導波路層。 代理人 弁理士 秋 本 正 実 。第1図 第2図 A、9283モ疋L;おける(

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、As_2S_3ガラス薄膜の光導波路層と、この光
    導波路層を介挿し、As_2S_3+x(x=0.2〜
    2.0)(xは砒素に対する硫黄のパラメータ)ガラス
    薄膜で、厚さ3〜10μmに形成されたバッファ層とか
    ら構成されていることを特徴とする光導波路型光学素子
    。 2、前記As_2S_3+x(x=0.2〜2.0)ガ
    ラス薄膜は電子ビーム照射により所望の光学素子を構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光導
    波路型光学素子。
JP14048785A 1985-06-28 1985-06-28 導波路型光学素子 Pending JPS622212A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011187520A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Ckd Corp ソレノイド駆動回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011187520A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Ckd Corp ソレノイド駆動回路
CN102782779A (zh) * 2010-03-05 2012-11-14 Ckd株式会社 螺线管驱动电路
CN102782779B (zh) * 2010-03-05 2014-04-09 Ckd株式会社 螺线管驱动电路

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