JPS62220831A - 仮動的試験装置 - Google Patents
仮動的試験装置Info
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- JPS62220831A JPS62220831A JP61064255A JP6425586A JPS62220831A JP S62220831 A JPS62220831 A JP S62220831A JP 61064255 A JP61064255 A JP 61064255A JP 6425586 A JP6425586 A JP 6425586A JP S62220831 A JPS62220831 A JP S62220831A
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Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は供試体に変位を付加するだめのアクチュエータ
、その時の反力を計測するためのロードセル、供試体の
変位を計測する変位計およびアクチュエータ反力を受け
持つ反力壁、計測された反力を用いて次ステップの反応
を計算するためのディジタル計J!′機を備えた仮動的
試験装置に関する。
、その時の反力を計測するためのロードセル、供試体の
変位を計測する変位計およびアクチュエータ反力を受け
持つ反力壁、計測された反力を用いて次ステップの反応
を計算するためのディジタル計J!′機を備えた仮動的
試験装置に関する。
[従来の技術]
仮動的試験装置とは、従来の振動台実験装置の代わシに
用いられるものであり、実物大構造物ないしは振動台に
のらないような大聖模型に対し、油圧加振機によって静
的な変位を加えながらその反力特性を計測し、地震応答
をシミュレーションする装置である。
用いられるものであり、実物大構造物ないしは振動台に
のらないような大聖模型に対し、油圧加振機によって静
的な変位を加えながらその反力特性を計測し、地震応答
をシミュレーションする装置である。
第2図は従来のこの種の仮動的試験装置の概要を示す図
で、1は供試体、2a、2bは上記供試体1に加える荷
重を受ける加力梁、3a。
で、1は供試体、2a、2bは上記供試体1に加える荷
重を受ける加力梁、3a。
3bは供試体1に変位を与えるためのアクチュエータ、
4a+(bは上記アクチュエータJa。
4a+(bは上記アクチュエータJa。
3bの反力を計測するだめのロードセル、5は上記アク
チュエータ3 a * 3 bの反力を受けるための反
力壁、6m、6bは上記供試体1の変位を計測するため
のマグネスケールである。
チュエータ3 a * 3 bの反力を受けるための反
力壁、6m、6bは上記供試体1の変位を計測するため
のマグネスケールである。
上記構成の従来の倣動的試験装置による試験は、以下述
べるような原理に基いて行なわれる。
べるような原理に基いて行なわれる。
先ず供試体1の運動方程式は次式で示される。
[Mコ (Xo)+[C](:xe)+[K](Xc)
=−[Mコ[EコX0 ・・・(1)[M];質量行列 [Cコ;減衰行列 [K];剛性行列 [X、コ;変位ベクトル(計算値) Xo;地動加速度 ここで[K]は供試体1の非線形特性を含む剛性行列で
ある。[K]については線形領域では実験的に求めるこ
とが可能であるが、降伏後の非線形特性については不明
な場合が多い。そこで倣動的試験においては[K] (
Xc)の代りにアクチュエータ3h、3bで変位を付加
した場合の反力をロードセル4a 、4bで計測し、そ
の値を用いる。したがって本試験においては(1)式の
代りに次式を用いることになる。
=−[Mコ[EコX0 ・・・(1)[M];質量行列 [Cコ;減衰行列 [K];剛性行列 [X、コ;変位ベクトル(計算値) Xo;地動加速度 ここで[K]は供試体1の非線形特性を含む剛性行列で
ある。[K]については線形領域では実験的に求めるこ
とが可能であるが、降伏後の非線形特性については不明
な場合が多い。そこで倣動的試験においては[K] (
Xc)の代りにアクチュエータ3h、3bで変位を付加
した場合の反力をロードセル4a 、4bで計測し、そ
の値を用いる。したがって本試験においては(1)式の
代りに次式を用いることになる。
[M] (Xc)+[cコ(ko)+(fm)=−[M
][EコX。 ・・・・・・ (2)(fm)
;ロードセルによって計測された反力(2〕式を用い中
央差分法によシ次ステップの反応を求め、その反応値を
アクチュエータ3a。
][EコX。 ・・・・・・ (2)(fm)
;ロードセルによって計測された反力(2〕式を用い中
央差分法によシ次ステップの反応を求め、その反応値を
アクチュエータ3a。
3bに指令値として与え、供試体1にその分だけ強制変
位を与え、その時のロードセル4a。
位を与え、その時のロードセル4a。
4bの反力を再び計測し、その値をまた(2)式にもど
してさらに次のステップの反応を求める、という手順で
(2)式の時刻歴応答を求めていく。
してさらに次のステップの反応を求める、という手順で
(2)式の時刻歴応答を求めていく。
ところで従来は以下に示すとおりの変位付加手段を用い
ていた。多層構造の供試体1のj層のt時刻における強
制付加変位量は次式で与えられる。
ていた。多層構造の供試体1のj層のt時刻における強
制付加変位量は次式で与えられる。
ΔXJt ” Xcjt −Xejt−1・・・・・−
・・(3)ΔXjt;j層のt時刻における強制変位付
加量(変位増分) Xcjt : を時刻におけるj層の反応変位計算値X
cj(−1; t−1時刻におけるj層の応答変位計算
値(3)式で与えられる強制変位を実際にアクチュエー
タJa a 3bを用いて与える際、アクチュエータJ
a a 3bの指令としては制御用コンピューター(不
図示)を介しである離散化された指令値(ピット数)t
−与え、徐々に変位を付加していく。なお1ピット当り
の変位をどの程度のものにするかということは、初期の
段階で実験的に求めておく。そして上記付加されて込く
変位量を、マグネスケール6aa6bで計測し、変位到
達目標値Xejtよシ計測された変位量が小さい場合に
はさらに指令ビットを与えXcjtに近付けていく。そ
して変位量がXcjtを超えると引き戻し操作を行なう
が、その際Xcjtthε(8;許容誤差設定値)内に
変位量が収まると、そこでホールドするというシステム
を周込ている。
・・(3)ΔXjt;j層のt時刻における強制変位付
加量(変位増分) Xcjt : を時刻におけるj層の反応変位計算値X
cj(−1; t−1時刻におけるj層の応答変位計算
値(3)式で与えられる強制変位を実際にアクチュエー
タJa a 3bを用いて与える際、アクチュエータJ
a a 3bの指令としては制御用コンピューター(不
図示)を介しである離散化された指令値(ピット数)t
−与え、徐々に変位を付加していく。なお1ピット当り
の変位をどの程度のものにするかということは、初期の
段階で実験的に求めておく。そして上記付加されて込く
変位量を、マグネスケール6aa6bで計測し、変位到
達目標値Xejtよシ計測された変位量が小さい場合に
はさらに指令ビットを与えXcjtに近付けていく。そ
して変位量がXcjtを超えると引き戻し操作を行なう
が、その際Xcjtthε(8;許容誤差設定値)内に
変位量が収まると、そこでホールドするというシステム
を周込ている。
この場合、変位付加を徐々に行なうためΔXjtがグラ
スの時にはXcjtより小さめにホールドされがちであ
る。すなわち変位が Xejt−ε< Xmj t < Xa j t”mj
t”実際にj層が到達した変位 とな〕がちである。またΔXjtがマイナスの場合には Xcjt < Xmjt < Xcjt + #となプ
がちである。ここでεを小さくしていくと1ビツト当シ
の変位量が供試体1の特性等によっである値以下にはな
らないため、Xcjt±ε内になかなか収束し難くなり
、試験に長時間を要することになる。このため、Cはあ
まり小さくできない。ここで δj=Xaj−xrnj==・(’) Xcj;j層の変位計算値 XmjS j層の変位計測値 6121層の誤差量 とおくと ”mj = Xcj−δj ・・・・・・・
・・(5)となシ、計測されたロードセル反力はδjだ
け誤差を含んだ値となる。すなわち、 (fm)=[Kコ(Xm)=[Kコ(x、−月となシ、
実際に解かれるのは(1)式の代りに次式となる。
スの時にはXcjtより小さめにホールドされがちであ
る。すなわち変位が Xejt−ε< Xmj t < Xa j t”mj
t”実際にj層が到達した変位 とな〕がちである。またΔXjtがマイナスの場合には Xcjt < Xmjt < Xcjt + #となプ
がちである。ここでεを小さくしていくと1ビツト当シ
の変位量が供試体1の特性等によっである値以下にはな
らないため、Xcjt±ε内になかなか収束し難くなり
、試験に長時間を要することになる。このため、Cはあ
まり小さくできない。ここで δj=Xaj−xrnj==・(’) Xcj;j層の変位計算値 XmjS j層の変位計測値 6121層の誤差量 とおくと ”mj = Xcj−δj ・・・・・・・
・・(5)となシ、計測されたロードセル反力はδjだ
け誤差を含んだ値となる。すなわち、 (fm)=[Kコ(Xm)=[Kコ(x、−月となシ、
実際に解かれるのは(1)式の代りに次式となる。
[Mコ(Xc)+[Cコt*c)+[K] (Xc−δ
)=−[Mコ[E]X0・・・(6)またδは前述のよ
うに ΔX>Oの時・・・δ〉0 ΔX(Oの時・・・δく0 となシがちである。極端な場合にはδ=εと考えると誤
差の特性は第3図に示すような傾向をもつ特性となる。
)=−[Mコ[E]X0・・・(6)またδは前述のよ
うに ΔX>Oの時・・・δ〉0 ΔX(Oの時・・・δく0 となシがちである。極端な場合にはδ=εと考えると誤
差の特性は第3図に示すような傾向をもつ特性となる。
以後この特性をアンダーシュート特性と称す。仮に供試
体1が1自由度系の場合、(6)式は次のようになる。
体1が1自由度系の場合、(6)式は次のようになる。
Mxc+CXc+K(Xo−リt g (x、) )
=−yrx。
=−yrx。
Kが線形領域におhては
MXc+CXc+KXc=→繰。+xgatg(xlり
−=(7)となり、Xcが仮に固有振動数で振動
した場合丸(速度)が正の場合にはKtの大きさの誤差
に基く見かけ上の外力がプラス側に働き、ますます振動
を増加させるように作動する。また、父。
−=(7)となり、Xcが仮に固有振動数で振動
した場合丸(速度)が正の場合にはKtの大きさの誤差
に基く見かけ上の外力がプラス側に働き、ますます振動
を増加させるように作動する。また、父。
が負の場合には同様の外力がマイナス側に働き、Kεの
力は見かけ上質の減衰として作用する。このKtの力を
1サイクル当りのエネルギに換算すると4にε・a(a
;i動振幅)となり、これを通常の粘性減衰係駿に置換
すると ω;固有円振動数 となる。したがって系の持つ合計の減衰係数はCT;系
の持つ合計の減衰係数 C;もともと系が持つ減衰係数 となり、CTがマイナスの場合、系が発散傾向となり、
振幅が増大する。振幅aがふえると(8)式のC,が減
少するため、どこかでCTが零となシ、振幅はそこで収
束する。
力は見かけ上質の減衰として作用する。このKtの力を
1サイクル当りのエネルギに換算すると4にε・a(a
;i動振幅)となり、これを通常の粘性減衰係駿に置換
すると ω;固有円振動数 となる。したがって系の持つ合計の減衰係数はCT;系
の持つ合計の減衰係数 C;もともと系が持つ減衰係数 となり、CTがマイナスの場合、系が発散傾向となり、
振幅が増大する。振幅aがふえると(8)式のC,が減
少するため、どこかでCTが零となシ、振幅はそこで収
束する。
多自由度系についても同様な現象となる。多自由度系の
場合には(6)式を線形領域でモード展開すると次式と
なる。
場合には(6)式を線形領域でモード展開すると次式と
なる。
(X、)=ηα1(φl) ・・・・・・・・・
(9)(φ1) : を次固有振動モードベクトルにi
次モモ−ダルダンピン グI;1次固有円振動数 βl;1次刺激係数 Mi4;1次有効質量 ε、;j層の許容設定誤差量 ここで応答(Xe)に対し第を次成分が卓越した場合に
は(9)式は近似的に次式となる。
(9)(φ1) : を次固有振動モードベクトルにi
次モモ−ダルダンピン グI;1次固有円振動数 βl;1次刺激係数 Mi4;1次有効質量 ε、;j層の許容設定誤差量 ここで応答(Xe)に対し第を次成分が卓越した場合に
は(9)式は近似的に次式となる。
(Xo)ζαt〔φt) ・・・・・・・・・α9
また第を次に対する運動方程式は次式となる。
また第を次に対する運動方程式は次式となる。
(1つ式はl自由度系と同様にftが見かけ上の負減衰
となり、見かけ上のモーダルダンピングは次式となる。
となり、見かけ上のモーダルダンピングは次式となる。
αLo ”第を次モード成分の振幅
したがって2次モードに対する合計のモーダルダンピン
グは hLT = hL −hts となりh tTがマイナスになる第を次成分が発散傾向
となり、htT;0となるα6゜まで第を次成分の振動
が増加する。
グは hLT = hL −hts となりh tTがマイナスになる第を次成分が発散傾向
となり、htT;0となるα6゜まで第を次成分の振動
が増加する。
またこのような現象は全ノーでアンダーシュート特性を
示していなくてもモード分解してモーダル成分で見て♀
ンダーシーート特性を示していればそのモードは発散傾
向になる。すなわち′第1次モードに関する変位増分は
次式となる。
示していなくてもモード分解してモーダル成分で見て♀
ンダーシーート特性を示していればそのモードは発散傾
向になる。すなわち′第1次モードに関する変位増分は
次式となる。
Δα2αlet −a、1ct−1°°°1°°°0°
(至)46181次モードに関する変位増分 α1゜、・α1ct−1” を及びti時刻における1
次モード変位計算値また1次モード成分に着目した誤差
量は次式となる。
(至)46181次モードに関する変位増分 α1゜、・α1ct−1” を及びti時刻における1
次モード変位計算値また1次モード成分に着目した誤差
量は次式となる。
δl=αic−αim
(13,01式で示されるモーダル変位増分Δαiおよ
びδiに対し Δαi>Oの時・・・・・・・・・δ1〉0Δαi(0
の時・・・・・・・・・δi<0のような特性を示して
おれば、そのモードに対して誤差はアンダーシュート特
性を呈し、そのモード変位は発散傾向を示す。
びδiに対し Δαi>Oの時・・・・・・・・・δ1〉0Δαi(0
の時・・・・・・・・・δi<0のような特性を示して
おれば、そのモードに対して誤差はアンダーシュート特
性を呈し、そのモード変位は発散傾向を示す。
第4図〜第7図はこのような実験結果例を示す図である
。第4図は供試体IAの概要を示す図で有り、第5図(
a) (b)は実験波形例を示す図である。第5図(j
L) (b)においてはRFL 、 2F’Lのアクチ
ュエータ反力が2次固有値で発散している。
。第4図は供試体IAの概要を示す図で有り、第5図(
a) (b)は実験波形例を示す図である。第5図(j
L) (b)においてはRFL 、 2F’Lのアクチ
ュエータ反力が2次固有値で発散している。
また第6図(&)(b)は各階層誤差分析結果であシ、
RFL 、 ZFLとも、第3図に示したようなアンダ
ーシュート傾向を示してAる。また第7図(、) (b
)は1次モード、2次モードに分解した誤差の分析結果
であり、2次モードに対してアンダーシュート的傾向を
示している。
RFL 、 ZFLとも、第3図に示したようなアンダ
ーシュート傾向を示してAる。また第7図(、) (b
)は1次モード、2次モードに分解した誤差の分析結果
であり、2次モードに対してアンダーシュート的傾向を
示している。
以上のような場合には振動が発散して試験不能あるいは
特定モードが異常に卓越し、正解とは著しくことなると
いう欠点を有する。この対策として変位の到達誤差に基
く力が見かけ上置の減衰でなく、正の減衰になるように
′FA整する手段すなわち ΔX>Oの時・・・・・・J(Q ΔX<Oの時・・・・・・δ〉0 なる特性(以後この特性をオーバーシュート特性と称す
)となるように計算値XcKわざとある値ξ。Big(
ΔX)1r−足して見かけ上の計算値Xc+ξ。
特定モードが異常に卓越し、正解とは著しくことなると
いう欠点を有する。この対策として変位の到達誤差に基
く力が見かけ上置の減衰でなく、正の減衰になるように
′FA整する手段すなわち ΔX>Oの時・・・・・・J(Q ΔX<Oの時・・・・・・δ〉0 なる特性(以後この特性をオーバーシュート特性と称す
)となるように計算値XcKわざとある値ξ。Big(
ΔX)1r−足して見かけ上の計算値Xc+ξ。
sig(ΔX)をアクチュエータに指令値として与える
手段がとられていた。この場合、実際の変位到達値はΔ
Xが正の場合、 Xc+ξ。−g<xm<x、+ξ。
手段がとられていた。この場合、実際の変位到達値はΔ
Xが正の場合、 Xc+ξ。−g<xm<x、+ξ。
となり、ξ。〉君としておけば真の計算値Xcよりもち
の方が犬きくな)、ΔX〉0の場合δくOとなる。また
ΔX(Oの場合も同様である。
の方が犬きくな)、ΔX〉0の場合δくOとなる。また
ΔX(Oの場合も同様である。
しかしながら上記手段において、ξ。を各階層毎に一定
の値ξjoに選んだ場合には次のような欠点を生じる。
の値ξjoに選んだ場合には次のような欠点を生じる。
すなわちこの場合には誤差モード展開すると、C13式
で示されるΔ町とへ4式で示してアンダーシュート特性
が残存する場合もある。
で示されるΔ町とへ4式で示してアンダーシュート特性
が残存する場合もある。
第8図〜第11図はこのような実験結果例を示す図であ
る。第8図は供試体IBの概要を示す図であり、第9図
(a)(b)は実験波形例を示す図である。第9図(、
) (b)においてアクチュエータ反力が高周波で発散
しているのがわかる。第10図(、) (b) (、)
は各層の誤差分析結果(RFL、 、 6FL 。
る。第8図は供試体IBの概要を示す図であり、第9図
(a)(b)は実験波形例を示す図である。第9図(、
) (b)においてアクチュエータ反力が高周波で発散
しているのがわかる。第10図(、) (b) (、)
は各層の誤差分析結果(RFL、 、 6FL 。
5FLの例)を示す図である。図示の如くいずれもオー
バーシュート特性を示していることがわかる。また第1
1図(−) (b) (c)は各モードに分解した後の
誤差分析結果(1次、5次、6次の例)を示す図である
。図示の如く1次モードに対してはオーバーシュート特
性を示しているが、5次、6次に対してはアンダーシュ
ート傾向を示しており、アクチュエータ反力が発散した
ものとなる。このように全層オーバーシュートさせるべ
く一律にオーバーシュート量ξj0を与えても効果がな
いことがわかる。
バーシュート特性を示していることがわかる。また第1
1図(−) (b) (c)は各モードに分解した後の
誤差分析結果(1次、5次、6次の例)を示す図である
。図示の如く1次モードに対してはオーバーシュート特
性を示しているが、5次、6次に対してはアンダーシュ
ート傾向を示しており、アクチュエータ反力が発散した
ものとなる。このように全層オーバーシュートさせるべ
く一律にオーバーシュート量ξj0を与えても効果がな
いことがわかる。
[発明が解決しようとする問題点コ
上記したように、従来の倣動的試験装置においては高周
波卓越問題が生じる。
波卓越問題が生じる。
そこで本発明は高周波卓越問題が生じることのない倣動
的試験装置を提供することを目的とする。
的試験装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するだめの手段]
本発明は上記問題点を解決し、目的を達成するために次
のような手段を講じたことを特徴としている。すなわち
、各時間ステップ毎に計測された各層の変位量を用いて
各撮動モードに分解する手段と、この手段にて分解され
た各振動モード成分がすべてオーバーシュート特性を持
つような各層毎の制御量を演算する手段と、この手段に
て演算された制御量を応答計算値に加えて見かけ上の計
算値を算出しアクチ、二一タの変位指令値となす手段と
を備えたことを特徴としている。
のような手段を講じたことを特徴としている。すなわち
、各時間ステップ毎に計測された各層の変位量を用いて
各撮動モードに分解する手段と、この手段にて分解され
た各振動モード成分がすべてオーバーシュート特性を持
つような各層毎の制御量を演算する手段と、この手段に
て演算された制御量を応答計算値に加えて見かけ上の計
算値を算出しアクチ、二一タの変位指令値となす手段と
を備えたことを特徴としている。
[作用コ
上記手段を講じたことにより、振動の発散が抑制され、
所定モードの異常卓越現象の発生が防止されることにな
る。
所定モードの異常卓越現象の発生が防止されることにな
る。
[実施例コ
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。本実施例は多自由度系に本発明を適用した例であり
、すべてのモードに対して正の減衰を付加する手段ヲ講
じたものとなっている。なお、第2図と同一部分には同
一符号を付し詳しい説明は省略する。
る。本実施例は多自由度系に本発明を適用した例であり
、すべてのモードに対して正の減衰を付加する手段ヲ講
じたものとなっている。なお、第2図と同一部分には同
一符号を付し詳しい説明は省略する。
第1図に示すように、アクチュエータJam4bで計測
されたアクチュエータ反力は、ルΦ変換器7 a h
7 bによりディジタル信号に変換され、信号flL、
fbとして変位制御器8に入力する。この変位制御器8
には制御用コンピュータ9から時間的に離散化された指
令値が順次与えられる。変位制御器8については後で詳
細に説明するが、所定時間間隔で計測されたアクチュエ
ータ反力信号を用いて各振動モードに分解し、各振動モ
ードがすべてオーバーシュート特性をもつような各層毎
の制御量(補正:i)を演算し、これをディジタル計算
機10に与える。
されたアクチュエータ反力は、ルΦ変換器7 a h
7 bによりディジタル信号に変換され、信号flL、
fbとして変位制御器8に入力する。この変位制御器8
には制御用コンピュータ9から時間的に離散化された指
令値が順次与えられる。変位制御器8については後で詳
細に説明するが、所定時間間隔で計測されたアクチュエ
ータ反力信号を用いて各振動モードに分解し、各振動モ
ードがすべてオーバーシュート特性をもつような各層毎
の制御量(補正:i)を演算し、これをディジタル計算
機10に与える。
ディジタル計算機10にはマグネスケール6a。
6bによって計測された供試体1の変位量ya。
ybが供給される。かくしてディジタル計算機10にお
いて、応答計算値が算出され、かつこれに変位制御器8
からの制御i(補正量)X4゜XbTが加えられ、見か
け上の計算値が得られる。
いて、応答計算値が算出され、かつこれに変位制御器8
からの制御i(補正量)X4゜XbTが加えられ、見か
け上の計算値が得られる。
この計算値はアクチュエータ変位指令値信号v1゜vb
として送出される。上記信号V、 、 VbはIIMA
変換器11*、11bによりアナログ信号に変換され、
比較器12*、12bをそれぞれ経由し、さらに増幅器
13*、13bを介してアクチュエータJa、、?bに
供給されるものとなりている。なお上記比較器12m、
12bにはアクチュエータJ a * J bに付設さ
れている変位センサ14a、14bからそれぞれ変位信
号がフィードバックされ、目標変位に到達するように制
御される 次に本装置の特徴点である変位制御器8の機能について
説明する。第1次モードに対してオーバーシュート特性
を与えるためには Δαi)0の場合・・・・・・α。l−αmi < 0
Δα、くOの場合・・・・・・αeI−αml>0(φ
1) : s次回有振動モードベクトルMl’ : 1
次有効質量 [Mコ;供試体の質量行列 (Xc):変位の計算値ベクトル (Xm);変位の計測値ベクトル となればよい。
として送出される。上記信号V、 、 VbはIIMA
変換器11*、11bによりアナログ信号に変換され、
比較器12*、12bをそれぞれ経由し、さらに増幅器
13*、13bを介してアクチュエータJa、、?bに
供給されるものとなりている。なお上記比較器12m、
12bにはアクチュエータJ a * J bに付設さ
れている変位センサ14a、14bからそれぞれ変位信
号がフィードバックされ、目標変位に到達するように制
御される 次に本装置の特徴点である変位制御器8の機能について
説明する。第1次モードに対してオーバーシュート特性
を与えるためには Δαi)0の場合・・・・・・α。l−αmi < 0
Δα、くOの場合・・・・・・αeI−αml>0(φ
1) : s次回有振動モードベクトルMl’ : 1
次有効質量 [Mコ;供試体の質量行列 (Xc):変位の計算値ベクトル (Xm);変位の計測値ベクトル となればよい。
したがってΔαl)Oの時には
α =α、+ξ、 (C1≧〇一定値)ml
C11 Δαi(Oの時には cLmt = ”cl−ξi となるように、見かけ上αeiにC1sig(Δα1)
だけ計算値を補正すればよい。ここでξ、につ込てはも
ともと変位制御システム上、各1惜の変位がεj(1層
の許容設定誤差)だけアンダーシュートする傾向を持つ
ため、この値t−1次モードに展開した値、すなわち より大きめに設定される。かくして (δ。)工t10sig (Δα1)(φI)
・・・・・・・・・(1Gで示される補正量がディ・ノ
タル計算機10へ出力される。ディジタル計算機10で
は、前述したように上記補正量を各層の計算値(Xo)
に加え、これを見かけ上の変位計算値としてアクチュエ
−夕3m 、3bに与える。その結果、全モードに正の
減衰が付加される。
C11 Δαi(Oの時には cLmt = ”cl−ξi となるように、見かけ上αeiにC1sig(Δα1)
だけ計算値を補正すればよい。ここでξ、につ込てはも
ともと変位制御システム上、各1惜の変位がεj(1層
の許容設定誤差)だけアンダーシュートする傾向を持つ
ため、この値t−1次モードに展開した値、すなわち より大きめに設定される。かくして (δ。)工t10sig (Δα1)(φI)
・・・・・・・・・(1Gで示される補正量がディ・ノ
タル計算機10へ出力される。ディジタル計算機10で
は、前述したように上記補正量を各層の計算値(Xo)
に加え、これを見かけ上の変位計算値としてアクチュエ
−夕3m 、3bに与える。その結果、全モードに正の
減衰が付加される。
[発明の効果]
本発明は所定時間毎に計測された各層の変位量を用いて
各振動モード忙分解し、各振動モード毎にすべてオーバ
ーシュート特性となるような補正量を各層毎〈求め、と
の補正量を指令値に加えるように構成したものである。
各振動モード忙分解し、各振動モード毎にすべてオーバ
ーシュート特性となるような補正量を各層毎〈求め、と
の補正量を指令値に加えるように構成したものである。
したがって本発明によれば、振動の発散か抑制され、各
モードにおける異常卓越現象の発生を防止することので
きる倣動的試験装置を提供できる。
モードにおける異常卓越現象の発生を防止することので
きる倣動的試験装置を提供できる。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。第2図〜第11図は従来例を説明するための図で、
第2図は装置の概要を示す側面図、第3図は誤差(アン
ダーシュート)特性を示す線図、第4図〜第7図は第1
の実験結果例を示す図、第8図〜第11図は第2の実験
結果例を示す図である。 1・・・供試体、2a * 2b・・・加力梁、3a。 3b・・・アクチュエータ反力、4a+4b・・・ロー
ドセル、5…反力壁、6a、6b・・・マグネスケール
。 出願人復代理人 弁理士 鈴 江 武 彦01 口 第2 口 二 ε 第3 図 u1w8°OuuuuZ’0 5M (a) 【 第6 口 第7図 第10図 第11図
る。第2図〜第11図は従来例を説明するための図で、
第2図は装置の概要を示す側面図、第3図は誤差(アン
ダーシュート)特性を示す線図、第4図〜第7図は第1
の実験結果例を示す図、第8図〜第11図は第2の実験
結果例を示す図である。 1・・・供試体、2a * 2b・・・加力梁、3a。 3b・・・アクチュエータ反力、4a+4b・・・ロー
ドセル、5…反力壁、6a、6b・・・マグネスケール
。 出願人復代理人 弁理士 鈴 江 武 彦01 口 第2 口 二 ε 第3 図 u1w8°OuuuuZ’0 5M (a) 【 第6 口 第7図 第10図 第11図
Claims (1)
- 供試体に変位を付加するためのアクチュエータ、その時
の反力を計測するためのロードセル、供試体の変位を計
測する変位計およびアクチュエータ反力を受け持つ反力
壁、計測された反力を用いて次ステップの反応を計算す
るためのディジタル計算機を備えた仮動的試験装置にお
いて、各時間ステップ毎に計測された各層の変形量を用
いて各振動モードに分解する手段と、この手段にて分解
された各振動モード成分がすべてオーバーシュート特性
を持つような各層毎の制御量を演算する手段と、この手
段にて演算された制御量を応答計算値に加えて見かけ上
の計算値を算出し前記アクチュエータの変位指令値とな
す手段とを備えたことを特徴とする仮動的試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61064255A JPS62220831A (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | 仮動的試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61064255A JPS62220831A (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | 仮動的試験装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62220831A true JPS62220831A (ja) | 1987-09-29 |
Family
ID=13252882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61064255A Pending JPS62220831A (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | 仮動的試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62220831A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003065902A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-03-05 | Tostem Corp | 建築物構造要素の床倍率試験方法 |
JP2006284340A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Fuji Heavy Ind Ltd | 剛性計測装置、及び、剛性計測方法 |
JP2007040709A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 評価方法及び評価装置 |
-
1986
- 1986-03-24 JP JP61064255A patent/JPS62220831A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003065902A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-03-05 | Tostem Corp | 建築物構造要素の床倍率試験方法 |
JP2006284340A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Fuji Heavy Ind Ltd | 剛性計測装置、及び、剛性計測方法 |
JP2007040709A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 評価方法及び評価装置 |
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