JPS6222011A - 管の超音波肉厚測定方法及び装置 - Google Patents

管の超音波肉厚測定方法及び装置

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JPS6222011A
JPS6222011A JP16167985A JP16167985A JPS6222011A JP S6222011 A JPS6222011 A JP S6222011A JP 16167985 A JP16167985 A JP 16167985A JP 16167985 A JP16167985 A JP 16167985A JP S6222011 A JPS6222011 A JP S6222011A
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wall thickness
ultrasonic
tube
probe
measuring device
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JP16167985A
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Shigetoshi Hyodo
繁俊 兵藤
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、金属管などの肉厚の測定に使用可能な超音波
肉厚測定装置に関するものである。
従来の技術 鋼管や鋼板などの厚さの測定及び検査に、超音波肉厚測
定装置が現在活用されている。その超音波肉厚測定装置
は、例えば、第6図に示すように、構成されている。す
なわち、被測定物10に対して探触子12が位置付けら
れ、その被測定物10と探触子12との間は、図示して
いないが、測定媒体で満たされている。探触子12は、
同期パルス信号発生器14から同期パルスを受けて適当
な時間間隔で高電圧パルスを発生する送信部16の出力
に接続され、高電圧パルスにより超音波パルスを被測定
物10に向けて発するようになされている。
探触子12からの超音波パルスは、被測定物10の表面
10Aで反射し、また、その底面10Bでも反射し、そ
の底面10Bで反射した反射波の一部は表面10Aを通
過し一部は表面10Aで反射し再び底面lOBで反射す
る。従って、探触子12は、それら反射波を受けて、第
7図(a)に示すような、送信パルスT、表面反射パル
スS、第1底面反射パルスB1、第2底面反射パルスB
2 ・・などの受信信号を増幅器18に出力する。
° 増幅器18の出力は、測定ゲートパルス発生器20
に入力され、その測定ゲートパルス発生器20は、第7
図ら)に示すように、被測定物の表面反射波Sと第1底
面反射波B1 との間の時間幅を持つ測定ゲートパルス
Pを発生する。その測定ゲートパルスPは、時間/電圧
変換回路22に人力されて、測定ゲートパルスPの幅に
電圧が比例する電圧信号に変換され、A/D変換器24
に入力される。そのA/D変換器24は、その電圧信号
をデジタル信号に変換し、その出力を受けるデジタル表
示器26は、肉厚測定値を表示する。
以上の超音波肉厚測定装置を使用しての超音波肉厚測定
にふいて、測定ゲートパルスPの幅は、超音波が被測定
物の厚さ方向に往復するに要する時間に対応する。従っ
て、上記超音波肉厚測定装置は、その時間から被測定物
の肉厚を求め測定しているものである。しかし、音波は
、被測定物の       1材料によりその速度が異
なるため、測定ゲートパルスPのパルス幅と電圧信号の
電圧との関係が一律であると、正確な肉厚の測定はでき
ない。
発明が解決しようとする問題点 そこで、時間/電圧回路22を例えば第8図に示すよう
に構成して、測定ゲートパルス幅を電圧信号に変換する
際に、音速による較正をしている。
第8図において、参照番号28は、測定ゲートパルス発
生器20からの測定ゲートパルスPを受けてそのパルス
幅の特命の間導通状態になるゲート回路であり、そのゲ
ート回路28は、一方が定電流源30に接続され、他方
が充電コンデンサ32に接続されている。そのコンデン
サ32のゲート回路側端子は、抵抗R,及び抵抗R2を
介して差動増幅器34の一方の人力に接続されている。
その差動増幅器34の他方の入力は接地され、その出力
は、可変帰還抵抗VRを介して一方の入力に接続されて
いる。従って、その可変帰還抵抗VRを調整することに
より増幅器の利得を設定することができる。更に、抵抗
R1と抵抗R2との間の接続点は、抵抗R3を介してオ
フセットポテンショメータ36の可変出力に接続されて
いる。
以上のような時間/電圧回路22において、ゲート回路
が閉状態にある時間に対応して充電コンデンサ32の電
圧が上昇する。従って、測定ゲートパルスの幅に対応す
る電圧が充電される。その電圧とオフセットポテンショ
メータ36により与えられる電圧との差が抵抗R3とR
3とで分圧され、抵抗R2を介して差動増幅器34に入
力される。従って、差動増幅器34の出力電圧は、測定
ゲートパルスPのパルス幅に対して、オフセット量を持
ち且つ比例関係にある。そして、その比例係数及びオフ
セット量は、それぞれ、可変帰還抵抗VRとオフセット
ポテンショメータ36を調整することにより調整するこ
とができる。
卓の調整は、被測定物と同一材料で作られた既知の厚さ
の試験片を2または3種類用意し、それら試験を超音波
肉厚測定装置で測定したときの測定表示値が、全ての試
験片について既知の厚さに等しくなるまで、測定と調整
を繰り返し実施する。
そのため、実際に被測定物について測定を実施できるま
でに、相当な時間を要した。
更に、上記した超音波肉厚測定装置により被測定物の連
続測定を実施する場合、通常、アナログ記録が採用され
る。そのため、Δ/D変換器24の出力を、D / A
変換してアナログ信号に戻している。
しかし、この場合も、時間/電圧回路22と同様に、オ
フセットと差動増幅器の利得による出力調整を、既知の
厚さの試験片を使用して繰り返し実施する必要がある。
また、上記した測定値較正や記録較正に使用する試験片
は、被測定物と音速が同一でなければならないので、被
測定物から試験片を切り出す必要がある。そのため測定
値較正や記録較正に先立つ準備にも多大な時間がかかる
以上のような従来の超音波肉厚測定装置は、較正及びそ
の準備に多大な時間と労力を必要とする。
そのため、超音波肉厚測定が、近年の検査及び測定のオ
ンラインでの自動処理の傾向にとってネックとなってい
た。特に、しばしば超音波肉厚測定と一緒に実施される
超音波探傷の自動化が著しい進歩を遂げているのに反し
て、超音波肉厚測定は未だ完全に自動化されるに至って
いないために、鋼管や鋼材の検査及び測定がオンライン
自動処理できなかった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の問題を解消し
て、測定前の較正及びその準備に多大な時間と労力を必
要とせず、且つ、超音波肉厚測定をオンラインで自動処
理できる超音波肉厚測定方法及び装置を提供せんとする
ものである。
問題点を解決するための手段 すなわち、それぞれ探触子を有する一対の超音波肉厚測
定装置を使用すると共に、各探触子と管との間に音波伝
達媒体を介在させて、管の肉厚を超音波測定する方法に
して、まず、管と探触子との間に介在する媒体の音速を
測定し、一対の探触子を管の壁を挟むように所定距離互
いに離隔して配置して、上記音速値を利用しての超音波
距離測定により各探触子から管壁表面までの距離を求め
て、上記所定距離と差から管の肉厚を計算し、該肉厚値
に基づいて超音波肉厚測定装置を較正し、次いで、一対
の探触子を管の外側に配置して、上記一対の超音波肉厚
測定装置により超音波肉厚測定を実施することを特徴と
する管の超音波肉厚測定方法が提供される。
更に、本発明によるならば、1つの探触子を有する一対
の超音波肉厚測定装置と、該一対の超音波肉厚測定装置
の探触子を管の直径方向に互いに離隔して位置付けると
共にその離隔距離を任意に調整できる支持機構と、前記
一対の探触子の離隔距離を測定する装置と、前記一対の
超音波肉厚測定装置を制御する演算制御装置とを具備し
ており、前記超音波肉厚測定装置の各々は、各探触子と
管との間の音波伝達媒体中での音速を測定する音速測定
器と、各探触子に接続されて前記音速測定器からの音速
に基づいて探触子と被測定物との間の距離を測定して前
記演算制御装置に出力する超音波距離測定器と、各探触
子に接続されて前記演算制御装置により設定される特性
で超音波肉厚測定を実施する超音波肉厚測定器とを具備
していることを特徴とする管の超音波肉厚測定装置が提
供される。
作用 以上のような本発明による超音波肉厚測定方法において
、探触子と被測定物の管との間の媒体の音速が測定され
、その音速に基づいて、管壁を挟むように位置付けられ
た探触子から被測定物の管表面までの距離が測定され、
その距離と探触子間距離とから管の肉厚を一旦求め、そ
の肉厚値と超音波肉厚測定器の肉厚測定値が一致するよ
うに超音波肉厚測定器が較正される。従って、被測定物
の音速を求めるための試験片を使用することなく超音波
肉厚測定装置を較正できる。それ故、被測定物の材料が
変わるごとに、被測定物から試験片を2以上作成し、そ
れら試験片を使用して測定値の較正操作をする必要ない
ので、自動超音波肉厚測定が可能となる。
また、本発明による超音波肉厚側°定装置は、上記した
本発明による超音波肉厚測定方法をより簡便な装置で実
施することを可能にする。従って、本発明による超音波
肉厚測定装置は被測定物のオンライン自動検査及び測定
設備に組み込むこともできる。
実施例 以下添付図面を参照して本発明による管の超音波肉厚測
定方法を実施する本発明による超音波肉厚測定装置の実
施例を説明する。
第1図は、本発明による管の超音波肉厚測定装置の概略
構成を示すブロック図である。図示のように、本発明に
よる超音波肉厚測定装置は、一対の超音波肉厚測定装置
40A及び40Bを有している。
それら超音波肉厚測定装置40A及び40Bは、互いに
同一の回路構成を有しているので、その一方の超音波肉
厚測定装置40Aについて説明する。
超音波肉厚測定装置40Aは、図示のように、探触子4
2Aと、その探触子42Aを駆動するパルス発生器44
Aと、探触子42Aの出力を増幅する前置増幅器46A
とを有しており、その前置増幅器46Aには、超音波肉
厚測定器48Aと超音波水距離測定器50Aとが接続さ
れている。更に、超音波肉厚測定装置には、水音速測定
器52Aが付属している。また、超音波肉厚測定装置4
0A及び40Bの両方に共通して演算制御装置54が配
置されている。
第2図は、各超音波肉厚測定40A及び40Bの探触子
42A及び42Bの支持機構の概略図である。図示の支
持機構は、支柱56を有しており、その支柱56には、
モータ58により駆動されて支柱56に沿って上下する
スライダ60が装着され、そのスライダ60には可動支
柱62が固定されている。そして、その可動支柱の下端
から水平に延びる下アーム62Aの先端に一方の探触子
42Bが固定されている。その探触子42Bは、被測定
物の管10を支持する一対の案内ローラ64の間に位置
している。可動支柱62の上方には、モータ66により
駆動されて可動支柱62に沿って上下するスライダ68
が装着され、そのスライダ68には上アーム70が固定
されている。そ       [して、その上アーム7
0の先端に他方の探触子42Aが固定されている。
そして、それぞれのスライダ58及び68には、第2図
において目盛の形で象徴して示した位置検出器72及び
74が設けられている。それら位置検出器72及び74
の出力は、制御装置76に接続されている。
その制御装置76は、被測定物の管の公称外径に基づい
て、モータ58及び66を駆動してスライダ60及び6
8を移動させて、被測定物の管が一対の探触子42A及
び42Bのほぼ中央に位置するようにしている。また、
位置検出器74の出力に基づいて探触子42A及び42
B間の距離Hを出力する。
アーム70及び62Aには、第3図に示すようにカップ
リング水供給路78が設けられており、そのアーム70
及び62Aにノズルブロック80が固定され、そのノズ
ル室80Aがカップリング水供給路78に連通している
。そのようなノズルブロック80に探触子42A及び4
2B蛾固定されて、その先端部がノズル室80A内に位
置されている。かかる構成により、ノズルから管に噴射
されるカップリング水が、探触子と管との間の超音波伝
達媒体として機能する。
そのようなカップリング水を供給するアームの中に、第
4図に示すように、水音速測定器52Δの一部をなす階
段状のターゲット82が配置され、そのターゲット82
の段差部分に対向するように探触子84が配置されてい
る。その探触子84は、第1図に示すように、送信部8
6からの電圧パルスで励振されて超音波パルスをターゲ
ット82に向けて発する。ターゲット82の各段部82
A及び82Bからの反射超音波パルスは、探触子84で
検出され、増幅器88を介して、測定ゲートパルス発生
器90に人力され、その測定ゲートパルス発生器90は
、ターゲット82の段部82A及び82Bからの反射パ
ルスの間の時間幅T。を持つ測定ゲートパルスPcを発
生する。その測定ゲートパルスP。は、時間/電圧変換
回路92に入力されて、測定ゲートパルスの幅に電圧が
比例する電圧信号に変換され、A/D変換器94に入力
される。そのA/D変換器94は、その電圧信号をデジ
タル信号に変換して、音速演算器96に出力される。そ
の音速演算器96は、ターゲット82の段部82Aと8
2Bとの間の既知の距離りと上記した時間幅T。とから
カップリング水中での音速CWが計算される。
C,=2L/TO そのカップリング水の音速CWは、水距離測定器50A
に供給される。その水距離測定器50Aは、探触、子4
2Aに接続された前置増幅器46Aに接続された増幅器
98を有しており、その増幅器98の出力は、測定ゲー
トパルス発生器100に入力され、その測定ゲートパル
ス発生器100は、送信パルスTと被測定物の表面反射
パルスSとの間の時間幅を持つ測定ゲートパルスP、を
発生する。その測定ゲートパルスPsは、時間/電圧変
換回路102に人力されて、測定ゲートパルスP5の幅
に電圧が比例する電圧信号に変換される。
しかし、この時間/電圧変換回路102は、演算部10
4が付属している。その演算部104には、水距離測定
器52Aから入力にカップリング水の音速CWが入力さ
れ、その音速のときの測定ゲートパルス幅対電圧変換率
を演算し、その測定ゲートパルス幅対電圧変換率を時間
/電圧変換回路54が実現するように時間/電圧変換回
路内の増幅器の増幅率を較正する。この較正は、時間/
電圧変換回路54が第8図に示すように構成される場合
は、例えば、可変帰還抵抗38の抵抗値を調整すること
により実現される。
かくして、正しい水距離WIが、水距離測定器50Δか
ら出力される。その水距離は、演算制御装置54に出力
される。その演算制御装置54には、更に、上記した制
御装置76からの探触子間距離Hを示す信号を受けると
共に、他方の超音波肉厚測定装置40Bの水距離測定器
50Bから、探触子42Bと被測定物との間の水距離W
2を表す信号も受ける。
そして、(H−(W、+Wi):lの演算をして、それ
を表す信号を超音波肉厚測定器48Aに出力する。
その超音波肉厚測定器48Aは、前置増幅器46Aに接
続された増幅器108を有しており、その増幅器108
の出力は、測定ゲートパルス発生器110に入力され、
その測定ゲートパルス発生器110は、被測定物の表面
反射パルスSと第1底面反射パル      「スB1
の間の時間幅を持つ測定ゲートパルスPアを発生する。
その測定ゲートパルスP7は、時間/電圧変換回路11
2に入力されて、測定ゲートパルスP7の幅に電圧が比
例する電圧信号に変換される。
しかし、この時間/電圧変換回路112にも、演算部1
14が付属している。その演算部114は、演算制御装
置54から肉厚信号が供給され、W、測定の以後の段階
で、その入力肉厚信号と出力が一致するように測定ゲー
トパルス幅対電圧変換率を演算し、その測定ゲートパル
ス幅対電圧変換率を時間/電圧変換回路112が実現す
るように増幅率を較正し設定する。この較正も、時間/
電圧変換回路112が第8図に示すように構成される場
合は、例えば、可変帰還抵抗38の抵抗値を調整するこ
とにより実現される。
そして、その時間/電圧変換回路112の出力は、A/
D変換器116を介して表示器118に出力される。
かくして、超音波肉厚測定器48Aは、被測定物の材質
に適合して、正しい肉厚値を出力することができるよう
に較正される。
上記した超音波肉厚測定装置の動作を次に説明する。
まず、第2図に示す機構のスライダ60及び68を駆動
して、探触子42A及び42Bを第5図(a)に示すよ
うに、被測定物の管10の同一管壁部分を直径方向にお
いて挟むように設定する。具体的には、上方の探触子4
2Aを管10の外側で管10の中心に向かって位置付け
、一方、下方の探触子42Bを、管10の中に挿入する
と共に、直径方向に管の中心から外へ向けて位置付ける
。そのとき、探触子42A及び42Bの、案内ローラ6
4の中心軸からの高さHl及びH21は、次のようにす
る。案内ローラ64中心を基準点とすると、 上方探触子42Aの高さH,は、 H+=Ho+(OD/2)、+W 但し、Haは、管10の中心の高さであり、OD=管の
公称外径 R=案案内ロー自白4外径 P==内ローラ64のピッチ W==標設定水距離 また、下方探触子42Bの高さH2+は、Hi+=H+
  (2W+ WT) 但し、W’r=管の公称肉厚 で表される。こうして設定された位置の真の位置は、位
置検出器72及び74により測定され、演算制御装置5
4に供給される。その値を今、H、l及びH21′とす
る。すなわち、 H=H,’−82,’ となる。
この状態で、被測定物の管10の管端部が探触子42A
と42Bが第5図(a)に示す位置関係をとるように案
内ローラ64により、装入される。そして、まず、両超
音波肉厚測定装置40A及び40Bの水音速測定装置が
動作して、探触子84が超音波を発し、役付ターゲット
82で反射した反射パルスを検出して、 C,=2L/TC の計算をして、水音速をそれぞれ付属の水距離測定器の
演算部104に出力する。
ついで、その水距離測定器50A及び超音波肉厚測定器
48Aが動作する。まず、水距離測定器50Aは、上記
した態様により、水音速を受ける演算部104により時
間/電圧変換器102の変換率が自動較正されて、精確
な上方水距離W1と下方水距離W2を演算制御装置54
に出力する。
かくして、その演算制御装置54は、 Wt=(H+’  H21”)−(Wl+W2)その真
の肉厚値Wtは、超音波肉厚測定装置40A及び40B
のそれぞれの超音波肉厚測定器の演算部114に供給さ
れ、出力が一致するように時間/電圧変換器112の変
換率が自動較正されて設定され、材料の音速に応じた較
正を完了する。
こうして、超音波肉厚測定器が被測定物の性質に合わせ
て自動較正される。
そのあとは、被測定物の管10は案内ローラー64  
    1により、測定開始位置まで後進案内されて、
次に下方探触子42Bを第5図ら)に示すように、上方
探触子42Aとの間に被測定物の管IOを挟むように、
位置を変更させられる。そして、両超音波肉厚測定装置
40Δ及び40Bの超音波肉厚測定器のみが使用されて
、管10の肉厚測定が従来と同様に実施される。なお、
超音波水距離測定装置50A・50Bを駆動すれば外径
測定が容易に行なえる事は明確である。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明による超音波肉
厚測定方法及び装置は、被測定物の材料や被測定物中で
の音速、更に、結合媒体での音速などのデータを予め人
力する必要なく超音波肉厚測定できるので、従来の超音
波肉厚測定装置において必要とし且つ多大の時間と労力
を要した測定前の較正及びその準備を極めて短時間に処
理できる。
また、本発明による超音波肉厚測定方法及び装置は、従
来のように試験片を用意する必要ないので、オンライン
検査及び測定を制御する中央処理装置により上記した被
測定物の外径、目標肉厚、などのデータを入力するよう
にすることにより、超音波肉厚測定をオンラインで自動
処理できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による超音波肉厚測定装置の構成を示
すブロック図である。 第2図は、第1図の超音波肉厚測定装置の機構部分を示
す概略図である。 第3図は、第2図の超音波肉厚測定装置の探触子とその
支持アームとの関係を示す断面図である。 第4図は、水距離測定器のターゲットと探触子との関係
を示す概略断面図である。 第5図(a)、(ハ)及び(C)は、本発明による超音
波肉厚測定方法を図解する図である。 第6図は、従来の超音波肉厚測定装置の構成を示すブロ
ック図である。 第7図(a)は、超音波肉厚測定装置における送信超音
波パルスと反射超音波パルスとの関係を示す波形図であ
り、第7図(5)は、反射超音波パルスに基づいて発生
される測定ゲートパルスを示す波形図である。 第8図は、超音波肉厚測定装置に使用される時間/電圧
変換回路の構成の1例を示す回路図である。 〔主、な参照番号〕 T・・送信パルス  S・・表面反射パルスB、  ・
・第1底面反射パルス B2  ・・第2底面反射パルス P・・測定ゲートパルス 10・・被測定物12.42
A、42B、84・・探触子14・・同期パルス信号発
生器 16  ・・送信部18.46A、 88A、 
98.108・・増幅器20.90.100.110・
・測定ゲートパルス発生器22.92.102.112
・・時間/電圧変換回路24.94.106.116・
・A/D変換器26・・デジタル表示器 54  ・・
演算制御装置56・・支柱      60.68・・
スライダ62・・可動支柱   72.74・・位置検
出器78・・カップリング水供給路 80・・ノズルブロック 82・・ターゲット30A 78・・カブプリング水供給路 80・・ノズルブロック 82・・ターゲット84・・探触子 箒7阿 ビ 第8@ 28  : ”r−ト回1さ「 ■R:可斐1条!亀汎

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ探触子を有する一対の超音波肉厚測定装
    置を使用すると共に、各探触子と管との間に音波伝達媒
    体を介在させて、管の肉厚を超音波測定する方法にして
    、まず、管と探触子との間に介在する媒体の音速を測定
    し、一対の探触子を管の壁を挟むように所定距離互いに
    離隔して配置して、上記音速値を利用しての超音波距離
    測定により各探触子から管壁表面までの距離を求めて、
    上記所定距離と差から管の肉厚を計算し、該肉厚値に基
    づいて超音波肉厚測定装置を較正し、次いで、一対の探
    触子を管の外側に配置して、上記一対の超音波肉厚測定
    装置により超音波肉厚測定を実施することを特徴とする
    管の超音波肉厚測定方法。
  2. (2)1つの探触子を有する一対の超音波肉厚測定装置
    と、該一対の超音波肉厚測定装置の探触子を管の直径方
    向に互いに離隔して位置付けると共にその離隔距離を任
    意に調整できる支持機構と、前記一対の探触子の離隔距
    離を測定する装置と、前記一対の超音波肉厚測定装置を
    制御する演算制御装置とを具備しており、前記超音波肉
    厚測定装置の各々は、各探触子と管との間の音波伝達媒
    体中での音速を測定する音速測定器と、各探触子に接続
    されて前記音速測定器からの音速に基づいて探触子と被
    測定物との間の距離を測定して前記演算制御装置に出力
    する超音波距離測定器と、各探触子に接続されて前記演
    算制御装置により設定される特性で超音波肉厚測定を実
    施する超音波肉厚測定器とを具備していることを特徴と
    する管の超音波肉厚測定装置。
JP16167985A 1985-07-22 1985-07-22 管の超音波肉厚測定方法及び装置 Pending JPS6222011A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009154282A (ja) * 2007-12-28 2009-07-16 Disco Abrasive Syst Ltd 板状物の研削方法
CN108016020A (zh) * 2017-12-12 2018-05-11 河北天昱恒科技有限公司 塑料管自动检测装置

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