JPS62218019A - 超鋼丸鋸を用いた切断方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は超鋼丸鋸を用いた切断方法及びその装置に関す
る。

［従来の技術とその問題点］ 従来超鋼丸鋸を用いた切断機は被切断物をバイスにて固
定し、その切断位置に超鋼丸鋸を所定の速度で回転させ
て上方向から垂直にあるいは横方向から水平に被切断物
に向って移動させて切断するようにしている。また超鋼
丸鋸切断機にあっては被切断物の切断面幅が超鋼丸鋸の
刃先を少くとも２，５枚以上同時に掛かるようにしなけ
れば円滑かつ安全に切断することができない。これは被
切断物に対して同時に掛かる刃先数が２枚以下となれば
刃先が共振し、刃先（超鋼チップ）が破損するためであ
る。このため超鋼丸鋸切断機にて切断できる被切断物の
大゛きさに於て、その最小サイズが自然に限定されあま
り小径な棒鋼や薄板は切断不能であった。

また切断可能な板厚を有する板状体にあってもその長手
方向に鋸刃を移動させる方式では切断時間が長くかかる
ものとなる。

本発明は斯る点に鑑みて被切断物に対し超鋼鋸刃を斜方
向から被切断物に接近させることにより安全かつ円滑に
薄板物をも切断可能とすることを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は被切断物に対し、超鋼丸鋸を斜」三方より接近
させ薄板に対しても円滑に切断できる必要枚数の刃先を
常に被切断物に接するようになす。この超鋼丸鋸はバイ
スに対し所定傾斜角に配設したるガイドレールに摺動自
１’ｌＥに設けた移動台にモータとともに設け、この移
動台をバランスウェイトにて平衡を保ち、かつ読合の一
部にモータにて正逆転するスクリューロッドを螺合させ
て昇降させる。

［作用］ 被切断物に対し、超鋼丸鋸を斜方向から接近させるので
、丸鋸の刃先が薄い被切断物に対しても円滑に切断され
るに必要な枚数のみ常に掛るようになり、従来切断不可
能だった薄板も、しかも切断時間を短縮して切断できる
。

［実施例コ 第１図は本発明切断装置を示す正面図、第２図はその平
面図であって、１は切断装置の基台、２はこの基台の頂
面に樹立した架台で、この架台２の頂面にはガイドレー
ル３を設け、こガイドレール３に移動台４を被切断物に
対しである傾斜角をもって移動するように案内と支持と
を行う。このガイドレール３は第３図以下に示すように
架台２の頂面に沿って二本平行にある間隔を存して配設
され、このガイドレール３にて移動台及び読合に設置さ
れるモータ、丸鋸等の重量を支持させると共にガイドレ
ール３にそって移動台４が円滑に摺動するようにする。

従ってこのガイドレール３の頂面は平坦で移動台の大重
量を支持できるようになっている。

架台２にはガイドレール３．３間で、かつガイドレール
３に平行なスクリューロッド５を配設し、このスクリュ
ーロッド５は軸受６．６にて架台２に回動自在に支持さ
れると共にこのスクリューロッド５の上端を架台に設け
たモータ７に連結し、このモータ７を正逆転切り換える
ことによりスクリューロッドを選択的に正転あるいは逆
転さるようにする。

移動台４は第５図にも詳示するようにガイドレール３に
跨がるように載置され、かつガイドレールから妄りに浮
き上がるのを防止するようになっており、下面には雌ね
じ状の螺合体８を突設し、この螺合体８には前記スクリ
ューロッド５が螺合され、台上部にはモータ９と、この
モータ９にて回転駆動される超鋼丸鋸１０とが備えられ
る。この超鋼丸鋸ＩＯは移動台４上に設けた丸鋸取付フ
レーム１１にて回動自在に支持されており、このフレー
ム内に設けた減速機（図示せず）にて所望の回転速度で
回動される。

ガイドレール３の上端側で、基台１上には被切断物を挟
持する挟持装置１２が設けられる。これは括台１−！―
に対向して樹立されたフレーム１３、１３間に被切断物
を挿入し、この被切断物を４一方から押圧し、基台頂面
との間で挟持するためのシリンダー１４と、一方のフレ
ーム１３に支持された固定側バイト１７にて挟持するシ
リンダー１５と、切断されて切り離される側の被切断物
先端を切断時振動するのを抑えるためのシリンダー１６
とより成り立っている。

上記超鋼丸鋸１０はカバー１８にて安全のため切断に必
要な箇所以外は覆われている。

移動台４の上端側もしくは一部には索条１９の一端が係
止され、架台２の先端に回動自在に支持されたガイド輪
２０にこの索条１９を掛け、二の索条の他端にバランス
ウェイト２１を係着し、架台、基台の側面に沿ってこの
バランスウェイトが昇降自在に吊型支持されている。バ
ランスウェイト２１はモータ、丸鋸を備えた移動台４の
重量とバランスがとれるようにして、その重量が定めら
れ、スクリューロッドは移動台の移動力のみで軽く回動
できるようにする。２２は切屑を受ける切屑受けで、こ
れには自動的に排出される手段が必要に応じて設けられ
る。

上述のように構成される切断装置において、被切断物の
切断動作を次に説明する。まずフラツトバーなどの薄板
状物を挟持装置１２にて水平にして支持し、切断位置に
正確に丸鋸がくるようにセットする。このとき移動台４
はガイドレール３の上端側の上昇位置にある。被切断物
が挟持された後、モータ７が駆動され、スクリューロッ
ド５が正転されるとこれに螺合された移動台４はガイド
レールＬを摺動し、設定された速度にて降下し、モータ
９にて回動された丸鋸ｌＯが被切断物に接近する。この
とき回動する丸鋸ｌＯは被切断物に対・し、ガイドレー
ルによって定められた角度例えば２０〜５０度望ましく
は３０度前後にて被切断物に当接されるので、丸鋸の刃
先は薄いフラットバーに対しても必要枚数が接触するよ
うになって刃先が共振することなく円滑に、しかも短時
間にて切断される。

切断後モータ７は逆回転に切り換えてスクリューロッド
５を逆回転し、これにて移動台４はガイドレールに支持
されて上昇し、上昇定位置にて停止する。

次に被切断物を一ピツチのみ送って再び挟持した後、移
動台を降下させて次の切断を行い、この動作を順次繰り
返す。この移動台がガイドレールに沿って昇降する際、
バランスウェイ！・にてバランスがとれているので円滑
に昇降できる。

［発明の効果］ 本発明によれば超鋼丸鋸を被切断物に対し斜上方からあ
る角度をもって傾斜して接近当接されるようにしている
ため、被切断物がフラットバーの如く薄いものであって
もこの切断機が円滑に切断されるに必要な刃数が常に被
切断物に接触し、確実に円滑に切断できる。また刃先は
被切断物に対し斜め方向に移動するため一刀に対しての
切断長が長いため短時間で切断できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は正面図、第２図は平面図、第３図は移動台部の
正面図、第４図は同平面図、第５図は同断面図である。 ｌは基台、２は架台、３はガイドレール、４は移動台、
５はスクリューロッド、７はモータ、８は螺合体、９は
モータ、ｌＯは超鋼丸鋸、１２は挾持装置 特許出願人　　清　　水　　真　　澄 代　　理　　人　　　池　　１）　　万　　　喜　　生
　。 外１名

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）被切断物に対し、超鋼丸鋸を斜上方より接近させ
   薄板に対しても円滑に切断できる必要枚数の刃先を常に
   被切断物に接するようにして切断することを特徴とする
   超鋼丸鋸を用いた切断方法。
2. （２）超鋼丸鋸をバイスに対し所定傾斜角に配設したる
   ガイドレールに摺動自在に設けた移動台にモータととも
   に設け、この移動台をバランスウェイトにて平衡を保ち
   、かつ架台に設けた正逆転可能なるスクリューロッドに
   移動体に突設した螺合体を螺合せしめ、スクリューロッ
   ドの選択的正逆回転により移動台を昇降させるようにな
   した超鋼丸鋸を用いた切断装置。