JPS62215507A - 水溶性工作油、水等の液体の腐敗防止方法 - Google Patents

水溶性工作油、水等の液体の腐敗防止方法

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JPS62215507A
JPS62215507A JP5861486A JP5861486A JPS62215507A JP S62215507 A JPS62215507 A JP S62215507A JP 5861486 A JP5861486 A JP 5861486A JP 5861486 A JP5861486 A JP 5861486A JP S62215507 A JPS62215507 A JP S62215507A
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JP
Japan
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water
liquid
working oil
putrefaction
apparatus body
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JP5861486A
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English (en)
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Akio Igarashi
五十嵐 明雄
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KEIYOO KK
Original Assignee
KEIYOO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明のI敗防止方法は、研削盤、数値制御工作機等の
冷却や潤滑に使用される水溶性工作油。
製鉄所の圧延装置に使用される圧延油、クーリングタワ
ーに使用される冷却水、養魚槽、金魚槽等に使用される
水、プールの水といった各種分野で使用される各種液体
の腐敗を防止するのに利用されるものである。
(従来技術) 41/4分野で使用されている液体のうち2例えば工作
機械の冷却や潤滑に使用される水溶性工作油は、タンク
内の水溶性工作油がポンプで汲上げられ、工作機械の刃
に吹きかけられて同刃の冷却や潤滑、或は切削及び研唐
粉等の洗い流し等に使用されている。
水溶性工作油は長期間使用されると油が汚損したり、池
内の微生物が腐敗して悪臭が発生したりPHの低下によ
り油が酸性化して工作機械や被工作物が腐食したり、油
の外観が変化(エマルジョン破壊、油水の分離、液の濁
り、黒色化等)したり、錆が発生したり、菌のかたまり
や菌体外物質或いは切粉や砥石粉等によりタンクAやポ
ンプPのフィルター、セパレータ等が目詰りしたり、ス
ライム・モールド化により配管が目詰りしたりすること
がある。
そのため工作用油剤としての性状が劣化して使用不能に
なり、短期間(通常14日前後より腐敗が始まる)毎に
水溶性工作油を交換しなければならないという面倒があ
る。
しかし水溶性工作油を交換するためには交換時に機械を
停止させたり、フラッシングをしたり、滅菌洗浄したり
しなければならないため交換してから機械を稼動させる
までに時間がかかり、そのため水溶性工作油の交換に多
くの費用がかかり、更には廃液処理に経費がかかるとい
う問題もあるこれらに対する措置としては従来は次のよ
うな対策が講じられていた。
原液穐駅の際に滅菌された水道水を使って多少でも腐敗
に至るまでの期間を長持ちさせたり、稀釈率を低くして
(稀釈液濃度を高めて)長持ちさせたり、市販の防腐剤
を使用して長持ちさせる。
大容量の液槽を設こしてこれに工場内の各機械を配管で
接続し、集中的に制御して液の停滞を防ぐことにより腐
敗の進行を抑制する。
又本件出願人は先に殺菌性のある金属を吸着材にイオン
交換させた殺菌剤を使用して水溶性工作油、水等の腐敗
を防止する腐敗防止方法を開発した。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の腐敗防止方法は夫々次のような問題点があった。
原液の稀釈に滅菌された水道水を使う方法は初期効果は
あるが長期間の効果は期待できない、また稀釈率を低く
して使用すると不経済である。
市販の防腐剤を使用する方法は定期的に防腐剤を補給し
なければならないという面倒がある。
大容量の液槽を用いる場合は膨大な設備が必要になるば
かりでなく、期間の経過にともない配管等の目詰りが生
じ、長期間にわたって十分な効果を発揮することができ
ないため一般的には活用されていない。
滅菌剤を使用する方法では銀をイオン交換させた滅菌剤
を一種類だけ使用しているが、それだけでは滅菌による
腐敗防止効果はあってもタンク内に発生する藻の発生を
防止することはできなかった。また銀をイオン交換させ
た滅菌剤だけの場合は銀の特性上、液体内に溶解した銀
イオン成分が不溶解沈澱し易く、そのため滅菌効果が不
十分になる慮れがあった。また銀イオン成分が液体内で
他の成分と化学変化を起して消滅して滅菌効果が薄れた
り、イオン成分が他の成分に包み込まれて滅菌効果に十
分に発揮されない慮れがあった。
(発明の目的) 本発明の目的は以上の問題点を解決するため、殺菌性の
ある金属をイオン化して使用し、この金属イオンを液体
に適量ずつ溶出させることにより微量の殺菌液を安定的
に供給して長期間持続的に腐敗防止が行なわれるように
することにある。
本発明の他の目的は吸着材に異なる金属をイオン交換さ
せた殺菌剤を二種類以上使用して、殺菌剤を一種類だけ
使用する場合よりも殺菌効果の著じるしい腐敗防止方法
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の腐敗防止方法は吸着材1に殺菌性のある金属を
イオン交換させた殺菌剤2を器体3内に収納し、器体3
内に水溶性工作油、水等の腐敗防止する液体4を通して
その液体4に器体3内の殺菌剤2から金属イオンを溶出
させることにより液体4の腐敗を防止するようにした水
溶性工作油。
水等の液体の腐敗防止方法において、吸着材lに異なる
金属をイオン交換させた殺菌剤2を二種類以上器体3内
に収納して使用するようにしたものである。
殺菌剤2としては例えば銀とか銅等の殺菌性のある金属
を、ゼオライト、活性炭等の吸着材lに別々にイオン交
換させたものを二種類以上併用する。器体3としては円
筒状の容器とか袋など適宜のものを使用する。
殺菌剤2を作る方法は各種考えられるが、例えば銀を使
用する場合は次のようにする。適宜の濃度に稀釈した硝
酸銀溶液を加温し、これにゼオライトを浸漬攪拌してゼ
オライト中のナトリウムと銀とをイオン交換させる。こ
の場合ゼオライトとしては1例えば粉末とか直径1〜5
mm程度の球状にして膨潤しに<<、シかも粉末化しに
<<シたものを使用するのがよい。
(実施例1) 本発明の一例として第2図に示すものは腐敗防止する液
体4が水溶性工作油の場合である。
これはタンク7内の水溶性工作油4をポンプ9により貯
留槽10の沈澱部11へ汲上げ、この水溶性工作油4を
仕切板13aをオーバーフローさせ、仕切板13bをア
ンダーフローさせ、仕切板13cをオーバーフローさせ
て貯留槽10の貯留部18に送り出し、貯留部18内の
水溶性工作油4を器体3内に通す、器体3内を通る水溶
性工作油4がその中の殺菌剤2に接触する吸着材1に吸
着されている金属イオンが水溶性工作油4にPPb単位
の極〈微量溶出され、この金属イオンが溶出された殺菌
液5が器体3の出口20からタンク7内に滴下されて、
タンク7内の水溶性工作油4の腐敗を防止するようにし
たものである。
(実施例2) 第2図に示すものはタンク7内の水溶性工作油4をポン
プ9で貯留410内に汲上げるようにしであるが、貯留
槽10内への液体の供給は第2図に示す方法に限らず1
例えば第3図に示すようにしてもよい、第3図に示すも
のは、タンク7内の水溶性工作油4を貯留槽lOに汲上
げるのに第2図のようなポンプ9を使用せず、水溶性工
作油4を加工物等に供給するポンプ17で汲上げ、汲上
げられた水溶性工作油4を分岐路21に分流し、分流さ
れた水溶性工作油をメツシュフィルター22、流量調整
バルブ23を通して器体3内に供給し、器体3の出口2
0から流出する殺菌液をタンク7の水溶性工作油6内に
滴下するようにしたものである。
(実施例3) 第4図に示すものは異なる金属を吸着材にイオン交換さ
せた滅菌剤が二種類以上収納されている器体3を、第6
図、第7図のようにタンク31内の液体汲上げポンプP
の前に取付け、しかも第4図のように器体3の上面がタ
ンク31内の液面Wよりlθ〜20mm程度低くなるよ
うに取付けて使用するものである。
第6図、第7図のポンプPにより液体収容体31内の液
体を汲上げてワークWに供給すると、タンク31内の液
体がフィルター37を通って器体3内に流入し、器体3
内の滅菌剤の金属イオンがタンク31内の液体にPPb
単位の極〈微量ずつ溶出され、この溶出された金属イオ
ンによりタンク31内の液体が滅菌されて腐敗防止され
るようにしたものである。
器体3は第5図のように多数の通孔41が形成されてい
る器体本体32と、タンク31に取付ける磁石38と、
磁石38に着脱自在に装着する支持具39とから構成さ
れている。
支持具39はアーム40を磁石38の側面に設けたガイ
ド43に装着してあり、支持具39に形成されている差
込み溝に器体本体32.フィルター37を装着自在とし
である。
以上の説明は研削盤、数値制御工作機等の冷却や潤滑に
使用される水溶性工作油の場合についての説明であるが
、本発明の方法は例えばプール内の水や養魚槽内の水の
腐敗防止に使用することもできる。
いずれの分野で使用する場合であっても、殺菌剤2が収
納されている器体3は滞留している液体内に入れておく
のではなく、流れのある液体内に入れておくとか、器体
3内に水を通す等して、水が単に器体3内の殺菌剤2間
を通るだけでなく金属イオンが含まれている吸着剤lに
接触通過させることにより水素イオンと金属イオンが微
量ずつ交換されるようにしである。
(発明の効果) 本発明の腐敗防止方法は次のような各種効果がる。
(1)金属の有する抗菌及び静菌作用により液体内の菌
が殺菌されるに止まらず、雑菌繁殖が抑制されるため液
体の腐敗が抑制、防止される。
(2)吸着材に異なる金属をイオン交換させた殺菌剤を
二種類以上器体内に収納して使用するものであるため、
一種類の滅菌剤を使用する場合より滅菌効果及び腐敗防
止効果が大である。
(3)銅をイオン交換させた滅菌剤と銀をイオン交換さ
せた滅菌剤とを併用すれば、単なる滅菌作用だけでなく
、銅の特性により藻の発生も防止でき、従って藻により
生ずるタンク内の汚れや、細菌の発生、増殖などを防止
することもできる。
(4)!をイオン交換させた滅菌剤だけの場合は銀の特
性上、液体内に溶解した銀イオン成分が不溶解沈澱し易
く、そのため滅菌効果が不十分になる慮れがあるが、銅
をイオン交換させた滅菌剤を併用すれば銅の特性上、液
体内に溶解した銅イオン成分は不溶解沈澱しにくいため
、滅菌効果が十分発揮される。
(5)滅菌剤が一種類の場合は、金属のイオン成分が液
体内で他の成分と化学変化を起して消滅するとか、イオ
ン成分が他の成分に包み込まれて滅菌効果を十分発揮で
きないといったことがあるが、異なる金属がイオン交換
された二種類以上の滅菌剤を使用すれば1例え一方の金
属イオンが化学変化を起したり、他の成分に包み込まれ
たりしても、それと特性の異なる他の金属はこのように
なりにくいため滅菌効果が十分発揮される。
(6)殺菌力のある金属をイオン化せずにそのまま使用
する場合に比して、金属イオンが微量づつ長期間にわた
って安定して溶出されるため滅菌効果が長期間持続する
(7)金属イオンの効力が長持ちするため、金属イオン
が吸着されている吸着材を頻繁に交換する必要がなく、
そのため保守が容易になり、経済的でもある。
(8)吸着材としてゼオライトとか活性炭等を使用すれ
ば、殺菌能力のある金属と無機質の吸着材との組合とな
るため、有機系滅菌剤を使用する場合よりはるかに毒性
が少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例を示す縦断説明図、第2図〜第4
図は本発明の異なる例を示す説明図、第5図は第4図の
分解説明図、第6図、第7図は第4図の原理説明図であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)殺菌性のある金属を吸着材にイオン交換させた殺
    菌剤を器体内に収納し、この器体に水溶性工作油、水等
    の腐敗防止する液体を通してその液体に気体内の殺菌剤
    から金属イオンを適量ずつ長期間流出させることにより
    その液体の腐敗を防止するようにした水溶性工作油、水
    等の液体の腐敗防止方法において、吸着材に異なる金属
    をイオン交換させた殺菌剤を二種類以上器体内に収納す
    るようにしたことを特徴とする水溶性工作油、水等の液
    体の腐敗防止方法。
  2. (2)吸着材に銀をイオン交換させた殺菌剤と、吸着材
    に銅をイオン交換させた殺菌剤とを器体内に収納するよ
    うにした特許請求の範囲第1項記載の水溶性工作油、水
    等の液体の腐敗防止方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6335695A (ja) * 1986-07-30 1988-02-16 Kinki Pipe Giken Kk 含水性切削油,研削油の腐敗、悪臭発生防止処理方法及びその処理部材
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