JPS62214165A - 複合線の製造方法 - Google Patents
複合線の製造方法Info
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- JPS62214165A JPS62214165A JP5787386A JP5787386A JPS62214165A JP S62214165 A JPS62214165 A JP S62214165A JP 5787386 A JP5787386 A JP 5787386A JP 5787386 A JP5787386 A JP 5787386A JP S62214165 A JPS62214165 A JP S62214165A
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Landscapes
- Wire Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、電子部品、特にダイオードなどの半導体素子
用リード線に使用される高銅比な複合線の製造方法に関
するものである。
用リード線に使用される高銅比な複合線の製造方法に関
するものである。
［従来技術とその問題点］
ダイオードなどの半導体素子用リード線は、出力によっ
て導電率が３０％、あるいは４０％の銅被鋼線を使用す
る場合と、導電率６０％以上の高銅比銅被鋼線あるいは
銅線、銅合金線を使用する場合とに大別される。ここで
銅被鋼線は腰の強さなど適度な強度を有することの他に
、磁器吸差能を有するため、それを利用した半導体素子
の移送、整列などのマグネットハンドリングが可能なこ
とから使用されている。この銅被鋼線は、銅線に銅メッ
キしたり、鋼管に鋼線を挿入したものをダイスで細線に
線引きして製造されているが、断面積に占める銅の割合
が５０％を越えると製造上、種々の問題が発生する。
て導電率が３０％、あるいは４０％の銅被鋼線を使用す
る場合と、導電率６０％以上の高銅比銅被鋼線あるいは
銅線、銅合金線を使用する場合とに大別される。ここで
銅被鋼線は腰の強さなど適度な強度を有することの他に
、磁器吸差能を有するため、それを利用した半導体素子
の移送、整列などのマグネットハンドリングが可能なこ
とから使用されている。この銅被鋼線は、銅線に銅メッ
キしたり、鋼管に鋼線を挿入したものをダイスで細線に
線引きして製造されているが、断面積に占める銅の割合
が５０％を越えると製造上、種々の問題が発生する。
１つは軟らかい銅の中心部に相対的に硬い鉄を配置した
構造のため、ダイスでの線引きで加工が内部まで浸透せ
ず、銅と鉄の一体変形が妨げられ、線の長手方向で断面
積に占める銅の割合が変化しやすいことである。また前
述と同様の構造上の理由から、線引きでのダイスへの材
料挿入角がばらつくと、心材が偏芯したり、芯材の真円
度が損なわれたりし、ヘッダー加工が施される場合など
に均−変形が得られず、支障をきたすことがある。
構造のため、ダイスでの線引きで加工が内部まで浸透せ
ず、銅と鉄の一体変形が妨げられ、線の長手方向で断面
積に占める銅の割合が変化しやすいことである。また前
述と同様の構造上の理由から、線引きでのダイスへの材
料挿入角がばらつくと、心材が偏芯したり、芯材の真円
度が損なわれたりし、ヘッダー加工が施される場合など
に均−変形が得られず、支障をきたすことがある。
更に、高銅比では使用する鋼管の外径と肉厚の比が小さ
くなるため、長材管の製造が困難となり、その結果、で
き上る銅被鋼線の単重も小さくなり、原価高を招く。
くなるため、長材管の製造が困難となり、その結果、で
き上る銅被鋼線の単重も小さくなり、原価高を招く。
鋼線に銅メッキを施す方法では厚メッキとなるため、さ
らに原価高となることは言を持たない。
らに原価高となることは言を持たない。
これらの問題、を解決するため、三層構造の銅−鉄複合
線が提案されている。その製造方法としては、鋼管の中
に鋼管（長尺の場合通常は溶接管）を挿入し、その鋼管
中に銅棒を挿入してそれを共引きする、あるいは鋼管中
に銅棒を挿入して共引きした後、それを鋼管に挿入して
再度共引きするなどの一般的方式があるが、この場合、
鋼管内面の清浄度（錆、溶接ビード、酸化膜の有無など
）が製造上のポイントとなり、長尺になるほどこの管理
が難しくなる。鋼管の内面が清浄でないと、抽伸、焼鈍
後も界面の金属接合が得られず、不良の原因となる。
線が提案されている。その製造方法としては、鋼管の中
に鋼管（長尺の場合通常は溶接管）を挿入し、その鋼管
中に銅棒を挿入してそれを共引きする、あるいは鋼管中
に銅棒を挿入して共引きした後、それを鋼管に挿入して
再度共引きするなどの一般的方式があるが、この場合、
鋼管内面の清浄度（錆、溶接ビード、酸化膜の有無など
）が製造上のポイントとなり、長尺になるほどこの管理
が難しくなる。鋼管の内面が清浄でないと、抽伸、焼鈍
後も界面の金属接合が得られず、不良の原因となる。
鉄の代りに鉄−ニッケル合金などの磁性材料を用いた場
合にも前述と同様の問題が発生する。
合にも前述と同様の問題が発生する。
［発明の目的］
本発明の目的は、前記の欠点を解消し、品質的に安定し
た高銅比複合線を得ることのできる方法を提供すること
にある。
た高銅比複合線を得ることのできる方法を提供すること
にある。
［発明の概要］
本発明の要旨は、鉄または他の磁性金属材として管状に
成形したテープを用いて三層構造の複合素材を形成し、
それを共引きするようにしたことにある。
成形したテープを用いて三層構造の複合素材を形成し、
それを共引きするようにしたことにある。
［発明の実施例］
本発明を図面を参照して説明すれば、第１図は、複合素
材の組立て状態を示したもので、継目のない銅または銅
合金からなる鋼管１の中に、割目のある管状に成形した
磁性金属、例えば鋼からなるテープ２と、銅または銅合
金からなる棒３とを、管状体２が外側となるように挿入
配置されている。
材の組立て状態を示したもので、継目のない銅または銅
合金からなる鋼管１の中に、割目のある管状に成形した
磁性金属、例えば鋼からなるテープ２と、銅または銅合
金からなる棒３とを、管状体２が外側となるように挿入
配置されている。
テープ２は、その成形に先立ってブラッシング等により
全面が清浄にされるが、継目のない鋼管や、溶接管を用
いる場合に較べて清浄化工程を簡略化することができる
。
全面が清浄にされるが、継目のない鋼管や、溶接管を用
いる場合に較べて清浄化工程を簡略化することができる
。
テープ２材として第４図に示すように、両側縁がテーパ
ー加工されたものを用いれば、その突合せ部４１はテー
パー面が互に対向し、第５図に示すように、他の部分と
実質的に同等とすることができる。
ー加工されたものを用いれば、その突合せ部４１はテー
パー面が互に対向し、第５図に示すように、他の部分と
実質的に同等とすることができる。
このようにして成形されたものを母線として、これを引
抜ダイスにより公知の方法で所定の線径に伸線加工して
゛焼鈍することにより、鋼と銅ならびに突合せ部４１は
冶金的に結合され、夫々第３図に示すような、鋼中に薄
い鋼の層２１をもった三層構造の複合線５が得られる。
抜ダイスにより公知の方法で所定の線径に伸線加工して
゛焼鈍することにより、鋼と銅ならびに突合せ部４１は
冶金的に結合され、夫々第３図に示すような、鋼中に薄
い鋼の層２１をもった三層構造の複合線５が得られる。
この場合、銅より硬い鋼は外周近くに配置されているた
め、鋼にも十分加工が行き渡り、長手方向に銅比率の均
一な複合線５を得ることができる。
め、鋼にも十分加工が行き渡り、長手方向に銅比率の均
一な複合線５を得ることができる。
［発明の効果］
以上の説明から明らかなように、本発明は、複合素材の
形成にあたって管状に成形した磁性金属テープを用いる
方法であるから、その表面の清浄化処理は成形の前に、
ブラッシングなどによって容易かつ確実に行え、界面の
接合不良のない、品質の安定した高銅比複合線を得るこ
とができる。
形成にあたって管状に成形した磁性金属テープを用いる
方法であるから、その表面の清浄化処理は成形の前に、
ブラッシングなどによって容易かつ確実に行え、界面の
接合不良のない、品質の安定した高銅比複合線を得るこ
とができる。
また本発明による磁性金属のテープは溶接作業が不要な
ため、溶接ビード、溶湯のたれ、酸化などの問題が解消
され、製造工程を簡略化し、品質の安定した複合線を安
価に提供できる等の利点がある。
ため、溶接ビード、溶湯のたれ、酸化などの問題が解消
され、製造工程を簡略化し、品質の安定した複合線を安
価に提供できる等の利点がある。
第１図ないし第３図は、夫々本発明に係る方法の一実施
例の製作過程を示す説明図、第４図及び第５図は別な例
の説明図である。 １：鋼 管、 ２：磁性金属のテープ、 ３：銅 棒、 ４：突合せ部、 ５：複合線。
例の製作過程を示す説明図、第４図及び第５図は別な例
の説明図である。 １：鋼 管、 ２：磁性金属のテープ、 ３：銅 棒、 ４：突合せ部、 ５：複合線。
Claims (2)
- （１）外側から順に、銅または銅合金、磁性金属、銅ま
たは銅合金を配してなる複合線の製造において、銅また
は銅合金からなる管内に、外側から順に管状に成形した
磁性金属のテープ、銅または銅合金の棒を挿入して複合
素材となし、これを抽伸加工した後、焼鈍することを特
徴とする複合線の製造方法。 - （２）磁性金属テープの側縁は、これを突合せたとき互
に対向するテーパー加工が施されている、前記第１項記
載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5787386A JPS62214165A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 複合線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5787386A JPS62214165A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 複合線の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62214165A true JPS62214165A (ja) | 1987-09-19 |
Family
ID=13068101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5787386A Pending JPS62214165A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 複合線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62214165A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0447612A2 (de) * | 1990-03-23 | 1991-09-25 | W.C. Heraeus GmbH | Verfahren zur Herstellung eines metallischen Verbunddrahtes |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP5787386A patent/JPS62214165A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0447612A2 (de) * | 1990-03-23 | 1991-09-25 | W.C. Heraeus GmbH | Verfahren zur Herstellung eines metallischen Verbunddrahtes |
| EP0447820A2 (de) * | 1990-03-23 | 1991-09-25 | W.C. Heraeus GmbH | Verfahren zur Herstellung eines metallischen Verbunddrahtes |
| EP0447612A3 (en) * | 1990-03-23 | 1992-02-12 | W.C. Heraeus Gmbh | Method of making a composite metal wire |
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