JPS6221305B2 - - Google Patents
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- JPS6221305B2 JPS6221305B2 JP53084597A JP8459778A JPS6221305B2 JP S6221305 B2 JPS6221305 B2 JP S6221305B2 JP 53084597 A JP53084597 A JP 53084597A JP 8459778 A JP8459778 A JP 8459778A JP S6221305 B2 JPS6221305 B2 JP S6221305B2
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- Japan
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 23
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 9
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000004020 luminiscence type Methods 0.000 description 3
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、カラーフイルムなどカラー写真材料
にカラー画像を記録するカラー画像記録方式に関
するものである。
にカラー画像を記録するカラー画像記録方式に関
するものである。
カラーフアクシミリ装置などにおいてカラー画
像をカラーフイルム上に記録するためには、カラ
ーテレビジヨン画像信号の三原色信号成分である
青色、緑色および赤色の各信号により、それぞれ
の信号に対応してそのそれぞれの色と同一色の発
光をする光源からの光束、例えばテレビジヨン走
査を行なう場合には光ビームを強度変調し、フイ
ルム上の3種類の感光層をそれぞれ露光するよう
にしていりる。そのための光源兼光変調器として
は、従来から、放電管、例えば、グロー放電管が
広く用いられてきた。
像をカラーフイルム上に記録するためには、カラ
ーテレビジヨン画像信号の三原色信号成分である
青色、緑色および赤色の各信号により、それぞれ
の信号に対応してそのそれぞれの色と同一色の発
光をする光源からの光束、例えばテレビジヨン走
査を行なう場合には光ビームを強度変調し、フイ
ルム上の3種類の感光層をそれぞれ露光するよう
にしていりる。そのための光源兼光変調器として
は、従来から、放電管、例えば、グロー放電管が
広く用いられてきた。
しかし、青、緑および赤の三原色発光をそれぞ
れ行なう3種類の放電管を用いた場合には、 (1) 放電管の振幅および位相に関する変調周波数
特性が悪いので、画像記録用としては数KHz〜
10KHz程度の周波数範囲の画像信号しか取扱え
ない。
れ行なう3種類の放電管を用いた場合には、 (1) 放電管の振幅および位相に関する変調周波数
特性が悪いので、画像記録用としては数KHz〜
10KHz程度の周波数範囲の画像信号しか取扱え
ない。
(2) 放電管の発光に対する変調の直接性が悪く、
放電電流と発光強度との関係が直線的にならな
いうえに、発光のスペクトル分布が異なると、
第1図に示すように、発光の波長によつて発光
強度の直線性が著しく異なるので、カラーバラ
ンスを正しく調整するためには非線形増幅器を
必要とする。
放電電流と発光強度との関係が直線的にならな
いうえに、発光のスペクトル分布が異なると、
第1図に示すように、発光の波長によつて発光
強度の直線性が著しく異なるので、カラーバラ
ンスを正しく調整するためには非線形増幅器を
必要とする。
(3) 経時的な安定性が悪く、電源投入後一定の時
間が経過した後でなければ変調特性が安定しな
いうえに、放電管の寿命も長くない。
間が経過した後でなければ変調特性が安定しな
いうえに、放電管の寿命も長くない。
など種々の欠点があつた。
かかる種々の欠点を除去するために、レーザ光
を画像記録に用い、電気光学効果、音響表面波等
を利用した光変調器によりレーザ光を変調して画
像記録を行なう方法もあるが、カラー画像をフイ
ルムに直接記録する場合には、3種類の波長の異
なるレーザ光をそれぞれ変調する必要があるため
に、記録装置全体の構成が複雑、高価になる欠点
があつた。
を画像記録に用い、電気光学効果、音響表面波等
を利用した光変調器によりレーザ光を変調して画
像記録を行なう方法もあるが、カラー画像をフイ
ルムに直接記録する場合には、3種類の波長の異
なるレーザ光をそれぞれ変調する必要があるため
に、記録装置全体の構成が複雑、高価になる欠点
があつた。
さらに、放電管よりも一層手軽に使用すること
ができ、しかも、放電管の有する前述したような
種々の欠点のない光変調器として、発光ダイオー
ドを使用することも考えられるが、モノクローム
画像記録用の光変調器としては何らの問題も生じ
ないのに反し、カラー画像記録用としては、従
来、青色用発光ダイオードで実用し得るものが得
られないが故に、青、緑、赤の三原色のすべてに
発光ダイオードを使用することが不可能とされて
きた。
ができ、しかも、放電管の有する前述したような
種々の欠点のない光変調器として、発光ダイオー
ドを使用することも考えられるが、モノクローム
画像記録用の光変調器としては何らの問題も生じ
ないのに反し、カラー画像記録用としては、従
来、青色用発光ダイオードで実用し得るものが得
られないが故に、青、緑、赤の三原色のすべてに
発光ダイオードを使用することが不可能とされて
きた。
本発明の目的は、上述した従来の種々の欠点を
いずれも除去し、構成が簡単で安価に記録装置を
製造することのできるカラー画像記録方式を提供
することにある。
いずれも除去し、構成が簡単で安価に記録装置を
製造することのできるカラー画像記録方式を提供
することにある。
すなわち、本発明カラー画像記録方式は、カラ
ー画像をカラーフイルムなどのカラー写真材料に
記録するにあたつて、カラー写真材料を照射する
光は、青色、緑色および赤色のものでなければな
らない、という従来の既成概念を打破し、3種類
の光は、三原色信号をカラー写真材料まで伝達す
るための単なる搬送波に過ぎない、という全く新
たな考えを基にしてなしたものであり、それぞれ
波長の異なる3種類の光束によりカラー写真材料
を照射して黄、マゼンタおよびシアンの発色をそ
れぞれ制御することにより前記カラー写真材料に
カラー画像を記録するカラー画像記録方式におい
て、前記黄、マゼンタおよびシアンの発色にそれ
ぞれ対応する前記それぞれ波長の異なる三種類の
光束を不可視域を含む波長範囲に亘つてそれぞれ
発生させる3種類の発光ダイオードと、前記3種
類の光束の光量が原カラー画像を表わす物理量の
三原色成分たる青、緑および赤の各成分のレベル
にそれぞれ対応した三原色画像信号に応じてそれ
ぞれ変化するように前記3種類の発光ダイオード
を駆動する駆動回路とを備えたことを特徴とする
ものである。
ー画像をカラーフイルムなどのカラー写真材料に
記録するにあたつて、カラー写真材料を照射する
光は、青色、緑色および赤色のものでなければな
らない、という従来の既成概念を打破し、3種類
の光は、三原色信号をカラー写真材料まで伝達す
るための単なる搬送波に過ぎない、という全く新
たな考えを基にしてなしたものであり、それぞれ
波長の異なる3種類の光束によりカラー写真材料
を照射して黄、マゼンタおよびシアンの発色をそ
れぞれ制御することにより前記カラー写真材料に
カラー画像を記録するカラー画像記録方式におい
て、前記黄、マゼンタおよびシアンの発色にそれ
ぞれ対応する前記それぞれ波長の異なる三種類の
光束を不可視域を含む波長範囲に亘つてそれぞれ
発生させる3種類の発光ダイオードと、前記3種
類の光束の光量が原カラー画像を表わす物理量の
三原色成分たる青、緑および赤の各成分のレベル
にそれぞれ対応した三原色画像信号に応じてそれ
ぞれ変化するように前記3種類の発光ダイオード
を駆動する駆動回路とを備えたことを特徴とする
ものである。
以下に図面を参照して実施例につき本発明を説
明する。
明する。
まず、本発明方式によるカラー画像記録装置の
原理的構成を第2図に示す。第2図示の構成にお
いては、例えば、通常のカラーフアクシミリ送信
装置から取出した青色、緑色および赤色の三原色
画像信号を入力端子1,2および3をそれぞれ介
して発光ダイオード駆動用増幅器4,5および6
に供給してそれぞれ増幅したのち、発光強度制御
可能の発光ダイオード7,8および9にそれぞれ
印加して駆動し、それぞれの画像信号の振幅に対
応した強度の発光を行なわせる。しかして、それ
ら発光ダイオード7,8,9の発光色は、それぞ
れ緑色、赤色、赤外であり、それらの発光強度波
長特性の例を第3図に示す。
原理的構成を第2図に示す。第2図示の構成にお
いては、例えば、通常のカラーフアクシミリ送信
装置から取出した青色、緑色および赤色の三原色
画像信号を入力端子1,2および3をそれぞれ介
して発光ダイオード駆動用増幅器4,5および6
に供給してそれぞれ増幅したのち、発光強度制御
可能の発光ダイオード7,8および9にそれぞれ
印加して駆動し、それぞれの画像信号の振幅に対
応した強度の発光を行なわせる。しかして、それ
ら発光ダイオード7,8,9の発光色は、それぞ
れ緑色、赤色、赤外であり、それらの発光強度波
長特性の例を第3図に示す。
第3図示の発光強度波長特性から明らかなよう
に、各発光ダイオード7,8,9の発光特性は本
発明方式によるカラー画像記録に使用するカラー
フイルムの分光感度特性に適合するように選定す
る。
に、各発光ダイオード7,8,9の発光特性は本
発明方式によるカラー画像記録に使用するカラー
フイルムの分光感度特性に適合するように選定す
る。
上述のような発光ダイオード7,8,9からの
3種類の波長域の光をダイクロイツクミラー10
および11により合成したうえで、集束用レンズ
12を介し、回転ドラム13に巻き付けたカラー
フイルム14上に結像させる。なお、上述した発
光ダイオード出力光合成用のダイクロイツクミラ
ー10,11は、例えば通常のカラーフアクシミ
リ装置等におけると同様に設計することができる
が、ただ、従来通常に使用する場合とは使用波長
域が相違するので、その波長域に適合するように
設計する。
3種類の波長域の光をダイクロイツクミラー10
および11により合成したうえで、集束用レンズ
12を介し、回転ドラム13に巻き付けたカラー
フイルム14上に結像させる。なお、上述した発
光ダイオード出力光合成用のダイクロイツクミラ
ー10,11は、例えば通常のカラーフアクシミ
リ装置等におけると同様に設計することができる
が、ただ、従来通常に使用する場合とは使用波長
域が相違するので、その波長域に適合するように
設計する。
上述のような本発明方式のカラー画像記録を行
なうに適したカラーフイルムの分光感度特性の例
を第4図に示す。第4図示の分光感度特性から判
るように、通常のカラーフイルムが青色、緑色お
よび赤色の三原色領域においてそれぞれ有効な感
度を示すのに対し、本発明方式のカラー画像記録
に使用するカラーフイルムは、例えば上述したよ
うに緑色、赤色および赤外の領域において有効な
感度を示すようにする。すなわち、通常のカラー
フイルムは、青色、緑色および赤色からなる純粋
の三原色光による露光に対して、それぞれの補色
であるイエロー、マゼンタおよびシアンの発色を
するように構成してあるのに対し、本発明方式の
カラー画像記録に使用するカラーフイルムにおい
ては、イエロー、マゼンタおよびシアンの発色を
することは通常のとおりであるが、それらの発色
を行なわせるための感光層を露光する入射光の波
長は、通常のように純粋の三原色領域に限定する
ことなく、それぞれの感光層における露光感度が
高く、しかも、それぞれの感光層を露光するため
の発光ダイオードの発光効率が高い波長領域を選
んで、それぞれ適切に設定する。
なうに適したカラーフイルムの分光感度特性の例
を第4図に示す。第4図示の分光感度特性から判
るように、通常のカラーフイルムが青色、緑色お
よび赤色の三原色領域においてそれぞれ有効な感
度を示すのに対し、本発明方式のカラー画像記録
に使用するカラーフイルムは、例えば上述したよ
うに緑色、赤色および赤外の領域において有効な
感度を示すようにする。すなわち、通常のカラー
フイルムは、青色、緑色および赤色からなる純粋
の三原色光による露光に対して、それぞれの補色
であるイエロー、マゼンタおよびシアンの発色を
するように構成してあるのに対し、本発明方式の
カラー画像記録に使用するカラーフイルムにおい
ては、イエロー、マゼンタおよびシアンの発色を
することは通常のとおりであるが、それらの発色
を行なわせるための感光層を露光する入射光の波
長は、通常のように純粋の三原色領域に限定する
ことなく、それぞれの感光層における露光感度が
高く、しかも、それぞれの感光層を露光するため
の発光ダイオードの発光効率が高い波長領域を選
んで、それぞれ適切に設定する。
したがつて、本発明方式のカラー画像記録に使
用する発光ダイオードにおける発光出力光の波長
領域は、従来試みられていたように、青色、緑色
および赤色からなる純粋の三原色領域とする必要
がなく、例えば従来発光効率が悪くてカラー画像
記録に使用し得なかつた青色発光ダイオードの使
用を廃して、例えば上述したように、カラーフイ
ルムにおける露光感度の高い波長領域を選んで、
緑色、赤色および赤外の波長領域の発光をする3
種類の発光ダイオードを使用することにより、極
めて発光効率のよい発光ダイオードのみを使用し
てカラー画像記録を行ない得るようにする。
用する発光ダイオードにおける発光出力光の波長
領域は、従来試みられていたように、青色、緑色
および赤色からなる純粋の三原色領域とする必要
がなく、例えば従来発光効率が悪くてカラー画像
記録に使用し得なかつた青色発光ダイオードの使
用を廃して、例えば上述したように、カラーフイ
ルムにおける露光感度の高い波長領域を選んで、
緑色、赤色および赤外の波長領域の発光をする3
種類の発光ダイオードを使用することにより、極
めて発光効率のよい発光ダイオードのみを使用し
てカラー画像記録を行ない得るようにする。
なお、上述したように、発光ダイオードにおけ
る発光の波長領域は三原色領域に限らずに選定す
ることができるが、カラーフイルムにおいてイエ
ロー、マゼンタおよびシアンの発色を行なわせる
ための感光層をそれぞれ露光する発光ダイオード
は、従来どおりに、それぞれ青色、緑色および赤
色の三原色画像信号によりそれぞれの発光強度を
制御する必要があること勿論である。
る発光の波長領域は三原色領域に限らずに選定す
ることができるが、カラーフイルムにおいてイエ
ロー、マゼンタおよびシアンの発色を行なわせる
ための感光層をそれぞれ露光する発光ダイオード
は、従来どおりに、それぞれ青色、緑色および赤
色の三原色画像信号によりそれぞれの発光強度を
制御する必要があること勿論である。
第2図示のカラー画像記録装置の構成例におい
ては、入力端子1,2,3からの三原色画像信号
と、発光ダイオード7,8,9の発光出力光の波
長との対応が、青色信号に対しては緑色発光、緑
色信号に対しては赤色発光、赤色信号に対しては
赤外発光となつているが、三原色信号と各発光色
とのかかる対応関係は、第2図示の構成によるカ
ラー画像記録に使用するカラーフイルムの第4図
示のような分光感度特性に適合するように選定し
たに過ぎず、青色信号により制御した緑色発光に
より露光してカラーフイルムのイエロー層を発色
させ、緑色信号により制御した赤色発光により露
光してカラーフイルムのマゼンタ層を発色させ、
赤色信号により制御した赤外発光により露光して
カラーフイルムのシアン層を発色させて、従来ど
おりの減色混色法によつて三原色画像をカラーフ
イルム上に記録しているが、三原色画像信号とカ
ラーフイルムの三補色発色層との間を仲介する発
光ダイオードの発光波長に関しては、前述したと
ころから明らかなように、使用するカラーフイル
ムの分光感度特性に適合し、しかも、使用する発
光ダイオードの発光効率が高くなるように適切に
変更して選定することができ、何ら上述の例に拘
束されるものではない。
ては、入力端子1,2,3からの三原色画像信号
と、発光ダイオード7,8,9の発光出力光の波
長との対応が、青色信号に対しては緑色発光、緑
色信号に対しては赤色発光、赤色信号に対しては
赤外発光となつているが、三原色信号と各発光色
とのかかる対応関係は、第2図示の構成によるカ
ラー画像記録に使用するカラーフイルムの第4図
示のような分光感度特性に適合するように選定し
たに過ぎず、青色信号により制御した緑色発光に
より露光してカラーフイルムのイエロー層を発色
させ、緑色信号により制御した赤色発光により露
光してカラーフイルムのマゼンタ層を発色させ、
赤色信号により制御した赤外発光により露光して
カラーフイルムのシアン層を発色させて、従来ど
おりの減色混色法によつて三原色画像をカラーフ
イルム上に記録しているが、三原色画像信号とカ
ラーフイルムの三補色発色層との間を仲介する発
光ダイオードの発光波長に関しては、前述したと
ころから明らかなように、使用するカラーフイル
ムの分光感度特性に適合し、しかも、使用する発
光ダイオードの発光効率が高くなるように適切に
変更して選定することができ、何ら上述の例に拘
束されるものではない。
また、本発明方式によりカラー写真材料、例え
ばカラーフイルムを露光する光束の照射の態様に
関しても、上述した実施例においては、テレビジ
ヨン画像やフアクシミリ画像の記録と同様に、光
ビームにより記録面を走査するようにしたが、か
かる走査光ビームによる露光に限定することな
く、例えばネガ画像フイルムを介して上述したと
同様の波長領域の3種類の光源光によりカラーフ
イルムを照射し、通常のカラー写真の反転露光に
よる焼付けと同様の照射の態様により本発明方式
のカラー画像記録を行なうようにすることもでき
る。
ばカラーフイルムを露光する光束の照射の態様に
関しても、上述した実施例においては、テレビジ
ヨン画像やフアクシミリ画像の記録と同様に、光
ビームにより記録面を走査するようにしたが、か
かる走査光ビームによる露光に限定することな
く、例えばネガ画像フイルムを介して上述したと
同様の波長領域の3種類の光源光によりカラーフ
イルムを照射し、通常のカラー写真の反転露光に
よる焼付けと同様の照射の態様により本発明方式
のカラー画像記録を行なうようにすることもでき
る。
以上の説明から明らかなとおり、本発明によれ
ば、発光強度制御可能の発光ダイオード等の光変
調器の動作波長領域を、従来のごとく三原色領域
に限ることなく、例えば、緑色、赤色および赤外
等適切に選定した波長領域とすることができるの
で、光変調器、特に強度制御可能の発光ダイオー
ドを従来に比してはるかに高い効率をもつて動作
させることができる。
ば、発光強度制御可能の発光ダイオード等の光変
調器の動作波長領域を、従来のごとく三原色領域
に限ることなく、例えば、緑色、赤色および赤外
等適切に選定した波長領域とすることができるの
で、光変調器、特に強度制御可能の発光ダイオー
ドを従来に比してはるかに高い効率をもつて動作
させることができる。
したがつて、光変調器に発光ダイオードを使用
することにより、従来のように放電管、例えばグ
ロー放電管を用いた場合に生じた種々の欠点を除
去して、極めて良好な周波数特性、直線性あるい
はカラーバランス特性をもつて効率よくカラー画
像記録を行なうことができ、また、レーザ光を用
いたカラーフイルム記録装置の膨大な構成に比し
て極めて簡単な構成による小型のカラー画像記録
装置を実現することができる。
することにより、従来のように放電管、例えばグ
ロー放電管を用いた場合に生じた種々の欠点を除
去して、極めて良好な周波数特性、直線性あるい
はカラーバランス特性をもつて効率よくカラー画
像記録を行なうことができ、また、レーザ光を用
いたカラーフイルム記録装置の膨大な構成に比し
て極めて簡単な構成による小型のカラー画像記録
装置を実現することができる。
なお、前述したように、本発明カラー画像記録
方式は、カラー画像をフイルムに記録するカラー
フアクシミリに適用し得るのは勿論、カラーテレ
ビジヨン画像信号のフイルム録画や、青、緑、赤
の三原色画像信号に対応するネガ像を用いてカラ
ー写真を合成する場合など、各種のカラー画像記
録に広く適用することができる。
方式は、カラー画像をフイルムに記録するカラー
フアクシミリに適用し得るのは勿論、カラーテレ
ビジヨン画像信号のフイルム録画や、青、緑、赤
の三原色画像信号に対応するネガ像を用いてカラ
ー写真を合成する場合など、各種のカラー画像記
録に広く適用することができる。
第1図は従来の記録方式に使用した放電管の発
光特性を示す特性曲線図、第2図は本発明方式に
よるカラー画像記録装置の原理的構成を示すブロ
ツク線図、第3図は同じくその記録装置に使用す
る発光ダイオードの分光特性の例を示す特性曲線
図、第4図は同じくその記録装置に使用する記録
用フイルムの分光感度特性の例を示す特性曲線図
である。 1,2,3…画像信号入力端子、4,5,6…
駆動増幅器、7,8,9…発光ダイオード、1
0,11…ダイクロイツクミラー、12…レン
ズ、13…回転ドラム、14…記録用フイルム。
光特性を示す特性曲線図、第2図は本発明方式に
よるカラー画像記録装置の原理的構成を示すブロ
ツク線図、第3図は同じくその記録装置に使用す
る発光ダイオードの分光特性の例を示す特性曲線
図、第4図は同じくその記録装置に使用する記録
用フイルムの分光感度特性の例を示す特性曲線図
である。 1,2,3…画像信号入力端子、4,5,6…
駆動増幅器、7,8,9…発光ダイオード、1
0,11…ダイクロイツクミラー、12…レン
ズ、13…回転ドラム、14…記録用フイルム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それぞれ波長の異なる3種類の光束によりカ
ラー写真材料を照射して黄、マゼンタおよびシア
ンの発色をそれぞれ制御することにより前記カラ
ー写真材料にカラー画像を記録するカラー画像記
録方式において、前記黄、マゼンタおよびシアン
の発色にそれぞれ対応する前記それぞれ波長の異
なる3種類の光束を不可視域を含む波長範囲に亘
つてそれぞれ発生させる3種類の発光ダイオード
と、前記3種類の光束の光量が原カラー画像を表
わす物理量の三原色成分たる青、緑および赤の各
成分のレベルにそれぞれ対応した三原色画像信号
に応じてそれぞれ変化するように前記3種類の発
光ダイオードを駆動する駆動回路とを備えたこと
特徴とするカラー画像記録方式。 2 前記それぞれ波長の異なる3種類の光束のう
ち、少なくとも一種類の光束を不可視域の光束と
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のカラー画像記録方式。 3 前記それぞれ波長の異なる3種類の光束をそ
れぞれ緑色、赤色および赤外の光束とし、前記カ
ラー写真材料を赤外カラーフイルムとしたことを
特徴とする特許請求の範囲第2項記載のカラー画
像記録方式。 4 前記それぞれ波長の異なる3種類の光束をそ
れぞれカラーテレビジヨン画像信号の三原色信号
成分たる青色、緑色および赤色の各画像信号のレ
ベルにそれぞれ対応した信号電流により前記3種
類の発光ダイオードをそれぞれ駆動して得るよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のカラー画像記録方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8459778A JPS5513505A (en) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | Color picture recording system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8459778A JPS5513505A (en) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | Color picture recording system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5513505A JPS5513505A (en) | 1980-01-30 |
JPS6221305B2 true JPS6221305B2 (ja) | 1987-05-12 |
Family
ID=13835083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8459778A Granted JPS5513505A (en) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | Color picture recording system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5513505A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3372410D1 (en) * | 1983-04-27 | 1987-08-13 | Hell Rudolf Dr Ing Gmbh | Colour picture manufacturing method and apparatus |
GB8506092D0 (en) * | 1985-03-08 | 1985-04-11 | Minnesota Mining & Mfg | Photographic materials & colour proofing system |
GB8609133D0 (en) * | 1986-04-15 | 1986-05-21 | Minnesota Mining & Mfg | Continuous tone colour imaging |
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