JPS62212310A

JPS62212310A - ゴキブリ殺虫餌

Info

Publication number: JPS62212310A
Application number: JP5653086A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Okamoto; 武岡本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-03-13
Filing date: 1986-03-13
Publication date: 1987-09-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）　　　　　゛本発明は、ゴキブリ殺虫用として供される殺虫餌に関す
る。

（従来の技術）従来のゴキブリ殺虫剤としては、「パルサン」（中外製
薬（株）商標）等、くん煙殺虫剤が一般に知られている
。

該くん煙殺虫剤は、殺虫成分を煙の粒子にして殺虫を行
なうもので、使用に際しては１部屋を閉め切り、この中
で殺虫剤を噴煙させ、その煙を部屋に充満させて、煙の
成分により殺虫を行なうことになる。

又、このほかに、「アース」　（アース製薬（株）商標
）等のエアゾール殺虫剤が知られており、これはゴキブ
リに直接に噴霧して殺虫を行なうものである。

又、「ゴキブリコロリ」　（商標）と称される殺虫餌が
知られており、これはゴキブリに食べさせることによっ
て殺虫を行なうものである。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、前述したくん煙殺虫剤では、ゴキブリの
隠れ場所となるような狭い隙間まで煙が侵入しにくく、
これでは・有効な殺虫効果が得られないばかりか、部屋
に充満した煙が台所の食器等に付着した場合には洗い直
す必要があるなど、使用後の鋳片付けが大変であるとい
う問題があった。

又、エアゾール殺虫剤では、ゴキブリに直接噴霧させる
ため、ゴキブリが現れなければ使用できず、隠れたゴキ
ブリに対しては使用できないという問題があった。

又、従来のゴキブリコロリでは１体形の小さなチャバネ
ゴキブリ等に対してはある程度の殺虫効果は得られるも
のの、体形の大きなりマトゴキブリに対してはほとんど
効果が得られないものであった。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上述のような従来の問題点を解決するために
発明されたもので、その目的とするところは、殺虫効果
が高く、取扱いも楽に行なえるゴキブリ殺虫餌を提供す
ることにある。

そして、この目的を達成するために、本発明のゴキブリ
殺虫餌は、有機りん剤等の殺虫剤を食物に混合した。

（作用）本発明のゴキブリ殺虫餌を使用するには、これを適量と
って塊のままゴキブリが居そうな場所にほいたり、或い
は壁に塗り付けておき、この殺虫餌の食物分によって誘
い出されたゴキブリがこれを食すると、有機りん剤等の
殺虫剤が体内に毒性として入り、ゴキブリを死に至らせ
ることができる。

（実施例）本実施例のゴキブリ殺虫餌は、有機りん剤、植物性殺虫
剤、カーバメート剤、有機塩素剤、無機砒素剤等の殺虫
剤を用い、又１食物として、ゆで卵の黄身（１５重量％
）、皮を剥いで茹でたじやがいも（８０重量％）、同様
に皮を剥いで茹でたかぼちヤ（５重量％）、を混合して
摺り摺したものを用い、その配合は、食物１００ｇに対
して、トリクロルホン５ｇとし、これを混合させて糊状
にしたものである。尚、上記殺虫剤には殺だに剤や１９
線中剤も含まれる。

そして、本実施例のゴキブリ殺虫餌を使用するに際して
は、これを球状に丸めてゴキブリの居そうな場所に置い
たり、或いは、壁等に直接に塗り付けたり、又、両面接
着テープの片面に殺虫餌を塗り付け、両面接着テープの
他面を壁等に貼り付けるなどして餌を仕掛けるものであ
る。

このようにして殺虫餌を適当な場所に仕掛けておけば、
食物分によって誘い出されたゴキブリがこれを食し、有
機りん剤等の毒性によって死に至らせるという殺虫効果
でゴキブリ退治が行なえるものである。

尚、本発明者において、実施例のゴキブリ殺虫餌を使用
してみたところ、これを食したゴキブリの９７％が死に
至るという極めて高い殺虫性が認められた。特に実施例
のゴキブリ殺虫餌は糊状になっているため、ゴキブリが
食べ易くなり、これを多く食する分だけ有機りん剤等の
内服量が増え、より一層殺虫効果をあげることができた
。

以上、本発明の詳細な説明したが、本発明の具体的な構
成はこの実施例に限定されるものではなく、発明の要旨
を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明の技術
的範囲に含まれる。

例えば１食物についても、実施例で示した卵黄、じゃが
いも、かぼち令、の単品又はこれらを組み合せたもの、
このほか小麦粉、ミンチ肉、マーガリン、さつまいも、
キャベツ等、ゴキブリが好む食物を単品或いは組み合せ
て適宜に使用できる。

又、殺虫剤と食物の配合割合も実施例に限定されないし
、又、製品としての最終形態についても、固形、流動状
（糊状）等を問わない、又、ゴキブリ誘引剤を混合させ
てもよい。

（発明の効果）以上説明してきたように１本発明のゴキブリ殺虫餌にあ
っては、有効な殺虫効果が得られるという効果がある。

又、使用方法も適量を適当な場所に置いたり。

塗り付けたりするだけでよく、使用後の鋳片付けが簡単
であるなど、その取扱いが簡便にできるという効果が得
られる。

特　　許　　出　　願　　人岡　　本　　　　　武

Claims

【特許請求の範囲】

１）有機りん剤等の殺虫剤を食物に混合してなるゴキブ
リ殺虫餌。