JPS62208873A - フエノ−ル樹脂多孔質弾性砥石の製造方法 - Google Patents

フエノ−ル樹脂多孔質弾性砥石の製造方法

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JPS62208873A
JPS62208873A JP4736386A JP4736386A JPS62208873A JP S62208873 A JPS62208873 A JP S62208873A JP 4736386 A JP4736386 A JP 4736386A JP 4736386 A JP4736386 A JP 4736386A JP S62208873 A JPS62208873 A JP S62208873A
Authority
JP
Japan
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agent
phenolic resin
foaming
hardening
foam
Prior art date
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Pending
Application number
JP4736386A
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English (en)
Inventor
Masaaki Ogiwara
荻原 正昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Highpolymer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属、ガラス、合成樹脂、皮革などの研削及
び研摩に用いられる多孔質弾性砥石、特に切屑による仕
上面の損傷や目詰りが無く、切削、研摩時の摩擦熱の容
易な逸散による過熱防止効果にすぐれ、且つ曲面研磨も
可能なフェノール樹脂多孔質弾性砥石の製造方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
レゾール型フェノール樹脂に各種配合剤を加えて、均一
、ち密な発泡硬化物を得るためには、短時間で均一な混
合状態にする必要がある。そのため、ホモミキサー等の
高速回転式攪拌機が用いられているが、それは攪拌時に
空気を捲き込み、それが原因で発泡体中にエアボイドが
発生し、フェノール樹脂多孔質弾性砥石の切削、研磨特
性を低下させる一因となっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、短時間でエアボイドの無い発泡体を得る
べく、種々の混合攪拌方法につき検討した結果、本発明
方法に到達した。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本発明のフェノール樹脂多孔質弾性砥石の製造方
法は、レゾール型フェノール樹脂、発泡剤、整泡剤、酸
硬化剤及び砥粒を、往復反転式攪拌にて混合した後、発
泡硬化させることによって、短時間でエアボイドの無い
発泡体を得ることを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明において用いられるレゾール型フェノール樹脂は
、フェノール類1モルに対しアルデヒド類1.5〜3.
0モルを、アルカリ金属又はアルカリ土類金属触媒の存
在下、60〜1oo℃好ましくは70〜90’Cで、1
〜7時間好ましくは2〜5時間反応させた後、無機又は
有機の酸によりpH6,0〜8.0に中和させるか又は
中和させることなく、減圧脱水することにより得られる
。その重量平均分子量は約300〜8001粘度は1,
000〜8 、000センチボイズ/25℃、含有水分
は15重量%以下である。
フェノール類に対するアルデヒド類のモル比が1.5モ
ルより小さい場合には発泡硬化が不充分となり、また3
、0モルより大きい場合には樹脂中の残留ホルムアルデ
ヒドが多くなり発泡不良を起すので好ましくない。また
、粘度が1,000センチボイズより小さいときは、硬
化する前に均一に分散した砥粒が沈降する難点があり、
8.000センチポイズより大きくなると砥粒を配合し
たときの粘度が高すぎて、均一な混合状態を得ることが
困難となる。さらに、過剰の水分の存在もやはり硬化不
良の原因となるので好ましくない。
本発明のレゾール型フェノール樹脂の製造に使用される
フェノール類としては、フェノール、クレゾール、キシ
レール等の一般にフェノール樹脂製造に用いられている
1価のフェノール類が挙げられるが、その中でフェノー
ル、m−クレゾールが特に好ましい。これらは単独もし
くは併用してもよ(、更に0−クレゾール、p−クレゾ
ールおよびビスフェノール等を少量配合して使用するこ
ともできる。
フェノール類との反応に使用されるアルデヒド類として
は、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリオ
キサン、ポリオキシメチレン等が好適である。
本発明で用いられる発泡剤の例としては、ペンタン、塩
化メチレン、トリクロロフルオロメタン、テトラフルオ
ロメタン、1.1.2−1−リクロロー1.2.2− 
トリフルオロエタンなどの易揮発性有機液体が挙げられ
る。勿論、これらは混合物として用いることも出来る。
その使用量はフェノール樹脂100重量部に対し5乃至
20重量部の範囲で使用するのが好ましい。
本発明で用いられる整泡剤としては、シリコーンエチレ
ンオキシド・プロピレンオキシド共重合体、アルコキシ
シラン、ポリシリルホスホネート等のシリコン系界面活
性剤、ソルビタン、アルキルフェノール、ヒマシ油など
のポリオキシアルキレン付加物等の界面活性剤が挙げら
れる。これらは混合して使用することもできる。その使
用量は、フェノール樹脂100重量部に対し1乃至10
重量部の範囲が好ましい。
本発明で用いられる酸硬化剤としては、硫酸、りん酸等
の無機酸、パラトルエンスルホン酸、キシレンスルホン
酸、ノボラック型フェノール樹脂の硫酸化物等の有機酸
あるいはこれらの混合物が挙げられる。これらはフェノ
ール樹脂100重量部に対し5乃至20重量部の範囲で
好適に使用される。
本発明で使用される砥粒としては、一般に使用されてい
る砥粒であれば何でもよいが、例えばアルミナ、炭化珪
素、酸化クロム、ダイヤモンド、金剛砂、水晶、エメリ
ー、ザクロ石、炭化硼素、金属粉、金属酸化物、ガラス
粉などが挙げられる。
その配合量はフェノール樹脂100重量部に対し30乃
至200重量部の範囲が好ましい。
以上のような配合剤を混合した配合物は、互に性状が異
なり必ずしも相互溶解性があるわけではないので、短時
間で均一混合し、しかも空気を捲き込ませないような方
式としては、攪拌軸を中心に液が下降し、容器壁にそっ
て液が上昇するような上下流を作り、且つ一定方向の渦
巻流を作らない往復反転式攪拌を行なうことが最も有効
である(第1図参照)。
上記の如き上下流を起すための回転翼としては、回転方
向に対し下方に傾斜した翼面を有するものがよく、往復
反転運動の必然性から、三角翼となり45°の傾斜角を
有するものが一般的である(第2図参照)。
反転角度としては、−翼回転角度として0〜180°の
間で意味があるが、通常90°反転で充分な攪拌効率が
発揮される。反転サイクルは毎分30〜600回転が好
ましい。
本発明における発泡硬化は、型枠中で室温乃至100℃
で実施される。その後、100〜150°Cで1〜10
時間加熱乾燥される。
(実施例〕 以下、本発明につき実施例を用いて具体的に説明する。
実施例 内径15cm、深さ20cmのポリエチレン製ビーカー
に、底面より3 cmと7 cmの位置になるように、
下方45°傾斜翼長12C11の三角翼を90°に交わ
らせてセントする。
重量平均分子量450、粘度2,500七ンチボイズ/
25℃のレゾール型フェノール樹脂1,500 g。
フロンR−113150g、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノパルミテー) (Tween #40)  5
0g、37%塩酸150g、1 、000メソシユの炭
化珪素1,500 gを前記ビーカーに加え、毎分20
0サイクルで60秒間反転攪拌し、均一混合した。
次いで、内容物を巾50cm、長さ25 c@ 、 筋
さ8crQの枠に流し込み、80°Cのオープン中にて
発泡硬化させた後、150 ’Cで3時間加熱した。
得られた多孔質弾性砥石は、嵩密度520kg/n?で
、砥粒分布は均一であり、エアボイドのない均一ち田な
組織をもっていた。
〔発明の効果〕
本発明の方法によって、ホモミキサーやスクリューミキ
サー等の高速攪拌混合方式では空気の捲き込みの為に避
けられなかったエアボイドを、往復反転式攪拌を適用す
ることにより発生を防止出来、切削、研磨特性並びに耐
湿、耐水、耐熱特性にも優れたフェノール樹脂多孔質弾
性砥石が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の混合攪拌装置の断面図であり、第2
図は本発明の往復反転式攪拌装置に用いる回転翼の1例
である。 1・・・ポリエチレン製容器、2・・・攪拌棒、3・・
・上段の三角翼、4・・・下段の三角翼。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レゾール型フェノール樹脂、発泡剤、整泡剤、酸硬化剤
    及び砥粒を、往復反転式攪拌により混合した後、発泡硬
    化させることを特徴とするフェノール樹脂多孔質弾性砥
    石の製造方法。
JP4736386A 1986-03-06 1986-03-06 フエノ−ル樹脂多孔質弾性砥石の製造方法 Pending JPS62208873A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2688211A1 (fr) * 1992-03-08 1993-09-10 Veitscher Magnesitwerke Ag Agent liant et plastifiant pour la fabrication des materiaux a base de carbone, ceramiques, refractaires et materiau realise avec cet agent.
JP2000281773A (ja) * 1999-03-31 2000-10-10 Mitsubishi Gas Chem Co Inc ポリフェニレンエーテルの析出方法
JP2010531212A (ja) * 2007-06-04 2010-09-24 ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・バイオプロセス・コーポレイション 容器の内容物を混合するための装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831026B2 (ja) * 1979-04-06 1983-07-02 富士通株式会社 帳票デ−タ処理方式
JPS58223565A (ja) * 1982-06-16 1983-12-26 Nippon Tokushu Kento Kk レジノイド砥石の製造方法

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